JPH05210779A - シート計数機 - Google Patents

シート計数機

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JPH05210779A
JPH05210779A JP4286251A JP28625192A JPH05210779A JP H05210779 A JPH05210779 A JP H05210779A JP 4286251 A JP4286251 A JP 4286251A JP 28625192 A JP28625192 A JP 28625192A JP H05210779 A JPH05210779 A JP H05210779A
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Yuji Takarada
勇司 財田
Takao Akioka
隆雄 秋岡
Hiroyuki Ikeda
裕之 池田
Akio Funato
昭夫 船戸
Shigeru Yonetani
盛 米谷
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06MCOUNTING MECHANISMS; COUNTING OF OBJECTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06M7/00Counting of objects carried by a conveyor
    • G06M7/02Counting of objects carried by a conveyor wherein objects ahead of the sensing element are separated to produce a distinct gap between successive objects
    • G06M7/06Counting of flat articles, e.g. of sheets of paper

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 開閉可能な第一蓋部材2と開閉可能な第二蓋
部材3を備え、第一蓋部材2の内面に、操作部43およ
び表示部44が形成され、第一蓋部材2が閉じられた
時、操作部43および表示部44の下方に、紙幣投入部
6が形成され、第二蓋部材3が開かれた時、その内側
に、紙幣集積部5が形成されるとともに、電源となるバ
ッテリーを収納したバッテリーケース7を装着可能なホ
ルダー8を備えた紙幣計数機で、第一蓋部材2および第
二蓋部材3が閉じられ、バッテリーケース7が装着され
たとき、第一蓋部材2、第二蓋部材3、バッテリーケー
ス7の外面と本体の外面とがなめらかに連なるように形
成され、第二蓋部材3が開かれているときにのみ、紙幣
の計数がなされるように制御する制御手段90を備えた
紙幣計数機。 【効果】 小型で、持ち運び可能であり、いかなる場所
でも、使用し得るとともに、計数された紙幣を確実に紙
幣集積部5内に集積することができ、紙幣のジャミング
を確実に防止することのできる紙幣計数機を提供するこ
とが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート計数機に関する
ものであり、さらに詳細には、小型で、持ち運びがで
き、いかなる場所においても、シートの計数をおこなう
ことができるとともに、計数されたシートを所望のよう
に集積可能で、シートのジャミングを防止することので
きるシート計数機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特公昭55−6975号公報などに開示
されるように、シートが投入されるシート投入部、シー
ト投入部に投入されたシートを1枚づつ繰り出して、内
部に供給するシート供給手段、シート供給手段から供給
されたシートの枚数を計数する計数手段、計数手段によ
り計数されたシートを集積する集積手段、操作者により
操作される操作手段および各種情報を表示する表示手段
を備えたシート計数機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるシート計数機に
おいては、シート投入部、シート供給手段、集積手段、
操作手段および表示手段は、いずれも、外部に露出した
状態で、シート計数機本体に固定されており、したがっ
て、必然的に大型化して、持ち運びが困難であるととも
に、移動させる場合には、操作手段の操作スイッチや表
示手段の表示パネル、および/または、集積手段が、外
部から損傷を受けるおそれがあり、使用場所がきわめて
制限されるという問題があった。
【0004】また、従来のシート計数機においては、シ
ート供給手段および計数手段を駆動する電力は、電源コ
ードを介して、外部電源から供給されるように構成され
ているため、外部電源がない場所や、外部電源に、電源
コードを接続することが困難な場所では、使用できない
という問題があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、シートが投入されるシート投
入部、シート投入部に投入されたシートを1枚づつ繰り
出して、装置内部に供給するシート供給手段、シート供
給手段から供給されたシートの枚数を計数する計数手
段、計数手段により計数されたシートを集積する集積手
段、操作者により操作される操作手段および各種情報を
表示する表示手段を備えたシート計数機において、小型
で、持ち運び可能であり、いかなる場所においても、シ
ートの計数をおこなうことが可能であるとともに、計数
されたシートを、所望のように、集積手段内に集積する
ことができ、かつ、シートのジャミングを確実に防止す
ることのできるシート計数機を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【発明の構成】本発明のかかる目的は、開閉可能な第一
蓋部材と、開閉可能な第二蓋部材とを備え、前記第一蓋
部材が閉じられたときに、前記シート投入部、前記操作
手段および前記表示手段が外部に露出しないように、前
記第一蓋部材の内面に、前記操作手段および前記表示手
段が形成されるとともに、前記第一蓋部材が閉じられた
ときに、前記操作手段および前記表示手段の下方に、前
記シート投入部が形成され、前記第二蓋部材が、所定の
ように開かれたとき、前記第二蓋部材の内側に、前記集
積手段が形成され、前記第二蓋部材が閉じられたとき
に、前記集積手段が外部に露出しないように、前記第二
蓋部材の内部に収容され、さらに、前記第二蓋部材が、
所定のように開かれて、前記集積手段が形成されている
ときにのみ、前記シート供給手段が駆動されるように制
御する制御手段を備えたシート計数機によって達成され
る。
【0007】本発明の好ましい実施態様においては、さ
らに、前記第二蓋部材が、所定のように開かれて、前記
集積手段が形成されているか否かを検出し、前記第二蓋
部材が、所定のように開かれて、前記集積手段が形成さ
れているとき、第1検出信号を、前記制御手段に出力
し、前記第二蓋部材が、所定のように開かれず、前記集
積手段が形成されていないときに、第2検出信号を、前
記制御手段に出力する検出手段を備え、前記操作手段
が、操作者により操作されたときに、操作信号を、前記
