JPH05226999A - 低電力コンプリメンタリmosfetディジタル信号バッファ回路 - Google Patents

低電力コンプリメンタリmosfetディジタル信号バッファ回路

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JPH05226999A
JPH05226999A JP4275744A JP27574492A JPH05226999A JP H05226999 A JPH05226999 A JP H05226999A JP 4275744 A JP4275744 A JP 4275744A JP 27574492 A JP27574492 A JP 27574492A JP H05226999 A JPH05226999 A JP H05226999A
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mosfet
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mosfets
input
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Bal S Sandhu
バル・エス・サンドゥ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】MOSFETディジタル信号バッファ回路10
0の電力消費の最小化。 【構成】入力ディジタル信号122は、入力インバータ
102のMOSFET108のゲート108gを駆動
し、入力インバータ102のMOSFET106のゲー
ト106gを駆動する前に、ダイオード接続されたMO
SFET114へ通じ、バイアスされる。入力ディジタ
ル信号122とそのバイアスされた信号124とでゲー
ト106g,108gを駆動することは、MOSFET
106,108がターンオフした時、十分にターンオフ
し、電力の損失を最小にする。入力インバータ102か
ら出力された反転したディジタル信号126は出力イン
バータ104のMOSFET110,112のゲート1
10g,112gを駆動する。入力ディジタル信号12
2は出力インバータ104のMOSFET112のソー
ス112sも駆動し、出力ディジタル信号128の遷移
時間を減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号バッフ
ァ回路に係り、特に電力消費を最小にするためにコンプ
リメンタリ金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ
(「MOSFET」)を採用したディジタル信号バッフ
ァ回路に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ディジ
タル信号バッファ回路は、信号又は回路の分離、インピ
ーダンス整合又はファンイン及びファンアウト特性の改
善のような目的に共通に用いられる。バッファ回路設計
の共通の型はインバータである。コンプリメンタリMO
SFETを用いた従来のインバータ設計10を図1に示
す。P型のMOSFET(「P−MOSFET」)12
及びN型のMOSFET(「N−MOSFET」)14
がトーテムポール構成で互いに接続され、そのゲート1
2g、14g及びドレイン12d、14dが、それぞれ
入力信号16を受信し、バッファし、バッファされたコ
ンプリメンタリ出力信号18を供給するように接続され
ている。
【0003】P−MOSFET12のソース12sは正
の電圧源VDDに接続され、N−MOSFET14のソ
ース14sは負の電圧源VSSに接続されている。ある
いは、2電源を用いず単一の正電源を用いる場合は、P
−MOSFET12のソース12sは正電圧源VCCに
接続され、N−MOSFET14のソース14sは回路
の基準電位すなわちアースGNDに接続される。
【0004】図1のバッファ回路10は、コンプリメン
タリMOSFET12,14を使用することにより比較
的低電力を消費する。しかし、それが(VCC−GND
電源構成を有する)入力信号16のトランジスタ・トラ
ンジスタ・ロジック(「TTL」)型をバッファするの
に用いられる場合は、その電力消費はより重要になる。
TTL「0」すなわち論理的低は非常に0ボルトに近い
が、TTL「1」すなわち論理的高は、通常正の電源電
圧VCCよりもはるかに低い。VCCは典型的には5ボ
ルトに等しいが、TTL「1」は典型的には2及び2.
