JPS6113127Y2 - - Google Patents

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JPS6113127Y2
JPS6113127Y2 JP17755880U JP17755880U JPS6113127Y2 JP S6113127 Y2 JPS6113127 Y2 JP S6113127Y2 JP 17755880 U JP17755880 U JP 17755880U JP 17755880 U JP17755880 U JP 17755880U JP S6113127 Y2 JPS6113127 Y2 JP S6113127Y2
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JP
Japan
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workpiece
drive roller
round bar
shaft
magnetic
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JP17755880U
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JPS57102420U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、被加工物である磁性材料の長軸丸
棒(以下ワークと云う)の曲り量を測定し、修正
する軸曲り修正機において、ワークを回転させつ
つ支持させる支持装置に関するものである。
一般に、軸曲り修正機(以下、本体と云う)で
は、ワークの両端を定位置で回転させながらワー
クの曲り量を近接測定して、その結果から所望の
修正加工が施されていた。この際上記ワークを回
転駆動するのは、ゴムローラを用い、このゴムロ
ーラをワークの上方より押圧させると共に、この
ローラを回転させることで生ずるローラとワーク
間の摩擦力により、ワークはローラに連動されて
回転力が伝達されていた。
しかしながら上記方式では、ワークに対して比
較的大きな押圧力を必要とし、かつその押圧のみ
摩擦力による回転力伝達方式であることから、ワ
ークの回転ムラが生じ易いという欠点がある。更
にワークに油類が付着している場合、上記方式で
は一段とワークに対するローラの押圧力を高める
必要がある。
このことから、上記高い押圧力は、長軸丸棒形
状のワークに対して悪影響を及ぼし、ワーク自体
の曲り量の測定が困難となり、後段の軸曲り修正
作業に支障をきたすという問題があつた。
そこでこの考案は、以上の点に鑑み成されたも
のであつて、すなわちこの考案の目的は、ワーク
を回転駆動させる駆動ローラからワークに与えら
れる圧力を極力軽減してワークに対する変形等の
悪影響を回避することでワーク自体の外形形状の
測定を容易とし、更には油類の付着したワークに
対してもこの駆動ローラにより安定して回転力が
ワークに伝達される様にすることでワークの回転
ムラを除去できるようにした支持装置を提供する
ことにある。
上記の目的を達成するための本考案の構成を、
図の実施例を参照して説明する。
すなわち、本考案は、磁性材料よりなる被加工
物である丸棒5を定位置で回転自在に支持し、こ
の丸棒5の中間部を該丸棒5の上方に昇降自在に
装備された軸曲り修正用ハンマー23によつて叩
打することにより丸棒5の軸方向の曲りを修正す
る軸曲り修正機における被加工物(丸棒)の支持
装置の構成を前提とする。しかして本考案は、上
記軸曲り修正機の支持装置において、定位置に近
接して回転自在に設けられ、上面に前記丸棒5が
載置される一対の基準ローラ7,7と、この基準
ローラ7,7の上部位置に外周の当接面を前記丸
棒5の外周面に当接させた状態で回転駆動自在に
設けられた磁力を有するマグネツト駆動ローラ1
と、上下に揺動操作自在に支持され先端には前記
駆動ローラ1が軸支される揺動アーム9と、を具
備したことを特徴としている。
上記の構成において、丸棒(ワーク)5を一対
の基準ローラ7,7上に載置し、揺動アーム9の
先端側を下降させてマグネツト駆動ローラ1を丸
棒5に当接させて、該駆動ローラ1を回動させ
る。すると、丸棒5が回動し、丸棒5の軸方向の
曲りか所が上方に突出した時に、ハンマー23を
下降させて上記の曲りか所を叩打することにより
丸棒5の曲りか所を真直ぐに修正する。
以下、図示の一実施例に基づいてこの考案を説
明する。
第1図は、この考案に係る支持装置を有する軸
曲り修正機を示す正面図、第2図はこの考案の要
部であるマグネツト駆動ローラ及びその周辺部の
斜視図、第3図は、第2図で要部を断面とした正
面図、第4図は、マグネツト駆動ローラとアーム
を示す側面図である。
