JPH05209802A - 差圧伝送器 - Google Patents
差圧伝送器Info
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- JPH05209802A JPH05209802A JP1664792A JP1664792A JPH05209802A JP H05209802 A JPH05209802 A JP H05209802A JP 1664792 A JP1664792 A JP 1664792A JP 1664792 A JP1664792 A JP 1664792A JP H05209802 A JPH05209802 A JP H05209802A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐食性ダイアフラムを有する差圧伝送器の受
圧部の構造に関し、受圧部の幅が狭くなり、コストダウ
ン,軽量化が図れ、フランジ面間寸法を標準型と一致さ
せることができる差圧伝送器を提供することを目的とす
る。 【構成】 シリコン差圧センサ22の耐圧が低い方の受
圧面に過大圧保護機構を介して高圧側の圧力を伝達し、
耐圧が高い方の受圧面にはダイレクトに低圧側の圧力を
伝達するように構成する。
圧部の構造に関し、受圧部の幅が狭くなり、コストダウ
ン,軽量化が図れ、フランジ面間寸法を標準型と一致さ
せることができる差圧伝送器を提供することを目的とす
る。 【構成】 シリコン差圧センサ22の耐圧が低い方の受
圧面に過大圧保護機構を介して高圧側の圧力を伝達し、
耐圧が高い方の受圧面にはダイレクトに低圧側の圧力を
伝達するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、差圧伝送器に関し、更
に、詳しくは、耐食性ダイアフラムを有する差圧伝送器
の受圧部の構造に関する。
に、詳しくは、耐食性ダイアフラムを有する差圧伝送器
の受圧部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例を説明する図である。図に
おいて、1は一方の端部である接液部側に第1の凹部2
が、他方の端部である非接液部側には第2の凹部3が形
成された第1の受圧ボディである。
おいて、1は一方の端部である接液部側に第1の凹部2
が、他方の端部である非接液部側には第2の凹部3が形
成された第1の受圧ボディである。
【0003】4は第1の受圧ボディ1に隣接して設けら
れ、一方の端部には第2の凹部3と対向する第3の凹部
5が、他方の端部には第4の凹部6が形成された第2の
受圧ボディである。
れ、一方の端部には第2の凹部3と対向する第3の凹部
5が、他方の端部には第4の凹部6が形成された第2の
受圧ボディである。
【0004】7は第2の受圧ボディ4に隣接して設けら
れ、一方の端部には第4の凹部6に対向する第5の凹部
8が、他方の端部には第6の凹部9が形成された第3の
受圧ボディである。
れ、一方の端部には第4の凹部6に対向する第5の凹部
8が、他方の端部には第6の凹部9が形成された第3の
受圧ボディである。
【0005】10は第3の受圧ボディ7に隣接して設け
られ、一方の端部である非接液側には前記第6の凹部9
と対向する第7の凹部11が、他方の端部である接液側
には第8の凹部12が形成された第2の受圧ボディであ
る。
られ、一方の端部である非接液側には前記第6の凹部9
と対向する第7の凹部11が、他方の端部である接液側
には第8の凹部12が形成された第2の受圧ボディであ
る。
【0006】そして、センタダイアフラム13が第2の
受圧ボディ4と第3の受圧ボディ7とに挟持されるよう
に設けられている。また、第1の受圧ボディ1の第1の
凹部2の開放面には、被測定液体に対して耐食性を有す
る特殊材質 (例えば、タンタル等) の第1のシールダイ
アフラム14が設けられている。第1の受圧ボディ1の
第2の凹部3と、第2の受圧ボディ4の第3の凹部5と
の間には、標準材質の第2のシールダイアフラム15
が、第3の受圧ボディ7の第6の凹部9と、第4の受圧
ボディ10の第7の凹部11都の間には、標準材質の第
3のシールダイアフラム16がそれぞれ設けられてい
る。第4の受圧ボディ10の第8の凹部12の開放面に
は、第1のシールダイアフラム14と同じ材質の第4の
シールダイアフラム17が設けられている。
受圧ボディ4と第3の受圧ボディ7とに挟持されるよう
に設けられている。また、第1の受圧ボディ1の第1の
凹部2の開放面には、被測定液体に対して耐食性を有す
