JPH07221894A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07221894A
JPH07221894A JP6011110A JP1111094A JPH07221894A JP H07221894 A JPH07221894 A JP H07221894A JP 6011110 A JP6011110 A JP 6011110A JP 1111094 A JP1111094 A JP 1111094A JP H07221894 A JPH07221894 A JP H07221894A
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JP
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relay
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dial
reception
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Application number
JP6011110A
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English (en)
Inventor
Shinji Natsukawa
真二 夏川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ装置において、複雑なタイミン
グ制御などを必要とせず、容易に中継依頼のための受信
が行なえるファクシミリ装置を得ることを目的とする。 【構成】 中継局(受信側)で中継依頼の受付専用のダ
イヤルイン番号の検出部を設け、通常の受信の場合の番
号ではなく、中継用のダイヤルイン番号で着呼した場合
にのみ中継のための受信を行なう。また、中継文書の宛
先を記憶する宛先番号メモリを設け、複数の宛先へ同報
送信ができる 。更にトーン信号により中継宛先の指示
が受信できる中継指示トーン信号検出部を設けた。ダイ
ヤルイン番号の代わりにサブアドレスを用いて中継のた
めの受信、及び宛先番号の指示が受けられるようにし
た。 【効果】 ダイヤルイン番号又はサブアドレスにより容
易に中継依頼の受信が行なえる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中継転送機能を持っ
たファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来のファクシミリ装置を示す
ブロック図であり、図において、1は原稿の読取部、2
は記録部、3は操作・表示部、4はファクシミリ装置の
全体を制御する全体制御部、5はファクシミリ通信の通
信制御部、6は回線制御部、7は画像メモリ、8は回線
である。
【0003】次に動作について図14に基づいて説明す
る。原稿は読取部1で読み取られ、画像データは符号化
され、通信制御部5により規定された通信手順で回線制
御部6を通じて回線8へ送出される。また、受信の際は
上記と逆の経路により受信され記録部2で記録される。
また画像メモリ7は送信データ又は受信データを記憶す
る画像メモリである。図16は中継転送機能についての
説明図である。図16(a)は1つの中継局を経由して
文書を宛先1から宛先Nへ送信する場合を示し、図16
(b)は1次と2次の2つの中継局を経由して宛先1か
ら宛先Nへ送信する場合を示したものである。いずれの
場合も宛先が依頼局から遠い場合は、宛先に近い中継局
に一旦文書を送り、中継局から宛先へ同報送信により改
めて送り直すことにより、通信料金を節約することがで
きる。
【0004】次に、中継局に対して中継を依頼するため
の通信手順を図15に基づいて説明する。先ず、依頼局
(送信側)が発呼を行なうと、中継局(受信側)との間
で回線接続が行なわれ、受信側からはG3FAX制御信
号のCED及びDIS信号が送出される。送信側ではこ
のCED、DIS信号を受信した後、中継要求のための
トーン信号を送出し、受信側を中継の受付け状態にす
る。次に中継局(受信側)は中継受付けトーン信号を送
出し、依頼局(送信側)ではこれを確認した後、中継局
に対し宛先1から宛先Nまでの電話番号等の情報を中継
指示トーン信号の送出により伝える。中継局(受信側)
は中継指示トーン信号の受信以後、G3FAX通信手順
に従って中継文書の画像データ受信処理を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置は以上のように構成されているので、依頼局(送信
