JPH0522881Y2 - - Google Patents

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JPH0522881Y2
JPH0522881Y2 JP11127786U JP11127786U JPH0522881Y2 JP H0522881 Y2 JPH0522881 Y2 JP H0522881Y2 JP 11127786 U JP11127786 U JP 11127786U JP 11127786 U JP11127786 U JP 11127786U JP H0522881 Y2 JPH0522881 Y2 JP H0522881Y2
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clamp
optical fiber
fiber
bare
clamps
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、光フアイバの融着接続やコネクタ
接続などのための光フアイバ切断装置に関するも
ので、特に作業者の熟練度に関係なく安定した切
断が可能な切断装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図に示すものが提案されている(特開昭60
−184207号公報参照)。
10は光フアイバの全体、12はその被覆部
分、14は裸フアイバの部分(ガラスの部分)で
ある。
なお、以下の説明の便宜上、光フアイバ10の
置いてある方向をz方向とし、その他のx,y方
向を矢印15のように定める。
16は第1のクランプ。これはたとえば固定部
18と可動部20からできていて、その合せ目に
被覆部分12の挟持部22が形成される。すなわ
ち合せ目は、直線の溝状になつていて、可動部2
0を少し開いて溝幅をわずかに広げ、その中に被
覆部分12を入れて閉めると、被覆部分12は溝
の底で支持され、かつ両側壁により挟持される。
24は第2のクランプ。これはたとえば固定部
26と可動部28からできていて、その合せ目に
裸フアイバ14の挟持部30が形成される。すな
わち合せ目は、直線の溝状になつていて、可動部
28を少し開いて溝幅をわずかに広げ、その中に
裸フアイバ14を入れて閉めると、裸フアイバ1
4は溝の底で支持され、かつ両側壁により挟持さ
れる。
32は切断刃である。これには半円形の刃先3
4が付いている。またこれはアーム36(その基
部はz方向の軸38にとりつけてある)の先端に
とりつけてあり、yx面内で円運動を行う。そし
て、その円運動の途中で、半円形の刃先34が、
前記裸フアイバに接触して傷を付けるようになつ
ている。
40は押し具で、前面42が円弧面状である。
これは、裸フアイバを隔てて刃32と反対の側
で、x方向、すなわち裸フアイバに対して直角方
向に前進後退できるようになつている。
・ その作用: 第1クランプ16の挟持部22に光フアイバの
被覆部分12を挟持し、第2クランプ24の挟持
部30に裸フアイバ14を挟持する。
そして、切断刃32で裸フアイバ14の横側に
傷を付け、押し具40を前進させ、裸フアイバ1
4を押曲げて破断させる(第5図)。
[考案が解決しようとする問題点] 光フアイバ10の端部は、自身の弾性のために
真直になつており、その状態でクランプ16,2
4に挟持されている(そうなるようにクランプ1
6,24が作つてある)。したがつて、挟持部2
2と挟持部30の中心軸は同一直線上にある。そ
のために、上記第5図のように、押し具40が裸
フアイバ14を破断した後で後退すると、第6図
のように、切断された裸フアイバ14は同一直線
上に並ぶ。
そのとき、破断面同士が接し、その結果、端面
を傷つけ、それが融着接続の際の気泡発生の原因
の一つになる。
なお、上記の場合は、第1クランプ16で被覆
部分12を、また第2クランプ24で裸フアイバ
14をそれぞれ挟持していたが、両方のクランプ
とも、裸フアイバ14を挟持する場合もある。
また、海底光ケーブルのように高強度の接続を
行う場合は、被覆部分12をつけたままの光フア
イバを両方のクランプ16,24で挟持し、切断
刃32により、被覆部分12を通して裸フアイバ
14に傷をつける場合もある。
それらの何れの場合にも、上記の問題は生ず
る。
[問題点を解決するための手段] 押し具40が後退したときに、破断された裸フ
アイバ14の先端同士が接触しないように、第1
クランプ16の挟持部22と第2クランプ24の
挟持部30とを、段違いにしておく。
[実施例 1] 単心の場合である。
第1a図のように、第1クランプ16の挟持部
22と第2クランプ24の挟持部30の各中心軸
が、y方向にd(0.2mm程度でよい)だけ、くい違
うようにしてある。
・ その作用: 上記第4図の場合と同様に、切断刃32で裸フ
アイバ14の側面に傷を付け、その傷の反対の側
