JPH05218809A - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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JPH05218809A
JPH05218809A JP1976992A JP1976992A JPH05218809A JP H05218809 A JPH05218809 A JP H05218809A JP 1976992 A JP1976992 A JP 1976992A JP 1976992 A JP1976992 A JP 1976992A JP H05218809 A JPH05218809 A JP H05218809A
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JP
Japan
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memory
area
frequency
sweep
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Pending
Application number
JP1976992A
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English (en)
Inventor
Osamu Inoue
修 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 未知の地域においても、その地域での放送が
容易に受信できるラジオ受信機の提供を目的とする。 【構成】 掃引周波数に対応した地域名を記憶した第2
のメモリ手段4cと、同調検出手段17aと、自動検索
開始操作手段5cと、同調検出手段17aの出力による
掃引停止ごとにその周波数に合致した第2のメモリ手段
4cの地域名を呼出しその地域ごとに1をカウントアッ
プする第3のメモリ手段4dと、掃引完了後、第3のメ
モリ手段4dから受信局の多い地域を選択し、その地域
の周波数を、複数の地域ごとにその地域の放送局の周波
数を記憶した第1のメモリ手段4aから呼出して受信す
る構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリされた放送局を
選択的に受信するPLLシンセサイザ受信機等のラジオ
受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラジオ受信機について図面を参照
しながら説明する。図5はそのブロック図、図6は第1
のメモリ手段の構成図、図7は選択操作手段の構成図、
図8は表示器の表示部を示す模式図である。
【0003】図5において、1は受信回路部、2はその
受信周波数を決定するPLL回路であり、このPLL回
路2のプログラマブル分周器の分周比が制御されること
によって受信周波数すなわち放送局が決定される。3は
PLL回路2を制御する選局制御手段、4はメモリ部、
5は受信放送局の周波数を選択する選択操作手段、6は
表示器である。選択操作手段5の操作に対応して選局制
御手段3が、PLL回路2への受信周波数の制御指令と
表示器6への所要の表示指令を出力するとともに、メモ
リ部4への書き込みまたは読み出し指令を行なう。
【0004】選局制御手段3は、CPU7と、CPU7
の指令によってPLL回路2の分周比を制御するPLL
制御手段8と、CPU7の指令によって受信周波数をメ
モリ4に書き込みまたは読み出しするメモリ入出力手段
9と、操作部5の操作に対応してCPU7にコード信号
を送り出す操作入力手段10と、CPU7の指令によっ
て表示器6の表示を制御する表示器駆動手段11とを備
えている。
【0005】メモリ部4は、複数の地域ごとに地域およ
びその地域における放送局の周波数を格納した第1のメ
モリ手段4aと、任意の放送局の周波数を書き込み、読
み出し可能な第4のメモリ手段4bを有している。そし
て、第1のメモリ手段4aは、地域メモリ群A1〜A
nと、地域メモリ群A1〜Anの各々にメモリされた地域
別放送局の周波数メモリ群a1〜anを有しており、第4
のメモリ手段4bは任意に書き込み、読み出し可能な周
波数メモリ群b1〜bnを有している。また、地域メモリ
群A1〜Anは、図6に示すように、AM帯、FM帯、T
V帯の各周波数帯において、a1〜anの周波数メモリ群
を有しており、これは各地域A1〜Anにおける放送局の
数によって適宜決定され、あらかじめメモリしておくも
のである。そのメモリは、書き替え不可能な読み出し専
用に構成してあり、各地域ごとに異なる放送局の周波数
に対して、特に受信周波数を知らない地域のメモリを誤