側)が中継局(受信側)に対して通常文書受信を依頼す
る場合、依頼局では中継局より送信されてくるCED及
びDIS信号を耳で確認することなく自動的に送信すれ
ば良かった。しかし、中継文書の場合には中継局側で中
継文書の受信であることを識別する必要があり、このた
め依頼局側でCED及びDIS信号受信を耳で確認して
から、中継局に対して中継要求トーン信号を送出しなけ
ればならず、従って操作が複雑であることに加え、通常
のファクシミリ装置では中継の依頼送信を自動的に行な
うことができないという問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、中継文書の送受信時におい
て、依頼局側と中継局側とで予めタイミングをとって中
継要求に関するトーン信号を送出することなく通常文書
の送信と同じシーケンスで簡単かつ自動的に文書中継依
頼を行なうことができる中継転送手段を備えたファクシ
ミリ装置を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるファク
シミリ装置は、依頼局からの送信文書を一旦受信し記憶
する手段と、中継依頼専用の受信ダイヤル番号を設け、
前記中継用ダイヤル番号を検出する受信ダイヤル番号検
出部と、を備えるようにしたものである。またこの発明
に係わるファクシミリ装置は、中継依頼された文書を複
数の宛先に送信するための宛先情報を記憶する宛先番号
メモリと、前記宛先番号メモリに記憶された情報に従っ
て複数の宛先に同報送信を行なう制御部と、を備えるよ
うにしたものである。またこの発明に係わるファクシミ
リ装置は、中継依頼専用の受信ダイヤル番号を複数個設
け、受信ダイヤル番号検出部は複数の受信ダイヤル番号
検出手段を備え、上記検出された受信ダイヤル番号に応
じて予め設定された宛先へ通信を行なうようにしたもの
である。また、この発明に係わるファクシミリ装置は中
継依頼専用の受信ダイヤル番号を複数個設け、受信ダイ
ヤル番号検出部は複数の受信ダイヤル番号検出手段と、
各々の受信ダイヤル番号に対応して中継文書の送信すべ
き宛先情報を記憶した複数の宛先番号メモリと、前記宛
先番号メモリに記憶された情報に従って複数の宛先に同
報送信を行なう制御部と、を備えるようにしたものであ
る。さらに、この発明に係わるファクシミリ装置は、フ
ァクシミリ制御部に接続されて構成され、中継依頼用ダ
イヤル番号が検出された後に、中継文書の送信に関する
情報をトーン信号から受信するための中継指示トーン信
号検出手段を備えるようにしたものである。加えて、こ
の発明に係わるファクシミリ装置は、総合ディジタル通
信網における文書中継転送において、依頼局からの送信
文書を一旦受信して記憶するためのメモリと、中継転送
に関する情報をサブアドレス情報から認識するためのサ
ブアドレス検出手段と、を具備し、前記サブアドレス情
報を複数のフィールドに分割し、第1のフィールドを中
継要求検出のためのフィールドとし、第2のフィールド
を中継文書の宛先情報のためのフィールドとするよう
に、構成したものである。
【0008】
【作用】この発明によるファクシミリ装置は、通常の文
書受信とは別に文書の中継依頼受け付け専用のダイヤル
イン番号を検出する構成とし、予め設定されている宛先
へ中継文書を送信するようにしたものである。また、複
数の中継文書送信宛先番号を宛先番号メモリに記憶する
構成とすることにより、文書の中継依頼に対し、上記複
数の宛先へ送信可能とするようにしたものである。ま
た、中継指示トーン信号検出部を備えるようにすること
で、トーン信号の中から中継文書の送信先宛先番号を検
出するようにしたものである。さらに、サブアドレス検
出部を備える構成とし、検出されたサブアドレス情報を
複数のフィールドに分割し、第1のフィールド情報を通
常文書、又は中継伝送依頼の判別に使用し、第2のフィ
ールド情報を中継文書の宛先情報として使用するように
したものである。
【0009】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。第1図において、1は読取部、2は記憶部、3は操
作・表示部、4は全体制御部、5は通信制御部、6は回
線制御部、7は画像メモリ、8は回線であり、従来例で
ある図14と同一符号を付した箇所は同一、あるいは相
当部分を示す。9は中継依頼のための受信専用のダイヤ
ルイン番号の検出部である。
【0010】次に動作について、図1、図2、及び図3
