JPH052254U - マイクロプロセツサ装置 - Google Patents
マイクロプロセツサ装置Info
- Publication number
- JPH052254U JPH052254U JP4723091U JP4723091U JPH052254U JP H052254 U JPH052254 U JP H052254U JP 4723091 U JP4723091 U JP 4723091U JP 4723091 U JP4723091 U JP 4723091U JP H052254 U JPH052254 U JP H052254U
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- Japan
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- microprocessor
- bus
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- address bus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】マイクロプロセッサが誤ったアドレスやデータ
を使用する前に、マイクロプロセッサの動作を停止し、
誤動作を未然に防止して信頼性を向上させる。 【構成】マイクロプロセッサは、アドレスバスとデータ
バスとにそれぞれ同じデータを出力するデータ出力プロ
グラムを有し、アドレスバスとデータバス上のデータを
それぞれ入力し両データが一致するかどうかを判定する
データ一致判定手段と、データ出力プログラムを実行し
たとき前記データ一致判定手段を動作させる制御回路と
を設けて構成される。
を使用する前に、マイクロプロセッサの動作を停止し、
誤動作を未然に防止して信頼性を向上させる。 【構成】マイクロプロセッサは、アドレスバスとデータ
バスとにそれぞれ同じデータを出力するデータ出力プロ
グラムを有し、アドレスバスとデータバス上のデータを
それぞれ入力し両データが一致するかどうかを判定する
データ一致判定手段と、データ出力プログラムを実行し
たとき前記データ一致判定手段を動作させる制御回路と
を設けて構成される。
Description
【0001】
本考案は、マイクロプロセッサと、このマイクロプロセッサが実行する命令を 記憶しておく主メモリとからなるマイクロプロセッサ装置に関し、更に詳しくは 、バスラインの不良等によるマイクロプロセッサの誤動作を防止して、信頼性を 改善させたマイクロプロセッサ装置に関する。
【0002】
従来、この種のマイクロプロセッサ装置においては、バスラインの不良などに よるデータやアドレスのエラーは、1ビットエラーについては、パリティビット を付加してパリティチェックを実施することで検出することができるが、2ビッ ト以上のエラーの場合は検出は不可能で、何等対策が施されていなかった。
【0003】
マイクロプロセッサを用いて構成される各種の装置は、マイクロプロセッサが プログラムに従って種々の仕事を処理するものであり、マイクロプロセッサが誤 動作すると、これによって制御されている各部分に広く影響が及んでしまうとい う問題がある。
【0004】 本考案は、この様な点に鑑みてなされたもので、バスラインが正常に動作して いるかどうか自己診断を行うことにより、誤ったデータやアドレスの使用による マイクロプロセッサの誤動作を未然に防止し、信頼性の高いマイクロプロセッサ 装置を実現することを目的とする。
【0005】
この様な目的を達成する本考案は、 マイクロプロセッサと、このマイクロプロセッサに対してアドレスバスとデー タバスとをそれぞれ介して接続された主メモリとからなるマイクロプロセッサ装 置であって、 前記マイクロプロセッサは、前記アドレスバスとデータバスとにそれぞれ同じ データを出力するデータ出力プログラムを有し、 アドレスバスとデータバス上のデータをそれぞれ入力し両データが一致するか どうかを判定するデータ一致判定手段と、 前記マイクロプロセッサがデータ出力プログラムを実行したとき前記データ一 致判定手段を動作させる制御回路とを 設けたことを特徴とするマイクロプロセッサ装置である。
【0006】
マイクロプロセッサは、バスラインやアドレスラインが正常に動作しているか どうかを自己判断する場合、データ出力プログラムを実行し、バスラインとアド レスラインに同じデータを出力する。
【0007】 データ一致判定手段は、制御回路からの指示に基づいて、バスラインとアドレ スライン上のデータを比較し、両データが一致していればこれらの各ラインの動 作は正常であるとする。
【0008】
以下図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す構成ブロック図である。図において、1はマ イクロプロセッサ、2はこのマイクロプロセッサ1に対してアドレスバス(アド レス線)ABとデータバス(データ線)DBとをそれぞれ介して接続された主メ モリである。マイクロプロセッサ1は、アドレスバスABとデータバスDBとに それぞれ同じタイミングで同じデータを出力するデータ出力手段(データ出力プ ログラム)10を有している。3はアドレスバスABとデータバスDB上のデー タをそれぞれ入力し、両データが一致するかどうかを判定するデータ一致判定手 段で、例えばディジタル信号を比較する比較器が用いられる。4はマイクロプロ セッサ1がデータ出力プログラム10を実行したとき、データ一致判定手段3を 動作させる制御回路である。ここで、マイクロプロセッサ1内のデータ出力プロ グラム10が出力するアドレスは、通常の主メモリ2へのリード/ライトアクセ スでは使用しない特定のアドレスになっている。