る特殊材質 (例えば、タンタル等) の第1のシールダイ
アフラム14が設けられている。第1の受圧ボディ1の
第2の凹部3と、第2の受圧ボディ4の第3の凹部5と
の間には、標準材質の第2のシールダイアフラム15
が、第3の受圧ボディ7の第6の凹部9と、第4の受圧
ボディ10の第7の凹部11都の間には、標準材質の第
3のシールダイアフラム16がそれぞれ設けられてい
る。第4の受圧ボディ10の第8の凹部12の開放面に
は、第1のシールダイアフラム14と同じ材質の第4の
シールダイアフラム17が設けられている。
【0007】第1の受圧ボディの第1の凹部2と第2の
凹部3とは、第1の連通孔18によって連絡されてい
る。第2の受圧ボディ4の第3の凹部5と第4の凹部6
とは、第2の連通孔19によって連絡されている。第3
の受圧ボディ7の第5の凹部8と第6の凹部9とは、第
3の連通孔20によって連絡されている。第4の受圧ボ
ディ10の第7の凹部11と第8の凹部12とは、第4
の連通孔21によって連絡されている。
凹部3とは、第1の連通孔18によって連絡されてい
る。第2の受圧ボディ4の第3の凹部5と第4の凹部6
とは、第2の連通孔19によって連絡されている。第3
の受圧ボディ7の第5の凹部8と第6の凹部9とは、第
3の連通孔20によって連絡されている。第4の受圧ボ
ディ10の第7の凹部11と第8の凹部12とは、第4
の連通孔21によって連絡されている。
【0008】22はシリコン差圧センサであり、一方の
受圧面は、第1の導圧管23及び第1の導圧孔24を介
して第2の連通孔1へ連絡している。又、シリコン差圧
センサ22の他方の受圧面は、第2の導圧管25及び第
2の導圧孔26を介して第3の連通孔20へ連絡してい
る。
受圧面は、第1の導圧管23及び第1の導圧孔24を介
して第2の連通孔1へ連絡している。又、シリコン差圧
センサ22の他方の受圧面は、第2の導圧管25及び第
2の導圧孔26を介して第3の連通孔20へ連絡してい
る。
【0009】第1の凹部2,第1の連通孔18及び第2
の凹部3には、第1の封入液27が充填されている。第
3の凹部5,第2の連通孔19,第4の凹部6,第1の導
圧孔24及び第1の導圧管23には、第2の封入液28
が充填されている。第5の凹部8,第3の連通孔10,第
2の導圧孔26及び第2の導圧管25には、第3の封入
液29が充填されている。第7の凹部11,第4の連通
孔21及び第8の凹部12には、第4の封入液30が充
填されている。
の凹部3には、第1の封入液27が充填されている。第
3の凹部5,第2の連通孔19,第4の凹部6,第1の導
圧孔24及び第1の導圧管23には、第2の封入液28
が充填されている。第5の凹部8,第3の連通孔10,第
2の導圧孔26及び第2の導圧管25には、第3の封入
液29が充填されている。第7の凹部11,第4の連通
孔21及び第8の凹部12には、第4の封入液30が充
填されている。
【0010】次に、上記構成の作動を説明する。第1の
シールダイアフラム14及び第4のシールダイアフラム
17に作用する被測定液体の圧力は、第1の封入液2
7,第2の封入液28及び第4の封入液30,第3の封入
液29をそれぞれ介してシリコン差圧センサ22の各受
圧面に伝達され、シリコン差圧センサ22は、差圧に応
じた電気信号を出力する。この時、センタダイアフラム
が13が低圧側に変形し、差圧による封入液の移動を吸
収する。
シールダイアフラム14及び第4のシールダイアフラム
17に作用する被測定液体の圧力は、第1の封入液2
7,第2の封入液28及び第4の封入液30,第3の封入
液29をそれぞれ介してシリコン差圧センサ22の各受
圧面に伝達され、シリコン差圧センサ22は、差圧に応
じた電気信号を出力する。この時、センタダイアフラム
が13が低圧側に変形し、差圧による封入液の移動を吸
収する。
【0011】そして、第1のシールダイアフラム14及
び第4のシールダイアフラム17に過大圧が作用する
と、第2のシールダイアフラム14又は第3のシールダ
イアフラム16が第3の凹部5又は第6の凹部9の底面
に着座し、第2の連通孔19又は第3の連通孔20の開
口を封じ、差圧センサ22へそれ以上の圧力が伝達され
ないようになっている。
び第4のシールダイアフラム17に過大圧が作用する
と、第2のシールダイアフラム14又は第3のシールダ
イアフラム16が第3の凹部5又は第6の凹部9の底面
に着座し、第2の連通孔19又は第3の連通孔20の開
口を封じ、差圧センサ22へそれ以上の圧力が伝達され
ないようになっている。
【0012】尚、このように一方の受圧部に特殊材質及
