JPH05223675A - 差圧伝送器 - Google Patents
差圧伝送器Info
- Publication number
- JPH05223675A JPH05223675A JP2962992A JP2962992A JPH05223675A JP H05223675 A JPH05223675 A JP H05223675A JP 2962992 A JP2962992 A JP 2962992A JP 2962992 A JP2962992 A JP 2962992A JP H05223675 A JPH05223675 A JP H05223675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- receiving body
- pressure
- differential pressure
- pressure receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特殊材料のダイアフラムを有する差圧伝送器
に関し、歩留り向上が図れ、コストダウンが可能な差圧
伝送器を提供することを目的とする。 【構成】 シールリング2,3およびシールリング2,3
にあらかじめ溶接された同一材質の接液ダイアフラム1
2,13からなるダイアフラムユニットと、内部に差圧
センサが設けられた受圧ボディ1と、ダイアフラムユニ
ット,受圧ボディ1間に配設される薄状ろう50とを備
え、薄状ろう50を加熱することにより、ダイアフラム
ユニットと受圧ボディ1とがろう接されるように構成す
る。
に関し、歩留り向上が図れ、コストダウンが可能な差圧
伝送器を提供することを目的とする。 【構成】 シールリング2,3およびシールリング2,3
にあらかじめ溶接された同一材質の接液ダイアフラム1
2,13からなるダイアフラムユニットと、内部に差圧
センサが設けられた受圧ボディ1と、ダイアフラムユニ
ット,受圧ボディ1間に配設される薄状ろう50とを備
え、薄状ろう50を加熱することにより、ダイアフラム
ユニットと受圧ボディ1とがろう接されるように構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特殊材料のダイアフラ
ムを有する差圧伝送器に関する。
ムを有する差圧伝送器に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の差圧伝送器において、被
測定液が腐食性流体のために接液ダイアフラムが特殊材
料である場合、ダイアフラムと受圧ボディとの接合構造
を説明する構成図である。
測定液が腐食性流体のために接液ダイアフラムが特殊材
料である場合、ダイアフラムと受圧ボディとの接合構造
を説明する構成図である。
【0003】図において、100は特殊材質の接液ダイ
アフラム、200は内部に差圧センサ (図示せず) を有
する受圧ボディである。300は接液ダイアフラム10
0と同一材料であって接液側に設けられるシールリング
である。
アフラム、200は内部に差圧センサ (図示せず) を有
する受圧ボディである。300は接液ダイアフラム10
0と同一材料であって接液側に設けられるシールリング
である。
【0004】そして、電子ビーム溶接によって、シール
リング300,接液ダイアフラム100,受圧ボディ20
0とが取り付けられている。
リング300,接液ダイアフラム100,受圧ボディ20
0とが取り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成にお
いて、シールリング300と接液ダイアフラム100と
は、特殊材質であるので、溶接が難しく、歩留りがわる
く、コストダウンが難しいという問題点がある。
いて、シールリング300と接液ダイアフラム100と
は、特殊材質であるので、溶接が難しく、歩留りがわる
く、コストダウンが難しいという問題点がある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みて成されたも
ので、その目的は、特殊材料のダイアフラムを有する差
圧伝送器において、歩留り向上が図れ、コストダウンが
可能な差圧伝送器を提供することにある。
ので、その目的は、特殊材料のダイアフラムを有する差
圧伝送器において、歩留り向上が図れ、コストダウンが
可能な差圧伝送器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、シールリング,該シールリングにあらかじめ溶接
された同一材質の接液ダイアフラムからなるダイアフラ
ムユニットと、内部に差圧センサが設けられた受圧ボデ
ィと、前記ダイアフラムユニット,受圧ボディ間に配設
される薄状ろうとを備え、前記薄状ろうを加熱すること
により、前記ダイアフラムユニットと前記受圧ボディと
がろう接されたものである。
明は、シールリング,該シールリングにあらかじめ溶接
された同一材質の接液ダイアフラムからなるダイアフラ
ムユニットと、内部に差圧センサが設けられた受圧ボデ
ィと、前記ダイアフラムユニット,受圧ボディ間に配設
される薄状ろうとを備え、前記薄状ろうを加熱すること
により、前記ダイアフラムユニットと前記受圧ボディと
がろう接されたものである。
