JPH06174160A - 可撓性流体輸送管の端末金具 - Google Patents

可撓性流体輸送管の端末金具

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Publication number
JPH06174160A
JPH06174160A JP4351127A JP35112792A JPH06174160A JP H06174160 A JPH06174160 A JP H06174160A JP 4351127 A JP4351127 A JP 4351127A JP 35112792 A JP35112792 A JP 35112792A JP H06174160 A JPH06174160 A JP H06174160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tapered cylindrical
pipe
end part
flexible fluid
metal fixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP4351127A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Makino
芳郎 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP4351127A priority Critical patent/JPH06174160A/ja
Publication of JPH06174160A publication Critical patent/JPH06174160A/ja
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 流体輸送管1の軸線方向補強体7の端部外周
に配置される内面テーパー筒体31と、軸線方向補強体7
の端部の内側に配置される外面テーパー筒体33とを備え
る。軸線方向補強体7の端末を外面テーパー筒体33に溶
接により固定すると共に、両筒体のテーパー面31aと33
aで軸線方向補強体7を挟み付ける。 【効果】 軸線方向補強体の端部を外側へ折り返す必要
がないため端末金具全体の外径を小さくできる。軸線方
向補強体にかかる張力で外面テーパー筒体を内面テーパ
ー筒体側に引き寄せて軸線方向補強体を挟み付ける方式
であるため、張力が大きくなるほど把持力が大きくな
り、高張力に対する引留の信頼性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば海底油田から採
掘される原油、天然ガス等の高圧流体を輸送するのに用
いられる可撓性流体輸送管の端末金具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の可撓性流体輸送管の端末金具を図
3に示す。原油、天然ガス等の高圧流体を輸送する可撓
性流体輸送管1は、プラスチック内管3の外周に、内部
流体圧力により発生する周方向応力に耐え得るように鋼
帯や鋼条等からなる周方向補強体5を短ピッチでらせん
巻きし、その外周に張力に耐え得るように鋼線等からな
る軸線方向補強体7を長ピッチでらせん巻きし、その外
周にプラスチックの保護シース9を被覆した構造となっ
ている。
【0003】この種の流体輸送管1の端末には、他の機
器や管との接続のため端末金具11が取り付けられる。
この端末金具11は、プラスチック内管3の端部に装着
される接続金具13を有している。接続金具13とプラ
スチック内管3との間には管内流体の漏れを防止するた
めの内部シール15が配置され、内部締め金具17によ
り締め込み固定されている。また軸線方向補強体7の端
部外周には固定リング19が配置され、軸線方向補強体
7の端部は固定リング19に沿って外側に折り返され
て、溶接により固定リング19に固定されている。20
はその溶接部である。
【0004】固定リング19と接続金具13は、ケーシ
ング21の後端の内向きフランジ部21aに固定リング
19の後端面を当接させ、かつケーシング21の先端部
を接続金具13に螺着することにより一体化されてい
る。またケーシング21内の空間には熱硬化性樹脂23
が充填されている。さらにケーシング21と保護シース
9との間には海水等の侵入を防止するため外部シール2
5が配置され、外部締め金具27により締め込み固定さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の端末金具は、高
強度の軸線方向補強体の端部を外側へ折り返す構造であ
るため、折り返しの曲げ径を小さくすることが難しく、
端末金具全体の外径が大きくなり、また重量も大きくな
るため取扱いが困難である。また軸線方向補強体の端部
を折り返して固定リングに引っ掛けて引き留める構造で
あるため、高張力に対する引留に不安がある。本発明の
目的は、このような問題点に鑑み、小型で引留力の大き
い可撓性流体輸送管の端末金具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、プラスチック内管の外周に、周方向補強体
と、軸線方向補強体と、保護シースとを設けた可撓性流
体輸送管の端末金具において、前記軸線方向補強体の端
部外周にテーパー面を管端側に向けて配置される内面テ
ーパー筒体と、前記軸線方向補強体の端部の内側にテー
パー面を前記内面テーパー筒体側に向けて配置される外
面テーパー筒体とを設け、軸線方向補強体の端末を外面
テーパー筒体に溶接等により固定すると共に、外面テー
パー筒体のテーパー面と内面テーパー筒体のテーパー面
で軸線方向補強体を挟み付けるようにしたことを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】このようにすると、軸線方向補強体の端部を外
側へ折り返す必要がないため端末金具全体の外径を小さ
くできる。また軸線方向補強体にかかる張力で外面テー
パー筒体を内面テーパー筒体側に引き寄せて軸線方向補
強体を挟み付ける方式であるため、張力が大きくなるほ