制御手段に出力し、該制御手段が、前記操作手段から操
作信号が入力され、かつ、前記検出手段から、第1検出
信号が入力されているときにのみ、前記シート供給手段
が駆動されるように制御している。
【0008】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、さらに、前記制御手段からアラーム信号が入力され
たときに、前記表示手段に、アラーム表示信号を出力し
て、前記表示手段にアラームを表示させるアラーム手段
を備え、前記制御手段が、前記操作手段から操作信号が
入力されている間に、前記検出手段から、第2検出信号
が入力されたとき、前記アラーム手段に、アラーム信号
を出力するように構成されている。
【0009】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第一蓋部材および前記第二蓋部材が閉じられた
とき、シート計数機の外面に、外方に突出した部分が形
成されないように、前記第一蓋部材、前記第二蓋部材お
よびシート計数機の本体が形成されている。本発明のさ
らに好ましい実施態様においては、前記第一蓋部材が閉
じられたとき、該第一蓋部材の外面とシート計数機の本
体の外面とが滑らかに連なるとともに、前記第二蓋部材
が閉じられたとき、該第二蓋部材の外面とシート計数機
の本体の外面とが滑らかに連なるように、前記第一蓋部
材、前記第二蓋部材および前記本体の外面が形成されて
いる。
【0010】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第二蓋部材が、シート集積板部材とシートガイ
ド部材を備え、前記第二蓋部材が開かれたとき、前記シ
ート集積板部材が、シートの繰出し方向とほぼ平行で、
シートを集積可能な集積面を有し、前記シートガイド部
材が、該シート集積板部材に対してスライド可能で、該
シート集積板部材の前記集積面に対してほぼ垂直な部分
を有している。
【0011】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、バッテリーを収容したバッテリーケースと、該バッ
テリーケースを脱着可能なホルダー手段を備え、前記バ
ッテリーケースが、前記ホルダー手段に装着されている
とき、前記バッテリーケースの上面が、前記シート投入
部の一部を形成している。本発明のさらに好ましい実施
態様においては、前記バッテリーケースの前記上面に、
少なくとも1つの溝が形成され、前記バッテリーケース
の前記上面の外端部近傍に、開閉可能に支持されたトレ
イ部材を備え、該トレイ部材が、閉じられたときは、前
記溝内に収容され、開かれたときは、前記シート投入部
に投入されたシートの後縁部を支持可能に構成されてい
る。
【0012】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記バッテリーケースが、前記ホルダー手段に装着
されているとき、前記バッテリーケースの外面が、シー
ト計数機の前記本体の外面と滑らかに連なるように、前
記バッテリーケースの外面が形成されている。
【0013】
【発明の作用】本発明によれば、開閉可能な第一蓋部材
と、開閉可能な第二蓋部材とを備え、第一蓋部材が閉じ
られたときに、シート投入部、操作手段および表示手段
が外部に露出しないように、第一蓋部材の内面に、操作
手段および表示手段が形成されるとともに、第一蓋部材
が閉じられたときに、操作手段及び表示手段の下方に、
シート投入部が形成され、第二蓋部材が、所定のように
開かれたときに、集積手段が形成され、第二蓋部材が閉
じられたときに、シート集積手段が外部に露出しないよ
うに、第二蓋部材の内面に収容されるから、第一蓋部材
および第二蓋部材を閉じれば、シート投入部、操作手
段、表示手段および集積手段は、いずれも、シート計数
機の内部に収容され、したがって、シート計数機を小型
化することが可能になるとともに、シート計数機を持ち
運ぶことが容易になり、また、操作手段の操作スイッチ
や表示手段の表示パネル、あるいは、集積手段が、外部
から損傷を受けるおそれなしに、シート計数機を持ち運
ぶことが可能になる。また、第二蓋部材が、所定のよう
に開かれて、集積手段が形成されているときにのみ、シ
ート供給手段が駆動されるように制御する制御手段を備
えているから、計数されたシートを、つねに、集積手段
内に、所望のように、集積することができ、計数された
シートが、集積手段内に、所望のように、集積されない
結果、シート計数機内で、シートのジャミングが発生す
ることを、確実に防止することが可能になる。
【0014】本発明の好ましい実施態様によれば、さら
に、第二蓋部材が、所定のように開かれて、集積手段が
形成されているか否かを検出し、第二蓋部材が、所定の
ように開かれて、集積手段が形成されているときに、第
1検出信号を、制御手段に出力し、第二蓋部材が、所定
のように開かれず、集積手段が形成されていないとき
に、第2検出信号を、制御手段に出力する検出手段を備
え、操作手段が、操作者により操作されたときに、操作
信号を、制御手段に出力し、制御手段が、操作手段から
操作信号が入力され、かつ、検出手段から、第1検出信
号が入力されているときにのみ、シート供給手段が駆動
されるように制御しているから、計数されたシートを、
つねに、集積手段内に、所望のように、集積することが
でき、計数されたシートが、集積手段内に、所望のよう
に、集積されない結果、シート計数機内で、シートのジ
ャミングが発生することを、確実に防止することが可能
になる。
【0015】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、さらに、制御手段から、アラーム信号が入力された
ときに、表示手段に、アラーム表示信号を出力して、表
示手段にアラームを表示させるアラーム手段を備え、制
御手段が、操作手段から操作信号が入力されているとき
に、検出手段から、第2検出信号が入力されたとき、ア
ラーム手段に、アラーム信号を出力するように構成され
ているから、操作者は、第二蓋部材が、所定のように開
かれず、集積手段が形成されていないときには、その事
実を知ることができ、第二蓋部材を、所定のように開
き、集積手段を形成して、シートの計数をおこなうこと
ができるから、計数されたシートを、集積手段内に、つ
ねに、所望のように、集積することができ、計数された
シートが、集積手段内に、所望のように、集積されない
結果、シート計数機内で、シートのジャミングが発生す
ることを、確実に防止することが可能になる。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、第一蓋部材および第二蓋部材が閉じられたとき、シ
ート計数機の外面に、外方に突出した部分が形成されな
いように、第一蓋部材、第二蓋部材およびシート計数機
の本体が形成されているから、シート計数機が外部から
損傷を受けるおそれなしに、シート計数機を持ち運ぶこ
とが可能になる。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、第一蓋部材が閉じられたとき、第一蓋部材の外面と
シート計数機の本体の外面とが滑らかに連なるととも
に、第二蓋部材が閉じられたとき、第二蓋部材の外面と
シート計数機の本体の外面とが滑らかに連なるように、