って書き替えてしまうということがないようにしてあ
る。
【0006】選択操作手段5は、第1のメモリ手段4a
にメモリされた地域メモリ群A1〜Anおよび自由にプリ
セット可能な第4のメモリ手段4bを選択する第1の選
択操作手段5aと、メモリされた周波数メモリ群a1
nまたはb1〜bn、すなわち必要とする放送局の周波
数を選択するための第4の選択操作手段5bを備えてい
る。ここで、第4の選択操作手段5bとしては、AM
帯、FM帯、TV帯の周波数帯を切替えるバンドスイッ
チと、各バンド帯における周波数メモリ群a1〜anおよ
びb1〜bnからメモリされた所望の周波数を選択し読み
出すメモリ選択スイッチを有しており、その読み出し用
メモリセレクトスイッチは1個のキーによるスクロール
方式や複数の特定のキーによって構成される。また、第
4のメモリ手段4bが第1の選択操作手段5aによって
選択されるとき、受信周波数を任意に選択できるアップ
・ダウンスイッチからなる選局スイッチと、第4のメモ
リ手段4bに対する任意の所望する放送局の周波数の書
き込みのための書き込み用メモリスイッチを有してい
る。さらに、電源オン・オフのためのパワースイッチや
他の必要な操作スイッチを備えている。
【0007】選択操作手段5を、マトリックスキースイ
ッチで構成した例を示したのが図7である。すなわち、
キーK1〜K9と、その押圧に対応して操作入力手段10
に信号入力を与えるための端子T1〜T7とを有し、操作
入力手段10はキーK1〜K9の押圧による各端子T1
7の短絡に対応するコード信号を発生するものであ
る。ここで、K1はパワースイッチキー、K2およびK3
はアップ・ダウンの選局スイッチキー、K4はバンドス
イッチキー、K5はメモリ選択スイッチキー、K6は地域
選択スイッチキー、K7は書き込み用メモリスイッチキ
ーである。そして、キーK6が上述の第1の選択操作手
段5aであり、第4の選択操作手段5bに相当するのが
バンドスイッチキーK4とメモリ選択スイッチキーK5
あって、キーK6で地域選択後、キーK4による所望バン
ド切替と、キーK5による所望の放送局の選択を行なう
のである。なお、キーK8とK9とK9およびK7の兼用す
る操作手段によって、選局制御手段3にある時計手段に
よる、後述するようなタイマおよびアラーム機能を有す
る。
【0008】次に、表示器6について、図8をも参照し
ながら説明する。表示器6は、受信地域を示すエリア表
示部12と、バンドおよび午前・午後表示部13と、周
波数または時刻表示部14と、メモリチャネル表示部1
5と、その他の機能表示部16を有している。エリア表
示部12の東京(TOKYO)12a、名古屋(NAG
OYA)12b、大阪(OSAKA)12c、新幹線
(JR)12dおよびフリー(F)12eの表示におい
て、東京12a〜新幹線12dが第1のメモリ手段4a
における地域メモリ群A1〜Anの表示に相当し、フリー
12eが第4のメモリ手段4bの表示に相当する。表示
部13は、受信時のバンド表示としてAM帯13a、F
M帯13b、TV帯13cの受信バンド表示部ととも
に、時計表示として午前のAM13a(受信時のAM帯
と兼用)と午後のPM13dの表示部を有している。表
示部14は、数字表示のセグメントとともに、時刻表示
時のコロン14aと周波数表示時の小数点表示のための
ドット14bを有しており、非受信時は時刻を、AMお
よびFM受信時は周波数(kHzまたはMHz)を、TV受
信時はチャネル(1〜12ch)をそれぞれ表示する。
表示部15は、各エリア表示部12a〜12dおよびフ
リー表示部12eの選択において、各々のメモリ群A1
〜Anおよび4bにメモリされた周波数のメモリチャネ
ル(a1〜anまたはb1〜bn)を表示するもので、その
メモリ受信状態を示す表示(M)15aと各メモリチャ
ネル表示部15bを有する。表示部16は、アラーム時
刻の設定を示す表示16aと、所定時間後のアラームを
示す表示16bと、減電圧すなわち電池交換の警告表示
16cを有している。
【0009】ここで、図7および図8を参照して、時計
機能との関係について説明する。パワースイッチキーK
1のオフ時には、表示部13は表示部13aと13bに
よって時刻の午前と午後を示すとともに、表示部14に
12:00〜11:59の時刻を表示している。そし
て、メモリ兼用のタイムセットキーK7を押しながらの
アップ・ダウンキーK2,K3の押圧によって現在時刻の
調整ができる。さらにアラームキーK8の押圧によって
所定時間後のアラームを設定し、かつ設定中であること
を上記表示16bの点灯によって表示するとともに、ア
ラームキーK8を押しながらのアップ・ダウンキーK2
3の押圧によって所定時間(1〜180分)を設定で
きる。また、スタンバイキーK9の押圧によって表示部
