JP2002327865A - 金属複合プラスチック管 - Google Patents

金属複合プラスチック管

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JP2002327865A
JP2002327865A JP2001130668A JP2001130668A JP2002327865A JP 2002327865 A JP2002327865 A JP 2002327865A JP 2001130668 A JP2001130668 A JP 2001130668A JP 2001130668 A JP2001130668 A JP 2001130668A JP 2002327865 A JP2002327865 A JP 2002327865A
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Japan
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metal composite
plastic
gas
composite plastic
detection hole
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Pending
Application number
JP2001130668A
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English (en)
Inventor
Masaki Sano
正樹 佐野
Tsutomu Nagatsu
勉 永津
Kozo Imai
浩三 今井
Tetsuo Inoue
哲夫 井上
Kenichi Ishii
健一 石井
Yoshiyuki Makino
良之 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属帯巻装補強層のところの螺旋状の隙間に
ガスが漏れ出した際にこれを検知できる金属複合プラス
チック管を得る。 【解決手段】 プラスチック内管2の外周に金属帯4a
の周回巻きにより金属帯巻装補強層4を設け、この金属
帯巻装補強層4の外周にプラスチック被覆層6を設け
る。プラスチック被覆層6のいずれかの箇所に金属帯巻
装補強層4に達するガス検知孔10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック内管
の外周に金属帯巻装補強層が設けられている金属複合プ
ラスチック管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、施工性・耐震性に優れていること
からプラスチック管の普及が進んでおり、特に低圧域で
のプラスチック管の普及が著しい。また、これまでプラ
スチック管が使用されてこなかった中高圧域でもプラス
チック管を使用することが試みられるようになってき
た。しかしながら、プラスチック管は強度が低いため
に、中高圧域で使用することができなかった。
【0003】この問題を解決するために、図4(A)
(B)に示すような金属複合プラスチック管1が開発さ
れている。この金属複合プラスチック管1は、ポリエチ
レン等のプラスチック内管2の外周に、布テープ、ゴム
テープ、ゴム引き布テープ等の巻回によりクッション層
3が設けられ、その外周に金属帯4aのギャップ4b巻
きにより金属帯巻装補強層4が設けられ、その外周にゴ
ムを塗布した布テープ等の押えテープ層5が設けられ、
その外周にポリエチレンやポリ塩化ビニル等の押出し被
覆によりプラスチック被覆層6が設けられた構造になっ
ている。このこうな金属複合プラスチック管1では、金
属帯4aのギャップ4b巻きにより形成された金属帯巻
装補強層4のところに、ギャップ4bにより螺旋状の隙
間7が形成されている。
【0004】かかる構造の金属複合プラスチック管1に
よれば、プラスチック内管2の外周を金属帯巻装補強層
4で押さえて補強しているので、プラスチック内管2に
内圧がかかっても金属帯巻装補強層4で外周を押さえて
おり、中高圧域でも使用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の金属複合プラスチック管1では、プラスチッ
ク内管2内にガスを流して使用する場合、プラスチック
内管2をガスが透過したり、プラスチック内管2に亀裂
が発生してその亀裂からガスが漏れた場合、そのガスは
金属帯巻装補強層4のところの螺旋状の隙間7に沿って
長手方向に流通し、端末等から外部に漏れ出すおそれが
あり危険である。
【0006】本発明の目的は、金属帯巻装補強層のとこ
ろの螺旋状の隙間にガスが漏れ出した際にこれを検知で
きる金属複合プラスチック管を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラスチック
内管の外周に金属帯の周回巻きにより金属帯巻装補強層
が設けられ、該金属帯巻装補強層の外周にプラスチック
被覆層が設けられている金属複合プラスチック管を改良
するものである。
【0008】本発明に係る金属複合プラスチック管で
は、プラスチック被覆層のいずれかの箇所に金属帯巻装
補強層に達するガス検知孔が設けられていることを特徴
とする。
【0009】このようにプラスチック被覆層のいずれか
の箇所に金属帯巻装補強層に達するガス検知孔を設ける
と、このガス検知孔を用いてプラスチック内管からのガ
スの漏洩を検知することができる。
【0010】この場合、ガス検知孔が中心に貫通孔を有
するねじ込み金具をプラスチック被覆層にねじ込んで形
成されていると、壊れにくいガス検知孔の形成を簡単に
行うことができる。
【0011】また、ガス検知孔がプラスチック被覆層の
長手方向の末端近傍に設けられていると、金属複合プラ
スチック管の末端でガスの漏洩を検知することができ
る。
【0012】また、ガス検知孔に圧力センサーまたはガ
スセンサーの如きセンサーを取付けると、ガスの漏洩を
センサーで検知することができる。
【0013】また、ガス検知孔にガスリリーフバルブを
設けると、ガス圧が異常に上昇する前に逃がすことがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る金属複合プラ
スチック管の実施の形態の第1例を示した要部縦断面図
である。
【0015】本例の金属複合プラスチック管1の層構造
は、前述した図4(A)(B)と同様になっている。こ
の金属複合プラスチック管1では、プラスチック内管2
の端部にフランジ8が一体に形成されている。プラスチ
ック被覆層6とフランジ8との間はシール材9でシール
され、ガスが流出しないようになっている。このような
金属複合プラスチック管1では、プラスチック被覆層6