第一蓋部材、第二蓋部材および本体の外面が形成されて
いるから、シート計数機を持ち運ぶときに、シート計数
機が外部から損傷を受けるおそれをより低減することが
可能になる。
【0018】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、第二蓋部材が、シート集積板部材とシートガイド部
材を備え、第二蓋部材が開かれたとき、シート集積板部
材が、シートの繰出し方向とほぼ平行で、シートを集積
可能な集積面を有し、シートガイド部材が、シート集積
板部材に対してスライド可能で、シート集積板部材の集
積面に対してほぼ垂直な部分を有しているから、シート
のサイズに応じて、シートガイド部材をスライドさせる
ことにより、サイズの異なるシートを確実にシート集積
板部材上に集積することが可能になる。
【0019】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、バッテリーを収容したバッテリーケースと、バッテ
リーケースを脱着可能なホルダー手段を備えているか
ら、外部電源がない場所でも、あるいは、外部電源に、
電源コードを接続することが困難な場所でも、シート計
数機を使用することが可能になるとともに、バッテリー
ケースが、ホルダー手段に装着されているとき、バッテ
リーケースの上面が、シート投入部の一部を形成してい
るから、シート計数機をより小型化することが可能にな
る。
【0020】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、バッテリーケースの上面に、少なくとも1つの溝が
形成され、バッテリーケースの上面の外端部近傍に、開
閉可能に支持されたトレイ部材を備え、トレイ部材が、
閉じられたときは、溝内に収容され、開かれたときは、
シート投入部に投入されたシートの後縁部を支持可能に
構成されているから、トレイ部材を開くことにより、ト
レイ部材により、長いシートでも、確実に支持しつつ、
シート計数機内に供給することが可能になる。
【0021】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、バッテリーケースが、ホルダー手段に装着されてい
るとき、バッテリーケースの外面が、シート計数機の本
体の外面と滑らかに連なるように、バッテリーケースの
外面が形成されているから、さらに、シート計数機を持
ち運ぶときに、シート計数機が外部から損傷を受けるお
それをより低減することが可能になる。
【0022】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例
につき、詳細に説明を加える。図1は、本発明の実施例
に係る紙幣計数機の略縦断面図、図2は、使用状態を示
す略縦断面図である。図1および図2において、本発明
の実施例にかかる紙幣計数機は、本体1と、開閉可能な
第一蓋部材2と、開閉可能な第二蓋部材3とを備え、紙
幣計数機が使用されるときには、第一蓋部材2および第
二蓋部材3が開かれるようになっている。第一蓋部材2
の内面4には、操作部(図示せず)および表示部(図示
せず)が形成されており、使用にあたって、第一蓋部材
2が開かれたときに、操作部が操作者により操作可能
で、表示部から必要な情報を得ることが可能なように構
成され、また、第二蓋部材3は、使用にあたって、第二
蓋部材3が開かれたとき、その内面に、紙幣集積部5が
形成され得るように構成されている。第二蓋部材3が開
いているか否かかは、検出手段(図示せず)により検出
され、検出信号が、コントロールユニット(図示せず)
に出力されるようになっている。本体1は、角が除去さ
れたほぼ直方体形状をなし、たとえば、所定の肉厚の板
部材を適当に加工し、接合させて形成されている。
【0023】図1において、第一蓋部材2の下方には、
紙幣投入部6が形成されており、図2に示されるよう
に、使用にあたって、第一蓋部材2が開かれると、紙幣
投入部6が外部に開口して、紙幣Bが紙幣投入部6に投
入可能な状態となる。また、紙幣投入部6の下方の紙幣
計数機には、電源となるバッテリーを収納したバッテリ
ーケース7を、紙幣計数機に取付けるためのホルダー8
が形成されており、ホルダー8の上部は、底板9とほぼ
同一のレベルに位置している。バッテリーケース7の上
面は、底板9とともに、紙幣投入部6の下面を形成して
いる。紙幣投入部6の幅、すなわち、底板9およびバッ
テリーケース7の上面の幅は、計数すべき最大幅の紙幣
Bの幅より大きくなるように設定されている。
【0024】紙幣投入部6の下面を形成する底板9と紙
幣投入部6の下流端部に位置する前板10との間には、
紙幣Bが通過可能な間隙11が形成されている。底板9
は、さらに、紙幣計数機内に延びており、間隙11の上
流部から下流部にわたって、細長い開口部(図示せず)
が形成されている。この開口部からは、一対のプーリ1
2、13に巻回されたエンドレスベルト14が、上方に
突出するように設けられ、紙幣供給手段を形成してい
る。ここに、径の大きいプーリ13が駆動プーリで、径
の小さいプーリ12は被動プーリである。一対のプーリ
12、13の回転にともない、紙幣投入部6に投入され
た紙幣Bのうち、最下の紙幣Bの下表面とエンドレスベ
ルト14の表面との間に摩擦力が生成され、この摩擦力
によって、紙幣Bは、間隙11を経て、紙幣計数機内の
紙幣通路15に送り込まれるように構成されている。一
対のプーリ12、13は、紙幣Bを紙幣通路15内に送
り込みやすくするため、エンドレスベルト14が下流側
に向かって、若干下方に向くように、その径および位置
が定められている。ここに、間隙11の下流側に配置さ
れたプーリ13に対向して、周面に摩擦部を有し、静止
状態に保たれた分離ローラ16が配置されており、エン
ドレスベルト14によって、間隙11を経て、2枚以上
の紙幣Bが同時に送り出されたときにも、紙幣Bが、1
枚づつ、紙幣計数機内の紙幣通路15に送られるように
構成されている。
【0025】プーリ13の下流側の紙幣通路15を挟ん
で、発光器17および受光器18からなるフォトセンサ
19が配置されている。紙幣Bがフォトセンサ19の部
分を通過すると、発光器17から発光された光が、紙幣
Bによって遮られるので、受光器18により、発光器1
7から発光された光が受光されず、その結果、紙幣Bの
枚数が計数される。
【0026】底板9は、さらに、計数の完了した紙幣B
を集積する紙幣集積部5に開口する紙幣繰出し口20に
まで延びており、フォトセンサ19の直下流部から紙幣
繰出し口20の部分にまで延びる開口部(図示せず)が
形成されている。この開口部からは、一対のプーリ2
1、22に巻回されたエンドレスベルト23が、上方に
突出するように設けられており、フォトセンサ19によ
り計数された紙幣Bは、このエンドレスベルト23によ
り、紙幣繰出し口20に送られる。ここに、径の大きい
プーリ21が駆動プーリで、径の小さいプーリ22が被
動プーリであり、また、一対のプーリ21、22は、エ
ンドレスベルト23が下流側に向かって、若干上方を向
くように、その径および位置が定められている。
【0027】紙幣繰出し口20には、被動プーリ22と
共通の軸に固定された集積車24が設けられており、駆
動プーリ21の回転にともない、エンドレスベルト23
により回転されるように構成されている。集積車24
は、ゴムなどの弾性材料からなる複数の羽根を被動プー