【0008】
【作用】本発明の差圧伝送器において、組み立ての際
に、薄状ろうを加熱することにより、ダイアフラムユニ
ットと前記受圧ボディとがろう接され、特殊材質の溶接
を行うことをなくしている。
に、薄状ろうを加熱することにより、ダイアフラムユニ
ットと前記受圧ボディとがろう接され、特殊材質の溶接
を行うことをなくしている。
【0009】よって、歩留り向上が図れ、コストダウン
が可能となる。
が可能となる。
【0010】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例の差圧伝送器の断面構成図
である図2における要部拡大図、図2は本発明の一実施
例の差圧伝送器の断面構成図である。
る。図1は本発明の一実施例の差圧伝送器の断面構成図
である図2における要部拡大図、図2は本発明の一実施
例の差圧伝送器の断面構成図である。
【0011】先ず、図2を用いて本実施例の差圧伝送器
の全体構成を説明する。図において、1は首部1A,受
圧部1Bより構成される受圧ボディである。受圧ボディ
1の両方の側面には、波形に形成された移動阻止手段と
してのバックアッププレート10A,11Aが設けられ
ている。
の全体構成を説明する。図において、1は首部1A,受
圧部1Bより構成される受圧ボディである。受圧ボディ
1の両方の側面には、波形に形成された移動阻止手段と
してのバックアッププレート10A,11Aが設けられ
ている。
【0012】受圧ボディ1の内部には、圧力測定室6が
形成され、連通孔14及び連通孔15を介して受圧ボデ
ィ1の外部に接続されている。又、圧力導入室10,1
1には、バックアッププレート10A,11Aを覆うよ
うに特殊材質の接液ダイアフラム12,13が設けられ
ている。そして、接液ダイアフラム12,13は接液ダ
イアフラム12,13と同じ材質のシールリング2,3を
用いて、それぞれ受圧ボディ1に取り付けられている
(尚、シールリング2,3、接液ダイアフラム12,1
3、受圧ボディ1の取り付けは、後で詳説する) 。
形成され、連通孔14及び連通孔15を介して受圧ボデ
ィ1の外部に接続されている。又、圧力導入室10,1
1には、バックアッププレート10A,11Aを覆うよ
うに特殊材質の接液ダイアフラム12,13が設けられ
ている。そして、接液ダイアフラム12,13は接液ダ
イアフラム12,13と同じ材質のシールリング2,3を
用いて、それぞれ受圧ボディ1に取り付けられている
(尚、シールリング2,3、接液ダイアフラム12,1
3、受圧ボディ1の取り付けは、後で詳説する) 。
【0013】一方、圧力測定室6には、両面にバックプ
レート6A,6Bが形成されたセンタダイアフラム7で
2分されている。受圧ボディ1の首部1Aには、上面が
開放されたセンサ室82が形成され、このセンサ室82
を塞ぐように支持体9が取り付けられている。支持体9
には、シリコンダイアフラム8が設けられ、シリコンダ
イアフラム8と支持体9との間には、センサ室81が形
成されている。そして、シリコンダイアフラム8上に
は、圧力−電気変換素子としてのストレインゲージ80
が取り付けられている。
レート6A,6Bが形成されたセンタダイアフラム7で
2分されている。受圧ボディ1の首部1Aには、上面が
開放されたセンサ室82が形成され、このセンサ室82
を塞ぐように支持体9が取り付けられている。支持体9
には、シリコンダイアフラム8が設けられ、シリコンダ
イアフラム8と支持体9との間には、センサ室81が形
成されている。そして、シリコンダイアフラム8上に
は、圧力−電気変換素子としてのストレインゲージ80
が取り付けられている。
【0014】又、圧力測定室6とセンサ室81とは連通
孔16で、圧力測定室6とセンサ室82とは連通孔17
とで、それぞれ連絡されている。そして、連通孔14,
圧力測定室6,連通孔16及びセンサ室81は封入液1
01で、連通孔15,圧力測定室6,連通孔17及びセン
サ室82は封入液102で、それぞれ充填されている。
孔16で、圧力測定室6とセンサ室82とは連通孔17
とで、それぞれ連絡されている。そして、連通孔14,
圧力測定室6,連通孔16及びセンサ室81は封入液1
01で、連通孔15,圧力測定室6,連通孔17及びセン
サ室82は封入液102で、それぞれ充填されている。
【0015】次に、図2を用いて、シールリング2,
3、接液ダイアフラム12,13、受圧ボディ1の取り
付けを説明する。先ず、シールリング2,3と接液ダイ
アフラム12,13とは、あらかじめ溶接され、ダイア
フラムユニットとして、組み立てに供せられる。この溶
接は、同材質なので容易である。
3、接液ダイアフラム12,13、受圧ボディ1の取り
付けを説明する。先ず、シールリング2,3と接液ダイ
アフラム12,13とは、あらかじめ溶接され、ダイア
フラムユニットとして、組み立てに供せられる。この溶
接は、同材質なので容易である。
【0016】又、ダイアフラムユニット (シールリン
グ) と受圧ボディ1との間には、薄状ろう 50(例え
ば、ニッケルろう) が配設され、薄状ろう50を真空中
電子ビームを用いて局部的に加熱することにより、ダイ
アフラムユニットと受圧ボディとがろう接される。
グ) と受圧ボディ1との間には、薄状ろう 50(例え
