JPH05227349A - ファクシミリ放送受信装置 - Google Patents

ファクシミリ放送受信装置

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JPH05227349A
JPH05227349A JP4027748A JP2774892A JPH05227349A JP H05227349 A JPH05227349 A JP H05227349A JP 4027748 A JP4027748 A JP 4027748A JP 2774892 A JP2774892 A JP 2774892A JP H05227349 A JPH05227349 A JP H05227349A
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JP
Japan
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facsimile
signal
transfer destination
registration
telephone number
Prior art date
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Pending
Application number
JP4027748A
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English (en)
Inventor
Kouichi Sousa
弘一 匝瑳
Takashi Yasumoto
隆 安本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ファクシミリ放送の番組予約登録、転送先電話
番号の登録、印字出力先の設定、各登録の解除等を外部
や外出先からリモートコントロールにより操作ができる
ようにする。 【構成】DTMF信号の送出できるTEL/FAX部1
1からファクシミリ放送受信装置に電話網を介してファ
クシミリ放送の番組予約登録、転送先電話番号の登録、
印字出力の設定、各登録の解除等の機能を入力し、これ
を制御部8で識別して前記機能を通信メモリの記憶部9
に記憶し、前記機能を動作せるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン放送電波
を利用したテレビジョン・ファクシミリ多重放送や衛星
データチャンネルによるファクシミリ放送、通信衛星を
使用したファクシミリ放送など無線による多地点受信の
一方向通信(放送)における受信情報の処理機能の選択
を行えるようにしたファクシミリ放送受信装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】放送番組のような多数の受信者を対象と
した情報は、一人の受信者にとって不要な情報も含まれ
ており、受信者側で所望する情報だけ抽出することが必
要である。このため、情報に番号(番組番号)等割り当
て、予め登録しておくことにより受信者側で必要な情報
だけを取り出すことが可能となる。
【0003】このような統合型のファクシミリ放送受信
装置では、ファクシミリ放送の番組予約登録、受信した
ファクシミリ放送番組の転送先電話番号の登録、印字出
力先の設定、各登録の解除等の機能は、使用者が装置の
あるその場で前記の機能をシステムのキーパネル等から
入力する方法が主体であった。ここで転送機能というの
は、ファクシミリ放送受信装置からファクシミリ放送の
受信したデータを印字出力するだけでなく、電話網に接
続された他のファクシミリに印字出力する機能をいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のファ
クシミリ放送受信装置での前記のような機能の操作は、
ファクシミリ放送受信装置のあるその場でしか操作でき
ず、外部や、外出した先からの操作は困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するため、テレビジョン放送電波の音声周波数帯域に
第2副搬送波によるファクシミリチャンネルを設け、デ
ジタル化されたファクシミリ信号によって前記第2副搬
送波を変調して音声信号に上記ファクシミリ信号を多重
して伝送するテレビジョン・ファクシミリ多重放送を受
信するファクシミリ放送受信装置において、電話網ファ
クシミリを送受信するファクシミリ送受信手段と、ファ
クシミリ放送の番組予約登録を行う番組予約登録手段
