JP7477891B2 - 紙葉類収納装置および紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類収納装置および紙葉類処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、紙葉類を収納可能な紙葉類収納装置および紙葉類処理装置に関する。
紙葉類処理装置は紙葉類を処理する装置である。例えば、紙葉類処理装置は紙幣を処理する紙幣処理装置である。紙幣処理装置は、紙幣を入金する入金口、紙幣を出金する出金口、紙幣を搬送する搬送路、紙幣の種類、例えば金種を識別する識別部、紙幣を金種毎に振り分ける振分部、振分部によって振り分けられた紙幣の収納と、操出しを行う紙幣収納装置を備える。
この様な紙幣処理装置は、入金口から入金された紙幣を、搬送路の途中に配置された識別部によって金種を識別する。金種が識別された紙幣は、振分部によって金種毎に振り分けられ、金種毎に紙幣収納装置に収納される。紙幣の出金が指示された場合、紙幣処理装置は、指示された紙幣を紙幣収納装置から排出し、搬送し、出金口から出金する。例えば、紙幣処理装置は、両替機や釣銭機に使用される。
国際公開2011/036783号の明細書には、紙幣の収納と排出をする紙葉類収納操出装置が記載されている。この紙葉類収納操出装置には、テープと共に紙幣を巻き付けるローラーと、テープのローラーに巻かれていない部分を巻き付けるリールが備わる。以下、この様なローラーをドラムと言う場合がある。また、紙葉類収納操出装置には、ローラーとリールを駆動するモーターが備わる。ローラーは、モーターの一方側の端部から突出する軸に伝達機構を介して接続され、駆動される。リールは、モーターの他方側の端部から突出する軸に伝達機構を介して接続され、駆動される。また、モーターの一部と、モーターからの駆動力をローラーに伝える伝達機構がローラーの内側に配置されている。
モーターを第一の方向に回転させた場合、ローラーは、テープが巻かれる方向に回転すし、リールからはテープが巻き戻される。このとき、紙幣は、テープに挟まれてローラーに巻かれ紙葉類収納操出装置に収納される。また、モーターを他方の方向に回転させた場合、リールはテープが巻かれる方向に回転し、ローラーからはテープが巻き戻される。このとき、紙幣は、テープの間から出され、紙葉類収納操出装置から排出される。
国際公開2011/036783号
紙葉類収納装置は、小型化の要望があり、駆動機構の部品は、リールやローラーの内部に格納されることがあった。従来の装置は、ローラーの内部にモーターの一部や駆動機構の一部が格納されているが、モーターの両端から軸が突出し、軸のそれぞれに駆動機構が接続されている。駆動機構は、ローラーの外側にも配置される。例えば、リールの回転軸とその回転軸を駆動する駆動機構の間にワンウエイクラッチが配置される。従来の装置は、モーターの両側に駆動機構が配置される構成なので、装置が幅広になってしまう課題があった。
本発明の紙葉類収納装置は、テープの間に紙葉類を挟んで前記テープと前記紙葉類とを一緒に巻き取り、および巻き戻すドラムと、前記テープのみを巻き取り、および巻き戻すリールと、前記ドラムの内側に少なくとも一部が配置されるモーターと、モーターを固定するベースと、を有し、前記ドラムが前記テープを巻き取る場合は、前記リールは前記テープを巻き戻し、前記ドラムが前記テープを巻き戻す場合は、前記リールは前記テープを巻き取り、前記モーターの回転方向に基づいて、外部から搬送される前記紙葉類を前記ドラムに巻き取るか、前記ドラムを巻き戻して前記紙葉類を外部へ排出する紙葉類収納装置において、前記モーターの一方側の端部から突出する回転軸に接続され、前記回転軸の回転数を第1の所定の回転数に変えて伝達軸に出力する第1の変換機構と、前記伝達軸から前記ドラムまでの駆動力の伝達経路に配置され、前記伝達軸の一方向の回転を伝え、他方向の回転を伝えない第1の伝達機構と、前記伝達軸から前記リールまでの駆動力の伝達経路に配置され、前記伝達軸の回転が前記一方向の回転の場合には駆動力の伝達を遮断し、前記伝達軸の回転が前記他方向の回転の場合には駆動力の伝達を接続する第2の伝達機構と、を有することを特徴とする。
本発明の紙葉類処理装置は、上述の紙葉類収納装置と、紙葉類が挿入される入口と、前記紙葉類を排出する出口と、前記入口から前記出口まで前記紙葉類を搬送する搬送装置と、前記搬送装置によって搬送される前記紙葉類の種類を識別する識別装置と、を有し、前記紙葉類収納装置は、前記搬送装置の搬送路に沿って複数配置されており、前記搬送装置は、前記紙葉類を前記入口から受け入れる場合は、前記識別装置によって識別された前記紙葉類の種類に応じて、予め決められた前記紙葉類収納装置に搬送し、前記紙葉類を前記出口から排出する場合は、前記紙葉類収納装置から排出される前記紙葉類を受取り、前記出口に搬送することを特徴とする。
