JPH05220282A - ミシン装置 - Google Patents
ミシン装置Info
- Publication number
- JPH05220282A JPH05220282A JP2658292A JP2658292A JPH05220282A JP H05220282 A JPH05220282 A JP H05220282A JP 2658292 A JP2658292 A JP 2658292A JP 2658292 A JP2658292 A JP 2658292A JP H05220282 A JPH05220282 A JP H05220282A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped
- timing belt
- casing
- axis
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 Ｘ方向については縫製に必要最小限の部分を
動かし、Ｙ方向については布押えで押えた布を動かす分
離移動方式のミシン装置を提供する。 【構成】 コ字状をなすケーシングの上方枠状ケーシン
グ部１ｂと下方枠状ケーシング部１ｃに夫々ソーイング
・ヘッド６とカマ装着部材８を長手方向に移動自在に設
け、両者をコ字状連結板１８で連結し、これを上方枠状
ケーシング部１ｂの背面に装着したＸ軸ステップモータ
４で駆動されるＸ軸タイミングベルト５に結合する。上
軸７と下軸９に回転力を与える回転伝達部材１２，１６
には夫々ボールスプラインが装着される。
動かし、Ｙ方向については布押えで押えた布を動かす分
離移動方式のミシン装置を提供する。 【構成】 コ字状をなすケーシングの上方枠状ケーシン
グ部１ｂと下方枠状ケーシング部１ｃに夫々ソーイング
・ヘッド６とカマ装着部材８を長手方向に移動自在に設
け、両者をコ字状連結板１８で連結し、これを上方枠状
ケーシング部１ｂの背面に装着したＸ軸ステップモータ
４で駆動されるＸ軸タイミングベルト５に結合する。上
軸７と下軸９に回転力を与える回転伝達部材１２，１６
には夫々ボールスプラインが装着される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、工業用ミシンに関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】大きな布地でも縫製可能とするには、ミ
シンのアーム箇所を長くして懐を深くする必要がある。
ところが、一般にミシンのアームは鋳物で作られるた
め、アームを長くすると重量増が大きい。この懐箇所
に、ＰＲＯＭ等の記憶素子により布押えをＸ，Ｙ方向に
移動させるようにした自動送り装置用ＸＹテーブル（実
開平２−１１４４３９号公報参照）を組み込んだもの
は、テーブル重量が更に加算されるために全体の重量は
一層重くなるし、大きさも大きいものとなって、装置の
搬入等にあたっては一苦労していた。
シンのアーム箇所を長くして懐を深くする必要がある。
ところが、一般にミシンのアームは鋳物で作られるた
め、アームを長くすると重量増が大きい。この懐箇所
に、ＰＲＯＭ等の記憶素子により布押えをＸ，Ｙ方向に
移動させるようにした自動送り装置用ＸＹテーブル（実
開平２−１１４４３９号公報参照）を組み込んだもの
は、テーブル重量が更に加算されるために全体の重量は
一層重くなるし、大きさも大きいものとなって、装置の
搬入等にあたっては一苦労していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記の如
く固定したミシン本体に対して、布押えを動かすことで
押えた布をＸ，Ｙ方向に移動させる方式の欠点に鑑み、
Ｘ方向については縫製に必要最小限の部分を動かし、Ｙ
方向については布押えで押えた布を動かすという分離移
動方式について研究を重ねてきた。その結果、遂に本発
明を完成させるに至ったものである。
く固定したミシン本体に対して、布押えを動かすことで
押えた布をＸ，Ｙ方向に移動させる方式の欠点に鑑み、
Ｘ方向については縫製に必要最小限の部分を動かし、Ｙ
