JP2005003064A - 金属補強プラスチック管の端末部 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、プラスチック管内を流れる流体の流体圧の大小に関わらず長期にわたって管継手本体とプラスチック管との間の気密、液密シールが壊れることのない金属補強プラスチック管の端末部を提供することにある。
【解決手段】管継手本体とプラスチック管との間には保護リングが挿入され、該保護リングの後端にゴム製のパッキンが位置決めされ、該パッキンの後端にはこのパッキンを押圧するリテーナが装着され、該リテーナは前記管継手本体とボルトで連結される押輪との間に位置決めされかつ前記押輪で前記パッキンの方向に押圧されている金属補強プラスチック管の端末部において、前記パッキンの断面形状は先端部が円形で後端部が矩形の前円後方形状になっていて、後端部の端面を前記リテーナで押圧されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】管継手本体とプラスチック管との間には保護リングが挿入され、該保護リングの後端にゴム製のパッキンが位置決めされ、該パッキンの後端にはこのパッキンを押圧するリテーナが装着され、該リテーナは前記管継手本体とボルトで連結される押輪との間に位置決めされかつ前記押輪で前記パッキンの方向に押圧されている金属補強プラスチック管の端末部において、前記パッキンの断面形状は先端部が円形で後端部が矩形の前円後方形状になっていて、後端部の端面を前記リテーナで押圧されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄線(鋼線を含む)や鋼帯の如き金属条で補強されたプラスチック管の端末部に関するもので、より具体的には、流体輸送管、例えば送水管や送ガス管として使用される金属補強プラスチック管の端末部の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、外径が例えば200mmあるいはそれ以上のプラスチック管上に、例えば布テープを巻き、さらにこの上に鋼帯や鉄線等からなる金属条をらせん巻きして補強層を形成し、この補強層の上に、必要により、例えば布テープやプラスチック製の保護シースを施した流体輸送管等に使用される金属補強プラスチック管が知られている。
【0003】
プラスチック管は、従来広く使用されている鋼管よりも施工性に優れ、錆ないことから送水管、送ガス管としての用途が飛躍的に増加している。
特に離島に水を送る海底送水管では、布設時に管軸方向に加わる軸力に耐えるために、また漁船の錨で傷つけられる、いわゆる錨害からこのプラスチック管を保護するために、外側に鉄線がらせん巻きされた、いわゆる金属補強プラスチック管が使用される。また水圧に耐えるために鋼帯等をらせん巻きした構造のもの、あるいは鋼帯と鉄線両方をらせん巻きした金属補強プラスチック管も使用されている。
【0004】
ところで従来、この種の金属補強プラスチック管同士を接続する場合、図4に示すように接続する金属補強プラスチック管の端末部で、接続に必要な長さ分プラスチック管1を露出すべく、前述した保護シースや金属条、そして布テープ等々を各々必要長さ剥ぎ取り、その上でこの露出されたプラスチック管1同士に跨るように管継手が装着される。
【0005】
図4で符号3は、管継手装着時プラスチック管1の形状が崩れないように必要によりプラスチック管1の内側に嵌挿されるステイフナーを、符号4は管継手本体2とプラスチック管1の間隙に最初に挿入される保護リングを、符号5はプラスチック管1と管継手本体2との水密性あるいは気密性を保持するための断面矩形のゴム製のパッキンを、そして符号6は押輪を各々示している。尚、前記保護リング4は通常、繊維補強ゴム等から成っていて、パッキン5のコールドフローを防止するために使用されている。
【0006】
また前記押輪6と管継手本体2とはリテーナ7を挟持した状態でボルト9により連結されている。
ここでリテーナ7は、前記ボルト9に螺合されている第一ナット10を締める込むと押輪6の端面によりその後端を押圧され、その押圧力をリテーナ7の先端面を介して前記パッキン5に伝えている。すなわちパッキン5はリテーナ7の先端部で押圧されている。
【0007】
