JPH05216813A - データ入力方法及び装置 - Google Patents

データ入力方法及び装置

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JPH05216813A
JPH05216813A JP1747692A JP1747692A JPH05216813A JP H05216813 A JPH05216813 A JP H05216813A JP 1747692 A JP1747692 A JP 1747692A JP 1747692 A JP1747692 A JP 1747692A JP H05216813 A JPH05216813 A JP H05216813A
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JP
Japan
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data
signal
strobe signal
busy
data strobe
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JP1747692A
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Shigeru Ueda
茂 上田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部機器より送られてくるデータストローブ
信号を入力してから、その外部機器に応答信号を返送す
るまでの時間を可変にできるデータ入出力方法及び装置
を提供することを目的とする。また、外部機器の伝送能
力に合わせてその時間を変更できる。 【構成】 データストローブ信号よりのビジー信号を解
除するまでの時間及びそのデータストローブ信号に対す
るデータアクノリッジ信号のパルス幅を規定する時間の
少なくともいずれかを設定することができ、この設定さ
れた対応する設定値に応じて、データストローブ信号を
入力してからビジー信号を解除するまでの時間或いはデ
ータアクノリッジ信号のパルス幅で外部機器に応答する
ことができる。また、この応答時間は、外部機器の伝送
性能に応じて可変にすることができ、高速伝送機能を有
する外部機器に対しては、より短くすることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばホストコンピュ
ータ等の外部機器から伝送されるデータを入力するデー
タ入力方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、プリンタ等におけるホストコン
ピュータとのデータのやり取りの一般的なタイミングを
示すタイミングチャートである。図7において、331
はホストコンピュータからプリンタへデータ332と共
に出力するデータストローブ信号であり、このデータス
トローブ信号331を入力したプリンタでは、このスト
ローブ信号331の立下がりエッジでデータ332を取
り込む。333はプリンタからホストコンピュータへ出
力するビジー信号であり、このビジー信号がハイレベル
の時はビジー(次のデータが受けられない状態)とし、
ロウレベルの時はノット・ビジー、即ちレディ状態であ
り、次のデータ受信が可能であることを示している。
【0003】また、信号334は、プリンタからホスト
コンピュータへ送るアクノリッジパルス信号を示してお
り、このアクノリッジパルス信号334により、プリン
タは次のデータを入力可能であることをホストコンピュ
ータに報知している。尚、ホストコンピュータによって
は、ビジー信号333或いはアクノリッジ信号334の
いずれか一方しか参照しないものもあるが、ホストコン
ピュータはこれらの信号333,334の信号レベルま
たはパルスにより、そのプリンタに次のデータを送れる
か否かを判断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ある時間内に、どれだ
けホストコンピュータからプリンタへデータを送ること
ができるかは、図7におけるデータストローブ信号の間
隔601に依存している。即ち、この間隔601が短け
れば、その分ホストコンピュータよりプリンタへのデー
タ転送回数が増え、より多くのデータが送れることにな
る。この間隔601の長さは、直接、ホストコンピュー
タ側の性能に依存しているので、プリンタ側では、間隔
602,603の時間を短くすることを考えれば良い。
これにはプリンタ側のデータ入力性能及び印刷速度を上
げれば良いのであるが、これらの間隔をあまり短くしす
ぎると、例えば、ビジー信号333、アクノリッジ信号
334の立ち上がり、立ち下がりエッジのどれかで次の
データを送れるかどうかを判断するタイプのホストコン
ピュータでは、その信号の立ち上り或いは立ち下がりエ
ッジを検出できなくなり、次のデータを送るタイミング
