JPH05220524A - 筒状ワークの周壁開孔方法及びその装置 - Google Patents

筒状ワークの周壁開孔方法及びその装置

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JPH05220524A
JPH05220524A JP3057783A JP5778391A JPH05220524A JP H05220524 A JPH05220524 A JP H05220524A JP 3057783 A JP3057783 A JP 3057783A JP 5778391 A JP5778391 A JP 5778391A JP H05220524 A JPH05220524 A JP H05220524A
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JP
Japan
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peripheral wall
hole
work
punching
cylindrical work
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JP3057783A
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Katsuyuki Yamagiwa
勝幸 山際
Yoshihiro Yamashita
吉弘 山下
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Nidec Tosok Corp
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Nidec Tosok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筒状ワークの周壁に孔を開成する方法及び装
置において、孔の開成後におけるバリ除去作業を容易に
行うことを可能にする。 【構成】 筒状ワークWの中空部2に沿った軸方向に移
動可能な可動部材(スピンドル19)と、該可動部材
(スピンドル19)の前記軸方向への移動に伴って中空
部2内から周壁1と交差する方向に駆動される打抜部材
(ポンチ27)とを備え、該打抜部材(ポンチ27)に
より、周壁1を中空部2内から局所的に打ち抜いて孔6
を開成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周壁と該周壁により包
囲された中空部とを有する筒状のワークに、前記周壁を
貫通する孔を開成する筒状ワークの周壁開孔方法及びそ
の装置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、周壁に孔が開成される筒状ワーク
として図6に示したものが実用されており、この筒状ワ
ークWは、電磁弁のケースであって、断面円形の周壁1
と該周壁1によって包囲された中空部2とを有してい
る。該周壁1には孔6が設けられており、該孔6は、前
記周壁1にその外部側からドリルを貫通させることによ
り開成されている。前記周壁1の上端部には中心部方向
に屈曲された肩部3が形成されており、該肩部3の内周
端にはボス部4が立設されている。該ボス部4の内周面
には水平方向に延在する上壁7が形成されており、該上
壁7の中心部には組み付け穴5が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記筒
状ワークWにおいて前記孔6は、前述のように周壁1の
外部側からドリルを貫通させて開成されていることか
ら、該ドリルが周壁1を貫通した際に、孔6において中
空部2側の端部周縁である内部周縁6aにバリが発生す
る。したがって、ドリルを用いて孔6を開成した後、前
記バリを切削して除去するバリ除去作業が必要となる
が、このとき除去すべきバリは前記内部周縁6aに発生
していることから、前記中空部2内にやすりを挿入し、
該やすりを中空部2内において往復作動させてバリを切
削除去しなければならない。
【0004】このため、バリ除去作業に際して、前記周