リ22と共通の軸に固定して形成されている。本体1の
紙幣繰出し口20の側の面には、計数すべき最大幅の紙
幣Bの幅よりも幅の大きい開口部25が形成されてお
り、図2に示されるように、第二蓋部材3が開かれた使
用状態において、集積車24によって、紙幣通路15か
ら、紙幣繰出し口20を経て、繰り出された紙幣Bが、
紙幣集積部5に集積されるように構成されている。
【0028】紙幣通路15の上方の本体1には、第一蓋
部材2を揺動自在に支持する一対の支持部材26、26
が取付けられている。図3は、支持部材26の略側面図
であり、図4は、支持部材26により、第一蓋部材2が
本体1に取り付けた状態を示す略一部横断面図である。
図3、図4に示されるように、支持部材26は、可撓性
を有する板により構成され、細長く延びた延長部27
と、延長部27の一端部に形成された円形部28とを備
えている。延長部27の円形部28と反対側の端部近傍
には、孔29が形成されている。本体1の側部30に
は、この孔29と対応する位置に、孔31が形成され、
ねじ32を孔29および孔31に挿通することにより、
支持部材26を本体1の側部30に固定し得るように構
成されている。孔29の円形部28の側の延長部27に
は、延長部27の全幅にわたって延びる突起33が形成
されており、他方、本体1には、この突起33に対応す
る位置に、対応した形状の長方形の穴34が形成され、
突起33を本体1に形成された穴34に嵌合させること
により、支持部材26がねじ32まわりに揺動すること
が防止されている。支持部材26の突起33より円形部
28の側の部分は、孔29の側よりも厚みが小さくなる
ように形成されており、図4に示されるように、支持部
材26が本体1に取付けられたとき、支持部材26と本
体1の側部30との間に、間隙が形成されるようになっ
ている。
【0029】支持部材26の円形部28の中央部には、
第一蓋部材2を揺動可能に支持する支持軸35が、円形
部28に対して、突起33とは反対方向に突出するよう
に形成されている。支持軸35の周囲の円形部28に
は、その中心が、支持部材26の軸線上に位置するよう
に、第1凹部36が形成され、第1凹部36と、円形部
28の中心に対して、120度の角度を隔てて、一対の
第2凹部37、38が、形成されている。図3および図
3のA−A線に沿った略断面図である図5に示されるよ
うに、第1凹部36と一対の第2凹部37、38の間に
は、第1凹部36から一対の第2凹部37、38に向か
って、幅が次第に大きくなるとともに、深さが次第に深
くなる円弧状の溝39が形成されている。
【0030】図6は、第一蓋部材2の略側面図であり、
図6に示されるように、第一蓋部材2の一方の側部の一
端部には、支持部材26の円形部28とほぼ同一の径を
有する円形の取付け部40が形成され、取付け部40の
中央部には、支持部材26の支持軸35が嵌合可能な支
持穴41が形成されている。さらに、取付け部40に
は、支持部材26の第1凹部36、第2凹部37、38
と嵌合可能な凸部42が、それぞれ、形成されている。
第一蓋部材2の他方の側部も同様に形成されている。
【0031】第一蓋部材2を本体1に取付けるあたって
は、第一蓋部材2の両側部に形成された支持穴41、4
1に、それぞれ、支持部材26、26の支持軸35、3
5を嵌合させるとともに、第一蓋部材2の両側部に形成
された凸部42、42を、それぞれ、支持部材26の第
1凹部36、36に嵌合させ、本体1の側部30の所定
の位置に、第一蓋部材2および支持部材26を取付け
る。この状態では、第一蓋部材2は閉じた状態にあり、
第一蓋部材2の内面に形成された操作部(図示せず)お
よび表示部(図示せず)は、紙幣投入部6内に収納され
ているため、操作部および表示部に傷をつけることな
く、紙幣計数機を持ち運ぶことが可能になる。
【0032】紙幣計数機を使用するために、第一蓋部材
2を開くと、各支持部材26の突起33より円形部28
側の部分は、孔29側よりも厚みが小さくなるように形
成され、剛性が低く、また、図4に示されるように、支
持部材26が本体1に取付けられた状態では、支持部材
26と本体1の側部30との間に、間隙が形成されてい
るため、第一蓋部材2の凸部42は、支持部材26を本
体1の側部30側に向かって、変形させつつ、第1凹部
36から離脱して、円弧状の溝39に沿って、第2凹部
37、38の一方に向かって、移動する。その結果、第
一蓋部材2は、支持部材26の支持軸35まわりに揺動
して、開かれ、第一蓋部材2の凸部42が、それぞれ、
第2凹部37、38の一方に嵌合すると、その位置で固
定され、紙幣計数機の紙幣投入部6が開口して、紙幣計
数機は、使用可能な状態になる。ここに、支持部材16
に、第2凹部37、38が2つ設けられているのは、本
体1の両側に取付ける支持部材26として、同一に設計
されたものを使用し得るようにするためである。
【0033】図7は、第一蓋部材2が開かれて、紙幣計
数機が使用可能な状態にあるときの略正面図であり、図
7に示されるように、第一蓋部材2が開かれると、第一
蓋部材2の内面に形成された操作部43及び表示部44
が外部に露出し、操作部43が、操作者により操作可能
な位置に位置させられるとともに、表示部44に表示さ
れた情報を、操作者が容易に知得することが可能にな
る。図7において、45は、紙幣計数機を持ち運ぶため
のハンドルである。
【0034】他方、紙幣計数機を、使用可能な状態か
ら、持ち運びが可能な状態にするために、第一蓋部材2
を閉じるときには、第一蓋部材2の凸部42は、それぞ
れ、支持部材26を、本体1の両側部30、60の側に
向かって、変形させつつ、第2凹部37、38の一方か
ら離脱し、円弧状の溝39に沿って、第1凹部36に向
かって、移動する。その結果、第一蓋部材2は、支持部
材26の支持軸35まわりに揺動して、閉じられ、第一
蓋部材2の凸部42が、それぞれ、第1凹部36に嵌合
すると、その位置で固定される。ここに、第1凹部36
と一対の第2凹部37、38の間には、第1凹部36か
ら一対の第2凹部37、38に向かって、幅が次第に大
きくなるとともに、深さが次第に深くなる円弧状の溝3
9が形成されているので、第一蓋部材2を閉じるため
に、凸部42を第2凹部37、38の一方から離脱させ
るときの支持部材26の変形量が小さくて済み、小さな
力で、第一蓋部材2を閉じて、紙幣計数機を持ち運び可
能な状態に移行させることが可能になる。
【0035】図1および図6に示されるように、第一蓋
部材2の外面は、紙幣計数機の本体1の外面と滑らかに
連なるように形成されているため、紙幣計数機を持ち運
ぶ際に、第一蓋部材2が損傷を受けることが防止され、
また、操作部43および表示部44は、第一蓋部材2の
内面に形成されており、紙幣計数機を使用しない時に
は、操作部43および表示部44は、紙幣投入部6内に
収容されるため、紙幣計数機を小型化することができ、
所望の場所に、容易に持ち運び、使用することが可能に
なる。
【0036】第二蓋部材3もまた、使用時に開き、非使
用時には閉じることができるように構成されており、本
体1の両側部30、60の内面には、図1および図2に
示されるように、第1ピン51が形成されるとともに、
第1ピン51より下方の両側部内面に、第2ピン52が
形成されている。一方、図2に示されるように、第二蓋
