JPH0521836B2 - - Google Patents

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JPH0521836B2
JPH0521836B2 JP61033388A JP3338886A JPH0521836B2 JP H0521836 B2 JPH0521836 B2 JP H0521836B2 JP 61033388 A JP61033388 A JP 61033388A JP 3338886 A JP3338886 A JP 3338886A JP H0521836 B2 JPH0521836 B2 JP H0521836B2
Authority
JP
Japan
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tube
platform
elevating
lifting
boom
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61033388A
Other languages
English (en)
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JPS62191399A (ja
Inventor
Mitsuhiro Kishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hikoma Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Hikoma Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hikoma Seisakusho Co Ltd filed Critical Hikoma Seisakusho Co Ltd
Priority to JP3338886A priority Critical patent/JPS62191399A/ja
Publication of JPS62191399A publication Critical patent/JPS62191399A/ja
Publication of JPH0521836B2 publication Critical patent/JPH0521836B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラツトフオームを基台より上方に
垂直方向に上下動させて、人員、資材を高所に持
ち上げることができる昇降装置に関し、特に、プ
ラツトフオームを地面に近い位置までに降下させ
ることができる昇降装置に関する。
〔従来の技術〕
高速道路、ビル建設等の高所における組み立
て、塗装、修理等の作業、或いはビル等の高所に
おける引つ越し作業には昇降台を上下に移動させ
る昇降装置が多く用いられている。そして、この
昇降台に作業員、資材等を載置して上方に持ち上
げたり、或いは高所にある不要な資材を積み降ろ
しさせることにより前記作業をさせることが盛ん
になつてきている。
この昇降装置には、各種構造の相違するものが
提供されている。例えば、それ自体が伸縮できる
とともに地面に対して上下に傾動させることがで
きるブームの先端にバケツトを取り付けたブーム
式と呼ばれるもの、X字形に回動できるリンクを
上下に積み上げたシザース式と呼ばれるもの、上
下に伸縮する梯子の上端にバケツトを設けたラダ
ー式と呼ばれるものなどが盛んに用いられてい
る。このうち、ブーム式昇降装置やシザース式昇
降装置などは比較的大規模の工事現場において用
いられ、極めて高い位置にまで人員、資材を持ち
上げることに用いられるている。しかしながら、
現場での作業においては10メートル、20メートル
といつたような極めて高所の作業ばかりでなく、
天井板の張り付けや、或いは天井にある照明器具
の点検などの作業もあり、上昇可能な高さが比較
的低い昇降装置も必要とされている。
この上昇高さの低い昇降装置においては、前述
のブーム式昇降装置やシザース式昇降装置はその
必要とする作業範囲を広く要求され、狭い敷地や
屋内では利用できにくいものであつた。このた
め、構成が異なり狭い場所で昇降台を上下動でき
る構造の昇降装置もあつた。この上昇高さ限界の
低い昇降装置には、上下に伸縮できるラダーを組
み合わせ、ウインチ等によつてこのラダーを上下
動させるとともに、一番上のラダーに昇降台を取
り付けた構成のものや、テレスコツピツク状に複
数の筒が伸縮できるようにパイプを挿通し、油圧
シリンダなどで作動させるとともに上端のパイプ
