JPH05222313A - 顔料の貯蔵安定性を向上させる方法 - Google Patents

顔料の貯蔵安定性を向上させる方法

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JPH05222313A
JPH05222313A JP4216677A JP21667792A JPH05222313A JP H05222313 A JPH05222313 A JP H05222313A JP 4216677 A JP4216677 A JP 4216677A JP 21667792 A JP21667792 A JP 21667792A JP H05222313 A JPH05222313 A JP H05222313A
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pigment
polymer
mixture
acid
water
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JP4216677A
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Philippe Bugnon
バグノン フィリップ
Abul Iqbal
イクバル アバル
Alison Maclennan
マクレナン アリソン
Iain F Fraser
フランク フレーザー アイリン
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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    • C09C3/00Treatment in general of inorganic materials, other than fibrous fillers, to enhance their pigmenting or filling properties
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 顔料、特に粉末形態における彩色有機顔料の
貯蔵安定性を向上させる方法ならびに貯蔵安定な顔料組
成物を提供する。 【構成】 その極性基がヒドロキシル基、カルボキシル
基、カルボン酸エステル基、酸無水物基またはカルボキ
シアミド基である、極性基を含有するビニル重合体、ま
たはセルロース重合体である固体重合体で顔料粒子をコ
ートし、これによって貯蔵中における顔料の着色力の低
下を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は顔料、特に粉末形態における彩色
有機顔料の貯蔵安定性を向上させる方法ならびに貯蔵安
定な顔料組成物に関する。粉末形態の顔料の着色力は、
粉末の貯蔵時間の増加と共に低下することが知られてい
る。この問題は、モノアゾ顔料の場合に特に顕著であ
る。今回、本発明によって、極性基を含有する固体のビ
ニル重合体またはセルロース重合体のコーティングを顔
料の粒子上に形成することによって粉末形態の顔料の貯
蔵安定性が大幅に向上され、したがって顔料の着色力の
保持が格段に向上されることが見いだされた。
【0002】重合体による顔料のコーティングが、顔料
の溶剤に対する耐性およびその中に配合される他の材料
に対する顔料の安定性を向上させることは公知である。
米国特許第4889562号明細書には、架橋されたエ
チルセルロースで有機顔料をコーティングしてその顔料
のレオロジー特性を改良することが記載されている。
【0003】従って、本発明は粉末形態における彩色有
機顔料の貯蔵安定性を向上させる方法を提供し、本発明
の方法は、その極性基がヒドロキシル基、カルボキシル
基、カルボン酸エステル基、酸無水物基またはカルボキ
シアミド基である極性基を含有するビニル重合体または
セルロース重合体である固体重合体で顔料粒子をコート
し、それによって貯蔵中における顔料の着色力の低下を
防止することを特徴とする。
【0004】別の面から言えば、本発明は上記のごとき
極性基を含有する固体ビニル重合体またはセルロース重
合体を、彩色有機顔料粒子上の粉末安定化コーティング
として使用し、これによる貯蔵中の顔料の着色力の低下
の防止を提供する。極性基を含有するビニル重合体の例
をあげれば以下のものである。下記のモノマーのホモポ
リマー:アクリル酸、メタクリル酸のごときカルボン
酸、アルキルアクリレート、アクリルメタクリレート、
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルのごときエステル、無
水マレイン酸のごとき酸無水物、アクリルアミド、メタ
クリルアミドのごときアミド、N−ビニル−2−ピロリ
ドン;上記のモノマーの2つまたはそれ以上の共重合
体;上記のモノマーの少なくとも1つと、少なくとも1
種の他のエチレン性不飽和物質たとえばスチレン、塩化
ビニルまたはアクリロニトリルとの共重合体。
【0005】極性基を含有する好ましいビニル重合体の
例は、N−ビニルピロリドン重合体ならびにポリヒドロ
キシビニル重合体またはポリカルボキシビニル重合体、
すなわち1分子あたり平均1個以上のヒドロキシル基ま
たはカルボキシル基を有するビニル重合体である。
