JP2859837B2 - 薄板状体繰り出し装置 - Google Patents

薄板状体繰り出し装置

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JP2859837B2 JP7268156A JP26815695A JP2859837B2 JP 2859837 B2 JP2859837 B2 JP 2859837B2 JP 7268156 A JP7268156 A JP 7268156A JP 26815695 A JP26815695 A JP 26815695A JP 2859837 B2 JP2859837 B2 JP 2859837B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄板状体の複数を
積層状態で収納する収納部が、種類の異なる薄板状体毎
に対応して複数箇所に設けられ、前記収納部の各々に対
応して、前記積層状態の薄板状体をその積層方向一側方
に向けて付勢する付勢手段と、前記積層状態の薄板状体
の板面に沿う特定方向への移動を規制する規制面と、前
記規制面の前記付勢手段による付勢方向の下手側に設け
られていて、前記付勢手段による付勢方向の最下手側に
位置する薄板状体の前記特定方向への繰り出し移動を許
容する繰り出し通路と、前記薄板状体の板面と平行な軸
芯周りでの駆動回動で、前記付勢手段による付勢方向の
最下手側に位置する薄板状体を前記繰り出し通路から繰
り出し移動させる繰り出し体とが設けられている薄板状
体繰り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記薄板状体繰り出し装置は、プリペイ
ドカード等の薄板状体の複数を積層状態で収納する収納
部を、種類の異なる薄板状体毎に対応して複数箇所に設
けて、それらの収納部に収納されている薄板状体を必要
に応じて各別に繰り出せるようにしたものであるが、従
来、複数の収納部毎に駆動用モータを設けて、その収納
部の繰り出し体を駆動回動させる入力回転軸をその駆動
用モータの出力回転軸に連動させ、ある収納部に収納さ
れている薄板状体を繰り出す時は、その収納部に設けた
駆動用モータを駆動するように構成している(例えば、
特開平5−159141号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この為、収納部の数だ
けの駆動用モータが必要で、製作コストが高くなる欠点
があるとともに、装置全体が大型化する欠点がある。本
発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、繰り出
し体の入力回転軸と駆動用モータ側の出力回転軸との連
動構造を工夫することにより、少ない数の駆動用モータ
で、複数の収納部に収納されている薄板状体を必要に応
じて各別に繰り出すことができ、装置全体も小型化でき
るようにすることを目的とする。他の目的は、簡単な操
作で、複数の収納部に収納されている薄板状体を必要に
応じて各別に繰り出すことができるようにすることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の薄板状体
繰り出し装置は、装置筐体に対して前面側に移動可能な
可動機枠の上下複数箇所に、複数の薄板状体をそれの板
面を上下方向に沿わせて積層状態で収納する収納部が、
種類の異なる薄板状体毎に対応して設けられ、前記収納
部の各々に対応して、前記積層状態の薄板状体をその積
層方向一側方に向けて付勢する付勢手段と、前記積層状
態の薄板状体の板面に沿う特定方向への移動を規制する
規制面と、前記規制面の前記付勢手段による付勢方向の
下手側に設けられていて、前記付勢手段による付勢方向
の最下手側に位置する薄板状体の前記特定方向への繰り
出し移動を許容する繰り出し通路と、前記薄板状体の板
面と平行な上下軸芯周りでの駆動回動で、前記付勢手段
による付勢方向の最下手側に位置する薄板状体を前記繰
り出し通路から繰り出し移動させる繰り出し体とが設け
られ、更に、前記繰り出し体を駆動回動させる入力回転
軸の各々が、それらの入力回転軸に共通の駆動用モータ
の駆動で回転する出力回転軸に、クラッチ手段を介して
各別に連動されているとともに、前記出力回転軸と前記