部材3は、開かれた時、紙幣繰出し口20から繰り出さ
れる紙幣Bの繰り出し方向とほぼ平行な表面を有する紙
幣集積板53と、逆L字状で、紙幣集積板53の表面と
ほぼ直角な面を備え、紙幣集積板53に対して、スライ
ド可能な紙幣ガイド板54を備えており、紙幣集積板5
3の両側部には、紙幣集積板53の表面に垂直に、ヒン
ジ板50が固定されており、各ヒンジ板50には、第1
ピン51が挿通可能な第1ガイド穴55及び第2ピン5
2が挿通可能な第2ガイド穴56が形成されている。第
2ピン52が挿通可能な第2ガイド穴56は、直線状の
長穴により形成され、第1ピン51が挿通可能な第1ガ
イド穴55は、第2ガイド穴56と平行な直線状の長穴
部と、その下方に接続された円弧状の長穴部から構成さ
れている。ここに、第1ガイド穴55の直線状の長穴部
の長さは、第2ガイド穴56の直線状の長穴の長さより
わずかに短くなるように設定されている。また、紙幣集
積板53及び紙幣ガイド板54の幅は、計数すべき最大
幅の紙幣Bの幅よりも大きくなるように設定されてい
る。
【0037】第二蓋部材3は、紙幣計数機の中心軸に対
して、対称に構成されている。したがって、第二蓋部材
3の略平面図である図8においては、第二蓋部材3の右
半分のみが図示され、左半分は省略されている。図1、
図2および図8において、第二蓋部材3のヒンジ板5
0、50の内側には、計数が完了し、紙幣繰出し口20
から繰り出される紙幣Bを、その上面に載置するトレイ
57が固定されている。図8においては、トレイ57
は、想像線により描かれている。トレイ57は、互いに
平行な4本のビーム58、58、58、58を介して、
紙幣集積板53の表面に接合されており、紙幣計数機の
中心軸に対して、右半分に設けられた2本のビーム5
8、58の内側、左半分に設けられた2本のビーム5
8、58の内側の紙幣集積板53の表面には、それぞ
れ、ビーム58、58、58、58に平行な一対のガイ
ドレール59、59からなる1組のガイドレール59、
59が固定されている。各組のガイドレール59、59
には、それぞれ、スライド部材60が移動可能に支持さ
れており、このスライド部材60の下面には、紙幣集積
板53の表面にほぼ平行に延びる紙幣ガイド板54の延
長部61が、ガイドレール59、59と干渉しないよう
に固定されている。各スライド部材60は、本体部62
と本体部62から分岐し、折れ曲がった形状を有する一
対の分岐部63、63を備えており、各分岐部63は可
撓性材料により形成され、本体部62に対して、外側に
位置するビーム58に向けて、その可撓性により付勢さ
れている。
【0038】1組のビーム58、58のガイドレール5
9、59側の面には、それぞれ、ほぼ等間隔に、3つの
半円柱状の凹部64、64、64が形成されており、他
方、ビーム58に最も近いスライド部材60の分岐部6
3の折れ曲がった部分には、それぞれ、半円柱状の凸部
65が、ビーム58、58の凹部64、64、64に嵌
合可能に形成されている。ここに、各スライド部材60
の分岐部63、63は、その可撓性により、外側のビー
ム58に向けて付勢されているため、スライド部材60
の半円柱状の凸部65、65が、ビーム58、58のあ
る凹部64、64に嵌合している時、紙幣ガイド板54
が、その凹部64、64に対応する位置に固定され、ス
ライド部材60に、ガイドレール59、59に平行な方
向の力が加えられると、スライド部材60の分岐部6
3、63は、内側に変形し、半円柱状の凸部65、65
が、ビーム58、58のある凹部64、64から離脱し
て、スライド部材60は、ガイドレール59、59に沿
って、移動し、半円柱状の凸部65、65が、他の凹部
64、64に嵌合して、スライド部材60は、その位置
で固定される。したがって、図9に示されるように、紙
幣集積板53のトレイ57上に集積すべき紙幣Bのサイ
ズに応じて、紙幣集積部5のサイズを選択することがで
き、所望のように、紙幣Bを紙幣集積部5内に集積する
ことが可能になる。
【0039】紙幣計数機を使用するために、図1に示さ
れる第二蓋部材3が閉じられた状態から、第二蓋部材3
を開くときには、第二蓋部材3を上方に持ち上げようと
すると、図1に示されるように、第1ピン51が、第1
ガイド穴55の直線状の長穴部によってガイドされ、か
つ、第2ピン52が、直線状の長穴からなる第2ガイド
穴56によってガイドされるため、第二蓋部材3は、図
1において、想像線で示されるように、上方に向かって
動かされる。ここに、第1ガイド穴55の直線状の長穴
部の長さは、第2ガイド穴56の直線状の長穴の長さよ
りわずかに短くなるように設定されているので、第2ピ
ン52が、第2ガイド穴56の下端部に達したとき、第
1ピン51は、第1ガイド穴55の円弧状の長穴部の上
端部に位置しており、したがって、第二蓋部材3をさら
に上方に持ち上げると、第二蓋部材3は、第1ピン51
が、第1ガイド穴55の円弧状の長穴部に沿って、移動
して、第2ガイド穴56の下端部に位置している第2ピ
ン52まわりに、第1ピン51が、第1ガイド穴55の
円弧状の長穴部の下端部に達するまで揺動して、図2に
示されるように、開かれる。
【0040】この状態においては、スライド部材60の
半円柱状の凸部65、65は、図8において、最も下側
の凹部64、64に嵌合しており、したがって、紙幣集
積部5の長さは最も小さい。本実施例においては、図9
に示されるように、紙幣集積部5の長さは、L1、L2、L3
の3段階に変更可能に構成されており、スライド部材6
0を移動させて、半円柱状の凸部65、65を、所望の
凹部64、64に嵌合させることによって、計数すべき
最大長さの紙幣Bよりも、紙幣集積部5の長さが大きく
なるように設定した後に、紙幣Bの計数を開始するよう
に設計されている。その結果、紙幣Bの計数の開始時に
は、計数すべき最大長さの紙幣Bよりも、紙幣繰出し口
20から離れた位置に、紙幣集積板53とほぼ直角に形
成された紙幣ガイド板54が位置しているので、計数さ
れ、集積車24によって、紙幣繰出し口20から繰り出
された紙幣Bが、紙幣集積部5から飛び出すことが防止
され、紙幣Bが、確実に、紙幣集積部5内に集積される
ことが保証される。
【0041】このようにして、紙幣Bの計数および集積
が完了して、紙幣Bが、紙幣集積部5から取り出された
後、紙幣計数機を使用しないときは、スライド部材60
の半円柱状の凸部65、65を、図8において、最も下
側の凹部64、64に嵌合させて、紙幣集積部5の長さ
を最も小さくし、第二蓋部材3を開くのと反対の操作に
より、第二蓋部材3が閉じられる。ここに、本体1に
は、段差66が形成されており、第二蓋部材3を閉じた
とき、紙幣ガイド板54は低い部分に収容されて、紙幣
計数機の外面が滑らかな面により構成されるようになっ
ている。
【0042】図10は、バッテリーを収容したバッテリ
ーケース7の略横断面図であり、図11は、略縦断面
図、図12は、図11の略右側面図である。図10、図
11および図12に示されるように、バッテリー70を
収容したバッテリーケース7は、ホルダー8内に嵌合可
能で、かつ、ホルダー8内に嵌合されたときには、その
外面が、本体1の外面と滑らかに連なるように形成され
ている。また、図12に示されるように、バッテリーケ
ース7の上面の外側端部近傍には、一対のトレイ71、
71が、ピンなどにより、開閉可能に取付けられてい