び標準材質のダイアフラムを設けるのは、特殊材質のダ
イアフラムの抗張力が低く、過大圧保護機構が形成しに
くいからである。
び標準材質のダイアフラムを設けるのは、特殊材質のダ
イアフラムの抗張力が低く、過大圧保護機構が形成しに
くいからである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の差
圧伝送器において、一方の受圧部に特殊材質及び標準材
質のダイアフラムを設ける構造であるので、幅が広くな
ってしまい、直結型の三枝弁が取り付けられないので、
アダプターフランジ等が必要となる問題点がある。
圧伝送器において、一方の受圧部に特殊材質及び標準材
質のダイアフラムを設ける構造であるので、幅が広くな
ってしまい、直結型の三枝弁が取り付けられないので、
アダプターフランジ等が必要となる問題点がある。
【0014】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、受圧部の幅が狭くなり、コストダウ
ン,軽量化が図れ、フランジ面間寸法を標準型と一致さ
せることができる差圧伝送器を提供することにある。
ので、その目的は、受圧部の幅が狭くなり、コストダウ
ン,軽量化が図れ、フランジ面間寸法を標準型と一致さ
せることができる差圧伝送器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、被測定液体の高圧側に設けられ、接液部側には第
1の凹部が、非接液部側には第2の凹部が形成された第
1の受圧ボディと、該第1の受圧ボディに隣接して設け
られ、一方の端部には前記第2の凹部と対向する第3の
凹部が、他方の端部には第4の凹部が形成された第2の
受圧ボディと、被測定液体の低圧側に設けられ、非接液
側には前記第4の凹部と対向する第5の凹部が、接液側
には第6の凹部が形成された第2の受圧ボディと、前記
第2及び第3の受圧ボディに挟持されるセンタダイアフ
ラムと、前記第1の受圧ボディの第1の凹部の開放面に
設けられる特殊材質の第1のシールダイアフラムと、前
記第1及び第2の受圧ボディに挟持される標準材質の第
2のシールダイアフラムと、前記第3の受圧ボディの第
6の凹部の開放面に設けられる特殊材質の第3のシール
ダイアフラムと、前記第1の受圧ボディの第1の凹部,
第2の凹部を連絡する第1の連通孔と、前記第2の受圧
ボディの第3の凹部,第4の凹部を連絡する第2の連通
孔と、前記第3の受圧ボディの第5の凹部,第6の凹部
を連絡する第3の連通孔と、一方の受圧面が他方の受圧
面より耐圧が高く設定された差圧センサと、前記第2の
連通孔,前記差圧センサの低圧側の受圧面を連絡する第
1の導圧孔と、前記第3の連通孔,前記差圧センサの高
圧側の受圧面を連絡する第2の導圧孔と、前記第1の凹
部,前記第1の連通孔及び前記第2の凹部に充填される
第1の封入液と、前記第3の凹部,前記第2の連通孔,前
記第4の凹部及び前記第1の導圧孔に充填される第2の
封入液と、前記第4の凹部,前記第3の連通孔,前記第2
の導圧孔及び前記第5の凹部に充填された第3の封入液
とを具備するものである。
明は、被測定液体の高圧側に設けられ、接液部側には第
1の凹部が、非接液部側には第2の凹部が形成された第
1の受圧ボディと、該第1の受圧ボディに隣接して設け
られ、一方の端部には前記第2の凹部と対向する第3の
凹部が、他方の端部には第4の凹部が形成された第2の
受圧ボディと、被測定液体の低圧側に設けられ、非接液
側には前記第4の凹部と対向する第5の凹部が、接液側
には第6の凹部が形成された第2の受圧ボディと、前記
第2及び第3の受圧ボディに挟持されるセンタダイアフ
ラムと、前記第1の受圧ボディの第1の凹部の開放面に
設けられる特殊材質の第1のシールダイアフラムと、前
記第1及び第2の受圧ボディに挟持される標準材質の第
2のシールダイアフラムと、前記第3の受圧ボディの第
6の凹部の開放面に設けられる特殊材質の第3のシール
ダイアフラムと、前記第1の受圧ボディの第1の凹部,
第2の凹部を連絡する第1の連通孔と、前記第2の受圧
ボディの第3の凹部,第4の凹部を連絡する第2の連通
孔と、前記第3の受圧ボディの第5の凹部,第6の凹部
を連絡する第3の連通孔と、一方の受圧面が他方の受圧
面より耐圧が高く設定された差圧センサと、前記第2の
連通孔,前記差圧センサの低圧側の受圧面を連絡する第
1の導圧孔と、前記第3の連通孔,前記差圧センサの高
圧側の受圧面を連絡する第2の導圧孔と、前記第1の凹
部,前記第1の連通孔及び前記第2の凹部に充填される
第1の封入液と、前記第3の凹部,前記第2の連通孔,前