に基づいて説明する。送信時において原稿は読取部1で
読取られ、画像データは符号化されて、全体制御部4を
経由し、通信制御部5により規定された通信手順で回線
制御部6を通じて回線8へ送出される。また受信動作時
は上記と逆の経路により受信処理が行なわれ、記録部2
で記録される。図16に示す中継局として動作する際に
は、あらかじめ通常の受信用電話番号以外に中継依頼の
受信専用のダイヤルイン番号を設定しておき、これをダ
イヤルイン番号検出部9で検出する。以下に動作の詳細
を図2のフローチャート及び図3のプロトコル図に基づ
いて説明する。着呼があった場合、依頼局と中継局間の
通信に先立ち、ダイヤルイン番号検出部9でダイヤルイ
ン番号の検出(step1)を行ない、中継用のダイヤ
ルイン番号で着呼したかどうかを判定する(step
2)。中継用ダイヤルイン番号でない場合は、通常文書
の受信を行なう(step3)。以上の動作シーケンス
を示したものが図3のプロトコル(1)、及びプロトコ
ル(2)である。
【0011】一方、中継用ダイヤルイン番号であった場
合は、中継用文書を受信(step4)し、画像メモリ
7に蓄積したのち、あらかじめ設定された1つの宛先に
送信することにより中継文書転送(step5)を行な
うよう全体制御部4で制御する。以上の動作シーケンス
を示したものが図3の、プロトコル(3)及びプロトコ
ル(4)である。中継用文書の受信の際は、通信手順上
は通常文書の受信と同一なので、依頼局(送信側)では
通常の送信と同様に中継文書の送信を行なえばよく、ワ
ンタッチダイヤルや短縮ダイヤルなどの自動送信が可能
となる。なお、ダイヤルイン番号は回線の事業者との契
約により利用でき、着・呼の際に番号が交換機から送ら
れて来るものである。
【0012】実施例2.この発明の第2の実施例につい
て、図4及び図5に基づいて説明する。図4において、
10は中継依頼された文書を送信する複数の宛先の番号
メモリである。実施例1では中継局が中継依頼された文
書を1つの宛先へ送信する構成としたものを示したが、
図16に示すように複数の宛先にへ同報送信可能とする
ために、宛先番号メモリを設けるようにしたものであ
る。次に動作について図5に従って説明する。着呼があ
った場合、依頼局と中継局間の通信に先立ち中継用ダイ
ヤル番号で着呼したかどうかを判定し、中継用ダイヤル
番号であった場合は、プロトコル(2)に基づいて中継
文書の受信動作を行なう。そして中継文書の受信の後、
宛先番号メモリ10に記憶された複数の宛先へ中継文書
送信プロトコル(3)に従って、同報送信を行なうよう
全体制御部4による制御が行なわれる。
【0013】実施例3.この発明の第3の実施例につい
て、図6、及び図7に基づいて説明する。図6におい
て、11はそれぞれ異なる宛先に対する複数の中継依頼
受付けのためのダイヤルイン番号検出部である。実施例
1では中継用のダイヤルイン番号を1つだけ設けた構成
例を示したが、本実施例では複数の中継用ダイヤルイン
番号を検出するダイヤルイン番号検出部11を設けるよ
うにしたものである。図6の例では3つの番号を検出
し、それぞれ別々の相手先へ中継用の文書を送信するよ
うにしたものである。次に動作について図7に従って説
明する。着呼があった場合、依頼局と中継局間の送信に
先立ちダイヤルイン番号検出部11で中継用ダイヤル番
号(この例ではダイヤル番号A、B、Cのうちのいずれ
か)で着呼したかどうかを判定する(プロトコル
(1))。上記いずれかのダイヤル番号での受信が確認
されれば、それは中継用文書の依頼であるので、受信ダ
イヤル番号A、B、Cに応じてそれぞれプロトコル
(2)、(4)、(6)で中継文書の受信処理を行な
い、次いで相手先に対してそれぞれ中継文書送信プロト
コル(3)、(5)、(7)に従って中継文書の送信動
作を行なう。
【0014】実施例4.この発明の第4の実施例につい
て、図8及び図9に基づいて説明する。図8(a)にお
いて、12はダイヤルイン番号検出部11のそれぞれの
番号に対応して複数の宛先を格納した宛先番号メモリで
ある。図8(b)は複数の中継用ダイヤルイン番号(番
号A、B、C)のそれぞれに対応して複数の送信宛先の
番号が格納された宛先番号メモリ内部の様子を示したも
ので、例えばダイヤルイン番号Bで中継依頼を受信した
場合は、宛先番号メモリBに予め記憶されている、宛先
4、宛先5、宛先6の宛先へそれぞれ送信されることに
なる。次に動作について、図9に従って説明する。ここ
ではダイヤル番号Bで着呼したと想定する。着呼がある
と、まず依頼局と中継局間の通信に先立ち、ダイヤルイ