また符合8は押輪6とプラスチック管1との間に挿嵌されているロックリングである。このロックリング8は周方向の一部に開口を有していて、平面状態では略Cの字型をしている。そしてプラスチック管1の外面に接する面、すなわちロックリング8の内面には歯が刻まれていて、管継手本体2と押輪6とを連結すべくボルト9の第一ナット10を締め込んでいくと、リテーナ7の後端面で押圧され、かつ押輪6のテーパ状の内面により径方向にも押圧されて縮径し、前記歯がプラスチック管1の外面に噛み付く。その結果プラスチック管1をその軸方向に引っ張る力が働いても、プラスチック管1が管継手から抜け難くなっている。
それ故、管継手からプラスチック管1を引き抜く力が負荷されないような使用状況下にある管継手にあっては、このロックリング8を使用しない場合もある。
【0008】
また前記ボルト9にはさらに金属線を管継手に引き留める、具体的には鉄線留め11が螺合されていて、プラスチック管1の端部で外装の鉄線21をこの鉄線留め11の外面に沿わせて折り返している。折り返された鉄線21の端末は金属補強プラスチック管の外面に鋼帯バンドの如き鉄線押え13で固定されている。ここで符号12はボルト9と協働して前記鉄線留め11を管継手に固定する第二ナットを示している。
【0009】
また外装として鋼帯22を使用している場合には、この鋼帯22の端末部は押輪6の端部近傍で、例えば鋼帯22上に金属線23を巻回して、あるいは専用の固定リング等を使用して固定する。図4では銅線を巻回して固定した例を示している。
【0010】
因みに、このようにプラスチック管1と管継手本体2とを断面矩形、より具体的には断面台形のパッキン5でシールする例を示したものとして特許文献1及び特許文献2がある。
またこのような断面矩形のパッキン5ではなく、断面円形の、いわゆるOリングを使用することも度々行われている。
【0011】
特許文献1:実開平5−57584号公報
特許文献2:特開平7−293769号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで図4に示されているような断面矩形のパッキン5を使用した場合、このパッキン5が挿入される管継手本体2とプラスチック管1との間の隙間が矩形状であるため、パッキン5の前記隙間への納まりはよいが、形状が矩形であるためパッキン5と管継手本体2の内面及びプラスチック管1の外面とは面接触の状態で接触する。そのため、プラスチック管1内を流れる流体圧が比較的小さい場合にはあまり問題にならないかも知れないが、流体圧が高い場合にはパッキン5と管継手本体2の内面及びプラスチック管1の外面との接触圧不足でシールが壊れ、流体が洩れる恐れがある。また仮に流体圧が小さくとも長期間使用しているとパッキン5によるシールが壊れる、という問題もある。
【0013】
一方、汎用のOリングを使用すると、図5に示すようにリテーナ7の先端の平坦面でOリング製のパッキン5を矢印A方向に押圧するため、リテーナ7の先端とパッキン5とは線接触に近い状態になる。
このように線接触に近い状態でOリング製のパッキン5を押圧すると、押圧力が局部的に大きな負荷となってOリングに加わるため、Oリング製のパッキン5が変形してしまい、本来このOリング製のパッキン5に期待した管継手本体2の内面とプラスチック管1の外面との接触が線接触ではなくなって、面接触になってしまう。
すなわちOリングをパッキン5として使用してもOリングが変形して期待通りの線接触が期待できず、接触圧Pの小さい面接触になってしまう。
すなわち、Oリング製のパッキン5を使用しても、プラスチック管1内を流れる流体圧が比較的が高い場合には、あるいは長期間使用していると、パッキン5と管継手本体2の内面やプラスチック管1の外面との接触圧が不足して、経時的にシールが壊れ、流体が洩れる恐れがある。
尚、図5で矢印Bは流体圧の負荷方向を示している。
【0014】
前記問題に鑑み本発明の目的は、プラスチック管内を流れる流体の流体圧の大小に関わらず長期にわたって管継手本体とプラスチック管との間の気密シール、液密シールが壊れることのない金属補強プラスチック管の端末部を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成すべく本発明のものは、プラスチック管の外方に金属条がらせん巻きされてなる金属補強プラスチック管の端末の前記プラスチック管が露出された部分に管継手が装着され、該管継手に前記金属条の端末が固定されてなる金属補強プラスチック管の端末部であって、前記管継手の管継手本体と前記プラスチック管との間には保護リングが挿入され、該保護リングの後端にゴム製のパッキンが位置決めされ、該パッキンの後端にはこのパッキンを押圧するリテーナが装着され、該リテーナは前記管継手本体とボルトで連結される押輪との間に位置決めされかつ前記押輪で前記パッキンの方向に押圧されている金属補強プラスチック管の端末部において、前記パッキンの断面形状は先端部が円形で後端部が矩形の前円後方形状になっていて、後端部の端面を前記リテーナで押圧されていることを特徴とするものである。
