JP2003148669A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2003148669A
JP2003148669A JP2001347137A JP2001347137A JP2003148669A JP 2003148669 A JP2003148669 A JP 2003148669A JP 2001347137 A JP2001347137 A JP 2001347137A JP 2001347137 A JP2001347137 A JP 2001347137A JP 2003148669 A JP2003148669 A JP 2003148669A
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JP
Japan
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pipe
connecting portion
outer peripheral
peripheral surface
pipe connecting
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JP2001347137A
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English (en)
Inventor
Takashi Furumiya
貴 古宮
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管を一時的に接続する作業の手間と時間を軽
減できる管継手を提供する。 【解決手段】 管外周面に対して外嵌可能な一対の管接
続部1どうしを、可撓性を備えた筒体2を介して互いに
連結し、管接続部の各々に、その管接続部を管外周面に
対して気密に固定可能な固定具3を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮設管を一時的に
接続するのに適した管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】管外周面に外嵌して気密に固定可能な一
対の管接続部を設けてある管継手は、接続しようとする
管に接続用のフランジが不要で、既設管が破損した場合
などに、応急的に管路を確保するために、その既設管の
破損部分を撤去して、仮設管を一時的に接続したり、仮
設管どうしを一時的に接続するのに適している。
【0003】このような管継手として、例えばドレッサ
型伸縮継手のようなメカニカル継手があり、この継手を
使用して、撤去した破損部分に代えて、管端部を特に加
工することなく、仮設管を一時的に接続することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなメカニカル継手は、各管接続部の軸芯が接続しよう
とする管の軸芯に略一致するように、互いに接続しよう
とする二つの管とメカニカル継手との相対位置を位置決
めしなければ、管接続部を管外周面に対して気密に固定
できないので、接続作業に多くの手間と時間がかかる欠
点がある。
【0005】また、撤去した破損部分の長さが長くて、
仮設管どうしを接続する必要もあるような場合は、接続
箇所が増えて、接続作業に一層の手間と時間がかかる欠
点がある。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、管を一時的に接続する作業の手間と時間を軽減
できる管継手を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る管継手の特徴構成は、管外周面に対して外嵌可能な一
対の管接続部どうしを、可撓性を備えた筒体を介して互
いに連結し、前記管接続部の各々に、その管接続部を管
外周面に対して気密に固定可能な固定具を設けてある点
にある。
【0008】〔作用〕互いに接続しようとする二つの管
の管外周面の各々に管接続部を外嵌し、その管接続部の
各々を、固定具で管外周面に対して気密に固定して、管
どうしを接続できるのであるが、管接続部どうしを可撓
性を備えた筒体を介して互いに連結してあるので、各管
接続部の軸芯が接続しようとする管の軸芯に略一致する
ように、管接続部どうしの相対位置を変更することがで
き、二つの管と管継手とが予め規定されている相対位置
になるように位置決めする作業を特に要することなく、
管どうしを接続できる。
【0009】〔効果〕互いに接続しようとする二つの管
と管継手とが予め規定されている相対位置になるように
位置決めする作業を特に要することなく、管どうしを接
続できるので、仮設管を既設管に接続する場合でも、仮
設管どうしを接続する場合でも、管を一時的に接続する
作業の手間と時間を軽減できる。
【0010】請求項2記載の発明の特徴構成は、前記管
接続部を縮径変形可能に設け、その管接続部を前記固定
具で強制的に縮径変形させて、管外周面に対して気密に
固定可能に設けてある点にある。
【0011】〔作用〕縮径変形前の管接続部を接続しよ
うとする管の管外周面に外嵌し、その管接続部を固定具
で強制的に縮径変形させて、管外周面に対して気密に固
定できる。
【0012】〔効果〕管接続部と管外周面との間にシー
ル材を押し輪で押し込んで、管接続部を管外周面に対し
て気密に固定するような場合に比べて、管外周面に対し
て簡便に固定できる。
【0013】請求項3記載の発明の特徴構成は、前記固
定具を、前記管接続部の外周面に外嵌するようにC字形
に湾曲させてある湾曲部材と、その湾曲部材の周方向で
対向する端部どうしが互いに近接するように締め付け可
能な締め付けボルトとを設けて構成してある点にある。
【0014】〔作用〕管接続部の外周面に外嵌した湾曲
部材を、その周方向で対向する端部どうしが互いに近接
するように締め付けボルトで締め付けて、管接続部を強
制的に縮径変形させ、その管接続部を管外周面に対して
気密に固定できる。
【0015】〔効果〕湾曲部材の周方向で対向する端部
どうしを締め付けボルトで締め付ける操作で、管接続部
を管外周面に対して簡便に気密に固定できる。
【0016】請求項4記載の発明の特徴構成は、前記管
接続部と前記筒体とを一体形成してある点にある。
【0017】〔作用〕管接続部と筒体とを別途接続する
ための組み付け作業が不要になる。
【0018】〔効果〕構造の簡略化を図れるとともに、
管接続部と筒体との接続箇所に漏れなどのトラブルが発
生するおそれも少ない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、都市ガス供給用の既設ガ
