JPH0521909Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0521909Y2 JPH0521909Y2 JP1987133031U JP13303187U JPH0521909Y2 JP H0521909 Y2 JPH0521909 Y2 JP H0521909Y2 JP 1987133031 U JP1987133031 U JP 1987133031U JP 13303187 U JP13303187 U JP 13303187U JP H0521909 Y2 JPH0521909 Y2 JP H0521909Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- caster
- screwing
- adjuster
- screw tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000010953 base metal Substances 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
…産業上の利用分野
本考案は、各種電気機器を収納した筐体等の底
面に固着して用いるベース金具に係り、該ベース
金具に備えた螺筒に市販のアジヤスターフツトを
螺合設置すると共に、該ベース金具のアジヤスタ
ーフツトに近接した設置位置に市販のキヤスター
を固着するようにしたことを特徴とする、アジヤ
スターフツト、キヤスター取付用ベース金具に係
るものである。
面に固着して用いるベース金具に係り、該ベース
金具に備えた螺筒に市販のアジヤスターフツトを
螺合設置すると共に、該ベース金具のアジヤスタ
ーフツトに近接した設置位置に市販のキヤスター
を固着するようにしたことを特徴とする、アジヤ
スターフツト、キヤスター取付用ベース金具に係
るものである。
◎アジヤスターフツト…ボルト軸7の頭部に、円
板状等のフツト(脚)6を遊転自在に備えた
ものであり、各種のボルト軸径、長さのも
の、及び、各種のフツト(プラスチツク、金
属製等)のものが市販されており、従来は筐
体等の底面に溶接した螺筒、ナツト等にボル
ト軸を螺合し、該軸の螺進退によつて、筐体
等の高さ及びレベル(水平)調整を行うもの
である。(第2図参照) ◎キヤスター…筐体等の底面にその取付板をねじ
止めして取付け、筐体等を移動するに用い
る、市販の各種キヤスターである。
板状等のフツト(脚)6を遊転自在に備えた
ものであり、各種のボルト軸径、長さのも
の、及び、各種のフツト(プラスチツク、金
属製等)のものが市販されており、従来は筐
体等の底面に溶接した螺筒、ナツト等にボル
ト軸を螺合し、該軸の螺進退によつて、筐体
等の高さ及びレベル(水平)調整を行うもの
である。(第2図参照) ◎キヤスター…筐体等の底面にその取付板をねじ
止めして取付け、筐体等を移動するに用い
る、市販の各種キヤスターである。
…従来技術とその課題
(1)…主として重量のある各種機器の筐体等、例え
ば、配電盤その他の各種電気機器を収納した筐
体、コンピーター及びその周辺機器を収納した
筐体、各種鋼製家具、事務用機器、医療用機器
等を、屋内外の目的位置に移動設置するにつ
き、筐体等の底面にキヤスターとアジヤスター
フツトを取付け、キヤスターで移動し、アジヤ
スターフツトで筐体を支持すると共にその高さ
及び水平を調整することが行われている。
ば、配電盤その他の各種電気機器を収納した筐
体、コンピーター及びその周辺機器を収納した
筐体、各種鋼製家具、事務用機器、医療用機器
等を、屋内外の目的位置に移動設置するにつ
き、筐体等の底面にキヤスターとアジヤスター
フツトを取付け、キヤスターで移動し、アジヤ
スターフツトで筐体を支持すると共にその高さ
及び水平を調整することが行われている。
なお、通常、アジヤスターフツトを用いたと
きには、キヤスターの車輌は床から浮かす。こ
れは、該車輪は通常、ゴム、プラスチツク等製
のため、長期間荷重で変形して、筐体等の高
さ、水平が狂う恐れがあることによる。
きには、キヤスターの車輌は床から浮かす。こ
れは、該車輪は通常、ゴム、プラスチツク等製
のため、長期間荷重で変形して、筐体等の高
さ、水平が狂う恐れがあることによる。
(2)…而して、従来、キヤスターは筐体等の底面の
フレーム等にその取付板を直接ねじ止めして取
付けており、また、アジヤスターフツトは同じ
く筐体底面のフレーム等にそのボルト軸螺合用
の螺筒若しくはナツトを一々溶接によつて固設
し、該螺筒等にアジヤスターフツトを螺合設置
することによつており、従つて、キヤスターと
アジヤスターフツトを一々個々に位置決めして
取付けねばならず、特に、アジヤスターフツト
の場合は螺筒等の溶接が面倒(手数が掛るばか
りでなく、溶接設備を要し、現場作業に不向
き)なため、 両者の効率的な関連設置及び、溶接不用なア
ジヤスターフツトの設置を可能とすることが、
強く要望されてきたものである。
フレーム等にその取付板を直接ねじ止めして取
付けており、また、アジヤスターフツトは同じ
く筐体底面のフレーム等にそのボルト軸螺合用
の螺筒若しくはナツトを一々溶接によつて固設
し、該螺筒等にアジヤスターフツトを螺合設置
することによつており、従つて、キヤスターと
アジヤスターフツトを一々個々に位置決めして
取付けねばならず、特に、アジヤスターフツト