5ボルトの間にある。したがって、入力信号16として
TTL「0」を印加すると、通常N−MOSFET14
はほぼ完全にオフし、P−MOSFET12はほぼ完全
にオンするが、典型的なTTL「1」は、安定してN−
MOSFET14を完全にオンし又はP−MOSFET
12を完全にオフする訳ではない。したがって、入力信
号16がTTL「1」であるときは、出力信号18はT
TL「0」であろう。しかし、P−MOSFET12は
完全にはターンオフせず、したがってターンオンしてい
るN−MOSFET14への導通電流が存在するので、
バッファ回路10はなおDC電力を消散し続けるであろ
う。
【0005】表1A及び1Bを下に参照すると、従来の
バッファ回路10用の(表示されたチャンネル幅と長さ
を有する)MOSFET12,14に対する典型的な供
給(ドレイン)電流が種々のVCC電圧と環境温度に対
して示されている。(表1Aは、バッファ回路10の外
部の追加の回路構成を含む完全なICシミュレーション
に対する代表的な最悪の場合の伝達遅延もまた含む)。
入力信号16の電圧が典型的なTTL「1」レベルであ
る2ボルトに等しい場合に意味のある量の供給電流が流
れるのを見ることができる。供給電流の減少は、MOS
FET12,14のチャンネルを適当に縮小することに
より可能であるが、伝達遅延の増大という代償が必要で
ある。
【0006】 表1A:従来のバッファ回路 MOSFETの型 チャンネル幅 チャンネル長さ P 43ミクロン 3.0ミクロン N 150ミクロン 2.6ミクロン VCC=4.75ボルトdc;温度=55°C 入力(ボルト) 電流(マイクロアンペア) 2 1406.0 3 422.9 入力 出力 遅延(ナノ秒) LI→HI HO→LO 7.02 ここで:HI=3ボルト HI→LI LO→HO 6.80 LI=0ボルト 表1B:従来のバッファ回路 MOSFETの型 チャンネル幅 チャンネル長さ P 43ミクロン 3.0ミクロン N 150ミクロン 2.6ミクロン VCC=5.25ボルトdc;温度=27°C 入力(ボルト) 電流(マイクロアンペア) 2 2163.0 3 899.1 VCC=5.25ボルトdc;温度=0°C 入力(ボルト) 電流(マイクロアンペア) 2 2292.0 3 922.3 下に表2を参照すると、P−MOSFET12及びN−
MOSFET14のチャンネル幅をそれぞれ8及び28
ミクロンに減少すると、入力信号16の電圧が2ボルト
で、全MOSFETドレイン電流が十分に減少すること
が見られる。しかし、表1と表2を比較することにより
伝達遅延もまた十分に増大することが見られる。したが
って、MOSFETの幾何学的な減少は、全ドレイン電
流を十分に減少することができるが、付随する不利益が
伝達遅延に関して支払われる。
【0007】 表2:従来の「低電力」バッファ回路 MOSFETの型 チャンネル幅 チャンネル長さ P 8ミクロン 3.0ミクロン N 28ミクロン 2.6ミクロン VCC=4.75ボルトdc;温度=55°C 入力(ボルト) 電流(マイクロアンペア) 2 268.50 3 80.16 入力 出力 遅延(ナノ秒) LI→HI HO→LO 7.63 ここで:HI=3ボルト HI→LI LO→HO 8.15 LI=0ボルト
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による低電力コン
プリメンタリMOSFETディジタル信号バッファ回路
は、入力ディジタル信号及びバイアスされた入力ディジ
タル信号を受信し第一の反転したディジタル信号を供給
するための第一のコンプリメンタリMOSFETインバ
ータを含む。そして、また入力ディジタル信号を受信し
てそこから第一のコンプリメンタリMOSFETインバ
ータのためのバイアスされた入力ディジタル信号を供給
する信号バイアス回路を含む。本発明の実施例において
は、また入力ディジタル信号を受信し、第一の反転した
ディジタル信号を受信し、さらにそこから第二の反転し
たディジタル信号を供給するための第二のコンプリメン
タリMOSFETインバータを更に含む。
【0009】本発明によれば、入力ディジタル信号とそ
のバイアスされた信号の同等物の両者の印加は、入力信
号レベルに従って各コンプリメンタリMOSFETがよ
り十分にターンオンすること又はより十分にターンオフ
し、それによりMOSFETのドレイン電流を最小にす
ることを保証する。
【0010】本発明のこれらの及び他の目的、特徴及び
利点は、本発明の以下の詳細な説明と添付した図面を考
慮することにより理解されるであろう。
【0011】
【実施例】図2を参照すると、本発明による低電力コン
プリメンタリMOSFETディジタル信号バッファ回路
100は、実質上図示のごとく接続された、2個のMO
SFETインバータ回路102,104と、入力信号バ
イアス回路として用いられるMOSFETダイオード回
路114(更に下に論じる)とを含む。第一のインバー
タ回路102は、互いにトーテムポール構成に接続され
