JPH08174352A - カルダン継手の組付方法 - Google Patents

カルダン継手の組付方法

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JPH08174352A
JPH08174352A JP6334886A JP33488694A JPH08174352A JP H08174352 A JPH08174352 A JP H08174352A JP 6334886 A JP6334886 A JP 6334886A JP 33488694 A JP33488694 A JP 33488694A JP H08174352 A JPH08174352 A JP H08174352A
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press
fitting
bearing cup
bearing
shaft
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裕 木ノ本
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    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カルダン継手における軸受カップの組付精度
を高める。 【構成】 内周部にニードル20を備えた軸受カップ1
4を、ヨークの各軸受孔にそれぞれ圧入することによっ
て各シャフト12a端部に被着する軸受カップ圧入工程
において、軸受カップ14の圧入を完了する前に、カッ
プ圧入力を減少させる工程を少なくとも1回行うことに
よってニードル20の傾きを矯正して、組付け精度の向
上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カルダン継手のヨー
クにスパイダーシャフトを組付ける組付方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図8は特開昭63−20093
2号公報に記載されている従来のカルダン継手の組付装
置を示す断面側面図である。この装置は、カルダン継手
のスパイダーシャフトをヨークに組付けるものであり、
ヨークを位置決めして載せるワーク台1と、このワーク
台1上に載置されたヨーク2の二股状のアームに形成さ
れた軸受孔2aに嵌挿されるスパイダーシャフト3の同
一軸線上に位置する2本のシャフトのうち、一方のシャ
フトに被着されるように前記軸受孔2aに軸受カップ4
を圧入する第1圧入ユニット5と、他方のシャフトに被
着されるように他方の軸受孔に軸受カップ4を圧入する
第2圧入ユニット6とを備えている。また、前記スパイ
ダーシャフト3の位置決めを行うとともに少なくとも前
記第1圧入ユニット5による圧入時にスパイダーシャフ
ト3に加わる負荷を受けるスパイダーシャフト受け治具
7と、軸受カップ4の圧入時に各部品の加工誤差を吸収
するとともに、それぞれ別個にスライドして前記ヨーク
2に当接し、圧入時にヨーク2に加わる負荷を受けるヨ
ーク受け治具8と、前記スパイダーシャフト受け治具7
とヨーク受け治具8とにそれぞれ加わる負荷を受け、か
つ上下方向にスライド可能に設けられた昇降基台9とを
備えている。
【0003】この従来のカルダン継手の組付装置におい
ては、ワーク台1上にヨーク2を、該ヨーク2の中心線
をワーク台1の中心線に位置合わせして載置し、このヨ
ーク2の軸受孔2aに嵌挿してスパイダーシャフト3を
仮支持させて配置する。次に、昇降基台9を下降させる
とスパイダーシャフト受け治具7により前記スパイダー
シャフト3の位置が正しい位置に修正されるとともに、
ヨーク受け治具8がヨーク2の両アームの内側にそれぞ
れ当接し、かつスパイダーシャフト受け治具7が十字形
のスパイダーシャフト2の直角方向の側面に当接して、
それぞれ圧入シリンダによる圧入時の側方からの負荷を
受圧可能に配設されている。
【0004】そして、先ず第1圧入ユニット5により、
スパイダーシャフト3の一端側が嵌挿されているヨーク
2の軸受孔2aに、内周部にニードル10を配置した軸
受カップ4を、該軸受カップ4の内底部がスパイダーシ
ャフト3の先端面に当接するまで押圧するとともに、該
軸受カップ4の外周面を軸受孔2aの内周面に圧着させ
る。そして、同様に他方の軸受孔2aに軸受カップ4を
圧入して組付けが完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の組付装置によってカルダン継手の組付けを行った場合
には、最終工程である軸受カップ圧入工程において、軸
受カップ4の内周部に、この軸受カップ4の軸芯と平行
に配設されている多数の軸受用のニードル10が、軸受
カップ4内に嵌入するスパイダーシャフト3との接触す
るため、圧入時に組付け部品であるヨーク2,スパイダ
シャフト3あるいは軸受カップ4が正規の位置にあれば
よいが、これらの位置関係がずれている場合(特にヨー