【0006】ポリヒドロキシビニル重合体の例として、
次のものがある。ポリビニルアルコール、これは、例え
ば酢酸ビニルホモポリマーまたは共重合体の加水分解生
成物であることができ、そしてヒドロキシル基のみなら
ずエステル基、エーテル基またはアセタール基を含有し
ていることができる;ヒドロキシル含有アクリルモノマ
ーの重合体、たとえばヒドロキシアルキルアクリレート
またはヒドロキシアルキルメタクリレート、たとえば2
−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレー
トまたは対応するメタクリレートのホモポリマー、およ
びそれらのモノマーと他のエチレン性不飽和モノマーた
とえばアルキルアクリレートまたはアルキルメタクリレ
ートとの共重合体;アリルアルコールの重合体、たとえ
ばアリルアルコールのホモポリマーおよびアリルアルコ
ールと他のエチレン性不飽和モノマーとの共重合体。
【0007】好ましいポリヒドロキシビニル重合体はポ
リビニルアルコールであり、これの数平均分子量は50
00乃至100000、好ましくは10000乃至50
000、特に好ましくは10000乃至20000であ
りうる。このような重合体は市場で容易に入手可能であ
り、また常用法によって製造することができる。ポリビ
ニルアルコールは、顔料の分散物中における酢酸ビニル
重合体の加水分解によって現場で生成することができ
る。
【0008】好ましいポリカルボキシビニル重合体はポ
リアクリル酸であり、これはアクリル酸またはメタクリ
ル酸のホモポリマーあるいはアクリル酸および/または
メタクリル酸と少なくとも1種の他のエチレン性不飽和
物質との共重合体でありうる。他のエチレン性不飽和物
質の例として、次のものが示される:アクリル酸エステ
ル、たとえばエチルアクリレートまたは2−エチルヘキ
シルメタクリレート;エチレン性不飽和炭化水素、たと
えばスチレン、α−メチルスチレンまたは4−メチルス
チレン;エチレン性不飽和アミド、たとえばアクリルア
ミドまたはメタクリルアミド;エチレン性不飽和ニトリ
ル、たとえばアクリルニトリルまたはメタクリルニトリ
ル。
【0009】N−ビニルピロリドン重合体の例は、N−
ビニル−2−ピロリドンのホモポリマーならびにN−ビ
ニル−2−ピロリドンと少なくとも1種の他のエチレン
性不飽和物質、たとえばスチレン、塩化ビニル、アクリ
ルニトリル、プロピオン酸ビニル、または好ましくは酢
酸ビニルとの共重合体である。好ましいN−ビニルピロ
リドン重合体はN−ビニル−2−ピロリドンのホモポリ
マーである。好ましくは、N−ビニル−2−ピロリドン
重合体は5000乃至500000、より好ましくは1
0000乃至100000、そして特に好ましくは20
000乃至50000の数平均分子量を有する。
【0010】好ましいセルロース重合体はポリヒドロキ
シ重合体、すなわち1分子あたり平均1個以上のヒドロ
キシル基を有するセルロース重合体である。例示すれ
ば、セルロースそのもの、セルロースの部分エステル、
たとえばセルロースモノアセテートおよびセルロールエ
ーテル、たとえばメチルセルロース、エチルセルロー
ス、2−ヒドロキシエチルセルロース、2−ヒドロキシ
プロピルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセル
ロース、エチル2−ヒドロキシエチルセルロース、2−
ヒドロキシエチルメチルセルロース、2−ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース、2−ヒドロキシブチルメチル
セルロース、2−ヒドロキシエチルエチルセルロースな
どである。好ましいセルロース重合体はエチルセルロー
スである。
【0011】コートされた顔料の好都合な製造方法にお
いては、ビニルまたはセルロース重合体、またはその溶
液またはその液体分散物を、顔料粒子が重合体でコート
されるまで、顔料の分散物、好ましくは水性分散物と混
合し、そして得られた混合物からコートされた顔料粒子
を通常は濾過によって分離する。分離された、たとえば
プレスケーキの形状で得られたコートされた顔料粒子は
加熱乾燥して粉末とすることができる。水、または水と
混和性有機溶剤、またはこれらの混合物中の重合体の溶
液を、顔料の水性分散物と混合するのが好ましい。顔料
分散物は、顔料プレスケーキを水に、または、水と水混
和性有機溶剤の少部量との混合物中に再分散させること
によって都合よく形成することができる。顔料分散物と
重合体または重合体溶液との混合物は、所望により加熱
することができる。微粒子状顔料とコーティング用重合
体のための最適条件、たとえば最適温度および最適攪拌
時間は簡単な実験によって容易に決定することができ
る。
【0012】顔料粒子への重合体コーティングの形成
は、顔料表面への重合体の吸着の結果と考えられる。重
合体が有機溶剤に溶解された溶液の形態である場合に
は、顔料粒子上への重合体の吸着を促進するために水を
添加するのが有益である。所望の場合には、顔料分散物
と重合体溶液との混合物に塩化ナトリウムまたは硫酸ナ
トリウムのごとき沈殿剤を添加して顔料粒子上に重合体
をその溶液から沈殿させることができる。
【0013】ビニル重合体またはセルロース重合体は、
通常顔料の0.1乃至20重量%、好ましくは1乃至1
