JP2859836B2 - 薄板状体繰り出し装置 - Google Patents

薄板状体繰り出し装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚み方向に弾性変
形可能な薄板状体の複数を積層状態で収納する収納部
と、前記積層状態の薄板状体をその積層方向一側方に向
けて付勢する付勢手段と、前記積層状態の薄板状体の板
面に沿う特定方向への移動を規制する規制面と、前記規
制面の前記付勢手段による付勢方向の下手側に設けられ
ていて、前記付勢手段による付勢方向の最下手側に位置
する薄板状体の前記特定方向への繰り出し移動を許容す
る繰り出し通路と、前記付勢手段による付勢方向の最下
手側に位置する薄板状体を、前記繰り出し通路から繰り
出し移動させる繰り出し手段とが設けられている薄板状
体繰り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の薄板状体繰り出し装置は、付勢手
段による付勢方向の最下手側に位置していて繰り出し対
象となっている薄板状体一枚だけが通過できるスリット
状の隙間を備えた繰り出し通路を設けて、複数の薄板状
体が重なり合った状態で繰り出し通路から繰り出される
ことを防止している(例えば、特開平5−159141
号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この為、繰り出し通路
の形成に高い寸法精度を要する欠点があるとともに、厚
みが異なる薄板状体を収納して作動させると、一枚ずつ
精度良く繰り出せないおそれもある。本発明は上記実情
に鑑みてなされたものであって、繰り出し通路の形成に
高い寸法精度を要さず、厚みが多少異なる薄板状体でも
一枚ずつ精度良く繰り出し易い薄板状体繰り出し装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の薄板状体
繰り出し装置は、装置筐体に対して前面側に移動可能な
可動機枠に設けられた保持部に対して着脱自在で、か
つ、厚み方向に弾性変形可能な薄板状体の複数をそれの
板面を上下方向に沿わせて積層状態で収納する収納ケー
と、前記積層状態の薄板状体をその積層方向一側方に
向けて付勢する付勢手段と、前記積層状態の薄板状体の
板面に沿う特定方向への移動を規制する規制面と、前記
規制面の前記付勢手段による付勢方向の下手側に設けら
れていて、前記付勢手段による付勢方向の最下手側に位
置する薄板状体の前記特定方向への繰り出し移動を許容
する繰り出し通路と、前記付勢手段による付勢方向の最
下手側に位置する薄板状体を、前記繰り出し通路から繰
り出し移動させる繰り出し手段とが設けられているとと
もに、前記繰り出し手段には、前記薄板状体の繰り出し
方向先端部を前記付勢手段による付勢力に抗して前記規
制面に対してその厚み方向に傾斜させる姿勢で押圧しな
がら前記繰り出し通路に移動させる押圧体が設けられ、
更に、前記収納ケースの底板には、前記繰り出し通路を
通過した薄板状体(H)を強制的に湾曲させて、当該薄
板状体を前記規制面を形成してある側壁側に押し付ける
突起が形成されているので、複数の薄板状体が重なり合
った状態で繰り出されようとしても、図7に示すよう
に、付勢手段11による付勢方向の最下手側に位置して
いて繰り出し対象とされている薄板状体H1の繰り出し
方向先端部を規制面12Aに対してその厚み方向に傾斜
させる姿勢で押圧しながら繰り出し通路13に移動させ
ると、その薄板状体H1が厚み方向に湾曲変形して、そ
の薄板状体H1に重なっている繰り出し対象とされない
薄板状体から厚み方向に引き離される。従って、繰り出
し通路の形成に高い寸法精度を要さず、厚みが多少異な
る薄板状体でも一枚ずつ精度良く繰り出し易い。しか
も、前記繰り出し手段は、前記薄板状体の繰り出し方向
先端部を前記付勢手段による付勢力に抗して前記規制面
に対してその厚み方向に傾斜させる姿勢で押圧しながら
