JPH0414661Y2 - - Google Patents

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JPH0414661Y2
JPH0414661Y2 JP1987105281U JP10528187U JPH0414661Y2 JP H0414661 Y2 JPH0414661 Y2 JP H0414661Y2 JP 1987105281 U JP1987105281 U JP 1987105281U JP 10528187 U JP10528187 U JP 10528187U JP H0414661 Y2 JPH0414661 Y2 JP H0414661Y2
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はユニバーサル型物品固定具に関し、特
に設置場所に対して設置する物の方向性が重視さ
れる場合などに利用されるユニバーサル型物品固
定具に関する。
〔従来の技術〕
従来、スピーカ等を設置する場合、壁、床等に
固定的に取り付けられるから、スピーカ等の方向
を変えようとする時、スピーカ等を壁、床等から
一端取り外しスピーカ等と、床等との間にスペー
サ等を入れて、スピーカ等を希望する位置決め
し、しかる後、壁、床等にスピーカ等を固定的に
取り付けていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このため、スピーカ等の音響効果を上げようと
してスピーカ等の方向を変えようとする場合、上
述のようにスピーカ等を取り付けている壁、床等
からスピーカ等を一旦取り外し、スピーカ等の方
向を変えて、そのあとスピーカ等を固定的に取り
付ける必要がある。このため、これらの作業が必
要となり、時間も多くかかり、又、その方向を変
えてもスピーカ等の音響効果が上がらない場合も
あり、すぐにスピーカ等の方向を変える必要性が
生じ、従つて、これらの作業は非常にわずらわし
いものであつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、設
置する物を取り付けた後も、簡単な作業により、
設置する物の方向性を自由に変えることの出来る
ユニバーサル型物品固定具を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本考案のユニバーサ
ル型物品固定具は、設置場所に取り付けるベース
と、必要時該ベースの設置面に対して水平方向に
該ベースに回動自在となるように連結すると共に
歯を設けた固定板と、該固定板の歯に前記ベース
の設置面に対して垂直方向に回動自在にかみ合う
歯を有し、必要時相互に歯のかみ合せを変えて固
定することにより所定角度回動自在に連結する回
転板と、必要時前記ベースの設置面に対して水平
方向に回転板を回動自在となるように連結すると
共に設置する物を取り付ける設置台とから成り、
前記設置場所に取り付けたベースの設置面に対し
て、設置する物の方向を自在に変えることが出来
るものである。
〔作用〕
上記構成にれば、設置場所に取り付けたベース
の設置面に対して垂直方向には固定板と回転板と
のそれぞれの歯のかみ合せを変えて固定すること
により連結角度を変え、水平方向にはベースと固
定板若しくは回転板と設置台との連結角度を変
え、設置台に設置された物の方向を自在に変える
ことが出来る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
第1図は本考案のユニバーサル型物品固定具の
斜視図、第2図はユニバーサル型物品固定具の分
解した状態の斜視図、第3図はユニバーサル型物
品固定具の一部を断面した側面図である。
図面において、1はユニバーサル型物品固定具
(以下単に物品固定具という)で、該物品固定具
1は、壁等の取付部(設置場所)2に取り付ける
ベース3と、該ベース3にナツト4にて該ベース
3を取り付ける取付部2の設置面2aに対して垂
直方向に、すなわち、ベース3の設置面に対して
垂直方向に取り付けられたベースネジ5と、該ベ
ースネジ5を締め付けネジ6によつて該ベースネ
ジ5を前記ベース3の設置面に対して水平方向に
360度回動自在に連結すると共に鋸切状の歯7a
を有している固定板7と、鋸切状の歯8aを該固
定板7の歯7aに歯合させて、角根ボルト9及び
蝶ナツト10により前記ベース3の設置面に対し
て垂直方向に所定角度回動自在に連結する回転板
8と、該回転板8を締め付けネジ11によつて該
回転板8を前記ベース3の設置面に対して水平方
向に360度回動自在に連結する取付金具12と、
該取付金具12をナツト13により取り付けられ
ているスピーカ取付板(設置台)14とによつて
構成されている。
前記ベース3は長方形の鋼板などで断面が〓状に
なるようにプレス成形されることにより作られ、
このベース3の4隅にはボルト孔3aが4ケ所穿
設され、このボルト孔3aにボルト15を通し、