記第4の凹部及び前記第1の導圧孔に充填される第2の
封入液と、前記第4の凹部,前記第3の連通孔,前記第2
の導圧孔及び前記第5の凹部に充填された第3の封入液
とを具備するものである。
【0016】
【作用】本発明の差圧伝送器において、特殊材質の第1
のシールダイアフラムに作用する高圧の圧力は、第1の
受圧ボディに設けられた標準材質の第2のダイアフラム
よりなる過大圧保護機構を介して、差圧センサの耐圧が
低い方の受圧面に伝達される。
のシールダイアフラムに作用する高圧の圧力は、第1の
受圧ボディに設けられた標準材質の第2のダイアフラム
よりなる過大圧保護機構を介して、差圧センサの耐圧が
低い方の受圧面に伝達される。
【0017】一方、特殊材質の第3のシールダイアフラ
ムに作用する低圧の圧力は、ダイレクトに差圧センサの
耐圧が高い方の受圧面に伝達される。この様な構成とし
たことにより、受圧部の幅寸法を狭めることができる。
ムに作用する低圧の圧力は、ダイレクトに差圧センサの
耐圧が高い方の受圧面に伝達される。この様な構成とし
たことにより、受圧部の幅寸法を狭めることができる。
【0018】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例の断面構成図、図2は図1
におけるシリコン差圧センサ部分の拡大断面構成図であ
る。
る。図1は本発明の一実施例の断面構成図、図2は図1
におけるシリコン差圧センサ部分の拡大断面構成図であ
る。
【0019】先ず図1を用いて本実施例の差圧伝送器の
全体の説明を行う。51は被測定液体の高圧側に設けら
れ、接液部側には底部に波型の加工 (ネスト) が施され
た第1の凹部52が、非接液部側には第2の凹部53が
形成された第1の受圧ボディである。54は第1の受圧
ボディ51に隣接して設けられ、一方の端部には第2の
凹部53と対向し、底部に波型の加工 (ネスト) が施さ
れた第3の凹部55が、他方の端部には底部に波型の加
工 (ネスト) が施された第4の凹部56が形成された第
2の受圧ボディである。57は被測定液体の低圧側に設
けられ、非接液側には第4の凹部56と対向する第5の
凹部58が、接液側には第6の凹部59が形成された第
2の受圧ボディである。
全体の説明を行う。51は被測定液体の高圧側に設けら
れ、接液部側には底部に波型の加工 (ネスト) が施され
た第1の凹部52が、非接液部側には第2の凹部53が
形成された第1の受圧ボディである。54は第1の受圧
ボディ51に隣接して設けられ、一方の端部には第2の
凹部53と対向し、底部に波型の加工 (ネスト) が施さ
れた第3の凹部55が、他方の端部には底部に波型の加
工 (ネスト) が施された第4の凹部56が形成された第
2の受圧ボディである。57は被測定液体の低圧側に設
けられ、非接液側には第4の凹部56と対向する第5の
凹部58が、接液側には第6の凹部59が形成された第
2の受圧ボディである。
【0020】そして、センタダイアフラム60が第2の
受圧ボディ54と第3の受圧ボディ57とに挟持されて
いる。第1の受圧ボディ51の第1の凹部52の開放面
には、特殊材質 (タンタル,モネル,チタン等) の第1の
シールダイアフラム61が電子ビーム法で溶着され、標
準材質の第2のシールダイアフラム62が第1の受圧ボ
ディ51と第2の受圧ボディ54とに挟持され、第3の
受圧ボディ57の第6の凹部59の開放面には、特殊材
質のシールダイアフラム63が電子ビーム法で溶着され
ている。
受圧ボディ54と第3の受圧ボディ57とに挟持されて
いる。第1の受圧ボディ51の第1の凹部52の開放面
には、特殊材質 (タンタル,モネル,チタン等) の第1の
シールダイアフラム61が電子ビーム法で溶着され、標
準材質の第2のシールダイアフラム62が第1の受圧ボ
ディ51と第2の受圧ボディ54とに挟持され、第3の
受圧ボディ57の第6の凹部59の開放面には、特殊材
質のシールダイアフラム63が電子ビーム法で溶着され
ている。
【0021】64は第1の受圧ボディ51の第1の凹部
52と第2の凹部53とを連絡する第1の連通孔、65
は第2の受圧ボディ54の第3の凹部55と第4の凹部
56とを連絡する第2の連通孔、66は第3の受圧ボデ
ィ57の第5の凹部58と第6の凹部59とを連絡する
第3の連通孔である。
52と第2の凹部53とを連絡する第1の連通孔、65
は第2の受圧ボディ54の第3の凹部55と第4の凹部
56とを連絡する第2の連通孔、66は第3の受圧ボデ
ィ57の第5の凹部58と第6の凹部59とを連絡する