ば、ニッケルろう) が配設され、薄状ろう50を真空中
電子ビームを用いて局部的に加熱することにより、ダイ
アフラムユニットと受圧ボディとがろう接される。
【0017】次に、上記構成の作動を説明する。高圧側
に作用する圧力PH,低圧側に作用する圧力PLは、それ
ぞれ接液ダイアフラム12,13及び封入液101,10
2を介してシリコンダイアフラム8のそれぞれの面に作
用し、シリコンダイアフラム8は撓む。この撓みをスト
レインゲージ80で検出し、ストレインゲージ80は差
圧を電気信号に変換し出力する。この時、センタダイア
フラム7が低圧側に変形し、差圧による封入液101,
102移動を吸収する。
に作用する圧力PH,低圧側に作用する圧力PLは、それ
ぞれ接液ダイアフラム12,13及び封入液101,10
2を介してシリコンダイアフラム8のそれぞれの面に作
用し、シリコンダイアフラム8は撓む。この撓みをスト
レインゲージ80で検出し、ストレインゲージ80は差
圧を電気信号に変換し出力する。この時、センタダイア
フラム7が低圧側に変形し、差圧による封入液101,
102移動を吸収する。
【0018】又、高圧側又は低圧側に過大圧が作用する
と、過大圧が作用した方の接液ダイアフラム12又は1
3がバックプレート10A又は11Aに着座すると共
に、連通孔14又は15の開口を塞ぐので、シリコンダ
イアフラム8へそれ以上の圧力の伝達されないようにな
っている。
と、過大圧が作用した方の接液ダイアフラム12又は1
3がバックプレート10A又は11Aに着座すると共
に、連通孔14又は15の開口を塞ぐので、シリコンダ
イアフラム8へそれ以上の圧力の伝達されないようにな
っている。
【0019】上記構成によれば、組み立ての際に、薄状
ろうを加熱することにより、ダイアフラムユニットと受
圧ボディ1とがろう接され、特殊材質の溶接を行うこと
をなくしている。よって、歩留り向上が図れ、コストダ
ウンが可能となる。
ろうを加熱することにより、ダイアフラムユニットと受
圧ボディ1とがろう接され、特殊材質の溶接を行うこと
をなくしている。よって、歩留り向上が図れ、コストダ
ウンが可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、歩留
り向上が図れ、コストダウンが可能な差圧伝送器を実現
することができる。
り向上が図れ、コストダウンが可能な差圧伝送器を実現
することができる。
【図1】本発明の一実施例の差圧伝送器の断面構成図で
ある図2における要部拡大図である。
ある図2における要部拡大図である。
【図2】本発明の一実施例の差圧伝送器の断面構成図で
ある。
ある。
【図3】従来の差圧伝送器において、被測定液が腐食性
流体のために接液ダイアフラムが特殊材料である場合、
ダイアフラムと受圧ボディとの接合構造を説明する構成
図である。
流体のために接液ダイアフラムが特殊材料である場合、
ダイアフラムと受圧ボディとの接合構造を説明する構成
図である。
1 受圧ボディ 2,3 シールリング 12,13 接液ダイアフラム 50 薄状ろう
Claims (1)
- 【請求項1】 シールリング,該シールリングにあらか
じめ溶接された同一材質の接液ダイアフラムからなるダ
イアフラムユニットと、 内部に差圧センサが設けられた受圧ボディと、 前記ダイアフラムユニット,受圧ボディ間に配設される
薄状ろうと、 を備え、 前記薄状ろうを加熱することにより、前記ダイアフラム
ユニットと前記受圧ボディとがろう接されたことを特徴
とする差圧伝送器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2962992A JPH05223675A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 差圧伝送器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2962992A JPH05223675A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 差圧伝送器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05223675A true JPH05223675A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12281382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2962992A Pending JPH05223675A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 差圧伝送器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05223675A (ja) |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP2962992A patent/JPH05223675A/ja active Pending
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