本発明によれば、紙葉類収納装置は、モーターの少なくとも一部を、テープを巻き取るドラムの内側に配置し、モーターの一方側から駆動軸を突出させ、その駆動軸から、ドラムとリールの駆動力を得る構成にした。この構成によって、狭幅化および小型化が可能な紙葉類収納装置を提供できる。
図1は、紙葉類収納装置の動作を説明する図である。 図2は、紙葉類収納装置の内部構成を説明する図である。 図3は、紙葉類収納装置のドラムの内部を説明する図である。 図4は、紙葉類収納装置のドラムの駆動機構を説明する図である。 図5は、紙葉類収納装置のリールの駆動機構を説明する図である。 図6は、紙葉類収納装置の斜視図である。 図7は、紙葉類収納装置の底方向の斜視図である。 図8は、紙葉類処理装置を説明する概略図である。 図9は、電磁クラッチの動作を説明する概略図である。
以下、図1~図9を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。紙葉類収納装置の例として、紙幣収納装置を説明する。紙葉類として紙幣を使用し、その紙幣を収納、排出する装置である。また、紙葉類処理装置の例として、紙幣収納装置を使用した紙幣処理装置を説明する。
紙葉類収納装置の構造と動作について図1を用いて説明する。図1は、紙葉類収納装置の動作を説明する図である。
紙幣収納装置1は、外部から搬送される紙幣2を収納するか、内部に収納されている紙幣2を外部に排出する。紙幣収納装置1は、内外に連通する入出口16を備える。紙幣2は入出口16を介して収納され、または排出される。紙幣2の短手方向は、入出口16に並行である。紙葉類は、例えば、紙幣、証券、小切手などの有価券や、所定のサイズのシート状の紙、紙に類似する樹脂シートなどである。
第1テープ14の一方の端部は第1リール5に固定され、他方の端部はドラム4に固定される。第2テープ15の一方の端部は、第2リール6に固定され、他方の端部はドラム4に固定される。
ドラム4から第1リールまでの第1テープ14の移動経路には、第1テープ14を所定の経路で移動させるために第1案内ローラー17、第2案内ローラー18、第3案内ローラー19、第1入出口ローラー22が配置され、それらのローラーに第1テープ14が掛けられている。ドラム4から第2リールまでの第2テープ15の移動経路には、第2テープ15を所定の経路で移動させるために第4案内ローラー20、第5案内ローラー21、第2入出口ローラー23が配置され、それらのローラーに第2テープ15が掛けられている。
第1テープ14は、第1リール5に巻かれる。第2テープ15は、第2リール6に巻かれる。また、第1テープ14と第2テープ15は重ねられてドラム4に巻かれる。第1テープ14と第2テープ15の間に紙幣2を挟むことができる。紙幣2は、第1テープ14と第2テープ15の間に挟まれた状態でドラム4に巻かれる。第1テープ14と第2テープ15は紙幣2の幅と大凡同じ幅のテープを用いることができる。第1テープ14と第2テープ15の幅は大凡同じ幅のテープが好ましい。また、第1テープ14と第2テープ15の少なくとも一方は、紙幣2の幅と大凡同じ幅としてもよい。また、第1テープ14と第2テープ15を一対のテープ対と考えた場合に、ドラム4の幅方向に複数のテープ対を備えてもよい。
第1入出口ローラー22と第2入出口ローラー23は、入出口バネ28によって、お互いを押圧する。第1入出口ローラー22と第2入出口ローラー23に挟まれた第1テープ14と第2テープ15は、重なり、ドラム4に巻かれる。ドラム4から巻き戻される第1テープ14と第2テープ15は、第1入出口ローラー22と第2入出口ローラー23の間を通り過ぎると分離する。分離した第1テープ14と第2テープ15の間に紙幣2がある場合、紙幣2は、第1テープ14と第2テープ15から分離し、入出口16から排出される。
第1案内ローラー17は、第1長穴24に沿って移動可能である。また、第1案内ローラー17は、第1バネ26によって引かれ、第1テープ14の弛みを防止する。第4案内ローラー20は、第2長穴25に沿って移動可能である。また、第4案内ローラー20は、第2バネ27によって引かれ、第2テープ15の弛みを防止する。第1テープ14と第2テープ15は、張った状態となる。第1バネ26は、第1案内ローラー17の両端に配置され、ローラーの両端を同時に引く。第2バネ27も同様に第4案内ローラー20の両端に配置される。