入力回転軸とが上下軸芯周りで回転するように支承され
ているので、クラッチ手段により、繰り出し体の入力回
転軸と駆動用モータ側の出力回転軸とを必要に応じて連
動させて、所望の収納部に収納されている薄板状体を繰
り出し移動させることができるとともに、装置全体の横
幅を小さくすることができる。従って、少ない数の駆動
用モータで、複数の収納部に収納されている薄板状体を
必要に応じて各別に繰り出すことができ、装置全体も小
型化できる。特に、装置全体の横幅を小さくて、例え
ば、遊技台間に設置する場合、その設置に必要な面積を
少なくすることができる。
【0005】請求項2記載の薄板状体繰り出し装置は、
前記収納部が、装置筐体に対して前面側に移動可能な可
動機枠の上下2箇所に設けた保持部に着脱自在に構成さ
れているとともに、前記両収納部の入力回転軸の各々
が、一方向への回転時に動力伝達可能なクラッチ手段を
介して、正逆に回転可能な前記出力回転軸に各別に連動
され、前記クラッチ手段の各々は、動力伝達可能な前記
出力回転軸の回転方向を互いに逆方向に設定して設けら
れているので、出力回転軸の回転方向を正逆に切り換え
る簡単な操作で、2箇所の収納部に収納されている薄板
状体を必要に応じて各別に繰り出すことができる。
【0006】請求項3記載の薄板状体繰り出し装置は、
前記入力回転軸の一方は、逆転機構を介して前記クラッ
チ手段に連動されているので、付勢手段と規制面と繰り
出し通路と繰り出し体とを設けた同一仕様の収納部の二
つを並設して、それらの構造の簡略化を図りながら、そ
れらの収納部からの薄板状体の繰り出し方向を同一方向
に設定することができる。
【0007】請求項4記載の薄板状体繰り出し装置は、
前記入力回転軸の回転を各別に制動可能な制動手段が設
けられ、前記繰り出し体の非回動時に、当該繰り出し体
の入力回転軸の回転を制動するべく、前記制動手段の作
動を制御する制御手段が設けられているので、クラッチ
手段の作動不良等に起因して、繰り出し体が不用意に回
動するおそれが少なく、2箇所の収納部に収納されてい
る薄板状体を必要に応じて確実に繰り出すことができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、パチンコホール等の遊技
設備において遊技台E間に設置される遊技用のプリペイ
ドカード販売機Aを示し、高さが遊技台Eの高さと略同
じで、かつ、横幅の狭い薄型の装置筐体1に、千円紙幣
をその紙面が上下方向に沿う姿勢で投入する紙幣投入口
2Aを備えた固定パネル2とプリペイドカードHが送り
出されてくる二つのカード送出口3Aを上下に備えた可
動パネル3とが設けられ、装置筐体1には、投入紙幣の
良否を識別する識別機Bと、薄板状体繰り出し装置の一
例としてのカード繰り出し装置Cと、販売制御装置Dと
が内装されている。
【0009】そして、このプリペイドカード販売機A
は、遊技島に取り付けてある固定フレーム19に嵌め込
んで着脱可能に固定されるもので、図2に示すように、
固定パネル2及び可動パネル3を遊技台前面の通路側に
向けて、プリペイドカードHの挿入で貸出作動する遊技
用貸機Fと共に遊技台E間に並設され、識別機Bを通過
した紙幣を遊技台背面側に沿って所定の回収部に搬送す
る紙幣搬送装置Gが設けられている。
【0010】前記カード繰り出し装置Cには、厚み方向
に弾性変形可能な薄板状体の一例としての遊技用のプリ
ペイドカード(以下、カードと称する)Hの複数を積層
状態で収納する収納部としての収納ケース4が、販売価
格が千円のカードHと販売価格が三千円のカードHとの
二種類のカードH毎に対応して上下二箇所に設けられ、
これらの収納ケース4の各々に対応して、収納ケース4
を着脱自在に保持する保持部5と、保持部5に保持させ
た収納ケース4からカードHを一枚ずつ繰り出し可能な
繰り出し部6が設けられているとともに、これら二つの
繰り出し部6を駆動する共通の駆動用ギアドモータJ
と、これら二つの繰り出し部6の作動を制御する繰り出
し制御部7とが設けられている。
【0011】前記カード繰り出し装置Cは、遊技台E間
に設置されている装置筐体1に対して、当該装置筐体1
内部に設けた上下のガイドレール8に沿って遊技台前面
の通路側に移動可能、かつ、取り外し可能な可動機枠9
に取付けられ、可動機枠9に取り付けてある可動パネル