14の現在時刻をアラーム時刻に切替え、スタンバイキ
ーK9を押しながらアップ・ダウンキーK2,K3を押圧
することによってアラーム時刻を調整することができ、
スタンバイキーK9の押圧解除によって表示16aが点
灯表示されて設定中であることを示す。
【0010】次に、選局動作について、図9のフローチ
ャートに基づいて説明する。まず、ステップS1でパワ
ースイッチキーK1によるパワーがオン状態かオフ状態
かを判断し、オフであればステップS2に進んで地域選
択スイッチキーK6のオン・オフを判断して、オフであ
れば元にもどり、オンすることによって次のステップS
3に進む。このステップS3aでは、地域選択スイッチキ
ーK6がオンのとき地域メモリ群A1〜An(図8に示す
例ではn=4)のうち先に選択されているのは地域メモ
リA1であるかどうかを判断し、A1であればステップS
4aで次の地域メモリA2を選択するとともに、ステップ
5aでエリア表示部12bを点灯表示する。一方、この
ステップS3aで地域メモリA1でなければ次のステップ
3b(図示せず)に進み、順次同様な判断でステップS
3nまで進み、上記と同様にステップS 3b〜S3nでYES
と判断した場合には、各ステップS4b〜S4nでメモリ群
3〜An,4bを選択するとともに、ステップS5b〜S
5nでエリア表示部12c〜12eを点灯表示する。そし
て、ステップS3nでNOと判断された場合には、ステッ
プS6で地域メモリA1を選択するとともに、ステップS
7でエリア表示部12aを点灯表示する。すなわち、パ
ワーオフ状態では、エリア選択キーK6(第1の選択操
作手段5a)の押圧のごとに、メモリ群A1〜Anおよび
4bの切替えとともに、エリア表示部12a〜12eを
順次切替表示され、いずれかが常に点灯表示されてい
る。
【0011】そして、上記ステップS1において、キー
1の押圧操作によってパワーオン状態になると、受信
可能状態となって、ステップS8aに進む。このステップ
8aでは、地域メモリ群A1〜Anのうち選択されている
のがA1であるか否かを判断し、A1であれば次のステッ
プS9aに進んで地域メモリA1の受信状態となる。この
ステップS9aでは、キーK4の操作によるバンド切替
と、キーK5の操作による周波数メモリa1〜anの選択
とによって該当地域における所望の放送局の受信周波数
選択を行なうとともに、そのバンド表示13a〜13c
の周波数表示14およびメモリチャネル表示15bを行
ない、その放送局を受信可能とする。一方、ステップS
8aNOであればステップS8b〜S8nへ順次進み、それぞ
れ選択地域が地域メモリA2〜Anであるかを判断し、A
2〜AnであればステップS9b〜S9nに進み、このステッ
プS9b〜S9nではそれぞれの地域メモリA2〜Anにおい
てステップS9aと同様の作用、すなわち選択受信と表示
を行なう。さらに、ステップS8nでNOと判断された場
合にはステップS10へ進み、メモリ手段4bの受信状態
(すなわちフリー)となり、周波数メモリb1〜bnの選
択を上記と同様に行なうとともに、このステップS10
はキーK2,K3による受信周波数のアップ・ダウン選局
が可能で、キーK7の操作で所望の周波数をメモリb1
nに任意に書き込み(書き替え)することもできる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のように地
域が3地域ならばマニュアルで設定は済むが、旅先や出
張先の地域は日本全国では札幌から沖縄まで1県1地域
でも40地域以上あり、マニュアル設定では現在場所を
確認して地域表を見ながら設定する必要があり不便であ
る。
【0013】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、旅行先や出張先の地域においてもその地域を自動検
索で設定し受信周波数をメモリから呼出して直ちに受信
できるラジオ受信機の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、掃引周波数に対応した地域名をメモリした第2のメ
モリ手段と、一定レベル以上での同調検出を行なう同調
検出手段と、使用地域特定のための自動検索開始操作手
段と、この自動検索開始手段の開始信号によって掃引を
開始して同調検出手段の出力による掃引停止ごとにその
受信周波数に合致した第2のメモリ手段の地域名を呼出
しその地域ごとに1をカウンタに加算してメモリする第
3のメモリ手段と、掃引が終了して第3のメモリ手段の
カウンタの受信局の多い地域を選択し、その地域の周波
数を、複数の地域ごとにその地域における放送局の周波
数をメモリした第1のメモリ手段から呼出して、受信可
能とする選局制御手段とを備えた構成を有する。
【0015】
【作用】上記構成によって、掃引時で一定レベルの強さ