のいずれかの箇所、本例ではプラスチック被覆層6の長
手方向の末端近傍に、金属帯巻装補強層4に達するガス
検知孔10が設けられている。このガス検知孔10は、
中心に貫通孔を有するねじ込み金具11をプラスチック
被覆層6にねじ込んで形成されている。
【0016】このようにプラスチック被覆層6のいずれ
かの箇所に金属帯巻装補強層4に達するガス検知孔10
を設けると、このガス検知孔10を用いてプラスチック
内管2からのガスの漏洩を検知することができる。この
ガス検知孔10がプラスチック被覆層6の長手方向の末
端近傍に設けられていると、金属複合プラスチック管1
の末端でガスの漏洩を検知することができる。
【0017】また、ガス検知孔10が、中心に貫通孔を
有するねじ込み金具11をプラスチック被覆層6にねじ
込んで形成されていると、壊れにくいガス検知孔10の
形成を簡単に行うことができる。
【0018】図2は本発明に係る金属複合プラスチック
管の実施の形態の第2例を示した要部側面図である。
【0019】本例の金属複合プラスチック管1では、ガ
ス検知孔10を有するねじ込み金具11に、圧力センサ
ーまたはガスセンサーの如きセンサー12が取付けられ
ている。
【0020】このようにガス検知孔10にセンサー12
を取付けると、ガスの漏洩を該センサー12で検知する
ことができる。
【0021】図3は本発明に係る金属複合プラスチック
管の実施の形態の第3例を示した要部側面図である。
【0022】本例の金属複合プラスチック管1では、ガ
ス検知孔10を有するねじ込み金具11に、リリーフバ
ルブ13が取付けられている。
【0023】このようにガス検知孔10にリリーフバル
ブ13を取付けると、ガス圧が異常に上昇する前に逃が
すことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る金属複合プラスチック管で
は、プラスチック被覆層のいずれかの箇所に金属帯巻装
補強層に達するガス検知孔を設けたので、このガス検知
孔を用いてプラスチック内管からのガスの漏洩を検知す
ることができる。
【0025】また、ガス検知孔を、中心に貫通孔を有す
るねじ込み金具をプラスチック被覆層にねじ込んで形成
すると、壊れにくいガス検知孔の形成を簡単に行うこと
ができる。
【0026】また、ガス検知孔を、プラスチック被覆層
の長手方向の末端近傍に設けると、金属複合プラスチッ
ク管の末端でガスの漏洩を検知することができる。
【0027】また、ガス検知孔にセンサーを取付ける
と、ガスの漏洩をセンサーで検知することができる。
【0028】また、ガス検知孔にガスリリーフバルブを
設けると、ガス圧が異常に上昇する前に逃がすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金属複合プラスチック管の実施の
形態の第1例を示した要部縦断面図である。
【図2】本発明に係る金属複合プラスチック管の実施の
形態の第2例を示した要部側面図である。
【図3】本発明に係る金属複合プラスチック管の実施の
形態の第3例を示した要部側面図である。
【図4】(A)(B)は金属複合プラスチック管の横断
面図及び縦断面図である。
【符号の説明】
1 金属複合プラスチック管 2 プラスチック内管 3 クッション層 4 金属帯巻装補強層 4a 金属帯 4b ギャップ 5 押えテープ層 6 プラスチック被覆層 7 隙間 8 フランジ 9 シール材 10 ガス検知孔 11 ねじ込み金具 12 センサー 13 リリーフバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永津 勉 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 今井 浩三 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 井上 哲夫 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 石井 健一 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 牧野 良之 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 3H111 AA01 BA01 BA15 CA52 CB04 CC13 CC18 DA24 DB11 4F100 AB01A AK01B DA11 DA20 EH51A GB90 JH10 JL01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック内管の外周に金属帯の周回
    巻きにより金属帯巻装補強層が設けられ、前記金属帯巻
    装補強層の外周にプラスチック被覆層が設けられている
    金属複合プラスチック管において、 前記プラスチック被覆層のいずれかの箇所に前記金属帯
    巻装補強層に達するガス検知孔が設けられていることを
    特徴とする金属複合プラスチック管。
  2. 【請求項2】 前記ガス検知孔は中心に貫通孔を有する
    ねじ込み金具を前記プラスチック被覆層にねじ込んで形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の金属複
    合プラスチック管。
  3. 【請求項3】 前記ガス検知孔は前記プラスチック被覆
    層の長手方向の末端近傍に設けられていることを特徴と
    する請求項1または2に記載の金属複合プラスチック
    管。
  4. 【請求項4】 前記ガス検知孔にセンサーが取付けられ
    ていることを特徴とする請求項1,2または3に記載の
    金属複合プラスチック管。
  5. 【請求項5】 前記ガス検知孔にガスリリーフバルブが
    設けられていることを特徴とする請求項1,2,3また
    は4に記載の金属複合プラスチック管。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085310A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Furukawa Electric Co Ltd:The 浮遊型可撓管
JP2009210095A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Chugoku Electric Power Co Inc:The 流体道構造
JP6084743B1 (ja) * 2016-08-05 2017-02-22 東拓工業株式会社 樹脂金属複合管の連続製造方法

Cited By (3)

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