3には、可動機枠9を装置筐体1内部に押し込んだ状態
で当該装置筐体1に対して固定するロック装置10が設
けられている。
【0012】前記繰り出し部6の各々は、図3〜図8に
示すように、収納ケース4に収納されているカードHを
その積層方向一側方に向けて付勢する付勢手段としての
板バネ11と、収納ケース4に収納されているカードH
の板面に沿う特定方向への移動を規制する規制面12
と、規制面12の板バネ11による付勢方向下手側に設
けられていて、板バネ11による付勢方向の最下手側に
位置するカードH1の前記特定方向への繰り出し移動を
許容する、カードHの厚みよりも若干広い間隔のスリッ
ト状の繰り出し通路13と、カードHの板面と平行な上
下軸芯X周りでの駆動回動で、板バネ11による付勢方
向の最下手側に位置する繰り出し対象カードH1を繰り
出し通路13から繰り出し移動させる繰り出し体として
の押圧体14とを設けて構成されている。
【0013】前記収納ケース4は、図8に示すように、
矩形の透明樹脂製ケース本体4Aに透明樹脂製蓋板4B
を揺動開閉自在に設けた矩形箱型に形成され、この収納
ケース4にカードHが積層状態で収納されているととも
に、ケース本体4Aの底板4Cには、保持部5への装着
時に押圧体14が入り込む開口部4Dが形成され、蓋板
4Bの裏面に前述の板バネ11が固定され、ケース本体
4Aの一側壁4E内面が前述の規制面12に形成され、
この一側壁4Eの下端と底板4Cの内面との間に前述の
繰り出し通路13が形成されている。
【0014】前記ケース本体4Aの規制面12は、繰り
出し通路13入口に至る部分が、板バネ11による付勢
方向下手側ほど繰り出し移動方向下手側に位置する傾斜
規制面12Aに形成されているとともに、この傾斜規制
面12Aに対してカード繰り出し方向で対向する側壁内
面部分4Fは、この傾斜規制面12Aと略平行な傾斜面
に形成されている。
【0015】前記保持部5は、収納ケース4のケース本
体4B側が底板4Cを上下方向に沿わせて嵌まり込む枠
体5Aを可動機枠9に設けるとともに、ケース本体4A
の長辺側の側壁外面の各々に形成した突起4Gが係入さ
れる鉤型溝5Bをこの枠体5Aに形成し、板バネ片5C
に形成した凹入面5Dに突起4Gの鉤型溝5Bからの突
出端部を係合させて固定するようにしてある。
【0016】そして、収納ケース4を空の保持部5に対
して装着する際は、図1に示すように、可動機枠9を遊
技台前面の通路側に引き出して、その可動機枠9の横側
部側で、繰り出し通路13を可動パネル3側に向けた収
納ケース4のケース本体4A側を、突起4Gを鉤型溝5
Bに沿って係入させながら、枠体5Aの内側に嵌め込
み、突起4Gの鉤型溝5Bからの突出端部をその鉤型溝
5Bの終端部で板バネ片5Cの付勢力に抗してその凹入
面5Dに嵌め込むことで、その収納ケース4が、収納さ
れているカードHの板面を上下方向に沿わせて保持され
るようにしてあり、保持部5に保持されている収納ケー
ス4を取り外す際には、板バネ片5Cを弾性変形させ
て、突起4Gの凹入面5Dへの嵌まり込みを解除してか
ら、装着時と逆の操作で取り外すようにしてある。
【0017】前記押圧体14は、収納ケース4内のカー
ドH側に対向して、底板4Cに接している繰り出し対象
のカードH1の繰り出し方向先端部を、板バネ11の付
勢力に抗して、傾斜規制面12Aに対してその厚み方向
に傾斜させる姿勢で押圧しながら繰り出し通路13に移
動させる押圧経路15Aと、カードH1に対する押圧を
解除して押圧経路15Aに戻る押圧解除経路15Bとに
亘って駆動回動されるもので、図6,図7に示すよう
に、押圧経路15Aと押圧解除経路15Bとに亘って駆
動回動される無端回動ベルト14Aの外周側に、二個の
長い押圧体14C,14Dがその回動方向に間隔を隔て
て一体形成され、カードH1に対する接触開始部位で、
カードH1の繰り出し方向先端部を板バネ11の付勢力
に抗して傾斜規制面12Aに対して押圧できるよう、そ
の接触開始部位が無端回動ベルト14Aの外周面に対し
て直角方向に突出する形状に形成されている。
【0018】前記押圧解除経路15Bには、無端回動ベ
ルト14Aに形成した貫通孔14Bを通過した光を検知
して、押圧体14がカードH1に対する押圧を解除する
原点位置まで移動したことを検出するフォトセンサー1
8が設けられ、繰り出し制御部7は、このフォトセンサ