ク2がワーク台1に正しく当たっていない場合)には、
軸受カップ4の圧入方向がスパイダシャフト3の軸線方
向からずれてしまい、その結果、ニードル10が傾いて
しまう虞があった。(図9参照)。
【0006】また、軸受カップ4内のニードル10が傾
いたまま圧入が行われると、圧入抵抗が大きくなるた
め、圧入量が不足して軸受カップ4の内底面とスパイダ
ーシャフト3の端面との間にガタが発生したり、あるい
はニードル10がスパイダシャフト3と軸受カップ4と
の間に噛み込んで、ニードル10がスムーズに回転しな
くなり、継手の動きがスムーズにいかなくなるという問
題点があった。
【0007】この発明は、上記の事情に鑑みなされたも
ので、軸受カップ圧入時に軸受用のニードルの傾きを防
止して組付けることのできるカルダン継手の組付方法を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段としてこの発明の組付方法は、十字形のスパイ
ダーシャフトのうち同軸上の2つのシャフト端部をヨー
クの一対のアームに形成された軸受孔にそれぞれ嵌挿し
て取付けるシャフト取付工程と、このシャフト取付工程
の後に、内周部にニードルベアリングを備えた軸受カッ
プを、前記各軸受孔にそれぞれ圧入することによって前
記各シャフト端部に被着する軸受カップ圧入工程とを含
むカルダン継手の組付方法において、前記軸受カップ圧
入工程において、カップの圧入を完了する前に、カップ
圧入力を減少させる工程を少なくとも1回行うことを特
徴としている。
【0009】
【作用】この発明のカルダン継手の組付方法において
は、ヨークにスパイダーシャフトを取付けた後に行う軸
受カップ圧入工程において、軸受孔に圧入する軸受カッ
プの圧入力を減少させる工程を少なくとも1回行うこと
によって、圧入時の歪みが解消し、ニードルベアリング
の傾いたニードルが軸受カップの軸芯と平行となるよう
に矯正され、軸受カップのその後の圧入が無理なくでき
るようになる。また組付完了後の軸受カップとスパイダ
ーシャフト間の相対的な動きが円滑となる。
【0010】
【実施例】以下、この発明のカルダン継手の組付方法の
一実施例を、図1ないし図7に基づいて説明する。
【0011】図1は、この発明のカルダン継手の組付方
法のうちの軸受カップの圧入工程の一部を示したもの
で、この組付方法を実施するのに使用する組付装置は、
カルダン継手の二股状のアーム11a,11aを一端側
に備えたヨーク11と、十字形のスパイダーシャフト1
2とを組付ける装置であり、前記ヨーク11をその他端
側のいんろう継手部もしくはフランジ部を芯出しして固
定するワーク台13と、このワーク台13上に固定した
ヨーク11の図1において左側のアーム11aに設けら
れた軸受孔11bに軸受カップ14を、サーボモータで
ラム15aを前進させて圧入する第1圧入機15と、同
様に右側のアーム11aの軸受孔11bに軸受カップ1
4を、サーボモータでラム16aを前進させて圧入する
第2圧入機16とを備えている。
【0012】また、軸受カップ14の圧入を行う際に各
アーム11aの上部内側に係合させてヨーク11の変形
を防ぐヨーク受け治具17,17と、下向きに突出した
4本の爪18aを、水平に支持されたスパイダーシャフ
ト12の4本のシャフト12aの根本にそれぞれ嵌合さ
せることによって、このスパイダーシャフト12を芯出
しするとともに、この芯出しした状態に保持するスパイ
ダーシャフト保持治具18と、軸受カップ14の圧入時
に、この軸受カップ14の底部に当接して押される前記
スパイダーシャフト保持治具18の変位量からスパイダ
ーシャフト12等の弾性変形荷重を検出する歪みゲージ
19とを備えており、この歪みゲージ19とスパイダー
シャフト保持治具18とは一体に昇降するように構成さ
れている。なお、前記軸受カップ14の外周には、抜け
止め兼位置決め用のスナップリング装着用の周溝14a
が形成されている。また、軸受カップ14の内周部に
は、ニードルベアリング20が配設されていて、スパイ
ダーシャフト12の各端部側を回動可能かつ軸方向に所
定量スライド可能に保持されるようになっている。また
軸受カップ14の内底部には、前記スパイダーシャフト
12の端面との間に挟圧されて所定の回動抵抗を発生す
る弾性体である円板状の樹脂スペーサ21が、接着剤等
により保持されている。
【0013】次に、上記のように構成されるカルダン継
手を組み立てる場合について、図1ないし図7を参照し
て説明する。
【0014】図1は、軸受カップ圧入工程のうちの仮圧
入工程を示すもので、組付装置のワーク台13上にヨー
ク11を載置してチャックすると、ヨーク11は自動的
に調心されて固定される。この固定されたヨーク11の
一対のアーム11a,11aの各軸受孔11bに、スパ
イダーシャフト12の同軸上の2本のシャフト12a,
12aを嵌挿するとともに、前記各軸受孔11bに対し
て、アーム11a,11aの外側から軸受カップ14
を、そのカップ開口側を挿入して孔内のシャフト12a