方向については布押えで押えた布を動かすという分離移
動方式について研究を重ねてきた。その結果、遂に本発
明を完成させるに至ったものである。
【０００４】従って本発明の目的は、縫製に必要最小限
のミシン部分をＸ方向に動かすのに好適な装置を提供す
ること、また、上記Ｘ方向に動かす装置に組み込まれ
て、布をＹ方向に動かすのに好適な装置を提供すること
にある。
のミシン部分をＸ方向に動かすのに好適な装置を提供す
ること、また、上記Ｘ方向に動かす装置に組み込まれ
て、布をＹ方向に動かすのに好適な装置を提供すること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、懐の
深いコ字状をなすケーシングの上方枠状ケーシング部と
下方枠状ケーシング部に夫々ソーイング・ヘッドとカマ
装着部材を長手方向に移動自在に設け、そのソーイング
・ヘッドとカマ装着部材を上方枠状ケーシング部の背面
に装着したＸ軸ステップモータで駆動されるＸ軸タイミ
ングベルトに結合したコ字状連結板で連結し、針棒クラ
ンクを駆動する上軸と、カマを回転させる下軸は、上記
ケーシングのギヤボックス部内に設けた回転伝達手段を
介して所定の回転数で回転可能とするとともに、上軸と
下軸に直接回転力を与える回転伝達部材には夫々ボール
スプラインを装着したものである。
深いコ字状をなすケーシングの上方枠状ケーシング部と
下方枠状ケーシング部に夫々ソーイング・ヘッドとカマ
装着部材を長手方向に移動自在に設け、そのソーイング
・ヘッドとカマ装着部材を上方枠状ケーシング部の背面
に装着したＸ軸ステップモータで駆動されるＸ軸タイミ
ングベルトに結合したコ字状連結板で連結し、針棒クラ
ンクを駆動する上軸と、カマを回転させる下軸は、上記
ケーシングのギヤボックス部内に設けた回転伝達手段を
介して所定の回転数で回転可能とするとともに、上軸と
下軸に直接回転力を与える回転伝達部材には夫々ボール
スプラインを装着したものである。
【０００６】請求項２の発明は、上記した請求項１の発
明の構成要件に加えて、Ｙ軸ステップモータで駆動され
且つベルト面を垂直としたＹ軸タイミングベルトを上記
ギヤボックス部の前方にケーシングと直交する方向に張
設し、そのタイミングベルトに枠状をなす布押えを取り
付ける取付金具は、スライドガイドとその軌道用レール
で垂直状態に維持するようにしたものである。
明の構成要件に加えて、Ｙ軸ステップモータで駆動され
且つベルト面を垂直としたＹ軸タイミングベルトを上記
ギヤボックス部の前方にケーシングと直交する方向に張
設し、そのタイミングベルトに枠状をなす布押えを取り
付ける取付金具は、スライドガイドとその軌道用レール
で垂直状態に維持するようにしたものである。
【０００７】
【作 用】モータを駆動し、ギヤボックス部内に設けた
回転伝達手段を介して上軸と下軸を回転させると縫合作
業が開始される。そのときＸ軸ステップモータは指令信
号を受けて回転しＸ軸タイミングベルトを所定長動か
す。Ｘ軸タイミングベルトにはコ字状連結板を介してソ
ーイング・ヘッドとカマ装着部材が連結されているか
ら、ソーイング・ヘッドとカマ装着部材もＸ軸方向に所
定長動くことになる。また、Ｙ軸ステップモータにも指
令信号を受けてＹ軸タイミングベルトを所定長動かすこ
とによって、Ｙ軸タイミングベルトに連結した枠状をな
す布押えはＹ軸方向に所定長動き、その際布をＹ軸方向
に所定長動かす。こうして自動送りが行われつつ縫合作
業が進むのである。
回転伝達手段を介して上軸と下軸を回転させると縫合作
業が開始される。そのときＸ軸ステップモータは指令信
号を受けて回転しＸ軸タイミングベルトを所定長動か
す。Ｘ軸タイミングベルトにはコ字状連結板を介してソ
ーイング・ヘッドとカマ装着部材が連結されているか
ら、ソーイング・ヘッドとカマ装着部材もＸ軸方向に所
定長動くことになる。また、Ｙ軸ステップモータにも指
令信号を受けてＹ軸タイミングベルトを所定長動かすこ
とによって、Ｙ軸タイミングベルトに連結した枠状をな
す布押えはＹ軸方向に所定長動き、その際布をＹ軸方向
に所定長動かす。こうして自動送りが行われつつ縫合作
業が進むのである。
【０００８】
