JPH0631354A - 抜き曲げ同時プレス型 - Google Patents
抜き曲げ同時プレス型Info
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- JPH0631354A JPH0631354A JP19074992A JP19074992A JPH0631354A JP H0631354 A JPH0631354 A JP H0631354A JP 19074992 A JP19074992 A JP 19074992A JP 19074992 A JP19074992 A JP 19074992A JP H0631354 A JPH0631354 A JP H0631354A
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Abstract
つ高さの低い曲げ部分を得るのに適したパンチ及びダイ
を提供する。 【構成】 パンチ2は、先端面の縁に形成されたパンチ
切刃2Aと、先端面から縁に向かって傾斜する平斜面2
Bの縁に形成された切刃2Cとを有し、またダイ3は、
パンチ2の外郭形状に対応するダイ穴の縁に形成された
ダイ切刃3A、3Bを有するように構成したので、まず
曲げ部分以外をパンチ切刃2Aとダイ切刃3Aにより切
断し、それから平斜面2Bとダイ切刃3Bとの間で曲げ
加工し、その後曲げた部分から板材端部をパンチ切刃2
Cとそれに対応するダイ切刃3Bによっ切り離すと共に
曲げた部分を再度曲げ加工する。 【効果】 曲げ部分の高さを低くでき、また製品外形寸
法精度の向上を図れる。
Description
するプレス型に係り、特に曲げ部分の高さを低くでき、
そして板材の切断、辺部の曲げ、曲げ部分の切断を一工
程で行なう抜き曲げ同時プレス型に関する。
て、一つの例として文献:プレス技術、第28巻第5号
(1990)第26〜27頁に質問形式の「Q7 直角
曲げで一方の長さをできるだけ小さくしたい、その限界
と曲げ方法は」に、また別の例として同上文献、第37
頁に「Q16 V曲げ型のダイの溝幅はどのように決め
たら良いか、またパンチの幅は」に記載された技術が知
られている。
直角曲げでは曲げ高さhの最小寸法は板厚tの2.5倍
に曲げ内側の半径Rを加えた寸法(h≧2.5t+R)
とされている。また図17に示すように、立上り高さh
1が上記曲げ高さhの最小値より小さくする場合、まず
曲げ高さをhとして曲げ加工した後、その曲げ部分をh
1になるように低く切断する工程が必要とされている。
る。板材1を曲げるパンチ2とダイ3の寸法について、
板材1の板厚tとすれば、パンチ2の幅Wpとダイ3の
幅Wdは一般的に同じで、6t以上かつ8t以下の範囲
(6t≦Wd(Wp)≦8t)が適していることが記載
されている。曲げ高さhの点からみると、前者の(h≧
2.5t+R)と後者の(6t≦Wd(Wp)≦8t)
は理論的に一致する。
2−144825号公報には、薄板を所定サイズに切断
し、切断した辺部を曲げる工程を一ストロークで同時に
行うプレス金型が開示されている。
ず上金型の下端外周縁に設けられた切刃と下金型の穴周
縁に設けられた切刃とが協動して薄板を切断し、その直
後に上金型先端部に設けられた凹部と下金型の穴内に設
けられた凸部との協動により、切断された薄板の辺部を
曲げるように構成されている。しかしこのように加工さ
れた製品1の縁には、図19に示すように、切断時に生
じた板縁のカエリ1aが製品の外側に向かって出るた
め、曲げ加工部の見映えや寸法精度が悪くなるおそれが
ある。
げ高さhを(2.5t+R)以下としてプレス加工する
ためには、抜き型、曲げ型、切断型の3台のプレス型が
必要になると共に、大量生産の場合には、工程間の搬送
設備が必要となると共に、小量生産の場合でも工程間に
作業途中の半製品のブランクを保管しておかなければな
らないという問題があった。
レス型は、切断時に生じる板縁のカエリが製品の外側に
向かって出るため、曲げ加工部の見映えや寸法精度が悪
くなるという問題があった。
低くでき、また曲げ加工部の見映えや寸法精度がよく、
切断・曲げ加工を同時に行うことができる抜き曲げ同時
プレス型を提供することにある。
に、本発明の第1の抜き曲げ同時プレス型は、板材の抜
き、曲げ加工を協動して行うパンチとダイと、パンチの
側面にそのパンチの軸方向に移動可能に設けられた板押
えと、ダイの穴の中に嵌入されその穴の軸方向に摺動可
