JPH0522883Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0522883Y2
JPH0522883Y2 JP13821486U JP13821486U JPH0522883Y2 JP H0522883 Y2 JPH0522883 Y2 JP H0522883Y2 JP 13821486 U JP13821486 U JP 13821486U JP 13821486 U JP13821486 U JP 13821486U JP H0522883 Y2 JPH0522883 Y2 JP H0522883Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
cable
connecting rod
extra length
optical fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13821486U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6343105U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13821486U priority Critical patent/JPH0522883Y2/ja
Publication of JPS6343105U publication Critical patent/JPS6343105U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0522883Y2 publication Critical patent/JPH0522883Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主として光フアイバケーブル(以
下ではこれを単に光ケーブルという)の接続部を
包囲保護するクロージヤ、詳しくは、光フアイバ
の余長収納構造に工夫を凝らしたクロージヤに関
する。
〔従来の技術〕
周知の光フアイバケーブル用クロージヤの1例
を第6図乃至第10図に示す。第6図乃至第8図
の符号31は円筒形の金属スリーブ、32は、
各々が中心にケーブル挿入穴を有する外部端面板
32aと内部端面板32bを組合せたスリーブ端
の封鎖用端面板、33は内外の端面板とスリーブ
との間に挿入する気密保持用のOリング、34は
ケーブル外被上に取付けて中央のフランジを内外
の端面板間に挾み込むゴムブツシング、35はケ
ーブル外被の把持金具、36は対の金具35の連
結具としても使用する光フアイバ心線の余長収納
シエルであつて、半円筒形の上部シエル36aと
下部シエル36bから成る。
37は、下部シエル36bにねじ止めされて光
ケーブル相互のテンシヨンメンバを引留める固定
金具、38は光フアイバの余長処理に使うプラス
チツクフイルム製の余長収納シートで、接続部の
両側に付す光フアイバの余長部は、第9図に示す
ように、光フアイバFをループにしてこのシート
に挾み込み、次に、余長収納シートと一緒に円筒
状に丸めて、第10図に示すように、上下の収納
シエル36a,36bが作り出した空間内に収納
される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上の如く構成された従来のクロージヤは、円
筒形のスリーブを、予めケーブル外周に通してお
き、ケーブルの接続終了後、接続部の外周に移動
させて組立てる必要があり、狭所での作業が困難
になる欠点があつた。
また、外被把持部を余長収納シエル36にねじ
止めする作業も、位置決めに細心の注意を払う必
要があるため、環境条件の悪い場所での組立作業
を困難にする原因となり、なおかつ、シエル36
が把持金具の連結に必要な強度を必要とするた
め、軽量化にも限界があつた。
さらに、シエル36が光フアイバ余長収納部の
全体を覆うため、余長収納状態が確認できず、光
フアイバに無理な外力の加わる可能性が大であつ
た。
なお、スリーブの組立性の問題は、半円筒体の
2個を、突き合わせ面間にシール材を介して着脱
自在に対向接続したスリーブを採用し、さらに、
端面板も、望ましくは周方向に2分割可能なゴム
端面板を使つて分割体の突き合わせ面間と端面板
の内周部、外周面に気密保持用のシールリング層
を設ける構造とすることによつて解決し得る。
この考案は、かかるスリーブを使つて上述した
問題の全てを解決することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕 この考案は、先の目的を達成するため、半円筒
体の2個を着脱自在に対向接続したスリーブと、
その両端に気密に取付けるケーブル挿入穴の付い
たゴム製端面板とを主たる構成要素として組立性
を向上させたクロージヤにおいて、スリーブ内に
設ける一対のケーブル外被把持金具を、スリーブ
の軸心と平行で各々が把持金具の両側部に個別に
つながれる2本の連結棒により機械的に連結し、
さらに、連結棒の中央部には、ケーブル内空間の
中心部に配置されるテンシヨンメンバ固定金具を
支持すると共に、その金具よりも両端寄りの両側
縁部には中心軸対称の切欠きを備えた外径がスリ
ーブ内径よりも小さな半円筒形の余長収納シエル
を垂下して取付けた。
また、上記の切欠きに対応した個所で、連結棒
には、両側縁に連結棒への係止突起を備える薄い