【実施例】図１において、１は、ギヤボックス部１ａの
上下に上方枠状ケーシング部１ｂと下方枠状ケーシング
部１ｃを片持梁状に張り出して構成された懐の深いコ字
状をなすケーシングである。両枠状ケーシング部１ｂ，
１ｃには、その長手方向に沿い互いに平行な案内棒２，
２、３，３が夫々配設されている。上方枠状ケーシング
部１ｂの背面には、図２に示したように、Ｘ軸ステップ
モータ４によって回転するＸ軸タイミングベルト５が長
手方向に沿って張設されている。
上下に上方枠状ケーシング部１ｂと下方枠状ケーシング
部１ｃを片持梁状に張り出して構成された懐の深いコ字
状をなすケーシングである。両枠状ケーシング部１ｂ，
１ｃには、その長手方向に沿い互いに平行な案内棒２，
２、３，３が夫々配設されている。上方枠状ケーシング
部１ｂの背面には、図２に示したように、Ｘ軸ステップ
モータ４によって回転するＸ軸タイミングベルト５が長
手方向に沿って張設されている。
【０００９】図１と図２から明らかなように、通常のミ
シンのアームと比べると、アームの中間部分をなくして
ソーイング・ヘッド６だけとされ、そのソーイング・ヘ
ッド６は上方枠状ケーシング部分１ｂの案内棒２，２に
摺動自在に嵌まって支えられている。ソーイング・ヘッ
ド６には針棒クランク、針棒、天びん機構等が取り付く
ことについては従来と変りない。
シンのアームと比べると、アームの中間部分をなくして
ソーイング・ヘッド６だけとされ、そのソーイング・ヘ
ッド６は上方枠状ケーシング部分１ｂの案内棒２，２に
摺動自在に嵌まって支えられている。ソーイング・ヘッ
ド６には針棒クランク、針棒、天びん機構等が取り付く
ことについては従来と変りない。
【００１０】ベッドについても、上記したアームと同
様、殆どの中間部分をなくしてカマ装着部材８だけにさ
れ、そのカマ装着部材８は下方枠状ケーシング部分１ｃ
の案内棒３，３に摺動自在に嵌まることで支えられてい
る。カマ装着部材８に取付くカマは従来と同様、外ガマ
と内ガマとから成る。
様、殆どの中間部分をなくしてカマ装着部材８だけにさ
れ、そのカマ装着部材８は下方枠状ケーシング部分１ｃ
の案内棒３，３に摺動自在に嵌まることで支えられてい
る。カマ装着部材８に取付くカマは従来と同様、外ガマ
と内ガマとから成る。
【００１１】上記したソーイング・ヘッド６とカマ装着
部材８はケーシング１の背面側でコ字状連結板１８（図
２参照）によって連結され、そのコ字状連結板１８に取
り付けたＬ形取付具１９および押え片２０とによって上
記したタイミングベルト５を挟みつけることで一体的結
合がなされる。
部材８はケーシング１の背面側でコ字状連結板１８（図
２参照）によって連結され、そのコ字状連結板１８に取
り付けたＬ形取付具１９および押え片２０とによって上
記したタイミングベルト５を挟みつけることで一体的結
合がなされる。
【００１２】針棒クランクを駆動する上軸７と、カマを
回転させる下軸９は、共にギヤボックス部１ａ内まで伸
ばし、モータ（図示せず）が駆動されると、ギヤボック
ス部１ａ内の回転伝達手段を介して所定の回転数で回転
するようになっている。一般に工業用ミシンでは全回転
カマが採用されるから、下軸９は上軸７の２倍の速度と
する必要がある。このため、図示の回転伝達手段では、
ギヤボックス部１ａに回転自在に設けたハズミ車１０の
軸端に取り付けたタイミングベルトプーリ１１、これと
対をなす上軸駆動用タイミングベルトプーリ１２との直
径比は１：２とされ、これに対してハズミ車１０の軸に
取付けた歯車１３と同形で且つ該歯車１３と噛み合う歯
車１４の軸端に取り付けたタイミングベルトプーリ１
５、これと対をなす下軸駆動用タイミングベルトプーリ
１６との直径比は１：１とされている。上軸７と下軸９
に直接回転力を与える回転伝達部材、上記の例では上軸
駆動用タイミングベルトプーリ１２と下軸駆動用タイミ
ングベルトプーリ１６には夫々公知のボールスプライン
１７を装着し（図３参照）、上軸７と下軸９には例えば
４条のボール転走溝を穿設して、上記ボールスプライン
１７のボールと係合させ、上軸７と下軸９の直線運動並
びに確実なトルク伝達を可能としている。図示するを省