ン番号検出部11で中継用ダイヤル番号(この例ではダ
イヤル番号A、B、Cのうちいずれか)で着呼したかど
うかを判定する(プロトコル(1))。この例ではダイ
ヤル番号Bでの中継依頼を想定しているので、中継文書
受信プロトコル(4)で中継文書を受信する。次に、ダ
イヤル番号Bに対応して格納されている宛先4、宛先
5、宛先6で指定される宛先に対して中継文書送信プロ
トコル(5)に従って送信処理を行なう。
【0015】実施例5.この発明の第5の実施例につい
て、図10及び図11に基づいて説明する。図10
(a)において、13は中継用のダイヤルイン番号によ
る着呼を検出した後、中継の宛先の電話番号をDTMF
ダイヤルトーン信号を用いて受信するための中継指示ト
ーン信号検出部である。又、図10(b)は、中継指示
トーン信号検出部13がDTMF信号検出を行なう際の
フォーマット例を示したもので、該フォーマットで示さ
れるような信号から宛先番号を取り出し全体制御部4へ
伝える。次に動作について、図11に基づいて説明す
る。中継局(受信側)では中継用のダイヤルイン番号に
よる着呼を受信後、中継受け付トーン信号を送出する。
依頼局(送信側)は、中継の宛先の番号等の情報を中継
指示トーン信号によって中継局(受信側)に送出し、中
継局側はこれを受信した後、G3FAX制御信号を送出
し、中継文書の受信に入る。本実施例では中継用のダイ
ヤルイン番号により、受信側では着呼時に中継のための
受信要求ということがわかるため、従来実施例のように
CED、DIS信号といったG3FAX制御信号を送出
することなく、直ちにトーン信号のやりとりに入ること
ができ、依頼局側でもCED、DIS信号が送られてき
た直後で中継指示トーン信号を送出する必要がなく、そ
のためタイミングが容易となり、トーン信号による中継
指示を容易に行なえる効果がある。
【0016】実施例6.この発明の第6の実施例につい
て、図12、図13に基づいて説明する。図12(a)
において、14はサブアドレス/宛先情報検出部であ
り、図12(b)はサブアドレスの例を示したものであ
る。本実施例では中継用ダイヤルイン番号の代わりにI
SDN網などで使用できる標準の手順であるサブアドレ
ス検出部を設けることにより、図12(b)に例示した
如くサブアドレスを複数のフィールドに分割し、サブア
ドレスの一部を文書中継のための受信であることを判別
するために用い、残りのフィールドを中継局が送信する
宛先の番号や、実施例4に記載した如く複数の宛先の番
号メモリから任意の宛先を選択するための宛先情報とし
て用いるようにしたものである。次に、図12(b)の
サブアドレスを例に、図13のプロトコル図に基づい
て、動作について説明する。サブアドレス/宛先情報検
出部14は、まず標準の手順に従ってサブアドレスを取
り出し、サブアドレス全体から中継用のサブアドレス部
分を取り出す。これが中継用として設定されたアドレス
である(プロトコル(1))と判明した後(サブアドレ
ス1234)、残りの宛先情報(宛先番号061234
567)を取り出し、全体制御部に伝える。全体制御部
はプロトコル(2)により中継用の文書の受信の後、こ
の宛先情報に従って中継文書の送信(プロトコル
(3))を行なう。なお、上記実施例ではG3ファクシ
ミリの通信による場合の中継依頼の受信について説明し
たが、通信手順がG4ファクシミリであってもよく、上
記実施例と同様の効果を奏する。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
中継依頼受信専用のダイヤルイン番号を検出するように
構成したので、着呼時点で直ちに中継依頼のための受信
であることがわかり、通常文書の受信と区別して中継転
送の動作を実行することができ、かつ、依頼局側も中継
依頼のための送信を通常文書の送信と同様に容易に行な
えるという効果がある。また、送信すべき複数の宛先を
予め記憶しておくようにしたので、中継依頼された文書
を複数の宛先に同報送信することができるという効果が
ある。また、中継依頼用として複数のダイヤルイン番号
を検出できる構成としたので、受信ダイヤルイン番号対
応に各々異なった宛先へ中継転送できるという効果があ
る。また、中継依頼用の複数のダイヤルイン番号に対応
して送信すべき複数の宛先を予め記憶しておくようにし
たので、ダイヤルイン番号毎に複数の宛先へ同報送信す
ることができるという効果がある。さらに、中継指示ト
ーン信号検出部を設け、宛先情報をトーン信号の中から
検出するようにしたので、送信側からトーン信号を用い
て容易に宛先を指定することができるという効果があ
