JPS5836179Y2 - 絶縁被覆可撓電線管用継手 - Google Patents
絶縁被覆可撓電線管用継手Info
- Publication number
- JPS5836179Y2 JPS5836179Y2 JP12996679U JP12996679U JPS5836179Y2 JP S5836179 Y2 JPS5836179 Y2 JP S5836179Y2 JP 12996679 U JP12996679 U JP 12996679U JP 12996679 U JP12996679 U JP 12996679U JP S5836179 Y2 JPS5836179 Y2 JP S5836179Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conduit
- sleeve member
- elastic ring
- joint body
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、比較的軟質の合成樹脂等の絶縁被覆を有する
可撓性金属螺旋管より成る電線管の継手に関する。
可撓性金属螺旋管より成る電線管の継手に関する。
従来この種の継手では、使用中に電線管を継手の近傍で
彎曲した状態又は電線管及び継手を比較的高い引張力が
加わった状態におくと、電線管の金属螺旋管は可成り軸
線方向へ伸びるが、絶縁被覆はそれに較べて伸びが少な
いので、絶縁被覆の端部が継手から外れて金属螺旋管が
露出し、そのため電線管の防水性が損なわれるという欠
点があった。
彎曲した状態又は電線管及び継手を比較的高い引張力が
加わった状態におくと、電線管の金属螺旋管は可成り軸
線方向へ伸びるが、絶縁被覆はそれに較べて伸びが少な
いので、絶縁被覆の端部が継手から外れて金属螺旋管が
露出し、そのため電線管の防水性が損なわれるという欠
点があった。
本考案は斯かる欠点を取除いた簡単且つ便利な構造の絶
縁被覆可撓電線管用継手を提供することを目的とする。
縁被覆可撓電線管用継手を提供することを目的とする。
次に、図示した本考案の継手の好適な例を説明する。
第1図において、本考案による継手1は後述するように
して電線管2を連結して固定構造体3にナツト4によっ
て固定されている。
して電線管2を連結して固定構造体3にナツト4によっ
て固定されている。
電線管2は通常使用されているものであって、例えば塩
化ビニル樹脂のような合成樹脂材料の比較的軟質の絶縁
被覆層5を金属螺旋管6の外周に囲繞して成るものであ
る。
化ビニル樹脂のような合成樹脂材料の比較的軟質の絶縁
被覆層5を金属螺旋管6の外周に囲繞して成るものであ
る。
継手1は継手本体7、締付ナツト8、弾性リング9及び
スリーブ部材10から成る。
スリーブ部材10から成る。
継手本体7は金属で作られ且つ全体的に中空円筒状であ
って、大径円筒状部分11及び小径円筒状部分12から
成り、これら部分の境目の内部に段部13が形成されて
おり且つこれら部分の外周にねじが形成されている。
って、大径円筒状部分11及び小径円筒状部分12から
成り、これら部分の境目の内部に段部13が形成されて
おり且つこれら部分の外周にねじが形成されている。
大径円筒状部分11の内径は、後述するようにスリーブ
部材10を装着した電線管2の端部が部分11内に遊嵌
して段部13に当たるような大きさになっている。
部材10を装着した電線管2の端部が部分11内に遊嵌
して段部13に当たるような大きさになっている。
締付ナツト8はその内周に、本体7の大径円筒状部分1
1の外周上のねじと螺合し得るねじが形成されており、
その一端は電線管2よりやや大きい内径を有する程度に
まで縮径されている。
1の外周上のねじと螺合し得るねじが形成されており、
その一端は電線管2よりやや大きい内径を有する程度に
まで縮径されている。
弾性リング9はゴムのような弾性材料で作られており、
その内径は電線管2の外径より僅かに大きく且つその外
径は締付ナツト8の内径より僅かに小さく、リング9が
ナツト8内に貫入し得るようになっている。
その内径は電線管2の外径より僅かに大きく且つその外
径は締付ナツト8の内径より僅かに小さく、リング9が
ナツト8内に貫入し得るようになっている。
更に、リング9の両側面は本体7の端面及びナツト8の
縮径端部内面と相補した形に面取りされて使用中にこれ
らの面に密着するようになっている。