たP−MOSFET106及びN−MOSFET108
を含む。電源の接続は、正の電源電圧VDDがP−MO
SFET106のソース106sをバイアスし、負の電
源電圧VSSがN−MOSFET108のソース108
sをバイアスする点で従来と同様である。本発明の実施
例においては、正の電源電圧VDDは典型的にはほぼ5
ボルト(例えばTTL電源電圧VCC)であり、負の電
源電圧VSSは回路の基準電位すなわちアースGNDで
ある。
【0012】第二のインバータ104は、互いにトーテ
ムポール構成に接続されたP−MOSFET110及び
N−MOSFET112とを含む。それらのゲート11
0g及び112gは、それらのドレイン110d、11
2dと同様に、互いに接続されている。MOSFET1
10のソース110sは、正の電源電圧VDDによりバ
イアスされている。しかし、N−MOSFET112の
ソース112sは負の電源電圧VSSによりバイアスさ
れておらず、その代わりに入力信号122を接続信号経
路120を介して直接受信する(更に下で論じる)よう
に接続されている。
【0013】MOSFETダイオード回路114は、図
示のごとくダイオード接続された構成のP−MOSFE
T116及びN−MOSFET118を含む。それらの
ゲート116g、118g及びドレイン116d、11
8dは、すべて互いに接続され、それによりMOSFE
T116,118を実質的にダイオードに電気的に等価
にしている。N−MOSFET118のソース118s
は、第一のインバータ102のN−MOSFET108
のゲート108g及び接続信号経路120を介して第二
のインバータ104のN−MOSFET112のソース
112sに接続されている。
【0014】入力ディジタル信号(例えばTTL信号)
122は、MOSFETダイオード回路114、第一の
インバータ102のN−MOSFET108及び第二の
インバータ104のN−MOSFET112に入力され
る。MOSFETダイオード回路114は、この入力信
号122をバイアスし、第一のインバータ102のP−
MOSFET106のゲートにバイアスされた入力信号
を発生する。第一のインバータ102は、第一の反転し
た信号126を第二のインバータ104に供給し、第二
のインバータ104は、今度は、第二の反転した信号1
28を出力信号として供給する。
【0015】入力信号122がTTL「0」すなわちほ
ぼ0ボルトである場合は、第一のインバータ102のN
−MOSFET108がターンオフし、P−MOSFE
T106がターンオンし、それによりそれらのドレイン
106d、108dをVCCの方に充電するように接続
するノードを発生させる。P−MOSFET106は、
そのゲート106gがほぼ1.8ボルト、すなわちダイ
オード接続されたP−MOSFET116及びN−MO
SFET118のそれぞれP−及びN−チャンネルの閾
値の和に位置するので、ターンオンする。このことは、
第二のインバータ104の互いに接続されたゲート11
0g、112gがVCC電位方向に充電され、それによ
り第二のインバータのP−MOSFET110をターン
オフし、N−MOSFET112をターンオンし、更に
それにより出力信号128をTTL「0」すなわちほぼ
0ボルトにすることを意味する。
【0016】入力信号122がTTL「0」からTTL
「1」へ、すなわちほぼ0ボルトから2ボルトへ遷移す
るときに、第一のインバータのN−MOSFET108
はターンオンし始め、それによりそのドレイン108d
の電位を下方に引く。また、入力信号122の遷移に続
いて、バイアスされた入力信号124は上昇し始め、そ
れにより第一のP−MOSFET106を、そのソース
に対するゲートのバイアスが降下し始めるので、ターン
オフし始める。
【0017】第一のインバータのN−MOSFET10
8のドレイン108dの電位の降下は、第二のインバー
タのN−MOSFET112のゲート112gの電位
(すなわち第一の反転された信号126のレベル)を降
下させ、それにより第二のインバータのN−MOSFE
T112をその遮断領域に駆動する。しかし、入力信号
122は、第二のインバータのN−MOSFET112
のゲート112gの電位が降下するよりもより早く、即
ちより短く上昇する。それ故、入力信号122の最初の
遷移の間に、接続信号経路120を介して第二のインバ
ータのN−MOSFET112のソース112sに印加
された入力信号は、第二のインバータのN−MOSFE
T112のドレイン112dへ通過し、それ故、出力信
号128の最初の遷移を提供する。第一の反転した信号
126は0ボルトへ降下し続けるので、第二のP−MO
SFET110がターンオンし、出力信号128をVC
Cの方向へ上昇させる。
【0018】逆に、入力信号122がTTL「1」から
TTL「0」へ、すなわちほぼ2ボルトから0ボルトへ
遷移すると、第一のインバータのN−MOSFET10
8がターンオフし、第一のインバータのP−MOSFE
T106が、バイアスされた入力信号124のほぼ1.
