JPS589462Y2 - 電線導入部防水構造 - Google Patents

電線導入部防水構造

Info

Publication number
JPS589462Y2
JPS589462Y2 JP12733879U JP12733879U JPS589462Y2 JP S589462 Y2 JPS589462 Y2 JP S589462Y2 JP 12733879 U JP12733879 U JP 12733879U JP 12733879 U JP12733879 U JP 12733879U JP S589462 Y2 JPS589462 Y2 JP S589462Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring mount
electric wire
grip
waterproof structure
introduction part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12733879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5644518U (ja
Inventor
黒多光明
Original Assignee
日立造船株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日立造船株式会社 filed Critical 日立造船株式会社
Priority to JP12733879U priority Critical patent/JPS589462Y2/ja
Publication of JPS5644518U publication Critical patent/JPS5644518U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS589462Y2 publication Critical patent/JPS589462Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電線導入部防水構造に関するものである。
その外面が雨水にさらされたり或いは海水などが接して
いる防水壁を貫通して電線(ケーブル)を配設する場合
、その電線導入部の防水が問題となる。
特に電線が大径で且つ移動し易い場合には充分な防水構
造が要求される。
本考案は確実かつ強力な防水を期待し得る電線導入部防
水構造を提案するもので、以下その一実施例を図面に基
づいて説明する。
第1図において1は内部2と外部3とを区画する防水壁
で、内部2側に位置する小径孔4と、外部3側に位置す
る大径孔5とを貫通させた状態で有し、さらに大径孔5
の外部側内面にはプラグ螺着用の雌螺子6が形成される
7は大径孔5に挿入可能な筒状の案内具で、中間部外周
に、大径孔底面Oこ接当可能な鍔部8を有し、さらに内
部2側には、小径孔4を挿通可能な室内筒部7Aに形成
される。
また案内具7の内面には、グリップ受止め用の傾斜内面
9と、スプリングマウント螺着用の雌螺子10が形成さ
れる。
11は案内具7に外嵌可能な筒状のプラグで、その内部
側の外周lこは前記大径孔5に摺接可能な01Jング1
2が設けられ、また中間部には前記雌螺子6に螺合可能
な雄螺子13が形成される。
さらに外部側の周方向複数箇所には、セット螺子14が
貫通して設けられる。
15はグリップで、その内部側の外周には前記傾斜内面
9に接当可能な傾斜外面16が形成され、また残りの外
周は挾持用傾斜外面17に形成される。
18は筒状のスプリングマウントで、その内部側の外周
には前記雌螺子10に螺合可能な雄螺子19が形成され
ると共に、プラグ11の内面を摺動可能なOIJタング
0が設けられる。
また外部側は、軸芯方向のスリット21を入れることに
よって周方向において複数に分割(実施例では4分割)
され、そしてその外面に傾斜雄螺子22を形成している
さらに内部側の内面には前記挾持用傾斜外面17と協働
する挾持用傾斜内面23が形成され、そして中間部の内
面には、ゴム製のパツキン24と押え金25との嵌入を
許す凹部26と、締付は金具27が螺合可能な雌螺子2
8とが形成される。
前記締付は金具27はその外周が雄螺子29に形成され
、また側面には締付は操作具の嵌合を許す溝30が形成
される。
31はライナー 32はその外周に配置したスプリング
を示す。
33はスプリングマウントナツトで、その内面には前記
傾斜雄螺子22に螺合可能な傾斜雌螺子34が形成され
る。
35は電線(ケーブル)で、絶縁層に覆われた芯線36
と外被37とならなる。
38は内部2内に設置した機器を示す。次に取付は作業
状態を説明する。
先ず第1図仮想線に示すように、電線35をスプリング
マウントナット33、ライナー31.締付は金具27、
押え金26、パツキン24、スプリングマウント18に
挿通させ、そしてその先端にグリップ15を外嵌させる
このときグリップ15には芯線36のみが挿通されて所
定長さだけ延び、そして外被37は挾持用傾斜外面17
上に位置されることになる。
次いで大径孔5に案内具7を挿入し、そしてプラグ11
の雄螺子13を防水壁1の雌螺子6に螺合させることに
より、第2図に示すように防水壁1に案内具7ならびに
プラグ11を固定し得る。
この状態でグリップ15を、その傾斜外面16をして傾
斜内面9に接当させる。
このとき芯線36は案内筒部7Aを挿通されて機器38
へと至るが、この機器38との接続は最終的に行なわれ
る。
次いで第3図に示すように、スプリングマウント18の
雄螺子19を案内具7の雌螺子6に螺合させる。
これにより挟持用傾斜外面17上の外被37は挾持用傾
斜内面23との間で挾持され、その結果、電線35は防
水壁1側に固定されることになる。
そしてセット螺子14を操作してスプリングマウント1
8を定着させる。
その後、凹部26内にパツキン24を挿入させ、そして
押え金25を当てかった状態で、締付は金具27を雌螺
子28に螺合させる。
この螺合が進んで行くとパツキン24が次第に圧縮され
、内側へと変形する結果、第4図に示すように外被37
上に圧着され、以ってシールが行なわれる。
次いでスプリングマウント18に、スプリング32と共
にライナー31を外嵌させ、そしてスプリングマウント
ナツト33の傾斜雌螺子34を傾斜雄螺子22に螺合さ
せることによって、ライナー31側を締付は保持し得る
以上述べたように本考案によると、グリップとスプリン
グマウントとの間で外被を挾持することにより、該部に
おける電線の軸芯方向の移動ならびに周方向の移動を防
止でき、さらにこのような固定状態の電線にパツキンを
圧接することにより確実且つ強力な防水を期待できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は分解状態での
縦断面図、第2図、第3図は組立て中での縦断面図、第
4図は組立て完了時での縦断面図である。 1・・・防水壁、2・・・内部、3・・・外部、7・・
・案内具、8・・・鍔部、9・・・傾斜内面、11・・
・プラグ、14・・・セット螺子、15・・・グリップ
、16・・・傾斜外面、17・・・挾持用傾斜外面、1
8・・・スプリングマウント、21・・・スリット、2
3・・・挾持用傾斜内面、24・・・パツキン、25・
・・押え金、27・・・締付は金具、31・・・ライナ
ー、32・・・スプリング、33・・・スプリングマウ
ントナツト、35・・・電線、36・・・芯線、37・
・・外被、38・・・機器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防水壁に固定可能な案内具と、電線に取付けられ且つ案
    内具に接当可能なグリップと、前記案内具に固定可能で
    且つグリップとの間で電線の外被を挾持可能なスプリン
    グマウントと、このスプリングマウント内に配設され且
    つ締付は金具の締付けにより電線に圧接可能なパツキン
    とからなる電線導入部防水構造。
JP12733879U 1979-09-13 1979-09-13 電線導入部防水構造 Expired JPS589462Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12733879U JPS589462Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13 電線導入部防水構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12733879U JPS589462Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13 電線導入部防水構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5644518U JPS5644518U (ja) 1981-04-22
JPS589462Y2 true JPS589462Y2 (ja) 1983-02-21