図中1が本考案に係るマグネツト駆動ローラ
(以下、駆動ローラと云う)で、該駆動ローラ1
は駆動軸1bを回転中心とする円盤状とされ、そ
の外周面がワーク5の外周面と接触される当接面
2bとされており、この駆動ローラ1は磁化され
ている。
詳述すると、上記駆動ローラ1は、高透磁率材
料による1対の円板2,2と、円柱状の磁石3で
形成され、該磁石3は上記円板2,2で挾持され
た形で固着されている。この磁石3の直径は上記
円板2,2の直径より小さくなつており、これに
より、駆動ローラ1は、この円筒外周面に沿つて
溝1aが形成された形状とされ、すなわち略ボビ
ン状を成している。さらに、上記円板2,2の中
央には、駆動ローラ1の駆動軸1bを挿入固定す
るための挿入孔2a,2aが、又磁石3のこの挿
入孔2a,2aと対応する位置には貫通孔3aが
形成されている。
次に上記の様に構成された駆動ローラ1が装着
される軸曲り修正機(以下、本体と云う)につい
て説明する。
図中4が本体で、該本体4の基部4aには左右
両側に所定間隔を置いて、基台8,8が設けら
れ、該基台8,8には、ワーク5の両側を定位置
において回動自在として支持するための左右一対
ずつの測定基準ローラ7,7がそれぞれ同一水平
面上に位置するようにして軸支されている。
一方、第1図と第4図に示す様に、上部固定部
10には、エアシリンダ12が、そのエアシリン
ダの作動軸部12aを下方にした状態で取付具1
1を介して取付けられている。上記エアシリンダ
12の作動軸部12aはクランク16の回動先端
に接続され、該クランク16は横軸15に固着さ
れている。この横軸15はその両端が側部固定部
10aに回転自在として支持されており、この横
軸15には、該横軸15と一体に回動する連結支
持部14が通挿支持されている。上記連結支持部
14は前記基台8,8の各上方位置にそれぞれク
ランプ18に固定されて設けられ、各連結支持部
14,14の下端には揺動アーム9の基部が枢着
されており、この揺動アーム9の回動先端9aに
前述の本考案に係る駆動ローラ1が枢着されてい
る。さらに、上記揺動アーム9と前記連結支持部
14との接合部には、揺動アーム9の揺動方向を
規制するスプリング14aと調整ボルト14bが
取り付けらており、これにより揺動アーム9の先
端は上方向のみが自由とされ、下方向は連結支持
部14、すなわちエアシリンダ12に規制されて
いる。さらに一方の揺動アーム9の中央部には駆
動モータ13が取り付けられており、このモータ
13の回転軸は、駆動側プーリ19と、伝達ベル
ト21及び駆動ローラと一体のプーリ20を介し
て駆動ローラ1と連結されている。また、他方の
揺動アーム9の中央部には上記駆動モータ13と
略等しい重量のバランスウエイトWが取り付けら
れている。しかして、上記ワーク5の上方にはプ
レスシリンダ22と、該シリンダにより操作され
る軸曲り修正用ハンマー23が設けられている。
次に、上述した構成による軸曲り修正機の作用
を説明する。
まずエアシリンダ軸部12aが下方に伸長する
と、その先端の連結具12bよりクランク16に
対して第4図における時計回りの回転力が伝達さ
れることから、横軸15が回転する。この横軸1
5の回転により、軸部15に固定された連結支持
部14及び揺動アーム9が回動して、アーム9の
先端に位置する駆動ローラ1がワーク5に当接さ
れる。この当接状態から、さらにエアシリンダ1
2が横軸15を回転させると、駆動ローラ1は、
相対的にアーム9と連結支持部14との連結部を
中心として反時計まわりに回転することから、連
結支持部14とアーム9間に設けられたスプリン
グ14aは引張り力を受けることとなる。この引
張り力及びアーム9の自重を利用して、駆動ロー
ラ1より所定の僅かな下圧力がワーク5の上方よ
り加えられる。この状態に至ると、エアシリンダ
軸部12aの伸長は停止する。
こうして、ワーク5の一端は、この下方に平行
に軸支されている一対の基準ローラ7,7と、駆
動ローラ1に挾まれた状態となり、この状態にお
いて、駆動用モータ13を駆動すると、この駆動
力は、モータ側に装着された駆動側プーリ19と
駆動ローラ1の回転軸の外側端に装着されたプー
リ20及び両者に装着される駆動ベルト21を介
して駆動ローラ1に伝達される。
このとき、駆動ローラ1と当接されているワー
ク5は、駆動ローラの磁力により磁化され、この
両者間には第3図に示す様な磁力による閉ループ
が形成されるため、ワーク5は駆動ローラ1に強
力に吸引されることになる。従つて、ワーク5に
対して大きな押圧力を加えなくとも、その駆動ロ
ーラ1とワークとの間には大きな摩擦力が得ら
れ、ワーク5は駆動ローラ1に同期して確実に回
転されることになる。
この様にして回転力を受けるワーク5の外形形
状は、計画装置により近接測定されると共に、こ
の得られた情報は、任意の条件で処理されること