る。加えて、サブアドレス検出部を設けることで、サブ
アドレス情報を検出し、該サブアドレス情報を複数フィ
ールドに分割し、第1のフィールドを中継伝送依頼の判
断に使用し、第2のフィールドを中継文書宛先情報とす
ることで、柔軟性、拡張性に富むシステムが実現できる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるファクシミリ装
置を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施例による動作の概略を示
すフローチャートである。
【図3】この発明の第1の実施例によるプロトコル図で
ある。
【図4】この発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】この発明の第2の実施例によるプロトコル図で
ある。
【図6】この発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】この発明の第3の実施例によるプロトコル図で
ある。
【図8】この発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】この発明の第4の実施例によるプロトコル図で
ある。
【図10】この発明の第5の実施例を示すブロック図で
ある。
【図11】この発明の第5の実施例による通信手順の説
明図である。
【図12】この発明の第6の実施例を示すブロック図で
ある。
【図13】この発明の第6の実施例によるプロトコル図
である。
【図14】従来のファクシミリ装置を示すブロック図で
ある。
【図15】従来のファクシミリ装置による中継依頼のた
めの通信手順の説明図である。
【図16】中継局を経由する場合の中継転送機能の説明
図である。
【符号の説明】
4 全体制御部 7 画像メモリ 9 ダイヤルイン番号検出部 10 宛先番号メモリ 11 複数のダイヤルイン番号検出部 12 複数の宛先番号メモリ 13 中継指示トーン信号検出部 14 サブアドレス/宛先情報検出部
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】この発明によるファクシミリ装置は、通常の文
書受信とは別に文書の中継依頼受け付け専用のダイヤル
イン番号を検出する構成とし、予め設定されている宛先
へ中継文書を送信するようにしたものである。また、中
継依頼受け付け専用に設けられた複数のダイヤルイン番
号を検出するようにしたものである。また、複数の中継
文書送信宛先番号を宛先番号メモリに記憶する構成とす
ることにより、文書の中継依頼に対し、上記複数の宛先
へ送信可能とするようにしたものである。また、中継指
示トーン信号検出部を備えるようにすることで、トーン
信号の中から中継文書の送信先宛先番号を検出するよう
にしたものである。さらに、サブアドレス検出部を備え
る構成とし、検出されたサブアドレス情報を複数のフィ
ールドに分割し、第1のフィールド情報を通常文書、又
は中継伝送依頼の判別に使用し、第2のフィールド情報
を中継文書の宛先情報として使用するようにしたもので
ある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】一方、中継用ダイヤルイン番号であった場
合は、中継用文書を受信(step4)し、画像メモリ
7に蓄積したのち、あらかじめ設定された1つの宛先に
送信することにより中継文書転送(step5)を行な
うよう全体制御部4で制御する。以上の動作シーケンス
を示したものが図3の、プロトコル(3)及びプロトコ
ル(4)である。この実施例によれば、中継用文書の受
信の際は、通信手順上は通常文書の受信と同一なので、
依頼局(送信側)では通常の送信と同様に中継文書の送
信を行なえばよく、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル
などの自動送信が可能となる。なお、ダイヤルイン番号
は回線の事業者との契約により利用でき、着・呼の際に
番号が交換機から送られて来るものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】実施例2.この発明の第2の実施例につい
て、図4及び図5に基づいて説明する。図4において、
10は中継依頼された文書を送信する複数の宛先の番号
メモリである。実施例1では中継局が中継依頼された文
書を1つの宛先へ送信する構成としたものを示したが、
図16に示すように複数の宛先にへ同報送信可能とする
ために、宛先番号メモリを設けるようにしたものであ