る。このトレイ71、71は、閉じられた時は、図7お
よび図12に示されるように、バッテリーケース7の上
面72に形成された一対の溝73、73内に収容され
て、その上面が、バッテリーケース7の上面72とほぼ
同じ高さとなり、これとともに、紙幣投入部6の底部を
形成するようになっている。バッテリーケース7の上面
72は、紙幣Bが、エンドレスベルト14によって、間
隙11から紙幣通路15内に、送り込まれやすいよう
に、紙幣Bの供給方向に対して、下方に傾斜するように
形成されている。また、トレイ71、71が閉じられ、
第一蓋部材2が閉じられた時は、第一蓋部材2と、バッ
テリーケース7の上面72とが当接し、第一蓋部材2の
外面とバッテリーケース7の外面74とが、滑らかに連
なるようになっている。
【0043】この一対のトレイ71、71は、図11に
おいて、反時計方向に、約170ないし180度回転可
能であり、回転されて、開かれた時は、図2に示すよう
に、本体1の外部に突出して、紙幣投入部6の底部を形
成し、これにより、長さの長い紙幣Bの後縁部を支持し
て、確実に、紙幣計数機内に、送り込むことを保証して
いる。
【0044】図10および図12に示されるように、バ
ッテリーケース7の内側部には、紙幣計数機とバッテリ
ー70とを電気的に接続することを可能とするために、
一対の長方形の接続穴75、75が形成されており、接
続穴75、75の近傍のバッテリーケース7の内面に
は、バッテリーケース7に収容されたバッテリー70に
電気的に接続された電極76、76が設けられている。
図10および図12においては、バッテリー70と電極
76、76との電気的接続態様については、省略されて
いる。
【0045】また、図10に示されるように、バッテリ
ーケース7の両側面には、バッテリーケース7をホルダ
ー8に係合させるための係合溝77、78が、それぞ
れ、設けられている。図13は、ホルダー8の略横断面
図である。図13において、ホルダー8の内側部80に
は、バッテリーケース7の接続穴75、75内の電極7
6、76と電気的に接続可能な接触端子81、81が設
けられている。ホルダー8の一方の側部には、係合溝7
8と係合可能に、ホルダー8内に突出する係合部材82
が設けられ、また、他方の側部には、バッテリーケース
7を着脱する着脱機構83が設けられている。
【0046】バッテリーケース7の着脱機構83は、図
7に示されるように、紙幣計数機の外部から操作可能な
操作部材84を一端部に備え、支持軸85に、揺動可能
に支持されたレバー86を有している。このレバー86
は、コイルスプリング87により、図13において、時
計方向に付勢されている。レバー86には、係合部材8
8が一体に形成されており、係合部材88は、ホルダー
8の内側部80に向かって、次第に、内部に突出するよ
うな傾斜面89を備えており、通常は、ホルダー8内に
突出して、バッテリーケース7の係合溝77と係合して
いる。
【0047】図13において、操作者が、操作部材84
を左方に移動させると、コイルスプリング87のスプリ
ング力に抗して、レバー86は、支持軸85まわりに、
反時計方向に揺動する。その結果、係合部材88も、ホ
ルダー8の外部に移動して、バッテリーケース7の係合
溝77との係合が解除され、バッテリーケース7を、ホ
ルダー8から取り外すことが可能になる。
【0048】他方、バッテリーケース7をホルダー8内
に装着するときは、まず、バッテリーケース7の係合溝
78と、ホルダー8の係合部材82とを係合させた後、
バッテリーケース7をホルダー8内に押し込むと、係合
部材88の傾斜面89が、バッテリーケース7に押され
て、コイルスプリング87のスプリング力に抗して、レ
バー86は、支持軸85まわりに、反時計方向に揺動
し、バッテリーケース7の係合溝77が、係合部材88
に係合可能な位置に達すると、コイルスプリング87の
スプリング力により、バッテリーケース7の係合溝77
と係合部材88とが係合させられるとともに、バッテリ
ーケース7内の電極76、76と、ホルダー8の接触端
子81、81とが接触して、バッテリー70から、紙幣
計数機を動作されるために必要な電力が取り出される。
図14は、バッテリーケース7をホルダー8から取り外
し、あるいは、装着する状態を示す紙幣計数機の略平面
図である。
【0049】図15は、本発明の実施例に係る紙幣計数
機の制御系、検出系および表示系を示すブロックダイア
グラムである。図15において、本発明の実施例に係る
紙幣計数機の制御系は、コントロールユニット90から
なっている。また、本発明の実施例に係る紙幣計数機の
検出系は、第二蓋部材3が、所望のように開いているか
否かを検出する検出手段91を備えており、検出手段9
1は、第二蓋部材3が、所望のように開いていることを
検出したときは、第1検出信号を、コントロールユニッ
ト90に出力し、第二蓋部材3が閉じているか、あるい
は、所望のように開いていないことを検出したときは、
第2検出信号を、コントロールユニット90に出力する
ように構成されている。また、本発明の実施例に係る紙
幣計数機の表示系は、必要な情報を表示する表示部44
を備えている。コントロールユニット90には、更に、
操作部43からの操作信号およびフォトセンサ19から
の計数信号が入力されている。コントロールユニット9
0は、これらの入力信号に基づいて、表示部44に表示
信号を、また、駆動プーリ13および駆動プーリ22を
駆動するモータ92に、駆動信号を、それぞれ、出力す
るとともに、操作者が、操作部43を操作し、操作部4
3から操作信号が入力されたが、検出手段91から第2
検出信号が入力されており、第二蓋部材3が、所望のよ
うに開いていないと認められるときに、アラーム手段9
3にアラーム信号を出力するように構成されている。ア
ラーム手段93は、コントロールユニット90からアラ
ーム信号を受けたときは、表示手段44に、アラーム表
示信号を出力して、表示手段44に、アラームを表示さ
せるとともに、アラーム音を発せさせるように構成され
ている。
【0050】このように構成された本発明の実施例に係
る紙幣計数機は、以下のように制御される。まず、操作
者により、操作部43が操作されると、操作信号が、コ
ントロールユニット90に入力される。このとき、検出
手段91から、第1検出信号が入力されている場合に
は、第二蓋部材3は、所望のように開かれていると認め
られるから、紙幣の計数をおこなったとき、計数された
紙幣を、第二蓋部材3の内面によって形成された紙幣集
積部5に、所望のように、集積させることができる。し
たがって、コントロールユニット90は、モータ92に
駆動信号を出力して、紙幣の計数を開始させる。
【0051】これに対して、コントロールユニット90
に、操作部43から操作信号が入力されたが、検出手段
91から第2検出信号が入力されているときは、第二蓋
部材3が、所望のように開かれてはいないと認められ
る。この状態で、紙幣の計数をおこなうと、計数された
紙幣は、所望のように、紙幣集積部5内に集積されず、
その結果、場合によっては、紙幣計数機内で、紙幣のジ
ャミングが発生するおそれがある。したがって、コント
ロールユニット90は、モータ92に駆動信号を出力せ
ず、アラーム手段93にアラーム信号を出力する。その
結果、アラーム手段93から表示手段44に、アラーム
表示信号が出力され、表示手段44に、アラームが表示
