JPH0522408U - H形鋼反転装置 - Google Patents

H形鋼反転装置

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JPH0522408U
JPH0522408U JP4375891U JP4375891U JPH0522408U JP H0522408 U JPH0522408 U JP H0522408U JP 4375891 U JP4375891 U JP 4375891U JP 4375891 U JP4375891 U JP 4375891U JP H0522408 U JPH0522408 U JP H0522408U
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arm
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hook
shaped
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亮一 三宅
桂治 岡本
豊久 得丸
秀俊 小野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数のH形鋼を経済的な手段で効率良く90
度反転することを可能とする。 【構成】 固定スキッド1の上載面4を傾斜させると共
にその上載面4に一定間隔をあけて回動自在なアーム2
を複数設け、H形鋼6を上載したフック3を下降して当
該H形鋼6の下面をアーム2上端部に当接してその自重
で90度反転して上載面4に載置した後、フック3を上
昇して反転姿勢のH形鋼6を再度上載して搬送し、設定
場所に整列する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、製品H形鋼や半製品(ビームブランク)H形鋼を、90度反転する 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、H形鋼を90度反転するには、一般に、図8に示すように、リフティン グマグネット10でH形鋼6の片端を吊り上げてから、図9に示すように、水平方 向に移動し、H形鋼6がその自重で反転したところで放すことによって達成して いる。
【0003】 又、H形鋼以外の形鋼、例えば、略溝形鋼を90度反転する手段としては、特 開平1−127518号公報および特開平1−167112号公報に示されるよ うに、反転装置上で動力によって反転するものや、特開平1−98524号公報 に記載のように、溝内に侵入させながら反転するものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
リフティングマグネットを使用する従来技術にあっては、そのリフティングマ グネットを操作するためのクレーン熟練者を必要とすると共に、形鋼を一本づつ 処理する必要があるため、作業性が極めて悪いものとなっていた。
【0005】 又、形鋼が熱片の場合は、形鋼間に所定間隔を設けなければ、熱の作用によっ て曲げや反り等が生ずるため、所定間隔を設けるためのハンドリングが必要とな り、さらに作業性の低下を招いていた。
【0006】 そして、特開平1−127518号公報および特開平1−167112号公報 に示す従来技術にあっては、形鋼を動力によって一本づつ反転するものとしてい るので、経済性および作業性に改善されるべき問題が残る。
【0007】 さらに、特開平1−98524号公報記載の従来技術においては、形鋼を溝内 に侵入させる際に、隣接する形鋼同志が干渉し合い、反転作業が円滑に達成され 難いという欠点がある。
【0008】 本考案は、こうした点に鑑み考案されたもので、複数のH形鋼を経済的な手段 で効率良く90度反転することの出来る装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そのための手段として、固定スキッド1、アーム2およびフック3とで構成し た。固定スキッド1は、その上面をH形鋼6を上載する上載面4とし、複数並列 設されたものである。アーム2は、各固定スキッド1の上載面4部分に一定間隔 をあけて複数設けられたL字状である。フック3は、各H形鋼6の下側凹面5が 各アーム2の上端部に当接することによって自重で反転し、上載面4に約90度 の反転姿勢で載置されるべく、複数のH形鋼6を正立姿勢で上載して固定スキッ ド1側方を下降すると共に、上載面4上のH形鋼6を再度上載して90度の反転 姿勢を得るべく上昇するものである。そして、複数のH形鋼6が反転する際に相 互に干渉するのを防止すべく、上載面4を前後方向に傾斜すると共に、アーム2 を上載面4の傾斜に沿って段差的に設けた。さらに、アーム2を、H形鋼6をフ ック3で上昇する際、H形鋼6と干渉するのを防止すべく、一定角度回動自在と した。
【0010】
【作用】
本考案の作用を、図1〜図6を参照しながら説明する。 まず、複数のH形鋼6を上載したフック3を固定スキッド1の側方(固定スキ ッド間を含む)で下降する。
【0011】 この下降によって、まず最前のH形鋼6の下側凹面5にアーム2の上端部が当 接する(図1)。
【0012】 アーム2の下降を続けることによって、最前のH形鋼6はアーム2との当接部 分を支点としてその自重によって反転し始めると共に、中間のH形鋼6の凹面5 にアーム2上端部が当接する(図2)。
【0013】 さらにアーム2を下降することによって、最前のH形鋼6は反転を完了しほぼ 90度反転した姿勢で上載面4上に載置され、中間および最後のH形鋼6は、そ れぞれ追随して同様の反転動作を行う(図3、図4)。
【0014】 そして、アーム2がその下降限に達した状態にあっては、すべてのH形鋼6が 上載面4上にほぼ90度反転した姿勢で載置される(図5)。