8ボルトへの、すなわちダイオード接続されたP−MO
SFET116及びN−MOSFET118のP−チャ
ンネルとN−チャンネルの閾値の和への、下方への遷移
によりターンオンする。このことにより第一の反転した
信号126はほぼVCCへ上昇し、それにより第二のイ
ンバータのN−MOSFET112をターンオンさせ、
P−MOSFET110をターンオフさせて、出力信号
128をTTL「0」へ降下させる。
【0019】かくして、ダイオード接続されたMOSF
ET116,118を用いて、元来の入力信号122よ
り高い「高」論理電圧レベルを有するバイアスされた入
力信号124を発生させることにより、第一のインバー
タのP−MOSFET106がより十分にターンオフで
き、それにより第一のインバータ102を流れるドレイ
ン電流を十分に減少させる。さらに、入力信号122を
直接第二のすなわち出力インバータ104に接続信号経
路120を介して接続することにより、出力対入力の信
号伝達遅延が最小となる。
【0020】このことは下の表3A及び3Bを参照する
ことによりより十分に理解できる。同一の条件(例えば
MOSFETのチャンネルの幅及び長さ、電源電圧、環
境温度及び入力信号電圧レベル)下で図1(表1A及び
1B)の従来のバッファ回路10については、インバー
タ102,104の両者に対する全供給(ドレイン)電
流は図1の従来のバッファ回路10に対して十分に小さ
い。さらに、図2の回路の対応する完全ICシュミレー
ションの伝達遅延は高々ほぼ1ナノ秒に過ぎない低下し
か受けない。
【0021】 表3A:本発明のバッファ回路 MOSFET(型) チャンネル幅 チャンネル長さ 106(P) 15ミクロン 3 ミクロン 108(N) 7ミクロン 3 ミクロン 110(P) 8ミクロン 2.5ミクロン 112(N) 25ミクロン 2.5ミクロン 116(P) 3ミクロン 3 ミクロン 118(N) 3ミクロン 6 ミクロン VCC=4.75ボルトdc;温度=55°C 入力(ボルト) 電流(マイクロアンペア) 2 90.68 3 12.47 入力 出力 遅延(ナノ秒) LI→HI HO→LO 7.16 ここで:HI=3ボルト HI→LI LO→HO 7.75 LI=0ボルト 表3B:本発明のバッファ回路 MOSFET(型) チャンネル幅 チャンネル長さ 106(P) 15ミクロン 3 ミクロン 108(N) 7ミクロン 3 ミクロン 110(P) 8ミクロン 2.5ミクロン 112(N) 25ミクロン 2.5ミクロン 116(P) 3ミクロン 3 ミクロン 118(N) 3ミクロン 6 ミクロン VCC=5.25ボルトdc;温度=27°C 入力(ボルト) 電流(マイクロアンペア) 2 191.80 3 41.17 VCC=5.25ボルトdc;温度=0°C 入力(ボルト) 電流(マイクロアンペア) 2 187.20 3 34.57 図3を参照して、図1及び2の回路の伝達遅延をグラフ
により比較できる。信号曲線Aは入力信号16,122
を表す。信号曲線Bは、表1A−1B及び2A−2Bの
装置パラメータを有する図1の従来のバッファ回路の出
力信号18の遷移を表す。信号曲線Dは図2の第一のイ
ンバータ信号126を表す。信号曲線Eは図2の出力信
号128を表す。
【0022】図4を参照して、本発明によるバッファ回
路200の他の実施例が示され、そこでは追加的にダイ
オード接続されたMOSFET202を有するMOSF
ETダイオード回路204が用いられている。この追加
的にダイオード接続されたMOSFET202は、元来
のダイオード接続されたMOSFET116,118に
直列に接続されている。そのゲート202g及びドレイ
ン202dは互いに接続され、ダイオード接続されたN
−MOSFET118のソース118sに接続されてい
る。そのソース202sは、第一のインバータのN−M
OSFET108のゲート108g、及び入力信号12
2を第二のインバータのN−MOSFET112のソー
ス112sに接続する信号経路120に接続されてい
る。これにより、追加されたNチャンネル閾値電圧、す
なわち追加のN−MOSFET202のNチャンネル閾
値電圧によりMOSFETダイオード回路204で入力
信号122が正にバイアスされる。このことによりバイ
アスされた入力信号124がいっそう多く正にバイアス