5重量%の量で使用される。
【0014】顔料粒子上のビニル重合体またはセルロー
ス重合体のコーティングは、その重合体をそのための適
当な架橋剤で処理することによって、架橋されうる。こ
の処理は、顔料粒子のコーティングが実施された液体媒
質中において、コートされた顔料をその媒質から分離す
る前に都合よく実施することができる。ただし、分離し
た後、たとえばコートされた顔料粒子を、別の溶剤また
は溶剤混合物中において架橋剤で処理することによっ
て、この架橋処理を実施することもできる。
【0015】適当な架橋剤の例として、以下のものがあ
る。ホウ素の酸素酸およびその塩、たとえばオルトホウ
酸、メタホウ酸、ポリホウ酸などのホウ酸ならびにそれ
らの塩、通常はアルカリ金属塩、およびホウ素酸(boro
nic acid)、通常はメタンホウ素酸やエタンホウ素酸の
ごときアルカンホウ素酸(alkaneboronic acid)または
フェニルホウ素酸のごときアリールホウ素酸(arylboro
nic acid)、ならびにこれらホウ素酸の塩;リン酸、た
とえばオルトリン酸ならびにそれらの塩、通常はアルカ
リ金属塩;脂肪族および芳香族アルデヒド、たとえばホ
ルムアルデヒド、アセトアルデヒト、プロピオンアルデ
ヒト、n−ブチルアルデヒト、イソブチルアルデヒト、
n−バレルアルデヒト、n−カプロアルデヒト、n−ヘ
プトアルデヒト、グリオキサール、スクシンジアルデヒ
ト、グルタールジアルデヒト、アジピンジアルデヒト、
ベンズアルデヒト;カルボン酸およびそれらのハロゲン
化物または塩、通常はシュウ酸、マロン酸、コハク酸、
グルタール酸、アジピン酸、テトラヒドロフタル酸、ヘ
キサヒドロフタル酸、フタル酸のごときジカルボン酸の
ジ(酸ハロゲン化物);アルキレンジハロゲン化物、通
常はC1−C6−アルキレンジハロゲン化物、たとえばメ
チレン、エチレン、エチリデン、トリメチレン、テトラ
メチレン、ペンタメチレンまたはヘキサメチレンのジハ
ロゲン化物、通常は二臭化物、または好ましくは二塩化
物;アルミニウム塩、たとえば硝酸アルミニウム、硫酸
アルミニウム、硫酸アルミニウムナトリウム、硫酸アル
ミニウムカリウム;塩および錯塩を含む亜鉛化合物、た
とえば塩化亜鉛、酢酸亜鉛、安息香酸亜鉛、グリシン亜
鉛、アラニン亜鉛、炭酸水素アンモニウム亜鉛、グリシ
ンアンモニウム亜鉛;ポリイソシアナート、通常は下記
のごときジイソシアナート;1,2−プロピレンジイソ
シアナート、1,4−ブチレンジイソシアナート、ペン
タメチレンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシ
アナート、ドデカメチレンジイソシアナート、1,4−
シクロヘキシレンジイソシアナート、メチル−2,4−
シクロヘキシレンジイソシアナート、3−イソシアナー
トメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルジイ
ソシアナート(イソホロンジイソシアナート)、2,4
−および2,6−トリレンジイソシアナート、4,4’
−ジフェニルメタンジイソシアナート。
【0016】他の適当な架橋剤は、周期律表のIVA族
またはIVB族の元素のアルコキシド、通常は1分子に
つき少なくとも2個のアルコキシ基を有するアルコキシ
ド、好ましくはトリアルコキシドおよびテトラアルコキ
シドである。通常、アルコキシドはスズ、鉛、ゲルマニ
ウム、あるいは好ましくはケイ素、チタンまたはジルコ
ニウムのアルコキシドである。アルコキシド基は、それ
ぞれ1乃至4個の炭素原子を有するものが好ましい。た
とえばsec−ブトキシド基またはtert−ブトキシ
ド基、あるいは特に好ましくはメトキシド、エトキシ
ド、n−プロポキシド、イソプロポキシド、n−ブトキ
シド基である。
【0017】その他の適当な架橋剤は、無機ケイ素(I
V)化合物、スズ(IV)化合物、チタン(IV)化合
物、ジルコニウム(IV)化合物であり、加水分解時に
活性シリカを生じるケイ酸塩が含まれる。たとえば米国
特許第3370971号明細書および米国特許第363
9133号明細書に記載されているような化合物であ
る。例示すればケイ酸、メタケイ酸塩またはケイ酸ナト
リウム、塩化スズ(IV)、オキシ硫酸チタン(I
V)、酢酸ジルコニウム(IV)、硝酸ジルコニウム
(IV)(これは硝酸ジルコニウムという名で公知であ
る)、オキシ塩化ジルコニウム(IV)(ZrOC
2)、オルト硫酸ジルコニウム(IV)(これは硫酸
ジルコニウムという名で公知である)、さらには加水分
解時にアルミナを生じるアルミン酸塩、たとえばアルミ
ン酸ナトリウム、アルミン酸カリウム、アルミン酸マグ
ネシウムのごとき水溶性アルミン酸塩などである。
【0018】特定のコーティング重合体に対してどの架
橋剤を選択するかは、その重合体に存在している活性基
の性質に依存して決定される。たとえば、上記に例示し
た架橋剤の多くのものは、ヒドロキシル含有またはカル
ボキシル含有重合体の架橋のために使用できるが、これ
ら架橋剤のいくつかのものは通常ヒドロキシル含有重合
体に使用され、そして他のいくつかは通常カルボキシル
含有重合体に使用される。
【0019】ヒドロキシル含有重合体の架橋のために特
に好適な好ましい架橋剤を以下に例示する。ホウ酸とそ
の塩、好ましくはナトリウム塩およびカリウム塩、特に