能に設けられた板押えとを備えた抜き曲げ同時プレス型
において、パンチは、そのパンチの軸に対してほぼ直角
な先端面と、先端面から後退して傾斜する平斜面と、先
端面および平斜面により形成される外郭縁に形成された
切刃とを有し、一方、ダイは、軸方向から見たパンチの
外郭に対応する形状をもつダイ穴と、その穴の開口縁に
形成された切刃とを有することを特徴としている。
は、第1の抜き曲げ同時プレス型とパンチの形状のみ異
にするものであって、パンチは、そのパンチの軸に対し
てほぼ直角な先端面と、その先端面から段をつけて形成
された段差面と、先端面および段差面それぞれとパンチ
側面との交線に形成された切刃とを有することを特徴と
している。
型は、板材の抜き、曲げ加工を協動して行うパンチとダ
イと、パンチの側面にそのパンチの軸方向に移動可能に
設けられた板押えと、ダイの穴の中に嵌入されその穴の
軸方向に摺動可能に設けられた板押えとを備えた抜き曲
げ同時プレス型であって、パンチはそのパンチの軸に対
してほぼ直角な面でかつ直線状の辺を含む先端面と、そ
の直線状の辺の一部をその辺に沿って切り欠いて形成さ
れた平斜面と、前記先端面と側面との交線に形成された
切刃と、前記切り欠き部分と側面との交線に形成された
切刃と、切り欠き部分と先端面との交線のうち前記辺に
対して直角な交線に形成された刃先とを有し、またダイ
は軸方向からみたパンチの外郭形状の対応する形状を有
する穴と、その穴の開口縁に形成された切刃とを有し、
またダイの穴に嵌入された板押えは、パンチの平斜面に
対向する位置にダイの穴の軸方向に形成した溝を有し、
さらに、その溝に沿って摺動自在に嵌入しパンチの平斜
面に対応する斜面とその斜面の斜辺に形成した切刃を有
する可動ダイを設け、さらに可動ダイをパンチ方向に押
圧するための押圧手段を設けたことを特徴としている。
て、パンチとダイが相対的に移動して噛み合う時、まず
パンチ側とダイ側の板押さえが板材を挟持し、それから
パンチ先端面の縁の切刃とそれに対応するダイの切刃部
分とにより板材を切断し、それと共にパンチの平斜面の
傾斜した辺の切刃とそれに対応するダイの切刃部分によ
って板材を切断しながらパンチの平斜面に沿って板材を
押し曲げ、最後にパンチ平斜面の後縁の切刃とそれに対
応するダイの切刃部分によって曲げた部分から端部材を
切り離す。かくして板材の切断・曲げ加工を一工程で行
うことができる。またこのように板材の曲げを行った後
に、不要の部材端を切り離し、この切り離し時にも曲げ
作用を再び板材に与えるので、曲げ半径を小さくできる
ものと推察され、ひいては曲げ部分の高さを低くでき、
また切断面にバリが出ても板材の曲げ内側に向かせて製
品外形寸法精度をよくすることができる。
いては、第1の抜き曲げ同時プレス型における作用とほ
ぼ同じであるが、曲げ加工する工程が若干相違する。即
ちパンチ先端面の縁の切刃とそれに対応するダイの切刃
部分とにより板材を切断し、それからパンチの段差部の
うちの先端面と交差する部分と、段差面の縁の切刃に対
応するダイの切刃部分とによって板材を押し曲げ、最後
にパンチの段差面の縁の切刃とそれに対応するダイの切
刃部分によって曲げた部分から不要の部材端を切り離
す。第2の抜き曲げ同時プレス型によっても、第1の抜
き曲げ同時プレス型におけると同様に、曲げ部分の高さ
を低くでき、製品外形寸法精度をよくすることができ
る。
いては、パンチとダイが相対的に移動して噛み合う時、
まずパンチ側とダイ側との板押えが板材を挟持し、それ
からパンチ先端面の縁の切刃とそれに対応するダイの切
刃とにより板材を切断し、それと共に可動ダイの斜辺の
切刃とパンチの切り欠け部分における先端面側の切刃と
によってその切り欠け部分に当たる板材部分を切断しな
がら、その板材部分をパンチ平斜面に押しつけるように
して曲げ加工を行い、さらに曲げ加工後、ダイの切刃と
パンチの傾斜面の下縁に形成された切刃とによって板材
の曲がり部分から部材端を切り離す。この第3の抜き曲
げ同時プレス型によっても、前記第1のプレス型におけ
る同様の効果が得られる。
る。図1は本発明の第1実施例である抜き曲げ同時プレ
ス型の全体構成を示す縦断面図、図2は図1の II−II
矢視図、図3は図1の III−III矢視図である。
時プレス型は、板材1を載置しパンチ2を設けた下型
と、パンチ2と協動して板材1を打ち抜きかつ曲げ加工
するダイ3を設けた上型とから構成されている。この抜