に作業台を載置固定した構成のものなどが知られ
ていた。これらの従来から知られた小型で、上昇
高さが低い昇降装置では、ラダー若しくはパイプ
の上部に昇降台が固定されているため、昇降台を
最小の高さ位置までに降下させた場合において
も、地面から昇降台までの高さがある程度あり、
作業員が乗り降りしたり、また資材を積み込んだ
りする場合には不便なものであつた。このような
不便を解消するため、作業現場において足場をそ
の都度組んで作業をしたりしなければならず、極
めて作業性の低いものであつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述の点に鑑み、テレスコピツク状に
支持体、摺動筒、昇降筒を組合せ、この昇降筒に
プラツトフオームを固定させた構成にしたことを
特徴とするものである。この支持体よりも昇降筒
を径大に設定し、昇降筒よりも摺動筒を径大に設
定し、摺動筒を支持体に対して最下位に下降させ
た時に、プラツトフオームを固定した昇降筒を摺
動筒に対してさらに下方に降下させることができ
る昇降装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の欠点に鑑み、やや平坦な基台
と、この基台の上面のやや中央に垂直に固定され
た柱状の支持体と、その内周を支持体の外周とほ
ぼ同一としてこの支持体の外側で上下に移動でき
る摺動筒と、その内周を摺動筒の外周とほぼ同一
としてこの摺動筒の外側で上下に移動できる昇降
筒と、平坦な形状で、その中央に摺動筒が出没で
きる大きさの開口を形成し、昇降筒に固定された
プラツトフオームと、支持体と摺動筒の間に介在
されて摺動筒を上下動させるための伸縮手段と、
摺動筒と昇降筒の間に介在されて昇降筒を上下動
させるための引上げ手段とから構成されたことを
特徴とする昇降装置を提供するものである。
〔作用〕
本発明ではテレスコピツク状に組み合わせた支
持体、摺動筒、昇降筒によつて昇降機構を構成さ
せ、プラツトフオームを垂直方向に対して上下に
移動させるように構成している。そして、昇降筒
は摺動筒に対して上下に移動できるため、支持体
に対して摺動筒を下降させた状態から、さらに昇
降筒を下降させることができるため、プラツトフ
オームを支持体の上端より更に下降させることが
できる。このため、プラツトフオームが基台の上
面まで下際し、人員の乗り降りが容易となるとと
もに、資材の積み込み、積み降ろしが極めて便利
になるものである。
〔実施例〕
以下、実施例を図面により説明する。
第1図は実施例を示す斜視図であり、第2図は
同上の昇降機構を縮小し昇降台を最下位置まで下
降させた状態を示す側面図、第3図は平面図であ
る。
先ず、基台となる車体1は、平坦で正方形の形
状をしており、この車体1の四隅には車体1を水
平方向に移動させるための車輪2がそれぞれ軸支
してある。この車体1の上面中央には垂直に四角
形状となつてテレスコピツク状に複数のブームが
摺動して、伸縮できる昇降機構3が固定してあ
り、この昇降機構3は車体1の四隅からそれぞれ
延長した三角形状のした補強板4によつて固定さ
れている。そして、昇降機構3の上端には昇降台
5がこの昇降機構3に対し上下に移動できるよう
に保持させてある。
次に、この昇降機構3を第4図とともに、その
機造を説明する。
昇降機構3は断面四角形状の支持体としての下
ブーム6、摺動筒としての中ブーム7、上ブーム
8、天板9、昇降筒としてのカバー体10より構
成されており、下ブーム6の内部空間には中ブー
ムが上下に摺動自在に挿入され、中ブーム7の内
部空間には上ブーム8が上下に摺動できるように
挿入されている。そして、上ブーム8の上端には
四角形状をし、下ブーム6の断面形状よりやや大
きい天板9が水平に固着されており、天板9の下
面には断面四角形をしたカバー体10が固着され
ており、カバー体10の内部断面の空間は下ブー
ム6の断面外形よりも少し大きくさせてあり、上
ブーム8、天板9、カバー体10はそれぞれ同時
に上下に移動でき、カバー体10は下ブーム6を
覆うようにして上下に移動することができる。な
お、カバー体10の下部四隅は前記補強板4と接
触しないように切れ込み11が形成してある。次
に、車体1の中央であつて、下ブーム6の内部に
はこの下ブーム6と平行に伸縮手段としての油圧
シリンダ12が挿入、固定してあり、この油圧シ
リンダ12のシリンダロツド13の上端には連結
片14が固定してあり、連結片14の下面左右に
は、この油圧シリンダと平行になるように作動棒
15が固着してあり、各作動棒15の下端には中
ブーム7の内壁下部に固定した連結片16と連結
してある。そして、中ブーム7の上端にはコロ1
