JPH0427492Y2 - - Google Patents

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JPH0427492Y2
JPH0427492Y2 JP1987012901U JP1290187U JPH0427492Y2 JP H0427492 Y2 JPH0427492 Y2 JP H0427492Y2 JP 1987012901 U JP1987012901 U JP 1987012901U JP 1290187 U JP1290187 U JP 1290187U JP H0427492 Y2 JPH0427492 Y2 JP H0427492Y2
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hose
pipe body
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hose body
pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案のホースの接続装置は、例えば電気掃除
機の掃除機本体の吸込み口に差込み接続されるホ
ース体の接続部に関する。
(従来の技術) 従来のこの種ホースの接続装置は、例えば、実
公昭59−2753号公報の第1図に記載されているよ
うに、ホース体の端部にアダプターのパイプ体に
形成したねじ部にねじ込みされるねじ嵌合部を一
体的に形成した構造がしられている。この構造で
は、アダプターのパイプ体にホース体のねじ嵌合
部をねじ込むため、使用途中でねじ込みが緩み易
く、接着剤などで固着する必要があり、パイプ体
を接着するため、作業性が悪く、また、ホース体
の先端にねじ嵌合部を一体に形成しなくてはなら
ず、接着剤の関係でパイプ体の材質に制約を受
け、このパイプ体の材質の制約のため、成形方法
にも制約を受け、特に曲り部を有するパイプで
は、曲り部が大きく滑らかな曲面に成形できず、
電気掃除機のホースに用いた場合、吸込み性能的
な損失となり、さらに成形方法の制約、および作
業性に伴うコスト高となる問題を有している。
そこで、上記公報の第2図および第3図に記載
されているように、アダプターのパイプ体にホー
ス体とをねじ込みによらず、アダプターのパイプ
体の端部に形成した環状溝部にホース体の端部に
一体に設けた筒状の嵌合部を嵌挿して、二つ割り
の締付けジヨイント部材をパイプ体の溝部に圧入
してパイプ体とホース体を接着剤を用いることな
く接続できる構造が提案されている。しかしなが
ら、この構造でも、ジヨイント部材が必要で、部
品数が多く、ホース体の先端に筒状の嵌合部を一
体に形成しなくてはならず、ホース体の製造に手
数が掛かり、ホースが高価となる問題がある。
また、例えば、実開昭56−54060号公報、実開
昭53−119758号公報に記載されているように、線
材を螺旋状に巻付けた蛇腹状ホース体の端部の内
周に嵌挿されるパイプ体と、このホース体の端部
の外周に嵌合されこのホース体の端部を前記パイ
プ体と挟着する略半円筒状のカバー部材を接合し
て形成される略円筒状カバー体とを設け、前記パ
イプ体の外周または前記カバー体の内周の一方に
突設した突出部にて前記ホース体の蛇腹部を線材
による山部を間に介在させて挟持した構造が提案
されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のパイプ体の外周またはカバー体の内
周の一方に突設した突出部にてホース体の蛇腹部
を線材による山部を間に介在させて挟持しホース
体にパイプ体を接着する構造では、突出部にてホ
ース体をパイプ体の外周またはカバー体の内周に
締付け圧接しなくてはならず、ホース体を突出部
で締付けるため、ホース体に負担が掛かり、使用
によつてホース体が破損し易い問題を有してい
る。
本考案は上記問題点を鑑みなされたもので、ホ
ース体とパイプ体とを接着することなく、ホース
体とパイプ体の接続作業性を向上し、ホース体に
無理な負担を掛けることなく、長期使用ができ、
パイプ体の材質の制約およびこの制約による成形
方法の制約を受けることなく、性能を低下させる
ことなく、安価に得られるホースの接続装置を提
供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案のホースの接続装置は、線材を螺旋状に
巻付けた蛇腹状ホース体の端部の内周に嵌挿され
るパイプ体と、前記ホース体の端部の外周に嵌合
され前記ホース体の端部を前記パイプ体と挟着す
る略半円筒状のカバー部材を接合して形成される
略円筒状カバー体とからなり、前記パイプ体の外
周と前記カバー体との内周にそれぞれ突設した突
出部にて前記ホース体の蛇腹部を線材による山部
を間に介在させて内外方向から挟持したものであ
る。
(作用) 本考案のホースの接続装置は、ホース体の端部
を挟着したパイプ体とカバー体のカバー部材とに
それぞれ形成した突出部にてホース体の巻付けた
