JPH05222017A - チアジアジノン類 - Google Patents
チアジアジノン類Info
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- JPH05222017A JPH05222017A JP4282784A JP28278492A JPH05222017A JP H05222017 A JPH05222017 A JP H05222017A JP 4282784 A JP4282784 A JP 4282784A JP 28278492 A JP28278492 A JP 28278492A JP H05222017 A JPH05222017 A JP H05222017A
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- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D285/00—Heterocyclic compounds containing rings having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D275/00 - C07D283/00
- C07D285/15—Six-membered rings
- C07D285/16—Thiadiazines; Hydrogenated thiadiazines
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- A61P11/00—Drugs for disorders of the respiratory system
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-
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-
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- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
-
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/04—Inotropic agents, i.e. stimulants of cardiac contraction; Drugs for heart failure
-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/08—Vasodilators for multiple indications
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 一般式Iのチアジアジノン誘導体、その調製
法および式Iの化合物を含む薬剤調製物。 〔式中、R1,R2はHまたはC1〜6−アルキル;R
3はHC1〜6アルコキシまたはR4;R4は−O−C
mH2m+1−nXn、XはFまたはCl,m=1〜
6,n=1〜13である〕 【効果】 式Iのチアジアジノン化合物は正の変力活
性、抗喘息活性、脳保護活性等を有する。
法および式Iの化合物を含む薬剤調製物。 〔式中、R1,R2はHまたはC1〜6−アルキル;R
3はHC1〜6アルコキシまたはR4;R4は−O−C
mH2m+1−nXn、XはFまたはCl,m=1〜
6,n=1〜13である〕 【効果】 式Iのチアジアジノン化合物は正の変力活
性、抗喘息活性、脳保護活性等を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般式I、すなわち
【0002】
【化3】 (式中、R1 およびR2 は、互いに独立してそれぞれH
またはA、R3 は、H、OAまたはO−Cm H2m+1-nX
n 、R4 は、−O−Cm H2m+1-nXn 、Xは、Fまたは
Cl、Aは、1〜6個のC原子を有するアルキル、m
は、1、2、3、4、5または6、そしてnは、1、
2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12ま
たは13である)の新規のチアジアジノン誘導体および
それらの塩に関する。
またはA、R3 は、H、OAまたはO−Cm H2m+1-nX
n 、R4 は、−O−Cm H2m+1-nXn 、Xは、Fまたは
Cl、Aは、1〜6個のC原子を有するアルキル、m
は、1、2、3、4、5または6、そしてnは、1、
2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12ま
たは13である)の新規のチアジアジノン誘導体および
それらの塩に関する。
【0003】
【従来の技術】チアジアジノン類は、DE 3、719、031 A1
から公知である。
から公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、有用な性質
を有する新規の化合物、とくに医薬物の生産に用いるこ
とが可能な新規の化合物を見出だす目的に基づいた。
を有する新規の化合物、とくに医薬物の生産に用いるこ
とが可能な新規の化合物を見出だす目的に基づいた。
【0005】一般式Iの化合物が良好な許容度とともに
有用な薬理学的性質を有することが見出だされた。とく
に、これらは心臓の力に作用を示し(正の変力性活
性)、これら物質はさらに、血管拡張作用を有し、した
がって循環を促進する。血管拡張作用および強心性作用
は、例えば、麻酔したまたは意識を有するイヌ、ネコ、
モンキーまたはミニブタを用いて決定することができ、
正の変力性の作用もまた、ラット、テンジクネズミ、ネ
コまたはイヌからの分離された心臓調製物(例えば、心
房、乳頭筋または灌流全心臓)を用いて、例えば、Arzn
eimittelforschung、Volume 31(1) No. 1a (1981)、141-1
70 中に記載の、または第9回薬理学国際会議(ロンド
ン)の要旨集の第9ページのSchliep らによる記載の方
法に従って決定することができる。
有用な薬理学的性質を有することが見出だされた。とく
に、これらは心臓の力に作用を示し(正の変力性活
性)、これら物質はさらに、血管拡張作用を有し、した
がって循環を促進する。血管拡張作用および強心性作用
は、例えば、麻酔したまたは意識を有するイヌ、ネコ、
モンキーまたはミニブタを用いて決定することができ、
正の変力性の作用もまた、ラット、テンジクネズミ、ネ
コまたはイヌからの分離された心臓調製物(例えば、心
房、乳頭筋または灌流全心臓)を用いて、例えば、Arzn
eimittelforschung、Volume 31(1) No. 1a (1981)、141-1
70 中に記載の、または第9回薬理学国際会議(ロンド
ン)の要旨集の第9ページのSchliep らによる記載の方
法に従って決定することができる。
【0006】さらに、該化合物は喘息性疾患の治療に用
いることができる。抗喘息性作用は、例えば、T. Olsso
n、 Acta Allergologica 26、 438-447 (1971)の方法に従
って決定することができる。
いることができる。抗喘息性作用は、例えば、T. Olsso
n、 Acta Allergologica 26、 438-447 (1971)の方法に従
って決定することができる。
【0007】該化合物はまた、脳保護効果を有し、記憶
障害の治療に用いることができ、抗欝および抗炎症的性
質を有する。
障害の治療に用いることができ、抗欝および抗炎症的性
質を有する。
【0008】したがって、該化合物は、ヒトおよび獣医
学における薬剤活性物質として使用することができる。
これらはまた、さらなる薬剤活性物質の調製のための中
間物としても用いることができる。
学における薬剤活性物質として使用することができる。
これらはまた、さらなる薬剤活性物質の調製のための中
間物としても用いることができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
一般式Iの化合物およびそれらの調製法に関し、これは
一般式II、すなわち
一般式Iの化合物およびそれらの調製法に関し、これは
一般式II、すなわち
【0010】
【化4】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は既述の意味を有
し、ZはBr、Cl、Iまたは反応性のエステル化され
たOH基である)の化合物を一般式III、すなわち H2 N−NH−CS−OR5 III (式中、R5 は、A、アンモニウム、NaまたはK、そ
してAは既述の意味を有する)と反応させることおよび
/または一般式Iに対応するがR3 および/またはR4
のかわりに一つまたは二つの遊離のOH基を含む化合物
を一般式R3 −ZまたはR4 −Zの化合物(式中、R
3 、R4 およびZは既述の意味を有する)と任意に反応
させることおよび/または一般式Iの塩基が酸による処
理によってその塩の一つに変換されていること、を特徴
とする。
し、ZはBr、Cl、Iまたは反応性のエステル化され
たOH基である)の化合物を一般式III、すなわち H2 N−NH−CS−OR5 III (式中、R5 は、A、アンモニウム、NaまたはK、そ
してAは既述の意味を有する)と反応させることおよび
/または一般式Iに対応するがR3 および/またはR4
のかわりに一つまたは二つの遊離のOH基を含む化合物
を一般式R3 −ZまたはR4 −Zの化合物(式中、R
3 、R4 およびZは既述の意味を有する)と任意に反応
させることおよび/または一般式Iの塩基が酸による処