第3の連通孔である。
【0022】67は一方の受圧面が他方の受圧面より耐
圧が高く設定された差圧センサである (詳細な構成は、
後述する) 。そして、シリコン差圧センサ67の一方の
受圧面 (耐圧が低い方の受圧面) は、第1の導圧管68
及び第1の導圧孔69を介して第2の連通孔65へ連絡
している。又、シリコン差圧センサ67の他方の受圧面
(耐圧が高い方の受圧面) は、第2の導圧管70及び第
2の導圧孔71を介して第3の連通孔66へ連絡してい
る。
圧が高く設定された差圧センサである (詳細な構成は、
後述する) 。そして、シリコン差圧センサ67の一方の
受圧面 (耐圧が低い方の受圧面) は、第1の導圧管68
及び第1の導圧孔69を介して第2の連通孔65へ連絡
している。又、シリコン差圧センサ67の他方の受圧面
(耐圧が高い方の受圧面) は、第2の導圧管70及び第
2の導圧孔71を介して第3の連通孔66へ連絡してい
る。
【0023】第1の凹部52,第1の連通孔64及び第
2の凹部53には、第1の封入液72が充填されてい
る。第3の凹部55,第2の連通孔65,第4の凹部5
6,第1の導圧孔69及び第1の導圧管68には、第2
の封入液73が充填されている。第5の凹部58,第3
の連通孔66,第6の凹部59,第2の導圧孔71及び第
2の導圧管70には、第3の封入液74が充填されてい
る。
2の凹部53には、第1の封入液72が充填されてい
る。第3の凹部55,第2の連通孔65,第4の凹部5
6,第1の導圧孔69及び第1の導圧管68には、第2
の封入液73が充填されている。第5の凹部58,第3
の連通孔66,第6の凹部59,第2の導圧孔71及び第
2の導圧管70には、第3の封入液74が充填されてい
る。
【0024】次に、図2を用いてシリコン差圧センサ6
7の構成を説明する。シリコン差圧センサ67は、ガラ
スプレート (パイレックスガラス等) 80を介して、第
1の導圧管68に接合されている。尚、この接合部は、
圧縮力には強いが、引っ張り力には弱く、接合部側が、
耐圧の弱い方となっている。又、シリコン差圧センサ6
7は、Si-R式,Si-C式,Si-f式等何でもよい。
7の構成を説明する。シリコン差圧センサ67は、ガラ
スプレート (パイレックスガラス等) 80を介して、第
1の導圧管68に接合されている。尚、この接合部は、
圧縮力には強いが、引っ張り力には弱く、接合部側が、
耐圧の弱い方となっている。又、シリコン差圧センサ6
7は、Si-R式,Si-C式,Si-f式等何でもよい。
【0025】次に、上記構成の作動を説明する。第1の
シールダイアフラム61及び第3のシールダイアフラム
63に作用する被測定液体の圧力は、第1の封入液7
2,第2の封入液73及び第3の封入液74をそれぞれ
介してシリコン差圧センサ67の各受圧面に伝達され、
シリコン差圧センサ67は、差圧に応じた電気信号を出
力する。この時、センタダイアフラムが60が低圧側に
変形し、差圧による封入液の移動を吸収する。
シールダイアフラム61及び第3のシールダイアフラム
63に作用する被測定液体の圧力は、第1の封入液7
2,第2の封入液73及び第3の封入液74をそれぞれ
介してシリコン差圧センサ67の各受圧面に伝達され、
シリコン差圧センサ67は、差圧に応じた電気信号を出
力する。この時、センタダイアフラムが60が低圧側に
変形し、差圧による封入液の移動を吸収する。
【0026】そして、高圧が作用する第1のシールダイ
アフラム61に過大圧が作用すると、第2のシールダイ
アフラム62が第3の凹部55の底面 (ネスト) に着座
し、第2の連通孔65の開口を封じ、差圧センサ67へ
それ以上の圧力が伝達されないようになっている。
アフラム61に過大圧が作用すると、第2のシールダイ
アフラム62が第3の凹部55の底面 (ネスト) に着座
し、第2の連通孔65の開口を封じ、差圧センサ67へ
それ以上の圧力が伝達されないようになっている。
【0027】上記構成によれば、高圧側が低圧側より5
〜10倍の耐圧を受けても、シリコン差圧センサ67の破
壊を防止することができる。又、従来例に比べて受圧部
ボディを1つ減らすことができたので、受圧部の幅を狭
くすることが可能となり、コストダウン,軽量化が図
れ、フランジ面間寸法を標準型と一致させることができ
る。
〜10倍の耐圧を受けても、シリコン差圧センサ67の破
壊を防止することができる。又、従来例に比べて受圧部
ボディを1つ減らすことができたので、受圧部の幅を狭
くすることが可能となり、コストダウン,軽量化が図
