JPH05211454A - 受信処理方式 - Google Patents
受信処理方式Info
- Publication number
- JPH05211454A JPH05211454A JP1620292A JP1620292A JPH05211454A JP H05211454 A JPH05211454 A JP H05211454A JP 1620292 A JP1620292 A JP 1620292A JP 1620292 A JP1620292 A JP 1620292A JP H05211454 A JPH05211454 A JP H05211454A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise
- sampling
- processing
- reception processing
- message signal
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐ノイズ性を弱くすることなしに、できるだ
け受信処理量を削減するようにする。 【構成】 同期信号部4とメッセージ信号部5を1送信
単位とする無線信号データを受信する際に、同期信号部
4のサンプリング結果からノイズNの状態を検知し、ノ
イズNが多いと判断した場合は、メッセージ信号部5の
サンプリング回数nを多くし、ノイズNが少ないと判断
した場合は、メッセージ信号部5のサンプリング回数n
を少なくする。
け受信処理量を削減するようにする。 【構成】 同期信号部4とメッセージ信号部5を1送信
単位とする無線信号データを受信する際に、同期信号部
4のサンプリング結果からノイズNの状態を検知し、ノ
イズNが多いと判断した場合は、メッセージ信号部5の
サンプリング回数nを多くし、ノイズNが少ないと判断
した場合は、メッセージ信号部5のサンプリング回数n
を少なくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信機からの電波、光
等の無線信号データを受信する受信機の受信処理方式に
関するものである。
等の無線信号データを受信する受信機の受信処理方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の受信機は図3に示すように受信ア
ンテナ1、受信回路2および信号処理回路3を有してな
り、送信機(図示せず)から送出される同期信号部とメ
ッセージ信号部を1送信単位とする無線信号データを受
信する場合、信号処理回路3において、図4に示すよう
なフローで受信処理がなされる。
ンテナ1、受信回路2および信号処理回路3を有してな
り、送信機(図示せず)から送出される同期信号部とメ
ッセージ信号部を1送信単位とする無線信号データを受
信する場合、信号処理回路3において、図4に示すよう
なフローで受信処理がなされる。
【0003】図5に示すような無線信号データを受信処
理する場合、同期信号部4の読み取りとメッセージ信号
部5の読み取りの2段階の処理を行うのである。
理する場合、同期信号部4の読み取りとメッセージ信号
部5の読み取りの2段階の処理を行うのである。
【0004】まず、同期信号部4のデータの読み取り
は、一定時間毎に入力信号のレベルをサンプリングし、
1ビット分のサンプリングが終了する毎にハイレベル
(H)とローレベル(L)のものの数を比較し、Hの方
が多ければ信号処理回路3内のメモリに”1”を格納
し、Lの方が多ければメモリに”0”を格納する。
は、一定時間毎に入力信号のレベルをサンプリングし、
1ビット分のサンプリングが終了する毎にハイレベル
(H)とローレベル(L)のものの数を比較し、Hの方
が多ければ信号処理回路3内のメモリに”1”を格納
し、Lの方が多ければメモリに”0”を格納する。
【0005】その結果、信号処理回路3内に予め設定し
てある同期信号のビット列と前記メモリに記憶されたビ
ット列が合致しているか否かを照合する。
てある同期信号のビット列と前記メモリに記憶されたビ
ット列が合致しているか否かを照合する。
【0006】照合した結果が合致した場合は、同期信号
を読み取ったと判断して、メッセージ信号部5の読み取
りに入る。
を読み取ったと判断して、メッセージ信号部5の読み取
りに入る。
【0007】メッセージ信号部5の読み取りでは、ま
ず、メッセージ信号部5の開始からの時間を計測する等
によりビット中心近傍を検出し、この位置で1回ないし
複数回、例えば3回のサンプリングを行う。
ず、メッセージ信号部5の開始からの時間を計測する等
によりビット中心近傍を検出し、この位置で1回ないし
複数回、例えば3回のサンプリングを行う。
【0008】そしてサンプリング結果から、ビット毎に
Hの方が多ければメモリに”1”を格納し、Lの方が多
ければメモリに”0”を格納し、メッセージ信号部のメ
ッセージ内容を読み取るのである。
Hの方が多ければメモリに”1”を格納し、Lの方が多
ければメモリに”0”を格納し、メッセージ信号部のメ
ッセージ内容を読み取るのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な受信処理方式では、無線信号データのメッセージ信号
部5のサンプリングをする場合に、一定のサンプリング
回数で処理しているので、無線信号データにノイズが含
まれている場合と含まれていない場合にも一定回数のサ
ンプリングを行うことになる。
な受信処理方式では、無線信号データのメッセージ信号
部5のサンプリングをする場合に、一定のサンプリング
回数で処理しているので、無線信号データにノイズが含
まれている場合と含まれていない場合にも一定回数のサ
ンプリングを行うことになる。
【0010】従って、例えば、サンプリング回数を多く
すれば、ノイズには強くなるが、信号処理回路3での受