略したが、要すればギヤボックス部１ａには上軸７と下
軸９が外方に突出できる孔を穿設する。
回転させる下軸９は、共にギヤボックス部１ａ内まで伸
ばし、モータ（図示せず）が駆動されると、ギヤボック
ス部１ａ内の回転伝達手段を介して所定の回転数で回転
するようになっている。一般に工業用ミシンでは全回転
カマが採用されるから、下軸９は上軸７の２倍の速度と
する必要がある。このため、図示の回転伝達手段では、
ギヤボックス部１ａに回転自在に設けたハズミ車１０の
軸端に取り付けたタイミングベルトプーリ１１、これと
対をなす上軸駆動用タイミングベルトプーリ１２との直
径比は１：２とされ、これに対してハズミ車１０の軸に
取付けた歯車１３と同形で且つ該歯車１３と噛み合う歯
車１４の軸端に取り付けたタイミングベルトプーリ１
５、これと対をなす下軸駆動用タイミングベルトプーリ
１６との直径比は１：１とされている。上軸７と下軸９
に直接回転力を与える回転伝達部材、上記の例では上軸
駆動用タイミングベルトプーリ１２と下軸駆動用タイミ
ングベルトプーリ１６には夫々公知のボールスプライン
１７を装着し（図３参照）、上軸７と下軸９には例えば
４条のボール転走溝を穿設して、上記ボールスプライン
１７のボールと係合させ、上軸７と下軸９の直線運動並
びに確実なトルク伝達を可能としている。図示するを省
略したが、要すればギヤボックス部１ａには上軸７と下
軸９が外方に突出できる孔を穿設する。
【００１３】つぎに図４から図６において、懐の深いコ
字状をなすケーシング１のギヤボックス部１ａの前方に
はケーシング１と直交するＹ軸方向に細長い枠体２２が
配設され、その細長い枠体２２には、Ｙ軸ステップモー
タ２１によって回転され、ベルト面を垂直としたＹ軸タ
イミングベルト２３が張設されている。２４は布押え装
置を取付ける取付金具であるが、取付金具２４の背面に
は多数の内臓ボールを環状に転走可能とした公知のスラ
イドガイド２５，２５が固定され、そのスライドガイド
２５，２５のボールと係合する案内レール２６，２６が
上記した細長い枠体２２の前面に上下に取り付いてい
る。上記したＹ軸タイミングベルト２３は取付金具２４
と押え金具２７とで挟み付けられて一体的に結合されて
いる（図６参照）。取付金具２４の前面には枠状をなす
布押え２８を上げたり下げたりするシリンダ２９と、枠
状をなす布押え２８を保持するアーム３０が夫々回動自
在に枢着されている。
字状をなすケーシング１のギヤボックス部１ａの前方に
はケーシング１と直交するＹ軸方向に細長い枠体２２が
配設され、その細長い枠体２２には、Ｙ軸ステップモー
タ２１によって回転され、ベルト面を垂直としたＹ軸タ
イミングベルト２３が張設されている。２４は布押え装
置を取付ける取付金具であるが、取付金具２４の背面に
は多数の内臓ボールを環状に転走可能とした公知のスラ
イドガイド２５，２５が固定され、そのスライドガイド
２５，２５のボールと係合する案内レール２６，２６が
上記した細長い枠体２２の前面に上下に取り付いてい
る。上記したＹ軸タイミングベルト２３は取付金具２４
と押え金具２７とで挟み付けられて一体的に結合されて
いる（図６参照）。取付金具２４の前面には枠状をなす
布押え２８を上げたり下げたりするシリンダ２９と、枠
状をなす布押え２８を保持するアーム３０が夫々回動自
在に枢着されている。
【００１４】いま、モータを駆動してハズミ車１０を回
転させ、上軸７の回転による上糸のついた針の上下運動
並びに下軸９の回転によるカマの働きで下糸と上糸とを
絡み合わせて布地の縫合が行われるが、そのときＰＲＯ
Ｍ等の記憶素子により指令信号をＸ軸ステップモータ４
に与えてタイミングベルト５を動かすと、コ字状連結板
１０を介しソーイング・ヘッド６とカマ装着部材８が一
緒に動いて針とカマに所望する変位を与える。その際、
ボールスプライン１７により上軸７と下軸９の直線運動
並びに確実なトルク伝達が支障なく達成される。また、
Ｙ軸ステップモータ２１にも指令信号を与えてＹ軸タイ
ミングベルト２３を動かすと、布押え２８がＹ軸方向に
動き、布をＹ方向に所望長さだけ変位させることにな
る。
転させ、上軸７の回転による上糸のついた針の上下運動