から押し具40をx方向に前進させて破断する。
押し具40が後退したときに、裸フアイバ14
は、第1b図のように、くい違つて並び、端面同
士が接触しない。したがつて傷も付かない。
なお、第1b図はx方向から見た図である(矢
印15参照)。
[実施例 2] 第2図のように、多心の場合である。
xz面上に水平に並んだ、たとえば5本の裸フ
アイバ14を上記同様に、中心軸間にy方向にd
だけ高さに差のある挟持部22、挟持部30で挟
持する。
この場合、切断刃32はx方向に水平に移動し
て、各裸フアイバ14の下面に傷を付けるように
する。
その他は、第1実施例の場合と同じである。
なお、以上の各実施例の場合とも、第1クラン
プ16は光フアイバ10のフアイバ14を挟持し
ているが、上記のように、被覆部分12であつて
もよい。
また、両方のクランプとも被覆部分12を挟持
する場合もある。
実用新案登録請求の範囲において、「第1、第
2のクランプで光フアイバを挟持する」という表
現をしているのは、以上の意味、すなわち、 第1クランプ16、第2クランプ24の両方
とも裸フアイバ14を、 第1クランプ16が被覆部分12を、また第
2クランプ24が裸フアイバ14を、 第1クランプ16、第2クランプ24の両方
とも被覆部分12を、 それぞれ挟持する場合を含めた意味で使用して
いる。
なおまた、第1クランプ16、第2クランプ2
4とも、裸フアイバ14を上下から挟持している
が、第4図のように、左右から挟持するものであ
つてもよい。
さらに、各実施例の場合とも、次のようにして
もよい。
(1) 第3a図のように、第1クランプ16で裸フ
アイバ14の部分を挟持し、さらに、第3クラ
ンプ46により被覆12の部分、または固定治
具44の上から(多心の場合)挟持する。
このように、光フアイバを2段に把持する
と、把持が確実でかつ把持力の調整ができるの
で、傷を安定して入れることができる。
殊に、第3a図に同時に示した被覆12の断
面のように、多心光フアイバでフアイバ14の
整列の悪い場合や、単心でフアイバ14が偏心
している場合でも、第3クランプ46と第1ク
ランプ16とで2段に把持すると、その影響が
無くなり、傷が安定して入り、良好な切断端面
が得られる。
(2) 第3b図のように、さらに第4クランプ48
を付加する。
このようにすると、切断点をはさんで左右対称
構造になり、左右どちらからでも切断可能にな
る。
すなわち、第3b図で、もし左側からだけしか
光フアイバ10をセツトできないものであつたと
すると、一点鎖線のようにフアイバを回さなけれ
ばならないが、第4クランプ48を使えば、実線
のように右側からセツトすることができる。
これは余長が短い光フアイバの接続の場合、特
に有利である。
[考案の効果] 上記のように、切断後、裸フアイバ14の端面
同士が接触しないので、傷がつかない。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本考案の第1実施例の説明図で、第
1b図はその作用の説明図、第2図は本考案の第
2実施例の説明図、第3a図は上記各実施例に第
3クランプを付加した状態の説明図、第3b図
は、さらに第4クランプを付加した状態の説明
図、第4図は従来技術の説明図で、第5図と第6
図はその作用の説明図。 10……光フアイバ、12……被覆部分、14
……裸フアイバ、16……第1クランプ、22…
…挟持部、24……第2クランプ、30……挟持
部、32……切断刃、40……押し具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 間隔を置いて配置した第1クランプと第2クラ
    ンプで、それぞれが、開閉自在になつていて、閉
    じたとき、光フアイバを適当長さにわたつて直線
    状に挟持する部分を持つようになつているもの
    と、前記両クランプの中間位置において、光フア
    イバと直角な面内において運動するとともに、そ
    の運動の途中で、刃先が前記光フアイバの裸フア
    イバに接触して傷を付けるようになつている刃
    と、 前記刃と反対側において、光フアイバに対して
    直角方向に前進後退できるようになつている破断
    用の押し具、 とを備える光フアイバの切断装置において、 前記第1、第2クランプの、光フアイバを挟持
    する部分の中心軸が、同一直線上にないことを特
    徴とする、光フアイバの切断装置。
JP11127786U 1986-07-19 1986-07-19 Expired - Lifetime JPH0522881Y2 (ja)

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JPS6319801U JPS6319801U (ja) 1988-02-09
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