き曲げ同時プレス型によって加工される製品例として、
全体が略長方形で、その4角をそれぞれ四角に切欠き、
長方形の一辺を曲げ加工するものを取り上げる。
を固定した下ホルダ8と、パンチ2の側面を囲み上下に
摺動自在に取り付けられた押え板4と、押え板4と下ホ
ルダ8との間に設けられ押え板4の上面をパンチ2の上
面と同レベルまで押し上げるバネ6と、パンチ2の軸心
と平行に下ホルダ8から立ち上がる案内ピン10とから
構成されている。
にほぼ直角な先端面形状が製品の平面図形と同じであ
り、またパンチ2の先端部は製品の曲げ部分に対応する
一辺部を除き、先端面の縁にパンチ切刃2Aを形成して
いる。そして製品の曲がり部分に対応するパンチの辺部
は、その辺全長にわたって、辺の方向に下り傾斜する斜
面からなる斜辺刃2Bを設けており、そして斜辺刃2B
の縁にはパンチ切刃2Cが形成されている。
るダイ3と、ダイ3元端を固定した上ホルダ9と、ダイ
3の穴の中に上下移動自在に嵌入された押え板5と、押
え板5と上ホルダ9との間に設けられ押え板5を下方に
押圧するバネ7と、下型の案内ピン10と摺動自在に嵌
合するように上ホルダ9に取り付けられた案内ブッシュ
11とから構成されている。この案内ブッシュ11と案
内ピン10との嵌合によって、パンチ2とダイ3の協動
時に、それらの間に所定のギャップgが維持される。ま
たパンチ2とダイ3の協動前には、押え板5は、その下
面がダイ3の先端(下面)より突き出すように配置され
ている。
図形と同形のダイ穴を有し、穴の先端縁にダイ切刃3A
を形成している。ここで製品の曲がり部分に対応するダ
イ切刃を、他と区別するためにダイ切刃3Bと称するこ
とにする。
作用を説明する。この曲げ同時プレス型をプレス機械
(図示せず)に装着するにあたり、ダイを有する上型を
プレス機械の昇降部分に、パンチを有する下型はプレス
機械の固定部分にそれぞれ装着する。そして加工するべ
き板材1を下型のパンチ2及び押え板4上に載置する。
と、まずダイ3中に設けられた押え板5が、板材1に接
してバネ7によって押圧されて板材1をパンチ2上に押
し付ける。
押え板4が板材1の周部を挟持しながら、図4に示すよ
うにダイ切刃3Aとパンチ2Aが協動して板材1を切断
すると共に、図示右側のダイ切断刃3Bがパンチ斜辺刃
2Bに対して板材1の一辺部を押しつけることによって
曲げ加工する。この曲げ加工の際、板材1は、パンチ2
とダイ3の間で横に動かないように、押え板5及びばね
7によってパンチ2に対して押圧されている。
に示すように、曲げ加工された板材1の辺から外側の部
分は、ダイ3および押え板4によって挾持された状態
で、ダイ切断刃3Bとパンチ切断刃2Cとの協動によっ
て板材1から切り離される。この時、板材1の曲がり部
分の切断部にバリが出たとしても、製品の内側方向に出
る。
反転して示している。この図により、加工の手順を再度
説明する。上型が下降して板材1がパンチ2に押圧され
た後に、板材1の辺20から30はダイ切断刃3Aとパ
ンチ切断刃2Aにより切断され、それと共に、辺部40
はダイ切断刃3Bとパンチ斜辺刃2Bにより曲げ加工さ
れ、それからさらに上型が下降して、辺40の外側部分
がダイ切断刃3Aとパンチ切断刃2Cにより切断される
ことになる。
部分の端部を切断するので、その切断時にも曲げ部分に
再度曲げ作用が働いて曲げ半径をより小さくできると推
察され、従って曲げ部分の立上り高さの低い製品を1工
程で得ることができ、バリがでたとしても製品の内側方
向に出て製品の寸法精度を保持でき、外観を損なうこと
がないという効果がある。
ンチ2のパンチ斜辺刃2Bの形状が、第1実施例におけ
る斜面と異なり、段のあるL状刃15としている。ダイ
の形状は第1実施例におけるものと同じである。このよ
うにパンチ斜辺刃2Bの代りにL状刃15を用いても、
図6に示す製品を得ることができる。L状刃15は、そ
の特徴としてパンチ切断刃2Cの加工は容易であるが、
摩耗しやすい。本実施例によれば、第1実施例と同様、
一工程で立上り高さの低い曲げ加工ができ、製品の寸法
精度及び良い外観を保つことができるという効果があ
る。
用いて説明する。第3実施例の抜き曲げ同時プレス型
は、特に板材の辺の一部分を曲げ加工するように構成さ
れたものである。図8は辺の一部に曲がり部分を有する
製品の形状を上下反転して示す。この製品の外形は図6
に示すものとほぼ同様である。相違点は図6に示す製品
は一辺全体が曲げられているのに対して、図8に示す製