並びに下軸９の回転によるカマの働きで下糸と上糸とを
絡み合わせて布地の縫合が行われるが、そのときＰＲＯ
Ｍ等の記憶素子により指令信号をＸ軸ステップモータ４
に与えてタイミングベルト５を動かすと、コ字状連結板
１０を介しソーイング・ヘッド６とカマ装着部材８が一
緒に動いて針とカマに所望する変位を与える。その際、
ボールスプライン１７により上軸７と下軸９の直線運動
並びに確実なトルク伝達が支障なく達成される。また、
Ｙ軸ステップモータ２１にも指令信号を与えてＹ軸タイ
ミングベルト２３を動かすと、布押え２８がＹ軸方向に
動き、布をＹ方向に所望長さだけ変位させることにな
る。
【００１５】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、懐
の深いミシン構造とするには、上方枠状ケーシング部と
下方枠状ケーシング部、案内棒、上軸と下軸が長くなる
だけで全体の重量は差して重くならず、重量増加を可及
的少なくすることができる。また、こうしても可動物体
の重量も差して変わりがないため、Ｘ軸ステップモータ
の駆動力で動かすのに何の支障もない。上軸と下軸に直
接回転力を与える回転伝達部材には夫々ボールスプライ
ンを装着したから、上軸と下軸の直線運動並びに回転伝
達部材から上軸、下軸への確実なトルク伝達が支障なく
達成される。
の深いミシン構造とするには、上方枠状ケーシング部と
下方枠状ケーシング部、案内棒、上軸と下軸が長くなる
だけで全体の重量は差して重くならず、重量増加を可及
的少なくすることができる。また、こうしても可動物体
の重量も差して変わりがないため、Ｘ軸ステップモータ
の駆動力で動かすのに何の支障もない。上軸と下軸に直
接回転力を与える回転伝達部材には夫々ボールスプライ
ンを装着したから、上軸と下軸の直線運動並びに回転伝
達部材から上軸、下軸への確実なトルク伝達が支障なく
達成される。
【００１６】上記ケーシングのギヤボックス部の前方に
ケーシングと直交する方向に張設されるＹ軸タイミング
ベルトは、そのベルト面を垂直としたことで、ケーシン
グのギヤボックス部の前方に装着してもミシンの有効懐
深さを削減する度合いを少なくできるので、Ｙ軸方向に
布押えを移動する装置として好適である。また、スライ
ドガイドとその軌道用レールの働きで取付金具従ってＹ
軸タイミングベルトのベルト面を常に垂直状態に維持す
るから、ミシンの懐が深くなりアームが長くなっても布
押え装置のＹ方向の移動を円滑に達成できる。
ケーシングと直交する方向に張設されるＹ軸タイミング
ベルトは、そのベルト面を垂直としたことで、ケーシン
グのギヤボックス部の前方に装着してもミシンの有効懐
深さを削減する度合いを少なくできるので、Ｙ軸方向に
布押えを移動する装置として好適である。また、スライ
ドガイドとその軌道用レールの働きで取付金具従ってＹ
軸タイミングベルトのベルト面を常に垂直状態に維持す
るから、ミシンの懐が深くなりアームが長くなっても布
押え装置のＹ方向の移動を円滑に達成できる。
【図１】本発明になるミシン装置の斜視図である。
【図２】図１のミシン装置を背面から見た斜視図であ
る。
る。
【図３】ボールスプライン装着状況を示す断面図であ
る。
る。
【図４】懐の深いミシン装置にＹ軸方向に動く布押え装
置を装着したときの側面図である。
置を装着したときの側面図である。
【図５】図４の布押え装置の平面図である。
【図６】図５の布押え装置の断面図である。
１は懐の深いコ字状をなすケーシング １ａはギヤボックス部 １ｂは上方枠状ケーシング部 １ｃは下方枠状ケーシング部 ４はＸ軸ステップモータ ５はＸ軸タイミングベルト ６はソーイング・ヘッド ７は上軸 ８はカマ装着部材 ９は下軸 １２は上軸駆動用タイミングベルトプーリ（回転伝達部
材） １６は下軸駆動用タイミングベルトプーリ（回転伝達部
材） １７はボールスプライン １８はコ字状連結板 ２１はＹ軸ステップモータ ２３はＹ軸タイミングベルト ２５はスライドガイド ２６は案内レール ２８は枠状をなす布押え
材） １６は下軸駆動用タイミングベルトプーリ（回転伝達部