されるとともに、アラーム音が発せられる。したがっ
て、操作者は、第二蓋部材3が、所望のように開かれて
はいないことを知ることができ、第二蓋部材3を、所望
のように開いて、紙幣の計数を開始することが可能にな
る。
【0052】また、紙幣の計数が開始された後、紙幣の
計数中に、何らかの原因で、第二蓋部材3が、所望のよ
うに開かれた状態ではなくなり、検出手段91からコン
トロールユニット90に、第2検出信号が入力されたと
きは、さらに、紙幣の計数を続行すると、計数された紙
幣が、所望のように、紙幣集積部5内に集積されず、場
合によっては、紙幣計数機内で、紙幣のジャミングが発
生するおそれがある。したがって、コントロールユニッ
ト90は、モータ92に駆動停止信号を出力して、モー
タ92の駆動を停止させるとともに、アラーム手段93
にアラーム信号を出力する。その結果、アラーム手段9
3から表示手段44に、アラーム表示信号が出力され、
表示手段44に、アラームが表示されるとともに、アラ
ーム音を発せられる。したがって、操作者は、第二蓋部
材3が、所望のように開かれてはいなくなったことを知
ることができ、第二蓋部材3を、所望のように開いて、
紙幣の計数を再開することが可能になる。
【0053】本実施例によれば、紙幣計数機を使用して
いない場合には、開かれた時に紙幣投入部6を形成する
第一蓋部材2および開かれた時に紙幣集積部5を形成す
る第二蓋部材3が閉じられ、紙幣投入部6および紙幣集
積部5が、紙幣計数機内に収容されるので、紙幣計数機
を小型化することが可能になり、また、本体1、第一蓋
部材2、第二蓋部材3およびホルダー8の外面が滑らか
な面で連なるように、それぞれ、その表面が形作られて
いるので、紙幣計数機が損傷を受けるおそれなく、いか
なる場所にも、持ち運ぶことが可能になる。さらに、紙
幣計数機は、バッテリー70を収容したバッテリーケー
ス7が着脱可能であるため、外部電源のない場所や、電
源コードを介して、外部電源から電力を得ることのでき
ない場所においても、紙幣計数機を使用することが可能
になる。また、第二蓋部材3が、所望のように開かれて
はおらず、第二蓋部材3の内面に、所望のように、紙幣
集積部5が形成されてはいないときには、紙幣の計数は
禁止され、第二蓋部材3が、所望のように開かれ、第二
蓋部材3の内面に、所望のように、紙幣集積部5が形成
されている場合にのみ、紙幣の計数がなされるから、つ
ねに、計数された紙幣を、所望のように、紙幣集積部5
内に集積することが可能になり、紙幣計数機内で、紙幣
のジャミングを防止することが可能になる。
【0054】本発明は、以上の実施例に限定されること
なく特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の
変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含され
るものであることはいうまでもない。たとえば、前記実
施例においては、本体1、第一蓋部材2、第二蓋部材3
およびホルダー8の外面が滑らかに連なるように、それ
ぞれ、その表面が形作られているが、滑らかに連なって
はいなくとも、損傷を受けるおそれがなければ、その外
方に突出した部分がないように形成してもよい。
【0055】また、前記実施例においては、1組のビー
ム58、58のガイドレール59、59側の面に、各
々、ほぼ等間隔に、3つの半円柱状の凹部64、64、
64を形成し、紙幣集積部5の長さを、L1、L2、L3の3
段階に変更可能としているが、半円柱状の凹部の数は3
つに限定されるものではなく、また、半円柱状の凹部を
ほぼ等間隔に形成することも必ずしも必要がない。
【0056】さらに、前記実施例においては、円形部2
8の中心のまわりに、第1凹部36と120度の角度を
隔てて、一対の第2凹部37、38を形成し、一方の第
2凹部37、38のみを使用して、第一蓋部材2を開い
た時の位置を決定しているが、2つの第2凹部を形成す
る必要はなく、また、使用する第2凹部を2つ以上設け
て、第一蓋部材2を開く時に、第一蓋部材2を段階的に
停止可能とすることもできる。
【0057】また、前記実施例においては、紙幣を計数
する紙幣計数機につき、説明を加えたが、本発明は、紙
幣計数機のみならず、広く、シートを計数するシート計
数機に適用することができる。さらに、本発明におい
て、各手段は、必ずしも物理的手段を意味するものでは
なく、各手段の機能が、ソフトウエアによって実現され
てもよい。また、1つの手段の機能が、2以上の物理的
手段によって実現されても、2以上の手段の機能が、1
つの物理的手段によって実現されてもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、シートが投入されるシ
ート投入部、シート投入部に投入されたシートを1枚づ
つ繰り出して、装置内部に供給するシート供給手段、シ
ート供給手段から供給されたシートの枚数を計数する計
数手段、計数手段により計数されたシートを集積する集
積手段、操作者により操作される操作手段および各種情
報を表示する表示手段を備えたシート計数機において、
小型で、持ち運びが容易で、いかなる場所においても、
シートの計数をおこなうことが可能であるとともに、計
数されたシートを、所望のように、集積手段内に集積す
ることができ、かつ、シートのジャミングを確実に防止
することのできるシート計数機を提供することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例に係る紙幣計数機の略
縦断面図である。
【図2】図2は、図1に示された本発明の実施例に係る
紙幣計数機の使用状態を示す略縦断面図である。
【図3】図3は、支持部材の略側面図である。
【図4】図4は、支持部材により、第一蓋部材が本体に
取り付けた状態を示す略一部横断面図である。
【図5】図5は、図3のA−A線に沿った略断面図であ
る。
【図6】図6は、第一蓋部材の略側面図である。
【図7】図7は、紙幣計数機が使用可能な状態にあると
きの略正面図である。
【図8】図8は、第2蓋部材の略平面図である。
【図9】図9は、紙幣計数機の使用状態を示す略縦断面
図である。
【図10】図10は、バッテリーを収容したバッテリー
ケースの略横断面図である。
【図11】図11は、バッテリーを収容したバッテリー
ケースの略縦断面図である。
【図12】図12は、図11の略右側面図である。
【図13】図13は、ホルダーの略横断面図である。
【図14】図14は、バッテリーケースをホルダーから
取り外し、あるいは、装着する状態を示す紙幣計数機の
略平面図である。
【図15】図15は、本発明の実施例に係る紙幣計数機
の制御系、検出系および表示系を示すブロックダイアグ
ラムである。
【符号の説明】