オルトホウ酸および四ホウ酸ナトリウム;リン酸または
その塩、好ましくはナトリウム塩およびカリウム塩、特
に好ましくはオルトリン酸ナトリウム;ケイ素(IV)
トリアルコキシドまたはテトラアルコキシド、特にアク
リル酸またはメタクリル酸のトリアルコキシシリル置換
1−C6−アルキルエステル、特に好ましくは3−(ト
リメトキシシリル)プロピルメタクリレート;加水分解
時に活性シリカを生じるケイ酸塩、特にケイ酸ナトリウ
ム;加水分解時にアルミナを生じるアルミン酸塩;ジル
コニウム(IV)化合物、特に酢酸ジルコニウム(I
V)。
【0020】カルボキシル含有重合体の架橋のために好
ましく使用される架橋剤は、亜鉛化合物、特に酢酸亜鉛
である。
【0021】コートされた顔料の処理を実施するための
好都合な方法においては、架橋剤、あるいは水、水と混
和性の有機溶剤またはそれらの混合物に溶解した架橋剤
溶液を、重合体でコートされた顔料の水性分散物と混合
し、そして、架橋後、得られた反応混合物から架橋され
たコーティングを有する顔料粒子を分離する。重合体で
コートされた顔料の水性分散物は、上記のごとき重合
体、または重合体の溶液または分散物を顔料の水性分散
物と、顔料粒子が重合体でコートされるまで、混合する
ことによって製造されるのが好ましい。
【0022】架橋剤は、ビニルまたはセルロースの反応
基、たとえばヒドロキシル基、1当量に対して0.01
乃至1.5モル、好ましくは0.05乃至0.5モルの
量で使用される。架橋剤はコーティングされた顔料分散
物に直接に添加してもよいし、または水溶液として、あ
るいはアルコールのごとき水混和性溶剤、または水とか
かる溶剤との混合物に溶解した溶液の形で添加すること
ができる。
【0023】コートされた顔料分散物と架橋剤との混合
物は、一般に5乃至10、好ましくは7乃至10のpH
を有する。通常、その水性媒質に水溶性塩基を添加する
ことによってpHを調整する。この塩基は、アルカリ金
属水酸化物またはアルカリ金属炭酸塩などであり、これ
を水溶液として添加するのが好都合である。活性シリカ
を生じるケイ酸塩が架橋剤として使用される場合には、
コートされた顔料の水性分散物のpHは、通常塩基の添
加によってpH7乃至10に調整される。そしてpHを
7以上に保持しながら加水分解のための酸、通常は硫酸
を同時にゆっくりと添加する。
【0024】架橋を行なうために、たとえば95℃ま
で、好ましくは60乃至95℃まで反応混合物を加熱す
ることができる。架橋反応の時間は、たとえば0.1乃
至10時間であり、一般に反応は0.2乃至2時間の範
囲内で十分に完了する。架橋された重合体コーティング
を有する顔料粒子は、濾過によって反応混合物から分離
されうる。所望により、洗浄してプレスケーキの形で貯
蔵することができる。その後に乾燥してコートされた顔
料粉末を得る。
【0025】架橋された固体の極性基含有ビニル重合
体、特にポリヒドロキシビニル重合体またはポリカルボ
キシルビニル重合体でコートされた彩色有機顔料の粒子
を含有する粉末組成物は新規である。従って、本発明は
架橋された固体の極性基含有ビニル重合体、特にポリヒ
ドロキシビニル重合体またはポリカルボキシビニル重合
体でコートされた彩色有機顔料の粒子を含有する粉末組
成物をも提供する。ビニル重合体および架橋剤は上記し
た種類のものである。すなわち、重合体は、好ましくは
ポリビニルアルコールあるいはポリアクリル酸である。
ポリビニルアルコールは、好ましくはホウ酸またはその
塩、リン酸またはその塩、ケイ素(IV)トリアルコキ
シドまたはテトラアルコキシド、加水分解時に活性シリ
カを生じるケイ酸塩、加水分解時にアルミナを生じるア
ルミン酸塩、またはジルコニウム(IV)化合物によっ
て架橋される。ポリアクリル酸は、好ましくは亜鉛化合
物によって架橋される。
【0026】本発明の方法および組成物における顔料
は、たとえばモノアゾ顔料、ジスアゾ顔料、フタロシア
ニン、キナクリドン、インダントロン、フラバントロ
ン、ピラントロン、ペリレン、チオインジゴ、ジオキサ
ジン、ペリノン、イソインドリン、イソインドリノン、
ジケトピロロピロール、塩基性染料錯塩または金属錯塩
でありうる。本発明は、顔料がモノアゾ顔料、たとえば
下記式のアリールアミド顔料である場合に特に有用であ
る。
【化1】 式中、Ar1は、C1−C4−アルキル(好ましくはメチ
ル)、ハロゲン(好ましくは塩素)、ニトロ、C1−C4
−アルコキシ(好ましくはメトキシ)からなる群より選
択された1個または2個の置換基によって置換されたフ
ェニル基、Ar2は、置換されていないか、またはC1
4−アルキル(好ましくはメチル)、C1−C4−アル
コキシ(好ましくはメトキシ)、ハロゲン(好ましくは
塩素)からなる群より選択された1個または2個の置換
基によって置換されたフェニル基を意味する。
【0027】また、下記式の顔料である場合にも特に有
用である。 Ar1−N=N−Ar3 II 式中、Ar1は前記に定義した意味を有し、Ar3は、場
合によってはさらに−CONHAr2(ここでAr2は前
記の意味を有する)によって置換されていてもよい2−
ヒドロキシナフチル基を意味する。かかる顔料の例を以
下に示す。C.I.ピグメント イエロー1、イエロー
3、イエロー4、イエロー5、イエロー73、イエロー
98、イエロー111、及び特にイエロー74;C.