伝達軸13は、ドラム4と第1リール5と第2リール6を駆動する。伝達軸13とドラム4は後述する第1の伝達機構によって接続される。伝達軸13が、第1の方向(図1の紙面上時計回り)に回転した場合にドラム4に駆動力が伝達され、ドラム4が、第1の方向(図1の紙面上時計回り)に回転する。このとき、電磁クラッチ7は切断され、駆動力は、第1リール5と第2リール6には伝達されない。電磁クラッチ7は、伝達軸13の駆動力を、第1リール5と第2リール6に伝えるか伝えないかを切り換える第2の伝達機構である。また、伝達軸13の駆動力を切断、接続することで、第1リール5と第2リール6の回転を自由にすることができれば、電磁クラッチ7を他のクラッチ機構に置き換えてもよい。
ドラム4が回転することで、第1テープ14と第2テープ15が重なった状態でドラム4に巻かれる。このとき、入出口16から紙幣2の挿入があれば、紙幣2は第1テープ14と第2テープ15に挟まれてドラム4に巻かれる。第1テープ14が引かれることで、第1リール5が回転し、第1テープ14が第1リール5から巻き戻される。また、第2テープ15が引かれることで、第2リール6が回転し、第2テープ15が第2リール6から巻き戻される。第3歯車10の裏面側に、ブレーキ機構が備わる。ブレーキ機構によって、第1テープ14と第2テープ15に緩やかな張力を加えることができる。また、ドラム4が止まったときに、慣性力で第1リール5と第2リール6が余分に回転することを防止できる。ブレーキ機構は、例えば、バネなどで回転物にパッドを押し当て、回転に抗するように摩擦力を付加するブレーキである。
伝達軸13が、第2の方向(図1の紙面上反時計回り)に回転した場合にドラム4に駆動力が伝達されず、電磁クラッチ7が接続される。第1の伝達機構は、伝達軸13の第1の方向の回転をドラム4に伝えるが、逆方向の第2の方向の回転をドラム4に伝えない。伝達軸13とドラム4との駆動力の伝達経路には、第1の伝達機構として後述するワンウエイクラッチが配置されている。伝達軸13の第2の方向の回転は、第1歯車8、第2歯車9、第3歯車10、第4歯車11を介して、第1リール5の回転軸に伝えられ、第1リール5は、第1テープ14を巻く方向に回転する。また、伝達軸13の第2の方向の回転は、第1歯車8、第2歯車9、第3歯車10、第5歯車12を介して、第2リール6の回転軸に伝えられ、第2リール6は、第2テープ15を巻く方向に回転する。第1リール5と第2リール6は連動して回転し、第1テープ14と第2テープ15をそれぞれ巻き、ドラム4から第1テープ14と第2テープ15を巻き戻す。また、第1歯車8、第2歯車9、第3歯車10、第4歯車11、第5歯車12は、回転数を変換する第2の変換機構とすることができる。伝達軸13の回転数を、これら歯車列の歯数に基づいて、所定の回転数に変換して第1リール5、第2リール6を駆動することができる。
第1入出口ローラー22と第2入出口ローラー23のローラー対からドラム4の間の区間には、第1センサー29が配置される。第1センサー29は、第1テープ14と第2テープ15に挟まれた紙幣2を検出する。第2入出口ローラー23と第5案内ローラー21の間の区間には、第2センサー30が配置される。第2センサー30は、後述する第2テープ15のエンドマークを検出する。例えば、第1センサー29、第2センサー30は、発光部と受光部を備え、発光部からの光または反射した光を受光部で検出するセンサーである。受光する光量の変化に基づき、紙幣の有無や、テープの状態の変化の有無を検出できる。
第2テープ15の一方の端部から所定の長さの区間には、例えば20cm、光を遮るエンドマークが記されている。エンドマークは、第2テープ15に色を塗っても良い、また、光を遮るシートを接着などで固定したものでも良い。エンドマークの長さは、短くし過ぎても長くし過ぎても問題が生じるので、第2テープ15を第2リールに巻いた場合の1周分から第2テープ15をドラム4に巻いた場合の1周分の長さの間の長さにするのが好ましい。この程度の長さのエンドマークは、製造上の誤差、または巻いたときの長さの差などの問題を解消できる。
エンドマークは、第2テープ15の縁に沿って第2センサー30の検出領域に配置される。エンドマークが検出された場合、第1テープ14と第2テープ15の巻き取りを停止する。好ましくは、エンドマークが検出された場合、第1テープ14と第2テープ15の巻き取りを禁止する。第1テープ14と第2テープ15を第1リール5と第2リール6から完全に巻き戻すことを防止できる。これにより、第1テープ14と第2テープ15は、第1リール5と第2リール6からの外れが防止でき、また、切断などの問題も防止される。
フレーム3には、第1長穴24、第2長穴25が形成されている。また、フレーム3には、第1センサー29、第2センサー30が固定されている。また、フレーム3は、ドラム4、第1リール5、第2リール6、第1案内ローラー17、第2案内ローラー18、第3案内ローラー19、第4案内ローラー20、第5案内ローラー21、第1入出口ローラー22、第2入出口ローラー23等のローラーを支持する。