壁1や肩部3等により、やすりの往復作動や研磨角度の
自在性が阻害され、前記内部周縁6aに発生しているバ
リを効率的に除去することが困難となる。特に前記電磁
弁のケースのように、中空部2の径や長さ寸法が小さい
筒状ワークWにあっては、前記やすりの往復作動や研磨
角度の自在性が極度に制限されることから、バリ除去作
業が一層困難となり、バリ除去作業の作業効率が低下し
て加工コストが増加する一因となるものであった。
【0005】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたものであり、孔の開成後におけるバリ除去作業を
容易に行うことを可能にした筒状ワークの周壁開孔方法
及びその装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にかかる筒状ワークの周壁開孔方法あっては、
周壁と該周壁により包囲された中空部とを有する筒状の
ワークに、前記周壁を貫通する孔を開成する方法におい
て、前記中空部内から前記周壁を局所的に打ち抜いて、
前記孔を開成するように構成されている。
【0007】また、本発明にかかる筒状ワークの周壁開
孔装置にあっては、周壁と該周壁により包囲された中空
部とを有する筒状のワークに、前記周壁を貫通する孔を
開成する装置において、前記中空部に沿った軸方向に移
動可能な可動部材と、該可動部材の前記軸方向への移動
に伴って中空部内から前記周壁と交差する方向に駆動さ
れ、該周壁を局所的に打ち抜いて前記孔を開成する打抜
部材とを備えている。また、前記可動部材には、前記打
抜部材に摺接して該打抜部材を前記ワークの内部側から
前記孔を開成する位置まで前進駆動する第1のガイド部
と、該前進駆動した打抜部材を前記孔から離脱した位置
に後退駆動する第2のガイド部とが設けられている。
【0008】さらに、前記可動部材は、前記ワーク内に
挿入可能なハウジングに摺動自在に抱持されるととも
に、該ハウジングに前記打抜部材が摺動自在に支持され
ている。また、前記ハウジングには、前記中空部に合致
する形状の嵌合部が設けられ、該嵌合部に前記打抜部材
が支持されており、あるいは前記可動部材の移動に伴っ
て駆動される複数の打抜部材が設けられている。
【0009】
【作用】前記構成にかかる筒状ワークの周壁開孔方法お
いて、筒状ワークの周壁に開成される孔は、前記中空部
内から周壁を局所的に打ち抜くことにより開成されるこ
とから、開成を終了した際、前記孔において前記周壁の
外部側である外部周縁にバリが発生する。
【0010】また、前記構成にかかる筒状ワークの周壁
開孔装置において、前記可動部材を前記軸方向に移動さ
せると、該可動部材の移動に伴って打抜部材が中空部内
から周壁と交差する方向に駆動される。これにより前記
打抜部材は、前記周壁を局所的に打ち抜き、該周壁に孔
を開成する。よって、開成を終了した際、前記孔におい
て前記周壁の外部側である外部周縁にバリが発生する。
【0011】また、打抜部材は可動部材に設けられた第
1のガイド部との摺接により、前進駆動されて前記孔を
開成した後、前記第2のガイド部との摺接により前記孔
から離脱した位置に駆動される。したがって、前記可動
部材を前記軸方向に移動させる単純操作により、孔を開
成する打ち抜き工程と該打ち抜き工程後に孔から打抜部
材を引き抜く引き抜き工程とが実現される。
【0012】また、前記可動部材と打抜部材とが共にハ
ウジングに抱持及び支持されていることにより、可動部
材の移動方向や打抜部材の駆動方向がハウジングにより
規制され、その結果精度よく所定部位に孔が開成され
る。しかも、前記ハウジングには、前記中空部に合致す
る形状の嵌合部が設けられ、該嵌合部に前記打抜部材が
支持されていることから、前記中空部内に嵌合部を内嵌
する容易な操作により、筒状ワークとハウジングとの位
置決めが可能となる。
【0013】さらに、前記打抜部材が複数設けられるこ
とにより、単一工程により複数の孔が開成される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に従っ
て説明する。すなわち、本実施例において加工対象とな
る筒状ワークWは、図6をもって既説したように電磁弁
のケースであって、断面円形の周壁1と該周壁1によっ
