JPH05336093A - 受信処理方式 - Google Patents

受信処理方式

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Publication number
JPH05336093A
JPH05336093A JP4139338A JP13933892A JPH05336093A JP H05336093 A JPH05336093 A JP H05336093A JP 4139338 A JP4139338 A JP 4139338A JP 13933892 A JP13933892 A JP 13933892A JP H05336093 A JPH05336093 A JP H05336093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sampling
data
bit
cell
reception processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4139338A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Uenishi
勝 上西
Kazuhiro Honda
和博 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4139338A priority Critical patent/JPH05336093A/ja
Publication of JPH05336093A publication Critical patent/JPH05336093A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信処理に係わる処理量を低減する。 【構成】 ビット同期信号4とデータ5とを1送信単位
としマンチェスター符号形式の無線信号データを受信す
る際に、ビット同期信号4とのビット同期確定後、同期
処理で得られたタイミングに従い、データ5の前部セル
7と後部セル8のいずれか一方の領域のみをサンプリン
グするだけでビットを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信機からの電波、光
等の無線信号データを受信する受信機の受信処理方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の受信機は図3に示すように受信ア
ンテナ1、受信回路2および信号処理回路3を有してな
り、送信機(図示せず)から送出されるビット同期信号
4とデータ5を1送信単位とする無線信号データ(図4
に示す)を受信する場合、ビット同期信号4の読み取り
とデータ5の読み取りの2段階の処理を行うのである。
【0003】ここで、マンチェスター符号形式の信号の
受信処理の場合は、その符号形式は図5に示すように、
前部セル7がHレベルかつ後部セル8がLレベルの場合
論理「0」、前部セル7がLレベルかつ後部セル8がH
レベルの場合論理「1」としているのである。
【0004】ビット同期信号4の受信は、一定時間毎に
入力信号のレベルをサンプリングし、信号の立ち上がり
エッジを検出し、この結果と信号処理回路3内に予め設
定してある同期信号のビット列と前記メモリに記憶され
たビット列が合致しているか否かを照合する。
【0005】照合した結果が合致した場合は、同期信号
を読み取ったと判断して、データ5の受信に入る。
【0006】次いで、データ5の受信では、まず、デー
タ5の各セル6(前部セル7と後部セル8の両方からな
る)の全体にわたって複数回サンプリングをすることに
よりビットを読み取り、前部セル7と後部セル8の関係
から各セル6毎の論理を判定していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な受信処理方式では、全体のサンプリング数がかなり多
くなり、受信機はこの受信処理以外の処理の実行が制限
されてしまうという問題があった。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、受信処理に係わる処理
量を低減することのできる受信処理方式を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビット同期信
号とデータとを1送信単位としマンチェスター符号形式
の無線信号データを受信する受信機の受信処理方式にお
いて、ビット同期信号によるビット同期確定後のデータ
受信に際しては、セルの前半分領域あるいは後半分領域
のいずれか一方の領域のみをサンプリングすることによ
りビットを判定するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の受信処理方式にあっては、ビット同期
信号とデータとを1送信単位としマンチェスター符号形
式の無線信号データを受信する際に、ビット同期信号と
のビット同期確定後、同期処理で得られたタイミングに
従い、データの前部セルと後部セルのいずれか一方の領
域のみをサンプリングするだけでビットを判定するよう
にしているのである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係る受信処理
方式の動作を示すフローチャートであり、図2は、タイ
ミングチャートである。
【0013】本実施例においては、無線信号データの受
信処理の基本的部分は、図3で示した従来例のものと同
等であるので、説明を省略する。
【0014】本実施例の無線信号データは図4に示すよ
うにビット同期信号4とデータ5を1送信単位とするよ
うに構成されており、各ビットは図5で示すマンチェス
ター符号形式になっている。今、ビット同期信号4とし
て論理「1」を6ビット配置してある。
【0015】以下、本実施例の受信処理方式の動作を図
1に示したフローチャートに基づき説明する。
【0016】まず、信号処理回路3はビット同期信号4
の受信待機状態において、受信信号の立ち上がりエッジ
を検出すると(ステップ11)、タイマ(図示せず)が
スタートし(ステップ12)、次の立ち上がりエッジを
検出できれば(ステップ13)、タイマをストップし
(ステップ14)、そのタイマ値を格納しておき(1
5)、次の立ち上がりエッジ検出のために再度タイマを
スタートさせておく(ステップ16)。