【0015】 この反転動作において、本考案にあっては、固定スキッド1の上載面4を前後 方向に傾斜させると共に、アーム2をその傾斜に沿って段差的に設けたので、H 形鋼6は時差をもって反転し、よって隣接するH形鋼6が相互に干渉し合って反 転動作を阻害することがない。
【0016】 全てのH形鋼6を固定スキッド上載面4上にほぼ90度反転した姿勢で載置し た後、フック3を復帰上昇させて上載面4上のH形鋼6を再びその上面に載置す る。これによって、H形鋼6はフック3上面に90度反転した姿勢で載置される (図6)。
【0017】 フック3は、さらに上昇した後、反転を完了したH形鋼6を搬送し、所定場所 に整列するものである。
【0018】 尚、本考案にあっては、アーム2を一定角度回動自在としているので、フック 3が上昇する際、その上面上のH形鋼6とアーム2の先端部とが接触した場合、 アーム2がその押圧力によって容易に回動するので(図6)、両者が干渉するこ とによってフック3の上昇が阻害されることがない。
【0019】 又、両者の干渉がないことによって、H形鋼6はフック3上面上で位置ずれす ることがなく、その結果、所定場所に正確な一定間隔をもって整列することが出 来る。
【0020】
【実施例】
図8に、本考案に係る固定スキッド1およびアーム2の組付物の一実施例を示 す(フック3は図示せず)。
【0021】 固定スキッド1の上載面4は、前方に向かって上昇すべく傾斜させ、その傾斜 に沿ってアーム2を一定間隔をあけて設けている。
【0022】 アーム2は、固定スキッド1に支点ピン7によって回動自在に組付けている。 このアーム2の回動角度は、固定スキッド1に設けた上限ストッパ8およぼ下限 ストッパ9とによって設定している。
【0023】 アーム2は略L字状とし、その支点ピン7より上部を前方に傾斜させると共に その上端部に丸みをもたせ、これによってH形鋼6がアーム2に接触することな くかつ自然に反転し易いようにしている。
【0024】 固定スキッド1は、複数並列設してH形鋼6の両端部や中間部を支持するもの とし、アーム2は固定スキッド1間を昇降動するものとしている。
【0025】 アーム2は、H形鋼6を安定した姿勢で維持すべく一定間隔をあけて一対設け ている。
【0026】
【考案の効果】
このように、本考案の装置は、複数のH形鋼を一度にその自重で90度反転す ることが出来るので、極めて経済的であると共に作業性が良い。
【0027】 又、本考案装置においては、90度反転した複数のH形鋼を搬送し、一定間隔 をもって整列することが出来るので、冷片H形鋼は勿論、熱の影響によって曲げ や反りの発生し易い熱片H形鋼の取扱いにも有利である。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の作用を示すもので、フックが下降
して最前のH形鋼の反転が開示される状態を示す側面
図。
【図2】フックの下降に伴い中間のH形鋼の反転が開始
される状態を示す側面図。
【図3】フックがさらに下降して、最前のH形鋼の反転
が完了すると共に最後のH形鋼の反転が開始される状態
を示す側面図。
【図4】中間のH形鋼の反転が完了し、最後のH形鋼の
反転状態を示す側面図。
【図5】全てのH形鋼の反転が完了した状態を示す側面
図。
【図6】フックが上昇してその上面に反転姿勢のH形鋼
を載置した状態を示す側面図。
【図7】本考案の固定スキッドとアームとの組付物の一
実施例を示す側面図。
【図8】従来技術を示す側面図。
【図9】同じく従来技術を示す側面図。
【符号の説明】
1 ; 固定スキッド 2 ; アーム 3 ; フック 4 ; 上載面 5 ; 凹面 6 ; H形鋼 7 ; 支点ピン 8 ; 上限ストッパ 9 ; 下限ストッパ 10; リフティングマグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 得丸 豊久 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)考案者 小野 秀俊 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面をH形鋼(6) を上載する上載面(4)
    とし、複数並列設された固定スキッド(1) と、該各固定
    スキッド(1) の上載面(4) 部分に一定間隔をあけて複数
    設けられたL字状のアーム(2) と、前記各H形鋼(6) の
    下側凹面(5)が前記各アーム(2) の上端部に当接するこ
    とによって自重で反転し、前記上載面(4) に約90度の
    反転姿勢で載置されるべく、複数のH形鋼(6) を正立姿
    勢で上載して前記固定スキッド(1) 側方を下降すると共
    に、該上載面(4) 上の前記H形鋼(6) を再度上載して9
    0度の反転姿勢を得るべく上昇するフック(3) とから構
    成し、前記複数のH形鋼(6)が反転する際に相互に干渉
    するのを防止すべく、前記上載面(4) を前後方向に傾斜
    すると共に、前記アーム(2) を該上載面(4) の傾斜に沿
    って段差的に設け、前記アーム(2) を、前記H形鋼(6)
    を前記フック(3)で上昇する際、該H形鋼(6) と干渉す
    るのを防止すべく、一定角度回動自在として成るH形鋼
    反転装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114919974A (zh) * 2022-05-06 2022-08-19 湖南省富生钢结构有限公司 一种h型钢输送用夹持翻转装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114919974A (zh) * 2022-05-06 2022-08-19 湖南省富生钢结构有限公司 一种h型钢输送用夹持翻转装置
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