前記繰り出し通路に移動させる押圧体を設けて構成され
ているので、押圧体と薄板状体との接触圧力を大きくし
て、薄板状体を効率良く繰り出せる。
【0005】請求項2記載の薄板状体繰り出し装置は、
前記押圧体は、前記薄板状体の繰り出し方向先端部を前
記付勢手段による付勢力に抗して前記規制面に対してそ
の厚み方向に傾斜させる姿勢で押圧しながら前記繰り出
し通路に移動させる押圧経路と、前記薄板状体に対する
押圧を解除して前記押圧経路に戻る押圧解除経路とに亘
って駆動移動されるので、薄板状体を一枚ずつ間歇的に
繰り出すことができ、繰り出し枚数を管理し易い。
【0006】請求項3記載の薄板状体繰り出し装置は、
前記押圧体は、前記薄板状体に対する接触開始部位で、
当該薄板状体の繰り出し方向先端部を前記付勢手段によ
る付勢力に抗して前記規制面に対してその厚み方向に傾
斜させる姿勢で押圧するように設けられているので、薄
板状体の繰り出し通路への移動開始と略同時に、その薄
板状体が重なり合っている薄板状体から引き離され、一
枚ずつ確実に繰り出し易い。
【0007】請求項4記載の薄板状体繰り出し装置は、
前記押圧体は、前記押圧経路と押圧解除経路とに亘って
駆動回動される無端帯状体に設けられているので、押圧
経路の長さを長くして押圧体による薄板状体の繰り出し
量を大きく設定しながら、薄板状体厚み方向における装
置のコンパクト化を図ることができる。
【0008】請求項5記載の薄板状体繰り出し装置は、
前記押圧体による前記薄板状体に対する押圧解除を検出
する検出手段と、前記検出手段による検出情報に基づい
て当該押圧体の駆動移動を制御する制御手段とが設けら
れているので、所望枚数の薄板状体を能率良く繰り出す
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕 図1は、パチンコホール等の遊技設備において遊技台E
間に設置される遊技用のプリペイドカード販売機Aを示
し、高さが遊技台Eの高さと略同じで、かつ、横幅の狭
い薄型の装置筐体1に、千円紙幣をその紙面が上下方向
に沿う姿勢で投入する紙幣投入口2Aを備えた固定パネ
ル2とプリペイドカードHが送り出されてくるカード送
出口3Aを上下に備えた可動パネル3とが設けられ、装
置筐体1には、投入紙幣の良否を識別する識別機Bと、
薄板状体繰り出し装置の一例としての上下に配置した二
つのカード繰り出し装置Cと、販売制御装置Dとが内装
されている。
【0010】そして、このプリペイドカード販売機A
は、遊技島に取り付けてある固定フレーム19に嵌め込
んで着脱可能に固定されるもので、図2に示すように、
固定パネル2及び可動パネル3を遊技台前面の通路側に
向けて、プリペイドカードHの挿入で貸出作動する遊技
用貸機Fと共に遊技台E間に並設され、識別機Bを通過
した紙幣を遊技台背面側に沿って所定の回収部に搬送す
る紙幣搬送装置Gが設けられている。
【0011】前記カード繰り出し装置Cの各々には、図
3〜図8に示すように、厚み方向に弾性変形可能な薄板
状体の一例としての遊技用のプリペイドカード(以下、
カードと称する)Hの複数を積層状態で収納する収納部
としての収納ケース4と、この収納ケース4を着脱自在
に保持する保持部5と、保持部5に保持させた収納ケー
ス4からカードHを一枚ずつ繰り出し可能な繰り出し部
6と、繰り出し部6の作動を制御する繰り出し制御部7
とが設けられている。
【0012】前記保持部5と繰り出し部6と繰り出し制
御部7は、遊技台E間に設置されている装置筐体1に対
して、当該装置筐体1内部に設けた上下のガイドレール
8に沿って遊技台前面の通路側に移動可能、かつ、取り
外し可能な可動機枠9に取付けられ、可動機枠9に取り
付けてある可動パネル3には、可動機枠9を装置筐体1
内部に押し込んだ状態で当該装置筐体1に対して固定す
るロック装置10が設けられている。
【0013】前記繰り出し部6は、図6,図7に示すよ
うに、収納ケース4に収納されているカードHをその積