る。次に動作について図5に従って説明する。着呼があ
った場合、依頼局と中継局間の通信に先立ち中継用ダイ
ヤル番号で着呼したかどうかを判定し、中継用ダイヤル
番号であった場合は、プロトコル(2)に基づいて中継
文書の受信動作を行なう。そして中継文書の受信の後、
宛先番号メモリ10に記憶された複数の宛先に対して
継文書送信プロトコル(3)に従って、同報送信を行な
うよう全体制御部4による制御が行なわれる。この実施
例によれば、送信すべき複数の宛先を記憶するようにし
たので、中継依頼された文書を複数宛先へ同報送信する
ことが可能となる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】実施例3.この発明の第3の実施例につい
て、図6、及び図7に基づいて説明する。図6におい
て、11はそれぞれ異なる宛先に対する複数の中継依頼
受付けのためのダイヤルイン番号検出部である。実施例
1では中継用のダイヤルイン番号を1つだけ設けた構成
例を示したが、本実施例では複数の中継用ダイヤルイン
番号を検出するダイヤルイン番号検出部11を設けるよ
うにしたものである。図6の例では3つの番号を検出
し、それぞれ別々の相手先へ中継用の文書を送信するよ
うにしたものである。次に動作について図7に従って説
明する。着呼があった場合、依頼局と中継局間の送信に
先立ちダイヤルイン番号検出部11で中継用ダイヤル番
号(この例ではダイヤル番号A、B、Cのうちのいずれ
か)で着呼したかどうかを判定する(プロトコル
(1))。上記いずれかのダイヤル番号での受信が確認
されれば、それは中継用文書の依頼であるので、受信ダ
イヤル番号A、B、Cに応じてそれぞれプロトコル
(2)、(4)、(6)で中継文書の受信処理を行な
い、次いで相手先に対してそれぞれ中継文書送信プロト
コル(3)、(5)、(7)に従って中継文書の送信動
作を行なう。この実施例によれば、中継依頼用として複
数のダイヤルイン番号を検出するようにしたので、受信
ダイヤルイン番号対応に各々異なった宛先へ中継転送す
ることができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】実施例4.この発明の第4の実施例につい
て、図8及び図9に基づいて説明する。図8(a)にお
いて、12はダイヤルイン番号検出部11のそれぞれの
番号に対応して複数の宛先を格納した宛先番号メモリで
ある。図8(b)は複数の中継用ダイヤルイン番号(番
号A、B、C)のそれぞれに対応して複数の送信宛先の
番号が格納された宛先番号メモリ内部の様子を示したも
ので、例えばダイヤルイン番号Bで中継依頼を受信した
場合は、宛先番号メモリBに予め記憶されている、宛先
4、宛先5、宛先6の宛先へそれぞれ送信されることに
なる。次に動作について、図9に従って説明する。ここ
ではダイヤル番号Bで着呼したと想定する。着呼がある
と、まず依頼局と中継局間の通信に先立ち、ダイヤルイ
ン番号検出部11で中継用ダイヤル番号(この例ではダ
イヤル番号A、B、Cのうちいずれか)で着呼したかど
うかを判定する(プロトコル(1))。この例ではダイ
ヤル番号Bでの中継依頼を想定しているので、中継文書
受信プロトコル(4)で中継文書を受信する。次に、ダ
イヤル番号Bに対応して格納されている宛先4、宛先
5、宛先6で指定される宛先に対して中継文書送信プロ
トコル(5)に従って送信処理を行なう。この実施例に
よれば、中継依頼用の複数のダイヤルイン番号に対応し
て送信すべき複数の宛先を予め記憶しておくようにした
ので、ダイヤルイン番号毎に複数の宛先へ同報送信する
ことができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】実施例6.この発明の第6の実施例につい
て、図12、図13に基づいて説明する。図12(a)
において、14はサブアドレス/宛先情報検出部であ
り、図12(b)はサブアドレスの例を示したものであ
る。本実施例では中継用ダイヤルイン番号の代わりにI
SDN網などで使用できる標準の手順であるサブアドレ
ス検出部を設けることにより、図12(b)に例示した
如くサブアドレスを複数のフィールドに分割し、サブア
ドレスの一部を文書中継のための受信であることを判別
するために用い、残りのフィールドを中継局が送信する
宛先の番号や、実施例4に記載した如く複数の宛先の番
号メモリから任意の宛先を選択するための宛先情報とし
て用いるようにしたものである。次に、図12(b)の
サブアドレスを例に、図13のプロトコル図に基づい
て、動作について説明する。サブアドレス/宛先情報検