壁等の取付部2にベース3が取り付けられる。こ
のベース3の略中央の凹部3bには、前記ベース
ネジ5が通る孔(図示せず)、ゴムブツシユ16
が嵌合される孔3cと、クサリ17が取り付けら
れる孔3dとが夫々穿設されている。
前記ベースネジ5は円柱状をなし、一端が前記
ナツト4に螺着されているネジ部5aを有し、他
端が前記締め付けネジ6により締め付けられる環
状溝5bを有している。そして、前記ベース3の
ベースネジ5が通る孔に該ベースネジ5のネジ部
5aを通し、バネ座金18を介してナツト4によ
り、ベース4とベースネジ5とは強固に螺着され
る。
前記固定板7は、ベースネジ5の環状溝5bが
差し込まれる円筒部19と、鋸切状の前記歯7a
を有すると共に前記角根ボルト9を通する孔7b
を有する歯合部20とから成る。固定板7の円筒
部19には締め付けネジ6を通すネジ孔19aが
穿設され、該円筒部19にベースネジ5を差し込
み、円筒部19のネジ孔19aに2本の締め付け
ネジ6を通してベースネジ5の環状溝5bをこの
2本の締め付けネジ6により締め付け、固定板7
にベースネジ5を強固に固定する。尚、ベースネ
ジ5と固定板7とはベースネジ5の環状溝5bの
全周面にわたり締め付けネジ6で締めつけること
が出来るから、ベースネジ5と固定板7とは360
度回動自在に連結することが出来る。
前記回転板8は、前記固定板7の歯7aと歯合
する歯8aと、前記角根ボルト9を通す孔8bと
から成る歯合部21と、環状溝22aを有する円
柱部22とで構成されている。そして、固定板7
と回転板8とが所定の角度を取るように固定板7
の歯7aと回転板8の歯8aとを所定位置にて歯
合させ、角根ボルト9を固定板8の孔7b及び回
転板の孔8bに通し、平座金23を介して蝶ナツ
ト10で締め付けることにより、固定板7と回転
板8とは所定角度を存して固定される。
前記取付金具12は、一端が回転板8の円柱部
22が差し込まれると共に締め付けネジ11を通
すネジ孔24aを穿設されている円筒部24とな
り、他端が前記ナツト13を取り付けられるよう
にネジ部25となつている。この円筒部24に回
転板8の円柱部22を差し込み、円筒部24のネ
ジ孔24aに2本の締め付けネジ11を通して、
円柱部22の環状溝22aをこの2本の締め付け
ネジ11により締め付け、取付金具12に回転板
8を強固に固定する。尚、回転板8の円柱部22
と取付金具12とは、円柱部22の環状溝22a
の全周面にわたり締め付けネジ11で締め付ける
ことが出来るから、回転板8と取付金具12とは
360度回転自在に連結することが出来る。
前記スピーカ取付板14は長方形の鋼板等で断
面が〓状になるようにプレス成形されることによ
り作られ、このスピーカ取付板14の中央の凸部
14aには取付金具12のネジ部25が通る孔1
4bと、第4図に示すようにスピーカ(設置する
物)26を取り付ける孔14cとが穿設され、ス
ピーカ取付板14の孔14bに取付金具12のネ
ジ部25を通し、ナツト13により、取付金具1
2とスピーカ取付板14とは強固に螺着される。
更に、スピーカ取付ネジ27を平座金28、スピ
ーカ取付板14の孔14c及びナイロンワツシヤ
29に通し、スピーカ26の取り付け用ネジ孔
(図示せず)に螺着することによりスピーカ26
を強固に固定する。
次に、上記構成になる物品固定具の使用方法に
ついて述べる。
すなわち、壁などの取付部2に物品固定具1を
介してスピーカ26を取付けた後、音響効果をよ
り効果的にするため、スピーカ26の方向を変え
ようとする場合、取付部2に取り付けられたベー
ス3に対して垂直方向に方向を変えるには、まず
蝶ナツト10を緩めて、固定板7の歯7aと回転
板8の歯8aとの歯合状態を解き、所定角となる
まで回転板8を回動させ、これらの歯7a及び8
aを歯合させ、再び蝶ナツト10を強固に締め付
けることにより行なう。次に、ベース3に対して
水平方向にスピーカ26の方向を変えるには、前
記固定板7及び前記取付金具12の夫々の締め付
けネジ6及び11を緩めて、ベースネジ5と固定
板7及び回転板8と取付金具12の固定状態を解
き、スピーカ26が夫々必要角となるまで固定板
7及び取付金具12を回動させ、再び締め付けネ
ジ6及び11を締め付け、ベースネジ5と固定板
7及び回転板8と取付金具12を強固に固定する
ことにより、この作業を終了する。この場合、固
定板7のみ、取付金具12のみ、回動させても良
い。本実施例で、ベース3に対して水平方向にス
ピーカ26の方向を変えるのに2ケ所で出来るよ
うにしたのは設置条件によりいずれか一方が作業
出来ない場合にも水平方向にスピーカ26の方向
を変えることが出来るようにするためである。
なお、本実施例では取付金具12に取り付ける
物をスピーカとしたが、スピーカに限ることなく
他の物、例えば、テレビ、ライト、置物等いかな
るものでも良く、又、設置場所を壁としたが、壁
に限るものでなく床、家具など本考案のユニバー
サル型物品固定具が取り付けることが出来るもの