を見失ってしまうという虞がある。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、外部機器より送られてくるデータストローブ信号を
入力してから、その外部機器に応答信号を返送するまで
の時間を可変にできるデータ入出力方法及び装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のデータ入出力方法は、ビジー信号及びデータ
アクノリッジ信号の少なくともいずれかの信号を参照し
て外部機器よりデータストローブ信号と共に送信される
データを受信するデータ入力方法であって、データスト
ローブ信号を受けてから、そのデータストローブ信号に
対するビジー信号の解除及びデータアクノリッジ信号の
少なくともいずれかの信号を返送するまでの時間を、外
部機器の伝送性能に応じて可変にしている。
【0007】上記目的を達成するために本発明のデータ
入出力装置は以下の様な構成を備える。即ち、ビジー信
号及びデータアクノリッジ信号の少なくともいずれかの
信号を参照して外部機器よりデータストローブ信号と共
に送信されるデータを受信するデータ入力装置であっ
て、データストローブ信号により伝送されたデータをラ
ッチして入力する入力手段と、前記データストローブ信
号よりのビジー信号を解除するまでの時間及び前記デー
タストローブ信号に対するデータアクノリッジ信号のパ
ルス幅を規定する時間の少なくともいずれかを設定する
設定手段と、前記設定手段により設定された対応する設
定値に応じて、前記ビジー信号を解除するまでの時間或
いは前記データアクノリッジ信号のパルス幅で外部機器
に応答する応答手段とを有する。
【0008】
【作用】以上の構成において、データストローブ信号に
より伝送されたデータをラッチして入力すると、そのデ
ータストローブ信号よりのビジー信号を解除するまでの
時間及びそのデータストローブ信号に対するデータアク
ノリッジ信号のパルス幅を規定する時間の少なくともい
ずれかを設定する設定手段により設定された対応する設
定値に応じて、ビジー信号を解除するまでの時間或いは
データアクノリッジ信号のパルス幅で外部機器に応答す
ることができる。
【0009】また、この応答時間は、外部機器の伝送性
能に応じて可変にすることができ、高速伝送機能を有す
る外部機器に対しては、より短くすることが出来る。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。この実施例では、レーザビーム
プリンタ等のようにドットの集合で印刷を行うタイプの
プリンタとのインターフェースに本発明を適用して説明
するが、本発明はこれに限定されるものでなく、ホスト
コンピュータ等の外部機器と接続してデータ転送を行う
各種機器にも適用できることはもちろんである。
【0011】図2は一般的なレーザビームプリンタ(L
BP)の内部構造を示す断面図で、このLBPは不図示
のデータ源(ホストコンピュータ等)から文字パターン
の登録や定型書式(フォームデータ)等の登録が行え
る。
【0012】図2において、100はLBP本体を示
し、外部に接続されているホストコンピュータ等から供
給される文字情報(文字コード)やフォーム情報或いは
マクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの情
報に従って対応する文字パターンやフォームパターン等
を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。3
00は操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配さ
れている操作パネル、101はLBP100全体の制御
及びホストコンピュータから供給される文字情報等を解
析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ制御
ユニット101は主に文字情報を対応する文字パターン
のビデオ信号に変換してレーザドライバ102に出力す
る。
【0013】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザをオン・オフ切替している。レー
ザ光104は回転多面鏡で左右方向に振られて静電ドラ
ム106上を走査する。これにより、静電ドラム106
上には文字パターンの静電潜像が形成される。この潜像
は静電ドラム106の周囲の現像ユニット107により
現像された後、記録紙に転写される。この記録紙にはカ
ットシートを用い、カセット記録紙はLBP100に装
着した用紙カセットに収納され、給紙ローラ109及び
搬送ローラ110と111とにより装置内に取り込まれ
て、静電ドラム106に供給される。
【0014】図1は本実施例のLBP100のプリンタ
制御ユニット101の一部構成を示すブロック図であ
る。
【0015】図1において、11は入力インターフェー
ス(I/F)部で、文書データ等の印刷データを出力す
