JPH05217315A - サーボループゲイン調整方法及びサーボ制御装置 - Google Patents

サーボループゲイン調整方法及びサーボ制御装置

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JPH05217315A
JPH05217315A JP1866692A JP1866692A JPH05217315A JP H05217315 A JPH05217315 A JP H05217315A JP 1866692 A JP1866692 A JP 1866692A JP 1866692 A JP1866692 A JP 1866692A JP H05217315 A JPH05217315 A JP H05217315A
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servo
gain
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loop
servo loop
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JP1866692A
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Yoshihiro Noguchi
好博 野口
Genzo Takagi
元三 高木
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク装置のフォーカス/トラッキング
サーボループのゲインを、ループを閉じた状態で自動調
整する。 【構成】 サーボループを閉じた状態で、ゲイン自動調
整系20は、VCO計算部16で正弦波を発生し加算点
14に加え、サーボ演算部13の出力をバンドパスフィ
ルタ部17に通して必要周波数成分だけを抽出し、これ
を乗算部15でVCO計算部16からの正弦波と掛け合
わせ、この乗算出力をノッチフィルタ部18に通して不
要周波数成分を除去し、その出力が所定値になるように
ゲイン計算部19でサーボ演算部13のゲインを増減さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーボループのゲイン
調整に係り、より具体的には、光ビームを用いてディス
ク(光ディスク、光磁気ディスク等)に対し情報の記録
再生を行なうディスク装置における、フォーカスサーボ
ループまたはトラッキングサーボループのゲイン自動調
整に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のディスク装置においては、レー
ザビームをディスク上に収束合焦させるためのフォーカ
スサーボループと、レーザビームをディスク上のトラッ
クに追従させるためのトラッキングサーボループを備え
ている。
【0003】これらのサーボループの適正ゲインは、同
一機種のディスク装置であっても必ずしも同じではな
い。装置毎に各サーボループに関連した機械的、光学
的、電気的条件のばらつきを避けられないからである。
しかも、経年変化の影響もあるから、一度、適正なゲイ
ンに設定したからといって、必ずしも最良のサーボ性能
を維持できるとは限らない。また、ディスクの内周と外
周とで最適ゲインが変動するのが普通である。さらに、
ディスクの交換が可能なディスク装置の場合、ディスク
の反射率、偏心量等の違いによっても、最適ゲインが変
動する。
【0004】このようなことから、この種のディスク装
置において、トラッキングサーボループまたはフォーカ
スサーボループのゲインを自動調整する技術が従来より
研究され、また実用化されている。その代表例を以下に
略述する。
【0005】第1の従来技術は、トラッキングサーボル
ープに関するもので、トラッキング引き込み時に、ルー
プを閉じてからトラッキング誤差信号がゼロクロスする
までの時間と、その後のトラッキング誤差信号のオーバ
ーシュートのピーク値とを観測し、それぞれの規定値か
らのずれより、ゲインの適否の判定と調整を行なう(特
開平2ー192036号)。
【0006】第2の従来技術は、フォーカスサーボルー
プを開いた状態で、フォーカスアクチュエーターを交互
に逆方向駆動し、その時のフォーカス誤差信号の最大p