縮径端部内面と相補した形に面取りされて使用中にこれ
らの面に密着するようになっている。
スリーブ部材10は金属帯板片を円筒状に成形して作ら
れており(第3図)、その直径はスリーブ部材10が電
線管2の一端から絶縁被覆層5及び金属螺旋管6の間へ
貫入し得るような大きさを有する。
れており(第3図)、その直径はスリーブ部材10が電
線管2の一端から絶縁被覆層5及び金属螺旋管6の間へ
貫入し得るような大きさを有する。
スリーブ部材10の一端は半径方向外方へ折曲げられて
フランジ部14が形成されて、後述するように使用中に
本体7の段部13との接触を良好にする。
フランジ部14が形成されて、後述するように使用中に
本体7の段部13との接触を良好にする。
更に、スリーブ部材10はその周壁の部分をコ字状に切
断し且つこの切断部分を半径方向内側へ折曲げて作られ
た切起し片15を適数個(この例では直径方向に対向し
た位置2個)形成している。
断し且つこの切断部分を半径方向内側へ折曲げて作られ
た切起し片15を適数個(この例では直径方向に対向し
た位置2個)形成している。
各切起し片15はその自由端がフランジ部14を有する
端部の方を向いて軸線方向へ半径方向内側へ傾斜してい
る。
端部の方を向いて軸線方向へ半径方向内側へ傾斜してい
る。
また、スリーブ部材10の軸線方向の長さは本体7の大
径円筒状部分11の開口端から段部13までの軸線方向
深さにほぼ等しいか又は僅かに小さいことが好ましい。
径円筒状部分11の開口端から段部13までの軸線方向
深さにほぼ等しいか又は僅かに小さいことが好ましい。
使用に際して、まず締付ナツト8をその縮径端の側から
電線管2に通し、次に弾性リング9を電線管2に通す。
電線管2に通し、次に弾性リング9を電線管2に通す。
次にスリーブ部材10をそのフランジ部14と反対の端
部側から電線管2の端の絶縁被覆層5及び金属螺旋管6
0間へ挿入してフランジ部14が被覆層5の端に当たる
まで部材10を押込む。
部側から電線管2の端の絶縁被覆層5及び金属螺旋管6
0間へ挿入してフランジ部14が被覆層5の端に当たる
まで部材10を押込む。
このため押込まれた部材10上の被覆層5の部分は部材
10の壁厚分だけ外方へ膨らむ。
10の壁厚分だけ外方へ膨らむ。
またスリーブ部材10の切起し片15は前記した向きに
形成されているので、部材10の前記挿入及び押込みは
比較的容易に行なうことができる。
形成されているので、部材10の前記挿入及び押込みは
比較的容易に行なうことができる。
次に、電線管2の端部を継手本体7の大径円筒状部分1
1内に嵌合させて大径円筒状部分11に締付ナツト8を
螺合させると、電線管2の端部及びスリーブ部材10の
フランジ部14は本体7内の段部13に接触し、且つナ
ツト8の螺入につれて弾性リング9はその締付力により
本体7及びナツト8に密着してそれらの間を封合し、且
つ電線管の被覆層5を介してスリーブ部材10を押圧し
、このため部材10はその直径を縮減して電線管の金属
螺旋管6に圧着し且つフランジ部14は体7の段部13
に圧接する。
1内に嵌合させて大径円筒状部分11に締付ナツト8を
螺合させると、電線管2の端部及びスリーブ部材10の
フランジ部14は本体7内の段部13に接触し、且つナ
ツト8の螺入につれて弾性リング9はその締付力により
本体7及びナツト8に密着してそれらの間を封合し、且
つ電線管の被覆層5を介してスリーブ部材10を押圧し
、このため部材10はその直径を縮減して電線管の金属
螺旋管6に圧着し且つフランジ部14は体7の段部13
に圧接する。
この時、電線管2の絶縁被覆層5は弾性リング9及びス
リーブ部材10によって強固に挟持され且つスリーブ部
材10の切起し片15は金属螺旋管6の螺旋巻きの間に
喰い込み、このため電線管と継手とは強固に連結されて
それらの間の相対的ずれを防止する。
リーブ部材10によって強固に挟持され且つスリーブ部
材10の切起し片15は金属螺旋管6の螺旋巻きの間に
喰い込み、このため電線管と継手とは強固に連結されて
それらの間の相対的ずれを防止する。
以上説明した構成により、本願考案の継手は従来の継手
に較べて防水性が良く且つスリーブ部材が電線管の金属
螺旋管及び継手本体の間の電気的連結を良好に保って電
線管の接地性能に優れている。
に較べて防水性が良く且つスリーブ部材が電線管の金属
螺旋管及び継手本体の間の電気的連結を良好に保って電
線管の接地性能に優れている。