の場合は螺筒等の溶接が面倒(手数が掛るばか
りでなく、溶接設備を要し、現場作業に不向
き)なため、 両者の効率的な関連設置及び、溶接不用なア
ジヤスターフツトの設置を可能とすることが、
強く要望されてきたものである。
(3)…一方、キヤスターに一体的にアジヤスターフ
ツトを組込み構成した所謂キヤスターアジヤス
ターフツトが市販されているが、これは、あく
までキヤスターが主体であるため、アジヤスタ
ーフツト部分の支持強度及び精度が不足し、特
に、筐体を移動設置したときに、キヤスターの
位置が主となるためアジヤスターフツトがキヤ
スターの陰に位置することとなり、アジヤスタ
ーフツトの調整作業が出来ない場合が生じる等
の欠点があり、また構造複雑で高価なため、あ
まり用いられていないのが現状である。
ツトを組込み構成した所謂キヤスターアジヤス
ターフツトが市販されているが、これは、あく
までキヤスターが主体であるため、アジヤスタ
ーフツト部分の支持強度及び精度が不足し、特
に、筐体を移動設置したときに、キヤスターの
位置が主となるためアジヤスターフツトがキヤ
スターの陰に位置することとなり、アジヤスタ
ーフツトの調整作業が出来ない場合が生じる等
の欠点があり、また構造複雑で高価なため、あ
まり用いられていないのが現状である。
…本考案の構成
(1)…本考案は上記従来の欠点を解決すべくなされ
たものであり、 ベースに、アジヤスターフツトのボルト軸螺
合用の螺筒を適宜樹立固着すると共に、該ベー
スとキヤスターを筐体等にねじ止めするための
孔をあけて成る、アジヤスターフツト、キヤス
ター取付用ベース金具である。
たものであり、 ベースに、アジヤスターフツトのボルト軸螺
合用の螺筒を適宜樹立固着すると共に、該ベー
スとキヤスターを筐体等にねじ止めするための
孔をあけて成る、アジヤスターフツト、キヤス
ター取付用ベース金具である。
(2)…次に、本考案の実施例を図面につき説明する
と、長方形等の金属板で設けたベース1の一側
に、かしめ付け等によつて螺筒2を樹立固着
し、ベース1の螺筒2の周囲にベース1をねじ
止めするための孔3aをあけると共に、ベース
1の他側にキヤスターCをねじ止めするための
孔3bをあけて成り、 筐体等Bの底面のフレーム等に、ベース1を
螺筒2周囲の孔3aに通したねじ4aで固着す
ると共に、キヤスターCをその取付板5の孔及
びベース1の孔3bを通したねじ4bで固着
し、螺筒2にアジヤスターフツトAを螺合設置
するようにしたものである。
と、長方形等の金属板で設けたベース1の一側
に、かしめ付け等によつて螺筒2を樹立固着
し、ベース1の螺筒2の周囲にベース1をねじ
止めするための孔3aをあけると共に、ベース
1の他側にキヤスターCをねじ止めするための
孔3bをあけて成り、 筐体等Bの底面のフレーム等に、ベース1を
螺筒2周囲の孔3aに通したねじ4aで固着す
ると共に、キヤスターCをその取付板5の孔及
びベース1の孔3bを通したねじ4bで固着
し、螺筒2にアジヤスターフツトAを螺合設置
するようにしたものである。
…作用
(1)…先ず、筐体等Bの底面のコーナー部分のフレ
ーム等に、ベース1を孔3bを通したねじ4a
でねじ止め固着する。
ーム等に、ベース1を孔3bを通したねじ4a
でねじ止め固着する。
その時、例えば、第4図のイ,ロ,ハ,ニに
示す如く、アジヤスターフツトAとキヤスター
Cが、筐体等Bの移動と移動後の設置及び高
さ、水平調整作業に好都合なように、ベース1
の位置(向き)を設定して固着するようにす
る。
示す如く、アジヤスターフツトAとキヤスター
Cが、筐体等Bの移動と移動後の設置及び高
さ、水平調整作業に好都合なように、ベース1
の位置(向き)を設定して固着するようにす
る。
(2)…次に、キヤスターCをその取付板5の孔及び
ベース1の孔3bに通したねじ4bでねじ止め
固着する。
ベース1の孔3bに通したねじ4bでねじ止め
固着する。
(3)…上記ベース1及びキヤスターCの設置を終つ
たベース1の螺筒2に、アジヤスターフツトA
を螺合設置するものである。
たベース1の螺筒2に、アジヤスターフツトA
を螺合設置するものである。
…効果
(1)…本考案は上記のような構成及び作用からなる
ので、従来の如く、筐体等にアジヤスターフツ
ト螺合用の螺筒を一々溶接せねばならぬ面倒が
なく、螺筒を備えたベースを筐体等にねじ止め
するだけで足り、該螺筒にアジヤスターフツト
を螺合するだけで簡単にセツトし得る秀れた特
徴がある。
ので、従来の如く、筐体等にアジヤスターフツ
ト螺合用の螺筒を一々溶接せねばならぬ面倒が
なく、螺筒を備えたベースを筐体等にねじ止め
するだけで足り、該螺筒にアジヤスターフツト
を螺合するだけで簡単にセツトし得る秀れた特
徴がある。
(2)…また、筐体等に、固着した上記螺筒付ベース
を利用して、キヤスターを固着することができ
るので、キヤスターとアジヤスターフツトの近
接設置位置を、必然的に最良な位置関係に設定
し得る効果がある。
を利用して、キヤスターを固着することができ
るので、キヤスターとアジヤスターフツトの近
接設置位置を、必然的に最良な位置関係に設定
し得る効果がある。
(3)…更に、第4図示の如く、筐体等に対するベー
スの設置位置(向き)を調節することによつ
て、筐体等のキヤスターによる目的位置移動、
そして該位置におけるアジヤスターフツトによ
る高さ及び水平調節時に、例えば、奥の方に位
置したアジヤスターフツトの調整作業(工具に