て包囲された中空部2とを有している。前記周壁1の上
端部には中心部方向に屈曲された肩部3が形成されてお
り、該肩部3の内周端にはボス部4が成形されている。
該ボス部4の内周面には水平方向に延在する上壁7が形
成されており、該上壁7の中心部には組み付け穴5が設
けられている。
【0015】一方、前記筒状ワークWを加工する筒状ワ
ーク開成装置には、図2に示したようにハウジング10
が設けられており、該ハウジング10はベース部16と
該ベース部16上に立設された嵌合部11とからなる。
該嵌合部11は、図1に示したように、前記筒状ワーク
Wの中空部2と合致する形状であって、前記周壁1の内
周面に密接し得る周面12、前記肩部3に当接する段部
13、及び前記ボス部4において上壁7より下部の内周
面に密接する小径部14とが設けられている。
【0016】前記ハウジング10の内部には、前記ベー
ス部16側に設けられた開口部17と該開口部17より
小径の第1スライド穴18とが、同一軸線上に設けられ
ている。また、前記嵌合部11には図3に示したよう
に、前記第1スライド穴18と直交する方向に延在する
3個の第2スライド穴15・・・が形成されており、該
第2スライド穴15・・・は、前記周面12において同
一高さ位置に等間隔を置いて設けられている。
【0017】前記第1スライド穴18内には、可動部材
としてのスピンドル19が摺動自在に嵌挿されており、
該スピンドル19の下端部は図外の台座に固定されてい
る。また、このスピンドル19の前記第1スライド穴1
8より外部に延出している部位には、リング状のストッ
パ36が固定されており、該ストッパ36と前記開口部
17の上面間にはスプリング20が介挿されている。
【0018】さらに、前記スピンドル19の上端部に
は、図2に示したように、その周面から先端方向に向か
い、かつ軸心に集束する3個のあり溝21・・・が設け
られている。これにより、前記スピンドル19の先端部
には、前記あり溝21の底面により形成された斜状の平
滑面からなる第1のガイド部22と、該第1のガイド部
22の両側に設けられ前記あり溝21の両側面により形
成された第2のガイド部23,23とが、各あり溝21
・・・ごとに設けられている。
【0019】さらに、前記あり溝21には、稜線24を
介して前記各第2のガイド部23に連なる斜状面25,
25が連設されており、該斜状面25,25は、前記第
1のガイド部22と平行に延在し、また、前記斜状面2
5,25の端部には相対向する平行な対向面26,26
が設けられている。
【0020】一方、前記各第2スライド穴15内には、
打抜部材たる円柱状のポンチ27が摺動自在に嵌挿され
ており、該ポンチ27は前記対向面26,26間に摺動
自在に介挿されている。また、前記ポンチ27の一端部
には、図4,5に示したように、前記あり溝21と摺動
自在に嵌合するあり28が設けられており、該あり28
には、前記第1のガイド部22に摺接する第1の摺接面
29と、前記第2のガイド部23に摺接する第2の摺接
面30とが設けられている。さらに、前記ポンチ27の
他端部には、断面円形の歯部31が設けられており、該
歯部31はポンチ27の一般部より小径であって、かつ
偏心した位置に設けられている。
【0021】他方、前記嵌合部11には、図1に示した
ように雌型32が摺動自在に外嵌されており、該雌型3
2の内部には前記嵌合部11に沿って、前記筒状ワーク
Wを包囲する受容部33が設けられているとともに、前
記ポンチ27に対向する部位に収容穴35が設けられて
いる。また、前記雌型32は図外の部位において、上下
方向に移動自在に支持されており、その上面には、プレ
ス部材34が載置され、該プレス部材34には図外の圧
力源から、下方向へ所定の加圧力P(例えば5トン)が
与えられるようになっている。
【0022】以上の構成にかかる本実施例において、前
記筒状ワークWの周壁1に複数の孔6を開成するに際し
ては、前記プレス部材34を除去した状態にして、前記
受容部33と嵌合部11間に、前記周壁1を挿入して筒
状ワークWをセットする。このとき、前記嵌合部11は
前述のように中空部2に合致する形状であることから、
筒状ワークWを前記嵌合部11に外嵌させる容易な作業
