JPH05216750A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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Publication number
JPH05216750A
JPH05216750A JP2087592A JP2087592A JPH05216750A JP H05216750 A JPH05216750 A JP H05216750A JP 2087592 A JP2087592 A JP 2087592A JP 2087592 A JP2087592 A JP 2087592A JP H05216750 A JPH05216750 A JP H05216750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
data
processor
standby
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP2087592A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Asano
和泉 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2087592A priority Critical patent/JPH05216750A/ja
Publication of JPH05216750A publication Critical patent/JPH05216750A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】単一プロセッサが有するメモリにプロセッサが
書込む手順とこのメモリから外部へ読出す手順とが重複
したときの、読出すデータの誤りを防止する。 【構成】プロセッサ11に複数のメモリA21、B31
を接続可能にし、プロセッサ11が一方のメモリA21
を稼働状態に接続してデータを書込み、他方のメモリB
31は書込みから切離した待機状態にして外部へのデー
タ出力に使用する。プロセッサ11が稼働メモリA31
にデータ書込みするとき、メモリA21はメモリA22
となり、書込み終了でメモリA23となるが、この最新
のデータ保持により稼働状態から待機状態に変換する。
この変換により待機状態のメモリB31はプロセッサ1
2からデータ書込みを受ける態勢の稼働状態になる。こ
のように交互に稼働と待機との状態を各メモリが繰返し
て有する。 【効果】待機メモリは読出用としてプロセッサから切離
されるので、待機中には記憶データの変換はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単一のプロセッサに複
数個のメモリを持たせ、一連のデータ処理に対してメモ
リ内のデータを外部メモリに記録させるためのプロセッ
サ内におけるデータ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ処理システムは、
単一プロセッサ内にもつ複数個のメモリを相互に無関係
に1つ1つ単独で書き込み、かつ読み出す構成になって
いた。
【0003】これについて、図4を参照して説明する。
図4は従来の一例を示すメモリ内のブロック説明図であ
る。
【0004】図4において、符号80はメモリ、符号8
1はデータM、符号82はデータN、および符号83は
データ書換時点であり、メモリ80のデータ出力はデー
タM81からデータN82の方向とする。
【0005】いま、単一プロセッサ内における、1つの
メモリ80に記録されたデータの出力を考えると、外部
メモリへの出力は、データの出力方向で頭から尾に向か
って出力されるので、データM81を過ぎ、データN8
2に達する前の経過時間83で示す位置まで出力された
とき、相互に関連するデータM81とデータN82がプ
ロセッサにより新しく書き込まれると、結果的に新デー
タ82が出力しても、出力先の外部メモリにおいてデー
タM81の部分が旧データのままとなり、データM.N
の不一致が生じる。
【0006】従ってこの不一致を防止するためメモリか
らの出力が終了するまでプロセッサからの新データの書
き込みを停止していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
処理システムは、一つのメモリから記憶データを出力中
に拘らず記憶データの書換えができるので、データ出力
時点の前後に関連するデータが分割されている場合、出
力に新旧両データが混在して処理に誤り発生する問題点
があり、この防止策としてプロセッサの書き込みをデー
タの出力終了まで待たせるのはプロセッサの処理能力を
減退させ、処理も円滑を欠くという問題点も生じた。
【0008】本発明の目的は、一つのデータブロックに
複数のメモリを配備し、プロセッサからの書込みを許容
する稼働メモリと外部へ読出しを許容する待機メモリと
に分割してメモリを稼働/待機と交互に切替えることに
より、上記問題点を解決するデータ処理システムを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ処理シス
テムは、単一プロセッサに複数個のメモリをもつデータ
処理システムにおいて、前記複数個のメモリを、前記プ
ロセッサからのデータを書き込む稼働メモリと、外部へ
データを送出する待機メモリとに分類して設け、少なく
とも一つの前記稼働メモリが前記プロセッサに直結して
このプロセッサからの書き込みを終了したとき待機中の
前記待機メモリのデータ送出稼働の終了を確認して、稼
働から待機へ状態を切替える一方、前記待機メモリも待
機から稼働へ状態を切替える手段を有する。
【0010】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すメモリ状態の経時説
明図である。
【0011】図1(A)はプロセッサ11に対してメモ
リA21が稼働状態にあり、プロセッサ11からの書込
みを待つ状態を示す。すなわち、プロセッサ11からの
データ書込みは、メモリA21にだけ実行される。
【0012】メモリB31はメモリA21に対して待機
状態にあり、外部からのメモリデータ読出しに応じて出
力する。勿論、初期の立上げではメモリA21およびメ
モリB31共に同一データが記憶される。
【0013】一つのデータメモリに対してメモリA21
・B31の2つをもつので、外部へメモリB31からデ
ータを取出し中でも図1(B)に示すようにメモリA2
2にプロセッサ11からデータ変更が実行できる。
【0014】プロセッサにより一部でも所定メモリ内容
を変更する場合、稼働中のメモリA21がデータを書換
えられ、メモリA22の書換中状態になる。メモリA2
2がデータの書換えを終了したとき、図1(C)の状態
となり、メモリA22はメモリA23として待機状態で
あり、プロセッサ11はプロセッサ12となり、メモリ
A31に直結して稼働状態となる。