よるボルト軸7の回転)が、キヤスターが邪魔
で出来ないような事態が起きないように、予じ
め、アジヤスターフツトとキヤスターの位置関
係を自在に調節設定し得る秀れた利点がある。
スの設置位置(向き)を調節することによつ
て、筐体等のキヤスターによる目的位置移動、
そして該位置におけるアジヤスターフツトによ
る高さ及び水平調節時に、例えば、奥の方に位
置したアジヤスターフツトの調整作業(工具に
よるボルト軸7の回転)が、キヤスターが邪魔
で出来ないような事態が起きないように、予じ
め、アジヤスターフツトとキヤスターの位置関
係を自在に調節設定し得る秀れた利点がある。
第1図は本考案アジヤスターフツト、キヤスタ
ー取付用ベース金具の正面部、平面図及びX−X
断面図、第2図はアジヤスターフツトの一例の正
面図及び平面図、第3図は筐体等に本考案ベース
金具を用いてアジヤスターフツト及びキヤスター
を設置した図、第4図は筐体等に本考案ベース金
具を目的に応じて自在にその位置(向き)を設定
し固着し得ることを示す説明図である。 付号、A……アジヤスターフツト、B……筐体
等、C……キヤスター、1……ベース、2……螺
筒、3a,3b……孔、4a,4b……ねじ、5
……取付板、6……フツト、7……ボルト軸。
ー取付用ベース金具の正面部、平面図及びX−X
断面図、第2図はアジヤスターフツトの一例の正
面図及び平面図、第3図は筐体等に本考案ベース
金具を用いてアジヤスターフツト及びキヤスター
を設置した図、第4図は筐体等に本考案ベース金
具を目的に応じて自在にその位置(向き)を設定
し固着し得ることを示す説明図である。 付号、A……アジヤスターフツト、B……筐体
等、C……キヤスター、1……ベース、2……螺
筒、3a,3b……孔、4a,4b……ねじ、5
……取付板、6……フツト、7……ボルト軸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベースに、アジヤスターフツトのボルト軸螺
合用の螺筒を適宜樹立固着すると共に、該ベー
スとキヤスターを筐体等にねじ止めするための
孔をあけて成る、 アジヤスターフツト、キヤスター取付用ベー
ス金具。 (2) 長方形等の金属板で設けたベースの一側に、
かしめ付け等によつて螺筒を樹立固着し、ベー
スの螺筒の周囲にベースをねじ止めするための
孔をあけると共に、ベースの他側にキヤスター
をねじ止めするための孔をあけて成り、 筐体等の底面のフレーム等に、ベースを螺筒
周囲の孔に通したねじで固着すると共に、キヤ
スターをその取付板の孔及びベースの孔を通し
たねじで固着し、螺筒にアジヤスターフツトを
螺合設置するようにした、実用新案登録請求の
範囲第1項記載のアジヤスターフツト、キヤス
ター取付用ベース金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987133031U JPH0521909Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987133031U JPH0521909Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6437085U JPS6437085U (ja) | 1989-03-06 |
JPH0521909Y2 true JPH0521909Y2 (ja) | 1993-06-04 |
Family
ID=31390535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987133031U Expired - Lifetime JPH0521909Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521909Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0479297A (ja) * | 1990-07-20 | 1992-03-12 | Nec Corp | 機器ユニットの台車及び筐体構造 |
JP3348046B2 (ja) * | 1999-08-11 | 2002-11-20 | タキゲン製造株式会社 | キャスタと高さ調節脚の組合せ取付装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6328507B2 (ja) * | 1981-10-14 | 1988-06-08 | Gen Electric |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6328507U (ja) * | 1986-08-11 | 1988-02-25 |
-
1987
- 1987-08-31 JP JP1987133031U patent/JPH0521909Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6328507B2 (ja) * | 1981-10-14 | 1988-06-08 | Gen Electric |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6437085U (ja) | 1989-03-06 |
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