また、使用条件によっては、スリーブ部材に切起し片を
形成する代りに、スリーブ部材の部分をプレス加工によ
り内方へ突出させて前記切起片と同様の効果をもたせる
ことができ、且つスリーブ部材にフランジ部を形成しな
いでその端部を継手本体内部の段部に接触させることが
でき、更に、半円筒状の金属片を2つ用いてスリーブ部
材を構成することができる。
形成する代りに、スリーブ部材の部分をプレス加工によ
り内方へ突出させて前記切起片と同様の効果をもたせる
ことができ、且つスリーブ部材にフランジ部を形成しな
いでその端部を継手本体内部の段部に接触させることが
でき、更に、半円筒状の金属片を2つ用いてスリーブ部
材を構成することができる。
第1図は本考案による継手の一例の使用状態における上
半分断面側面図であり、第2図は1図の継手の分解した
状態の上半分断面側面図であり、第3図は第1図の継手
の分解斜視図である。 1・・・・・・継手、2・・・・・・電線管、5・・・
・・・絶縁被覆層、6・・・・・・金属螺旋管、7・・
・・・・継手本体、8・・・・・・締付ナツト、9・・
・・・・弾性リング、10・・・・・・スリーブ部材。
半分断面側面図であり、第2図は1図の継手の分解した
状態の上半分断面側面図であり、第3図は第1図の継手
の分解斜視図である。 1・・・・・・継手、2・・・・・・電線管、5・・・
・・・絶縁被覆層、6・・・・・・金属螺旋管、7・・
・・・・継手本体、8・・・・・・締付ナツト、9・・
・・・・弾性リング、10・・・・・・スリーブ部材。
Claims (1)
- 可撓性金属螺旋管及びその外周面を覆う絶縁被覆層を有
する電線管の端部を内部に受ける金属製継手本体と、前
記電線管を挿通し且つ前記継手本体に螺合する締付ナツ
トと、前記電線管を挿通し且つ前記締付ナツト内に設け
られて前記電線管、前記継手本体及び前記締付ナツトに
圧着する弾性リングと、軸線方向に切断された部分を有
し且つ前記電線管の前記端部の前記金属螺旋管及び前記
絶縁被覆層の間に装着されて前記弾性リングの押圧力に
より一端において前記弾性リングと共に前記絶縁被覆層
を挾持すると共に他端を前記継手本体に圧着し且つ内周
面を前記金属螺旋管に密着するスリーブ部材と、前記金
属螺旋管に係合するように前記スリーブ部材に形成され
て前記電線管から離れる方への前記スリーブ部材の軸線
方向移動を阻止する係止部とから成る絶縁被覆可撓電線
管用継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12996679U JPS5836179Y2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | 絶縁被覆可撓電線管用継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12996679U JPS5836179Y2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | 絶縁被覆可撓電線管用継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5651417U JPS5651417U (ja) | 1981-05-07 |
JPS5836179Y2 true JPS5836179Y2 (ja) | 1983-08-15 |
Family
ID=29361692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12996679U Expired JPS5836179Y2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | 絶縁被覆可撓電線管用継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836179Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-21 JP JP12996679U patent/JPS5836179Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5651417U (ja) | 1981-05-07 |
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