ー18による検出情報に基づいてギアドモータJの駆動
を制御するようにしてある。
【0019】前記無端回動ベルト14Aは、上下軸芯周
りで回転する駆動プーリ17Aと従動プーリ17Bとに
亘って巻掛けられ、駆動プーリ17Aは従動プーリ17
Bよりも収納ケース4側に近接させて可動機枠9に軸支
され、従動プーリ17Bを引っ張り付勢するテンション
スプリング20が設けられているとともに、上下軸芯X
周りで回転するように支承した駆動プーリ17Aの駆動
回転軸17が、押圧体14を駆動回動させる入力回転軸
に構成されている。
【0020】前記ギアドモータJは正逆に回転可能な出
力軸J1を水平にして可動機枠9に固定され、この出力
軸J1に固定したウォーム21Aに、筒状の出力回転軸
22の外周部に設けたウォームホイール21Bを咬合さ
せて、出力軸J1の正逆回転で、出力回転軸22が上下
軸芯X周りで正逆に回転するよう支承されている。
【0021】前記駆動プーリ17Aの駆動回転軸17の
各々は、クラッチ手段としての、一方向への回転時に動
力伝達可能な一方向回転クラッチ23を介して、出力回
転軸22の上下両端部に各別に連動され、一方向回転ク
ラッチ23の各々は、出力回転軸22の内周側に、動力
伝達可能な出力回転軸22の回転方向を互いに逆向きに
設定して設けられている。
【0022】前記駆動回転軸17の一方は、動力伝達状
態での当該駆動回転軸17の回転方向を、出力回転軸2
2の回転方向とは逆の方向に変更する逆転機構としての
逆転ギヤユニット24と中間回転軸25とを介して一方
向回転クラッチ23に連動され、逆転ギヤユニット24
は、中間回転軸25に固定したベベルギア25Aと、駆
動回転軸17に固定したベベルギア25Bとをアイドル
ベベルギア25Cを介して連動させて、その駆動回転軸
17で駆動回動される繰り出し体14がカードHの繰り
出し方向に回動するようにしてある。
【0023】また、一方向回転クラッチ23に直結され
ている駆動回転軸17と中間回転軸25の各々には、ソ
レノイド26AのON作動で駆動回転軸17又は中間回
転軸25に押圧されるブレーキシュー26Bを備えた制
動手段としての制動装置26が設けられ、繰り出し制御
部7は、繰り出し体14の非回動時に、当該繰り出し体
14の入力回転軸17の回転を制動するべく、制動装置
26の作動を制御するように構成されている。
【0024】そして、図6に示すように、いずれの収納
ケース4からもカードHを繰り出さない待機状態では、
いずれの収納ケース4においても、押圧経路15Aに入
り込んでいる一方の押圧体14Cの先頭部がカードH1
に接触しない状態で停止しており、販売制御装置Dから
の販売指令に基づいて、繰り出し制御部7から正転又は
逆転のモータ起動信号が出力されると、駆動回転させな
い方の駆動回転軸17に設けたブレーキシュー26Bの
ソレノイド26AをON作動させるとともに、ギアドモ
ータJの駆動が開始されて、一方の収納ケース4に対応
する駆動回転軸17だけがカード繰り出し方向に駆動回
転される。
【0025】前記駆動回転軸17で駆動回動される一方
の押圧体14Cの先頭部はカードH1の繰り出し方向先
端部を板バネ11の付勢力に抗して傾斜規制面12Aに
対してその厚み方向に傾斜させる姿勢で押圧しながら繰
り出し方向に移動し、図7に示すように、繰り出されよ
うとするカードH1は厚み方向に湾曲変形して、そのカ
ードH1に重なっている繰り出し対象とされないカード
H2に対して厚み方向に引き離されながら繰り出し通路
13から繰り出されてカード送出口3Aから送り出さ
れ、その押圧体14Cの後端部がカードH1から離れる
と、カードH1はカード送出口3Aから所定量だけ突出
した状態で停止し、その一方の押圧体14CがカードH
1に対する押圧を解除する原点位置まで移動したことを
フォトセンサー18が検出すると、ギアドモータJの駆
動が停止して、カード送出口3Aから突出して停止して
いるカードH1が取り出された後、次にギアドモータJ
が駆動されるまで、図6に示したと同様に、他方の押圧
体14Dの先頭部が押圧経路15Aに入り込んで待機す
るようにしてある。
【0026】 〔別実施形態〕 1.クラッチ手段の形式は特に限定されず、カミアイク
ラッチや摩擦クラッチ等であっても良い。 .繰り出し体を駆動回動させる入力回転軸を複数の入