I.ピグメント レッド3、レッド12、及び特にオレ
ンジ5。また、本発明は顔料がC.I.ピグメントバイ
オレット3のごとき塩基性染料錯塩である場合に特に有
用である。
【0028】顔料組成物中に、本発明によって処理され
た顔料と共に各種の補助添加物を配合することができ
る。かかる補助添加物の例は、界面活性剤、樹脂、長鎖
脂肪酸およびアミンなどであり、これら添加物は全部で
通常は顔料組成物の全量の1乃至50重量%の量で使用
される。
【0029】使用される適当な界面活性剤としては下記
のものが考慮される。アニオン界面活性剤、たとえば脂
肪酸タウリド、脂肪酸N−メチルタウリド、脂肪酸イソ
チオナート、アルキルベンゼンスルホナート、アルキル
ナフタレンスルホナート、アルキルフェノールポリグリ
コールエーテルスルフェート、脂肪アルコールポリグリ
コールエーテルスルフェート;脂肪酸、たとえばパルミ
チン酸、ステアリン酸、オレイン酸;セッケン、たとえ
ば脂肪酸およびナフテン酸のアルカリ金属塩;カチオン
界面活性剤、たとえば第四アンモニウム塩、第三アミン
のN−オキシド、またはそれらの塩;非イオン界面活性
剤、たとえば脂肪アルコールポリグリコールエーテル
(エトキシル化脂肪アルコール)、脂肪酸ポリグリコー
ルエステル、アルキルフェノールポリグリコールエーテ
ル、ジアルキルポリグリコールエーテル。
【0030】樹脂は、たとえば木材ロジン、水素化木材
ロジン、およびポリアミド樹脂、たとえば無水フタル酸
と長鎖アミンとの縮合によって製造された樹脂である。
【0031】アミンは、たとえばステアリルアミンのご
とき長鎖第一アミン;木材ロジンのアミン誘導体;N−
長鎖アルキルアルキレンジアミン;ポリアミン;β−ア
ミン、エトキシル化脂肪アミンとジアミンとのポリアミ
ド/ポリアミン誘導体、ならびにこれらの化合物の誘導
体などである。
【0032】さらに本発明は、上記した本発明の方法に
よって処理された顔料で着色された高分子材料、特に上
記の新規粉末組成物によって着色された高分子材料を提
供する。本発明の方法によって処理された顔料で着色さ
れうる高分子材料を以下に例示する。セルロースエーテ
ルおよびエステル、たとえばエチルセルロース、ニトロ
セルロース、酢酸セルロース、酪酸セルロース、アミノ
プラスト、たとえば尿素−ホルムアルデヒド樹脂および
メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、アルキド樹脂、フェ
ノールプラスト、ポリカーボネート、ポリオレフィン、
ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリウレ
タン、ポリエステル、ゴム、カゼイン、シリコーン。
【0033】これら高分子材料は、固体、液体または溶
液の形態でありうる。たとえば、紡糸液、ワニス、塗
料、印刷インクなどでありうる。本発明による方法によ
って製造されたコートされた顔料は、上記のような高分
子材料に対して一般に0.01乃至30重量%、好まし
くは0.1乃至15重量%の量で配合することができ
る。本発明によって達成されうる向上された貯蔵安定性
は、顔料が塗料または印刷インクのごとき表面コーティ
ング組成物中にアルキド樹脂のごとき高分子材料と共に
使用される顔料に特に有用である。
【0034】以下、本発明を実施例によってさらに説明
する。実施例中の部およびパーセントは、特に別途記載
のない限り重量ベースである。
【0035】実施例1 C.I.ピグメントイエロー74の水性プレスケーキ
(33%濃度)(182g)を、常法により水600m
l中に再懸濁する。得られた水性分散物に、水(300
ml)に数平均分子量が14000であるポリビニルア
ルコール(6.1g、顔料の10重量%)を溶解した溶
液を、室温において添加する。この混合物を2.5時間
攪拌する。水(60ml)にホウ酸(1.71g、ビニ
ルアルコールの1モル当り0.2モル)を溶解した溶液
を添加する。温度を80℃に上げ、そして水酸化ナトリ
ウムの希薄水溶液を添加してpHを8.1に上げる。こ