【0009】 この様に構成した装置の動作を説明すれば、以下の通りである。 図2は、動作の流れを示すフローチャートである。マイクロプロセッサ1は、 例えばタイマー機能を用いて、周期的にまたは任意のタイミングで、図2に示さ れる診断プログラムを実行する。この診断プログラムのスタートにより、はじめ にデータ出力手段10が、アドレスバスABとデータバスDBとに前述した特定 アドレスとこのアドレスと同じ値のデータを出力する(ステップ1)。制御回路 4は、マイクロプロセッサ1から出力されるアドレスを入力していて、このアド レスが前述した特定アドレスであることを見て、診断プログラムが実行されてい ることを検出する。すると、データ一致判定手段3に対してデータが一致するか 否かの判定動作をするように指示を与える。データ一致判定手段3は、制御回路 4からの指示を受けたタイミングで、アドレスバスAB上の信号とデータバスD B上の信号とをそれぞれ取り込み、両データを比較して両データが同じか判定す る(ステップ2,3)。
【0010】 この結果、両データが一致している場合、各バスラインに異常はないものとし て診断プログラムは終了し、元のプログラムの続きを実行することになる。ステ ップ3において、両データが不一致と判定された場合、バスラインに異常がある と判断し、マイクロプロセッサ1のHALT端子に停止信号を出力する。これに よりマイクロプロセッサ1の以後の動作を停止させる(ステップ6)。
【0011】 なお、以上の説明では、アドレスバスABとデータバスDBとのビット数が一 致していることを想定したが、アドレスバスのビット数が例えばデータバスのビ ット数より多いような場合には、データバスのビット数より多いアドレスバスの ビット線にデータ線を割り当てるようなアドレスとデータの組み合わせを追加す ることにより、全てのビット線に対する診断を行うことができる。
【0012】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、マイクロプロセッサからアドレ スバスとデータバスに同じデータを出力して、それらのデータが一致するか否か を調べることにより、どの様なモードのバスラインの不良でも確実に発見するこ とができる。従って、マイクロプロセッサが誤ったアドレスやデータを使用する 前に、マイクロプロセッサの動作を停止し、誤動作を未然に防止することが可能 で信頼性を著しく向上できる。
【図1】本考案の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
る。
【図2】動作の流れを示すフローチャートである。
1 マイクロプロセッサ 2 主メモリ 3 データ一致判定手段 4 制御回路 10 データ出力手段 AB アドレスバス DB データバス
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 マイクロプロセッサと、このマイクロプ
ロセッサに対してアドレスバスとデータバスとをそれぞ
れ介して接続された主メモリとからなるマイクロプロセ
ッサ装置であって、前記マイクロプロセッサは、前記ア
ドレスバスとデータバスとにそれぞれ同じデータを出力
するデータ出力プログラムを有し、アドレスバスとデー
タバス上のデータをそれぞれ入力し両データが一致する
かどうかを判定するデータ一致判定手段と、前記マイク
ロプロセッサがデータ出力プログラムを実行したとき前
記データ一致判定手段を動作させる制御回路とを設けた
ことを特徴とするマイクロプロセッサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4723091U JPH052254U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | マイクロプロセツサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4723091U JPH052254U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | マイクロプロセツサ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052254U true JPH052254U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=12769411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4723091U Withdrawn JPH052254U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | マイクロプロセツサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052254U (ja) |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP4723091U patent/JPH052254U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950907 |