層方向一側方に向けて付勢する付勢手段としての板バネ
11と、収納ケース4に収納されているカードHの板面
に沿う特定方向への移動を規制する規制面12と、規制
面12の板バネ11による付勢方向下手側に設けられて
いて、板バネ11による付勢方向の最下手側に位置する
カードHの前記特定方向への繰り出し移動を許容する、
カードHの厚みよりも若干広い間隔のスリット状の繰り
出し通路13と、板バネ11による付勢方向の最下手側
に位置する繰り出し対象カードHを繰り出し通路13か
ら繰り出し移動させる繰り出し手段14とを設けて構成
されている。
【0014】前記収納ケース4は、図8に示すように、
矩形の透明樹脂製ケース本体4Aに透明樹脂製蓋板4B
を揺動開閉自在に設けた矩形箱型に形成され、この収納
ケース4にカードHが積層状態で収納されているととも
に、ケース本体4Aの底板4Cには、保持部5への装着
時に後述する繰り出し手段14の押圧体15が入り込む
開口部4Dが形成され、蓋板4Bの裏面に前述の板バネ
11が固定され、ケース本体4Aの一側壁4E内面が前
述の規制面12に形成され、この一側壁4Eの下端と底
板4Cの内面との間に前述の繰り出し通路13が形成さ
れている。尚、底板4Cのカード繰出し方向内端面に
は、繰出し通路13を通過したカードH1を強制的に湾
曲させて、当該カードH1を一側壁4E側に押し付ける
突起20が形成されている。
【0015】前記ケース本体4Aの規制面12は、繰り
出し通路13入口に至る部分が、板バネ11による付勢
方向下手側ほど繰り出し移動方向下手側に位置する傾斜
規制面12Aに形成されているとともに、この傾斜規制
面12Aに対してカード繰り出し方向で対向する側壁内
面部分4Fは、この傾斜規制面12Aと略平行な傾斜面
に形成されている。
【0016】前記保持部5は、収納ケース4のケース本
体4B側が底板4Cを上下方向に沿わせて嵌まり込む枠
体5Aを可動機枠9に設けるとともに、ケース本体4A
の長辺側の側壁外面の各々に形成した突起4Gが係入さ
れる鉤型溝5Bをこの枠体5Aに形成し、板バネ片5C
に形成した凹入面5Dに突起4Gの鉤型溝5Bからの突
出端部を係合させて固定するようにしてある。
【0017】そして、収納ケース4を空の保持部5に対
して装着する際は、図1に示すように、可動機枠9を遊
技台前面の通路側に引き出して、その可動機枠9の横側
部側で、繰り出し通路13を可動パネル3側に向けた収
納ケース4のケース本体4A側を、突起4Gを鉤型溝5
Bに沿って係入させながら、枠体5Aの内側に嵌め込
み、突起4Gの鉤型溝5Bからの突出端部をその鉤型溝
5Bの終端部で板バネ片5Cの付勢力に抗してその凹入
面5Dに嵌め込むことで、その収納ケース4が、収納さ
れているカードHの板面を上下方向に沿わせて保持され
るようにしてあり、保持部5に保持されている収納ケー
ス4を取り外す際には、板バネ片5Cを弾性変形させ
て、突起4Gの凹入面5Dへの嵌まり込みを解除してか
ら、装着時と逆の操作で取り外すようにしてある。
【0018】前記繰り出し手段14は、収納ケース4内
のカードH側に対向して、底板4Cに接している繰り出
し対象のカードH1の繰り出し方向先端部を、板バネ1
1の付勢力に抗して、傾斜規制面12Aに対してその厚
み方向に傾斜させる姿勢で押圧しながら繰り出し通路1
3に移動させる押圧経路16Aと、カードH1に対する
押圧を解除して押圧経路16Aに戻る押圧解除経路16
Bとに亘って駆動移動される移動方向に長い二つの押圧
体15を設けて構成されている。
【0019】前記二つの押圧体15は、押圧経路16A
と押圧解除経路16Bとに亘って駆動回動される無端回
動ベルト15Aの外周側に間隔を隔て一体形成され、カ
ードH1に対する接触開始部位で、カードH1の繰り出
し方向先端部を板バネ11の付勢力に抗して傾斜規制面
12Aに対して押圧できるよう、その接触開始部位が無
端回動ベルト15Aの外周面に対して直角方向に突出す