るホストコンピュータ等の外部機器(図示しない)との
インターフェース制御を行って、ホストよりのデータ受
信及びビジー信号133及びアクノリッジ信号134の
返送等を行っている。12はページメモリで、入力した
印刷データをページ単位でストアしている。13は主制
御部で、ホストコンピュータとの間のデータ送受信及び
受信した印刷データのビットマップ展開、更には図2に
示す印刷機構部の動作制御等を行っている。14はフォ
ントメモリで、文字コード等に対応してフォントデータ
を記憶している。15はビットマップメモリで、ページ
メモリ12の内容をフォントメモリ14を参照してビッ
トマップ展開したドットパターンを記憶している。16
は図2に示す印刷機構部にドットパターンデータを出力
する印刷機構部I/F部である。17はI/F部16よ
り出力されるパラレルデータをシリアルデータに変換す
る並直列変換器である。
【0016】また、図1において、131は図示しない
ホストコンピュータ等の外部機器より、データ132と
共に送られてくるデータストローブ信号を示している。
133はホストコンピュータに出力するビジー信号、1
34は同じくホストコンピュータに出力するアクノリッ
ジ信号を示している。156はこのプリンタ制御ユニッ
ト101より印刷機構部に出力するプリンタスタート信
号、157は印刷機構部より送られてくる水平同期信号
(BD信号)、158は同じく印刷機構部より送られて
くる垂直同期信号である。
【0017】以上構成を備えるプリンタ制御ユニット1
01の動作を簡単に説明すると、ホストコンピュータか
ら送られてきたデータ132は、データストローブ信号
131により入力インターフェース部11にラッチさ
れ、その後、このラッチされた印刷データは主制御部1
3の制御によりページメモリ12にストアされる。次に
主制御部13はページメモリ12にストアされた印刷デ
ータを読み出し、フォントメモリ14を参照してドット
パターンに変換してビットマップメモリ15上に展開す
る。こうして1ページ分の印刷データのビットマップ展
開処理を終了すると、主制御部13は印刷機構部I/F
部16に対してプリントスタート信号156を送る。そ
して印刷機構部よりの水平同期信号157及び垂直同期
信号158に同期させて、ビットマップメモリ15のド
ットパターンデータを読出して並直列変換器17により
シリアルデータに変換して出力する。このシリアルデー
タは前述したレーザドライバ102に入力され、半導体
レーザ103を駆動する信号となる。
【0018】図3は前述の入力インターフェース部11
の詳細を示すブロック図である。
【0019】この実施例の入力インターフェース部11
では、データストローブ信号131の立ち下がりエッジ
でデータ132をラッチ回路201にラッチする。この
ラッチ回路201にラッチされたデータは、更に主制御
部13の制御の下にページメモリ12にストアされる。
このデータストローブ信号131の立ち上がりエッジ
は、更にOR回路202を通してフリップフロップ20
2,203をセットしている。このフリップフロップ2
02をセットすることにより、ビジー信号133をハイ
レベル(ビジーであることを示す)にして、ラッチ回路
201にラッチされたデータがページメモリ12にスト
アされるまで、次のデータがホストコンピュータより送
られてこないようにしている。このラッチ回路201よ
りページメモリ12にデータを転送して記憶する時間は
非常に短く、通常はホストコンピュータよりの印刷デー
タの送信動作を妨げるようなものではない。尚、OR回
路220に入力されている信号155は、主制御部13
より出力される制御信号で、主制御部13はホストコン
ピュータに対してビジー信号133をハイレベルにして
出力したい時は、この制御信号155によりフリップフ
ロップ202をセットしてビジー信号133をハイレベ
ルにすることができる。
【0020】図3において、204,207はカウンタ
で、リセット端子(R)に入力される信号ロウレベルの
時は“0”にリセットされ、ハイレベルになると発振器
211より出力されるクロック信号235によりカウン
トアップを開始する。205,208はコンパレータ
(CMP)で、それぞれレジスタ206或いは209に
セットされている値とカウンタ204或いは207の計
数値とを比較している。206,209はレジスタであ
る。これらレジスタ206,209のそれぞれには、テ
スト動作により“0”より大きい所定の値が予め主制御
部13によりセットされている。カウンタ204,20
7の各初期値は共に“0”である。従って、コンパレー
タ205,208の各出力138,142は、それぞれ
最初はハイレベルとなっている。
【0021】いま、外部機器よりデータ132とデータ
ストローブ信号131が入力されると、フリップフロッ
プ203はデータストローブ信号131の立ち下がりエ
ッジでセットされる。これによりカウンタ204は発振
器211よりのクロック信号の計数を開始する。この発