信処理の負担が大きくなり、受信処理以外の処理が制限
され、逆に、サンプリング回数を少なくすれば、受信処
理以外の処理が実行し易くはなるがノイズに弱くなると
いう問題があった。
すれば、ノイズには強くなるが、信号処理回路3での受
信処理の負担が大きくなり、受信処理以外の処理が制限
され、逆に、サンプリング回数を少なくすれば、受信処
理以外の処理が実行し易くはなるがノイズに弱くなると
いう問題があった。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、耐ノイズ性を弱くする
ことなしに、できるだけ受信処理量を削減するようにし
た受信処理方式を提供することにある。
あり、その目的とするところは、耐ノイズ性を弱くする
ことなしに、できるだけ受信処理量を削減するようにし
た受信処理方式を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信機からの
同期信号部とメッセージ信号部を1送信単位とする無線
信号データを受信する受信機の受信処理方式において、
同期信号部でのノイズの状態を検知し、ノイズの状態に
応じて、メッセージ信号部でのサンプリング回数を変え
るようにしたことを特徴とする。
同期信号部とメッセージ信号部を1送信単位とする無線
信号データを受信する受信機の受信処理方式において、
同期信号部でのノイズの状態を検知し、ノイズの状態に
応じて、メッセージ信号部でのサンプリング回数を変え
るようにしたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の受信処理方式にあっては、同期信号部
とメッセージ信号部を1送信単位とする無線信号データ
を受信する際に、同期信号部のサンプリング結果からノ
イズの状態を検知し、ノイズが多いと判断した場合は、
メッセージ信号部のサンプリング回数を多くし、ノイズ
が少ないと判断した場合は、メッセージ信号部のサンプ
リング回数を少なくするようにしている。
とメッセージ信号部を1送信単位とする無線信号データ
を受信する際に、同期信号部のサンプリング結果からノ
イズの状態を検知し、ノイズが多いと判断した場合は、
メッセージ信号部のサンプリング回数を多くし、ノイズ
が少ないと判断した場合は、メッセージ信号部のサンプ
リング回数を少なくするようにしている。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。
する。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係る受信処理
方式の動作を示すフローチャートであり、図2は、ノイ
ズが含まれない状態および含まれる状態での無線信号デ
ータを示すものである。
方式の動作を示すフローチャートであり、図2は、ノイ
ズが含まれない状態および含まれる状態での無線信号デ
ータを示すものである。
【0016】本実施例においては、同期信号部とメッセ
ージ信号部を1送信単位とする無線信号データの受信処
理の基本的部分は、図4で示した従来例のものと同等で
あるので、説明を省略する。
ージ信号部を1送信単位とする無線信号データの受信処
理の基本的部分は、図4で示した従来例のものと同等で
あるので、説明を省略する。
【0017】本実施例では、図4で示した基本的受信処
理に、ノイズ状態検出処理6およびサンプリング回数設
定処理7を付加している。
理に、ノイズ状態検出処理6およびサンプリング回数設
定処理7を付加している。
【0018】ノイズ状態検出処理6は、同期信号部のサ
ンプリング結果から、ハイレベル(H)とローレベル
(L)のものの数の差の絶対値を演算し、この絶対値の
大きさにより、ノイズの状態を判断しようとするもので
ある。
ンプリング結果から、ハイレベル(H)とローレベル
(L)のものの数の差の絶対値を演算し、この絶対値の
大きさにより、ノイズの状態を判断しようとするもので
ある。
【0019】つまり、例えば、10回のサンプリングに
対して、図2(a)のように、HとLの差の絶対値が1
0というように大きい場合(ノイズNが含まれない場
合)は、変数SHをインクリメントし、図2(b)のよ
うに、絶対値が8あるいは6の場合(ノイズNが少し含
まれる場合)は、変数SMをインクリメントし、図2
(c)のように、絶対値が4あるいは2というように小
さい場合(ノイズNが多く含まれる場合)は変数SLを
インクリメントするようになっている。
対して、図2(a)のように、HとLの差の絶対値が1
0というように大きい場合(ノイズNが含まれない場
合)は、変数SHをインクリメントし、図2(b)のよ
うに、絶対値が8あるいは6の場合(ノイズNが少し含
まれる場合)は、変数SMをインクリメントし、図2
(c)のように、絶対値が4あるいは2というように小
さい場合(ノイズNが多く含まれる場合)は変数SLを
インクリメントするようになっている。
【0020】従って、ノイズ状態検出処理6では、無線
信号データにノイズNが多く含まれている場合は変数S
Lの値が大きくなり、逆にノイズNがあまり含まれてい
ない場合は変数SHの値が大きくなるのである。
信号データにノイズNが多く含まれている場合は変数S
Lの値が大きくなり、逆にノイズNがあまり含まれてい
ない場合は変数SHの値が大きくなるのである。
【0021】サンプリング回数設定処理7では、ノイズ
状態検出処理6での処理結果に基づいてメッセージ信号
部5の処理におけるサンプリング回数nを決定しようと
するものである。
状態検出処理6での処理結果に基づいてメッセージ信号
部5の処理におけるサンプリング回数nを決定しようと
するものである。
【0022】つまり、各変数SH、SM、SLの値の最
大値を検出し、例えば、変数SHが最大であった場合
は、サンプリング回数nを1(小さい値)、変数SMが
最大であった場合は、サンプリング回数nを3(中間の