れ、フランジ面間寸法を標準型と一致させることができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、受圧
部の幅が狭くなり、コストダウン,軽量化が図れ、フラ
ンジ面間寸法を標準型と一致させることができる差圧伝
送器を実現することができる。
部の幅が狭くなり、コストダウン,軽量化が図れ、フラ
ンジ面間寸法を標準型と一致させることができる差圧伝
送器を実現することができる。
【図1】本発明の一実施例の断面構成図である。
【図2】図1におけるシリコン差圧センサ部分の拡大断
面構成図である。
面構成図である。
【図3】耐食性ダイアフラムを有する差圧伝送器の従来
例を説明する断面構成図である。
例を説明する断面構成図である。
51 第1の受圧部ボディ 54 第2の受圧部ボディ 57 第3の受圧部ボディ 60 センタダイアフラム 61 第1のシールダイアフラム 62 第2のシールダイアフラム 63 第3のシールダイアフラム 67 シリコン差圧センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 被測定液体の高圧側に設けられ、接液部
側には第1の凹部が、非接液部側には第2の凹部が形成
された第1の受圧ボディと、 該第1の受圧ボディに隣接して設けられ、一方の端部に
は前記第2の凹部と対向する第3の凹部が、他方の端部
には第4の凹部が形成された第2の受圧ボディと、 被測定液体の低圧側に設けられ、非接液側には前記第4
の凹部と対向する第5の凹部が、接液側には第6の凹部
が形成された第2の受圧ボディと、 前記第2及び第3の受圧ボディに挟持されるセンタダイ
アフラムと、 前記第1の受圧ボディの第1の凹部の開放面に設けられ
る特殊材質の第1のシールダイアフラムと、 前記第1及び第2の受圧ボディに挟持される標準材質の
第2のシールダイアフラムと、 前記第3の受圧ボディの第6の凹部の開放面に設けられ
る特殊材質の第3のシールダイアフラムと、 前記第1の受圧ボディの第1の凹部,第2の凹部を連絡
する第1の連通孔と、 前記第2の受圧ボディの第3の凹部,第4の凹部を連絡
する第2の連通孔と、 前記第3の受圧ボディの第5の凹部,第6の凹部を連絡
する第3の連通孔と、 一方の受圧面が他方の受圧面より耐圧が高く設定された
差圧センサと、 前記第2の連通孔,前記差圧センサの低圧側の受圧面を
連絡する第1の導圧孔と、 前記第3の連通孔,前記差圧センサの高圧側の受圧面を
連絡する第2の導圧孔と、 前記第1の凹部,前記第1の連通孔及び前記第2の凹部
に充填される第1の封入液と、 前記第3の凹部,前記第2の連通孔,前記第4の凹部及び
前記第1の導圧孔に充填される第2の封入液と、 前記第4の凹部,前記第3の連通孔,前記第2の導圧孔及
び前記第5の凹部に充填された第3の封入液と、 を具備することを特徴とする差圧センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1664792A JPH05209802A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 差圧伝送器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1664792A JPH05209802A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 差圧伝送器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05209802A true JPH05209802A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11922144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1664792A Pending JPH05209802A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 差圧伝送器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05209802A (ja) |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP1664792A patent/JPH05209802A/ja active Pending
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