フレーム3には、ガイド31が備わり、ガイド31の内側が窪み、ドラム4の後述するフランジの一部が回動自在に嵌まる。
図2は、紙葉類収納装置の内部構成を説明する図である。
フレーム3の外側には裏蓋38が配置され、裏蓋38によって軸受等が露出しないように覆われている。入出口バネ28は、フレーム3と裏蓋38の間にも備わり、ローラーを付勢する。また、フレーム3から垂直に各ローラーが軸支される。
ここで図9を用いて、電磁クラッチ7の概略の構造を説明する。図9は、クラッチの動作を説明する概略図である。第1回転子77と第2回転子78が磁気駆動部76によって、接離する。伝達軸13は、クラッチ固定部59によって第1回転子77に固定される。第2回転子78には第1歯車が固定される。クラッチフレーム75に、第1回転子77が回動自在に配置される。磁気駆動部76は、第1回転子77に固定される。第2回転子78は、回動自在であって、第1回転子77に対して接離自在にクラッチフレーム75に配置される。磁気駆動部76に電流を流すと、磁気駆動部76に起磁力が発生し、第2回転子78を第1回転子77に引き寄せる。引き寄せられた第2回転子78は、第1回転子77に固定され、連動する。このとき、伝達軸13を回転させた場合、第1回転子77と共に第2回転子78が回転する。磁気駆動部76に流れる電流を遮断すると、磁気駆動部76の起磁力が消失し、第2回転子78が第1回転子77から離れる。第2回転子78は、第1回転子77とは独立に回転可能となる。伝達軸13を手動で回動させるために、ノブ53は伝達軸13に固定される。接続部79は、手動操作によって、ノブ53と第1歯車8を接続、切断する。ノブ53は、接続部79を介して、第1歯車8を回動させることができる。ノブ53によって、ドラム4(図2参照)、第1リール5(図2参照)、第2リール(図2参照)を回動させることができる。ノブ53は、手動で紙幣の出し入れをするときに使用されるので、手動操作が不要ならば、必ずしも必要なものではない。
ここで、図2に戻り、ドラム4、第1リール5、第2リール6について説明する。
第1リール5の形状は、円筒状であり、両端に第1リールフランジ34が備わる。第1テープ14(図1参照)の一方の端部は、第1リール5の表面に第1テープ14の幅方向に沿って配置された第1リール取付板35に挟まれて固定される。第1テープ14(図1参照)は、第1リール5に巻かれ、第1リール5の両端に配置された第1リールフランジ34の間に収納される。
第2リール6の形状は、円筒状であり、両端に第2リールフランジ36が備わる。第2テープ15(図1参照)の一方の端部は、第2リール6の表面に第2テープ15の幅方向に沿って配置された第2リール取付板37に挟まれて固定される。第2テープ15(図1参照)は、第2リール6に巻かれ、第2リール6の両端に配置された第2リールフランジ36の間に収納される。
ドラム4の形状は、円筒状であり、両端にドラムフランジ32が備わる。第1テープ14(図1参照)の他方の端部と、第2テープ15(図1参照)の他方の端部は、ドラム4の表面に第1テープ14と第2テープ15の幅方向に沿って配置されたドラム取付板33に挟まれ固定される。第1テープ14(図1参照)と第2テープ15(図1参照)は、重なり、ドラム4に巻かれ、ドラム4の両端に配置されたドラムフランジ32の間に収納される。
ドラムとリールには、フランジが備わる。フランジは、テープがドラムあるいはリールの端部からはみ出さないように矯正する。また、第4案内ローラー20は、第2長穴25に沿って軸が移動可能であり、バネによって付勢される。テープに撓みがあった場合に、第4案内ローラー20によって、撓みを矯正できる。第1案内ローラー17(図1参照)についても第4案内ローラー20と同様の機能を有する。ドラムフランジ32の間のテープを巻く領域の幅は、ドラム4に巻かれるテープと紙幣の幅よりも若干広くする。好ましくは、ドラムフランジ32の間のテープを巻く領域の幅は、テープまたは紙幣の幅よりも1~10mm広くする。撓み等を考慮しても、ドラムは、テープを好適に巻くことができる。第1リール5、第2リール6の幅もドラム4の幅と同様である。
次に、図3を用いて紙幣収納装置1の内部構造について説明する。図3は、紙葉類収納装置のドラムの内部を説明する図である。図3は、図2に対して斜視の方向が異なるが、図2に記載の紙幣収納装置1からドラム、リール、ローラー、歯車を外した状態の斜視図である。