により、筒状ワークWを精度よく位置決めすることがで
き、これによりワークの位置決め作業を容易に行うこと
が可能となる。
【0023】そして、このように筒状ワークWをセット
した後、プレス部材34を筒状ワークWの肩部3に当接
させて前記雌型32上に載置し、前記プレス部材34を
介して筒状ワークWを前記加圧力Pをもって下方に加圧
する。すると、前記雌型32は筒状ワークWと一体的に
下方に移動するとともに、ハウジング10はスプリング
20に抗して、筒状ワークWと一体的に下方に摺動し、
該ハウジング10とともにポンチ27も下方に移動す
る。これによりスピンドル19は、前記中空部2に沿っ
た軸方向に相対的に上動し、前記ポンチ27の一端部に
設けられている前記第1の摺接面29は、前記スピンド
ル19に設けられている第1のガイド部22に摺接す
る。よって、ポンチ27は下方移動しつつ、軸方向に沿
って徐々にハウジング10の外部方向に前進駆動され
て、押し出される。
【0024】そして、ポンチ27が前進駆動されると、
このポンチ27の他端部に設けられている歯部31が筒
状ワークWの周壁1に突入し、該周壁1の肉厚に対して
1/2程度まで歯部31が突入すると、周壁1は局所的
に打ち抜かれて孔6が開成される。このとき、前記スピ
ンドル19はハウジング10に抱持され、前記ポンチ2
7の該ハウジング10に支持されていることから、スピ
ンドル19の移動方向やポンチ27の駆動方向がハウジ
ング10により規制され、よって、精度よく所定部位に
孔6を開成することができる。しかも、前記ポンチ27
は3個設けられいることから、前記周壁1には1回のプ
レス工程により、同時に3個の孔6が開成され、これに
より、周壁1に複数の孔6を設ける場合における作業効
率を向上させることができる。
【0025】また、該孔6の開成により周壁1より切り
離された切除片は、前記雌型32に設けられている収容
穴35内に収容され、孔6の打ち抜きを終了した後、前
記プレス部材34を介した加圧力Pの供給を停止する
と、スプリング20の反力によりハウジング10、ポン
チ27及び筒状ワークWは上方に移動し、かつ、雌型3
2及びプレス部材34も前記ハウジング10等とともに
上方に移動する。このとき、前記ポンチ27は第2の摺
接面30を、前記スピンドル19に設けられている第2
のガイド部23に摺接させつつ上方に移動することか
ら、孔6の開成時に歯部31が周壁1に突入していたポ
ンチ27は、前記ハウジング10の上方への移動に伴っ
て、ハウジング10の内部方向に後退駆動される。した
がって、前記プレス部材34に対する加圧を解除する単
純操作により、前記打ち抜き工程終了後、ポンチ27を
孔6から離脱させて引き抜くことができ、これにより迅
速に開成作業を完了することができる。
【0026】そして、ハウジング10や雌型32等が所
定の位置まで上昇した後、前記プレス部材34を除去す
れば、前記嵌合部11と受容部33間にセットされてい
る孔6を開成済みの筒状ワークWを取り出すことができ
る。この取り出された筒状ワークWにおいて、前記孔6
は中空部2の内部側からの押圧により開成されたことか
ら、図6に示したように、前記孔6において前記周壁1
の外部側である外部周縁6bにバリが発生している。
【0027】したがって、該外部周縁6bに発生したバ
リは、前記中空部2外からやすりを自在な研磨角度をも
って自在に往復作動させて、容易に除去可能であり、よ
って、バリ除去作業に際して、前記やすりの往復運動や
研磨角度が前記周壁1等により阻害されるようなことは
ない。このため、中空部2の径が小さい筒状ワークWで
あっても、効率的にバリ除去作業を行うこと可能とな
り、これによりバリ除去作業の作業効率を向上させて、
加工コストの低減を図ることができるのである。
【発明の効果】以上説明したように本発明は、周壁と該
周壁により包囲された中空部とを有する筒状のワークに
前記周壁を開成する方法及び装置において、前記中空部
内から前記周壁を局所的に打ち抜いて、孔を開成するよ
うにした。よって、前記周壁に孔を開成した際、前記孔
において周壁の外部側端縁である外部周縁にバリが発生
することから、該外部周縁に発生したバリを、前記中空
部外からの作業により容易に除去することが可能とな