理によってその塩の一つに変換されていること、を特徴
とする。
【0011】上記および下記において、とくに記載がな
ければ、R1 〜R4 、R5 、A、XおよびZ基およびパ
ラメターmおよびnは一般式I、IIおよびIIIにお
いて既述の意味を有する。
ければ、R1 〜R4 、R5 、A、XおよびZ基およびパ
ラメターmおよびnは一般式I、IIおよびIIIにお
いて既述の意味を有する。
【0012】一般式において、アルキルは好ましくは側
鎖のないもの、好ましくは1、2、3または4個のC原
子を含み、好ましくはメチル、また、好ましくは、エチ
ルまたはプロピル、そして、さらに好ましくはイソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルまたはte
rt−ブチル、しかしまた、n−ペンチルまたはイソペ
ンチルである。
鎖のないもの、好ましくは1、2、3または4個のC原
子を含み、好ましくはメチル、また、好ましくは、エチ
ルまたはプロピル、そして、さらに好ましくはイソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルまたはte
rt−ブチル、しかしまた、n−ペンチルまたはイソペ
ンチルである。
【0013】アルコキシは好ましくは側鎖のないもの、
好ましくは1、2または3個のC原子を有し、好ましく
はメトキシ、また、好ましくは、エトキシまたはプロポ
キシ、そして、さらに、例えば、イソプロポキシ、ブト
キシ、イソブトキシ、sec−ブトキシまたはtert
−ブトキシ、ペントキシまたはイソペントキシである。
好ましくは1、2または3個のC原子を有し、好ましく
はメトキシ、また、好ましくは、エトキシまたはプロポ
キシ、そして、さらに、例えば、イソプロポキシ、ブト
キシ、イソブトキシ、sec−ブトキシまたはtert
−ブトキシ、ペントキシまたはイソペントキシである。
【0014】詳細には、R1 、R2 、R3 およびR4 基
は好ましくは次の意味を有する。すなわち、R1 はH、
R2 はメチルまたはエチル、R3 はメトキシ、R4 はジ
フルオロメトキシである。R3 および/またはR4 基が
H以外である場合には、それらは好ましくは、フェニル
環の3−または4−位置にある。X基は好ましくはFで
ある。
は好ましくは次の意味を有する。すなわち、R1 はH、
R2 はメチルまたはエチル、R3 はメトキシ、R4 はジ
フルオロメトキシである。R3 および/またはR4 基が
H以外である場合には、それらは好ましくは、フェニル
環の3−または4−位置にある。X基は好ましくはFで
ある。
【0015】パラメターmおよびnは、好ましくは1、
2または3で、nはまた、好ましくは4、5、6または
7である。
2または3で、nはまた、好ましくは4、5、6または
7である。
【0016】本発明は、とくに、該基の少なくとも一つ
が上記の好ましい意味の一つを有する一般式Iの化合物
に関する。化合物のいくつかの好ましいグループは、次
の部分一般式Ia〜Idによって表すことができ、これ
は一般式Iに対応し、式中、より詳細に示されていない
基は一般式Iにおいて既述された意味を有する。そし
て、IaにおいてR3 はフェニル環の4−位置にあり、
R4 はフェニル環の3−位置にあり、R1 はH、R2 は
Hまたはアルキル、R3 はOCHF2 、そしてR4 はO
Aであり、IbにおいてR3 はフェニル環の4−位置に
あり、R4 はフェニル環の3−位置にあり、R1 はH、
R2 はメチルまたはエチル、R3 はOCHF2 、そして
R4 はOAであり、IcにおいてR3 はフェニル環の4
−位置にあり、R4 はフェニル環の3−位置にあり、R
1 はH、R2 はメチルまたはエチル、R3 は、OCHF
2 、OCF3 、OC2 H5-n Fn で、このときn=1、
2、3、4または5であり、そしてR4 はOAであり、
IdにおいてR3 はフェニル環の4−位置にあり、R4
はフェニル環の3−位置にあり、R1 はH、R2 はH、
メチルまたはエチル、R3 は、OCHF2 、OCF3 、
OC2 H5-n Fn 、OC3 H7-n Fn 、OC 4 H9-n F
n で、このときn=1、2、3、4または5であり、O
C3 H7-n F n およびOC4 H9-n Fn ではn=6また
は7でもよく、OC4 H9-n Fn ではn=8または9で
もよく、そしてR4 はOMeまたはOEtである。
が上記の好ましい意味の一つを有する一般式Iの化合物
に関する。化合物のいくつかの好ましいグループは、次
の部分一般式Ia〜Idによって表すことができ、これ
は一般式Iに対応し、式中、より詳細に示されていない
基は一般式Iにおいて既述された意味を有する。そし
て、IaにおいてR3 はフェニル環の4−位置にあり、
R4 はフェニル環の3−位置にあり、R1 はH、R2 は
Hまたはアルキル、R3 はOCHF2 、そしてR4 はO
Aであり、IbにおいてR3 はフェニル環の4−位置に
あり、R4 はフェニル環の3−位置にあり、R1 はH、
R2 はメチルまたはエチル、R3 はOCHF2 、そして
R4 はOAであり、IcにおいてR3 はフェニル環の4
−位置にあり、R4 はフェニル環の3−位置にあり、R
1 はH、R2 はメチルまたはエチル、R3 は、OCHF
2 、OCF3 、OC2 H5-n Fn で、このときn=1、
2、3、4または5であり、そしてR4 はOAであり、
IdにおいてR3 はフェニル環の4−位置にあり、R4
はフェニル環の3−位置にあり、R1 はH、R2 はH、
メチルまたはエチル、R3 は、OCHF2 、OCF3 、
OC2 H5-n Fn 、OC3 H7-n Fn 、OC 4 H9-n F
n で、このときn=1、2、3、4または5であり、O
C3 H7-n F n およびOC4 H9-n Fn ではn=6また
は7でもよく、OC4 H9-n Fn ではn=8または9で
もよく、そしてR4 はOMeまたはOEtである。
【0017】一般式Iの化合物は、その他の点では、文
献(例えば、Houben-Weyl、 Methoden der Organischen
Chemie (Methods of Organic Chemistry)、 Georg-Thiem
e-Verlag、Stuttgartなどの標準書)に既述されている既
知の方法によって調製されるが、厳密にいえば、該反応
に適切な既知の反応条件下で調製する。これに関して
は、既知であるがここにより詳細には記述されない変法
もまた、用いることができる。
献(例えば、Houben-Weyl、 Methoden der Organischen
Chemie (Methods of Organic Chemistry)、 Georg-Thiem
e-Verlag、Stuttgartなどの標準書)に既述されている既
知の方法によって調製されるが、厳密にいえば、該反応
に適切な既知の反応条件下で調製する。これに関して
は、既知であるがここにより詳細には記述されない変法
もまた、用いることができる。
【0018】一般式IIの化合物において、R1 、R
2 、R3 およびR4 は既述の意味を有するが、Zは好ま
しくはClまたはBrである。Xが反応性のエステル化
OH基である場合は、これは好ましくは、1〜6個のC
原子を有するアルキルスルホニルオキシで、例えば、6
〜10個のC原子を有するメタンスルホニルオキシまた
はアリルスルホニルオキシで、例えばベンゼン−、p−
トルエン−または1−または2−ナフタレンスルホニル
オキシである。
2 、R3 およびR4 は既述の意味を有するが、Zは好ま
しくはClまたはBrである。Xが反応性のエステル化
OH基である場合は、これは好ましくは、1〜6個のC
原子を有するアルキルスルホニルオキシで、例えば、6
〜10個のC原子を有するメタンスルホニルオキシまた
はアリルスルホニルオキシで、例えばベンゼン−、p−
トルエン−または1−または2−ナフタレンスルホニル
オキシである。
【0019】一般式IIIの化合物において、R5 は好
ましくはメチルまたはエチルであるが、またNa、Kま
たはアンモニウムでもよい。
ましくはメチルまたはエチルであるが、またNa、Kま
たはアンモニウムでもよい。
【0020】必要であれば、出発物質もまた、それらを
反応混合物から単離することなく、直ちに再び反応させ
て、一般式Iの化合物を形成するというように、その場
で形成することも可能である。一方、反応を段階的に行
うことも可能で、さらなる中間物が単離できる可能性が
ある。
反応混合物から単離することなく、直ちに再び反応させ
て、一般式Iの化合物を形成するというように、その場
で形成することも可能である。一方、反応を段階的に行
うことも可能で、さらなる中間物が単離できる可能性が
ある。
【0021】一般式IIおよびIIIの出発物質は、そ
のいくつかは既に知られているものである。そうでない
ものは、既知の方法で調製することができる。一般式I
Iのケトンは、例えば、フリーデル−クラフツ合成によ
って対応するフェニル誘導体から一般式Y−CO−CR
1 R2 −Z(式中、YはClまたはBrである)の化合
物を用いて容易に得ることができる。
のいくつかは既に知られているものである。そうでない
ものは、既知の方法で調製することができる。一般式I
Iのケトンは、例えば、フリーデル−クラフツ合成によ
って対応するフェニル誘導体から一般式Y−CO−CR
1 R2 −Z(式中、YはClまたはBrである)の化合
物を用いて容易に得ることができる。
【0022】より詳細には、一般式IIのケトンの一般
式IIIの化合物との反応は、不活性溶媒の存在下ある
いは非存在下で約−20℃〜約+150℃の温度、好ま
しくは20〜100℃で、行われる。適当な溶媒は、例