と、受信したファクシミリ放送番組の転送先電話番号を
登録する転送先電話番号登録手段と、外部から電話網を
介して得られるDTMF信号を利用したリモートコント
ロール信号により、ファクシミリ受信情報の転送先を設
定する転送先設定手段と、上記リモートコントロール信
号により上記番組予約登録手段、転送先電話番号登録手
段及び転送先設定手段の各登録若しくは登録された情報
の解除を制御する制御手段を設けた構成にする。
【0006】また、ファクシミリ放送受信装置として、
衛星からの電波の隙間を利用してデジタル化されたファ
クシミリ信号を変調し、音声信号に多重することにより
伝送されるファクシミリ信号を受信する構成にする。
【0007】
【作用】以上の構成によれば、外部や、外出先などの不
特定な場所からDTMF信号を送出できる装置を利用す
ることによりファクシミリ放送の番組予約登録、受信し
たファクシミリ放送番組の転送先電話番号の登録、印字
出力先の設定、各登録の解除等の制御信号を電話網を介
して、ファクシミリ放送受信装置本体に伝送すると、該
本体は上記の制御信号を受けて番組予約登録手段、転送
先電話番号登録手段若しくは転送先設定手段に所望のデ
ータを登録または設定したり、登録または設定されてい
るデータを解除する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。図1において、1は放送局或いは通信衛星等のファ
クシミリ信号を電波を利用して送信する送信装置であ
り、テレビジョン放送電波を利用する場合は、テレビジ
ョン信号の音声周波数帯域に第2副搬送波によるファク
シミリチャンネルを設け、デジタル化されたファクシミ
リ信号で上記第2副搬送波を変調して音声信号に上記フ
ァクシミリ信号を多重して伝送する。
【0009】衛星からの電波を用いる場合は、電波の隙
間を利用してデジタル化されたファクシミリ信号を変調
し、音声信号に多重することにより伝送する。
【0010】2は、上記送信装置1からのテレビジョン
放送電波等を受信するアンテナ、3はチューナや音声信
号復調回路などを含む受信部、4は復調部でありファク
シミリ信号が多重された音声信号が入力され、4相差動
位相復調が行われて復調データとそれをサンプリングす
るための復調クロックが出力される。
【0011】5は、復調データ及び復調クロックにより
復調データをサンプリングし、フレーム同期信号を検出
してフレーム同期信号を再生し、デスクランブル処理及
びデインターリーブ処理を行うデータ取り込み部であ
り、6は誤り訂正処理、番組番号、ページ番号等を含ん
だ制御データと画像データとの判別処理を行う信号処理
部であり、7は受信したファクシミリ放送データや、電
話網からのファクシミリデータの印字処理、スキャナ入
力処理を行う受画送出部である。
【0012】8は、制御部であり、電話網のファクシミ
リデータの送信受信処理と、電話網からのリモートコン
トロール信号の信号処理と、電話網とファクシミリ放送
データとの切り替え処理と、電話網におけるファクシミ
リと通話とリモートコントロールの切り替え処理等の信
号処理を行い、またモデム部10で検出されたDTMF
信号の識別処理と、キーパネルからの機能選択、番組予
約などの入力処理を行う。
【0013】9は、番組予約や転送先電話番号の登録な
どの機能データの一時的なデータ保持等を行う記憶部で
ある。10はモデム部で電話網との接続にかかるNCU
回路が含まれており、ファクシミリプロトコル処理や、
受信したDTMF信号の検出処理を行う。11は、電話
網に接続された外部の電話機或いはファクシミリ送受信
装置である。12は、データ取り込み部5で処理された
処理データを外付けの外部記録装置(DATなど)に出
力して記録させたり、また記録させたデータなどを入力
するための入出力部であり、オプションとして外部記録
装置を備えることができる。
【0014】次に、本発明の特徴をなす制御部8の中の
電話網からのリモートコントロール処理動作を図2及び
図3を用いて説明する。図2はリモートコントロール処
理のフローチャートであり、図3はリモートコントロー
ル処理のサブルーチンのフローチャートである。ここ
で、前提条件として本装置で暗証番号の登録を行うこと
とし、既に登録されているとする。また、以下に掲げる
信号の数字・記号はあくまでも一例を示すものである。
【0015】図2は、電話がかかってきたことによるリ
モート機能とFAX機能の選択のフローチャートであ
る。まず、ステップm1はオンフック検出で電話がかか
ってくるとモデム部10のNCU回路でオンフックを検