の放送局があれば周波数に対応した地域がその都度、候
補としてカウントメモリされ、掃引終了でカウンタメモ
リにおける数の多いものあるいは受信できる局数が一致
した場合等の総合判断で、現在地域がどこであるかを決
定し、あらかじめプリセットされた地域メモリを呼出し
て受信するように作用する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1〜図
9に基づいて説明する。これらの図において、上記従来
例と同一の符号は同じものを示す。
【0017】図1において、17aは同調検出手段であ
り、受信回路部1の中間周波数信号を取り出して、振幅
検波による受信信号の強度が一定レベル値以上であるか
否かを検出する。17bは中間信号検出手段であり、中
間周波数信号の検波信号の直流成分(Sカーブ電圧)が
所定の電圧範囲のとき、周波数値が所定の値であること
を検出する。これらの検出出力は、選局制御手段3内の
同調入力手段18に供給され、CPU7を働かせる。4
cはメモリ部4にある第2のメモリ手段であり、自動検
索時に掃引によって同調した周波数に対応した特定地域
がメモリされている。(表1)に日本のFM局で大出力
局の周波数に対応した主要特定地域の例を示す。
【0018】
【表1】
【0019】4dはメモリ部4にある第3のメモリ手段
であり、書き込み、読み出し可能に構成され、自動検索
時の掃引によって同調した周波数に対応した特定地域が
第2のメモリ手段4cから読み出されたとき、第3のメ
モリ手段4dの同一特定地域のカウンタメモリに1が加
算される。(表2)に日本のFM局に対応した主要特定
地域の割り振りの例を示す。
【0020】
【表2】
【0021】(表2)の特定地域の割り振りで東京など
重複地域があるのは、地域が近く放送局の出力が大きい
ため重複受信が可能であり同一地域として区割りしたか
らである。5cは自動検索開始操作手段であり、第2の
メモリ手段4cから読み出し、第3のメモリ手段4dに
書き込むときに操作されるもので、マトリックスキース
イッチによる構成で示せば、図2に示すキーK10であ
り、キーK1〜K9は従来例と同様である。
【0022】次に、本実施例における自動検索による受
信地域の選択について、図3のフローチャートをも参照
して説明する。まず、受信機を使用している地域を特定
するために自動検索開始操作手段5c(キーK10)を操
作することによってスタートする。そして、ステップS
11でスタートバンドを設定し(ここでは高速サーチ可能
なFMバンドに設定)、図4に示す表示器6模式図のエ
リアサーチ中の表示12g「AUTO」は点灯、12f
「AREA」は点滅(ステップS12)する。ステップS
13では、FMバンドのミニマム値fminから、所定の周
波数間隔で受信の掃引を開始する。その周波数の設定ご
とに、ステップS14で周波数一巡したか(すなわちfmi
n〜fmaxまで終了したか)どうかを判断し、NOの場合
はステップS15で信号強度検出回路(同調検出手段)1
7aの検出出力が一定レベル以上のとき1レベルを発生
して次のステップS16に進み、ここでは周波数検出回路
(中間信号検出手段)17bにおける周波数が所定の値
(例えばFMの場合は10.7MHz)のとき、次のステ
ップS17に進む。ステップS15とS16のYESでは、受
信の掃引をいったん停止し、ステップS17で該当受信周
波数によって第2のメモリ手段4cから特定地域を読み
出し、ステップS18で第3メモリ手段4dの同一地域の
カウンタに1を加算する。一方、このステップS18を含
めて、ステップS15とS16でNOと判断されると、ステ
ップS13に戻り、次の周波数について同様の動作が繰り
返される。そして周波数一巡(すなわちfmin〜fmax)
して、ステップS19で第3のメモリ手段4dのカウンタ
が0であれば、ステップS20へ進み、エリアサーチ中の
表示を消灯し、ステップS21でサーチ不能の表示点灯を
行なう。
【0023】ステップS19でカウンタが0でなければ、
ステップS22へと進みカウンタの数で特定地域を判断し
(例えば受信局数の多い順あるいは受信できる局数の一
致)、第1のメモリ手段4aにおける地域メモリ群A1
〜Anが選択され、例えば東京であると判断すると(表
2)のNo.11が図4の時計表示の下2ケタに
【0024】
【外1】
【0025】と表示される。ステップS22で受信地域が
確定されると、ステップS23で該当地域におけるバンド
と周波数を設定する(このバンドと周波数は適宜設定し
てもよいが、ラストワンメモリで設定してもよい)。そ
してステップS24でエリアサーチ中の表示(例えば「A
UTO」)を消灯し、ステップS25でエリアを表示し、
消灯して、ステップS26でバンドと受信周波数を表示点