る形状に形成されている。
【0020】前記無端回動ベルト15Aは、縦軸周りで
回転する駆動プーリ17Aと従動プーリ17Bとに亘っ
て巻掛けられ、駆動プーリ17Aは従動プーリ17Bよ
りも収納ケース4側に近接させて可動機枠9に軸支さ
れ、従動プーリ17Bを引っ張り付勢するテンションス
プリング20が設けられているとともに、駆動プーリ1
7Aを駆動回転させる駆動モータ17Cが減速装置17
Dを介して可動機枠9に固定されている。
【0021】前記押圧解除経路16Bには、無端回動ベ
ルト15Aに形成した貫通孔15Bを通過した光を検知
して、押圧体15がカードH1に対する押圧を解除する
原点位置まで移動したことを検出するフォトセンサー1
8が設けられ、繰り出し制御部7は、このフォトセンサ
ー18による検出情報に基づいて駆動モータ17Cの駆
動を制御するようにしてある。
【0022】そして、図6に示すように、カードHを繰
り出さない待機状態では、押圧経路16Aに入り込んで
いる一方の押圧体15の先頭部がカードH1に接触しな
い状態で停止しており、販売制御装置Dからの販売指令
に基づいて、繰り出し制御部7からモータ起動信号が出
力され、駆動モータ17Cの駆動が開始されると、その
一方の押圧体15Cの先頭部はカードH1の繰り出し方
向先端部を板バネ11の付勢力に抗して傾斜規制面12
Aに対してその厚み方向に傾斜させる姿勢で押圧しなが
ら繰り出し方向に移動し、図7に示すように、繰り出さ
れようとするカードH1は厚み方向に湾曲変形して、そ
のカードH1に重なっている繰り出し対象とされない
ードに対して厚み方向に引き離されながら繰り出し通路
13から繰り出されてカード送出口3Aから送り出さ
れ、その押圧体15Cの後端部がカードH1から離れる
と、カードH1はカード送出口3Aから所定量だけ突出
した状態で停止し、その一方の押圧体15CがカードH
1に対する押圧を解除する原点位置まで移動したことを
フォトセンサー18が検出すると、駆動モータ17Cの
駆動が停止し、カード送出口3Aから突出して停止して
いるカードH1が取り出された後、次に駆動モータ17
Cが駆動されるまで、図6に示したと同様に、他方の押
圧体15Dの先頭部が押圧経路16Aに入り込んで待機
するようにしてある。
【0023】 〔第2実施形態〕 図9に示すように、繰り出し対象となるカードH1の繰
り出し方向先端部を、傾斜規制面12Aに対向させる状
態で待機させるように構成しても良い。この場合、カー
ドH1の繰り出し方向先端部を、板バネ11の付勢力に
抗して、押圧体15でその厚み方向に移動させることを
要しない。その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0024】 〔別実施形態〕 繰り出し手段は、無端帯状体に設けた押圧体の駆動回動
で薄板状体を繰り出すものに限定されず、ローラの周面
に沿って間隔を隔てて設けた押圧体の回転で薄板状体を
繰り出すものであっても良い。
【0025】上述の第1実施形態では、前記押圧体15
を、無端回動ベルト15Aの外周面に回動方向に間隔を
隔てて一体形成したが、この押圧体を回動方向に沿って
無端回動ベルト15Aの外周面の全域に一体形成しても
よい。
【0026】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】可動機枠を引き出した状態を示す一部切欠側面
【図2】設置状態を示す斜視図
【図3】要部の側面図
【図4】要部の平面図
【図5】要部の正面図
【図6】要部の断面図
【図7】要部の拡大断面図
【図8】収納ケースの斜視図
【図9】第2実施形態を示す要部の拡大断面図