材） １７はボールスプライン １８はコ字状連結板 ２１はＹ軸ステップモータ ２３はＹ軸タイミングベルト ２５はスライドガイド ２６は案内レール ２８は枠状をなす布押え
Claims (2)
- 【請求項１】 懐の深いコ字状をなすケーシングの上方
枠状ケーシング部と下方枠状ケーシング部に夫々ソーイ
ング・ヘッドとカマ装着部材を長手方向に移動自在に設
け、そのソーイング・ヘッドとカマ装着部材を上方枠状
ケーシング部の背面に装着したＸ軸ステップモータで駆
動されるＸ軸タイミングベルトに結合したコ字状連結板
で連結し、針棒クランクを駆動する上軸と、カマを回転
させる下軸は、上記ケーシングのギヤボックス部内に設
けた回転伝達手段を介して所定の回転数で回転可能とす
るとともに、上軸と下軸に直接回転力を与える回転伝達
部材には夫々ボールスプラインを装着したことを特徴と
するミシン装置。 - 【請求項２】 懐の深いコ字状をなすケーシングの上方
枠状ケーシング部と下方枠状ケーシング部に夫々ソーイ
ング・ヘッドとカマ装着部材を長手方向に移動自在に設
け、そのソーイング・ヘッドとカマ装着部材を上方枠状
ケーシング部の背面に装着したＸ軸ステップモータで駆
動されるＸ軸タイミングベルトに結合したコ字状連結板
で連結し、針棒クランクを駆動する上軸と、カマを回転
させる下軸は、上記ケーシングのギヤボックス部内に設
けた回転伝達手段を介して所定の回転数で回転可能とす
るとともに、上軸と下軸に直接回転力を与える回転伝達
部材には夫々ボールスプラインを装着し、また、Ｙ軸ス
テップモータで駆動され且つベルト面を垂直としたＹ軸
タイミングベルトを上記ギヤボックス部の前方にケーシ
ングと直交する方向に張設し、そのタイミングベルトに
枠状をなす布押えを取り付ける取付金具は、スライドガ
イドとその軌道用レールで垂直状態に維持することを特
徴とするミシン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2658292A JPH05220282A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ミシン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2658292A JPH05220282A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ミシン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05220282A true JPH05220282A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12197544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2658292A Pending JPH05220282A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ミシン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05220282A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021520932A (ja) * | 2018-04-17 | 2021-08-26 | パフ インドゥストリージステーメ ウント マシーネン ゲーエムベーハー | ミシン |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP2658292A patent/JPH05220282A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021520932A (ja) * | 2018-04-17 | 2021-08-26 | パフ インドゥストリージステーメ ウント マシーネン ゲーエムベーハー | ミシン |
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