の端部の外周に係合・被着させる。
【0015】そして次に、ヨーク保持治具17,17に
よって、ヨーク11のアーム11a,11aの上端内側
に係合させた後、歪みゲージ19とスパイダーシャフト
保持治具18とを下降させると、4本の爪18aの間に
各シャフト12aが嵌挿されることによってスパイダー
シャフト12が自動的に調心されるとともに、調心され
た状態に保持される。この状態において、第1圧入機1
5と第2圧入機16を移動させてラム15a,16a
を、その中心線CLが、圧入を行う軸受カップ14,1
4の中心線の延長線上に位置するようにセットした後、
先ず、軸受カップ14の仮圧入工程を行う。
【0016】この仮圧入工程は、第1圧入機15と第2
圧入機16とを同時に作動させて、軸受カップ14を各
軸受孔11bにそれぞれ所定量圧入する。この仮圧入工
程は、圧入量を各シャフト12aの先端面が軸受カップ
14の底部の樹脂スペーサ21に接触しない位置までと
することによって、圧入停止精度を考慮せずに第1,第
2の両圧入機を早送り可能として、サイクルタイムの短
縮を図るために行う工程である。
【0017】そして、この仮圧入工程においては、第1
圧入機15と第2圧入機16とを交互に作動させて、一
方のラム15aを前進させて圧入させる際には、他方の
ラム16aがバックアップするようにして軸受カップ1
4を各軸受孔11bに圧入する。また、一方の第1圧入
機15によって、左側の軸受カップ14を圧入する途中
で、シャフト12aの先端が、軸受カップ14内の樹脂
スペーサ21の表面に当接する前に、少なくとも1回は
ラム15aの前進を止め(図2において矢印)、この
ラム15aを若干後退させ(図2において矢印)、そ
の後、再びラム15aを前進させる圧入力減少操作を行
わせる。
【0018】このように、圧入途中でラム15を後退さ
せるのは、軸受カップ14内に配設されているニードル
20,ヨーク11,スパイダシャフト12および軸受カ
ップ14等の部品がそれぞれが正規の位置関係にある時
に最も安定するため、圧入力により各ニードル20が平
行になろうとするのを利用して、ニードル20のずれや
傾きを修正するものである。すなわち、圧入途中におい
て各部材が正規の位置に復帰しようとする力は圧入力に
よって生じるが、前記ヨーク11,スパイダシャフト1
2および軸受カップ14のどれかが位置ずれした状態の
まま圧入を続けると、これら部品間の摩擦抵抗が大きく
なって、各部品が正規の位置に復帰しようとする力が打
ち消されてしまうため、正規の位置に戻らなくなる虞が
あり、そこで、この仮圧入工程の途中において、圧入力
を一旦減少させることによって、各部品を正規の位置へ
復帰させて、軸受カップ14内のニードル20のずれや
傾きを修正している。
【0019】したがって、第2圧入機16によって右側
の軸受カップ14を圧入する際にも、同様に、圧入途中
で少なくとも1回はラム16aを後退させて圧入力を減
少させる工程を挟んで圧入を行う。また、この圧入工程
においてラムを一時的に後退させて圧入力を減少させる
回数は1回以上何回行ってもよい。したがって、この圧
入工程において、例えばラム15を1mm前進と0.5mm
後退とを交互に繰り返し行って、ラム15のストローク
量が所定値になるまで行えば、軸受カップ14を円滑か
つ正確に圧入することができる。
【0020】すなわち、矢印まで圧入した段階で、軸
受カップ14内のニードル20がシャフト12aとの接
触抵抗によって仮に傾いたとしても、ラム15aが矢印
のように一旦後退することによって、圧入力が減少し
た際に、ニードル20が傾いていたとしても正常な状態
に自動的に復帰する。したがって、再びラム15aを矢
印まで前進させることによって、この軸受カップ14
が、ニードル20が正常な状態に圧入され、シャフト1
2aの先端に被着される。
【0021】また図4および図5は、次ぎの軸受カップ
14の本圧入工程を示すもので、先ず図4に示すように
第1圧入機15によって、左側の軸受カップ14の本圧
入を行い、樹脂スペーサ21の表面にシャフト12aの
端面が接触した状態からさらに一定量(xmm)ストロー
クさせると、対向する右側の軸受カップ14内のシャフ
ト12aと樹脂スペーサ21との間に隙間があるため、
押されたシャフト12aは図において右方向に移動す
る。
【0022】このとき、左側の軸受カップ14内の樹脂
スペーサ21とシャフト12aとの接触は、スパイダー
シャフト保持治具18に付けられた歪みゲージ19の出
力より検出することができる。すなわち、ヨーク11の
中心とスパイダーシャフトの中心とが芯合わせされた状
態でセンサ出力をゼロに調整しておき、このセンサ出力
がゼロからプラスに転じた点を、シャフト12aと樹脂
スペーサ21の接触点とする。また、接触点からのスト
ローク量(xmm)は、樹脂スペーサ21の圧縮量(予め
設定しておく)と等しく、また、この樹脂スペーサ21
の圧縮量は、樹脂スペーサ21にシャフト12aの端面
を圧接させることにより発生するシャフト12aの回動