えば、ベンゼン、トルエン、キシレンまたはメシチレン
などの炭化水素、ジクロロメタン、トリクロロエチレン
またはクロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素、メタ
ノール、エタノールまたはイソプロパノールなどのアル
コール、グリコールおよびエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、2−メトキシエタノールなどのグリコ
ールエーテル、アセトニトリルなどのニトリル、テトラ
ヒドロフランまたはジオキサンなどのエーテル、ジメチ
ルホルムアミド(DMF)などのアミド、ジメチルスル
ホキシドなどのスルホキシドがあげられる。これら溶媒
の混合物もまた、適切である。
式IIIの化合物との反応は、不活性溶媒の存在下ある
いは非存在下で約−20℃〜約+150℃の温度、好ま
しくは20〜100℃で、行われる。適当な溶媒は、例
えば、ベンゼン、トルエン、キシレンまたはメシチレン
などの炭化水素、ジクロロメタン、トリクロロエチレン
またはクロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素、メタ
ノール、エタノールまたはイソプロパノールなどのアル
コール、グリコールおよびエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、2−メトキシエタノールなどのグリコ
ールエーテル、アセトニトリルなどのニトリル、テトラ
ヒドロフランまたはジオキサンなどのエーテル、ジメチ
ルホルムアミド(DMF)などのアミド、ジメチルスル
ホキシドなどのスルホキシドがあげられる。これら溶媒
の混合物もまた、適切である。
【0023】また、一般式I(ただし、R3 および/ま
たはR4 の代わりに一つまたは二つの遊離のOH基を含
む)に対応する化合物を一般式R3 −ZまたはR4 −Z
(式中、R3 、R4 およびZは既述の意味を有する)の
化合物と反応させることも可能である。OH基は、化学
的文献の標準書(例えば、Houben-Weyl、 Methoden der
Organischen Chemie (Methods of Organic Chemistry)、
Georg-Thieme-Verlag、 StuttgartまたはOrganic React
ions、 John Wiley & Sons Inc.、 New York )などに記
述されている既知の方法によってエーテル化されるが、
厳密にいえば、該反応に適切な既知の反応条件下でエ−
テル化する。これに関しては、既知であるがここにより
詳細には記述されない変法もまた、用いることができ
る。
たはR4 の代わりに一つまたは二つの遊離のOH基を含
む)に対応する化合物を一般式R3 −ZまたはR4 −Z
(式中、R3 、R4 およびZは既述の意味を有する)の
化合物と反応させることも可能である。OH基は、化学
的文献の標準書(例えば、Houben-Weyl、 Methoden der
Organischen Chemie (Methods of Organic Chemistry)、
Georg-Thieme-Verlag、 StuttgartまたはOrganic React
ions、 John Wiley & Sons Inc.、 New York )などに記
述されている既知の方法によってエーテル化されるが、
厳密にいえば、該反応に適切な既知の反応条件下でエ−
テル化する。これに関しては、既知であるがここにより
詳細には記述されない変法もまた、用いることができ
る。
【0024】一般式Iの化合物は、一つまたはそれ以上
の非対称中心を含むことができる。この場合、それらは
通常、ラセミ体で存在する。得られるラセミ体は、既知
の方法で物理的または化学的にそれらの光学的対掌体に
分割することができる。好ましくは、ジアステレオマー
がラセミ体混合物から光学活性分割剤を用いる反応によ
って形成される。
の非対称中心を含むことができる。この場合、それらは
通常、ラセミ体で存在する。得られるラセミ体は、既知
の方法で物理的または化学的にそれらの光学的対掌体に
分割することができる。好ましくは、ジアステレオマー
がラセミ体混合物から光学活性分割剤を用いる反応によ
って形成される。
【0025】もちろん、一般式Iの光学活性化合物を既
に光学活性である出発物質を用いて上記の方法で得るこ
とも可能である。
に光学活性である出発物質を用いて上記の方法で得るこ
とも可能である。
【0026】本発明はまた、一般式Iの化合物およびそ
れらの生理学的に容認しうる塩の薬剤調製物の製造、と
くに非化学的経路による製造のための使用に関する。こ
れに関しては、それらは、少なくとも一つの固体、液体
および/または半流動体の賦形剤または補助剤ととも
に、および任意に一つまたはそれ以上の追加の活性物質
と組み合わせて、適当な投与型につくることができる。
れらの生理学的に容認しうる塩の薬剤調製物の製造、と
くに非化学的経路による製造のための使用に関する。こ
れに関しては、それらは、少なくとも一つの固体、液体
および/または半流動体の賦形剤または補助剤ととも
に、および任意に一つまたはそれ以上の追加の活性物質
と組み合わせて、適当な投与型につくることができる。
【0027】本発明はまた、一般式Iの化合物の少なく
とも一つおよび/または生理学的に容認できるそれらの
塩の一つを含む組成物、とくに薬剤調製物、に関する。
とも一つおよび/または生理学的に容認できるそれらの
塩の一つを含む組成物、とくに薬剤調製物、に関する。
【0028】これらの調製物は、ヒト用または動物用医
薬物として用いることができる。可能な賦形剤は、経腸
的(例えば経口)、非経腸的または局所的投与に適して
おり、新規の化合物と反応しない、有機または無機物質
であって、そのような賦形剤の例としては、水、植物
油、ベンジルアルコール、ポリエチレングリコール、ト
リ酢酸グリセロール、ゼラチン、乳糖またはデンプンな
どの炭水化物、ステアリン酸マグネシウム、タルクおよ
び石油ゼリーなどがある。錠剤、被覆錠剤、カプセル、
シロップ、ジュースまたはドロップが経腸的投与に用い
られ、座剤が直腸投与に用いられ、溶液、好ましくは油
性または水性溶液、および懸濁液、乳濁液またはインプ
ラントが非経腸的投与に用いられ、軟膏、クリームまた
は粉末が局所適用に用いられる。新規の化合物はまた、
凍結乾燥することができ、得られる凍結乾燥物は、例え
ば注射用調製物の製造に用いられる。上記の調製物は、
滅菌ができ、および/または、潤滑剤、保存料、安定剤
および/または湿潤剤、乳化剤、浸透圧に影響する塩、
緩衝性物質、着色剤、風味剤および/または芳香物質な
どの補助剤を含むことができる。必要であれば、これら
は、例えば一つまたはそれ以上のビタミンなど、一つま
たはそれ以上のその他の活性物質を含むこともまた可能
である。
薬物として用いることができる。可能な賦形剤は、経腸
的(例えば経口)、非経腸的または局所的投与に適して
おり、新規の化合物と反応しない、有機または無機物質
であって、そのような賦形剤の例としては、水、植物
油、ベンジルアルコール、ポリエチレングリコール、ト
リ酢酸グリセロール、ゼラチン、乳糖またはデンプンな
どの炭水化物、ステアリン酸マグネシウム、タルクおよ
び石油ゼリーなどがある。錠剤、被覆錠剤、カプセル、
シロップ、ジュースまたはドロップが経腸的投与に用い
られ、座剤が直腸投与に用いられ、溶液、好ましくは油
性または水性溶液、および懸濁液、乳濁液またはインプ
ラントが非経腸的投与に用いられ、軟膏、クリームまた
は粉末が局所適用に用いられる。新規の化合物はまた、
凍結乾燥することができ、得られる凍結乾燥物は、例え
ば注射用調製物の製造に用いられる。上記の調製物は、
滅菌ができ、および/または、潤滑剤、保存料、安定剤
および/または湿潤剤、乳化剤、浸透圧に影響する塩、
緩衝性物質、着色剤、風味剤および/または芳香物質な
どの補助剤を含むことができる。必要であれば、これら
は、例えば一つまたはそれ以上のビタミンなど、一つま
たはそれ以上のその他の活性物質を含むこともまた可能
である。
【0029】一般式Iの化合物は、疾患、とくに心不全
のコントロールおよびヒトまたは動物体の治癒処理にお
いて用いることができる。
のコントロールおよびヒトまたは動物体の治癒処理にお
いて用いることができる。
【0030】これに関しては、本発明による物質は、ア
ムリノンなどの既知の正の変力性活性物質と同様にし
て、好ましくは用量単位当り約1〜100mg、とくに
2〜20mg、が通常は投与される。日用量は、好まし
くは約0.02〜2mg/kg体重である。しかし、そ
れぞれの個々の患者の特定の用量は、種々の要因、例え
ば、使用される特定の化合物の活性、年齢、体重、一般
的な健康状態、性別、食餌、投与時間および経路、排泄
回数、併用薬剤および治療対象の特定疾患の軽重などに
よって変化する。経口投与が好ましい。心不全の治療に
今日まで用いられているジギタリス配糖体と比較して、
一般式Iの化合物は、優れた治療幅および末梢緊張の緩
和に特徴がある。
ムリノンなどの既知の正の変力性活性物質と同様にし
て、好ましくは用量単位当り約1〜100mg、とくに
2〜20mg、が通常は投与される。日用量は、好まし
くは約0.02〜2mg/kg体重である。しかし、そ
れぞれの個々の患者の特定の用量は、種々の要因、例え
ば、使用される特定の化合物の活性、年齢、体重、一般
的な健康状態、性別、食餌、投与時間および経路、排泄
回数、併用薬剤および治療対象の特定疾患の軽重などに
よって変化する。経口投与が好ましい。心不全の治療に
今日まで用いられているジギタリス配糖体と比較して、
一般式Iの化合物は、優れた治療幅および末梢緊張の緩
和に特徴がある。