【0017】ここで、格納しておいたタイマ値と予め信
号処理回路3に設定してある基準値、例えばデータ伝送
速度が4800bpsの場合、ビット同期信号4の立ち
上がりエッジ間隔である約416μsとを比較、即ち検
出したエッジがビット同期信号4の立ち上がりエッジで
あるか否かを判断し(ステップ17)、ビット同期信号
4のエッジであると判断すれば、ビット同期信号4の受
信回数判定処理(ステップ18)に移行し、そうでない
と判断した場合はタイマ値をクリアし立ち上がりエッジ
検出待ち状態に戻る。
【0018】データ5の受信においては、タイマが基準
値(本実施例では416μs)に達するまでカウントを
続け(ステップ19)、基準値に達すればサンプリング
をスタートさせる(ステップ20)と同時にタイマも再
スタートさせる(ステップ21)。以上の動作により、
マンチェスター符号の後半分の領域である後部セル8の
みがサンプリングできるのである。
【0019】サンプリングを規定回数(本実施例では3
回)行った(ステップ22)後、ビット判定、例えばサ
ンプリング結果を多数決判定することにより論理「1」
あるいは論理「0」を判断、確定し(ステップ23)、
規定ビット数に達するまでステップ19からステップ2
4までの動作を繰り返すのである。
【0020】ここでの多数決判定は、後部セル8のみの
領域に対するサンプリング結果に対して行うので、ハイ
レベル(H)の数がローレベル(L)の数より多ければ
論理「1」、ハイレベル(H)の数がローレベル(L)
の数より少なければ論理「0」と判断すればよいのであ
る。
【0021】なお、本実施例では、マンチェスター符号
のビット判定をマンチェスター符号の後半分の領域であ
る後部セル8についてのみのサンプリングにより行った
が、前半分の領域である前部セル7についてのみサンプ
リングを行うようにしてもよいのである。
【0022】本実施例によれば、マンチェスター符号に
より構成されるデータのビット判定に際し、データの後
部セルあるいは前部セルのいずれか一方をサンプリング
するとともに多数決判定することでビット判定を行うよ
うにしたので、セル全体にわたってサンプリングしてい
た従来例に対して、半分の処理量でデータのビット判定
ができるようになったのである。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明の受信処理方式に
よれば、ビット同期信号とデータとを1送信単位としマ
ンチェスター符号形式の無線信号データを受信する際
に、ビット同期信号とのビット同期確定後、同期処理で
得られたタイミングに従い、データの前部セルと後部セ
ルのいずれか一方の領域のみをサンプリングするだけで
セルのビットを判定するようにしたので、受信処理に係
わる処理量を低減することのできる受信処理方式が提供
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る受信処理方式を示すフ
ローチャートである。
【図2】同上に係るタイムチャートである。
【図3】受信機を示すブロック図である。
【図4】同上に係る無線信号データを示すフォーマット
図である。
【図5】マンチェスター符号のビット表現図である。
【符号の説明】
1 受信アンテナ 2 受信回路 3 信号処理回路 4 ビット同期信号 5 データ 6 セル 7 前部セル 8 後部セル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット同期信号とデータとを1送信単位
    としマンチェスター符号形式の無線信号データを受信す
    る受信機の受信処理方式において、ビット同期信号によ
    るビット同期確定後のデータ受信に際しては、セルの前
    半分領域あるいは後半分領域のいずれか一方の領域のみ
    をサンプリングすることによりビットを判定するように
    したことを特徴とする受信処理方式。
JP4139338A 1992-05-29 1992-05-29 受信処理方式 Pending JPH05336093A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4139338A JPH05336093A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 受信処理方式

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JP4139338A JPH05336093A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 受信処理方式

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JPH05336093A true JPH05336093A (ja) 1993-12-17

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ID=15243004

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4139338A Pending JPH05336093A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 受信処理方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009111497A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Olympus Corp 信号処理装置及び信号処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009111497A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Olympus Corp 信号処理装置及び信号処理方法
US8437439B2 (en) 2007-10-26 2013-05-07 Olympus Corporation Signal processing apparatus, signal transmitting system, and signal processing method

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