JP2002276297A - 重量物の組立装置 - Google Patents

重量物の組立装置

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JP2002276297A
JP2002276297A JP2001069209A JP2001069209A JP2002276297A JP 2002276297 A JP2002276297 A JP 2002276297A JP 2001069209 A JP2001069209 A JP 2001069209A JP 2001069209 A JP2001069209 A JP 2001069209A JP 2002276297 A JP2002276297 A JP 2002276297A
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JP
Japan
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heavy
divided
mounting table
assembling
segment
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JP2001069209A
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English (en)
Inventor
Kazumi Ariizumi
和美 有泉
Toru Ogura
通 小倉
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Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分割された重量物の組立作業工数を低減できる
と共に、重量物の各分割部材が組立時に破損するのを防
止可能な重量物の組立装置を提供する。 【解決手段】複数に分割された重量物であるセグメント
2の各分割部材21を載置してそれぞれ別々に移動する
ことが可能な複数の載置台11と、この載置台11に載
置された各分割部材21の結合部分22を垂直移動させ
るため、載置台11を垂直移動させる垂直移動手段とし
てのジャーナルジャッキ12と、結合部分22を水平移
動させるため載置台11を水平移動させる水平移動手段
としてのスライドジャッキ13とを備えたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重量物の組立装置
に係り、特に破損しやすいコンクリート製の二次製品、
例えばセグメントなどの組立に好適な重量物の組立装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネルの覆工として取り付けるコンク
リート製のセグメントは複数に分割されており、トンネ
ル内に搬送する前に予めトンネル外で組立てる場合があ
る。従来、セグメントをトンネル外で組立てる場合に
は、セグメントの各分割部材をそれぞれ別々のクレーン
で吊り上げ、少しずつ位置合わせしながら組立ててい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セグメントの組立方法では、細かな操作には不向きなク
レーンを使用しなければならないので、組立作業が困難
で工数が増大するという問題があった。
【0004】また、セグメントの各分割部材の微妙な位
置調整ができないので、完成したセグメントの継ぎ目に
段差ができるなど品質が低下するという問題があった。
更に、場合によっては、セグメントの各分割部材が衝突
して破損することがあった。このような問題は、セグメ
ントに限らず、各種の重量物を組み立てる場合には同様
に発生する問題である。
【0005】本発明の目的は、このような問題点を解決
するためになされたものであり、重量物の組立が容易で
作業工数を低減できると共に、組立完了後の重量物の品
質を向上でき、更に、各分割部材が破損するのを防止可
能な重量物の組立装置を提供することを技術的課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は重量物の組立装
置であり、前述の技術的課題を解決するために以下のよ
うに構成されている。すなわち、本発明の重量物の組立
装置は、複数に分割された重量物の各分割部材を載置し
てそれぞれ別々に移動することが可能な複数の載置台
と、前記載置台に載置された前記各分割部材の結合すべ
き部分を垂直移動させるため、前記載置台を垂直移動さ
せる垂直移動手段と、前記結合すべき部分を水平移動さ
せるため、前記載置台を水平移動させる水平移動手段と
を備えたことを特徴とする。
【0007】次に、本発明の各構成要素について説明す
る。 (重量物)例えばトンネルのコンクリート製のセグメン
トを例示できるが、これ以外にも複数に分割され各種の
重量物に適用できる。 (載置台)重量物を支持した状態で垂直移動及び水平移
動させるので、高強度を必要とするものであり、例えば
H形鋼などを組み合わせて底面にローラを設けたものを
例示できる。 (垂直移動手段及び水平移動手段)現場で簡単に使用で
きるように小型のものが好ましく、例えば油圧ジャッキ
や、ネジ式のジャッキを例示できる。
【0008】本発明によれば、重量物の各分割部分が載
置された載置台を垂直移動手段及び水平移動手段によっ
て移動させることにより、重量物の各分割部材における
結合部分を相互に位置合わせすることができ、従来のよ
うにクレーンを使用することなく組み立てることが可能
になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る重量物の組立
装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明
する。
【0010】図1は、本発明に係る重量物の組立装置1
を示す図である。この組立装置1は、トンネルの覆工と
して用いられるコンクリート製のセグメント2を組み立
てるものであり、複数に分割されたセグメント2の各分
割部材21,21・・・を、載置してそれぞれ別々に移
動することが可能な複数の載置台11と、これらの載置
台11上に載置されたセグメント2の各分割部材21に
おける結合部分22を垂直移動させるため、載置台11
の両端部の下側に設けられた垂直移動手段としてのジャ
ーナルジャッキ12とを備えている。