であれあばいかなるものでも良い。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案のユニバーサル型物
品固定具はベースと、必要時該ベースの設置面に
対して水平方向に該ベースに回動自在となるよう
に連結すると共に歯を設けた固定板と、該固定板
の歯に前記ベースの設置面に対して垂直方向に回
動自在にかみ合う歯を有し、必要時相互に歯のか
み合せを変えて固定することにより所定角度回動
自在に連結する回転板と、必要時前記ベースの設
置面に対して水平方向に回転板を回動自在となる
よう連結すると共に設置する物を取り付ける設置
台とから成り、設置場所に取り付けたベースの設
置面に対して垂直方向には固定板と回転板とのそ
れぞれの歯のかみ合せを変えることにより連結角
度を変え、水平方向にはベースと固定板若しくは
回転板と設置台との連結角度を変え、設置台に設
置された物の方向を自在に変えることが出来る。
従つて、一旦設置する物を取り付けた後であつ
ても、簡単な操作によつて、設置した物の方向を
自由に変えることが出来、その設置した物の効用
を更に高めることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案のユニバーサル型物品固定具の斜視図、
第2図はユニバーサル型物品固定具の分解した状
態の斜視図、第3図はユニバーサル型物品固定具
の一部を断面にした側面図、第4図はスピーカを
ユニバーサル型物品固定具により取り付けた側面
図である。 1……ユニバーサル型物品固定具、2……取付
部(設置場所)、3……ベース、7……固定板、
7a,8a……歯、8……回転板、14……スピ
ーカ取付板(設置台)、26……スピーカ(設置
する物)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 設置場所に取り付けるベースと、必要時該ベー
    スの設置面に対して水平方向に該ベースに回動自
    在となるように連結すると共に歯を設けた固定板
    と、該固定板の歯に前記ベースの設置面に対して
    垂直方向に回動自在にかみ合う歯を有し、必要時
    相互に歯のかみ合せを変えて固定することにより
    所定角度回動自在に連結する回転板と、必要時前
    記ベースの設置面に対して水平方向に回転板を回
    動自在となるように連結すると共に設置する物を
    取り付ける設置台とから成り、前記設置場所に取
    り付けたベースの設置面に対して、設置する物の
    方向を自在に変えることが出来ることを特徴とす
    るユニバーサル型物品固定具。
JP1987105281U 1987-07-10 1987-07-10 Expired JPH0414661Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987105281U JPH0414661Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987105281U JPH0414661Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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Publication Number Publication Date
JPS6411413U JPS6411413U (ja) 1989-01-20
JPH0414661Y2 true JPH0414661Y2 (ja) 1992-04-02

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JP1987105281U Expired JPH0414661Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4545657B2 (ja) * 2005-08-03 2010-09-15 株式会社関西クラウン工業社 取付金具用回動アタッチメント

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739478U (ja) * 1980-08-16 1982-03-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5360386U (ja) * 1976-10-25 1978-05-23

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JPS5739478U (ja) * 1980-08-16 1982-03-03

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JPS6411413U (ja) 1989-01-20

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