JPH05223674A - 差圧伝送器 - Google Patents

差圧伝送器

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Publication number
JPH05223674A
JPH05223674A JP2962492A JP2962492A JPH05223674A JP H05223674 A JPH05223674 A JP H05223674A JP 2962492 A JP2962492 A JP 2962492A JP 2962492 A JP2962492 A JP 2962492A JP H05223674 A JPH05223674 A JP H05223674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
housing
variation
differential pressure
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2962492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiko Miyauchi
龍彦 宮内
Takashi Miyashita
隆史 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2962492A priority Critical patent/JPH05223674A/ja
Publication of JPH05223674A publication Critical patent/JPH05223674A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周囲の温度変化によるスパン変化が小さな差
圧伝送器を提供することを目的とする。 【構成】 内部に封入液が満たされたハウジングと、該
ハウジングの両側に設けられ、前記ハウジングと膨張係
数の異なる一対のシールダイアフラムと、該シールダイ
アフラムが一定以上ハウジング側に変位するのを禁止す
る移動阻止手段と、前記ハウジング内に設けられた圧力
−電気変換素子を有するシリコンダイアフラムと、前記
ハウジングに前記差圧センサと共に高圧室,低圧室に2
分するように設けられ、前記ハウジングと膨張係数が異
なるセンタダイアフラムとを有する差圧伝送器におい
て、温度変化による硬さの変化の割合をセンタダイアフ
ラム7とシールダイアフラム12,13とで略等しくす
るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に封入液が満たさ
れたハウジングと、該ハウジングの両側に設けられ、前
記ハウジングと膨張係数の異なる一対のシールダイアフ
ラムと、該シールダイアフラムが一定以上ハウジング側
に変位するのを禁止する移動阻止手段と、前記ハウジン
グ内に設けられた圧力−電気変換素子を有するシリコン
ダイアフラムと、前記ハウジングに前記差圧センサと共
に高圧室,低圧室に2分するように設けられ、前記ハウ
ジングと膨張係数が異なるセンタダイアフラムとを有す
る差圧伝送器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、差圧伝送器においては、ハウジ
ングは鋼、センタダイアフラムは高張力鋼や恒弾性材
料、シールダイアフラムはステンレス鋼や被測定液体が
腐食性流体の場合には、ステンレス鋼より更に耐食性の
高い材料が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにハウジン
グ,センタダイアフラム,シールダイアフラムの材質が異
なるために、膨張係数も当然異なっている。
【0004】よって、差圧伝送器において、周囲温度が
変化すると、センタダイアフラム及びシールダイアフラ
ムは、径の方向に引っ張り、又は、圧縮の力が作用し、
センタダイアフラム,シールダイアフラムの硬さが変化
することにより、スパン変化が生じるという問題点があ
る。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、周囲温度の変化によるスパン変化が
小さな差圧伝送器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、内部に封入液が満たされたハウジングと、該ハウ
ジングの両側に設けられ、前記ハウジングと膨張係数の
異なる一対のシールダイアフラムと、該シールダイアフ
ラムが一定以上ハウジング側に変位するのを禁止する移
動阻止手段と、前記ハウジング内に設けられた圧力−電
気変換素子を有するシリコンダイアフラムと、前記ハウ
ジングに前記差圧センサと共に高圧室,低圧室に2分す
るように設けられ、前記ハウジングと膨張係数が異なる
センタダイアフラムとを有する差圧伝送器において、温
度変化による硬さの変化の割合を前記センタダイアフラ
ムとシールダイアフラムとで略等しくしたものである。
【0007】
【作用】本発明の差圧伝送器において、温度変化による
硬さの変化の割合をセンタダイアフラムとシールダイア
フラムとで略等しくしたことにより、温度変化によるス
パン変化が小さくなる。
【0008】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例を説明する差圧伝送器の断
面構成図である。図において、1は首部1A,受圧部1
Bより構成されるハウジングである。このハウジング1
の受圧部1Bの一方の側面には、中央部に導入口4が穿
設された高圧側フランジ2が、他方の側面には、中央部
に導入口5が穿設された低圧側フランジ3がOリング1
8を介して取り付けられている。そして、高圧側フラン
ジ2とハウジング1との間には、圧力導入室10が、低
圧側フランジ3とハウジング1との間には圧力導入室1
1がそれぞれ形成されている。更に、圧力導入室10,
11のハウジング1側の面には、波形に形成された移動
阻止手段としてのバックアッププレート10A,11A
が設けられている。
【0009】ハウジング1の内部には、圧力測定室6が
形成され、連通孔14及び連通孔15を介して圧力導入
室10及び圧力導入室11に接続されている。又、圧力
導入室10,11には、バックアッププレート10A,1
1Aを覆うようにシールダイアフラム12,13が設け
られている。
【0010】一方、圧力測定室6には、両面にバックプ
レート6A,6Bが形成されたセンタダイアフラム7で
2分されている。ハウジング1の首部1Aには、上面が
開放されたセンサ室82が形成され、このセンサ室82
を塞ぐように支持体9が取り付けられている。支持体9
には、シリコンダイアフラム8が設けられ、シリコンダ
イアフラム8と支持体9との間には、センサ室81が形