【0016】
このようにしてなる本発明の金属補強プラスチック管の端末部によれば、管継手本体とプラスチック管との間の気密性あるいは液密性を保障するため、管継手本体とプラスチック管との間に挿入されるパッキン5の断面形状を、先端部が円形で後端部が矩形の前円後方形状のものを使用し、後端部の矩形部分の端面をリテーナで押圧するようにした結果、リテーナの先端部でパッキンの後端部を押圧しても、その押圧力は従来のように局部的な力ではないためパッキンの先端部の断面円形部分を変形させることが少なくなる。その結果、このパッキンとプラスチック管の外面及び管継手本体の内面との接触は線接触に近い状態が保持され、もって接触圧の大きな、それ故シール性に優れた金属補強プラスチック管の端末部を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1〜図3に本発明の金属補強プラスチック管の端末部の一実施例を示す。尚、図1では前述した図4と同一のものには同一の符号を付してある。また図1は、図を簡単にするため、金属補強プラスチック管の端末部の中心線より上の部分のみ切開してその断面を示す一部切開平面図にしてある。
図1に示すように接続する金属補強プラスチック管の端末部では、管継手を接続するのに必要な長さ分熱可塑性プラスチック等からなるプラスチック管1を露出すべく、前述した保護シースや布テープ(図示しない)あるいは長ピッチでらせん巻きされている鉄線21、この鉄線21より短ピッチで、かつギャップ巻きのらせん巻きで2層巻きされている鋼帯22等々を各々必要長さ剥ぎ取り、その上でこの露出されたプラスチック管1同士に跨るように管継手が装着される。
【0018】
図1で符号3は、管継手装着時プラスチック管1の形状が崩れないように必要によりプラスチック管1の内側に嵌挿されるステイフナーである。該ステイフナー3は例えば、鋼材またはポリアセタール樹脂等の硬質樹脂製である。
また符号4は管継手本体2とプラスチック管1の間隙に最初に挿入される保護リングで、これは通常、繊維補強ゴム等から成っていて、後述するパッキン35のコールドフローを防止するために挿入されている。
【0019】
そして符号35は本発明の特徴であるゴム製のパッキンで、プラスチック管1の外面と管継手本体2の内面との水密性あるいは気密性を保持するために、前記保護リング4の後部に挿入される。
このパッキン35の特徴は、その断面形状にあり、図2が示すように先端部(保護リング4側)が円形で後述するリテーナ7側が矩形、より具体的には略台形状になっていて、いわゆる前円後方形状をしている。
【0020】
符号6は押輪で、該押輪6と管継手本体2とはリテーナ7を挟持した状態でボルト9及びこれに螺合されている第一ナット10とで連結されている。ここでリテーナ7は前記ステイフナー3と同様に鋼材またはポリアセタール樹脂等の硬質樹脂からなっている。そしてリテーナ7は、前記ボルト9に螺合されている第一ナット10を締めると押輪6の端面でその後端を押圧され、その押圧力を先端面を介して前記パッキン35に伝える。すなわちパッキン35は第一ナット10を締め込んでいくとリテーナ7の先端部で押圧される。
【0021】
また符合8は押輪6とプラスチック管1との間に挿嵌されているロックリングである。このロックリング8もまた前記ステイフナー3やリテーナ7と同様に、鋼材またはポリアセタール樹脂等の硬質樹脂製のものである。
そしてこのロックリング8は周方向の一部に開口を有していて、平面状態では略Cの字型をしている。またプラスチック管1の外面に接する面、すなわち内面には歯が刻まれていて、管継手本体2と押輪6とを連結すべくボルト9の第一ナット10を締め込んでいくと、リテーナ7の後端面と押輪6の内側のテーパ面で押圧され縮径して、前記歯がプラスチック管1の外面に噛み付く。その結果プラスチック管1をその軸方向に引っ張る力が働いても、プラスチック管1が管継手から抜け難くなっている。
尚、プラスチック管1に管継手から引き抜く力が負荷されないような使用状況下にある管継手にあっては、前記ロックリング8を使用しない場合もある。
【0022】
また前記ボルト9にはさらに鉄線21を管継手に引き留める、具体的には鉄線留め11が螺合されていて、プラスチック管1の端部で外装の鉄線21をこの鉄線留め11の外面に沿わせて折り返し、折り返された鉄線21の端末は金属補強プラスチック管の外表面に鋼帯バンド等からなる鉄線押え13で固定される。