線材の山部を挟持することにより、ホース体にパ
イプ体を接着することなく接続できる。そして、
ホース体は内外面から突出部にて挟着するため、
突出部にてホース体をパイプ体とカバー体のカバ
ー部材とに圧着する必要がなく、余裕をもつてホ
ース体の山部をパイプ体とカバー体のカバー部材
のそれぞれの突出部で保持でき、ホース体に無理
な負担を掛けることがない。
(実施例) 本考案の一実施例の構成を第1図から第4図に
ついて説明する。
1はホース体で、内周にピアノ線などの線材2
が螺旋状に巻付けられた蛇腹状に形成されてい
る。
また、3は前記ホース体1の一端部内周に嵌挿
されるブロー成形などにて成形されたパイプ体
で、このパイプ体3の中間部には曲り部4が形成
され、一端部には第7図に示すような掃除機本体
5の吸込み口6に接続される接続部7が形成され
ている。また、このパイプ体3の前記ホース体1
に嵌挿される外周部分の一部にホース体1の線材
2による谷部より径大の一対の突出部8が突設さ
れている。
また、9は前記ホース体1の一端部に嵌合され
る略円筒状に形成されたカバー体で、このカバー
体9は略半円筒状のカバー部材10,11を接合
することにより構成される。この両方のカバー部
材10,11の一端側には互いにビス18にて結
合する固定部12が形成されている。またこの両
方のカバー部材10,11の他端側の一方の接合
縁部の外周には係合段部13が形成され、この係
合段部13には係止孔14が形成され、他方の接
合縁部の内周には前記係合段部13に係合される
係合段部15が形成され、この係合段部15に前
記係止孔14にかち込み係止される係止突部16
が突設されている。
そして、このカバー部材10,11の内周には
前記ホース体1の線材2より径小となる突出部1
7が形成され、この突出部17が前記パイプ体3
の突出部8とで前記ホース体1の線材2間の蛇腹
部1aをこの線材2にて形成されるホース体1の
山部を間に介在させて内外方向から挟持する位置
に突出されている。
また、前記パイプ体3の他端側外周面には軸方
向に離間して環状の係合突縁19,20が形成さ
れ、また、カバー体9のカバー部材10,11の
他端側内周には前記パイプ体3の係合突縁19,
20に係合してパイプ体3とカバー体9との軸方
向のずれが阻止される係合突縁21,22が形成
されている。
次にこの実施例の作用を説明する。
組立てに際しては、ホース体1の一端部にパイ
プ体3を嵌挿してこのパイプ体3の突出部8を線
材2の螺旋溝状部に沿つて差込む。次いで、この
ホース体1の一端部にカバー部材10,11を嵌
合してこのカバー部材10,11の両側縁の接合
縁部の係合段部13,15を互いに係合し、係止
孔14に係止突部16を係止し、さらに、両カバ
ー部材10,11の固定部12をビス18にて固
着する。この状態でホース体1の線材2による間
の蛇腹部1aに両カバー部材10,11の突出部
8,17が入り込み、この両突出部8,17が線
材2により山部を間に介在させて内外方向から挟
持し、ホース体1はパイプ体3から抜け外れが阻
止される。したがつて、両突出部8,17の先端
にてホース体1をカバー部材10,11の内面と
パイプ体3の外面に圧接させることなく余裕をも
つてホース体1を保持できる。
また、パイプ体3の係合突縁19,20にカバ
ー部材10,11の係合突縁21,22が係合さ
れ、パイプ体3とカバー体9との軸方向のずれが
阻止される。
そして、第7図に示すように、例えばこのホー
ス体1の一端部に接続されカバー体9の一端部か
ら突出されたパイプ体3の一端接続部7を掃除機
本体5の吸込み口6に接続する。また、このホー
ス体1の他端部には遠隔操作部23を有する握り
管部24が接続され、この握り管部24に延長管
25を介して吸込み口体26が接続されるように
なつている。
次に、他の実施例の構造を第5図について説明
する。
カバー体9の他端部はパイプ体3の他端部より
も長く突出され、カバー体9の各カバー部材1
0,11のパイプ体3の他端部より突出する位置
にそれぞれ略半円状の突出部17を形成し、この
カバー体3の他端部からパイプ体3の抜け外れを
阻止するとともにホース体1とパイプ体3との急
激な折れ曲がりを防止するようになつている。
また、第6図に示すようにカバー体9の各カバ
ー部材10,11の突出部17をこの両カバー部
材10,11をビス18にて固定する取付け孔2
7を形成した固定部12とすることもできる。
なお、前記実施例では、ホース体1の掃除機本
体5の吸込み口26に接続するパイプ体3との接
続装置について説明したが、ホース体1の握り管
部24側のパイプ体の接続装置としても適用でき
る。
また、このホース接続装置は掃除機の吸込みホ
ースに限られるものではなく、各種ホースの接続
装置に適用できる。
また、前記実施例の構成のように、カバー体9
の各カバー部材10,11の内周に突設した突出
部17はこのカバー部材10,11を接合する固
定部として利用することにより、抜け止め突出部
17の形成と固定部12との形成が同時にでき