−p値よりフォーカスサーボループのゲインを選定し、
またトラッキングサーボループを開いた状態で、トラッ
キング誤差信号の最大p−p値よりトラッキングサーボ
ループのゲインを選定するというものである(特開平2
−265025号、同様のトラッキングサーボループの
ゲイン調整に関して特開昭63−106003号)。
【0007】第3の従来技術は、トラッキングサーボル
ープを開いた状態で、強制的に定速のトラックジャンプ
を行なわせ、その時のトラッキング誤差信号の最大p−
p値よりゲインを決定するものである(特開平2−28
5523号)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来技
術は、ゲイン調整のために一時的であっても必ずサーボ
ループを開かなければならず、サーボ制御実行中に任意
にゲイン調整を行なうことができない。
【0009】本発明は、そのような制約がない、新しい
サーボループのゲイン調整方法と、この方法によりディ
スク装置のフォーカスまたはトラッキングサーボループ
のゲインを自動調整するサーボ制御装置とを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、例えばディスク装置のフォーカスまたはト
ラッキング制御用のサーボループに、ある所定周波数の
正弦波を外部より加え、前記サーボループ中のサーボ演
算部の出力を例えば必要周波数成分を抽出するためのバ
ンドパスフィルタに通し、このバンドパスフィルタの出
力と前記正弦波とを例えば乗算器に入力して掛け合わ
せ、得られた信号を例えば不要周波数成分を除去するた
めのノッチフィルタに通し、このノッチフィルタの出力
値に応じて前記サーボ演算部のゲインを調整する、とい
う構成を備えたものである。
【0011】
【作用】まず、サーボループの閉ループ位相特性に着目
して、本発明の原理と作用を説明する。
【0012】図6に示すサーボループに、サーボ演算部
300とプラント301の間の加算点303より正弦波
sin(ωt)を加えると、これがプラント301を経
てサーボ演算部300にフィードバックされる結果、サ
ーボ演算部300の出力にasin(ωt+θ)+Rの
成分が含まれることになる。
【0013】サーボ演算部300の出力をバンドパスフ
ィルタに通して当該周波数成分asin(ωt+θ)を
抽出し、これを正弦波sin(ωt)と掛け合わせた信
号Sは、 S=sinωt・asin(ωt+θ) =asin2 ωt・cosθ+asinωt・cosωt・sinθ (1) となる。ここで、 sin2 ωt=(1−cos2ωt)/2 (2) sinωt・cosωt=(sin2ωt)/2 (3) である。(2)式と(3)式を(1)式に代入すると、 S=a(1−cos2ωt)/2・cosθ+a(sin2ωt)/2・sinθ (4) この信号Sをノッチフィルタに通し(cos2ωt)/2
と(sin2ωt)/2の成分を除去した信号SSは、
(4)式より SS=(acosθ)/2 (5) となる。つまり、θ=90(度)のときにSS=0とな
る。
【0014】よって、ループ外より加える正弦波の周波
数として、閉ループ特性において位相θが90度遅れに
なるべき周波数に選び、ノッチフィルタ出力信号SSの
値が0になるようにサーボ演算部300のゲインGを調
節することによって、最適なループゲインに設定できる
ことになる。
【0015】次に、サーボループの開ループゲイン特性
に着目し、本発明の原理と作用を説明する。
【0016】図6のサーボループにおいて、サーボ演算
部300の出力をO、加算点302への外部入力をIと
すると、 (I−O)G・P・H=O O/I=G・P・H/(1+G・P・H) (6) (G,P,Hは図示部分の伝達関数) ここで、開ループ特性K=G・P・H、閉ループ特性T
=O/Iとすると、(6)式より T=K/(1+K) (7) K=T/(1−T) (8) と表わされる。ここで
【0017】
【数1】
【0018】
【数2】
【0019】として開ループの振幅特性及び位相特性を
求めると、次のようになる。
【0020】
【数3】
【0021】
【数4】
【0022】となる。振幅特性は
【0023】
【数5】
【0024】位相特性は
【0025】
【数6】
【0026】となる。一方、ゲイン交点の条件は、(1