半円状のばね性のある余長ガイドを余長収納シー
トの浮き上り防止材として上側に突出して取付け
た。
以上の構成とすれば、スリーブをケーブルの接
続後に取付けられるのは勿論、連結棒にケーブル
外被把持金具の連結強度を持たせているので、余
長収納シエルへの外被把持金具のねじ止めも不要
になり、狭所での作業性が一層改善され、余長収
納シエルの軽量化も実現できる。
また、光フアイバの余長部は、余長収納シエル
と余長ガイドとの間に生じる円空間内に収納する
が、余長ガイドの連結棒への取付けはばね性を利
用して両側を係止させるだけでよく、しかも、余
長ガイドはシエルの切欠きに対応した一部にのみ
存在するため、余長収納状態の確認も可能にな
る。従つて、作業環境の悪い場所での組立性がよ
り良くなるし、光フアイバに無理な外力が加えら
れるといつた事態も回避できる。
〔実施例〕
第1図乃至第5図に、この考案の実施例を示
す。
第1図乃至第4図の1は、ケーブル接続部を覆
うスリーブで、プラスチツク製半円筒体1a,1
bを円筒状に対向接続して形成される。なお、各
半円筒体は、外面が補強板5に補強された接続用
フランジ2とシール材挿入溝3及び端面板取付溝
4を有する。
6は、スリーブの端面に設けられた上記取付溝
4に取付けるゴム製端面板である。この端面板
は、周方向に2分割した部材を第3図の締付環7
とボルト8によつて一体的に結合したものであ
り、中心の穴にはシーリングワツシヤ9を外被し
たケーブルAが通される。また、各分割部材の接
合面と外周面に形成した溝内には粘着性シーリン
グ剤が充填され、内周面にはケーブル外被上に巻
回した粘着性のあるシーリング材層10が密着せ
しめられる。
上記端面板6をケーブル外被上に取付けた後、
溝3にシール材11を嵌めたスリーブ1を端面板
を包み込むようにしてケーブル接続部に取付け、
対の半円筒体のフランジ2をボルト8′により締
付けると、気密性の充分に確保された接続部が完
成する。但し、その前に、光ケーブルの接続、接
続点の両側に付す光フアイバ心線の余長処理が以
下のようにして実施される。
即ち、光ケーブルの接続は、スリーブ内に収納
されるケーブル端の外被上に、内部把持金具12
aと外部把持金具12bから成るケーブル把持金
具12をボルト止めして取付ける工程(このと
き、金具12に連結補助板13も固定する)、連
結補助板13を介して金具12の両側に2本の平
行な連結棒14をボルト止めし、対の金具12,
12を相互に連結する工程、接続部の中心に配置
されるテンシヨンメンバ固定金具15に、接続ケ
ーブルの端末部に口出しした図示しないテンシヨ
ンメンバを引留める工程、光フアイバ心線の接続
工程を経て完了する。
一方、光フアイバ心線の余長処理は、余長収納
シエル16と余長ガイド17を利用して行われ
る。
余長収納シエルは、外径がスリーブ1の内径よ
りも小さな半円筒状であつて、第5図に示すよう
に、連結棒14の中央部に垂下してビス止めされ
ている。上記テンシヨンメンバ固定金具15は、
このシエルの中間点にビス止めして支持され、ま
た、固定金具15の周囲におけるシエル内面に
は、光フアイバ接続部の収納ホルダ18が取付け
られている。さらに、シエル16の両側縁には、
固定金具15よりも両端に寄つた位置に所定長さ
の切欠き19がシエルの中心軸を基準にして対称
に設けられている。この切欠きは、シエルの両側
縁部に添わせて固定した連結棒14の下面とシエ
ルとの間に第5図の隙間20を生じさせる目的で
設けたものであり、その切欠きに対応した部分に
おいて、連結棒14には、薄いプラスチツク材等
によつて形成されたばね弾性のある半円状余長ガ
イド17が上方に突出して抜け止め状態に、即
ち、両側縁部に設けた係止突起21を、隙間20
に挿入して連結棒14の下面に係止させ、かつ、
その係止状態を外側に開こうとするばね弾性を利
用して維持するように取付けられる。
ここで、上記余長ガイド17は、光フアイバの
余長部を包み込む余長収納シートの浮き上りを防
止するために設けたものである。即ち、接続部の
両側に付す光フアイバの余長部は、第9図で説明
した従来法によつて処理した後、余長収納シート
22(これは第9図の38のシートと同じもので
よい)と共に従来同様円筒状に丸め、第1図及び
第2図に鎖線で示したように、余長収納シエル1
6内に収納するが、このとき、ガイド17が無い
と、円筒状にした余長収納シートの上半分が拘束
されないので、そのシートが光フアイバ或いは自
身の復元弾性により浮き上つて巻戻されてしま
う。ガイド17は、その防止に有効なものであ
る。
なお、第1図、第3図の23はガスバルブ、第
3図の24はアースボルトを示している。
〔効果〕
以上述べたように、この考案によれば、半割り
可能なスリーブを採用したクロージヤにおいて、
対のケーブル把持金具を2本の連結棒で連結し、
さらに、この連結棒には半円筒状の余長収納シエ
ルと、ばね弾性を利用して上記シエルの切欠に対
応した個所に両側縁の突起を係止させる半円状の
余長ガイドを取付け、このガイドと余長収納シエ
ルとの間に形成される円空間内に余長収納シート
で挾んでシートと共に円筒状に丸めた光フアイバ
の余長部を拘束状態に収納するようにしたので、
狭所においてもクロージヤの組立が容易に行え、
また、ケーブル把持金具の連結強度を連結棒に持
たせたことにより、余長収納シエルの薄肉化を計
つて、クロージヤの軽量化、コスト削減を実現す
ることができ、さらに、余長ガイドが間歇的に取
付けられているため、フアイバ余長部の収納状態