され、それにより入力信号122がTTL「1」である
ときに第一のインバータのP−MOSFET106をタ
ーンオフする。このことは第一のインバータのMOSF
ETのドレイン電流をいっそう大きく減少させる。しか
し、図4の回路200の伝達遅延には意味のある低落が
発生する。このことは下の表4を参照し、電流と伝達遅
延とをそれらのもう一方の表3A及び3Bと比較するこ
とによりより良く理解できる。
【0023】 表4:本発明のバッファ回路(特別の「ダイオード」を設けた) MOSFET(型) チャンネル幅 チャンネル長さ 106(P) 15ミクロン 3 ミクロン 108(N) 7ミクロン 3 ミクロン 110(P) 8ミクロン 2.5ミクロン 112(N) 25ミクロン 2.5ミクロン 116(P) 3ミクロン 3 ミクロン 118(N) 3ミクロン 6 ミクロン 202(N) 3ミクロン 6 ミクロン VCC=4.75ボルトdc;温度=55°C 入力(ボルト) 電流(マイクロアンペア) 2 37.09 3 4.17 入力 出力 遅延(ナノ秒) LI→HI HO→LO 7.15 ここで:HI=3ボルト HI→LI LO→HO 8.80 LI=0ボルト ここで説明した本発明の実施例に対する種々の変更を本
発明を実施するのに採用することができることを理解す
べきである。特許請求の範囲が本発明の範囲を限定し、
これらの特許請求の範囲の範囲内の構造と方法及びそれ
らの均等物はそれにより覆われることを意図している。
【0024】
【発明の効果】本発明のコンプリメンタリMOSFET
バッファ回路及び方法によれば、スイッチングトランジ
スタが完全にターンオフし、これにより電力消費が極め
て減少でき、また伝達遅延も増大しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のコンプリメンタリMOSFETインバ
ータ回路の概略図である。
【図2】 本発明の低電力コンプリメンタリMOSFE
Tディジタル信号バッファ回路の実施例の概略図であ
る。
【図3】 図2の回路の入出力信号のための複合信号の
タイミング図である。
【図4】 本発明の低電力コンプリメンタリMOSFE
Tディジタル信号バッファ回路の他の実施例の概略図で
ある。
【符号の説明】 100 低電力コンプリメンタリMOSFETディジタ
ル信号バッファ回路 102,104 MOSFETインバータ回路 114,204 MOSFETダイオード回路
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/0175 8941−5J H03K 19/00 101 F

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一及び第二のMOSFETのソース
    と、第一のディジタル信号を受信するための互いに接続
    された第一及び第二のMOSFETのゲートと、出力デ
    ィジタル信号を供給するための互いに接続された第一及
    び第二のMOSFETのドレインとをそれぞれ有する第
    一及び第二のコンプリメンタリMOSFETを備えた第
    一のコンプリメンタリMOSFETインバータを含む改
    善されたコンプリメンタリMOSFETバッファ回路に
    おいて、 トーテムポール形態に互いに接続され、入力ディジタル
    信号及び第二のディジタル信号をそれぞれ受信するため
    の第三及び第四のMOSFETのゲートと、前記互いに
    接続された第一及び第二のMOSFETのゲートに接続
    された互いに接続された第三及び第四のMOSFETの
    ドレインとをそれぞれ有する第三及び第四のコンプリメ
    ンタリMOSFETを備えた第二のコンプリメンタリM
    OSFETインバータと、 前記入力ディジタル信号を受信し、前記第二のディジタ
    ル信号を前記第四のMOSFETのゲートに供給するた
    めに前記第三及び第四のMOSFETのゲート間に直列
    に接続された複数のダイオード接続されたMOSFET
    とを備えたことを特徴とする改善されたコンプリメンタ
    リMOSFETバッファ回路。
  2. 【請求項2】 前記第三のMOSFETのゲートを前記
    第一のMOSFETのソースに接続するための接続手段