3)式で計算されるゲインが1になることより、 Acosθ=1/2 (15) である。
【0027】よって、入力Iとして加える正弦波の周波
数を、希望するゲイン交点周波数に選び、サーボ演算部
300の出力Oをバンドパスフィルタに通して必要周波
数成分だけを抽出し、これを外部入力Iと掛け合わせ、
この乗算信号をノッチフィルタに通して不要周波数成分
を除去しAcosθ成分だけを抽出し、これが(15)
式の関係を満足するようにゲインGを調整することによ
って、最適ループゲインに設定しゲイン交点周波数を補
償できることになる。
【0028】以上から明らかなように、本発明は上述の
構成によって、サーボループを開くことなく、サーボル
ープのゲインを最適値に設定することができ、また後述
の記実施例によって明かにされるように、サーボループ
ゲイン調整を容易に自動化することができる。
【0029】
【実施例】以下、光ディスク装置のフォーカスサーボ制
御およびトラッキングサーボ制御を行なうサーボ制御装
置を例に、本発明を具体的に説明する。
【0030】図1は本発明の一実施例によるサーボ制御
装置のブロック図である。図1において、1は光ディス
クに対しレーザビームを用いて情報の記録再生を行なう
ための光ピックアップである。この光ピックアップ1
は、記録再生光源としての半導体レーザ、そのレーザビ
ームを光ディスク上に収束させ、あるいは光ディスクか
らの反射光を光検出器に導く光学系のほかに、図示され
ているように、レーザビームの焦点調整駆動のためのフ
ォーカスアクチュエーター10、レーザービームのトラ
ッキング調整駆動のためのトラッキングアクチュエータ
ー11等からなる一般的構造のものである。
【0031】2はフォーカス誤差検出回路、3はトラッ
キング誤差検出回路である。これらは、光ピックアップ
1内蔵の光検出器の出力信号よりプッシュプル法、非点
集差法その他公知の誤差検出方法によってフォーカス誤
差、トラッキング誤差をそれぞれ検出し、その誤差信号
を発生する。4はマルチプレクサであり、これはマイク
ロプロセッサ5からの制御によって、各誤差検出回路
2,3より出力される誤差信号を選択的にA/D変換器
6に入力する。
【0032】マイクロプロセッサ5は、その主要な役割
として、A/D変換器6によってデジタル値に変換され
たフォーカス誤差信号またはトラッキング誤差信号を読
み込み、フォーカス制御またはトラッキング制御のため
のサーボ演算を行ない、その演算出力をパルス幅変調回
路9に与える処理を実行するほか、後述のゲイン自動調
整処理も実行する。
【0033】7はROMであり、ここにはマイクロプロ
セッサ5を制御するプログラムやパラメータが格納され
ている。8はRAMであり、マイクロプロセッサ5の処
理のためのワークエリア等として利用される。パルス幅
変調回路9は、マイクロプロセッサ5からの入力値に従
ってアクチュエーター10または11の駆動電流のパル
ス幅変調を行なう回路である。
【0034】図2は、図1に示した構成上で実現される
サーボループと、そのゲイン自動調整系のブロック図で
ある。破線枠20の内部が、マイクロプロセッサ5上で
ソフトウエアにより実現されるゲイン自動調整系であ
る。
【0035】図2において、太線で示されたフィードバ
ックループがフォーカスまたはトラッキング用のサーボ
ループであり、その位相補償、ゲイン補償のためのサー
ボ演算がサーボ演算部13で実行される。このサーボ演
算出力によってパルス幅変調回路9を介しアクチュエー
ター10または11を駆動することによって、フォーカ
スまたはトラッキングサーボ制御を行なう。このような
サーボループの動作は従来と同様であるので、以下、サ
ーボループゲイン自動調整に関して説明する。
【0036】このゲイン自動調整のために乗算部15、
VCO計算部16、バンドパスフィルタ部17、ノッチ
フィルタ部18、ゲイン計算部19が追加されるが、こ
れらはマイクロプロセッサ5上でソフトウエアにより実
現される。
【0037】サーボループゲインの自動調整を行なう場
合、サーボループを閉じた状態で、VCO計算部16
で、ある周波数の正弦波を連続的に生成し、これを加算
点14よりサーボループに加える。そして、サーボ演算
出力をバンドパスフィルタ部17で処理し、加算点14
に加えた正弦波の周波数成分だけを抽出し、この周波数
