JPS597669Y2 - 鋼帯鎧装流体輸送管の引留用端末部 - Google Patents
鋼帯鎧装流体輸送管の引留用端末部Info
- Publication number
- JPS597669Y2 JPS597669Y2 JP9457278U JP9457278U JPS597669Y2 JP S597669 Y2 JPS597669 Y2 JP S597669Y2 JP 9457278 U JP9457278 U JP 9457278U JP 9457278 U JP9457278 U JP 9457278U JP S597669 Y2 JPS597669 Y2 JP S597669Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid transport
- layer
- outer periphery
- transport pipe
- armored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水、油、ガス、化学薬品液等の流体を輸送する
鋼帯鎧装流体輸送管の引留用端末部に関するものである
。
鋼帯鎧装流体輸送管の引留用端末部に関するものである
。
鉄線鎧装流体輸送管の場合は、外周に多数本の鉄線が鎧
装されているので、これら鉄線を利用することにより比
較的容易に引留めることができる。
装されているので、これら鉄線を利用することにより比
較的容易に引留めることができる。
しかるに、鋼帯鎧装流体輸送管の場合は、2枚程度の銅
帯を螺旋巻きして鎧装体を構威しているので、この銅帯
を引留めに利用することができず、適当な引留め手段が
ないのが現状である。
帯を螺旋巻きして鎧装体を構威しているので、この銅帯
を引留めに利用することができず、適当な引留め手段が
ないのが現状である。
本考案の目的は、鋼帯鎧装であっても簡単にしかも確実
に引留めることができる鋼帯鎧装流体輸送管の引留部を
提供するにある。
に引留めることができる鋼帯鎧装流体輸送管の引留部を
提供するにある。
本考案は、流体輸送管本体の外周に銅帯層が設けられ、
その外周に防食保護層等の被覆層が設けられている鋼帯
鎧装流体輸送管の端部において、前記鋼帯層上の被覆層
が剥離された部分の外周に多数本縦添えされている縦添
え金属線条体と、前記各縦添え金属線条体がなす層の基
端側外周に設けられてこれら縦添え金属線条体を固定し
ている第1のクランプ手段と、前記各縦添え金属線条体
がなす層の外周であって前記各縦添え金属線条体が折返
されるべき部分に配設されている引留リングと、前記引
留リングの外周に折返えされた前記各縦添え金属線条体
の先端側部分を押えて固定している第2のクランプ手段
とを具備していることを特徴とするものである。
その外周に防食保護層等の被覆層が設けられている鋼帯
鎧装流体輸送管の端部において、前記鋼帯層上の被覆層
が剥離された部分の外周に多数本縦添えされている縦添
え金属線条体と、前記各縦添え金属線条体がなす層の基
端側外周に設けられてこれら縦添え金属線条体を固定し
ている第1のクランプ手段と、前記各縦添え金属線条体
がなす層の外周であって前記各縦添え金属線条体が折返
されるべき部分に配設されている引留リングと、前記引
留リングの外周に折返えされた前記各縦添え金属線条体
の先端側部分を押えて固定している第2のクランプ手段
とを具備していることを特徴とするものである。
このように流体輸送管本体の外周に引留リングを縦添え
金属線条体と第1及び第2のクランプ手段で固定して設
けると、鋼帯鎧装の流体輸送管でも簡単に、しかも確実
に引留めを行うことができる。
金属線条体と第1及び第2のクランプ手段で固定して設
けると、鋼帯鎧装の流体輸送管でも簡単に、しかも確実
に引留めを行うことができる。
特に、引留リングの固定手段として複数本の金属線条体
を用いると、折返して引留リングを包み込む作業を容易
に行うことができ、且つ引留め時に作用する力も各金属
線条体で分散して負担することができる。
を用いると、折返して引留リングを包み込む作業を容易
に行うことができ、且つ引留め時に作用する力も各金属
線条体で分散して負担することができる。
かつまた、各金属線条体は第1、第2のクランプ手段で
容易に流体輸送管本体に固定することができる。
容易に流体輸送管本体に固定することができる。
以下本考案の具体例を図面を参照して詳細に説明する。
図示のように本実施例の鋼帯鎧装流体輸送管1は、ポリ
エチレン管よりなる流体輸送管本体2の上にクロロプレ
ン引布帯層3、防食鋼帯層4、防食テープ層5、介在層
6、防食保護層7等の被覆層を順次設けた構造になって
いる。
エチレン管よりなる流体輸送管本体2の上にクロロプレ
ン引布帯層3、防食鋼帯層4、防食テープ層5、介在層
6、防食保護層7等の被覆層を順次設けた構造になって
いる。
防食鋼帯層4は、一層目が開放螺旋巻きで設けられ、そ
の開放ギャップを塞ぐようにしてその上に二層目が設け
られて形威されている。
の開放ギャップを塞ぐようにしてその上に二層目が設け
られて形威されている。
