JPS6319675Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319675Y2 JPS6319675Y2 JP1982039329U JP3932982U JPS6319675Y2 JP S6319675 Y2 JPS6319675 Y2 JP S6319675Y2 JP 1982039329 U JP1982039329 U JP 1982039329U JP 3932982 U JP3932982 U JP 3932982U JP S6319675 Y2 JPS6319675 Y2 JP S6319675Y2
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- Japan
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- wire
- retaining ring
- fluid transport
- transport pipe
- armored
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 claims description 2
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- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 7
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
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Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水,油,ガス,化学薬品液等の流体を
輸送する線鎧装流体輸送管の引留用端末部に関す
るものである。
輸送する線鎧装流体輸送管の引留用端末部に関す
るものである。
従来のこの種の線鎧装流体輸送管の引留用端末
部は、止環が線鎧装の流体輸送管の端末寄りの線
鎧装層の外周に嵌合されて前記線鎧装層が前記止
環に引留め固定され、外筒が前記線鎧装流体輸送
管の端部外周を包囲して嵌合されて前記止環に前
記外筒が抜け止め支持され、前記線鎧装流体輸送
管における管本体の端末に引留環が嵌合されて前
記外筒の端部に連結された構造になつていた(特
開昭49−83023号)。
部は、止環が線鎧装の流体輸送管の端末寄りの線
鎧装層の外周に嵌合されて前記線鎧装層が前記止
環に引留め固定され、外筒が前記線鎧装流体輸送
管の端部外周を包囲して嵌合されて前記止環に前
記外筒が抜け止め支持され、前記線鎧装流体輸送
管における管本体の端末に引留環が嵌合されて前
記外筒の端部に連結された構造になつていた(特
開昭49−83023号)。
このような構造にすると、線鎧装層と止環と外
筒と引留環とで張力を負担できるので、管本体に
張力がかけずに引留めを行うことができる。
筒と引留環とで張力を負担できるので、管本体に
張力がかけずに引留めを行うことができる。
しかしながら、このような構造では止環による
線鎧装層の引留め固定が、線鎧装層を構成してい
る各線鎧装線を対型の止環で挟持することにより
引留めているので、高い内圧がかかつた時や高い
軸力がかかつたときに鎧装線が対型の止環の間か
ら引き抜けてしまう問題点があつた。
線鎧装層の引留め固定が、線鎧装層を構成してい
る各線鎧装線を対型の止環で挟持することにより
引留めているので、高い内圧がかかつた時や高い
軸力がかかつたときに鎧装線が対型の止環の間か
ら引き抜けてしまう問題点があつた。
これを改善するため、線鎧装層の外周に引留リ
ングを嵌め、この引留リングを支点として各鎧装
線の先端を折り返し、その折り返し端側をバイン
ド線でバインドした線鎧装流体輸送管の引留用端
末部が提案されている(実開昭55−12150号)。
ングを嵌め、この引留リングを支点として各鎧装
線の先端を折り返し、その折り返し端側をバイン
ド線でバインドした線鎧装流体輸送管の引留用端
末部が提案されている(実開昭55−12150号)。
この場合も、前述したものと同様に、管本体に
張力をかけずに引留めを行うことができる。
張力をかけずに引留めを行うことができる。
しかしながら、このような構造では、各鎧装線
を均一に折り返してバインドすることが必要であ
るが、鉄線等の鎧装線を均一に折り返すことが困
難で、折り返し形状が不揃いになり易く、これに
より各鎧装線に均一に張力がかからず、大きな張