成分とVCO計算部16で生成した正弦波とを乗算部1
5で乗算し、その出力をノッチフィルタ部18で処理し
て不要周波数成分を除去し、その出力が所定値になるよ
うにゲイン計算部19でサーボ演算部13のゲインを変
化させる。
【0038】このようなゲイン自動調整処理について、
図3及び図4に示すフローチャートにより詳細に説明す
る。ただし、図3は、サーボループの閉ループ位相特性
に着目した場合の処理内容を示している(「作用」の説
明参照)。
【0039】まず、準備処理として、VCO計算部1
6、バンドパスフィルタ部17及びノッチフィルタ部1
8のパラメータを設定し(ステップ100,101,1
02)、処理のためのRAM8上のワークエリアをクリ
アし(ステップ103)、次に変数LSTEPに規定値
をセットする(ステップ104)。そしてサーボ用割り
込みベクタをゲイン調整ルーチンに変更する。
【0040】これにより、通常サーボ用割り込みルーチ
ンに代わって、図4に示すゲイン調整用割り込みルーチ
ンが走るようになる。この割り込みルーチンでは、VC
O計算部16により正弦波を生成し、これを加算点14
よりサーボループに加える処理(ステップ200)、A
/D変換器6よりフォーカスまたはトラッキング誤差デ
ータを読み込む処理(ステップ201)、読み込んだ誤
差データを用いたサーボ演算の処理(ステップ20
2)、サーボ演算出力に対するバンドパスフィルタ部1
7の出力を計算する処理(ステップ203)、バンドパ
スフィルタ部17の出力とVCO部16で生成した正弦
波との乗算信号(乗算部16の出力)に対するノッチフ
ィルタ部18の出力、すなわち(5)式の値を計算する
処理(ステップ204)を順に実行していく。
【0041】このようなゲイン調整用割り込みルーチン
が走り出してから、ゲイン計算部19の処理(ステップ
106〜112)を始める。すなわち、サーボループの
安定を保証するための一定時間(例えば25ms)だけ
時間待ちをし(ステップ106)、ノッチフィルタ部1
8の出力値を一定回数読み、その平均値を計算して変数
LDATAにセットする(ステップ107)。変数LS
TEPの値を2分の1に更新し(ステップ108)、変
数LDATAの値を調べる(ステップ110)。LDA
TA>0のときはサーボ演算部13のゲインをLSTE
P分増加させ(ステップ111)、逆にLDATA<0
のときはLSTEP分減少させ(ステップ112)、ス
テップ106からの処理に戻る。
【0042】このようにしてゲイン変化幅を徐々に減ら
しながらゲインを増減させ、LDATA=0になると
(ステップ110)、すなわち(5)式の値が0になる
と、あるいはLSTEP=0になると(ステップ10
9)、サーボ用割り込みベクタを通常サーボ用割り込み
ルーチンに変更する。これで、通常のサーボ用割り込み
ルーチン(図4に示したゲイン調整用割り込みルーチン
からステップ200,203,204を除いた内容のル
ーチン)が走るようになる。
【0043】その後、設定されたゲインが規定範囲内で
あるか確認し(ステップ114)、規定範囲内のときは
ゲイン調整処理を正常終了する。ゲインが規定範囲から
外れている場合は、ゲイン調整のエラー処理(ステップ
115)を行ない終了する。
【0044】サーボループの開ループゲイン特性に着目
した態様の場合(「作用」参照)、ゲイン自動調整処理
の内容は図5のように変更される。
【0045】図5と図3とを対比すれば明らかなよう
に、ステップ110aの内容が相違するだけである。こ
の態様の場合、(15)式の値をLDATAとして取得
し、ステップ110aにおいて、LDATA=1/2で
あれば、すなわち(15)式の条件が成立すればゲイン
調整を終了し、LDATA>1/2のときはゲインをL
STEP分増加させ、LDATA<1/2のときにゲイ
ンをLSTEP分減少させる。
【0046】ただし、ステップ100において、目的と
するサーボループのゲイン交点周波数の正弦波を発生さ
せるようにVCO計算部16のパラメータを設定する。
また、ステップ101,102において、バンドパスフ
ィルタ部17及びノッチフィルタ部18のセンター周波
数を、ゲイン交点周波数に一致させるようにパラメータ
を設定する。
【0047】
【発明の効果】
(1)本発明のサーボループゲイン調整方法は、以上の