ど把持力が大きくなり、高張力に対する引留の信頼性が
向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照して詳細に説明する。図1において、図3に示した
従来の端末金具と同一部分には同一符号を付してある。
この端末金具11の特徴は、図2に示すような内面にテ
ーパー面31aを形成した内面テーパー筒体31と、外
面にテーパー面33aを形成した外面テーパー筒体33
を用いることである。
【0009】内面テーパー筒体31は図1に示すように
軸線方向補強体7の端部外周にテーパー面31aを管端
側に向けて配置し、外面テーパー筒体33は軸線方向補
強体7の端部の内側にテーパー面33aを前記内面テー
パー筒体31側に向けて配置する。これにより軸線方向
補強体7の端部はラッパ状に広げられた状態でテーパー
面31aと33aに挟まれることになる。
【0010】また軸線方向補強体7の端末は少し内側に
折り曲げた状態で外面テーパー筒体33に溶接により固
定する。20はその溶接部である。これにより軸線方向
補強体7と外面テーパー筒体33が一体化され、軸線方
向補強体7が張力がかかって軸線方向に少しずれると、
外面テーパー筒体33も軸線方向補強体7と共に同方向
にずれることになる。
【0011】一方、内面テーパー筒体31はその後端面
をケーシング21の内向きフランジ部21aに当接させ
てあるため、軸線方向に移動することはない。このため
軸線方向補強体7は張力がかかると両筒体のテーパー面
31aと33aにより挟まれて強固に把持されることに
なる。この把持力は張力が高くなるほど大きくなる。
【0012】なお上記実施例では内面テーパー筒体31
の後端面をケーシング21の内向きフランジ部21aに
当接させる構造としたが、内面テーパー筒体31は、ケ
ーシング21に直接当接させずに、ケーシング21内で
熱硬化性樹脂23に埋め込むことによりケーシング21
と一体化することも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、軸
線方向補強体の端部を外側へ折り返す必要がないため端
末金具全体の外径を小さくでき、端末金具の重量が軽減
されて取扱いが容易になると共に、張力が大きくなるほ
ど軸線方向補強体の把持力が増大する構造となっている
ため高張力に対する引留の信頼性が向上する利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る可撓性流体輸送管の
端末金具を示す断面図。
【図2】 図1の端末金具に使用する内面テーパー筒体
と外面テーパー筒体を示す側面図。
【図3】 従来の可撓性流体輸送管の端末金具を示す断
面図。
【符号の説明】
1:可撓性流体輸送管 3:プラス
チック内管 5:周方向補強体 7:軸線方
向補強体 9:保護シース 11:端末金具 13:接続
金具 20:溶接部 21:ケー
シング 31:内面テーパー筒体 31a:テ
ーパー面 33:外面テーパー筒体 33a:テ
ーパー面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック内管の外周に、周方向補強体
    と、軸線方向補強体と、保護シースとを設けた可撓性流
    体輸送管の端末金具において、前記軸線方向補強体の端
    部外周にテーパー面を管端側に向けて配置される内面テ
    ーパー筒体と、前記軸線方向補強体の端部の内側にテー
    パー面を前記内面テーパー筒体側に向けて配置される外
    面テーパー筒体とを備え、軸線方向補強体の端末を外面
    テーパー筒体に固定すると共に、外面テーパー筒体のテ
    ーパー面と内面テーパー筒体のテーパー面で軸線方向補
    強体を挟み付けることを特徴とする可撓性流体輸送管の
    端末金具。
JP4351127A 1992-12-07 1992-12-07 可撓性流体輸送管の端末金具 Pending JPH06174160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4351127A JPH06174160A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 可撓性流体輸送管の端末金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4351127A JPH06174160A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 可撓性流体輸送管の端末金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06174160A true JPH06174160A (ja) 1994-06-24

Family

ID=18415234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4351127A Pending JPH06174160A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 可撓性流体輸送管の端末金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06174160A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010230142A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Furukawa Electric Co Ltd:The 可撓管の端末構造
WO2018149461A1 (en) * 2017-02-20 2018-08-23 National Oilwell Varco Denmark I/S An assembly comprising an unbonded flexible pipe and an associated end-fitting

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