を充分に確認して、処理状態、収納位置等をフア
イバに無理な外力の加わらない状態、位置に修正
することができると云う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案のクロージヤの一実施例を
示す一部破断平面図、第2図は、その一部破断正
面図、第3図は側面図、第4図は、第1図のX−
X線に沿つた断面図、第5図は、連結棒とケーブ
ル外被把持金具を含めた余長処理部材の斜視図、
第6図は従来のクロージヤの正面視断面図、第7
図はそのY−Y線に、第8図はZ−Z線に沿つた
断面図、第9図は余長収納シートによる光フアイ
バ余長部の包み込み状態を示す図、第10図は、
それを円筒状に丸めて従来クロージヤの余長収納
シエルに収めた状態の断面図である。 1……スリーブ、5……補強板、6……ゴム製
端面板、7……締付環、8,8′……ボルト、9
……シーリングワツシヤ、11……シール材、1
2……ケーブル把持金具、14……連結棒、15
……テンシヨンメンバ固定金具、16……余長収
納シエル、17……余長ガイド、18……光フア
イバ接続部の収納ホルダ、19……切欠き、20
……隙間、21……係止突起、22……余長収納
シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半円筒体の2個を着脱自在に対向接続したスリ
    ーブとその両端に気密に取付けるケーブル挿入穴
    を有したゴム端面板とを主たる構成要素としたク
    ロージヤにおいて、スリーブ内に設ける一対のケ
    ーブル外被把持金具を、スリーブの軸心と平行で
    各々が把持金具の両側部に個別につながれる2本
    の連結棒で連結し、連結棒の中央部には、ケーブ
    ル接続部の中心に配置されるテンシヨンメンバ固
    定金具を支持し、かつその金具よりも両端寄りの
    両側縁部には中心軸対称の切欠きを備えた外径が
    スリーブ内径よりも小さな半円筒形の余長収納シ
    エルを垂下して取付け、さらに、上記切欠きに対
    応した個所で連結棒には、両側縁に連結棒への係
    止突起を備える薄くてばね性のある半円状の余長
    ガイドを上側に突出して取付け、上記余長収納シ
    エルと余長ガイドとの間に形成される空間内に、
    フイルムシートで包んでそのシートと共に円形に
    丸めた光フアイバの余長部を収納する構成とした
    ことを特徴とする光フアイバケーブル用クロージ
    ヤ。
JP13821486U 1986-09-08 1986-09-08 Expired - Lifetime JPH0522883Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13821486U JPH0522883Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13821486U JPH0522883Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6343105U JPS6343105U (ja) 1988-03-23
JPH0522883Y2 true JPH0522883Y2 (ja) 1993-06-11

Family

ID=31042991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13821486U Expired - Lifetime JPH0522883Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0522883Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6343105U (ja) 1988-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4933512A (en) Cable closure
JPH0522883Y2 (ja)
JP3285642B2 (ja) 電力ケーブル接続部保護筒
JPH0333146Y2 (ja)
JPH02289725A (ja) 杭等の防蝕装置および防蝕装置の取り付け方法
JPH0951621A (ja) ケーブル用管路口の防水装置
JP2509264B2 (ja) ケ―ブル接続部の構造
JPS639221Y2 (ja)
JPH0125481Y2 (ja)
JP2587199Y2 (ja) 下水道管渠内光ファイバケーブル接続箱
JPH0416602Y2 (ja)
JPH041438Y2 (ja)
JPS621013Y2 (ja)
JPS5822162Y2 (ja) 光ケ−ブルの引張用端末部
JPS5838754Y2 (ja) ガス絶縁機器
JPH0135991Y2 (ja)
JPH09205752A (ja) モータカバーの取付装置
JPH09311256A (ja) 光ファイバケーブル
JPH1182839A (ja) 波付管用管継手
JPH0115923Y2 (ja)
JPH077252Y2 (ja) 配管固定用ブラケットの取付具
JPS6319675Y2 (ja)
JP2559896Y2 (ja) 自転車用ハンドルバーの締付固定構造
JPS58360Y2 (ja) ガス入りケ−ブルの接続機構
JPH02161020A (ja) 防食カバーの取付構造