出し、6秒のタイマーがスタートし、6秒以内にステッ
プm2でリモート機能を示す「#」信号を図1のモデム
部10で検出すると、これが制御部8で確認される。
【0016】そして、次にステップm3で暗証番号の信
号が同じくモデム部10で検出され制御部8で確認され
てステップm4のリモート機能のサブルーチンへ移る。
暗証番号が誤入力の時、ステップm5でカウントされ3
回間違えるとステップm15のオフフックへ移りモデム
部10で回線が切られる。
【0017】制御部8で暗証番号が確認されると、ステ
ップm4のリモートコントロール機能のサブルーチンに
入る。このサブルーチンは、図3のフローチャートに示
されている。図3において、ステップn1で予約機能番
号の信号をモデム部10により検出すると、ステップn
2で予約機能の識別が行われる。
【0018】ステップn3は、転送先電話番号の登録モ
ードで「1」「#」の信号が入力されるとモードが切り
替わる。ステップn1で予約機能番号の信号が「1」
「#」であることをモデム部10で検出し、制御部8で
識別すると予約機能は転送先電話番号の登録モードにな
り、ステップn4で続けて電話番号の信号がモデム部1
0で検出され、これが制御部8で識別されてステップn
21の記憶部9の通信メモリに記録される。
【0019】ステップn5は転送の設定を行うステップ
であり、「1」「1」「#」の信号が入力されるとモー
ドが切り替わる。ステップn1において、予約機能番号
の信号が「1」「1」「#」であることがモデム部10
で検出され制御部8で識別されると、予約機能はステッ
プn5の転送のセットと判断し、その時転送先電話番号
が登録されていないとモデム部10からステップn7の
エラー音を発生し、再度ステップn1に移る。一方、転
送先電話番号が登録されていると転送機能がセットさ
れ、ステップn21で通信メモリへの記憶を行う。
【0020】ステップn8は転送の解除を行うステップ
であり、「1」「2」「#」の信号が入力されるとモー
ドが切り替わる。ステップn1で予約機能番号の信号が
「1」「2」「#」であることをモデム部10で検出し
制御部8で識別すると、予約機能はステップn8の転送
の解除と判断し、解除機能がセットされステップn21
の通信メモリへ記憶される。
【0021】ステップn9は番組予約モードで「2」
「#」の信号が入力されるとモードが切り替わる。ステ
ップn1で予約機能番号の信号が「2」「#」であるこ
とをモデム部10で検出し制御部8で識別すると、予約
機能はステップn9の番組番号の予約モードに入り、次
にステップn10で予約モード番号の信号がモデム部1
0で検出され制御部8で識別されて、次に示すステップ
n12の予約Aモードまたはn16の予約Bモードには
いる。
【0022】予約Aモード(チャンネル固定の番組予
約)の場合、ステップn10で予約モード番号の信号が
「2」「1」「#」であることをモデム部10で検出し
制御部8で識別すると、ステップn11のモード識別で
予約Aモードと判別し、ステップn13でチャンネル番
号の信号がモデム部10で検出され制御部8で識別され
て、ステップn14で番組番号の信号をモデム部10で
検出し制御部8で識別する。番組が複数の場合、「*」
がモデム部10で検出され制御部8で識別されると、再
度ステップn14に移り他の番組番号を判別しにくい。
「*」をモデム部10で検出しないときは、ステップn
21へ移り予約モード、チャンネル番号、番組番号のデ
ータが通信メモリへ記憶される。
【0023】予約Bモード(複数チャンネルに及ぶ番組
予約)の場合、ステップn10で予約モード番号の信号
が「2」「2」「#」であることをモデム部10で検出
し制御部8で識別すると、ステップn11のモード識別
で予約Bモードと判別し、ステップn17でチャンネル
番号の信号を、ステップn18で開始時刻の信号を、ス
テップn19で番組番号の信号をそれぞれモデム部10
で検出し制御部8で識別する。この場合、ステップn2
0で「*」の信号を検出すると、複数番組と判断し、再
度ステップn17へ移り上記と同様の動作を繰り返す。
「*」の信号がステップn20で検出されなければチャ
ンネル番号、開始時刻、番組番号のデータがステップn
21の通信メモリに記憶される。そして、図2のステッ
プm15に戻り、モデム部10でオフフックし回線が切
られる。
【0024】上記ステップm6において、6秒以内に
「#」の信号がモデム部10で検出されず制御部8で確
認されなければシステムは、電話またはファクシミリ信
号と判断しステップm7の機能選択に移る。
【0025】この機能選択のフローチャートは、FAX