フレーム3のガイド31の内側は窪み、凹部41を形成する。凹部41には、円筒状のベース40がベース取付ネジ44によって固定される。ベース40の内部には、後述するモーターと減速機構が格納される。ベース40の一方側の端部には、ネジ孔43が備わる。ネジ孔43は、ベース40の内部に配置される後述するモーターと伝達機構を固定するためのネジを通す穴である。ベース40の一方側の端部の中心には、伝達軸13を貫通させるための不図示の貫通孔が備わる。その貫通孔に後述するベアリングが固定され、ベアリングは伝達軸13を回動自在に支持する。伝達軸13には、ワンウエイクラッチ42が固定され、ワンウエイクラッチ42にドラム4(図2参照)が固定される。ベース40は、伝達軸13、内蔵する不図示のモーター、減速機構を支持し、フレーム3に固定する。
フレーム3には、第1リール5(図2参照)、第2リール6(図2参照)を支持するためのリール取付孔46が備わる。
裏蓋38の端部から外側にコネクタ45が突出する。裏蓋38の内部には、不図示の制御回路が備わり、紙幣収納装置1の制御を行う。不図示の制御回路はコネクタ45に接続される。外部の制御装置は、コネクタ45を介して制御回路に電源、信号線を接続し、制御する。
図4は、紙葉類収納装置のドラムの駆動機構を説明する図である。紙幣収納装置1の駆動機構を説明するための断面図である。
紙幣収納装置1は、フレーム3、裏蓋38、ケース側部50、カバー51によって駆動機構等が覆われる。カバー51からノブ53が突出し、手動で伝達軸13、第1歯車8を回動することができる。
フレーム3に固定されたベース40の内部に、モーター54と減速機構56が、固定されている。モーター54は、第1の方向と、それとは逆の第2の方向に回転する。モーター54の一方の端部から回転軸55が突出している。回転軸55は、第1太陽歯車62に固定される。減速機構56は、減速機構56を構成する歯車に基づいて減速比が決まり、入力された回転数を所定の回転数に変換する。減速機構56は、回転数を変換する第1の変換機構とも言える。
減速機構56の出力は、第3太陽歯車70の回転であり、伝達軸13は、第3太陽歯車70の伝達軸固定部74に固定される。
伝達軸13は、ベース40の一方側の端部の中央に配置されたベアリング57によって、回動自在に支持される。ベアリング57はベース40の一方側の端部の中央に配置された貫通孔に固定される。
伝達軸13は、ベース40から突出し、ベアリング57の近傍にワンウエイクラッチ42が固定される。ワンウエイクラッチ42には、ドラム4が固定される。ベアリング57の近傍にワンウエイクラッチ42を配置することで、軸のブレを低減できる。また、ドラム4のドラムフランジ32の間の空間に、テープが巻かれる。
ケース側部50の一方側の端部には、仕切板52が備わる。仕切板52は、ドラム4の駆動機構とリールの駆動機構を隔てる。仕切板52には、貫通孔が備わり、伝達軸13が通る。ピン60は、ノブ53を、伝達軸13に接続する接続手段であり、また、手動操作によって第1歯車8に接続できる。
仕切板52には、電磁クラッチ7のクラッチフレーム75(図9参照)が固定される。電磁クラッチ7は、入力する電流のON/OFFに応じて、伝達軸13の回転を第1歯車8に伝達するか否かを切り換える。
減速機構56は、モーター54の回転軸55の回転を、所定の回転数にして、伝達軸13を所定の回転数で回転させる変換機構とも言える。減速機構56は、回転軸55の回転を入力し、所定の回転数にして伝達軸13に出力する。減速機構56は、遊星歯車機構を3段連ねて構成され、所定の比率で回転数を減速する。
モーター54は、モーター固定ネジ58によって減速機構ベース61に固定される。連結部73は、3段の遊星歯車機構と減速機構ベース61とモーター54とを固定し、さらにベース40に固定される。例えば、各遊星歯車機構と減速機構ベース61とベース40をネジで連ねて固定する。
回転軸55に固定された第1太陽歯車62は、第1遊星歯車63に噛み合う。第1遊星歯車63は、第1太陽歯車62の回りに3つ配置される。第1遊星歯車63は、第1内歯車64に噛み合う。第1内歯車64は、連結部73に固定される。各第1遊星歯車63の回転軸は、減速機構ベース61上を摺動する第1遊星キャリア65である。第1内歯車64が固定されているので、第1遊星キャリア65が回動する。第1遊星キャリア65の先端は、第2太陽歯車66のベース部分に噛み合う。第1遊星キャリア65が回動すると、第2太陽歯車66が回動する。
第2遊星歯車67は、第2太陽歯車66と噛み合う。第2遊星歯車67は、第2太陽歯車66の回りに3つ配置される。第2内歯車68は、連結部73に固定される。第2遊星歯車67の回転軸は、第2太陽歯車66のベース部分の上を摺動する第2遊星キャリア69である。第2内歯車68が固定されているので、第2遊星キャリア69が回動する。第2遊星キャリア69の先端は、第3太陽歯車70のベース部分に噛み合う。第2遊星キャリア69が回動すると、第3太陽歯車70が回動する。