ス管Aや仮設管Bなどの管Cの管外周面に対して外嵌可
能な一対のゴム製の管接続部1どうしを、可撓性を備え
たゴム製の蛇腹状筒体2を介して互いに連結し、管接続
部1の各々に、その管接続部1を管外周面に対して気密
に固定可能な固定具3を設けてある本発明に係る管継手
Dを示している。
【0020】前記管接続部1と筒体2は、図2に示すよ
うに、EPDMやNBRなどの合成ゴムで一体形成して
あり、管接続部1を管外周面に外嵌する筒状に形成し、
筒体2をガス圧に充分耐えうる厚さで形成してある。そ
して、管接続部1の肉厚内に拡径方向に付勢するリング
状のバネ材4を埋設して、管接続部1を、バネ材4の付
勢力に抗して縮径変形可能に設けてある。
【0021】前記固定具3は、図3に示すように、管接
続部1の外周面に巻き掛けてあるステンレス鋼製の帯板
5と、その帯板5を挟んで管接続部1の外周面に外嵌す
るようにC字形に湾曲させてある湾曲部材6とを設け、
湾曲部材6の周方向両端部に設けた鍔8に亘って二本の
締め付けボルト7を装着して、その二本の締め付けボル
ト7で、湾曲部材6の周方向で対向する端部どうしが互
いに近接するように締め付け可能に設けてある。
【0022】前記湾曲部材6は、その内周側に形成した
凹溝9に管接続部1を入り込ませて抜け止めするととも
に、湾曲部材6の周方向端部どうしが互いに近接するよ
うに締め付けボルト7で締め付けるに伴って、管外周面
に食い込むリング部材10を、湾曲部材6の外側端部と
管接続部1との間に装着して、管接続部1の管外周面か
らの抜け出しを防止できるようにしてある。
【0023】そして、二本の締め付けボルト7で湾曲部
材6の端部どうしが互いに近接するように略均等に締め
付けて、帯板5をその重なり代が増えるように巻き締め
ながら、管接続部1を強制的に縮径変形させて、管外周
面に対して気密に固定できるようにしてある。
【0024】図4は、上記管継手Dの使用例を示してお
り、地中に埋設してある既設ガス管Aが破損して漏れが
発生したような場合に、その破損部分Eへのガス供給を
停止した状態で、破損部分Eを撤去して、復旧工事の準
備が整うまでの間、管路を確保してガス供給を継続でき
るように、地上側に仮置きした複数の鋼製の仮設管Bで
応急的に接続してある。
【0025】前記仮設管Bは容易に運搬できるように長
さが短く、ガス管Aの切断端部と仮設管Bとを接続する
箇所、及び、仮設管Bどうしを軸芯が交差するように接
続する箇所は、筒体2の長さが長い管継手D1で筒体2
を大きく屈曲させて接続し、仮設管Bの軸芯どうしが略
平行な箇所は、筒体2の長さが短い管継手D2で接続し
てある。
【0026】〔その他の実施形態〕1.本発明による管
継手は、一対の管接続部どうしを、管内の流体圧に耐え
る金属製の可撓管で構成した筒体を介して互いに連結し
てあっても良い。2.本発明による管継手は、管内の流
体圧に耐えるように、螺旋状の金属線材や合成繊維の織
布を埋設して補強してあるゴム製或いは樹脂製の筒体
や、金属線材を螺旋状に巻き掛けたり金属線材をマット
状に撚り合わせた被覆材で覆って補強してあるゴム製或
いは樹脂製の筒体を介して、一対の管接続部どうしを互
いに連結してあっても良い。3.本発明による管継手
は、メカニカルシールで管接続部を管外周面に対して気
密に固定可能な固定具を設けてあっても良い。4.本発
明による管継手は、可撓性と必要強度とを備えた径が一
定の筒体や、予め一体角度だけ屈曲させてある筒体を介
して、一対の管接続部どうしを互いに連結してあっても
良い。5.本発明による管継手は、都市ガス以外の各種
ガス用や、水道水などの各種液体用の管を接続するため
に使用するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】管継手の斜視図
【図2】管継手の一部断面側面図
【図3】要部の横断面図
【図4】使用例の説明図
【符号の説明】
1 管接続部 2 筒体 3 固定具 6 湾曲部材 7 締め付けボルト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管外周面に対して外嵌可能な一対の管接
    続部どうしを、可撓性を備えた筒体を介して互いに連結
    し、 前記管接続部の各々に、その管接続部を管外周面に対し
    て気密に固定可能な固定具を設けてある管継手。
  2. 【請求項2】 前記管接続部を縮径変形可能に設け、そ
    の管接続部を前記固定具で強制的に縮径変形させて、管
    外周面に対して気密に固定可能に設けてある請求項1記
    載の管継手。
  3. 【請求項3】 前記固定具を、前記管接続部の外周面に
    外嵌するようにC字形に湾曲させてある湾曲部材と、そ
    の湾曲部材の周方向で対向する端部どうしが互いに近接
    するように締め付け可能な締め付けボルトとを設けて構
    成してある請求項2記載の管継手。
  4. 【請求項4】 前記管接続部と前記筒体とを一体形成し
    てある請求項1〜3のいづれか1項記載の管継手。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112006000732B4 (de) * 2005-04-04 2009-06-18 Yves Levivier Ausgleichsmuffe aus Elastomermaterial ohne Flansch und ohne Schweißnaht zur Verbindung von zwei glatten Rohren
KR100966884B1 (ko) * 2009-09-21 2010-06-30 브렌트유화산업(주) 휨기능이 향상된 환봉지지연결구
CN112344123A (zh) * 2019-08-09 2021-02-09 中国石油天然气股份有限公司 管接头装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112006000732B4 (de) * 2005-04-04 2009-06-18 Yves Levivier Ausgleichsmuffe aus Elastomermaterial ohne Flansch und ohne Schweißnaht zur Verbindung von zwei glatten Rohren
KR100966884B1 (ko) * 2009-09-21 2010-06-30 브렌트유화산업(주) 휨기능이 향상된 환봉지지연결구
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