/TEL自動切り替え、FAX手動、FAX自動等の機
能を選択するものであり、一般的にファクシミリに搭載
されいる機能と同一であるので説明は省略する。以上の
機能は、コードレス電話を子機として備えたシステムに
ついても同様である。また、衛星放送や通信衛星による
電波の単方向のファクシミリ信号の受信装置と電話網フ
ァクシミリと一体化した統合型の受信装置についても同
様である。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であるので、
システム本体からの番組予約、転送のセット、解除が行
えると共に外部や外出先等のように遠隔地からも電話網
を介してリモートコントロールによって同様の操作を行
うことができ、ファクシミリ放送受信装置の利用範囲を
著しく拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のブロック図。
【図2】 本発明におけるリモートコントロール処理の
フローチャート。
【図3】 本発明におけるリモートコントロール処理の
サブルーチンのフローチャート。
【符号の説明】
1 送信装置 3 受信部 4 復調部 5 データ取り込み部 6 信号処理部 7 受画送出部 8 制御部 9 記憶部 10 モデム部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン放送電波の音声周波数帯域に
    第2副搬送波によるファクシミリチャンネルを設け、デ
    ジタル化されたファクシミリ信号で前記第2副搬送波を
    変調して音声信号に上記ファクシミリ信号を多重して伝
    送するテレビジョン・ファクシミリ多重放送を受信する
    ファクシミリ放送受信装置において、電話網ファクシミ
    リを送受信するファクシミリ送受信手段と、ファクシミ
    リ放送の番組予約登録を行う番組予約登録手段と、受信
    したファクシミリ放送番組の転送先電話番号を登録する
    転送先電話番号登録手段と、外部から電話網を介して得
    られるDTMF(Dual Tone Multiple Frequency)信号
    を利用したリモートコントロール信号により、ファクシ
    ミリ受信情報の転送先を設定する転送先設定手段と、上
    記リモートコントロール信号により上記番組予約登録手
    段、転送先電話番号登録手段及び転送先設定手段の各登
    録若しくは登録された情報の解除を制御する制御手段と
    を設けたことを特徴とするファクシミリ放送受信装置。
  2. 【請求項2】衛星からの電波の隙間を利用してデジタル
    化されたファクシミリ信号を変調し、音声信号に多重す
    ることにより伝送されるファクシミリ信号を受信するフ
    ァクシミリ放送受信装置において、電話網ファクシミリ
    を送受信するファクシミリ送受信装置と、ファクシミリ
    放送の番組予約登録を行う番組予約登録手段と、受信し
    たファクシミリ放送番組の転送先電話番号を登録する転
    送先電話番号登録手段と、外部から電話網を介して得ら
    れるDTMF信号を利用したリモートコントロール信号
    により、ファクシミリ受信情報の転送先を設定する転送
    先設定手段と、上記リモートコントロール信号により上
    記番組予約登録手段、転送先電話番号登録手段及び転送
    先設定手段の各登録若しくは登録された情報の解除を制
    御する制御手段とを設けたことを特徴とするファクシミ
    リ放送受信装置。
JP4027748A 1992-02-14 1992-02-14 ファクシミリ放送受信装置 Pending JPH05227349A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03157050A (ja) * 1989-11-14 1991-07-05 Fujitsu General Ltd ファクシミリ装置
JPH03268667A (ja) * 1990-03-19 1991-11-29 American Teleph & Telegr Co <Att> ファクシミリ装置及び該装置に接続可能な外部端末装置
JPH03289828A (ja) * 1990-04-06 1991-12-19 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 画像通信装置

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