力を負担している特定の鎧装線が切断されるおそ
れがあつた。
を均一に折り返してバインドすることが必要であ
るが、鉄線等の鎧装線を均一に折り返すことが困
難で、折り返し形状が不揃いになり易く、これに
より各鎧装線に均一に張力がかからず、大きな張
力を負担している特定の鎧装線が切断されるおそ
れがあつた。
本考案の目的は、各鎧装線の引留めを確実に行
うことができ、しかも各鎧装線が一様に張力を負
担できる線鎧装流体輸送管の引留用端末部を提供
することにある。
うことができ、しかも各鎧装線が一様に張力を負
担できる線鎧装流体輸送管の引留用端末部を提供
することにある。
本考案に係る線鎧装流体の輸送管の引留用端末
部は、止環が線鎧装流体輸送管の端部寄りの線鎧
装層の外周に嵌合されて前記線鎧装層が前記止環
に引留め固定され、外筒が前記線鎧装流体輸送管
の端部外周を包囲して嵌合されて前記止環に前記
外筒が抜け止め支持され、前記線鎧装流体輸送管
における管本体の端末に引留環が嵌合されて前記
外筒の端部に連結されている線鎧装流体輸送管の
引留用端末部において、前記線鎧装層を構成して
いる各線鎧装線の先端側部分が前記止環側にそれ
ぞれ折り曲げられ、これら鎧装線の折り曲げ部分
がそれそれ前記止環に溶接されていることを特徴
とする。
部は、止環が線鎧装流体輸送管の端部寄りの線鎧
装層の外周に嵌合されて前記線鎧装層が前記止環
に引留め固定され、外筒が前記線鎧装流体輸送管
の端部外周を包囲して嵌合されて前記止環に前記
外筒が抜け止め支持され、前記線鎧装流体輸送管
における管本体の端末に引留環が嵌合されて前記
外筒の端部に連結されている線鎧装流体輸送管の
引留用端末部において、前記線鎧装層を構成して
いる各線鎧装線の先端側部分が前記止環側にそれ
ぞれ折り曲げられ、これら鎧装線の折り曲げ部分
がそれそれ前記止環に溶接されていることを特徴
とする。
以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。第1図及び第2図は本考案の第1実施例
を示したものである。図示のように本実施例にお
いては、線鎧装流体輸送管1は、プラスチツク又
はゴム等よりなる可撓性管本体2の外周に鋼帯や
ステンレス帯等の金属帯が巻装されて金属帯層3
が設けられ、その外周に防食層4を介して鉄線や
繊維強化プラスチツク線等の鎧装線5′の被覆に
より線鎧装層5が設けられ、その外周に防食層6
が設けられる構造になつている。このような線鎧
装流体輸送管1は端末において防食層6、線鎧装
層5、防食層4が順次段剥ぎされて線鎧装層5、
防食層4、金属帯層3が順次露出されている。露
出された線鎧装層5の外周には外鍔7Aをもつ外
鍔付止環7が嵌合されている。線鎧装層5を構成
している各鎧装線5′はその先端側部分が外鍔付
止環7側に折り曲げられ、この折り曲げ部分がそ
れぞれ溶接部8で外鍔付止環7に引留め固定され
ている。内側の線鎧装層5の外周には中間止環9
が嵌合され、その楔状の先端は外側と内側の線鎧
装層5の間に差し込まれている。内側の線鎧装層
5を構成している各鎧装層5′は、その先端側部
分が中間止環9側に折り曲げられ、この折り曲げ
部分がそれぞれ溶接部10で中間止環9に引留め
固定されている。内鍔11Aを有する内鍔付外筒
11が線鎧装流体輸送管1の端末外周を包囲して
嵌合され、外鍔付止環7の外鍔7Aと内鍔付外筒
11の内鍔11Aの係合により内鍔付外筒11が
流体輸送管1に抜け止め支持されている。管本体
2の端末には、引留環12の先端部12Aが嵌合
され、この先端部12Aの外周にはパツキン13
が取付けられていて、管本体2と引留環12との
間のシールがなされている。このように管本体2
と引留環12とは、単に嵌め合されているだけな
ので、管本体2には引留め張力が作用しない。引
留環12の外周には、連結鍔部12Bと連結フラ
ンジ12Cとが突設されている。引留環12は連
結鍔部12Bを内鍔付外筒11の内周に螺合する
ことにより内鍔付外筒1に連結されている。露出
した金属帯層3の外周には2つ割りの締付リング
14が嵌合されて金属帯層3の端末が締付けられ
ている。内鍔付外筒11内の空隙には、この外筒
11に設けられた孔15よりエポキシ樹脂等のシ
ール材16が充填されてシールされている。充填
後に孔15は栓17により閉塞される。
明する。第1図及び第2図は本考案の第1実施例
を示したものである。図示のように本実施例にお
いては、線鎧装流体輸送管1は、プラスチツク又
はゴム等よりなる可撓性管本体2の外周に鋼帯や
ステンレス帯等の金属帯が巻装されて金属帯層3
が設けられ、その外周に防食層4を介して鉄線や