の混合物を80℃において1時間攪拌する。70℃まで
冷却した後、生成物を濾過単離し、水洗し、そしてプレ
スケーキとして保存する。試験の直前に、このプレスケ
ーキを炉に入れて65℃において乾燥する。このように
して得られた生成物は、未処理の顔料と比較して向上さ
れた粉末貯蔵安定性を有することが認められた(表1参
照)。
【0036】実施例2 C.I.ピグメントイエロー74の水性プレスケーキ
(33%濃度)(60g)をイソプロパノール中のエチ
ルセルロースの2%溶液600ml(顔料重量に対して
エチルセルロース10%)中に再懸濁する。イソプロパ
ノール(150ml)を添加し、そしてこの混合物を8
5分間攪拌する。次に、室温において75分間かけて水
(250ml)を添加する。水(20ml)中の四ホウ
酸ナトリウム(0.33g、エチルセルロースの1モル
当り0.2モル)の溶液を添加する。温度を70℃に上
げ、そして水酸化ナトリウム希薄水溶液を添加してpH
を7.8に上げる。この混合物を70℃において1時間
攪拌する。生成物を濾過単離し、水洗し、そしてプレス
ケーキとして保存する。試験の直前にこのプレスケーキ
を炉に入れて65℃において乾燥する。このようにして
得られた生成物は、未処理の顔料と比較して向上された
粉末貯蔵安定性を有することが認められた。
【0037】実施例3 C.I.ピグメントイエロー74の水性プレスケーキ
(33%濃度)(182g)を、常法により水700m
l中に再懸濁する。得られた水性分散物に、水(600
ml)に数平均分子量が14000であるポリビニルア
ルコール(6.0g)を溶解した溶液を、室温において
添加する。この混合物を17時間攪拌し、四ホウ酸ナト
リウム(4.14g、ビニルアルコールの1モル当り
0.08モル)を添加し、温度を85℃に上げる。この
混合物を85℃において90分間攪拌する。70℃まで
冷却した後、生成物を濾過単離し、水洗し、そしてプレ
スケーキとして保存する。試験の直前に、このプレスケ
ーキを炉に入れて65℃において乾燥する。このように
して得られた生成物は、未処理の顔料と比較して向上さ
れた粉末貯蔵安定性を有することが認められた(表1参
照)。
【0038】実施例4 C.I.ピグメントイエロー74の水性スラリー(顔料
濃度8.4%)(806g)に、数平均分子量が140
00であるポリビニルアルコール(6.8g)の水(1
00ml)中の溶液を添加する。このスラリーを15分
間攪拌し、そして15分間85乃至90℃に加熱する。
70℃まで冷却した後、生成物を濾過単離し、水洗し、
そして炉に入れて70℃において乾燥する。乾燥した生
成物をふるいにかけて試験した。未処理の顔料と比較し
て向上された粉末貯蔵安定性を有することが認められた
(表2参照)。
【0039】実施例5 C.I.ピグメントイエロー74の水性プレスケーキ
(固形分32%)(188g)を、常法により水700
ml中に再懸濁する。この水性分散物に、数平均分子量
が18000であるポリビニルアルコール(6.0g、
顔料の10重量%)の水(500ml)中の溶液を添加
する。この混合物を3時間攪拌し、そして一晩放置す
る。このあと混合物の温度を75℃に上げ、そして水酸
化ナトリウムの希薄水溶液を添加してpHを8.5に上
げる。75℃において90分間攪拌した後、イソプロパ
ノール(20ml)中の3−(トリメトキシシリル)プ
ロピルメタクリレート(1.26g)の溶液を添加す
る。温度を80℃に上げ、2時間攪拌をつづける。コー
トされた顔料を濾過単離し、水洗し、そしてプレスケー
キとして保存する。試験の直前に、このプレスケーキを
炉に入れて65℃において乾燥する。このようにして得
られた生成物は、未処理の顔料と比較して向上された粉
末貯蔵安定性を有することが認められた(表3参照)。
【0040】実施例6 C.I.ピグメントイエロー74の水性プレスケーキ
(固形分32%、188g)を、常法により水700m
l中に再懸濁する。この水性分散物に、数平均分子量3
8000のポリ(N−ビニル−2−ピロリドン)(6.