振器211は、主制御部13からの信号150がハイレ
ベルの時はクロック信号235を出力し、主制御部13
よりの信号150がロウレベルの時クロック信号235
を出力しない。
【0022】カウンタ204のカウントが進み、レジス
タ206にセットされている値、即ち、その出力152
と一致すると、コンパレータ205は一致信号138を
ロウレベルにして出力する。この一致信号138の立ち
下がりエッジでフリップフロップ202と203はリセ
ットされる。これにより、ビジー信号133はハイレベ
ルからロウレベル(データ受信可能)になる。また、こ
の一致信号138の立ち下がりエッジでフリップフロッ
プ212がセットされるため、図示しないホストコンピ
ュータへのアクノリッジパルス信号134がロウレベル
で出力される。このフリップフロップ212がセットさ
れることによりカウンタ207がクロック信号235の
計数を開始する。そして、この計数値がレジスタ209
に格納されている値と一致すると一致信号142がコン
パレータ208より出力される。これにより、フリップ
フロップ212がリセットされて、アクノリッジ信号1
34が再びハイレベルとなってアクノリッジパルス信号
134が終了する。
【0023】また、プリンタ側のエラー等により、ビジ
ー信号133をハイレベルにする時は、前述の制御信号
155によりフリップフロップ202をセットし、信号
150により発振器211の動作を停止させることで、
そのエラー状態が解除される目でビジー状態を保持する
ことができる。
【0024】次に本実施例に係る、ホストコンピュータ
からのデータストローブ信号131とプリンタ制御ユニ
ット101から返送するビジー信号133、アクノリッ
ジ信号134との時間間隔及びアクノリッジパルス信号
134のパルス幅を決める方法について説明する。ま
ず、上記時間間隔とパルス幅を決めるに当たっては、プ
リンタはそのためのテストモードを用意しており、この
テストモードはホストコンピュータからプリンタに出力
するコマンドにより設定されても良く、或いは操作パネ
ル300より指示しても良い。
【0025】図5及び図6は、テストモードにおけるプ
リンタ制御ユニット101の主制御部13の処理を示す
フローチャートで、この処理を行う制御プログラムはR
OM139に記憶されている。また図4は、これら動作
を示すタイミング図である。以下これら図面を参照して
本実施例の動作を説明する。
【0026】発振器2211の動作をイネーブルにする
ため、主制御部13より出力される信号150は、最初
はロウレベルで出力されているので、発振器211より
出力されるクロック信号235は停止している。まずス
テップS1で、レジスタ206,209のそれぞれに初
期値をセットする。これらの値は全てのホストコンピュ
ータに適用できる程度の大きな値とし、例えばデータス
トローブ信号131の立ち下がりよりビジー信号133
がロウレベルになるまでの時間間隔を1ms、データア
クノリッジ信号134のパルス幅が10μsとなるのに
相当する値を各レジスタ206,209にセットしてお
く。
【0027】次にステップS2に進み、信号150をハ
イレベルにして発振器211よりクロック信号235が
出力されるようにする。そしてステップS3で、ホスト
コンピュータから適当なデータ(10Kバイト程度)の
転送が開始されるのを待ち、データを受信するとステッ
プS4に進み、その取り込んだテストデータを2バイト
毎に送信した内容と一致しているかどうかを判断する。
即ち、第1のデータがデータストローブ信号131と共
に送られて、ビジー信号133及びデータアクノリッジ
信号134によりホストコンピュータに応答した後、第
2のデータがホストコンピュータより送られて、それら
2つのデータが正しく受信されていれば、ビジー信号1
33及び/或いはデータアクノリッジ信号134がホス
トコンピュータにより正常に認識されて送られてきてい
ると判断できるためである。従って、ここでは、まずデ
ータストローブ信号131とビジー信号133及びデー
タアクノリッジ信号134の時間間隔の調整から始める
ものとする。尚、ここではホストコンピュータより送信
されてくるテストデータの内容は、プリンタ側では予め
分かっているものとする。
【0028】ホストコンピュータからデータを2バイト
入力し、その内容が正しければステップS4からステッ
プS5に進み、信号15をハイレベルにして発振器21
1のクロック信号235の出力を停止させ、ステップS
6でレジスタ206の値を−1する。これにより、デー
タストローブ信号131の立ち下がりよりビジー信号1
33がロウレベルになるまでの時間間隔が短くなる。そ
してステップS7で再び信号150をハイレベルにして
クロック信号235を出力させる。
【0029】このような操作を順次繰り返すことによ
り、データストローブ信号131の立ち下がりよりビジ
ー信号133がロウレベルになるまでの時間間隔が、そ