【符号の説明】 装置筐体収納ケース 4C 底板 4E 側壁 保持部 7 制御手段 可動機枠 11 付勢手段 12 規制面 13 繰り出し通路 14 繰り出し手段 15 押圧体 15A 無端帯状体 16A 押圧経路 16B 押圧解除経路 18 検出手段20 突起 H 薄板状体 H1 薄板状体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−28639(JP,A) 特開 平7−25490(JP,A) 特開 平1−92138(JP,A) 特開 昭59−223633(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置筐体(1)に対して前面側に移動可
    能な可動機枠(9)に設けられた保持部(5)に対して
    着脱自在で、かつ、厚み方向に弾性変形可能な薄板状体
    (H)の複数をそれの板面を上下方向に沿わせて積層状
    態で収納する収納ケース(4)と、 前記積層状態の薄板状体(H)をその積層方向一側方に
    向けて付勢する付勢手段(11)と、 前記積層状態の薄板状体(H)の板面に沿う特定方向へ
    の移動を規制する規制面(12)と、 前記規制面(12)の前記付勢手段(11)による付勢
    方向の下手側に設けられていて、前記付勢手段(11)
    による付勢方向の最下手側に位置する薄板状体(H1)
    の前記特定方向への繰り出し移動を許容する繰り出し通
    路(13)と、 前記付勢手段(11)による付勢方向の最下手側に位置
    する薄板状体(H1)を、前記繰り出し通路(13)か
    ら繰り出し移動させる繰り出し手段(14)とが設けら
    れているとともに、 前記繰り出し手段(14)には、前記薄板状体(H1)
    の繰り出し方向先端部を前記付勢手段(11)による付
    勢力に抗して前記規制面(12)に対してその厚み方向
    に傾斜させる姿勢で押圧しながら前記繰り出し通路(1
    3)に移動させる押圧体(15)が設けられ、 更に、前記収納ケース(4)の底板(4C)には、前記
    繰り出し通路(13)を通過した薄板状体(H)を強制
    的に湾曲させて、当該薄板状体(H)を前記規制面(1
    2)を形成してある側壁(4E)側に押し付ける突起
    (20)が形成されている 薄板状体繰り出し装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧体(15)は、前記薄板状体
    (H1)の繰り出し方向先端部を前記付勢手段(11)
    による付勢力に抗して前記規制面(12)に対してその
    厚み方向に傾斜させる姿勢で押圧しながら前記繰り出し
    通路(13)に移動させる押圧経路(16A)と、前記
    薄板状体(H1)に対する押圧を解除して前記押圧経路
    (16A)に戻る押圧解除経路(16B)とに亘って駆
    動移動される請求項1記載の薄板状体繰り出し装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧体(15)は、前記薄板状体
    (H1)に対する接触開始部位で、当該薄板状体(H
    1)の繰り出し方向先端部を前記付勢手段(11)によ
    る付勢力に抗して前記規制面(12)に対してその厚み
    方向に傾斜させる姿勢で押圧するように設けられている
    請求項2記載の薄板状体繰り出し装置。
  4. 【請求項4】 前記押圧体(15)は、前記押圧経路
    (16A)と押圧解除経路(16B)とに亘って駆動回
    動される無端帯状体(15A)に設けられている請求項
    2又は3記載の薄板状体繰り出し装置。
  5. 【請求項5】 前記押圧体(15)による前記薄板状体
    (H1)に対する押圧解除を検出する検出手段(18)
    と、前記検出手段(18)による検出情報に基づいて当
    該押圧体(15)の駆動移動を制御する制御手段(7)
    とが設けられている請求項2,3又は4記載の薄板状体
    繰り出し装置。
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