出部14は、まず標準の手順に従ってサブアドレスを取
り出し、サブアドレス全体から中継用のサブアドレス部
分を取り出す。これが中継用として設定されたアドレス
である(プロトコル(1))と判明した後(サブアドレ
ス1234)、残りの宛先情報(宛先番号061234
567)を取り出し、全体制御部に伝える。全体制御部
はプロトコル(2)により中継用の文書の受信の後、こ
の宛先情報に従って中継文書の送信(プロトコル
(3))を行なう。この実施例によれば、サブアドレス
検出部を設けることで、サブアドレス情報を検出し、該
サブアドレス情報を複数フィールドに分割し、第1のフ
ィールドを中継伝送依頼の判断に使用し、第2のフィー
ルドを中堅文書宛先情報をすることで、柔軟性、拡張性
に富むシステムが表現できる。なお、上記実施例ではG
3ファクシミリの通信による場合の中継依頼の受信につ
いて説明したが、通信手順がG4ファクシミリであって
もよく、上記実施例と同様の効果を奏する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 依頼局から送信された文書を中継転送す
    るファクシミリ装置において、 前記ファクシミリ装置は、 依頼局からの送信文書を一旦受信し記憶する手段と、 中継依頼専用の受信ダイヤル番号を設け、 前記中継用ダイヤル番号を検出する受信ダイヤル番号検
    出部と、 を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 中継依頼された文書を複数の宛先に送信
    するための宛先情報を記憶する宛先番号メモリと、 前記宛先番号メモリに記憶された情報に従って複数の宛
    先に同報送信を行なう制御部と、を備えたことを特徴と
    する請求項第1項記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 中継依頼専用の受信ダイヤル番号を複数
    個設け、受信ダイヤル番号検出部は複数の受信ダイヤル
    番号検出手段を備え、 上記検出された受信ダイヤル番号に応じて予め設定され
    た宛先へ通信を行なうようにしたことを特徴とする請求
    項第1項記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 中継依頼専用の受信ダイヤル番号を複数
    個設け、受信ダイヤル番号検出部は複数の受信ダイヤル
    番号検出手段と、 各々の受信ダイヤル番号に対応して中継文書の送信すべ
    き宛先情報を記憶した複数の宛先番号メモリと、 前記宛先番号メモリに記憶された情報に従って複数の宛
    先に同報送信を行なう制御部と、 を備えたことを特徴とする請求項第1項記載のファクシ
    ミリ装置。
  5. 【請求項5】 ファクシミリ制御部に接続されて構成さ
    れ、中継依頼用ダイヤル番号が検出された後に、 中継文書の送信に関する情報をトーン信号から受信する
    ための中継指示トーン信号検出手段を備えたことを特徴
    とする請求項第1項記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 総合ディジタル通信網で使用され依頼局
    から送信された文書を中継転送するファクシミリ装置に
    おいて、 前記ファクシミリ装置は、 依頼局からの送信文書を一旦受信して記憶するためのメ
    モリと、 中継転送に関する情報をサブアドレス情報から認識する
    ためのサブアドレス検出手段と、 を具備し、 前記サブアドレス情報を複数のフィールドに分割し、 第1のフィールドを中継要求検出のためのフィールドと
    し、 第2のフィールドを中継文書の宛先情報のためのフィー
    ルドとしたこと、 を特徴とするファクシミリ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19645257A1 (de) * 1996-11-02 1998-05-14 Deutsche Telekom Ag Verfahren zur Subadressierung von Fax-Dokumenten
JP2010068146A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Murata Machinery Ltd ファクシミリデータ中継装置及びファクシミリデータ中継システム

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