第3遊星歯車71は、第3太陽歯車70と噛み合う。第3遊星歯車71は、第3太陽歯車70の回りに3つ配置される。第3内歯車72は、連結部73に固定される。伝達軸13は、第3太陽歯車70に伝達軸固定部74によって固定される。第3太陽歯車70は、伝達軸13と連動し、回動する。すなわち、伝達軸13は、減速機構56の最終段に接続される。
ドラム4の内側には、モーター54の一部と、減速機構56と、ワンウエイクラッチ42が配置される。モーター54は、ドラム4の内側に全てを格納する事も可能である。減速機構56の一部は、ドラム4と仕切板52の間に配置する事も可能であるが、機構が複雑になる。ドラム4を貫く伝達軸13は、仕切板52を隔て電磁クラッチ7に接続される。モーター54と減速機構56は、ベース40の内部に収納され、ドラム4と隔てられる。ドラム4のテープを収納する部分と、モーター54や、減速機構56などの伝達機構部分を隔てることで、お互いの領域で発生する塵などを遮ることができる。また、電磁クラッチ7をドラム4の内側に配置することも可能である。その場合、第1歯車8の回転または電磁クラッチ7の出力を第1リール5(図1参照)と第2リール6(図1参照)に伝える伝達機構を設ける必要がある。
紙幣収納装置1は、回転軸55、減速機構56、ワンウエイクラッチ42、電磁クラッチ7、電磁クラッチ7から第1リール5(図1参照)と第2リール6(図1参照)への駆動力の伝達機構がモーター54の一方側に配置される。さらに、これらの一部がドラム4の内側に配置される。紙幣収納装置1の片側に機構部品が集中配置されるので、紙幣収納装置1は狭幅化が可能となる。これにより、紙幣収納装置1の小型化を可能とした。
図5は、紙葉類収納装置のリールの駆動機構を説明する図である。図5は、紙幣収納装置1のカバー51(図4参照)を外した状態の斜視図である。
仕切板52によって、紙幣の収納部が仕切られる。紙幣収納装置1の上部には、紙幣の入出口16が紙幣収納装置1の長手方向に沿って配置される。第1歯車8、第2歯車9、第3歯車10、第4歯車11、第5歯車12の各軸は、仕切板52に支持される。第2バネ27の端部は、第4案内ローラー20と仕切板52に接続される。第1バネ26の端部は、第1案内ローラー17と仕切板52に接続される。第1案内ローラー17と第4案内ローラー20を付勢するバネは、フレーム3側にも配置される。第1案内ローラー17と第4案内ローラー20の両端は、バネによって力が加えられる。
図6は、紙葉類収納装置の斜視図である。紙幣収納装置1の上部には、紙幣の入出口16が紙幣収納装置1の上部の長手方向に沿って配置される。入出口16の開口部には、入出する紙幣を案内する案内爪80が、入出口16の縁に沿って複数配置される。紙幣収納装置1の上部の入出口16の両端外側には、切欠81が配置される。切欠81は、カバー51と裏蓋38に設けられた窪みである。切欠81は、紙幣収納装置1の側部から見た場合に、入出口16に対応する位置に配置される。カバー51または裏蓋38側から紙幣収納装置1を見た場合に、入出口16の位置が分かる。
図7は、紙葉類収納装置の底方向の斜視図である。紙幣収納装置1の下方側からの斜視図である。紙幣収納装置1は、後述する紙幣処理装置に載置されて使用される。そのため、紙幣収納装置1の底板82の四方には、紙幣収納装置1を支持する脚98が備わる。また、底板82の短手方向の中央に、長手方向に沿って案内溝83が形成される。案内溝83の中には、複数の位置決孔84が離間して配置される。紙幣処理装置の所定の位置に、紙幣収納装置1を装着ため、長穴状の案内溝83および離間した位置決孔84が底板82に配置される。案内溝83は、上面視で、第1リール5(図1参照)と第2リール6(図1参照)の間に、並行に配置される。案内溝83の長手方向と入出口16の長手方向は、平行である。位置決孔84を結ぶ直線と入出口16の長手方向も平行である。紙幣処理装置の案内溝83および位置決孔84に対応する位置に位置決部材を配置することで、紙幣処理装置に紙幣収納装置1を正確に装着できる。また、紙幣処理装置に紙幣収納装置1を装着した場合、コネクタ45も紙幣処理装置の対応するコネクタに嵌合する。コネクタ45の長手方向と案内溝83の長手方向は、90度交差している。コネクタは、コネクタの長手方向および短手方向に所定の距離移動可能であり、多少の位置ずれがあったとしても、正しく装着可能である。
図8は、紙葉類処理装置を説明する概略図である。紙葉類処理装置として、紙幣を処理する紙幣処理装置85を説明する。紙幣処理装置85は、3台の紙幣収納装置1が備わるので、3金種の紙幣を収納、排出できる。