値)、変数SLが最大であった場合は、サンプリング回
数nを5(大きい値)と設定する。
大値を検出し、例えば、変数SHが最大であった場合
は、サンプリング回数nを1(小さい値)、変数SMが
最大であった場合は、サンプリング回数nを3(中間の
値)、変数SLが最大であった場合は、サンプリング回
数nを5(大きい値)と設定する。
【0023】このようにすることにより、無線信号デー
タにノイズNが多く含まれている場合は、メッセージ信
号部5の処理におけるサンプリング回数nは5回という
ように大きい値に設定され、ノイズNがあまり含まれな
い場合は、サンプリング回数nは1回というように小さ
い値に設定されるのである。
タにノイズNが多く含まれている場合は、メッセージ信
号部5の処理におけるサンプリング回数nは5回という
ように大きい値に設定され、ノイズNがあまり含まれな
い場合は、サンプリング回数nは1回というように小さ
い値に設定されるのである。
【0024】従って、本実施例によれば、無線信号デー
タに含まれるノイズNの状態により、メッセージ信号部
5の処理におけるサンプリング回数nが適切な値に自動
的に設定されるのである。
タに含まれるノイズNの状態により、メッセージ信号部
5の処理におけるサンプリング回数nが適切な値に自動
的に設定されるのである。
【0025】その結果、信号処理回路3が受信処理以外
の処理、例えば、受信機がデータ通信を行うコントロー
ラに有線で接続されている場合、受信機は前記コントロ
ーラに対する有線伝送処理を余裕をもって実行できるの
である。
の処理、例えば、受信機がデータ通信を行うコントロー
ラに有線で接続されている場合、受信機は前記コントロ
ーラに対する有線伝送処理を余裕をもって実行できるの
である。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明の受信処理方式に
よれば、送信機からの同期信号部とメッセージ信号部を
1送信単位とする無線信号データを受信する受信機の受
信処理方式において、前記無線信号データを受信する際
に、同期信号部のサンプリング結果からノイズの状態を
検知し、ノイズが多いと判断した場合は、メッセージ信
号部のサンプリング回数を多くし、ノイズが少ないと判
断した場合は、メッセージ信号部のサンプリング回数を
少なくするようにしたので、耐ノイズ性を弱くすること
なしに、できるだけ受信処理量を削減するようにした受
信処理方式が提供できた。
よれば、送信機からの同期信号部とメッセージ信号部を
1送信単位とする無線信号データを受信する受信機の受
信処理方式において、前記無線信号データを受信する際
に、同期信号部のサンプリング結果からノイズの状態を
検知し、ノイズが多いと判断した場合は、メッセージ信
号部のサンプリング回数を多くし、ノイズが少ないと判
断した場合は、メッセージ信号部のサンプリング回数を
少なくするようにしたので、耐ノイズ性を弱くすること
なしに、できるだけ受信処理量を削減するようにした受
信処理方式が提供できた。
【図1】本発明の一実施例に係る受信処理方式を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図2】同上に係る無線信号データを示すタイムチャー
トである。
トである。
【図3】従来例に係る受信機を示すブロックである。
【図4】同上に係る無線信号データを示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】同上に係る受信処理方式を示すタイムチャート
である。
である。
1 受信アンテナ 2 受信回路 3 信号処理回路 4 同期信号部 5 メッセージ信号部 6 ノイズ状態検出処理 7 サンプリング回数設定処理
Claims (1)
- 【請求項1】 送信機からの同期信号部とメッセージ信
号部を1送信単位とする無線信号データを受信する受信
機の受信処理方式において、同期信号部でのノイズの状
態を検知し、ノイズの状態に応じて、メッセージ信号部
でのサンプリング回数を変えるようにしたことを特徴と
する受信処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1620292A JPH05211454A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 受信処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1620292A JPH05211454A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 受信処理方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05211454A true JPH05211454A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11909928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1620292A Pending JPH05211454A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 受信処理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05211454A (ja) |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP1620292A patent/JPH05211454A/ja active Pending
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