説明から明らかなように、サーボループを閉じた状態
で、サーボループから直接的に最適ゲインを求めてゲイ
ン調整を行なうので、サーボ実行中に任意にゲインを最
適値に設定できるようになり、また、その自動化も容易
になるという効果を有するものである。 (2)本発明のサーボ制御装置は、以上の説明から明ら
かなように、ディスク装置のフォーカスまたはトラッキ
ングサーボを実行中に、それぞれのサーボループゲイン
を最適値に自動調整できるようになり、また、ゲイン自
動調整系の構成も簡単にできる、という効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるサーボ制御装置のブロ
ック図
【図2】サーボループとゲイン自動調整系のブロック図
【図3】サーボループの閉ループ位相特性に着目した場
合のサーボループゲイン自動調整処理のフローチャート
【図4】ゲイン調整用割り込みルーチンのフローチャー
【図5】サーボループの開ループゲイン特性に着目した
場合のサーボループゲイン自動調整処理のフローチャー
【図6】本発明の原理と作用を説明するためのサーボル
ープのブロック図
【符号の説明】
1 光ピックアップ 2 フォーカス誤差検出回路 3 トラッキング誤差検出回路 4 マルチプレクサ 5 マイクロプロセッサ 6 A/D変換器 7 ROM 8 RAM 9 パルス幅変調回路 10 フォーカスアクチュエーター 11 トラッキングアクチュエーター 13 サーボ演算部 14 加算点 15 乗算部 16 VCO計算部 17 バンドパスフィルタ部 18 ノッチフィルタ部 19 ゲイン計算部 20 ゲイン自動調整系

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボループに外部より、ある所定の周
    波数の正弦波を加え、前記サーボループ中のサーボ演算
    部の出力の必要な周波数成分を抽出し、これと前記正弦
    波との乗算信号から不要周波数成分を除去して得られる
    信号の値に応じて前記サーボ演算部のゲインを調整する
    ことを特徴とするサーボループゲイン調整方法。
  2. 【請求項2】 ディスクに対する情報の記録または再生
    のための光ビームのフォーカス誤差またはトラッキング
    誤差を検出し誤差信号を出力する誤差検出回路と、この
    誤差検出検出回路の出力を入力としてサーボ演算を行な
    うサーボ演算部と、このサーボ演算部の出力に従って、
    前記光ビームのフォーカス調整駆動またはトラッキング
    調整駆動のためのアクチュエーターの駆動電流をパルス
    幅変調するパルス幅変調回路とからなるサーボループ、
    及び、ある所定の周波数の正弦波を発生し、これを前記
    サーボ演算部と前記パルス幅変調回路との間において前
    記サーボループに加える手段と、前記サーボ演算部の出
    力が入力するバンドパスフィルタ手段と、このバンドパ
    スフィルタ手段の出力と前記正弦波との乗算を行なう乗
    算手段と、この乗算手段の出力が入力されるノッチフィ
    ルタと、このノッチフィルタの出力をある所定値にする
    ために前記サーボ演算部のゲインを増減させる手段とか
    らなるゲイン自動調整系を具備するディスク装置のサー
    ボ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記所定周波数は前記サーボループの閉
    ループ特性において位相が90度遅れる周波数であり、
    前記バンドパスフィルタ手段及び前記ノッチフィルタは
    前記所定周波数と一致したセンター周波数を持ち、前記
    所定値はゼロであることを特徴とする請求項2記載のサ
    ーボ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記所定周波数は前記サーボループのゲ
    イン交点周波数であり、前記バンドパスフィルタ手段及
    び前記ノッチフィルタ手段は前記所定周波数と一致した
    センター周波数を持ち、前記所定値は1/2であること
    を特徴とする請求項2記載のサーボ制御装置。
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