繊維強化プラスチツク線等の鎧装線5′の被覆に
より線鎧装層5が設けられ、その外周に防食層6
が設けられる構造になつている。このような線鎧
装流体輸送管1は端末において防食層6、線鎧装
層5、防食層4が順次段剥ぎされて線鎧装層5、
防食層4、金属帯層3が順次露出されている。露
出された線鎧装層5の外周には外鍔7Aをもつ外
鍔付止環7が嵌合されている。線鎧装層5を構成
している各鎧装線5′はその先端側部分が外鍔付
止環7側に折り曲げられ、この折り曲げ部分がそ
れぞれ溶接部8で外鍔付止環7に引留め固定され
ている。内側の線鎧装層5の外周には中間止環9
が嵌合され、その楔状の先端は外側と内側の線鎧
装層5の間に差し込まれている。内側の線鎧装層
5を構成している各鎧装層5′は、その先端側部
分が中間止環9側に折り曲げられ、この折り曲げ
部分がそれぞれ溶接部10で中間止環9に引留め
固定されている。内鍔11Aを有する内鍔付外筒
11が線鎧装流体輸送管1の端末外周を包囲して
嵌合され、外鍔付止環7の外鍔7Aと内鍔付外筒
11の内鍔11Aの係合により内鍔付外筒11が
流体輸送管1に抜け止め支持されている。管本体
2の端末には、引留環12の先端部12Aが嵌合
され、この先端部12Aの外周にはパツキン13
が取付けられていて、管本体2と引留環12との
間のシールがなされている。このように管本体2
と引留環12とは、単に嵌め合されているだけな
ので、管本体2には引留め張力が作用しない。引
留環12の外周には、連結鍔部12Bと連結フラ
ンジ12Cとが突設されている。引留環12は連
結鍔部12Bを内鍔付外筒11の内周に螺合する
ことにより内鍔付外筒1に連結されている。露出
した金属帯層3の外周には2つ割りの締付リング
14が嵌合されて金属帯層3の端末が締付けられ
ている。内鍔付外筒11内の空隙には、この外筒
11に設けられた孔15よりエポキシ樹脂等のシ
ール材16が充填されてシールされている。充填
後に孔15は栓17により閉塞される。
第3図は本考案の第2実施例を示したものであ
る。本実施例の線鎧装流体輸送管1は管本体2の
内周に金属製で可撓性をもつインターロツク管8
を備えており、これに伴つて引留用端末部の構成
が若干相違している。本実施例では、引留環12
を管本体2の外周に嵌合し、これに伴つて管本体
2の外周と引留環12の内周との間にパツキン1
3を締付リング14側から嵌合し、パツキン押え
19で押え、このパツキン押え19をボルト20
で引留環12に固定している。その他の点は、第
1実施例と同様の構成になつている。
る。本実施例の線鎧装流体輸送管1は管本体2の
内周に金属製で可撓性をもつインターロツク管8
を備えており、これに伴つて引留用端末部の構成
が若干相違している。本実施例では、引留環12
を管本体2の外周に嵌合し、これに伴つて管本体
2の外周と引留環12の内周との間にパツキン1
3を締付リング14側から嵌合し、パツキン押え
19で押え、このパツキン押え19をボルト20
で引留環12に固定している。その他の点は、第
1実施例と同様の構成になつている。
なお、線鎧装層5は一層でもよい。また、外筒
11と引留環12とはフランジ結合で連結しても
よい。
11と引留環12とはフランジ結合で連結しても
よい。
以上説明したように本考案係る線鎧装流体輸送
管の引留用端末部は、線鎧装層を構成している各
鎧装線の先端側部分を止環側に折り曲げ、これら
鎧装線の折り曲げ部分を止環にそれぞれ溶接して
いるので、各鎧装線を容易に一様に止環に引留め
ることができ、従つて張力が均等に各鎧装線にか
かるようになり、特定の鎧装線が張力で切断され
る事態を回避して引留めを行うことができる。特
に、本考案では各鎧装線の折り曲げ部分を止環に
溶接しているので、各鎧装線に張力が作用した場
合にその張力がもろに溶接部にかからず、溶接部
を張力から保護できる利点がある。しかも、各鎧
装線をこのように止環に溶接しておくと、各鎧装
線の引留め外れによる抜けを確実に防止すること
ができる。また、この引留用端末部は、外筒を備
えているので引留端の外周を保護できる利点があ
る。
管の引留用端末部は、線鎧装層を構成している各
鎧装線の先端側部分を止環側に折り曲げ、これら
鎧装線の折り曲げ部分を止環にそれぞれ溶接して
いるので、各鎧装線を容易に一様に止環に引留め
ることができ、従つて張力が均等に各鎧装線にか
かるようになり、特定の鎧装線が張力で切断され
る事態を回避して引留めを行うことができる。特
に、本考案では各鎧装線の折り曲げ部分を止環に
溶接しているので、各鎧装線に張力が作用した場
合にその張力がもろに溶接部にかからず、溶接部