力回転軸ずつに区分けして、その区分けした複数の入力
回転軸毎に、共通の一つの駆動用モータを設けて実施し
ても良い。 .繰り出し体は、一軸周りで駆動回転する回転体の周
部に設けられていて、その回転体の回転で駆動回動され
るものであっても良い。
【0027】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】可動機枠を引き出した状態を示す一部切欠側面
【図2】設置状態を示す斜視図
【図3】要部の側面図
【図4】要部の正面図
【図5】要部の平面図
【図6】要部の断面図
【図7】要部の拡大断面図
【図8】収納ケースの斜視図
【符号の説明】 装置筐体 4 収納部 保持部 7 制御手段 可動機枠 11 付勢手段 12 規制面 13 繰り出し通路 14 繰り出し体 17 入力回転軸 22 出力回転軸 23 クラッチ手段 24 逆転機構 26 制動手段 H 薄板状体 H1 薄板状体 J 駆動用モータ X 軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−166239(JP,A) 特開 昭48−21597(JP,A) 実開 昭60−187146(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置筐体(1)に対して前面側に移動可
    能な可動機枠(9)の上下複数箇所に、複数の薄板状体
    (H)をそれの板面を上下方向に沿わせて積層状態で収
    納する収納部(4)が、種類の異なる薄板状体(H)毎
    対応して設けられ、 前記収納部(4)の各々に対応して、 前記積層状態の薄板状体(H)をその積層方向一側方に
    向けて付勢する付勢手段(11)と、 前記積層状態の薄板状体(H)の板面に沿う特定方向へ
    の移動を規制する規制面(12)と、 前記規制面(12)の前記付勢手段(11)による付勢
    方向の下手側に設けられていて、前記付勢手段(11)
    による付勢方向の最下手側に位置する薄板状体(H1)
    の前記特定方向への繰り出し移動を許容する繰り出し通
    路(13)と、 前記薄板状体(H)の板面と平行な上下軸芯(X)周り
    での駆動回動で、前記付勢手段(11)による付勢方向
    の最下手側に位置する薄板状体(H1)を前記繰り出し
    通路(13)から繰り出し移動させる繰り出し体(1
    4)とが設けられ、更に、 前記繰り出し体(14)を駆動回動させる入力回転軸
    (17)の各々が、それらの入力回転軸(17)に共通
    の駆動用モータ(J)の駆動で回転する出力回転軸(2
    2)に、クラッチ手段(23)を介して各別に連動され
    ているとともに、前記出力回転軸(22)と前記入力回
    転軸(17)とが上下軸芯(X)周りで回転するように
    支承されている薄板状体繰り出し装置。
  2. 【請求項2】 前記収納部(4)が、装置筐体(1)に
    対して前面側に移動可能な可動機枠(9)の上下2箇所
    に設けた保持部(5)に着脱自在に構成されているとと
    もに、前記両収納部(4)の入力回転軸(17)の各々
    が、一方向への回転時に動力伝達可能なクラッチ手段
    (23)を介して、正逆に回転可能な前記出力回転軸
    (22)に各別に連動され、 前記クラッチ手段(23)の各々は、動力伝達可能な前
    記出力回転軸(22)の回転方向を互いに逆方向に設定
    して設けられている請求項1記載の薄板状体繰り出し装
    置。
  3. 【請求項3】 前記入力回転軸(17)の一方は、逆転
    機構(24)を介して前記クラッチ手段(23)に連動
    されている請求項2記載の薄板状体繰り出し装置。
  4. 【請求項4】 前記入力回転軸(17)の回転を各別に
    制動可能な制動手段(26)が設けられ、 前記繰り出し体(14)の非回動時に、当該繰り出し体
    (14)の入力回転軸(17)の回転を制動するべく、
    前記制動手段(26)の作動を制御する制御手段(7)
    が設けられている請求項2又は3記載の薄板状体繰り出
    し装置。
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