JPH0521849Y2 - - Google Patents

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JPH0521849Y2
JPH0521849Y2 JP1983050973U JP5097383U JPH0521849Y2 JP H0521849 Y2 JPH0521849 Y2 JP H0521849Y2 JP 1983050973 U JP1983050973 U JP 1983050973U JP 5097383 U JP5097383 U JP 5097383U JP H0521849 Y2 JPH0521849 Y2 JP H0521849Y2
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JP
Japan
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drum core
coil
electrodes
vertical
capacitor
Prior art date
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JP1983050973U
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JPS59155709U (ja
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Priority to JP5097383U priority Critical patent/JPS59155709U/ja
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、セラミツク基板、プリント基板等の
基板上に実装するためのコイルL及びコンデンサ
Cあるいは抵抗Rを有するチツプ複合部品に関す
る。
従来、コイル及びコンデンサあるいは抵抗は別
個のチツプ部品として基板等に搭載するように生
産されていたため、プリント基板等にそのチツプ
部品を別々に配設する場合の取付作業が煩雑であ
り、又別個な工程によつて組立生産しなければな
らないため生産コストにおいても高いものとなつ
た。しかしながら、この種の分野においてはLC
又はLR、あるいはLCRフイルターを1単位とす
る製品が多く、両者を1まとめにしたチツプ複合
部品の出現が要請されていた。ところで、コイル
と回路部品とを1まとめにした複合部品として実
公昭54−36287号公報に示されたものが存在する
が、これは外部接続用の端子が底面から突出して
いるタイプであるため本願の如き平面搭載型のチ
ツプ部品には適用できない。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、コ
イルとコンデンサあるいは抵抗を一まとめにモー
ルドしたチツプ部品とすることによつて、基板上
への取付作業が簡便にできると共に、低廉に大量
生産ができ得る平面搭載型チツプ複合部品の提供
を目的とする。
次に、本考案の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
第1図に示すように、本考案の一実施例である
チツプ複合部品10は、水平部11とこれに連結
する垂直部12とで全体として略鉤型状に形成さ
れると共に、前記垂直部12が相対向するように
配置された一対の金属製の電極13,13と、一
対の電極13,13における垂直部12に挾持さ
れた両側に鍔部14,14を有するドラムコア1
5と、このドラムコア15に巻回され且つ両端末
16A,16Bを前記垂直部12,12に各々電
気的に接続されたコイル16と、前記コイル16
を巻回したドラムコア15の下方に位置し且つ一
対の垂直部12,12に両端が接触して電気的に
接続する電極を備えた板状の受動部品たとえばコ
ンデンサ17と、これら全体を樹脂にてモールド
する保護層18とから構成される。尚、本考案に
おいて受動部品とはコイルを除く、コンデンサ、
抵抗等を指すものとする。
次いで、第2図及び第3図を参照してこの実施
例の更に詳細な構成の説明と製造工程を説明す
る。
先ず、金属板を打ち抜いて、水平部11、垂直
部12よりなる一対の板状片を同一平面上で相対
向して形成したリードフレーム20を得る。次い
で、垂直部12を水平部11に対して直角に起こ
した後、第2図に示すように、リードフレーム2
0を水平な基板21上に載置する。この際、垂直
部12,12の先端は、後述する鍔部14,14
に穿設した凹部の形状に合わせて湾曲させておく
とドラムコア15の挾持を容易に行なうことがで
きる。その後、第3図に示すように立設する一対
の垂直部12,12の間に、コンデンサ17及び
コイル16を巻回したドラムコア15を挿入し、
コンデンサ17を一対の垂直部12,12で挾持
すると共に、垂直部12,12の湾曲先端12
A,12Bとドラムコアの両側に位置する鍔部1
4,14の外側端面に穿設された凹部14A,1
4Bとでコイル端末16A,16Bを挾むように
して2本の垂直部12,12でドラムコア15を
挾持する。尚、一対の垂直部12,12により挾
持されるコンデンサ17の両端には電極層17
A,17Bが形成されている。その後、例えば溶
融半田をコンデンサの両端における電極層17
A,17B及び鍔部14,14の外側端面に流す
ことにより、垂直部12,12と電極層17A,
17B及びコイル端末16A,16Bとを電気的
に接続する。次いで、垂直部12,12により挾
持されたコイル16を巻回したドラムコア15及
びコンデンサ17を囲繞するようにリードフレー
ム20上に、内周輪郭が長方形の枡型22を配置
し、枡型22内に樹脂、例えば液状の熱硬化性樹
脂を流し込み、所定時間の加熱により前記樹脂を