ここで符号12はボルト9と協働して前記鉄線留め11を管継手に固定する第二ナットを示している。
【0023】
また鋼帯22の端末部は押輪6の端部近傍で、例えば鋼帯22上に鋼線や銅線のごとき金属線23を巻回して、あるいは専用の固定リング等を使用して固定する。図1では銅線を巻回して固定した例を示している。
尚、この鋼帯22は金属補強プラスチック管が大きな水圧を受けない環境下に布設される場合には省略されることもあり、その場合にはこの金属線23や固定リング等による鋼帯22の端末固定手段は省略される。
【0024】
このようにしてなる本発明の金属補強プラスチック管の端末部においては、プラスチック管1と管継手本体2との間の気密シールあるいは液密シールの手段として図1や図2に示すように、その断面が前円後方形状のパッキン35を使用しているため、リテーナ7によるパッキン35への押圧が面接触状態で行われ、その結果、パッキン35の先端部の円形部分への押圧力が緩和され、この円形部分の変形が従来のOリング製のパッキン5を使用した場合に比較して小さくなる。そのためパッキン35の先端部の円形部分では、プラスチック管1の外面と管継手本体2の内面に対して線接触状態を保持でき、もって高い接触圧Pが確保でき、高いシール性を保持できる。ここで図2における矢印Bは、ガス圧あるいは液圧の掛かる方向を示している。
【0025】
前記図2に示すパッキン35は、円形状の先端部と矩形の後端部が一体のものであるが、図3に示すように両者を別体にしたタイプのものも使用できる。但しこの場合注意することは、断面円形(球体)部分35aと断面略矩形部分35bの接触面はできるだけ広い面で接触するようになっている必要がある。
具体的には、断面略矩形部分35bの先端の断面円形部分35aと接触する部分の外面は、断面円形部分35aの外面とその大きさや曲率がほぼ同じものになっていて、両者が面接触している必要がある。
このような形状でないと、リテーナ7からの押圧力を緩和した状態で先端の断面円形部分35aに伝えることができなくなり、その場合、断面円形部分が変形し、プラスチック管1の外面及び管継手本体2の内面との間で線接触ではなく面接触で接する状態が生じ、高い接触圧Pを得ることができなくなるからである。
【0026】
ところで本発明で金属条という場合には、鉄線等の金属線の他に、鋼帯のような金属テープも含むものとする。
そして上述した実施例では、この金属補強プラスチック管が鋼帯と鉄線の両方で補強されているが、本発明は補強が鉄線のような金属線のみの場合も、また鋼帯のような金属テープのみの場合にも適用できることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】
前述したように本発明の金属補強プラスチック管の端末部によれば、プラスチック管と管継手本体との間に、その断面が前円後方形状のパッキンを使用しているため、プラスチック管外面と管継手本体内面との間に長期にわたって線接触状態を保持できる。その結果、プラスチック管内を流れる流体の流体圧の大小に関わらず長期にわたってプラスチック管と管継手本体との間の気密シール、液密シールが壊れることのない金属補強プラスチック管の端末部を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属補強プラスチック管の端末部の一実施例を示す一部切開平面図である。
【図2】図1におけるパッキン挿入部の拡大断面図である。
【図3】本発明に使用されるパッキンの他の実施例を示す拡大断面図である。
【図4】従来の金属補強プラスチック管の端末部を示す一部切開平面図である。
【図5】従来の金属補強プラスチック管の端末部に使用されているパッキンの使用状況を示すパッキン挿入部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 プラスチック管
2 管継手本体
4 保護リング
5 パッキン
6 押輪
7 リテーナ
9 ボルト
21 鉄線
22 鋼帯
35 パッキン
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄線(鋼線を含む)や鋼帯の如き金属条で補強されたプラスチック管の端末部に関するもので、より具体的には、流体輸送管、例えば送水管や送ガス管として使用される金属補強プラスチック管の端末部の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、外径が例えば200mmあるいはそれ以上のプラスチック管上に、例えば布テープを巻き、さらにこの上に鋼帯や鉄線等からなる金属条をらせん巻きして補強層を形成し、この補強層の上に、必要により、例えば布テープやプラスチック製の保護シースを施した流体輸送管等に使用される金属補強プラスチック管が知られている。