紙幣処理装置85は、紙幣の金種の識別、搬送、振分を行う上部ユニット86と、紙幣を収納する下部ユニット87が、本体フレーム88上に固定される。
上部ユニット86は、紙幣を入金する入金口89、紙幣を出金する出金口91、入金口89から出金口91までを接続する搬送部90が備わる。搬送部90の途中には、第1機能ユニット92、第2機能ユニット93、第1振分部94、第2振分部95、第3振分部96が備わる。
第1機能ユニット92は、紙幣の金種を識別する識別ユニットである。第2機能ユニット93は、紙幣に紫外線を照射して殺菌する殺菌ユニットである。第1振分部94は、第1の金種を紙幣収納装置1に案内し、他の金種を通過させる。第2振分部95は、第2の金種を紙幣収納装置1に案内し、他の金種を通過させる。第3振分部96は、第3の金種を紙幣収納装置1に案内し、他の金種を通過させる。第1の金種、第2の金種、第3の金種は、第1機能ユニット92によって判断された紙幣の金種である。
下部ユニット87には、3台の紙幣収納装置1が装着される。下部ユニット87には、紙幣収納装置1を所定の位置に装着するために、紙幣収納装置1を案内するガイドレール97が備わる。紙幣処理装置85は、紙幣収納装置1から紙幣を繰り出し、出金口91に搬送できる。
第1機能ユニット92、第2機能ユニット93は、紙幣の皺を伸ばす機能ユニットなどの他の機能を有するユニットでも良いが、少なくとも一方は、紙幣の金種を識別する識別ユニットを配置する。また、紙幣以外の紙葉類であっても、種類を識別することは可能であり、第1機能ユニット92を、紙葉類の種類を識別する識別ユニットとすることができる。
入金口89に挿入された紙幣は、搬送装置を含む搬送部90によって搬送される。紙幣は第1機能ユニット92によって金種が識別される。次に、紙幣は、第2機能ユニット93によって殺菌される。次に、紙幣は、金種毎に配置された紙幣収納装置1に案内され、収納される。また、紙幣収納装置1に収納された紙幣は、紙幣収納装置1から搬送部90に受け渡され、出金口91に搬送される。
例えば、紙幣処理装置85は、入金された紙幣の金種を識別し、他の金種の紙幣に変えて出金する両替機や、商品の代金を受け付け、釣を出金する自動精算機などに利用できる。
1 紙幣収納装置
2 紙幣
3 フレーム
4 ドラム
5 第1リール
6 第2リール
7 電磁クラッチ
8 第1歯車
9 第2歯車
10 第3歯車
11 第4歯車
12 第5歯車
13 伝達軸
14 第1テープ
15 第2テープ
16 入出口
17 第1案内ローラー
18 第2案内ローラー
19 第3案内ローラー
20 第4案内ローラー
21 第5案内ローラー
22 第1入出口ローラー
23 第2入出口ローラー
24 第1長穴
25 第2長穴
26 第1バネ
27 第2バネ
28 入出口バネ
29 第1センサー
30 第2センサー
31 ガイド
32 ドラムフランジ
33 ドラム取付板
34 第1リールフランジ
35 第1リール取付板
36 第2リールフランジ
37 第2リール取付板
38 裏蓋
40 ベース
41 凹部
42 ワンウエイクラッチ
43 ネジ孔
44 ベース取付ネジ
45 コネクタ
46 リール取付孔
50 ケース側部
51 カバー
52 仕切板
53 ノブ
54 モーター
55 回転軸
56 減速機構
57 ベアリング
58 モーター固定ネジ
59 クラッチ固定部
60 ピン
61 減速機構ベース
62 第1太陽歯車
63 第1遊星歯車
64 第1内歯車
65 第1遊星キャリア
66 第2太陽歯車
67 第2遊星歯車
68 第2内歯車
69 第2遊星キャリア
70 第3太陽歯車
71 第3遊星歯車
72 第3内歯車
73 連結部
74 伝達軸固定部
75 クラッチフレーム
76 磁気駆動部
77 第1回転子
78 第2回転子
79 接続部
80 案内爪
81 切欠
82 底板
83 案内溝
84 位置決孔
85 紙幣処理装置
86 上部ユニット
87 下部ユニット
88 本体フレーム
89 入金口
90 搬送部
91 出金口
92 第1機能ユニット
93 第2機能ユニット
94 第1振分部
95 第2振分部
96 第3振分部
97 ガイドレール
98 脚

Claims (10)

  1. テープの間に紙葉類を挟んで前記テープと前記紙葉類とを一緒に巻き取り、および巻き戻すドラムと、
    前記テープのみを巻き取り、および巻き戻すリールと、
    前記ドラムの内側に少なくとも一部が配置されるモーターと、
    モーターを固定するベースと、を有し、
    前記ドラムが前記テープを巻き取る場合は、前記リールは前記テープを巻き戻し、前記ドラムが前記テープを巻き戻す場合は、前記リールは前記テープを巻き取り、