により本体4のプレスシリンダ22の動作条件が
決められて、このプレスシリンダ22に連結され
た軸曲り修正用ハンマー23が上下移動すること
でワーク5に修正加工が施される。
尚、逆に前記エアシリンダ軸部12aをエアシ
リンダ12に収納させると、上記と逆の動作が行
われ、アーム9の駆動ローラ1はワーク5より離
脱される。
以上説明したように、この考案によれば、回転
自在として保持されたワークの上方より磁力を有
する駆動ローラを当接させて、駆動ローラとワー
クとの接触圧力を、ワークへの押圧力と、この押
圧力と反対の方向に作用する磁力とにより得る構
成としたので、ワークに加えられる押圧力が小さ
くともワークを確実に回転操作するのに充分な摩
擦力が得られる効果がある。
また、ワークに対し過大な押圧力を加える必要
がないことから、ワークをその押圧力により変形
させるおそれがなく、従つて、ワークの回転中に
心振れを生ずることがなく、ワークの軸心を基準
とする軸曲りの測定とこれに基づく軸曲の修正を
正確に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る支持装置を有する軸
曲り修正機を示す正面図、第2図は、この考案の
要部であるマグネツト駆動ローラ及びその周辺部
の斜視図、第3図は、第2図で要部を断面とした
正面図、第4図は、マグネツト駆動ローラとアー
ムを示す側面図である。 1……マグネツト駆動ローラ、1b……駆動
軸、2b……当接面、5……被加工物である丸
棒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 磁性材料よりなる被加工物である丸棒5を定
    位置で回転自在に支持し、この丸棒5の中間部
    を該丸棒5の上方に昇降自在に装備された軸曲
    り修正用ハンマー23によつて叩打することに
    より丸棒5の軸方向の曲りを修正する軸曲り修
    正機における被加工物の支持装置において: 定位置に近接して回転自在に設けられ、上面
    に前記丸棒5が載置される一対の基準ローラ
    7,7と; この基準ローラ7,7の上部位置に、外周の
    当接面を前記丸棒5の外周面に当接させた状態
    で回転駆動自在に設けられた磁力を有するマグ
    ネツト駆動ローラ1と; 上下に揺動操作自在に支持され、先端には前
    記駆動ローラ1が軸支される揺動アーム9と; を具備したことを特徴とする軸曲り修正機にお
    ける被加工物の支持装置。 (2) 前記マグネツト駆動ローラは、高透磁率材料
    による2枚の円板と、該2枚の円板間に挾持固
    定される円柱状の磁石とで構成される実用新案
    登録請求の範囲第1項記載による軸曲り修正機
    における被加工物の支持装置。
JP17755880U 1980-12-12 1980-12-12 Expired JPS6113127Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17755880U JPS6113127Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17755880U JPS6113127Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12

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JPS57102420U JPS57102420U (ja) 1982-06-24
JPS6113127Y2 true JPS6113127Y2 (ja) 1986-04-23

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JP17755880U Expired JPS6113127Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12

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US8888670B2 (en) * 2011-10-14 2014-11-18 The Boeing Company Apparatus and method utilizing a magnetic force to apply a force to a material

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Publication number Publication date
JPS57102420U (ja) 1982-06-24

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