硬化させる。樹脂の硬化後、枡型22を取り除
き、次いで水平部11とリードフレーム20との
境界線23を切断する。境界線23を切断した後
に得られるところの、垂直部12に対して水平部
11が直角に延在すると共に、巻回コイル16及
びコンデンサ17を樹脂よりなる保護層18中に
モールドしてなるチツプ複合部品を製造すること
ができる。
以上のように、第1図に示すチツプ複合部品1
0は、金属板の打ち抜き、折曲、コンデンサ17
及びコイル16を巻回したドラムコア15の挿入
挾持、樹脂の流延硬化等の簡単な工程により容易
に製造できると共に大量生産も可能であり、然も
従来は別個の部品としてプリント基板等に実装し
ていたインダクタンス素子とコンデンサを、一個
のチツプ部品として使用できるので、基板上への
取付作業が極めて簡便確実に行なうことができ
る。
以上、本考案の一実施例について詳述したが、
本考案は前記実施例に限定されるものではなく、
本考案の要旨の範囲内で適宜に変形して実施する
ことができるのはいうまでもない。例えば第4図
に示すように、コンデンサ17は対向する水平板
11,11の下面に両端の電極層17A,17B
を半田付により接続固着してコイル16を巻回し
たドラムコア15の下方に横設し、これら全体を
モールドしてもよい。又、モールドする場合の保
護層18としては、公知の各種の熱硬化性樹脂、
例えばフエノール樹脂、エポキシ樹脂等を適宜に
使用することができる。
尚、保護層18のモールドは、例えばトランス
フアー成型、インジエクシヨン成型等の適宜の成
型方法により行なうことができ、そのモールドの
形状は直方体に限らず円柱体その他の適宜の形状
であつてもよい。
また、前記定義の如く、受動部品はコンデンサ
に限らず抵抗であつてもよい。
以上詳細に説明したように本考案は、従来は別
個の部品として使用されていたインダクタンス素
子とコンデンサを、一つにまとめてモールドする
ように構成したので、製造コストが低廉になり大
量生産ができると共に、底面が平坦に形成される
ので基板上への取付作業が簡便且つ確実に行ない
得る平面搭載型のチツプ複合部品を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は前記実施例に係るチツプ複合部品の
製造の一工程を示す説明図、第3図は前記製造の
一工程を示す一部切欠斜視図、第4図は本考案の
他の実施例を示す断面図である。 10……チツプ複合部品、11……水平部、1
2……垂直部、13……電極、14……鍔部、1
5……ドラムコア、16……コイル、16A,1
6B……コイル端末、17……コンデンサ、17
A,17B……電極層、18……保護層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平部と垂直部を備え、前記垂直部が所定間隔
    を置いて相対向するように配置された一対の電極
    と、この電極の両垂直部間に挾持されたドラムコ
    アと、このドラムコアに巻回され且つ両端末が前
    記電極の垂直部にそれぞれ電気的に接続されたコ
    イルと、前記ドラムコアの下方であつて、前記電
    極の水平部に対応する位置で前記電極間に接触し
    て電気的に接続される電極部を有する板状の受動
    部品と、これら全体をモールドする保護層とから
    なることを特徴とするチツプ複合部品。
JP5097383U 1983-04-05 1983-04-05 チツプ複合部品 Granted JPS59155709U (ja)

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JP5097383U JPS59155709U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 チツプ複合部品

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JP5097383U JPS59155709U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 チツプ複合部品

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JPS59155709U JPS59155709U (ja) 1984-10-19
JPH0521849Y2 true JPH0521849Y2 (ja) 1993-06-04

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ID=30181403

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JP5097383U Granted JPS59155709U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 チツプ複合部品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2541884Y2 (ja) * 1989-12-26 1997-07-23 東光株式会社 複合部品
JPH0614422Y2 (ja) * 1990-01-31 1994-04-13 東光株式会社 複合部品
JP5747667B2 (ja) * 2011-06-08 2015-07-15 Tdk株式会社 コイル部品

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5436287U (ja) * 1977-08-16 1979-03-09

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