【0003】
プラスチック管は、従来広く使用されている鋼管よりも施工性に優れ、錆ないことから送水管、送ガス管としての用途が飛躍的に増加している。
特に離島に水を送る海底送水管では、布設時に管軸方向に加わる軸力に耐えるために、また漁船の錨で傷つけられる、いわゆる錨害からこのプラスチック管を保護するために、外側に鉄線がらせん巻きされた、いわゆる金属補強プラスチック管が使用される。また水圧に耐えるために鋼帯等をらせん巻きした構造のもの、あるいは鋼帯と鉄線両方をらせん巻きした金属補強プラスチック管も使用されている。
【0004】
ところで従来、この種の金属補強プラスチック管同士を接続する場合、図4に示すように接続する金属補強プラスチック管の端末部で、接続に必要な長さ分プラスチック管1を露出すべく、前述した保護シースや金属条、そして布テープ等々を各々必要長さ剥ぎ取り、その上でこの露出されたプラスチック管1同士に跨るように管継手が装着される。
【0005】
図4で符号3は、管継手装着時プラスチック管1の形状が崩れないように必要によりプラスチック管1の内側に嵌挿されるステイフナーを、符号4は管継手本体2とプラスチック管1の間隙に最初に挿入される保護リングを、符号5はプラスチック管1と管継手本体2との水密性あるいは気密性を保持するための断面矩形のゴム製のパッキンを、そして符号6は押輪を各々示している。尚、前記保護リング4は通常、繊維補強ゴム等から成っていて、パッキン5のコールドフローを防止するために使用されている。
【0006】
また前記押輪6と管継手本体2とはリテーナ7を挟持した状態でボルト9により連結されている。
ここでリテーナ7は、前記ボルト9に螺合されている第一ナット10を締める込むと押輪6の端面によりその後端を押圧され、その押圧力をリテーナ7の先端面を介して前記パッキン5に伝えている。すなわちパッキン5はリテーナ7の先端部で押圧されている。
【0007】
また符合8は押輪6とプラスチック管1との間に挿嵌されているロックリングである。このロックリング8は周方向の一部に開口を有していて、平面状態では略Cの字型をしている。そしてプラスチック管1の外面に接する面、すなわちロックリング8の内面には歯が刻まれていて、管継手本体2と押輪6とを連結すべくボルト9の第一ナット10を締め込んでいくと、リテーナ7の後端面で押圧され、かつ押輪6のテーパ状の内面により径方向にも押圧されて縮径し、前記歯がプラスチック管1の外面に噛み付く。その結果プラスチック管1をその軸方向に引っ張る力が働いても、プラスチック管1が管継手から抜け難くなっている。
それ故、管継手からプラスチック管1を引き抜く力が負荷されないような使用状況下にある管継手にあっては、このロックリング8を使用しない場合もある。
【0008】
また前記ボルト9にはさらに金属線を管継手に引き留める、具体的には鉄線留め11が螺合されていて、プラスチック管1の端部で外装の鉄線21をこの鉄線留め11の外面に沿わせて折り返している。折り返された鉄線21の端末は金属補強プラスチック管の外面に鋼帯バンドの如き鉄線押え13で固定されている。ここで符号12はボルト9と協働して前記鉄線留め11を管継手に固定する第二ナットを示している。
【0009】
また外装として鋼帯22を使用している場合には、この鋼帯22の端末部は押輪6の端部近傍で、例えば鋼帯22上に金属線23を巻回して、あるいは専用の固定リング等を使用して固定する。図4では銅線を巻回して固定した例を示している。
【0010】
因みに、このようにプラスチック管1と管継手本体2とを断面矩形、より具体的には断面台形のパッキン5でシールする例を示したものとして特許文献1及び特許文献2がある。
またこのような断面矩形のパッキン5ではなく、断面円形の、いわゆるOリングを使用することも度々行われている。
【0011】
特許文献1:実開平5−57584号公報