Family

ID=29359200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12733879U Expired JPS589462Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13 電線導入部防水構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS589462Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0223915Y2 (ja) * 1985-04-25 1990-06-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5644518U (ja) 1981-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH077837A (ja) ケーブルグランド
JP3406509B2 (ja) 取付け部品である外部アース用の自由に回転するアース用カップリング
US7261581B2 (en) Coaxial connector and method
KR200401178Y1 (ko) 방수 및 절연용 슬리브
US2651529A (en) Watertight cable connector
US3944722A (en) Antenna mount for vehicles
MXPA02002727A (es) Dispositivo de retencion axial de un elemento cilindrico y mas particularmente un cable.
US3703302A (en) Drain assembly for drain pipe
KR101290687B1 (ko) 케이블커넥터
JPS589462Y2 (ja) 電線導入部防水構造
US4859812A (en) Flat cable and sealing element
US5336850A (en) Electrical power cord entry device
US2856451A (en) Fitting having compound coupling means for use with mineral insulated sheathed cable
US3245700A (en) Connector fitting for externally insulated conduits
IE44812B1 (en) Improvements in or relating to cable glands
KR200175393Y1 (ko) 전선관 커넥터
JPH062296Y2 (ja) 防爆形ケーブルグランドのケーブルクランプ装置
JPS6223145B2 (ja)
JPH047646Y2 (ja)
JPS5816182Y2 (ja) 電線ホルダ−
JPH0878087A (ja) 防水コネクタ
JPS642488Y2 (ja)
JPS6141085B2 (ja)
JPH07105255B2 (ja) Ft型コネクタ
JPS5915101Y2 (ja) 制御機器の組立構造