防食テープとしては、例えばポリエチレンテープの片面
にブチルゴムを主体とした粘着層を付着させた自己融着
型防食テープを使用する。
にブチルゴムを主体とした粘着層を付着させた自己融着
型防食テープを使用する。
この鋼帯鎧装流体輸送管1は、その端部において、所要
長さにわたって防食鋼帯層4の上の防食テープ層5、介
在層6、防食保護層7が剥離され、防食鋼帯層4が露出
されている。
長さにわたって防食鋼帯層4の上の防食テープ層5、介
在層6、防食保護層7が剥離され、防食鋼帯層4が露出
されている。
また、先端においては布帯層3及び鋼帝層4も剥離され
て流体輸送管本体2が露出されている。
て流体輸送管本体2が露出されている。
この流体輸送管本体2の露出端部にはスリーブ8が嵌合
されている。
されている。
露出された銅帯層4の上には間欠的に鉄線等の金属線条
体の集中巻き層9が設けられ、この金属線条体集中巻き
層9の間に間隙部10が設けられている。
体の集中巻き層9が設けられ、この金属線条体集中巻き
層9の間に間隙部10が設けられている。
このような金属線条体集中巻き層9、間隙部10、スリ
ーブ8を横切って多数本の鉄線等の金属線条体11が縦
添えされている。
ーブ8を横切って多数本の鉄線等の金属線条体11が縦
添えされている。
これら縦添え金属線条体11は、先端部が流体輸送管本
体2の端部より突出する長さを有している。
体2の端部より突出する長さを有している。
また、これら縦添え金属線条体11は、その基端外周に
鉄線等の金属線の押え巻き層よりなる第1のクランプ手
段12が設けられ、鋼帯鎧装流体輸送管1に固定されて
いる。
鉄線等の金属線の押え巻き層よりなる第1のクランプ手
段12が設けられ、鋼帯鎧装流体輸送管1に固定されて
いる。
各縦添え金属線条体11は、金属線条体集中巻き層9と
9の間の間隙部10において第1のクランプ手段12に
より押し込まれて一層の抜け止めが図られている。
9の間の間隙部10において第1のクランプ手段12に
より押し込まれて一層の抜け止めが図られている。
また、各縦添え金属線条体11がなす層の外周には、ス
リーブ8の位置に対応して各縦添え金属線条体11が折
返される部分において截頭円錐形状をした金属製の引留
リング13が嵌合されている。
リーブ8の位置に対応して各縦添え金属線条体11が折
返される部分において截頭円錐形状をした金属製の引留
リング13が嵌合されている。
各縦添え金属線条体11はその先端側部分がこの引留リ
ング13の外周に折り返えされ、その折返し端部11A
が鉄線等の金属線の押え巻き層よりなる第2のクランプ
手段14で固定されている。
ング13の外周に折り返えされ、その折返し端部11A
が鉄線等の金属線の押え巻き層よりなる第2のクランプ
手段14で固定されている。
ポリエチレン管よりなる流体輸送管本体2の端部にはス
リーブ付フランジ15のスリーブ部15AがOリング1
6を介して水密に嵌合されている。
リーブ付フランジ15のスリーブ部15AがOリング1
6を介して水密に嵌合されている。
フランジ15はボルト17にて引留リング13に固定さ
れている。
れている。
フランジ15には別の流体輸送管18のフランジ19が
Oリング20を介して当接されボルト21及びナット2
2で水密に接続されるようになっている。
Oリング20を介して当接されボルト21及びナット2
2で水密に接続されるようになっている。
図示しないが、第1のクランプ千段12、第2のクラン
プ手段14、縦添え金属線条体11の折返し部の外周に
は自己融着性防食テープ等を巻回して保護している。
プ手段14、縦添え金属線条体11の折返し部の外周に
は自己融着性防食テープ等を巻回して保護している。
上記実施例では、流体輸送管本体2の先端外周にスリー
ブ8を嵌合したが、鋼帯層4を流体輸送管本体2の先端
まで被せたよ・にしておくとスリーブ8を省略すること
ができる。
ブ8を嵌合したが、鋼帯層4を流体輸送管本体2の先端
まで被せたよ・にしておくとスリーブ8を省略すること
ができる。
また引留リング13の外周に縦添え金属線条体11の折
返し部を挾むようにしてフランジ付引留金具を嵌合する
と、スリーブ付フランジ15を省略してもよい。
返し部を挾むようにしてフランジ付引留金具を嵌合する
と、スリーブ付フランジ15を省略してもよい。
このような場合には、流体輸送管本体2内に別の流体輸
送管本体の先端を水密に嵌合するか、或は流体輸送管本
体2を引留リング13より更に先方に突出させ、そこで
他の流体輸送管に接続することができる。
送管本体の先端を水密に嵌合するか、或は流体輸送管本
体2を引留リング13より更に先方に突出させ、そこで
他の流体輸送管に接続することができる。
更に、金属線条体集中巻き層9、縦添え金属線条体11
,第1のクランプ手段12、第2のクランプ千段14で
用いている金属線条体としては、鉄線に限らず、ステン
レス線、黄銅線、銅線等も利用できる。
,第1のクランプ手段12、第2のクランプ千段14で
用いている金属線条体としては、鉄線に限らず、ステン
レス線、黄銅線、銅線等も利用できる。
また金属線条体としては、断面が円形のものに限らず断