    を更に備えた請求項1記載の改善されたコンプリメンタ
    リMOSFETバッファ回路。
  3. 【請求項3】 入力ディジタル信号及びバイアスされた
    入力ディジタル信号を受信し、第一の反転したディジタ
    ル信号を供給するための第一のコンプリメンタリMOS
    FETインバータ手段と、 前記入力ディジタル信号を受信し、前記バイアスされた
    入力ディジタル信号を供給するための信号バイアス手段
    とを備えたことを特徴とするディジタル信号を受信し、
    バッファするためのコンプリメンタリMOSFETバッ
    ファ回路。
  4. 【請求項4】 前記第一のコンプリメンタリMOSFE
    Tインバータ手段が、トーテムポール形態に互いに接続
    され、前記入力ディジタル信号と前記バイアスされた入
    力ディジタル信号とをそれぞれ受信するための第一及び
    第二のMOSFETのゲートと、前記第一の反転したデ
    ィジタル信号を供給するための互いに接続された第一及
    び第二のMOSFETのドレインとをそれぞれ有する第
    一及び第二のコンプリメンタリMOSFETを備えた請
    求項3記載のコンプリメンタリMOSFETバッファ回
    路。
  5. 【請求項5】 前記信号バイアス手段が、複数のダイオ
    ード接続されたMOSFETを備えた請求項3記載のコ
    ンプリメンタリMOSFETバッファ回路。
  6. 【請求項6】 前記第一の反転したディジタル信号を受
    信し、第二の反転したディジタル信号を供給するための
    第二のコンプリメンタリMOSFETインバータ手段を
    更に備えた請求項3記載のコンプリメンタリMOSFE
    Tバッファ回路。
  7. 【請求項7】 前記第二のコンプリメンタリMOSFE
    Tインバータ手段が、トーテムポール形態に互いに接続
    され、前記第一の反転したディジタル信号を受信するた
    めの互いに接続された第三及び第四のMOSFETのゲ
    ートと、前記第二の反転したディジタル信号を供給する
    ための互いに接続された第三及び第四のMOSFETの
    ドレインとをそれぞれ有する第三及び第四のコンプリメ
    ンタリMOSFETを備えた請求項6記載のコンプリメ
    ンタリMOSFETバッファ回路。
  8. 【請求項8】 前記入力ディジタル信号と前記第一の反
    転したディジタル信号を受信し、第二の反転したディジ
    タル信号を供給するための第二のコンプリメンタリMO
    SFETインバータ手段を更に備えた請求項3記載のコ
    ンプリメンタリMOSFETバッファ回路。
  9. 【請求項9】 前記第二のコンプリメンタリMOSFE
    Tインバータ手段が、トーテムポール形態に互いに接続
    され、前記入力ディジタル信号を受信するための第三の
    MOSFETのソースと、第四のMOSFETのソース
    と、前記第一の反転したディジタル信号を受信するため
    の第三及び第四の互いに接続されたMOSFETのゲー
    トと、前記第二の反転したディジタル信号を供給するた
    めの第三及び第四の互いに接続されたMOSFETのド
    レインとをそれぞれ有する第三及び第四のコンプリメン
    タリMOSFETを備えた請求項8記載のコンプリメン
    タリMOSFETバッファ回路。
  10. 【請求項10】 入力ディジタル信号を受信し、バイア
    スし、第一の反転したディジタル信号を供給するための
    入力バイアスされたコンプリメンタリMOSFET入力
    インバータ手段と、 前記第一の反転したディジタル信号と前記入力ディジタ
    ル信号とを受信し、第二の反転したディジタル信号を供
    給するための入力接続されたコンプリメンタリMOSF
    ET出力インバータ手段とを備えたことを特徴とするデ
    ィジタル信号を受信し、バッファするためのコンプリメ
    ンタリMOSFETバッファ回路。
  11. 【請求項11】 前記入力バイアスされたコンプリメン
    タリMOSFET入力インバータ手段が、複数のダイオ
    ード接続されたMOSFETと、トーテムポール形態に
    互いに接続され、前記入力ディジタル信号を受信するた