特許文献2:特開平7−293769号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで図4に示されているような断面矩形のパッキン5を使用した場合、このパッキン5が挿入される管継手本体2とプラスチック管1との間の隙間が矩形状であるため、パッキン5の前記隙間への納まりはよいが、形状が矩形であるためパッキン5と管継手本体2の内面及びプラスチック管1の外面とは面接触の状態で接触する。そのため、プラスチック管1内を流れる流体圧が比較的小さい場合にはあまり問題にならないかも知れないが、流体圧が高い場合にはパッキン5と管継手本体2の内面及びプラスチック管1の外面との接触圧不足でシールが壊れ、流体が洩れる恐れがある。また仮に流体圧が小さくとも長期間使用しているとパッキン5によるシールが壊れる、という問題もある。
【0013】
一方、汎用のOリングを使用すると、図5に示すようにリテーナ7の先端の平坦面でOリング製のパッキン5を矢印A方向に押圧するため、リテーナ7の先端とパッキン5とは線接触に近い状態になる。
このように線接触に近い状態でOリング製のパッキン5を押圧すると、押圧力が局部的に大きな負荷となってOリングに加わるため、Oリング製のパッキン5が変形してしまい、本来このOリング製のパッキン5に期待した管継手本体2の内面とプラスチック管1の外面との接触が線接触ではなくなって、面接触になってしまう。
すなわちOリングをパッキン5として使用してもOリングが変形して期待通りの線接触が期待できず、接触圧Pの小さい面接触になってしまう。
すなわち、Oリング製のパッキン5を使用しても、プラスチック管1内を流れる流体圧が比較的が高い場合には、あるいは長期間使用していると、パッキン5と管継手本体2の内面やプラスチック管1の外面との接触圧が不足して、経時的にシールが壊れ、流体が洩れる恐れがある。
尚、図5で矢印Bは流体圧の負荷方向を示している。
【0014】
前記問題に鑑み本発明の目的は、プラスチック管内を流れる流体の流体圧の大小に関わらず長期にわたって管継手本体とプラスチック管との間の気密シール、液密シールが壊れることのない金属補強プラスチック管の端末部を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成すべく本発明のものは、プラスチック管の外方に金属条がらせん巻きされてなる金属補強プラスチック管の端末の前記プラスチック管が露出された部分に管継手が装着され、該管継手に前記金属条の端末が固定されてなる金属補強プラスチック管の端末部であって、前記管継手の管継手本体と前記プラスチック管との間には保護リングが挿入され、該保護リングの後端にゴム製のパッキンが位置決めされ、該パッキンの後端にはこのパッキンを押圧するリテーナが装着され、該リテーナは前記管継手本体とボルトで連結される押輪との間に位置決めされかつ前記押輪で前記パッキンの方向に押圧されている金属補強プラスチック管の端末部において、前記パッキンの断面形状は先端部が円形で後端部が矩形の前円後方形状になっていて、後端部の端面を前記リテーナで押圧されていることを特徴とするものである。
【0016】
このようにしてなる本発明の金属補強プラスチック管の端末部によれば、管継手本体とプラスチック管との間の気密性あるいは液密性を保障するため、管継手本体とプラスチック管との間に挿入されるパッキン5の断面形状を、先端部が円形で後端部が矩形の前円後方形状のものを使用し、後端部の矩形部分の端面をリテーナで押圧するようにした結果、リテーナの先端部でパッキンの後端部を押圧しても、その押圧力は従来のように局部的な力ではないためパッキンの先端部の断面円形部分を変形させることが少なくなる。その結果、このパッキンとプラスチック管の外面及び管継手本体の内面との接触は線接触に近い状態が保持され、もって接触圧の大きな、それ故シール性に優れた金属補強プラスチック管の端末部を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1〜図3に本発明の金属補強プラスチック管の端末部の一実施例を示す。尚、図1では前述した図4と同一のものには同一の符号を付してある。また図1は、図を簡単にするため、金属補強プラスチック管の端末部の中心線より上の部分のみ切開してその断面を示す一部切開平面図にしてある。
図1に示すように接続する金属補強プラスチック管の端末部では、管継手を接続するのに必要な長さ分熱可塑性プラスチック等からなるプラスチック管1を露出すべく、前述した保護シースや布テープ(図示しない)あるいは長ピッチでらせん巻きされている鉄線21、この鉄線21より短ピッチで、かつギャップ巻きのらせん巻きで2層巻きされている鋼帯22等々を各々必要長さ剥ぎ取り、その上でこの露出されたプラスチック管1同士に跨るように管継手が装着される。
【0018】