B 紙幣 1 本体 2 第一蓋部材 3 第二蓋部材 4 第一蓋部材の内面 5 紙幣集積部 6 紙幣投入部 7 バッテリーケース 8 ホルダー 9 底板 10 前板 11 間隙 12 被動プーリ 13 駆動プーリ 14 エンドレスベルト 15 紙幣通路 16 分離ローラ 17 発光器 18 受光器 19 フォトセンサ 20 紙幣繰出し口 21 被動プーリ 22 駆動プーリ 23 エンドレスベルト 24 集積車 25 開口部 26 支持部材 27 延長部 28 円形部 29 孔 30 本体の側部 31 孔 32 ねじ 33 突起 34 穴 35 支持軸 36、37、38 凹部 39 溝 40 取付け部 41 支持穴 42 凸部 43 操作部 44 表示部 45 ハンドル 50 ヒンジ板 51 第1ピン 52 第2ピン 53 紙幣集積板 54 紙幣ガイド板 55 第1ガイド穴 56 第2ガイド穴 57 トレイ 58 ビーム 59 ガイドレール 60 スライド部材 61 紙幣ガイド板の延長部 62 スライド部材の本体部 63 スライド部材の分岐部 64 半円柱状の凹部 65 半円柱状の凸部 66 段差 70 バッテリー 71 トレイ 72 バッテリーケースの上面 73 溝 74 バッテリーケースの外面 75 接続穴 76 電極 77、78 係合溝 80 ホルダーの内側部 81 接触端子 82 係合部材 83 着脱機構 84 操作部材 85 支持軸 86 レバー 87 コイルスプリング 88 係合部材 89 係合部材の傾斜面 90 コントロールユニット 91 検出手段 92 モータ 93 アラーム手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船戸 昭夫 大阪府大阪市北区大淀中1丁目8番12号 ローレール機械株式会社大阪研究所内 (72)発明者 米谷 盛 大阪府大阪市北区大淀中1丁目8番12号 ローレール機械株式会社大阪研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートが投入されるシート投入部、シー
    ト投入部に投入されたシートを1枚づつ繰り出して、内
    部に供給するシート供給手段、シート供給手段から供給
    されたシートの枚数を計数する計数手段、計数手段によ
    り計数されたシートを集積する集積手段、操作者により
    操作される操作手段および各種情報を表示する表示手段
    を備えたシート計数機において、開閉可能な第一蓋部材
    と、開閉可能な第二蓋部材とを備え、前記第一蓋部材が
    閉じられたときに、前記シート投入部、前記操作手段お
    よび前記表示手段が外部に露出しないように、前記第一
    蓋部材の内面に、前記操作手段および前記表示手段が形
    成されるとともに、前記第一蓋部材が閉じられたとき
    に、前記操作手段および前記表示手段の下方に、前記シ
    ート投入部が形成され、前記第二蓋部材が、所定のよう
    に開かれたときに、前記第二蓋部材の内側に、前記集積
    手段が形成され、前記第二蓋部材が閉じられたときに、
    前記集積手段が外部に露出しないように、前記第二蓋部
    材の内部に収容され、さらに、前記第二蓋部材が、所定
    のように開かれて、前記集積手段が形成されているとき
    にのみ、前記シート供給手段が駆動されるように制御す
    る制御手段を備えたことを特徴とするシート計数機。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第二蓋部材が、所定のよう
    に開かれて、前記集積手段が形成されているか否かを検
    出し、前記第二蓋部材が、所定のように開かれて、前記
    集積手段が形成されているときに、第1検出信号を、前
    記制御手段に出力し、前記第二蓋部材が、所定のように
    開かれず、前記集積手段が形成されていないときに、第
    2検出信号を、前記制御手段に出力する検出手段を備
    え、前記操作手段が、操作者により操作されたときに、
    操作信号を、前記制御手段に出力し、該制御手段が、前
    記操作手段から操作信号が入力され、かつ、前記検出手
    段から、第1検出信号が入力されているときにのみ、前
    記シート供給手段が駆動されるように制御することを特
    徴とする請求項1に記載のシート計数機。
  3. 【請求項3】 さらに、前記制御手段から、アラーム信
    号が入力されたときに、前記表示手段に、アラーム表示
    信号を出力して、前記表示手段にアラームを表示させる
    アラーム手段を備え、前記制御手段が、前記操作手段か
    ら操作信号が入力されている間に、前記検出手段から、
    第2検出信号が入力されたとき、前記アラーム手段に、
    アラーム信号を出力するように構成されたことを特徴と
    する請求項2に記載のシート計数機。
  4. 【請求項4】 前記第一蓋部材および前記第二蓋部材が
    閉じられたとき、シート計数機の外面に、外方に突出し
    た部分が形成されないように、前記第一蓋部材、前記第
    二蓋部材およびシート計数機の本体が形成されたことを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシ
    ート計数機。
  5. 【請求項5】 前記第一蓋部材が閉じられたとき、該第
    一蓋部材の外面とシート計数機の前記本体の外面とが滑
    らかに連なるとともに、前記第二蓋部材が閉じられたと
    き、該第二蓋部材の外面とシート計数機の前記本体の外
    面とが滑らかに連なるように、前記第一蓋部材、前記第
    二蓋部材および前記本体の外面が形成されたことを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート
    計数機。
  6. 【請求項6】 前記第二蓋部材が、シート集積板部材と
    シートガイド部材を備え、前記第二蓋部材が開かれたと
    き、前記シート集積板部材が、シートの繰出し方向とほ
    ぼ平行で、シートを集積可能な集積面を有し、前記シー
    トガイド部材が、該シート集積板部材に対してスライド
    可能で、該シート集積板部材の集積面に対してほぼ垂直
    な部分を有していることを特徴とする請求項1ないし5
    のいずれか1項に記載のシート計数機。
  7. 【請求項7】 バッテリーを収容したバッテリーケース
    と、該バッテリーケースを脱着可能なホルダー手段を備
    え、前記バッテリーケースが、前記ホルダー手段に装着
    されているとき、前記バッテリーケースの上面が、前記
    シート投入部の一部を形成していることを特徴とする請
    求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート計数機。
  8. 【請求項8】 前記バッテリーケースの前記上面に、少
    なくとも1つの溝が形成され、前記バッテリーケースの
    前記上面の外端部近傍に、開閉可能に支持されたトレイ
    部材を備え、該トレイ部材が、閉じられたときは、前記
    溝内に収容され、開かれたときは、前記シート投入部に
    投入されたシートの後縁部を支持可能に構成されたこと
    を特徴とする請求項7に記載のシート計数機。
  9. 【請求項9】 前記バッテリーケースが、前記ホルダー
    手段に装着されているとき、前記バッテリーケースの外
    面が、シート計数機の前記本体の外面と滑らかに連なる
    ように、前記バッテリーケースの外面が形成されている
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のシート計数
    機。
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