【0031】以下の実施例において、「常法による精
製」とは、即ち、必要であれば水または希水酸化ナトリ
ウム溶液を加え、混合物を酢酸エチル、クロロホルムま
たはジクロロメタンなどの有機溶媒で抽出し、抽出物を
分離し、有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させて、濾過
して蒸発させて、残滓をクロマトグラフィーおよび/ま
たは結晶化によって精製することを意味する。
製」とは、即ち、必要であれば水または希水酸化ナトリ
ウム溶液を加え、混合物を酢酸エチル、クロロホルムま
たはジクロロメタンなどの有機溶媒で抽出し、抽出物を
分離し、有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させて、濾過
して蒸発させて、残滓をクロマトグラフィーおよび/ま
たは結晶化によって精製することを意味する。
【0032】上記および下記において、温度は全て摂氏
で表す。
で表す。
【0033】
実施例1 7.0gの1−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキ
シフェニル)−2−ブロモブタン−1−オン[1−(4
−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)ブタン−1−オ
ンのクロロジフルオロメタンとのエーテル化および続い
ての臭素化によって得られる]の50mlのアセトニト
リル溶液を2.6gのヒドラジノチオ蟻酸メチルととも
に2時間煮沸する。
シフェニル)−2−ブロモブタン−1−オン[1−(4
−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)ブタン−1−オ
ンのクロロジフルオロメタンとのエーテル化および続い
ての臭素化によって得られる]の50mlのアセトニト
リル溶液を2.6gのヒドラジノチオ蟻酸メチルととも
に2時間煮沸する。
【0034】次いで、溶媒を真空中で除去して、残滓を
常法によって精製する。5−(3−メトキシ−4−ジフ
ルオロメトキシフェニル)−6−エチル−3、6−ジヒ
ドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オン、融点97
℃、が得られる。
常法によって精製する。5−(3−メトキシ−4−ジフ
ルオロメトキシフェニル)−6−エチル−3、6−ジヒ
ドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オン、融点97
℃、が得られる。
【0035】同様にしてヒドラジノチオ蟻酸メチルの以
下の化合物との反応によって以下のような化合物が得ら
れる。
下の化合物との反応によって以下のような化合物が得ら
れる。
【0036】1−(3−メトキシ−4−トリフルオロメ
トキシフェニル)−2−ブロモブタン−1−オンとの反
応によって、5−(3−メトキシ−4−トリフルオロメ
トキシフェニル)−6−エチル−3、6−ジヒドロ−
1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−(3−メ
トキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−2−ブ
ロモプロパン−1−オンとの反応によって、5−(3−
メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−6−
メチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン
−2−オンが、1−(3−メトキシ−4−ジフルオロメ
トキシフェニル)−2−ブロモプロパン−1−オンとの
反応によって、5−(3−メトキシ−4−ジフルオロメ
トキシフェニル)−6−メチル−3、6−ジヒドロ−
1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−[3−メ
トキシ−4−(1、1、2、2−テトラフルオロエトキ
シ)フェニル]−2−ブロモブタン−1−オンとの反応
によって、5−[3−メトキシ−4−(1、1、2、2
−テトラフルオロエトキシ)フェニル]−6−エチル−
3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オ
ンが、1−(3−メトキシ−4−クロロメトキシフェニ
ル)−2−ブロモブタン−1−オンとの反応によって、
5−(3−メトキシ−4−クロロメトキシフェニル)−
6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オンが、1−(3−メトキシ−4−クロロメ
トキシフェニル)−2−ブロモプロパン−1−オンとの
反応によって、5−(3−メトキシ−4−クロロメトキ
シフェニル)−6−メチル−3、6−ジヒドロ−1、
3、4−チアジアジン−2−オンが、1−(3−メトキ
シ−4−ペンタクロロエトキシフェニル)−2−ブロモ
ブタン−1−オンとの反応によって、5−(3−メトキ
シ−4−ペンタクロロエトキシフェニル)−6−エチル
−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−
オンが、1−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキ
シフェニル)−2−ブロモペンタン−1−オンとの反応
によって、5−(3−メトキシ−4−トリフルオロメト
キシフェニル)−6−プロピル−3、6−ジヒドロ−
1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−(3−メ
トキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−ブロ
モペンタン−1−オンとの反応によって、5−(3−メ
トキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−6−プロ
ピル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−
2−オンが、1−[3−メトキシ−4−(1、1、2−
トリフルオロエトキシ)フェニル]−2−ブロモブタン
−1−オンとの反応によって、5−[3−メトキシ−4
−(1、1、2−トリフルオロエトキシ)フェニル]−
6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オンが、1−[3−メトキシ−4−(1、
1、2−トリフルオロエトキシ)フェニル]−2−ブロ
モプロパン−1−オンとの反応によって、5−[3−メ
トキシ−4−(1、1、2−トリフルオロエトキシ)フ
ェニル]−6−メチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4
−チアジアジン−2−オンが、それぞれ得られる。
トキシフェニル)−2−ブロモブタン−1−オンとの反
応によって、5−(3−メトキシ−4−トリフルオロメ
トキシフェニル)−6−エチル−3、6−ジヒドロ−
1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−(3−メ
トキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−2−ブ
ロモプロパン−1−オンとの反応によって、5−(3−
メトキシ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−6−
メチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン
−2−オンが、1−(3−メトキシ−4−ジフルオロメ
トキシフェニル)−2−ブロモプロパン−1−オンとの
反応によって、5−(3−メトキシ−4−ジフルオロメ
トキシフェニル)−6−メチル−3、6−ジヒドロ−
1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−[3−メ
トキシ−4−(1、1、2、2−テトラフルオロエトキ
シ)フェニル]−2−ブロモブタン−1−オンとの反応
によって、5−[3−メトキシ−4−(1、1、2、2
−テトラフルオロエトキシ)フェニル]−6−エチル−
3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オ
ンが、1−(3−メトキシ−4−クロロメトキシフェニ
ル)−2−ブロモブタン−1−オンとの反応によって、
5−(3−メトキシ−4−クロロメトキシフェニル)−
6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オンが、1−(3−メトキシ−4−クロロメ
トキシフェニル)−2−ブロモプロパン−1−オンとの
反応によって、5−(3−メトキシ−4−クロロメトキ
シフェニル)−6−メチル−3、6−ジヒドロ−1、
3、4−チアジアジン−2−オンが、1−(3−メトキ
シ−4−ペンタクロロエトキシフェニル)−2−ブロモ
ブタン−1−オンとの反応によって、5−(3−メトキ
シ−4−ペンタクロロエトキシフェニル)−6−エチル
−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−
オンが、1−(3−メトキシ−4−トリフルオロメトキ
シフェニル)−2−ブロモペンタン−1−オンとの反応
によって、5−(3−メトキシ−4−トリフルオロメト
キシフェニル)−6−プロピル−3、6−ジヒドロ−
1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−(3−メ
トキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−2−ブロ
モペンタン−1−オンとの反応によって、5−(3−メ
トキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−6−プロ
ピル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−
2−オンが、1−[3−メトキシ−4−(1、1、2−
トリフルオロエトキシ)フェニル]−2−ブロモブタン
−1−オンとの反応によって、5−[3−メトキシ−4
−(1、1、2−トリフルオロエトキシ)フェニル]−
6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オンが、1−[3−メトキシ−4−(1、
1、2−トリフルオロエトキシ)フェニル]−2−ブロ
モプロパン−1−オンとの反応によって、5−[3−メ
トキシ−4−(1、1、2−トリフルオロエトキシ)フ
ェニル]−6−メチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4
−チアジアジン−2−オンが、それぞれ得られる。
【0037】実施例2 実施例1と同様にして、ヒドラジノチオ蟻酸メチルの1
−(4−ジフルオロメトキシ−3−メトキシフェニル)
−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によって、5−
(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−
3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オ
ン、融点120℃、を得る。
−(4−ジフルオロメトキシ−3−メトキシフェニル)
−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によって、5−
(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−
3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オ
ン、融点120℃、を得る。
【0038】同様にしてヒドラジノチオ蟻酸メチルの以
下の化合物との反応によって以下のような化合物が得ら
れる。
下の化合物との反応によって以下のような化合物が得ら
れる。
【0039】1−(3−メトキシ−4−トリフルオロメ
トキシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反
応によって、5−(3−メトキシ−4−トリフルオロメ
トキシフェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チ
アジアジン−2−オンが、1−(4−トリフルオロメト
キシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反応
によって、5−(4−トリフルオロメトキシフェニル)
−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−
オンが、1−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシ
フェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によ
って、5−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフ
ェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジ
ン−2−オンが、1−[3−メトキシ−4−(1、1、
2、2−テトラフルオロエトキシ)フェニル]−2−ブ
ロモエタン−1−オンとの反応によって、5−[3−メ
トキシ−4−(1、1、2、2−テトラフルオロエトキ
シ)フェニル]−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チア
ジアジン−2−オンが、1−(3−メトキシ−4−クロ
ロメトキシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オンと
の反応によって、5−(3−メトキシ−4−クロロメト
キシフェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チア
ジアジン−2−オンが、1−(3−メトキシ−4−トリ
クロロメトキシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オ
ンとの反応によって、5−(3−メトキシ−4−トリク
ロロメトキシフェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、
4−チアジアジン−2−オンが、1−(3−メトキシ−
4−ペンタクロロエトキシフェニル)−2−ブロモエタ
ン−1−オンとの反応によって、5−(3−メトキシ−
4−ペンタクロロエトキシフェニル)−3、6−ジヒド
ロ−1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−(4
−ジフルオロメトキシフェニル)−2−ブロモエタン−
1−オンとの反応によって、5−(4−ジフルオロメト
キシフェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チア
ジアジン−2−オンが、それぞれ得られる。
トキシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反
応によって、5−(3−メトキシ−4−トリフルオロメ
トキシフェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チ
アジアジン−2−オンが、1−(4−トリフルオロメト
キシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反応
によって、5−(4−トリフルオロメトキシフェニル)
−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−
オンが、1−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシ
フェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によ
って、5−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフ
ェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジ
ン−2−オンが、1−[3−メトキシ−4−(1、1、
2、2−テトラフルオロエトキシ)フェニル]−2−ブ
ロモエタン−1−オンとの反応によって、5−[3−メ
トキシ−4−(1、1、2、2−テトラフルオロエトキ
シ)フェニル]−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チア
ジアジン−2−オンが、1−(3−メトキシ−4−クロ
ロメトキシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オンと
の反応によって、5−(3−メトキシ−4−クロロメト
キシフェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チア
ジアジン−2−オンが、1−(3−メトキシ−4−トリ
クロロメトキシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オ
ンとの反応によって、5−(3−メトキシ−4−トリク
ロロメトキシフェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、
4−チアジアジン−2−オンが、1−(3−メトキシ−
4−ペンタクロロエトキシフェニル)−2−ブロモエタ
ン−1−オンとの反応によって、5−(3−メトキシ−
4−ペンタクロロエトキシフェニル)−3、6−ジヒド
ロ−1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−(4
−ジフルオロメトキシフェニル)−2−ブロモエタン−
1−オンとの反応によって、5−(4−ジフルオロメト
キシフェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チア
ジアジン−2−オンが、それぞれ得られる。
【0040】実施例3 5.4gの5−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニ
ル)−6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チ
アジアジン−2−オン[1−(4−ヒドロキシ−3−メ
トキシフェニル)−2−ブロモブタン−1−オンのヒド
ラジノチオ蟻酸メチルとの反応によって得られる]のT
HF溶液を1当量の3−ヨード−1、1、2、2、3−
ペンタフルオロプロパンの添加の後で2時間煮沸する。
次いで溶媒を真空中で除去して、混合物を常法によって
精製する。5−[3−メトキシ−4−(1、1、2、
2、3−ペンタフルオロプロポキシフェニル)]−6−
エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン
−2−オンが得られる。
ル)−6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チ