る。
(考案の効果) 本考案によれば、ホース体にパイプ体を嵌挿
し、このホース体の外周にカバー部材を嵌合接合
してカバー体を構成することにより、ホース体の
蛇腹部は線材によりホース体に形成される山部を
介在させて内外方向からパイプ体とカバー体との
突出部により挟持され、ホース体にカバー体は抜
け止め保持され、ホース体とパイプ体との接続作
業性が向上され、また、突出部てホース体をパイ
プ体とカバー体のカバー部材とに圧着する必要が
なく、余裕をもつてホース体の山部をパイプ体と
カバー体のカバー部材のそれぞれの突出部で保持
でき、ホース体に無理な負担を掛けることがな
く、ホース体は長期間の使用に耐え、さらに、ホ
ース体とパイプ体とは接着の必要がないため、パ
イプ体の材質に制約を受けることがなく、パイプ
体は用途に適した材料が選択でき、例えばブロー
成形などにより大きな曲面の曲り部を有するパイ
プを用いて通気抵抗の少ないホースの接続装置が
得られ、安価に製造できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のホースの接続装置
を示す縦断面図、第2図は同上側面図、第3図は
同上正面図、第4図は第3図の−線部の断面
図、第5図は他の実施例を示すホースの接続装置
の一部の縦断面図、第6図はさらに他の実施例を
示すホースの接続装置の縦断面図、第7図はホー
スの接続装置を用いた電気掃除機の斜視図であ
る。 1……ホース体、1a……ホース体1の蛇腹
部、2……線材、3……パイプ体、8……パイプ
体の突出部、9……カバー体、10,11……カ
バー部材、17……カバー部材10,11の突出
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 線材を螺旋状に巻付けた蛇腹状ホース体の端
    部の内周に嵌挿されるパイプ体と、前記ホース
    体の端部の外周に嵌合され前記ホース体の端部
    を前記パイプ体と挟着する略半円筒状カバー部
    材を接合して形成される略円筒状カバー体とか
    らなり、 前記パイプ体の外周と前記カバー体との内周
    にそれぞれ突設した突出部にて前記ホース体の
    蛇腹部を線材により山部を間に介在させて内外
    方向から挟持した ことを特徴とするホースの接続装置。 (2) カバー体の各カバー部材の内周に突設した突
    出部はこのカバー部材を接合する固定部として
    利用したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のホースの接続装置。
JP1987012901U 1987-01-31 1987-01-31 Expired JPH0427492Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987012901U JPH0427492Y2 (ja) 1987-01-31 1987-01-31

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987012901U JPH0427492Y2 (ja) 1987-01-31 1987-01-31

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Publication Number Publication Date
JPS63121061U JPS63121061U (ja) 1988-08-05
JPH0427492Y2 true JPH0427492Y2 (ja) 1992-07-01

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ID=30801461

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JP1987012901U Expired JPH0427492Y2 (ja) 1987-01-31 1987-01-31

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016117667A1 (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 バルミューダ株式会社 加熱調理装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5440663U (ja) * 1977-08-25 1979-03-17
JPS6041900U (ja) * 1983-08-29 1985-03-25 株式会社明電舎 洗浄室開口部を開閉する蓋装置

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JPS63121061U (ja) 1988-08-05

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