図1で符号3は、管継手装着時プラスチック管1の形状が崩れないように必要によりプラスチック管1の内側に嵌挿されるステイフナーである。該ステイフナー3は例えば、鋼材またはポリアセタール樹脂等の硬質樹脂製である。
また符号4は管継手本体2とプラスチック管1の間隙に最初に挿入される保護リングで、これは通常、繊維補強ゴム等から成っていて、後述するパッキン35のコールドフローを防止するために挿入されている。
【0019】
そして符号35は本発明の特徴であるゴム製のパッキンで、プラスチック管1の外面と管継手本体2の内面との水密性あるいは気密性を保持するために、前記保護リング4の後部に挿入される。
このパッキン35の特徴は、その断面形状にあり、図2が示すように先端部(保護リング4側)が円形で後述するリテーナ7側が矩形、より具体的には略台形状になっていて、いわゆる前円後方形状をしている。
【0020】
符号6は押輪で、該押輪6と管継手本体2とはリテーナ7を挟持した状態でボルト9及びこれに螺合されている第一ナット10とで連結されている。ここでリテーナ7は前記ステイフナー3と同様に鋼材またはポリアセタール樹脂等の硬質樹脂からなっている。そしてリテーナ7は、前記ボルト9に螺合されている第一ナット10を締めると押輪6の端面でその後端を押圧され、その押圧力を先端面を介して前記パッキン35に伝える。すなわちパッキン35は第一ナット10を締め込んでいくとリテーナ7の先端部で押圧される。
【0021】
また符合8は押輪6とプラスチック管1との間に挿嵌されているロックリングである。このロックリング8もまた前記ステイフナー3やリテーナ7と同様に、鋼材またはポリアセタール樹脂等の硬質樹脂製のものである。
そしてこのロックリング8は周方向の一部に開口を有していて、平面状態では略Cの字型をしている。またプラスチック管1の外面に接する面、すなわち内面には歯が刻まれていて、管継手本体2と押輪6とを連結すべくボルト9の第一ナット10を締め込んでいくと、リテーナ7の後端面と押輪6の内側のテーパ面で押圧され縮径して、前記歯がプラスチック管1の外面に噛み付く。その結果プラスチック管1をその軸方向に引っ張る力が働いても、プラスチック管1が管継手から抜け難くなっている。
尚、プラスチック管1に管継手から引き抜く力が負荷されないような使用状況下にある管継手にあっては、前記ロックリング8を使用しない場合もある。
【0022】
また前記ボルト9にはさらに鉄線21を管継手に引き留める、具体的には鉄線留め11が螺合されていて、プラスチック管1の端部で外装の鉄線21をこの鉄線留め11の外面に沿わせて折り返し、折り返された鉄線21の端末は金属補強プラスチック管の外表面に鋼帯バンド等からなる鉄線押え13で固定される。
ここで符号12はボルト9と協働して前記鉄線留め11を管継手に固定する第二ナットを示している。
【0023】
また鋼帯22の端末部は押輪6の端部近傍で、例えば鋼帯22上に鋼線や銅線のごとき金属線23を巻回して、あるいは専用の固定リング等を使用して固定する。図1では銅線を巻回して固定した例を示している。
尚、この鋼帯22は金属補強プラスチック管が大きな水圧を受けない環境下に布設される場合には省略されることもあり、その場合にはこの金属線23や固定リング等による鋼帯22の端末固定手段は省略される。
【0024】
このようにしてなる本発明の金属補強プラスチック管の端末部においては、プラスチック管1と管継手本体2との間の気密シールあるいは液密シールの手段として図1や図2に示すように、その断面が前円後方形状のパッキン35を使用しているため、リテーナ7によるパッキン35への押圧が面接触状態で行われ、その結果、パッキン35の先端部の円形部分への押圧力が緩和され、この円形部分の変形が従来のOリング製のパッキン5を使用した場合に比較して小さくなる。そのためパッキン35の先端部の円形部分では、プラスチック管1の外面と管継手本体2の内面に対して線接触状態を保持でき、もって高い接触圧Pが確保でき、高いシール性を保持できる。ここで図2における矢印Bは、ガス圧あるいは液圧の掛かる方向を示している。
【0025】
前記図2に示すパッキン35は、円形状の先端部と矩形の後端部が一体のものであるが、図3に示すように両者を別体にしたタイプのものも使用できる。但しこの場合注意することは、断面円形(球体)部分35aと断面略矩形部分35bの接触面はできるだけ広い面で接触するようになっている必要がある。
具体的には、断面略矩形部分35bの先端の断面円形部分35aと接触する部分の外面は、断面円形部分35aの外面とその大きさや曲率がほぼ同じものになっていて、両者が面接触している必要がある。