0g、顔料の10重量%)の水(350ml)中の溶液
を、室温において添加する。この混合物を室温において
3時間攪拌した後、混合物の温度を85℃に上げ、さら
に90分間攪拌を続ける。コートされた顔料を濾過単離
し、水洗し、プレスケーキとして保存する。試験の直前
にこのプレスケーキを炉に入れて65℃において乾燥す
る。このようにして得られた生成物は、未処理の顔料と
比較して向上された粉末貯蔵安定性を有することが認め
られた(表3参照)。
【0041】実施例7 C.I.ピグメントイエロー74の水性プレスケーキ
(固形分26%、270g)を、常法により水500m
l中に再懸濁する。この水性分散物に、Zinpol151
9−40%−W/IPA(Worlee Chemie 社から入手
可能な水/イソプロパノール中ポリアクリル酸の40%
溶液)10.5gの水(60g)中の溶液を添加する。
この混合物を攪拌し、そして99℃において15分間沸
騰させる。次に、水(60g)中の酢酸亜鉛(1.4
g)を加え、そしてこの混合物のpHを希水酸化ナトリ
ウム水溶液でpH9.0に調整する。この混合物を99
℃においてさらに15分間沸騰させた後、70℃に冷却
する。コートされた顔料を濾過単離し、水洗し、70℃
において乾燥する。乾燥した生成物をふるいにかけて試
験した。その結果、この生成物が向上された粉末貯蔵安
定性を有することが認められた(表4参照)。
【0042】実施例8 C.I.ピグメントイエロー74の水性プレスケーキ
(固形分26%、270g)を、常法により水500m
l中に再懸濁する。この水性分散物に、18000の数
平均分子量を有するポリビニルアルコール(4.2g)
の水(50g)中の溶液を添加する。この混合物を攪拌
し、そして99℃において15分間沸騰させる。次に、
水(50g)中の正リン酸ナトリウム(1.4g)の溶
液を加え、そしてこの混合物のpHを希水酸化ナトリウ
ム水溶液でpH8.0に調整する。この混合物を99℃
でさらに15分間沸騰させ、そして70℃に冷却する。
コートされた顔料を濾過単離し、水洗し、70℃におい
て乾燥する。乾燥した生成物をふるいにかけて試験し
た。その結果、この生成物が向上された粉末貯蔵安定性
を有することが認められた(表4参照)。
【0043】実施例9 C.I.ピグメントイエロー74の水性プレスケーキ
(固形分26%、270g)を、常法により水500m
l中に再懸濁する。この水性分散物に、水(50g)中
のZinpol 1519−40%−W/IPA(10.5
g)の溶液を添加し、この混合物を攪拌し、そして99
℃において15分間沸騰させ、そのあと70℃に冷却す
る。コートされた顔料を濾過単離し、水洗し、70℃に
おいて乾燥する。乾燥した生成物をふるいにかけて試験
した。その結果、この生成物が向上された粉末貯蔵安定
性を有することが認められた(表4参照)。
【0044】実施例10 C.I.ピグメントイエロー74の水性スラリー(顔料
5%)(350g)に、18000の数平均分子量を有
するポリビニルアルコール(17.5g)の水100m
l中の溶液を添加する。このスラリーを2時間99℃に
おいて加熱する。酢酸ジルコニウム(22%ZrO2
液32g)の水溶液を加え、5分間加熱を続ける。コー
トされた顔料を濾過単離し、水洗し、炉に入れて68℃
において乾燥する。乾燥した生成物をふるいにかけて試
験した。その結果、この生成物が未処理顔料に比較して
向上された粉末貯蔵安定性を有することが認められた
(表5参照)。
【0045】実施例11−19 本発明の方法によって処理された顔料ならびに対応する
未処理顔料の粉末貯蔵安定性を判定するために、アルキ
ド塗料系(SORBAL P470、DSMResins L
td 社製のアルキド樹脂、固形分70%、ホワイトスピ
リット、顔料、およびドライヤー溶液)に乾燥した顔料
を常用方法で配合した。 ミルベース 最終塗料 顔料濃度 20% 10% 顔料/バインダー 1/1.4 1/4.7 固形分 35% 54% 乾燥した粉末を二等分する。その一方の半分は乾燥後直
ちに上記塗料系に配合されて試験をうけた。他方の半分
は40℃において1ヶ月貯蔵した後に塗料に調合され
る。着色力は視覚的方法、ならびにデータカラーDC−
3890を使用した機械的方法によって評価する。試験
結果を表1乃至5に示す。顔料必要部量の数値は、所定
標準着色力に等しい着色力を得るために必要とされる顔
料の部量を示す数値である。この数値が低いほど、着色
力は高い。 表 1 顔料必要部量 着色力の損失 実施例 顔 料 初期 1ヶ月後 対照 CI ピグメントイエロー 74 80 103 23 11 実施例1の顔料 95 107 12 12 実施例3の顔料 100 102 2 表 2 顔料必要部量 着色力の損失 実施例 顔 料 初期 1ヶ月後 対照 CI ピグメントイエロー 74 77 82 5 13 実施例4の顔料 82 82 0 表 3 顔料必要部量 着色力の損失 実施例 顔 料 初期 1ヶ月後 対照 CI ピグメントイエロー 74 62 80 18 14 実施例5の顔料 78 89 11 15 実施例6の顔料 60 73 13 表 4 顔料必要部量 着色力の損失 実施例 顔 料 初期 1ヶ月後 対照 CI ピグメントイエロー 74 80 95 15 16 実施例7の顔料 125 130 5 17 実施例8の顔料 80 85 5 18 実施例9の顔料 120 120 0 表 5 顔料必要部量 着色力の損失 実施例 顔 料 初期 1ヶ月後 対照 CI ピグメントイエロー 74 107 125 18 19 実施例10の顔料 93 95 2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アバル イクバル スイス国,アールコンシール 1732,ラ デイ 202 (72)発明者 アリソン マクレナン イギリス国,スコットランド,レンフリュ ーシアー,ブリッジ オブ ウエイヤー, トリプリ ロード 18 (72)発明者 アイリン フランク フレーザー イギリス国,スコットランド,キルビルニ ー,ストニーホルム ロード 45