【0011】また、ジャーナルジャッキ12の下側に
は、載置台11に載置された各分割部材21の結合部分
22を水平移動させるため、ジャーナルジャッキ12の
下側に配置された水平移動手段としてのスライドジャッ
キ13が備えられている。
【0012】ジャーナルジャッキ12及びスライドジャ
ッキ13は、現場で簡単に使用できるものが好ましく、
例えば油圧式やネジ式のものを使用できる。本実施の形
態では、ジャーナルジャッキ12については油圧式のも
のを使用し、スライドジャッキ13についてはネジ式の
ものを使用している。なお、油圧式及びネジ式のほかに
も各種のジャッキを使用できる。
【0013】各載置台11は、図2に示すように、適宜
な幅で細長く形成され、セグメント2の各分割部材21
の両端部22,22側を保持できるようになっている。
これらの載置台11は、図3(A)に示すように、強度
の高い例えばH形鋼によって長方形の枠状に形成されて
いる。
【0014】載置台11の上面には、図3(B)に示す
ように、分割部材21を載置するときの案内手段とし
て、分割部材21の外周側とほぼ同一曲率で湾曲してい
る円弧状のガイド板14が設けられている。また載置台
11の底面には、ローラ15が複数設けられている。
【0015】各載置台11は、共通の架台16(図2)
上に載置されている。この架台16は、図4に示すよう
に、その中央部にH形鋼によってほぼ3角形の枠部分1
7が形成され、この枠部分17の各辺の外側に載置台1
1を支持するため長方形の支持部分18が設けられてい
る。
【0016】この組立装置1によってセグメント2を組
立てる場合には、図5に示すように、セグメント2の各
分割部材21を載置台11のガイド板14に沿って所定
の位置に載置する。このときには、図1に示すように、
各分割部材21,21・・・を互いに少し離れた位置に
配置する。
【0017】次に、図5に示すように、ジャーナルジャ
ッキ12及びスライドジャッキ13を適宜操作して、3
個の分割部材21の結合部分22,22(図1)を相互
に位置合わせし、両方の結合部分22,22を所定の結
合部材(図示せず)で結合する。これによって、セグメ
ント2の組立が完了する。
【0018】このように、本発明の組立装置1は、セグ
メント2の各分割部材21を載置してそれぞれ別々に移
動可能な複数の載置台11と、分割部材21の結合部分
22を垂直移動させるため載置台11の端部を垂直移動
させるジャーナルジャッキ12と、結合部分22を水平
移動させるため載置台11の端部を水平移動させるスラ
イドジャッキ13とを備えているので、従来のようにク
レーンなどを使用することなく、しかもセグメント2の
各分割部材21,21を互いに衝突させることなく簡単
に組立てることができる。従って、組立作業工数を低減
できると共に、各分割部材21の破損を防止することが
できる。
【0019】また、各分割部材21の結合部分22を移
動するときに微調整が可能なので、各セグメント21を
互いに位置ずれすることなく組み立てることができ、こ
れによりセグメント2の品質を上げることができる。
【0020】なお、上述の実施の形態では、本発明をセ
グメント2の組立装置1に適用した場合について説明し
たが、本発明はこれに限らず、各種の分割された重量物
の組立装置に適用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
重量物の各分割部材を載置する移動自在な載置台と、各
分割部材の結合すべき部分を垂直移動させるため載置台
を垂直移動させる垂直移動手段と、結合すべき部分を水
平移動させるため載置台を水平移動させる水平移動手段
とを備えているので、クレーンなどを使用することな
く、しかも各分割部材を衝突させることなく組み立てる
ことが可能になる。
【0022】従って、重量物の組立工数を低減できると
共に、重量物の各分割部材が破損するのを防止できる。
また、各載置台を細かく移動させることができるので、
分割部材の位置を微調整することができ、これにより組
立が完了した重量物の品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る重量物の組立装置を示す斜視図で
ある。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本発明に係る載置台を示す図である。
【図4】本発明に係る架台を示す図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 組立装置 2 セグメント(重量物) 11 載置台 12 ジャーナルジャッキ(垂直移動手段) 13 スライドジャッキ(水平移動手段) 21 セグメントの分割部材 22 結合すべき部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数に分割された重量物の各分割部材を
    載置してそれぞれ別々に移動することが可能な複数の載
    置台と、 前記載置台に載置された前記各分割部材の結合すべき部
    分を垂直移動させるため、前記載置台を垂直移動させる
    垂直移動手段と、 前記結合すべき部分を水平移動させるため、前記載置台
    を水平移動させる水平移動手段とを備えたことを特徴と
    する重量物の組立装置。
  2. 【請求項2】 前記重量物はトンネルのセグメントであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の重量物の組立装
    置。
JP2001069209A 2001-03-12 2001-03-12 重量物の組立装置 Pending JP2002276297A (ja)

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ID=18927274

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031082A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 Jfeシビル株式会社 筒状構造物の外径変化に応じて位置調整可能な昇降機支持架台

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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