このような形状でないと、リテーナ7からの押圧力を緩和した状態で先端の断面円形部分35aに伝えることができなくなり、その場合、断面円形部分が変形し、プラスチック管1の外面及び管継手本体2の内面との間で線接触ではなく面接触で接する状態が生じ、高い接触圧Pを得ることができなくなるからである。
【0026】
ところで本発明で金属条という場合には、鉄線等の金属線の他に、鋼帯のような金属テープも含むものとする。
そして上述した実施例では、この金属補強プラスチック管が鋼帯と鉄線の両方で補強されているが、本発明は補強が鉄線のような金属線のみの場合も、また鋼帯のような金属テープのみの場合にも適用できることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】
前述したように本発明の金属補強プラスチック管の端末部によれば、プラスチック管と管継手本体との間に、その断面が前円後方形状のパッキンを使用しているため、プラスチック管外面と管継手本体内面との間に長期にわたって線接触状態を保持できる。その結果、プラスチック管内を流れる流体の流体圧の大小に関わらず長期にわたってプラスチック管と管継手本体との間の気密シール、液密シールが壊れることのない金属補強プラスチック管の端末部を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属補強プラスチック管の端末部の一実施例を示す一部切開平面図である。
【図2】図1におけるパッキン挿入部の拡大断面図である。
【図3】本発明に使用されるパッキンの他の実施例を示す拡大断面図である。
【図4】従来の金属補強プラスチック管の端末部を示す一部切開平面図である。
【図5】従来の金属補強プラスチック管の端末部に使用されているパッキンの使用状況を示すパッキン挿入部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 プラスチック管
2 管継手本体
4 保護リング
5 パッキン
6 押輪
7 リテーナ
9 ボルト
21 鉄線
22 鋼帯
35 パッキン
Claims (1)
- プラスチック管の外方に金属条がらせん巻きされてなる金属補強プラスチック管の端末の前記プラスチック管が露出された部分に管継手が装着され、該管継手に前記金属条の端末が固定されてなる金属補強プラスチック管の端末部であって、前記管継手の管継手本体と前記プラスチック管との間には保護リングが挿入され、該保護リングの後端にゴム製のパッキンが位置決めされ、該パッキンの後端にはこのパッキンを押圧するリテーナが装着され、該リテーナは前記管継手本体とボルトで連結される押輪との間に位置決めされかつ前記押輪で前記パッキンの方向に押圧されている金属補強プラスチック管の端末部において、前記パッキンの断面形状は先端部が円形で後端部が矩形の前円後方形状になっていて、後端部の端面を前記リテーナで押圧されていることを特徴とする金属補強プラスチック管の端末部。
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KR101678379B1 (ko) * | 2016-03-14 | 2016-11-22 | 두리화학 주식회사 | 관 연결 조립장치 |
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-
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- 2003-06-11 JP JP2003166077A patent/JP2005003064A/ja active Pending
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JP2019163857A (ja) * | 2013-09-10 | 2019-09-26 | ポールトン テクノロジーズ リミティド | 管継手 |
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US11788651B2 (en) | 2013-09-10 | 2023-10-17 | Poulton Technologies Limited | Pipe connector |
KR101678379B1 (ko) * | 2016-03-14 | 2016-11-22 | 두리화학 주식회사 | 관 연결 조립장치 |
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