アジアジン−2−オン[1−(4−ヒドロキシ−3−メ
トキシフェニル)−2−ブロモブタン−1−オンのヒド
ラジノチオ蟻酸メチルとの反応によって得られる]のT
HF溶液を1当量の3−ヨード−1、1、2、2、3−
ペンタフルオロプロパンの添加の後で2時間煮沸する。
次いで溶媒を真空中で除去して、混合物を常法によって
精製する。5−[3−メトキシ−4−(1、1、2、
2、3−ペンタフルオロプロポキシフェニル)]−6−
エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン
−2−オンが得られる。
【0041】同様にして、対応するモノ−またはジヒド
ロキシフェニル−1、3、4−チアジアジノン誘導体の
ハロゲン化ポリフルオロアルキルとのエーテル化によっ
て次のような化合物が得られる。
ロキシフェニル−1、3、4−チアジアジノン誘導体の
ハロゲン化ポリフルオロアルキルとのエーテル化によっ
て次のような化合物が得られる。
【0042】5−(3−メトキシ−4−トリフルオロメ
トキシフェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チ
アジアジン−2−オン 5−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−3、6−
ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オン 5−[ビス−3、4−ジフルオロメトキシ)フェニル]
−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−
オン 5−[3−メトキシ−4−(1、1、2−トリフルオロ
エトキシ)フェニル]−3、6−ジヒドロ−1、3、4
−チアジアジン−2−オン 5−[ビス−3、4−(ジクロロメトキシ)フェニル]
−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−
オン 実施例4 実施例1と同様にして、ヒドラジノチオ蟻酸メチルの1
−[ビス−3、4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]
−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によって、5−
[ビス−3、4−ジフルオロメトキシ)フェニル]−
3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オ
ンを得る。
トキシフェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チ
アジアジン−2−オン 5−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−3、6−
ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オン 5−[ビス−3、4−ジフルオロメトキシ)フェニル]
−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−
オン 5−[3−メトキシ−4−(1、1、2−トリフルオロ
エトキシ)フェニル]−3、6−ジヒドロ−1、3、4
−チアジアジン−2−オン 5−[ビス−3、4−(ジクロロメトキシ)フェニル]
−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−
オン 実施例4 実施例1と同様にして、ヒドラジノチオ蟻酸メチルの1
−[ビス−3、4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]
−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によって、5−
[ビス−3、4−ジフルオロメトキシ)フェニル]−
3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オ
ンを得る。
【0043】同様にしてヒドラジノチオ蟻酸メチルの以
下の化合物とのの反応によって以下のような化合物が得
られる。
下の化合物とのの反応によって以下のような化合物が得
られる。
【0044】1−[ビス−3、4−(トリフルオロメト
キシ)フェニル]−2−ブロモエタン−1−オンとの反
応によって5−[ジ−(3、4−トリフルオロメトキ
シ)フェニル]−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チア
ジアジン−2−オンが、1−[ビス−3、4−(ジフル
オロエトキシ)フェニル]−2−ブロモエタン−1−オ
ンとの反応によって5−[ビス−3、4−(1、2−ジ
フルオロエトキシ)フェニル]−3、6−ジヒドロ−
1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−[3−エ
トキシ−4−(1、1、2、2−テトラフルオロエトキ
シ)フェニル]−2−ブロモエタン−1−オンとの反応
によって5−[3−エトキシ−4−(1、1、2、2−
テトラフルオロエトキシ)フェニル]−3、6−ジヒド
ロ−1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−[3
−メトキシ−4−(1、2、2−トリクロロエトキシ)
フェニル]−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によ
って5−[3−メトキシ−4−(1、2、2−トリクロ
ロエトキシ)フェニル]−3、6−ジヒドロ−1、3、
4−チアジアジン−2−オンが、それぞれ得られる。
キシ)フェニル]−2−ブロモエタン−1−オンとの反
応によって5−[ジ−(3、4−トリフルオロメトキ
シ)フェニル]−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チア
ジアジン−2−オンが、1−[ビス−3、4−(ジフル
オロエトキシ)フェニル]−2−ブロモエタン−1−オ
ンとの反応によって5−[ビス−3、4−(1、2−ジ
フルオロエトキシ)フェニル]−3、6−ジヒドロ−
1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−[3−エ
トキシ−4−(1、1、2、2−テトラフルオロエトキ
シ)フェニル]−2−ブロモエタン−1−オンとの反応
によって5−[3−エトキシ−4−(1、1、2、2−
テトラフルオロエトキシ)フェニル]−3、6−ジヒド
ロ−1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−[3
−メトキシ−4−(1、2、2−トリクロロエトキシ)
フェニル]−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によ
って5−[3−メトキシ−4−(1、2、2−トリクロ
ロエトキシ)フェニル]−3、6−ジヒドロ−1、3、
4−チアジアジン−2−オンが、それぞれ得られる。
【0045】実施例5 実施例1と同様にしてヒドラジノチオ蟻酸メチルの以下
の化合物との反応によって以下のような化合物が得られ
る。
の化合物との反応によって以下のような化合物が得られ
る。
【0046】1−(2−メトキシ−3−ジフルオロメト
キシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反応
によって5−(2−メトキシ−3−ジフルオロメトキシ
フェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オンが、1−(2−エトキシ−4−トリフル
オロメトキシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オン
との反応によって5−(2−エトキシ−4−トリフルオ
ロメトキシフェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4
−チアジアジン−2−オンが、1−(2−トリフルオロ
メトキシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの
反応によって5−(2−トリフルオロメトキシフェニ
ル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−
2−オンが、1−(2−エトキシ−3−ジフルオロメト
キシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反応
によって5−(2−エトキシ−3−ジフルオロメトキシ
フェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オンが、1−[2−(1、1、2、2−テト
ラフルオロエトキシ)フェニル]−2−ブロモエタン−
1−オンとの反応によって5−[2−(1、1、2、2
−テトラフルオロエトキシ)フェニル]−3、6−ジヒ
ドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−
(3−メトキシ−5−クロロメトキシフェニル)−2−
ブロモエタン−1−オンとの反応によって5−(3−メ
トキシ−5−クロロメトキシフェニル)−3、6−ジヒ
ドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−
(3−メトキシ−5−トリクロロメトキシフェニル)−
2−ブロモエタン−1−オンとの反応によって5−(3
−メトキシ−5−トリクロロメトキシフェニル)−3、
6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オン