を張力から保護できる利点がある。しかも、各鎧
装線をこのように止環に溶接しておくと、各鎧装
線の引留め外れによる抜けを確実に防止すること
ができる。また、この引留用端末部は、外筒を備
えているので引留端の外周を保護できる利点があ
る。
第1図は本考案に係る引留用端末部の第1実施
例の縦断面図、第2図は第1図のA−B線切断端
面図、第3図は本考案に係る引留用端末部の第2
実施例の縦断面図である。 1……線鎧装流体輸送管、2……管本体、3…
…金属帯層、4……防食層、5……線鎧装層、
5′……鎧装線、6……防食層、7……外鍔付止
環、7A……外鍔、8……溶接部、11……内鍔
付外筒、11A……内鍔、12……引留環、13
……パツキン。
例の縦断面図、第2図は第1図のA−B線切断端
面図、第3図は本考案に係る引留用端末部の第2
実施例の縦断面図である。 1……線鎧装流体輸送管、2……管本体、3…
…金属帯層、4……防食層、5……線鎧装層、
5′……鎧装線、6……防食層、7……外鍔付止
環、7A……外鍔、8……溶接部、11……内鍔
付外筒、11A……内鍔、12……引留環、13
……パツキン。
Claims (1)
- 止環が線鎧装流体輸送管の端末寄りの線鎧装層
の外周に嵌合されて前記線鎧装層が前記止環に引
留め固定され、外筒が前記線鎧装流体輸送管の端
部外周を包囲して嵌合されて前記止環に前記外筒
が抜け止め支持され、前記線鎧装流体輸送管にお
ける管本体の端末に引留環が嵌合されて前記外筒
の端末に連結されている線鎧装流体輸送管の引留
用端末部において、前記線鎧装層を構成している
各鎧装線の先端側部分が前記止環側にそれぞれ折
り曲げられ、これら鎧装線の折り曲げ部分がそれ
ぞれ前記止環に溶接されていることを特徴とする
線鎧装流体輸送管の引留用端末部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3932982U JPS58142479U (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | 線鎧装流体輸送管の引留用端末部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3932982U JPS58142479U (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | 線鎧装流体輸送管の引留用端末部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58142479U JPS58142479U (ja) | 1983-09-26 |
JPS6319675Y2 true JPS6319675Y2 (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=30050617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3932982U Granted JPS58142479U (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | 線鎧装流体輸送管の引留用端末部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58142479U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60215189A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-28 | 古河電気工業株式会社 | 高圧流体輸送管の端末金具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4983023A (ja) * | 1972-11-21 | 1974-08-09 |
-
1982
- 1982-03-23 JP JP3932982U patent/JPS58142479U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4983023A (ja) * | 1972-11-21 | 1974-08-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58142479U (ja) | 1983-09-26 |
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