JPH0229351Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0229351Y2
JPH0229351Y2 JP12659086U JP12659086U JPH0229351Y2 JP H0229351 Y2 JPH0229351 Y2 JP H0229351Y2 JP 12659086 U JP12659086 U JP 12659086U JP 12659086 U JP12659086 U JP 12659086U JP H0229351 Y2 JPH0229351 Y2 JP H0229351Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
parallel
parallel tube
fitted
tube portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12659086U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6333087U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12659086U priority Critical patent/JPH0229351Y2/ja
Publication of JPS6333087U publication Critical patent/JPS6333087U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0229351Y2 publication Critical patent/JPH0229351Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は圧力流体を流送する配管用の撓み管
継手に関し、特に溶接を全く必要としない構造の
撓み管継手に関するものである。
(従来の技術) 従来、前記のような撓み管継手として実公昭54
−2416号公報に開示のものが知られている。この
従来の撓み管継手は、第2図に示すように、波形
成形管部2の端部に所定長さの平行管部3を設け
た撓み管1と、この撓み管1の外側を被覆する金
属細線編組構造のブレード6と、前記平行管部3
の基端側外周位置に嵌装した溝付リング4と、こ
のリング溝に嵌入され前記ブレード6の端部を溝
付リング4との間に挟着固定する圧着リング5
と、前記平行管部3の先端側外周位置に遊嵌され
る袋ナツト7を具備し、前記平行管部3の先端縁
を拡管して形成したフレア9により袋ナツト7を
平行管部上で位置決め保持させると共に、前記フ
レア9を袋ナツト7に螺挿したニツプル10によ
つてシール面8,11の間に挟圧せしめるように
構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の撓み管継手は、前記のような溶接を全く
行なわない構造のものであるから、撓み管端部の
ぜい化を有効に防止し得る効果を奏するが、袋ナ
ツト7に螺挿されるニツプル10を別部品として
備える必要があり、部品数が多くなる欠点があ
る。
しかも、前記ニツプル10と袋ナツト7の締付
が緩んだような場合には、フレア9部分のシール
性が悪くなり、圧力流体が外に漏出するという問
題が発生する。
〔問題点を解決するための手段) この考案は前記従来の問題点を解決するため
に、従来の袋ナツトに代えて配管接続用の雄ねじ
18を有する接続金具17を撓み管11端部の平
行管部13に嵌装したこと、この接続金具17の
平行管部13に対する嵌装部分に内周囲設の環状
溝19を設け、この環状溝19内にOリング20
を嵌装したこと、前記平行管部13の先端側内周
位置に補強リング21を嵌装し、この補強リング
21と平行管部13の重合部分を内方から加圧成
形して接続金具17の環状溝19内に膨出させ、
この補強リング21及び平行管部13の膨出部2
2により前記接続金具17を平行管部上で位置決
め保持させると共に、環状溝19内のOリング2
0を圧着せしめるように構成したことを特徴とす
るものである。
(作用) 前記構成の撓み管継手によると、溶接を全く必
要としない継手構造でありながら、従来のニツプ
ル部品を省略し部品数を減らすことができると共
に、接続金具17の平行管部13に対する確実な
位置決め保持と高いシール性を確保することがで
きる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図の図面に従い
説明すると、図中11は波形成形管部12の端部
に所定長さの平行管部13を設けた撓み管で、こ
の撓み管11の外側には金属細線編組構造のブレ
ード16が被覆されている。14は前記平行管部
13の基端側外周位置に嵌装したスリーブ、15
はこのスリーブ14の外側に配置され前記ブレー
ド16の端部16aをスリーブ14との間に挟着
固定するカシメ圧着リング、17は前記平行管部
13の先端側外周位置に回転可能に嵌装された円
筒状の接続金具で、この接続金具17は配管接続
用の雄ねじ18とカシメ圧着リング15の外側を
覆う筒口部17aを有し、前記平行管部13に対
する嵌装部分には内周囲設の環状溝19が設けら
れている。
20は前記環状溝19内に嵌装したシール用の
Oリング、21は前記平行管部13の先端側内周
位置に嵌装された補強リングで、この補強リング
21は厚さ0.4mm、幅15mm位の金属リングで構成
され、厚さ0.3mm程度の薄い平行管部13を補強
し、後述する加圧成形部の耐圧強度を増大させて
いる。22は前記補強リング21と平行管部13
の重合部分を内方から加圧成形して接続金具17