のホストコンピュータにとって短くなりすぎ、ホストコ
ンピュータからデータを正確に2バイト入力できなくな
る。そのときはステップS4よりステップS8に進み、
クロック信号235を停止して、ステップS9でレジス
タ206を+1する。これにより、レジスタ206の値
はホストコンピュータが追随できた最小の値(データス
トローブ信号131の立ち下がりよりビジー信号133
がロウレベルになるまでの時間間隔が最小となる値)と
なる。こうしてレジスタ206の設定値が決定される
と、次はデータアクノリッジ信号134のパルス幅を決
定するレジスタ209の値の調整を行う。
【0030】ステップS10で再びクロック信号235
の出力を開始し、ステップS11でホストコンピュータ
よりのデータ受信を待つ。データを受信するとステップ
S12に進み、前述のステップS4と同様に、受信デー
タを2バイト単位で比較し、その内容が送信されたデー
タと一致しているかどうかを判定する。受信した内容が
正しい時はステップS13〜15を実行し、レジスタ2
09の内容を−1してアクノリッジ信号134のパルス
幅を短くする。こうしてホストコンピュータよりのデー
タを正しく入力できなくなると、ホストコンピュータが
データアクノリッジ信号134を認識できなかった時で
あるのでステップS16に進み、クロック信号235を
出力を停止し、ステップS17でレジスタ209の値を
+1してエラーが発生しなかった時のレジスタ209の
値の最小値(アクノリッジ信号134の最小パルス幅)
に設定する。その後、ホストコンピュータよりのテスト
データの受信を終了するまでデータの受信動作を続行す
る。そして、もしその間にホストコンピュータよりのデ
ータ受信が正常に行われなくなった時は、レジスタ20
6及び209の値をそれぞれ+1しても良い。
【0031】図4は、このようにしてレジスタ206に
値“8”がセットされ、レジスタ209に値“3”がセ
ットされた時の動作状態を示すタイミング図である。
【0032】タイミングT1でデータストローブ信号1
31が立ち下がると、このタイミングでビジー信号13
3が立ち上ってハイレベルになる。これと同時にカウン
タ204がカウントを開始し、その出力値137がレジ
スタ206の設定値(ここでは8)と等しくなると、コ
ンパレータ205は一致信号138をロウレベルにして
出力する(タイミングT2)。これによりビジー信号1
33はロウレベルになり、ホストコンピュータよりのデ
ータを受信できるようになる。
【0033】また、このタイミング(T2)で、データ
アクノリッジ信号134がロウレベルになり、カウンタ
207のリセット信号がハイレベルなるため、カウンタ
207がクロック信号235の計数を開始する。このカ
ウンタ207の計数値141がレジスタ209の設定値
(ここでは3)に等しくなると、コンパレータ208よ
り一致信号142がロウレベルで出力される(タイミン
グT3)。これによりフリップフロップ212はリセッ
トされ、データアクノリッジ信号134はハイレベルに
なる。
【0034】本実施例では、主制御部13によりレジス
タ206,209の値を−1したり+1したりして、デ
ータストローブ信号131よりビジー信号の立ち下がり
までの時間間隔及びデータアクノリッジ信号のパルス幅
を調整したが、これらレジスタを更新する値は1以外の
値単位で行って良いことは言うまでもない。
【0035】また本実施例では、テストモードでデータ
ストローブ信号131よりビジー信号の立ち下がりまで
の時間間隔及びデータアクノリッジ信号のパルス幅を調
整したが、これら時間間隔やパルス幅は、通常の通信動
作中でもエラーの発生時にレジスタ206及び/或いは
レジスタ209の値を多くする(時間間隔やパルス幅を
長くする)ように変更しても良い。
【0036】更に、本実施例では、ビジー信号133が
ビジー状態(ハイレベル)からレディ状態(ロウレベ
ル)に遷移するのと、アクノリッジ信号134がロウレ
ベルになるのが同時としたが本発明はこれに限定される
ものでなく、カウンタ、レジスタ、コンパレータの組み
をもう1つ追加すれば、アクノリッジ信号134の立ち
下がりタイミングを独立して制御できることは言うまで
もない。
【0037】尚、本実施例では、データストローブ信号
131よりビジー信号の立ち下がりまでの時間間隔及び
データアクノリッジ信号のパルス幅の調整は、カウンタ
とレジスタ及びコンパレータにより構成したが、これは
あくまでも1つの例であり、例えばプログラマブルカウ
ンタ等により、或いは所定時間を設定できる時定数回路
等を用いて構成されても良い。
【0038】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることはいうまでもない。
【0039】以上説明したように本実施例によれば、ホ
ストコンピュータ側の出力性能に応じてビジー信号及び
/或いはデータアクノリッジ信号の返送タイミングを最
適化できるので、ホストコンピュータの出力機能に応じ