    めの第一のMOSFETのゲートと、第二のMOSFE
    Tのゲートと、第一及び第二のMOSFETのソース
    と、前記第一の反転したディジタル信号を供給するため
    の互いに接続された第一及び第二のMOSFETのドレ
    インとをそれぞれ有する第一及び第二のコンプリメンタ
    リMOSFETとを備え、前記複数のダイオード接続さ
    れたMOSFETが前記第一及び第二のMOSFETの
    ゲートに接続された請求項10記載のコンプリメンタリ
    MOSFETバッファ回路。
  12. 【請求項12】 前記入力接続されたコンプリメンタリ
    MOSFET出力インバータ手段が、トーテムポール形
    態に互いに接続され、前記第一の反転したディジタル信
    号を受信するための互いに接続された第三及び第四のM
    OSFETのゲートと、前記入力ディジタル信号を受信
    するための第三のMOSFETのソースと、第四のMO
    SFETのソースと、前記第二の反転したディジタル信
    号を供給するための第三及び第四の互いに接続されたM
    OSFETのドレインとをそれぞれ有する第三及び第四
    のコンプリメンタリMOSFETを備えた請求項10記
    載のコンプリメンタリMOSFETバッファ回路。
  13. 【請求項13】 入力ディジタル信号を受信するステッ
    プ、 前記入力ディジタル信号をバイアスして、バイアスされ
    た入力ディジタル信号を供給するステップ、 前記入力ディジタル信号と前記バイアスされた入力ディ
    ジタル信号を第一のコンプリメンタリMOSFETイン
    バータに入力し、第一の反転したディジタル信号を供給
    するステップ、 の各ステップを備えたことを特徴とするディジタル信号
    を受信し、バッファするためのディジタル信号バッファ
    方法。
  14. 【請求項14】 前記入力ディジタル信号をバイアス
    し、バイアスされた入力ディジタル信号を供給する前記
    ステップが、前記入力ディジタル信号を複数のダイオー
    ド接続されたMOSFETに入力し、そこから前記バイ
    アスされた入力ディジタル信号を出力するステップを備
    えた請求項13記載のディジタル信号バッファ方法。
  15. 【請求項15】 前記入力ディジタル信号と前記バイア
    スされた入力ディジタル信号とを第一のコンプリメンタ
    リMOSFETインバータに入力し、第一の反転したデ
    ィジタル信号を供給する前記ステップが、 前記入力ディジタル信号を第一のMOSFETのゲート
    に入力するステップと、 前記バイアスされた入力ディジタル信号を第二のMOS
    FETのゲートに入力するステップと、 前記第一の反転したディジタル信号を互いに接続された
    第一及び第二のMOSFETのドレインから出力するス
    テップとを備えた請求項13記載のディジタル信号バッ
    ファ方法。
  16. 【請求項16】 前記入力ディジタル信号及び前記第一
    の反転したディジタル信号を第二のコンプリメンタリM
    OSFETインバータに入力し、第二の反転したディジ
    タル信号を供給するステップを更に備えた請求項13記
    載のディジタル信号バッファ方法。
  17. 【請求項17】 前記入力ディジタル信号及び前記第一
    の反転したディジタル信号を第二のコンプリメンタリM
    OSFETインバータに入力し、第二の反転したディジ
    タル信号を供給する前記ステップが、 前記ディジタル信号をMOSFETのゲートソースに入
    力するステップと、 前記第一の反転したディジタル信号を互いに接続された
    第三及び第四のMOSFETのゲートに入力するステッ
    プと、 前記第二の反転したディジタル信号を互いに接続された
    第三及び第四のMOSFETのドレインから出力するス
    テップとを備えた請求項16記載のディジタル信号バッ
    ファ方法。
JP4275744A 1991-10-16 1992-10-14 低電力コンプリメンタリmosfetディジタル信号バッファ回路 Pending JPH05226999A (ja)

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