7が軸支してあり、このコロ17にはチエーン1
8が巻廻してあり、チエーン18の一端は下ブー
ム6の上端に連結してあり、チエーン18の他端
は上ブーム8の外周下端に連結してある。
次に、前記昇降台(5)について説明すると、前記
カバー体10の外周にはこのカバー体10の外径
よりも、その内径を大きくした四角形状をした昇
降筒19が摺動自在に挿通してあり、このの昇降
筒19の上端には資材等を乗せるための中央が四
角形に開口した平坦な形状をしたプラツトフオー
ム20が固着してあり、昇降筒19の側面とプラ
ツトフオーム20の下面との間には、三角形状を
したリブ21が補強のために固着してある。ま
た、昇降筒19の四隅の角には昇降台5を下降さ
せた場合に補強板4と接触しないように切り込み
22が形成してある。また、プラツトフオーム2
0の上面外周には人員が落下しないように手摺り
23が垂直に立ててあり、プラツトホーム20の
上面の外周を囲つている。また、この昇降台5を
カバー体10に対して上下動させる機構を第5図
により説明すると、カバー体10内には引上げ手
段としての油圧シリンダ24が収納してあり、油
圧シリンダ24は前記天板9の下面に固着してあ
る。そして、油圧シリンダ24のシリンダロツド
25の他端には二つのプーリー26,27が回動
自在に軸支してある。前記カバー体10の上部の
側面には小さな作動穴28,29が開口してあ
り、作動穴28にはプーリー30が軸支してあ
り、作動穴29にもプーリー31が軸支してあ
る、そして、前記天板9の下面の2個所には固定
金具32,33が固着してあり、固定金具32に
はチエーン34の一端が連結してあり、チエーン
34は前記プーリー26に巻き付けられ、次いで
プーリー30でその方向を反転させられ、チエー
ン34の他端は前記昇降筒19に連結されてい
る。また、連結金具33にはチエーン35の一端
が連結されており、チエーン35はプーリー31
に巻き付けられており、プーリー31でその方向
を反転させられたあと、チエーン35の他端は前
記昇降筒19に連結されている。
次に、本実施例の作用を説明する。
先ず、第2図に示す状態は昇降台5を最下位置
に下降させた状態を示すものであり、この状態に
おいて昇降機構3は縮小しており、さらに昇降筒
19はカバー体10に対して最下位置に位置して
いる。このため、作業員はプラツトホーム20に
地面より乗り込むことができる。なお、このとき
プラツトフオーム20の中央に開けた空間より、
カバー体10の上部、上半分が露出している。従
つて、プラツトフオーム20のうち、作業できる
範囲は手摺り23とカバー体10の上部外周に囲
まれた四角い環状の空間となる。この昇降台5が
最下位置ののときが第7図中5―Aで示す状態で
あり、この位置から垂直上方に上昇することにな
る。
次に、昇降台5のみを上昇させるには、先ず油
圧シリンダ24に油圧を供給し、シリンダロツド
25を第5図において下方に向けて押し下げる。
これにより、プーリー26,27は下方に押さ
れ、チエーン34,35を巻き回しながら転動す
ることになる。シリンダロツド25が油圧シリン
ダ24より伸びることにより、チエーン34,3
5はそれぞれカバー体10内に引き込まれること
になり、チエーン34,35はプーリー30,3
1を巻き回しながらカバー体10内に引き込ま
れ、同時に昇降筒19をカバー体10に対して上
方に持ち上げることになる。このため、昇降筒1
9が持ち上げられると同時にプラツトホーム20
も上昇し、プラツトホーム20の中央に開けた四
角形の開口内に天板9が嵌まり合うところまで上
昇し、プラツトホーム20と天板9によつて昇降
台5の上面は四角形の平坦な面にすることができ
る。このとき、昇降台5は第6図5―Bで示す位
置となる。
このようにして、昇降台5がカバー体10に対
して上昇したのち、油圧シリンダ12に油圧を供
給して、シリンダロツド13を上昇に持ち上げ
る。このため、連結片14、作動棒、連結片16
を介して、中ブーム7が下ブーム6に対して上方
に摺動し、持ち上げられることになるが、このと
き中ブーム7の上端に軸支したコロ17はチエー
ン18を巻き廻しながら上昇するため、中ブーム
7の外側にあるチエーンの長さが長くなり、同時
にチエーン18によつて上ブーム8は中ブーム7
より上方に持ち上げられることになる。このた
め、油圧シリンダ12を作動させることで、中ブ
ーム7、上ブーム8は下ブーム6よりテレスコピ
ツク状に摺動し、上ブーム8の移動距離はシリン
ダロツド13の移動距離の2倍程度に上昇するこ
とになる。そして、この油圧シリンダ12による
昇降機構3の伸縮動作において、最大伸張時に