品は辺の一部分が曲げられているところにある。
全体構成図で、図8に示す製品のIX−IX断面に該当する
位置におけるプレス型の構成を示す。図10は図9のX
−X矢視図、図11は図9のXI-XI矢視図である。なお、
本実施例で、第1実施例の部品と同一の機能を有する部
品には同一の符号を付している。本実施例の抜き曲げ同
時プレス型では、下型におけるパンチ2と、上型におけ
る押え板5、可動ダイ16及びバネ17とを除く他の構
成部品は、機能的に第1実施例と同様であるので、機能
的に同じ部品についての説明は省略する。
に、製品(図8)の曲がり部分51に対応する位置に斜
辺刃2Dを有している。図12はこの斜辺刃2Dをより
詳細に示しており、斜辺刃2Dは辺の一部を切り欠い
て、パンチ2上面から辺の方向に下向き傾斜する斜面か
らなり、そして斜辺刃2Dの下縁にはパンチ切刃2Eが
形成され、また切り欠け部とパンチ2上面との交線にパ
ンチ切刃2Fが形成されている。
ように、製品(図8)の曲がり部分51に対応する位置
に可動ダイ16が設けられている。この可動ダイ16は
押え板5に上下方向に形成された溝の中に摺動自在に嵌
入され、また溝開口側に位置する可動ダイ16の面はダ
イ3の穴の面と摺動自在に接触している。そして可動ダ
イ16と上ホルダー9との間には可動ダイ16を押圧す
るバネ17が設けられている。可動ダイ16の先端部は
パンチ2に形成された斜辺刃2Dに対応するように傾斜
面を有し、その斜面の側縁には可動ダイ切刃16Aが形
成されている。
説明する。加工すべき板材1が下型のパンチ2及び押え
板4上に載置された後、プレス機械が作動して上型が下
降すると、まずダイ3中に設けられた押え板5及びバネ
7によって、板材1はパンチ2上に押し付けられる。
押え板4が板材1の周部を挟持しながら、図13に示す
ようにダイ切刃3Aとパンチ2Aが協動して板材1を切
断する。図13は製品(図8)のXIII−XIII断面に相当
する位置でのプレス型の動作を説明している。この時、
製品の辺20〜32が切断される。
示右側のダイ切断刃3Bとパンチ斜辺刃2Dで板材1を
曲げ加工する。そして曲がり部51の辺53,54(図
8)の切断は、図14に示す可動ダイ切断刃16Aとパ
ンチ2切り欠き部分(図12)の切り刃2Fとの協動に
よって行われる。
うに、ダイ切断刃3Bとパンチ切断刃2Eが、可動ダイ
切刃16Aと斜辺刃2Bで切り曲げられた部分51の端
辺52を切断し、その外側の部分を切り離す。その際、
可動ダイ16は矢印ホの方向(上向き)へ逃げる。この
可動ダイ16はバネ17で矢印ホ方向と反対の向き(下
向き)に強圧されており、製品(図8)の辺53,54
に該当する部分の切断力より大きい力になるよう設定さ
れている。
一部の曲げ加工を一工程ででき、第1実施例と同様に、
板材の曲げ半径を小さくでき、従って曲げ部分の立上り
高さを低くでき、製品の寸法精度、外観の良好な打ち抜
き製品を製作することができる。
において、一対のパンチ及びダイを、板材の一辺(また
はその一部)を除いて打ち抜き、次いで一辺(またはそ
の一部)を曲げ加工し、その後に曲げ部から端材を切り
離すように構成したので、板材の曲げ部は端材の切り離
し時に再度曲げ加工を受け、かくして曲げ半径を小さく
できて、曲げ部分の高さを低くでき、また曲げ加工に続
いて曲げ部分の端部を切断することになるので、切断時
にバリが出ても製品の内側に出て、製品精度及び見映え
をよくすることができる効果がある。
部分の高さを低く加工するために、抜き、曲げ、切断の
3工程でそれぞれ必要としたプレス型を一つにすること
ができ、それに伴い加工時間の短縮ができ、工程間の仕
掛り品をなくすことができ、またプレスの搬送機械やプ
レス機械の台数削減が可能となる効果がある。
縦断面図である。
工する状態を示す図である。
工の状態を示す図である。
図である。
である。
視図である。
縦断面図である。
分の詳細図である。
態を示す図である。
加工する状態を示す図である。
切断加工の状態を示す図である。
である。
説明する図である。
本寸法を示す図である。
るバリを示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 板材の抜き、曲げ加工を協動して行うパ
ンチとダイと、前記パンチの側面に該パンチの軸方向に
移動可能に設けられた板押えと、前記ダイの穴の中に嵌
入され該穴の軸方向に摺動可能に設けられた板押えとを