が、1−(2−メトキシ−4−ペンタクロロエトキシフ
ェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によっ
て5−(2−メトキシ−4−ペンタクロロエトキシフェ
ニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン
−2−オンが、1−(2−ジフルオロメトキシフェニ
ル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によって5
−(2−ジフルオロメトキシフェニル)−3、6−ジヒ
ドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オンが、それぞ
れ得られる。
キシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反応
によって5−(2−メトキシ−3−ジフルオロメトキシ
フェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オンが、1−(2−エトキシ−4−トリフル
オロメトキシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オン
との反応によって5−(2−エトキシ−4−トリフルオ
ロメトキシフェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4
−チアジアジン−2−オンが、1−(2−トリフルオロ
メトキシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの
反応によって5−(2−トリフルオロメトキシフェニ
ル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−
2−オンが、1−(2−エトキシ−3−ジフルオロメト
キシフェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反応
によって5−(2−エトキシ−3−ジフルオロメトキシ
フェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オンが、1−[2−(1、1、2、2−テト
ラフルオロエトキシ)フェニル]−2−ブロモエタン−
1−オンとの反応によって5−[2−(1、1、2、2
−テトラフルオロエトキシ)フェニル]−3、6−ジヒ
ドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−
(3−メトキシ−5−クロロメトキシフェニル)−2−
ブロモエタン−1−オンとの反応によって5−(3−メ
トキシ−5−クロロメトキシフェニル)−3、6−ジヒ
ドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オンが、1−
(3−メトキシ−5−トリクロロメトキシフェニル)−
2−ブロモエタン−1−オンとの反応によって5−(3
−メトキシ−5−トリクロロメトキシフェニル)−3、
6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オン
が、1−(2−メトキシ−4−ペンタクロロエトキシフ
ェニル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によっ
て5−(2−メトキシ−4−ペンタクロロエトキシフェ
ニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン
−2−オンが、1−(2−ジフルオロメトキシフェニ
ル)−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によって5
−(2−ジフルオロメトキシフェニル)−3、6−ジヒ
ドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オンが、それぞ
れ得られる。
【0047】実施例6 実施例1と同様にして、ヒドラジノチオ蟻酸メチルの1
−[4−(2、2、2−トリフルオロエトキシ)フェニ
ル]−2−ブロモブタン−1−オンとの反応によって、
5−[4−(2、2、2−トリフルオロエトキシ)フェ
ニル]−6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−
チアジアジン−2−オン、融点102℃、を得る。
−[4−(2、2、2−トリフルオロエトキシ)フェニ
ル]−2−ブロモブタン−1−オンとの反応によって、
5−[4−(2、2、2−トリフルオロエトキシ)フェ
ニル]−6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−
チアジアジン−2−オン、融点102℃、を得る。
【0048】同様にしてヒドラジノチオ蟻酸メチルの以
下の化合物との反応によって以下のような化合物が得ら
れる。
下の化合物との反応によって以下のような化合物が得ら
れる。
【0049】1−[3−メトキシ−4−(2、2、2−
トリフルオロエトキシ)フェニル]−2−ブロモ−1−
オンとの反応によって5−[3−メトキシ−4−(2、
2、2−トリフルオロエトキシ)フェニル]−6−エチ
ル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2
−オン(融点123〜125℃)が、1−[3−メトキ
シ−4−(2、2、2−トリフルオロエトキシ)フェニ
ル]−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によって5
−[3−メトキシ−4−(2、2、2−トリフルオロエ
トキシ)フェニル]−3、6−ジヒドロ−1、3、4−
チアジアジン−2−オン(融点120℃)が、1−[3
−(2、2、2−トリフルオロエトキシ)4−メトキシ
−フェニル]−2−ブロモブタン−1−オンとの反応に
よって5−[3−(2、2、2−トリフルオロエトキ
シ)−4−メトキシ−フェニル]−6−エチル−3、6
−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オン(融
点120〜121℃)が、1−(3−ジフルオロメトキ
シ−4−メトキシ−フェニル)−2−ブロモブタンン−
1−オンとの反応によって5−(3−ジフルオロメトキ
シ−4−メトキシ−フェニル)−6−エチル−3、6−
ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オン(融点
105℃)が、それぞれ得られる。
トリフルオロエトキシ)フェニル]−2−ブロモ−1−
オンとの反応によって5−[3−メトキシ−4−(2、
2、2−トリフルオロエトキシ)フェニル]−6−エチ
ル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2
−オン(融点123〜125℃)が、1−[3−メトキ
シ−4−(2、2、2−トリフルオロエトキシ)フェニ
ル]−2−ブロモエタン−1−オンとの反応によって5
−[3−メトキシ−4−(2、2、2−トリフルオロエ
トキシ)フェニル]−3、6−ジヒドロ−1、3、4−
チアジアジン−2−オン(融点120℃)が、1−[3
−(2、2、2−トリフルオロエトキシ)4−メトキシ
−フェニル]−2−ブロモブタン−1−オンとの反応に
よって5−[3−(2、2、2−トリフルオロエトキ
シ)−4−メトキシ−フェニル]−6−エチル−3、6
−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オン(融
点120〜121℃)が、1−(3−ジフルオロメトキ
シ−4−メトキシ−フェニル)−2−ブロモブタンン−
1−オンとの反応によって5−(3−ジフルオロメトキ
シ−4−メトキシ−フェニル)−6−エチル−3、6−
ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オン(融点
105℃)が、それぞれ得られる。
【0050】実施例7 ラセミ体5−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシ
−フェニル)−6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、
3、4−チアジアジン−2−オン[融点97℃、実施例
1にしたがって得られる]の対掌性定常相(ChiraSphe
r、登録商標)を用いたクロマトグラフィーによる分離
によって、(+)−5−(3−メトキシ−4−ジフルオ
ロメトキシ−フェニル)−6−エチル−3、6−ジヒド
ロ−1、3、4−チアジアジン−2−オン、および
(−)−5−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシ
−フェニル)−6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、
3、4−チアジアジン−2−オン、が得られる。
−フェニル)−6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、
3、4−チアジアジン−2−オン[融点97℃、実施例
1にしたがって得られる]の対掌性定常相(ChiraSphe
r、登録商標)を用いたクロマトグラフィーによる分離
によって、(+)−5−(3−メトキシ−4−ジフルオ
ロメトキシ−フェニル)−6−エチル−3、6−ジヒド
ロ−1、3、4−チアジアジン−2−オン、および
(−)−5−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシ
−フェニル)−6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、
3、4−チアジアジン−2−オン、が得られる。
【0051】同様にして、ラセミ体5−[3−(2、
2、2ートリフルオロエトキシ−4−メトキシ−フェニ
ル]−6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チ
アジアジン−2−オン[融点120〜121℃、実施例
6にしたがって得られる]のクロマトグラフィーによる
分離によって、(+)−5−[3−(2、2、2−トリ
フルオロエトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−6−
エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン
−2−オン、および(−)−5−[3−(2、2、2−
トリフルオロエトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−
6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オン、が得られる。
2、2ートリフルオロエトキシ−4−メトキシ−フェニ
ル]−6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チ
アジアジン−2−オン[融点120〜121℃、実施例
6にしたがって得られる]のクロマトグラフィーによる
分離によって、(+)−5−[3−(2、2、2−トリ
フルオロエトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−6−
エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン
−2−オン、および(−)−5−[3−(2、2、2−
トリフルオロエトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−
6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オン、が得られる。
【0052】以下の実施例は一般式Iの化合物またはそ
れらの酸付加塩を含む薬剤調製物に関する。
れらの酸付加塩を含む薬剤調製物に関する。
【0053】実施例A:錠剤 1kgの5−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシ
ーフェニル)−6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、
3、4−チアジアジン−2−オン、10kgのラクトー
ス、6kgの微結晶セルロース、6kgのジャガイモデ
ンプン、1kgのポリビニルピロリドン、0.8kgの
タルクおよび0.1kgのステアリン酸マグネシウムの
混合物を従来の方法で圧縮して成形し、各錠剤が10m
gの活性物質を含むように錠剤化する。
ーフェニル)−6−エチル−3、6−ジヒドロ−1、
3、4−チアジアジン−2−オン、10kgのラクトー
ス、6kgの微結晶セルロース、6kgのジャガイモデ
ンプン、1kgのポリビニルピロリドン、0.8kgの
タルクおよび0.1kgのステアリン酸マグネシウムの
混合物を従来の方法で圧縮して成形し、各錠剤が10m
gの活性物質を含むように錠剤化する。
【0054】実施例B:被覆錠剤 錠剤を実施例Aと同様に圧縮成形して、次いでショ糖、
ジャガイモデンプン、タルク、トラガカントゴムおよび
着色料の被覆物を用いて従来の方法で被覆する。
ジャガイモデンプン、タルク、トラガカントゴムおよび
着色料の被覆物を用いて従来の方法で被覆する。
【0055】実施例C:カプセル 1kgの5−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシ
フェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オンを、各カプセルが5mgの活性成分を含
むようにハードゼラチンカプセルに従来の方法で充填す
る。
フェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オンを、各カプセルが5mgの活性成分を含
むようにハードゼラチンカプセルに従来の方法で充填す
る。
【0056】実施例D:アンプル 1kgの5−(3−メトキシ−4−ジフルオロメトキシ
フェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オンの30リットルの1、2−プロパンジオ
ール溶液を滅菌濾過して、アンプルに充填して、滅菌条
件下で凍結乾燥して、アンプルを滅菌条件下で密封す
る。各カプセルは2mgの活性物質を含む。
フェニル)−3、6−ジヒドロ−1、3、4−チアジア
ジン−2−オンの30リットルの1、2−プロパンジオ
ール溶液を滅菌濾過して、アンプルに充填して、滅菌条
件下で凍結乾燥して、アンプルを滅菌条件下で密封す
る。各カプセルは2mgの活性物質を含む。
【0057】一つまたはそれ以上の一般式Iおよび/ま
たはそれらの生理学的に容認しうる酸付加塩の他の活性
物質を含む錠剤、被覆錠剤、カプセルおよびアンプルを
同様にして得ることができる。
たはそれらの生理学的に容認しうる酸付加塩の他の活性
物質を含む錠剤、被覆錠剤、カプセルおよびアンプルを
同様にして得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/54 ABR 7252−4C ACD 7252−4C (72)発明者 ミヒァエル クロコウ ドイツ連邦共和国 デー−6101 ロスドル フ シュタインアカーシュトラーセ 12 (72)発明者 ヨハヒム ライプロック ドイツ連邦共和国 デー−6102 プフンク シュタット ローラントスヒョーシュトラ ーセ 14 (72)発明者 ハンス−ヨヘン シュリープ ドイツ連邦共和国 デー−6109 ミュール タール−トライザ ヴァインガルテンシュ トラーセ 16 (72)発明者 クリストフ ザイフリート ドイツ連邦共和国 デー−6104 ゼーハイ ム−ユーゲンハイム マティルデンシュト ラーセ 6 (72)発明者 ミヒァエル ヴォルフ ドイツ連邦共和国 デー−6100 ダルムシ ュタット13 ヌスバウムアレー 59
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式I、すなわち 【化1】 (式中、 R1 およびR2 は、互いに独立してそれぞれHまたは
A、 R3 は、H、OAまたはO−Cm H2m+1-nXn 、 R4 は、−O−Cm H2m+1-nXn 、 Xは、FまたはCl、 Aは、1〜6個のC原子を有するアルキル、 mは、1、2、3、4、5または6、そしてnは、1、
2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12ま
たは13である)のチアジアジノン誘導体およびそれら
の塩。 - 【請求項2】 a)5−(3−メトキシ−4−ジフルオ
ロメトキシフェニル)−6−エチル−3、6−ジヒドロ
−1、3、4−チアジアジン−2−オン、b)5−(3
−メトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−3、
6−ジヒドロ−1、3、4−チアジアジン−2−オン。 - 【請求項3】 一般式II、すなわち 【化2】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は既述の意味を有
し、ZはBr、Cl、Iまたは反応性のエステル化され
たOH基である)の化合物を一般式III、すなわち H2 N−NH−CS−OR5 III (式中、 R5 は、A、アンモニウム、NaまたはK、そしてAは
既述の意味を有する)と反応させることおよび/または
一般式Iに対応するがR3 および/またはR4 のかわり
に一つまたは二つの遊離のOH基を含む化合物を一般式
R3 −ZまたはR4 −Zの化合物(式中、R3 、R4 お
よびZは既述の意味を有する)と任意に反応させるこ
と、および/または一般式Iの塩基が酸による処理によ
ってその塩の一つに変換されていることを特徴とする、
請求項1に記載の一般式Iのチアジアジノン誘導体およ
びそれらの塩の調製法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の一般式Iの化合物およ
び/またはその生理学的に容認しうる塩の一つが少なく
とも一つの固体、液体または半流動体の賦形剤または補
助剤とともに適当な投与型につくられていることを特徴
とする、薬剤調製物の製造法。 - 【請求項5】 請求項1に記載の一般式Iの少なくとも
一つの化合物および/または生理学的に容認しうるその
塩の一つを含むことを特徴とする、薬剤調製物。 - 【請求項6】 請求項1に記載の一般式Iの化合物およ
び/または生理学的に容認しうるその塩の、疾患コント
ロールのための医薬物の製造のための使用。 - 【請求項7】 請求項1に記載の一般式Iの化合物およ
び/または生理学的に容認しうるその塩の、疾患のコン
トロールにおける使用。
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AU614965B2 (en) * | 1987-06-06 | 1991-09-19 | Merck Patent Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung | Thiadiazinones |
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