面四角形の平角線或はテープ状のものでもよい。
面四角形の平角線或はテープ状のものでもよい。
次にクランプ手段12, 14としては、金属帯を用い
てボルト・ナット等で締付け固定してもよい。
てボルト・ナット等で締付け固定してもよい。
以上のように本考案においては、鋼帯鎧装流体輸送管の
銅帯層上の被覆を剥離し、その外周に多数本の金属線条
体を縦添えしてその上を第1のクランプ手段でクランプ
し、また各縦添え金属線条体がなす層の外周には引留リ
ングを嵌合してその上に各縦添え金属線条体を折り返し
てその折返し部分を第2のクランプ手段でクランプして
引留用端末部を形或しているので、鋼帯鎧装の流体輸送
管でも容易にしかも確実に引留めを行うことができる。
銅帯層上の被覆を剥離し、その外周に多数本の金属線条
体を縦添えしてその上を第1のクランプ手段でクランプ
し、また各縦添え金属線条体がなす層の外周には引留リ
ングを嵌合してその上に各縦添え金属線条体を折り返し
てその折返し部分を第2のクランプ手段でクランプして
引留用端末部を形或しているので、鋼帯鎧装の流体輸送
管でも容易にしかも確実に引留めを行うことができる。
また、引留リングの固定手段として複数本の金属線条体
を用いているので、折返して引留リングを包み込む作業
を容易に行うことができ、且つ引留め時に作用する力も
各金属線条体で分散して負担することができる。
を用いているので、折返して引留リングを包み込む作業
を容易に行うことができ、且つ引留め時に作用する力も
各金属線条体で分散して負担することができる。
かつまた、各金属線条体は第1、第2のクランプ手段で
容易に流体輸送管本体に固定することができる。
容易に流体輸送管本体に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る鋼帯鎧装流体輸送管の一実施例を示
す半截側面図である。 1・・・・・・鋼帯鎧装流体輸送管、2・・・・・・流
体輸送管本体、4・・・・・・鋼帯層、7・・・・・・
防食保護層、11・・・・・・縦添え金属線条体、12
・・・・・・第1のクランプ手段、13・・・・・・引
留リング、14・・・・・・第2のクランプ手段。
す半截側面図である。 1・・・・・・鋼帯鎧装流体輸送管、2・・・・・・流
体輸送管本体、4・・・・・・鋼帯層、7・・・・・・
防食保護層、11・・・・・・縦添え金属線条体、12
・・・・・・第1のクランプ手段、13・・・・・・引
留リング、14・・・・・・第2のクランプ手段。
Claims (1)
- 流体輸送管本体の外周に銅帯層が設けられ、その外周に
防食保護層等の被覆層が設けられている鋼帯鎧装流体輸
送管の端部において、前記鋼帯層上の被覆層が剥離され
た部分の外周に多数本縦添えされている縦添え金属線条
体と、前記各縦添え金属線条体がなす層の基端側外周に
設けられてこれら縦添え金属線条体を固定している第1
のクランプ手段と、前記各縦添え金属線条体がなす層の
外周であって前記各縦添え金属線条体が折返されるべき
部分に配設されている引留リングと、前記引留リングの
外周に折返えされた前記各縦添え金属線条体の先端側部
分を押えて固定している第2のクランプ手段とを具備し
ていることを特徴とする鋼帯鎧装流体輸送管の引留用端
末部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9457278U JPS597669Y2 (ja) | 1978-07-11 | 1978-07-11 | 鋼帯鎧装流体輸送管の引留用端末部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9457278U JPS597669Y2 (ja) | 1978-07-11 | 1978-07-11 | 鋼帯鎧装流体輸送管の引留用端末部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5512150U JPS5512150U (ja) | 1980-01-25 |
JPS597669Y2 true JPS597669Y2 (ja) | 1984-03-08 |
Family
ID=29026700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9457278U Expired JPS597669Y2 (ja) | 1978-07-11 | 1978-07-11 | 鋼帯鎧装流体輸送管の引留用端末部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597669Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-11 JP JP9457278U patent/JPS597669Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5512150U (ja) | 1980-01-25 |
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