備えた抜き曲げ同時プレス型において、前記パンチは、
該パンチの軸に対してほぼ直角な先端面と、該先端面か
ら後退して傾斜する平斜面と、前記先端面および前記平
斜面により形成される外郭縁に形成された切刃とを有
し、一方、前記ダイは、軸方向から見た前記パンチの外
郭に対応する形状をもつダイ穴と、該穴の開口縁に形成
された切刃とを有することを特徴とする抜き曲げ同時プ
レス型。 - 【請求項2】 板材の抜き、曲げ加工を協動して行うパ
ンチとダイと、前記パンチの側面に該パンチの軸方向に
移動可能に設けられた板押えと、前記ダイの穴の中に嵌
入され該穴の軸方向に摺動可能に設けられた板押えとを
備えた抜き曲げ同時プレス型において、前記パンチは、
該パンチの軸に対してほぼ直角な先端面と、該先端面か
ら段をつけて形成された段差面と、前記先端面および前
記段差面それぞれと前記パンチ側面との交線に形成され
た切刃とを有し、一方、前記ダイは、軸方向から見た前
記パンチの外郭に対応する形状をもつダイ穴と、該穴の
開口縁に形成された切刃とを有することを特徴とする抜
き曲げ同時プレス型。 - 【請求項3】 板材の抜き、曲げ加工を協動して行うパ
ンチとダイと、前記パンチの側面に該パンチの軸方向に
移動可能に設けられた板押えと、前記ダイの穴の中に嵌
入され該穴の軸方向に摺動可能に設けられた板押えとを
備えた抜き曲げ同時プレス型において、前記パンチは、
該パンチの軸に対してほぼ直角な面でかつ外郭に直線状
の辺を含む先端面と、該直線状の辺の一部を該辺に沿っ
て切り欠いて形成された平斜面と、前記の先端面と前記
側面との交線に形成された切刃と、前記切り欠き部分と
前記側面との交線に形成された切刃と、前記切り欠き部
分と前記先端面との交線のうち前記辺に対して直角な交
線に形成された刃先とを有し、前記ダイは軸方向からみ
た前記パンチの外郭形状の対応する形状を有する穴と、
該穴の開口縁に形成された切刃とを有し、前記ダイの穴
に嵌入された板押えは、前記パンチの平斜面に対向する
位置に前記ダイの穴の軸方向に形成した溝を有し、かつ
該溝に沿って摺動自在に嵌入し前記パンチの平斜面に対
応する斜面と該斜面の斜辺に形成した切刃を有する可動
ダイを設け、さらに前記可動ダイを前記パンチ方向に押
圧するための押圧手段を設けたことを特徴とする抜き曲
げ同時プレス型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4190749A JP2668182B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 抜き曲げ同時プレス型及び加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4190749A JP2668182B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 抜き曲げ同時プレス型及び加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631354A true JPH0631354A (ja) | 1994-02-08 |
JP2668182B2 JP2668182B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=16263108
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4190749A Expired - Fee Related JP2668182B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 抜き曲げ同時プレス型及び加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2668182B2 (ja) |
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Publication number | Publication date |
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JP2668182B2 (ja) | 1997-10-27 |
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