は、下ブーム6の上端より少し下方に中ブーム7
の下端が位置するまで持ち上げられることにな
り、その全伸縮長さは下ブーム6の全長の3倍よ
り少し短い程度までに持ち上げられる。このた
め、昇降台5は第6図において5―Cに示す位置
にまで持ち上げられ、天井近くまでプラツトホー
ム20を接近させて持ち上げることができる。そ
して、作業員は平坦になつたプラツトフオームの
上面上で移動して、組み立て塗装或いは点検など
の作業を行うことができることになる。
なお、昇降台5を下降させる場合には、前述と
は逆に油圧シリンダ12の油圧を戻し、シリンダ
ロツド13を縮小させることにより、昇降台5を
第7図中5―Cの状態から5―Bの状態に降下さ
せ、次いで油圧シリンダ24を縮小させることで
昇降台5を5Bから5―Aの状態にすることで、
前述とは逆の動作によつて行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成したので、テレスコ
ピツク状の機構により昇降台の上昇可能限度の高
さが比較的低い昇降装置において、その昇降台を
下降時には地面に近くまで降下させることがで
き、作業員の乗り降りや資材の積み込み、積み降
ろしが極めて容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である昇降装置の外
観を示す斜視図、第2図は昇降台を最下位置に下
降させた状態を示す側面図、第3図は同上の平面
図、第4図は昇降機構の内部構造を示す断面図、
第5図はカバー体と昇降台の関連を示す断面図、
第6図は昇降台を上下動させるための機構を示す
分解斜視図、第7図は昇降台の上下動の動作を示
す側面図である。 1…車体、3…昇降機構、5…昇降台、6…支
持体としての下ブーム、7…中ブーム、8…上ブ
ーム、10…摺動筒としてのカバー体、12…伸
縮手段としての油圧シリンダ、19…昇降筒、2
0…プラツトホーム、24…引上げ手段としての
油圧シリンダー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 やや平坦な基台と、この基台の上面のやや中
    央に垂直に固定された柱状の支持体と、その内周
    を支持体の外周とほぼ同一としてこの支持体の外
    側で上下に移動できる摺動筒と、その内周を摺動
    筒の外周とほぼ同一としてこの摺動筒の外側で上
    下に移動できる昇降筒と、平坦な形状で、その中
    央に摺動筒が出没できる大きさの開口を形成し、
    昇降筒に固定されたプラツトフオームと、支持体
    と摺動筒の間に介在されて摺動筒を上下動させる
    ための伸縮手段と、摺動筒と昇降筒の間に介在さ
    れて昇降筒を上下動させるための引上げ手段とか
    ら構成されたことを特徴とする昇降装置。
JP3338886A 1986-02-18 1986-02-18 昇降装置 Granted JPS62191399A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3338886A JPS62191399A (ja) 1986-02-18 1986-02-18 昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3338886A JPS62191399A (ja) 1986-02-18 1986-02-18 昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62191399A JPS62191399A (ja) 1987-08-21
JPH0521836B2 true JPH0521836B2 (ja) 1993-03-25

Family

ID=12385206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3338886A Granted JPS62191399A (ja) 1986-02-18 1986-02-18 昇降装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51153974U (ja) * 1975-06-03 1976-12-08
JPS59162597U (ja) * 1983-04-15 1984-10-31 三機工業株式会社 昇降装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62191399A (ja) 1987-08-21

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