【0015】また、プロセッサ12の出力は稼働メモリ
B31に書込まれ、外部への出力は待機メモリA23か
ら読出される。
【0016】プロセッサ12がデータを出力すると稼働
メモリB31はメモリB32となり、この間も図1
(D)に示すように待機メモリA23から外部へデータ
出力できる。
【0017】この一連の手順について、図2に図1を併
せ参照し、メモリAを対象に説明する。
【0018】まず、メモリA21は稼働メモリとして設
定(101)される。プロセッサ11はデータをメモリ
A22の状態で書込み、メモリA23として書込終了
(102)する。
【0019】この時点で待機メモリB31からデータ送
出中(103)のときには、データ送出終了(104)
を待って、メモリA23は待機状態に設定(105)さ
れると共に、メモリB31は稼働状態に設定され、図1
(C)の状態になる。
【0020】メモリA23は待機状態なので外部へのデ
ータ送出・終了(106)の手順が実行できる。この間
に、稼働メモリB31がプロセッサ12からデータの書
込みを受け終ると、メモリA23は稼働メモリ設定の要
求を受け、(107)データ送出中(108)であれば
送出の終了で稼働メモリに設定される手順101に戻
り、稼働メモリB32は待機状態に移る。
【0021】次に、図3はメモリが3つの場合の一例を
示す経時状態説明図である。
【0022】図3(A)において、メモリA41、メモ
リB51はプロセッサ13に対して稼働状態、メモリC
61は待機状態である。これら3つのメモリのうち1つ
が障害となったとき、前述の図1の手順になる。
【0023】プロセッサ13はデータの書込みを稼働メ
モリA42、B52の両者に実行する図3(B)で示す
状態の場合、メモリC61は相変わらず待機状態にあっ
て外部へデータ送出できる。
【0024】待機状態にする順序をメモリA・B・Cと
するとき、メモリA42のデータ入力が終了したとき、
メモリA43が待機メモリになると共に、メモリ内容が
相違するメモリB53およびメモリC61がプロセッサ
14の稼働メモリになる図3(C)の状態が実現する。
【0025】ここで、プロセッサ14がデータ出力する
場合、稼働状態にあるメモリB54、C62が出力デー
タを記録し、メモリB54のデータ書込みが終了すると
きメモリB55として待機状態になる。従って、残るメ
モリA43およびメモリC63は同時に稼働メモリにな
る図3(E)の状態が実現する。
【0026】同様にメモリA44、C64がプロセッサ
15からデータ書込みする図3(F)の状態の間、メモ
リB55は外部へデータ出力できる。
【0027】また、図3(C)のメモリC61の記憶デ
ータを新しくするためメモリB53からメモリC61へ
記憶内容を最初から最後まで順次移送して、3つのメモ
リ内容をすべて同一にすることもできる。このとき、デ
ータの転移中にプロセッサ14からの書換えが生じて
も、メモリB53・C61を同時に処理することにより
問題は生じない。
【0028】図3のように予備メモリを使用することに
より、図1と比較して、より有効に機能が発揮できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、単一プロ
セッサ内の複数個のメモリのうち相互に関連するメモリ
を用いてプロセッサからのデータの書き込み、外部への
出力を所定順序で行うことにより、外部へメモリデータ
の出力中にはデータ書換えがないので出力データに矛盾
を生じず、またデータ処理を途中で停止することもなく
進めることができるのでプロセッサの処理能力を減退さ
せることもないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すメモリ状態の経時説明
図である。
【図2】図1による主要手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明の第2の実施例を示すメモリ状態経時説
明図である。
【図4】従来の一例を示すメモリ状態ブロック説明図で
ある。
【符号の説明】
11,12 プロセッサ 21,22,23 メモリA 31,32 メモリB

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一プロセッサに複数個のメモリをもつ
    データ処理システムにおいて、前記複数個のメモリを、
    前記プロセッサからのデータを書き込む稼働メモリと、
    外部へデータを送出する待機メモリとに分類して設け、
    少なくとも一つの前記稼働メモリが前記プロセッサに直
    結してこのプロセッサからの書き込みを終了したとき待
    機中の前記待機メモリのデータ送出稼働の終了を確認し
    て、稼働から待機へ状態を切替える一方、前記待機メモ
    リも待機から稼働へ状態を切替える手段を有することを
    特徴とするデータ処理システム。
JP2087592A 1992-02-06 1992-02-06 データ処理システム Pending JPH05216750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2087592A JPH05216750A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 データ処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2087592A JPH05216750A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 データ処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05216750A true JPH05216750A (ja) 1993-08-27

Family

ID=12039359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2087592A Pending JPH05216750A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 データ処理システム

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JP (1) JPH05216750A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607529A (ja) * 1983-06-27 1985-01-16 Mitsubishi Electric Corp バツフアメモリ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607529A (ja) * 1983-06-27 1985-01-16 Mitsubishi Electric Corp バツフアメモリ装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980324