抵抗を設定トルクとすると、設定トルク×α(α:樹脂
スペーサの特性で決まる係数)の式で求められる。
【0023】次に、図5に示すように第2圧入機16に
よって右側の軸受カップ14の本圧入を行うのと同時
に、右方向に変位したシャフト12aを左方向へ押し戻
してスパイダーシャフト12の調心を行う。
【0024】この調心の方法は、スパイダーシャフト保
持治具18に付けられた歪みゲージ19の出力が、プラ
ス側からゼロに戻るように前記右側の軸受カップ14の
圧入を行うことによって達成される。すなわち、両端に
軸受カップ14,14が被着されたスパイダーシャフト
12は、両軸受カップ14,14内の樹脂スペーサ2
1,21の弾性力よって両端から等しい力で押されて位
置決めされるため、両方の軸受カップ14,14の圧入
力、すなわち樹脂スペーサ21,21のそれぞれの圧縮
力を等しくすることによって自動的に調心されて、圧入
前の同心状態が復元される。そして、調心後にヨーク保
持治具17およびスパイダーシャフト保持治具18等を
外した後も、スパイダーシャフト12の中心とヨーク1
1の中心とが芯ずれを生じることはない。
【0025】また、図6および図7は、軸受カップ14
の圧入を完了した後にスナップリング22を装着する工
程を示すもので、軸受カップ14の圧入が完了した後、
両圧入機15,16の各ラム15a,16aをそれぞれ
後退させるとともに、ヨーク保持治具17およびスパイ
ダーシャフト保持治具18を上昇させ(図6参照)、そ
の後、スナップリング22を適宜の工具を用いて拡径支
持しながら、各軸受カップ14に形成された周溝14a
に装着して組付けを完了する。
【0026】なお、この実施例においては、軸受カップ
14内の底部に樹脂スペーサ21が設けられている場合
について説明したが、この樹脂スペーサ21が無いタイ
プの軸受カップの場合にもほぼ同様に実施することがで
きる。
【0027】また、上記実施例では、軸受カップ圧入工
程において、第1・第2圧入機15,16のラム15
a,16aを一旦後退させて圧入力を減少させる場合に
ついて説明したが、例えば圧入機が液体圧または気体圧
シリンダを有し、この液体圧もしくは気体圧によって圧
入が行われる場合には、この液体圧もしくは気体圧を一
旦減少させてあつにゅうりょくを減少させるようにして
も同様な作用効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】この発明のカルダン継手の組付方法は、
圧入工程で圧入力を減少させるので、内周部にニードル
を備えた軸受カップの圧入工程において、圧入を完了す
るまでに少なくとも1回は、カップ圧入力を減少させて
各部品の位置ずれ等を自己修正させるので、傾いたニー
ドル姿勢が矯正されて、圧入による軸受カップの高精度
の組付が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカルダン継手の組付方法の一実施例
における軸受カップの仮圧入工程を示す図である。
【図2】この実施例の仮圧入工程におけるカップ圧入力
を減少させる工程を示す軸受カップの断面側面図であ
る。
【図3】この実施例の仮圧入工程における軸受カップが
正常に組付けられた状態を示す軸受カップの断面側面図
である。
【図4】一方の軸受カップの本圧入工程を示す図であ
る。
【図5】他方の軸受カップの本圧入工程および芯出し工
程を示す図である。
【図6】圧入工程が終了した後、シャフト保持治具を上
昇させかつラムを後退させた状態を示す図である。
【図7】スナップリングの装着工程を示す図である。
【図8】従来のカルダン継手の組付装置の一例を示す断
面側面図である。
【図9】従来の組付方法によって組付けられた軸受カッ
プを示す断面側面図である。
【符号の説明】
11 ヨーク 11a アーム 12 スパイダーシャフト 12a 同軸状のシャフト 14 軸受カップ 15 第1圧入機 16 第2圧入機 20 ニードル 22 スナップリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 十字形のスパイダーシャフトのうち同軸
    上の2つのシャフト端部をヨークの一対のアームに形成
    された軸受孔にそれぞれ嵌挿して取付けるシャフト取付
    工程と、このシャフト取付工程の後に、内周部にニード
    ルベアリングを備えた軸受カップを、前記各軸受孔にそ
    れぞれ圧入することによって前記各シャフト端部に被着
    する軸受カップ圧入工程とを含むカルダン継手の組付方
    法において、 前記軸受カップ圧入工程において、カップの圧入を完了
    する前に、カップ圧入力を減少させる工程を少なくとも
    1回行うことを特徴とするカルダン継手の組付方法。
JP6334886A 1994-12-20 1994-12-20 カルダン継手の組付方法 Pending JPH08174352A (ja)

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