の環状溝19内に円周方向全体に亙つて膨出させ
た膨出部で、この補強リング21及び平行管部1
3の膨出部22により前記接続金具17を平行管
部上で位置決め保持させると共に、環状溝19内
のOリング20を圧着せしめるように構成してい
る。
なお、前記接続金具17は補強リング21及び
平行管部13の膨出部22により回転可能に位置
決め保持されているが、接続すべき相手側管が回
転し得る場合には、前記接続金具17を回転でき
ないように固定することも可能である。
(考案の効果) この考案の撓み管継手は前記のような構造のも
のであるから、溶接を全く必要としない継手構造
でありながら、従来のニツプル部品を省略し部品
数を減らすことができると共に、接続金具17の
平行管部13に対する確実な位置決め保持と高い
シール性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる撓み管継手の要部断面
図、第2図は従来の撓み管継手を示す部分断面図
である。 11……撓み管、12……波形成形管部、13
……平行管部、14……スリーブ、15……カシ
メ圧着リング、16……ブレード、16……ブレ
ード端部、17……接続金具、18……雄ねじ、
19……環状溝、20……Oリング、21……補
強リング、22……膨出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 波形成形管部12の端部に所定長さの平行管部
    13を設けた撓み管11と、この撓み管11の外
    側を被覆する金属細線編組構造のブレード16
    と、前記平行管部13の基端側外周位置に嵌装し
    たスリーブ14と、このスリーブ14の外側に配
    置され前記ブレード16の端部16aをスリーブ
    14との間に挟着固定するカシメ圧着リング15
    と、配管接続用の雄ねじ18を有し前記平行管部
    13の先端側外周位置に嵌装される内周部分に環
    状溝19を形成した接続金具17と、この接続金
    具17の環状溝19内に嵌装されるOリング20
    と、前記平行管部13の先端側内周位置に嵌装さ
    れる補強リング21とを具備し、この補強リング
    21と平行管部13の重合部分を内方から加圧成
    形して接続金具17の環状溝19内に膨出させ、
    この補強リング21及び平行管部13の膨出部2
    2により前記接続金具17を平行管部上で位置決
    め保持させると共に、環状溝19内のOリング2
    0を圧着せしめるように構成したことを特徴とす
    る撓み管継手。
JP12659086U 1986-08-20 1986-08-20 Expired JPH0229351Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12659086U JPH0229351Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12659086U JPH0229351Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6333087U JPS6333087U (ja) 1988-03-03
JPH0229351Y2 true JPH0229351Y2 (ja) 1990-08-07

Family

ID=31020536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12659086U Expired JPH0229351Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0229351Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532710Y2 (ja) * 1986-12-10 1993-08-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6333087U (ja) 1988-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3394545B2 (ja) ホースクランプ装置に使用されるインサート部材
JP2001248772A (ja) チューブ類の接続構造
JPH0229351Y2 (ja)
JPH09257177A (ja) 管体の接続構造
JP2000018453A (ja) ダクトの接合部構造
JP4034433B2 (ja) 管体接続構造
JPH0425583Y2 (ja)
JPH0429185Y2 (ja)
JP3717225B2 (ja) 管体の接続構造
JP3024761B1 (ja) 管体の継手構造
JP2005325934A (ja) フレキシブルメタルホースの端末構造
JPH0666392A (ja) 配管結合装置
JP3441135B2 (ja) 樹脂管継手及び管材の接続方法
JPS582953Y2 (ja) キンゾクセイフレキシブルチユ−ブ
JPS5930309Y2 (ja) 曲り管ホ−ス継手装置
JPH01126122A (ja) コルゲート管用の管継手構造
JP3215809U (ja) 管接続構造
KR20140025124A (ko) 주름관의 연결 조립체
JPS606713Y2 (ja) 金属管の継手装置
JPH087196Y2 (ja) 管装置
JPH0517519Y2 (ja)
JPS6118305Y2 (ja)
JPH0427492Y2 (ja)
JPH0332875Y2 (ja)
JPH0133905Y2 (ja)