成されている。そして、シリコンダイアフラム8上に
は、圧力−電気変換素子としてのストレインゲージ80
が取り付けられている。
【0011】又、圧力測定室6とセンサ室81とは連通
孔16で、圧力測定室6とセンサ室82とは連通孔17
とで、それぞれ連絡されている。そして、連通孔14,
圧力測定室6,連通孔16及びセンサ室81は封入液1
01で、連通孔15,圧力測定室6,連通孔17及びセン
サ室82は封入液102で、それぞれ充填されている。
【0012】また、本実施例では、センタダイアフラム
7とシールダイアフラム12,13の材質を、温度変化
による硬さの変化の割合が略等しくなるような材質に設
定している。
【0013】次に、上記構成の作動を説明する。高圧側
に作用する圧力PH,低圧側に作用する圧力PLは、それ
ぞれシールダイアフラム12,13及び封入液101,1
02を介してシリコンダイアフラム8のそれぞれの面に
作用し、シリコンダイアフラム8は撓む。この撓みをス
トレインゲージ80で検出し、ストレインゲージ80は
差圧を電気信号に変換し出力する。この時、センタダイ
アフラム7が低圧側に変形し、差圧による封入液10
1,102移動を吸収する。
【0014】又、高圧側又は低圧側に過大圧が作用する
と、過大圧が作用した方のシールダイアフラム12又は
13がバックプレート10A又は11Aに着座すると共
に、連通孔14又は15の開口を塞ぐので、シリコンダ
イアフラム8へそれ以上の圧力の伝達されないようにな
っている。
【0015】又、ダイアフラムの硬さを表す定数とし
て、単位面積当たりの排除容量をΦとし、センタダイア
フラム7のみがKc(%)硬さが変化したとすると、差圧
伝送器の出力としてのスパンエラーZc(%)は、 Φs≫Φc の場合、 (Φs;シールダイアフラム,Φc;セン
タダイアフラム) Zc=−2×(Φs/Φc)×Kc で表される。
【0016】同様に、シールダイアフラム12,13の
みが、Ks(%)硬さが変化したとすると、差圧伝送器と
してのスパンエラーZc(%)は、 Φs≫Φc の場合、 Zc=2×(Φs/Φc)×Kc となる。
【0017】よって、本実施例のようにそれぞれのダイ
アフラム7,12,13の硬さ変化の割合Kc及びKsの値
を略等しくすれば、差圧伝送器としてのスパンエラーを
小さくすることが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、周囲
温度の変化によるスパン変化が小さな差圧伝送器を実現
することことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明する差圧伝送器の断面
構成図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 7 センタダイアフラム 8 シリコンダイアフラム 12,13 シールダイアフラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に封入液が満たされたハウジング
    と、該ハウジングの両側に設けられ、前記ハウジングと
    膨張係数の異なる一対のシールダイアフラムと、該シー
    ルダイアフラムが一定以上ハウジング側に変位するのを
    禁止する移動阻止手段と、前記ハウジング内に設けられ
    た圧力−電気変換素子を有するシリコンダイアフラム
    と、前記ハウジングに前記差圧センサと共に高圧室,低
    圧室に2分するように設けられ、前記ハウジングと膨張
    係数が異なるセンタダイアフラムとを有する差圧伝送器
    において、 温度変化による硬さの変化の割合を前記センタダイアフ
    ラムとシールダイアフラムとで略等しくしたことを特徴
    とする差圧伝送器。
JP2962492A 1992-02-17 1992-02-17 差圧伝送器 Pending JPH05223674A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2962492A JPH05223674A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 差圧伝送器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2962492A JPH05223674A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 差圧伝送器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05223674A true JPH05223674A (ja) 1993-08-31

Family

ID=12281247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2962492A Pending JPH05223674A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 差圧伝送器

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JP (1) JPH05223674A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005539240A (ja) * 2002-09-16 2005-12-22 エンドレス ウント ハウザー ゲーエムベーハー ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 静電容量式圧力センサ
US7150197B2 (en) * 2002-07-02 2006-12-19 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Capacitive pressure sensor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7150197B2 (en) * 2002-07-02 2006-12-19 Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg Capacitive pressure sensor
JP2005539240A (ja) * 2002-09-16 2005-12-22 エンドレス ウント ハウザー ゲーエムベーハー ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 静電容量式圧力センサ

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