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末形態における彩色有機顔料の貯蔵安
    定性を向上させる方法において、その極性基がヒドロキ
    シル基、カルボキシル基、カルボン酸エステル基、酸無
    水物基またはカルボキシアミド基である極性基を含有す
    るビニル重合体、またはセルロース重合体である固体重
    合体で顔料粒子をコートし、それによって貯蔵中におけ
    る顔料の着色力の低下を防止することを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 重合体がポリヒドロキシビニル重合体、
    ポリカルボキシビニル重合体、N−ビニルピロリドン重
    合体またはセルロースエーテルである請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 重合体がポリビニルアルコール、ポリア
    クリル酸、N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマ
    ー、またはエチルセルロースである請求項2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 該固体重合体またはその溶液または液体
    懸濁物を、顔料粒子がその重合体でコートされるまで、
    顔料分散物と混合し、そして得られた混合物からコート
    された顔料粒子を分離する請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 水、水と混和性の有機溶剤、または水と
    該溶剤との混合物中に重合体を溶解した溶液を、顔料の
    水性懸濁物と混合する請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 顔料分散物と重合体または重合体溶液と
    の混合物を加熱する請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 重合体を顔料の0.1乃至20重量%の
    量で使用する請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 顔料粒子上の重合体のコーティングを、
    該重合体用の架橋剤で処理することによって架橋する請
    求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 架橋剤が、ホウ酸またはその塩、リン酸
    またはその塩、ケイ素(IV)トリアルコキシドまたは
    テトラアルコキシド、加水分解時に活性シリカを生じる
    ケイ酸塩、加水分解時にアルミナを生じるアルミン酸
    塩、ジルコニウム(IV)化合物、または亜鉛化合物で
    ある請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 架橋剤がホウ酸、四ホウ酸ナトリウ
    ム、オルトリン酸ナトリウム、3−(トリメトキシシリ
    ル)プロピルメタクリレート、ケイ酸ナトリウム、酢酸
    ジルコニウム(IV)、または酢酸亜鉛である請求項9
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 架橋剤、または架橋剤を水、水と混和
    性の有機溶剤、またはそれらの混合物に溶解した架橋剤
    溶液を重合体でコートされた顔料の水性分散物と混合
    し、そして、架橋後、得られた反応混合物から架橋され
    たコーティングを有する顔料粒子を分離する請求項8記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 重合体でコートされた顔料の水性分散
    物と架橋剤との混合物が7乃至10のpH価を有してい
    る請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 コートされた顔料の分散物と架橋剤と
    の混合物を加熱して架橋を行なう請求項11記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 顔料がモノアゾ顔料または塩基性染料
    錯塩である請求項1記載の方法。
  15. 【請求項15】 架橋された固体の極性基含有ビニル重
    合体でコートされた彩色有機顔料の粒子を含有する微粒
    子状組成物。
  16. 【請求項16】 重合体が、ホウ酸またはその塩、リン
    酸またはその塩、ケイ素(IV)トリアルコキシドまた
    はテトラアルコキシド、加水分解時に活性シリカを生じ
    るケイ酸塩、加水分解時にアルミナを生じるアルミン酸
    塩、またはジルコニウム(IV)化合物によって架橋さ
    れたポリビニルアルコールであるか、または重合体が亜
    鉛化合物によって架橋されたポリアクリル酸である請求
    項15記載の組成物。
  17. 【請求項17】 顔料がモノアゾ顔料または塩基性染料
    錯塩である請求項15記載の組成物。
  18. 【請求項18】 請求項1記載の極性基を含有するビニ
    ル重合体またはセルロース重合体である固体重合体を彩
    色有機顔料粒子上の粉末安定化コーティングとして用い
    て貯蔵中の顔料の着色力低下を防止する該固体重合体の
    使用方法。
  19. 【請求項19】 重合体が架橋される請求項18記載の
    方法。
  20. 【請求項20】 顔料がモノアゾ顔料または塩基性染料
    錯塩である請求項18記載の方法。
  21. 【請求項21】 請求項15記載の組成物によって着色
    された高分子材料。
  22. 【請求項22】 表面コーティング組成物である請求項
    21記載の材料。
JP4216677A 1991-08-16 1992-08-14 顔料の貯蔵安定性を向上させる方法 Pending JPH05222313A (ja)

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