    前記モーターの回転方向に基づいて、外部から搬送される前記紙葉類を前記ドラムに巻き取るか、前記ドラムを巻き戻して前記紙葉類を外部へ排出する紙葉類収納装置において、
    前記モーターの一方側の端部から突出する回転軸に接続され、前記回転軸の回転数を第1の所定の回転数に変えて伝達軸に出力する第1の変換機構と、
    前記伝達軸から前記ドラムまでの駆動力の伝達経路に配置され、前記伝達軸の一方向の回転を伝え、他方向の回転を伝えない第1の伝達機構と、
    前記伝達軸から前記リールまでの駆動力の伝達経路に配置され、前記伝達軸の回転が前記一方向の回転の場合には駆動力の伝達を遮断し、前記伝達軸の回転が前記他方向の回転の場合には駆動力の伝達を接続する第2の伝達機構と、
    を有することを特徴とする紙葉類収納装置。
  2. 前記第1の変換機構は、前記モーターの回転を減速する減速機構を含み、
    前記第1の伝達機構は、ワンウエイクラッチを含み、
    前記第2の伝達機構は、電磁クラッチを含み、
    前記ワンウエイクラッチは、前記減速機構と前記電磁クラッチの間に配置され、
    前記ドラムに前記テープを巻き取る場合は、前記モーターを第1の方向に回転させると共に、前記電磁クラッチを切断し、前記ドラムを駆動して前記ドラムに前記テープを巻き取ると共に、前記リールから前記テープを巻き戻し、
    前記ドラムから前記テープを巻き戻す場合は、前記モーターを前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に回転させると共に、前記電磁クラッチを接続し、前記リールを駆動して前記リールに前記テープを巻き取ると共に、前記ドラムから前記テープを巻き戻すことを特徴とする請求項1に記載の紙葉類収納装置。
  3. 前記ワンウエイクラッチは、前記第1の変換機構の最終段に接続され、前記第2の伝達機構は、前記最終段に接続されることを特徴とする請求項2に記載の紙葉類収納装置。
  4. 前記第1の変換機構と前記第1の伝達機構は前記ドラムの内側に配置され、
    前記第2の伝達機構は前記ドラムの外側に配置されることを特徴とする請求項2に記載の紙葉類収納装置。
  5. 前記第2の伝達機構から前記リールまでの駆動力の伝達経路に配置され、前記伝達軸の回転数を第2の所定の回転数に変換する第2の変換機構を備え、
    前記ドラムを駆動する場合の回転数と、前記リールを駆動する場合の回転数とを異なる回転数にすることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の紙葉類収納装置。
  6. 前記第2の伝達機構から前記リールまでの駆動力の伝達経路に、前記リールを回転させる力に抗する力を加えるブレーキ機構を備え、前記リールを回転させる場合に負荷を与えることを特徴とする請求項5に記載の紙葉類収納装置。
  7. 前記ドラムと前記第2の伝達機構の間に、貫通孔を備える仕切板が配置され、
    前記貫通孔に前記伝達軸が通されることを特徴とする請求項5に記載の紙葉類収納装置。
  8. 前記伝達軸を回動自在に支持するとともに、前記ベースに固定されるベアリングと、
    を有し、
    前記ベアリングは、前記ドラムの内側で前記ベースに固定されており、
    前記伝達軸は、前記ベアリングを貫通しており、
    前記第1の伝達機構は、前記ベアリングから前記第1の変換機構とは逆側に突出している前記伝達軸に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類収納装置。
  9. 前記伝達軸は前記第1の伝達機構を貫通しており、
    前記第2の伝達機構は、前記第1の伝達機構から前記ベアリングとは逆側に突出している前記伝達軸に接続されていることを特徴とする請求項8に記載の紙葉類収納装置。
  10. 請求項1に記載の紙葉類収納装置と、
    紙葉類が挿入される入口と、
    前記紙葉類を排出する出口と、
    前記入口から前記出口まで前記紙葉類を搬送する搬送装置と、
    前記搬送装置によって搬送される前記紙葉類の種類を識別する識別装置と、
    を有し、
    前記紙葉類収納装置は、前記搬送装置の搬送路に沿って複数配置されており、
    前記搬送装置は、前記紙葉類を前記入口から受け入れる場合は、前記識別装置によって識別された前記紙葉類の種類に応じて、予め決められた前記紙葉類収納装置に搬送し、前記紙葉類を前記出口から排出する場合は、前記紙葉類収納装置から排出される前記紙葉類を受取り、前記出口に搬送することを特徴とする紙葉類処理装置。

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