灯する。ここで、自動エリアサーチが終了し、ステップ
27で第3のメモリ手段4dのカウンタが0にリセット
され、検索が完了する。
【0026】このように本実施例によると、地域ごとに
その地域の放送局の周波数を記憶した第1のメモリ手段
と、掃引周波数に対応した地域名を記憶した第2のメモ
リ手段と、同調検出による掃引停止ごとに地域名を第2
のメモリ手段から呼び出しその地域ごとに1を加算する
第3のメモリ手段と、掃引終了時第3のメモリ手段のカ
ウンタで受信局が多い地域を選択しその地域の放送局を
受信する選局制御手段とを備えてあるので、未知の地域
においてもその地域の放送が容易に選局受信できる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上明記した実施例から明らか
なように、複数の地域の放送局をあらかじめ地域ごとに
メモリしておき、旅行や出張等で未知の地域に行った場
合等、わざわざ周波数を送りながら選局することなく、
受信周波数を知らなくても簡単な操作でもって容易にか
つ確実に選局することができ、かつ任意メモリ可能なメ
モリ手段によってより多くの放送局のメモリと選択がで
き、しかも、地域の選択を行なう第1の選択操作手段
と、メモリされた放送局の周波数の選択を行なう第2の
選択操作手段を有し、かつそれらの表示を行なうように
してあるので、より確実でかつ現在受信状態がわかりや
すく、また、第1の選択操作手段による地域の選択を、
非受信状態においてのみ可能とすることによって、選局
受信状態で誤って第1の選択操作キーを操作しても、他
の地域の受信に変わって混乱するというような問題の発
生を未然に防止することができ、また、自動検索開始信
号によって受信の掃引を開始し同調検出手段の検出によ
る停止ごとに該当受信周波数の特定地域をカウント積算
して、受信地域を選択して、その地域の放送局を受信可
能としたものであるから、自動検索開始の操作を行なう
のみで、未知の地域での受信可能周波数地域を簡単に選
択することができるラジオ受信機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受信機の実施例を示すブロック図
【図2】図1の選択操作手段の具体例を示す回路図
【図3】図1のフローチャート図
【図4】図1の表示器の具体例の正面図
【図5】従来の受信機の実施例を示すブロック図
【図6】図1の第1メモリ手段のメモリ構成図
【図7】図1の選択操作手段の具体例を示す回路図
【図8】図1の表示器の表示部の構成を示す正面図
【図9】図1のフローチャート図
【符号の説明】
3 選局制御手段 4a 第1のメモリ手段 4b 第4のメモリ手段 4c 第2のメモリ手段 4d 第3のメモリ手段 5c 自動検索開始操作手段 17a 同調検出手段 17b 中間信号検出手段 18 同調入力手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリされた周波数の放送局を選択的に受
    信するラジオ受信機であって、複数の地域ごとに該地域
    における放送局の周波数をメモリした第1のメモリ手段
    と、掃引周波数に対応した地域名をメモリした第2のメ
    モリ手段と、一定レベル以上での同調検出を行なう同調
    検出手段と、使用地域特定のための自動検索開始操作手
    段と、前記自動検索開始操作手段の開始信号によって掃
    引を開始して前記同調検出手段の出力による掃引停止ご
    とに該受信周波数に合致した前記第2のメモリの地域名
    を呼出しその地域ごとに1をカウンタに加算してメモリ
    する第3のメモリ手段と、前記掃引が終了して前記第3
    のメモリのカウンタで受信局が多い地域を選択し、その
    地域の放送局を受信可能とする選局制御手段とを備えた
    ラジオ受信機。
  2. 【請求項2】第3のメモリ手段のカウンタが地域で同数
    になるか、別地域の受信周波数が2波以上合致したとき
    は、地域ごとに受信可能な放送局数をメモリさせ、前記
    第3のメモリ手段の受信可能数と合致したときに受信地
    域を選択するようにした請求項1記載のラジオ受信機。
  3. 【請求項3】第3のメモリ手段の別地域カウンタ数が同
    数の場合は、掃引帯域とは別の帯域の地域メモリの周波
    数を前記第1のメモリ手段から呼出し、受信信号が一定
    レベル以上であることを判断して、受信地域を選択する
    ようにした請求項1記載のラジオ受信機。
JP1976992A 1992-02-05 1992-02-05 ラジオ受信機 Pending JPH05218809A (ja)

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