る。このため、中空部の径が小さい筒状のワークであっ
ても、迅速にバリ除去を行うことができ、これによりバ
リ除去作業の作業効率を向上させて、周壁に孔を開成す
る筒状ワークの加工コストを低減させることが可能とな
る。
【0028】また、前記孔を開成する打抜部材を、可動
部材の軸方向への移動により、孔を開成する位置まで前
進駆動した後、前記孔から離脱した位置まで後退駆動し
得る構造としたことから、前記可動部材を軸方向へ移動
させる単純作業によって、前記打抜部材を孔から引き抜
くことができ、これにより迅速に開成作業を完了するこ
とが可能となる。
【0029】また、前記可動部材と打抜部材とを共にハ
ウジングに抱持及び支持させるようにしたことから、可
動部材の移動方向や打抜部材の駆動方向が規制され、よ
って所定部位に精度よく前記孔を開成することができ、
これにより、筒状ワークに対する孔の開成位置精度を向
上させることができる。
【0030】また、前記ハウジングには、前記中空部に
合致する形状の嵌合部が設けられ、該嵌合部に前記打抜
部材が支持された構造としたことから、前記中空部内に
嵌合部を内嵌することにより、筒状ワークの位置決めが
可能となり、これによりワークの位置決め作業を容易化
することが可能となる。
【0031】さらに、前記打抜部材が複数設けられたこ
とから、単一工程により複数の孔を周壁に開成すること
ができ、これにより、周壁に複数の孔を設ける場合にお
ける作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す垂直断面図である。
【図2】同実施例の要部分解斜視図である。
【図3】同実施例の要部平面図である。
【図4】同実施例のポンチを示す平面図である。
【図5】同実施例のポンチを示す側面図である。
【図6】筒状ワークの垂直断面図である。
【符号の説明】
1 周壁 2 中空部 6 孔 10 ハウジング 11 嵌合部 19 スピンドル(可動部材) 22 第1のガイド部 23 第2のガイド部 27 ポンチ(打抜部材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁と該周壁により包囲された中空部と
    を有する筒状のワークに、前記周壁を貫通する孔を開成
    する方法において、前記中空部内から前記周壁を局所的
    に打ち抜いて、前記孔を開成することを特徴とする筒状
    ワークの周壁開孔方法。
  2. 【請求項2】 周壁と該周壁により包囲された中空部と
    を有する筒状のワークに、前記周壁を貫通する孔を開成
    する装置において、前記中空部に沿った軸方向に移動可
    能な可動部材と、該可動部材の前記軸方向への移動に伴
    って前記中空部内から前記周壁と交差する方向に駆動さ
    れ、該周壁を局所的に打ち抜いて前記孔を開成する打抜
    部材とを備えたことを特徴とする筒状ワークの開孔装
    置。
  3. 【請求項3】 前記可動部材には、前記打抜部材に摺接
    して該打抜部材を前記ワークの内部側から前記孔を開成
    する位置まで前進駆動する第1のガイド部と、該前進駆
    動した打抜部材を前記孔から離脱した位置に後退駆動す
    る第2のガイド部とが設けられたことを特徴とする請求
    項2記載の筒状ワークの開孔装置。
  4. 【請求項4】 前記可動部材は、前記ワーク内に挿入可
    能なハウジングに摺動自在に抱持されるとともに、該ハ
    ウジングに前記打抜部材が摺動自在に支持されたことを
    特徴とする請求項2又は3記載の筒状ワークの開孔装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングには、前記中空部に合致
    する形状の嵌合部が設けられ、該嵌合部に前記打抜部材
    が支持されたことを特徴とする請求項4記載の筒状ワー
    クの開孔装置。
  6. 【請求項6】 前記可動部材の移動に伴って駆動される
    複数の打抜部材が設けられたことを特徴とする請求項2
    〜5いずれかに記載の筒状ワークの開孔装置。
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