た最適のデータ入出力システムを構築することができ
る。
【0040】また、ホストコンピュータを変更しても、
そのホストコンピュータに応じた最適なデータ転送レー
トを実現できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部機器より送られてくるデータストローブ信号を入力し
てから、その外部機器に応答信号を返送するまでの時間
を可変にできる効果がある。
【0042】また、他の発明によれば、外部機器の伝送
能力に合わせて、応答信号を返送するまでの時間を変更
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のレーザビームプリンタ(L
BP)のプリンタ制御ユニットの一部構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施例のレーザビームプリンタ(L
BP)の内部構造を示す構造断面図である。
【図3】実施例の入力I/F部の構成を更に詳細に説明
したブロック図である。
【図4】本実施例の入力インターフェース部におけるホ
ストコンピュータとのインターフェース動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図5】
【図6】本実施例のプリンタ制御ユニットの主制御部に
よる、テストモード時における動作を説明するフローチ
ャートである。
【図7】一般的なデータ転送システムにおけるハンドシ
ェークを示すタイミング図である。
【符号の説明】
11 入力I/F部 12 ページメモリ 13 主制御部 14 フォントメモリ 15 ビットマップメモリ 16 印刷機構部インターフェース(I/F)部 17 並直列変換器 131 データストローブ信号 132 データ 133 ビジー信号 134 データアクノリッジ信号 138,142 一致信号 201 ラッチ回路 202,203,212 フリップフロップ 204,207 カウンタ 205,208 コンパレータ 206,209 レジスタ 211 発振器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビジー信号及びデータアクノリッジ信号
    の少なくともいずれかの信号を参照して外部機器よりデ
    ータストローブ信号と共に送信されるデータを受信する
    データ入力方法であって、 データストローブ信号を受けてから、そのデータストロ
    ーブ信号に対するビジー信号の解除及びデータアクノリ
    ッジ信号の少なくともいずれかの信号を返送するまでの
    時間を、外部機器の伝送性能に応じて可変にしたことを
    特徴とするデータ入力方法。
  2. 【請求項2】 ビジー信号及びデータアクノリッジ信号
    の少なくともいずれかの信号を参照して外部機器よりデ
    ータストローブ信号と共に送信されるデータを受信する
    データ入力装置であって、 データストローブ信号により伝送されたデータをラッチ
    して入力する入力手段と、 前記データストローブ信号よりのビジー信号を解除する
    までの時間及び前記データストローブ信号に対するデー
    タアクノリッジ信号のパルス幅を規定する時間の少なく
    ともいずれかを設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された対応する設定値に応じ
    て、前記ビジー信号を解除するまでの時間或いは前記デ
    ータアクノリッジ信号のパルス幅で外部機器に応答する
    応答手段と、 を有することを特徴とするデータ入力装置。
  3. 【請求項3】 ビジー信号及びデータアクノリッジ信号
    の少なくともいずれかの信号を参照して外部機器よりデ
    ータストローブ信号と共に送信されるデータを受信する
    データ入力装置であって、 データストローブ信号により伝送されたデータをラッチ
    して入力する入力手段と、 前記データストローブ信号よりのビジー信号を解除する
    までの時間及び前記データストローブ信号に対するデー
    タアクノリッジ信号のパルス幅を規定する時間の少なく
    ともいずれかを設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された対応する設定値に応じ
    て、前記ビジー信号を解除するまでの時間或いは前記デ
    ータアクノリッジ信号のパルス幅で外部機器に応答する
    応答手段と、 前記外部機器より送信されるデータを前記応答手段によ
    る応答により正常に受信できたかどうかを判断する判断
    手段と、 前記判断手段により正常に受信できたと判断されると、
    前記設定手段による設定値を時間を短くするような値に
    変更する変更手段と、 を有することを特徴とするデータ入力装置。
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