JPH0520914U - ラジエータグリル - Google Patents

ラジエータグリル

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Publication number
JPH0520914U
JPH0520914U JP6931491U JP6931491U JPH0520914U JP H0520914 U JPH0520914 U JP H0520914U JP 6931491 U JP6931491 U JP 6931491U JP 6931491 U JP6931491 U JP 6931491U JP H0520914 U JPH0520914 U JP H0520914U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grill
rim
plated
radiator
chipping
Prior art date
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Pending
Application number
JP6931491U
Other languages
English (en)
Inventor
篤司 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP6931491U priority Critical patent/JPH0520914U/ja
Publication of JPH0520914U publication Critical patent/JPH0520914U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗装されたグリル部の周囲に、メッキされた
リムを設けた構造のラジエータグリルを改良して、上記
グリル部の塗装の耐チッピング性を向上させる。 【構成】 グリル部3aとリム3bとを別体に構成し、
リム3bを単独で(グリル部を組み付ける以前に)メッ
キ加工するとともに、グリル部3aを単独で(リムに組
み付ける以前に)耐チッピング塗装し、その後上記のメ
ッキ済みのリムに対して耐チッピング塗装済みのグリル
部を取り付け固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車の前端部に装着されるラジエータグリルに係り、特に、そのリ ムをメッキしたラジエータグリルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は自動車の車体1の前端面にラジエータグリル2を装着した状態の外観図 であり、このラジエータグリル2を抽出して拡大すると図4のごとくである。
【0003】 ラジエータグリル2は、格子状のグリル部2aの周囲に枠状のリム2bが固着 された構造になっている。この図4に描かれている外観形状は、後述する本考案 の実施例に係るラジエータグリル3が格子状のグリル部3aの周囲に枠状のリム 3bを固着した状態の外観形状と同じである。すなわち、本図4は従来例のラジ エータグリル2と実施例のラジエータグリル3とに共通する外観斜視図である。 上記ラジエータグリルを図4のb−b面で切断すると、従来例のラジエータグ リル2は図5のごとくである。 ラジエータグリルは、その外観を向上するとともに洗車を容易ならしめ、かつ 耐久性を向上させるためにメッキや塗装が施される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
(図5参照)ラジエータグリルのリム2bは一般に金属メッキ(例えばクロー ムメッキ)を施され、グリル部2aは塗装を施される。ところが、リム2bにメ ッキを施すとグリル部2aにもメッキが付着してしまう。グリル部2aにメッキ が付着すると、その上に施された塗装が剥げ易い。この、塗装が剥げ易いという 問題はグリル部2aの耐チッピング性の低下を招く。自動車の外装部品は走行中 に砂塵や砂礫の衝突を受ける虞れが有り、塗装膜が損傷を受ける。このため砂礫 の衝突に耐える性能(耐チッピング性)が要求される。本考案は斯うした事情に 鑑みて為されたもので、メッキされたリムを有するラジエータグリルであって、 グリル部に施された塗装に耐チッピング性を有するラジエータグリルを提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
塗料および塗装技術の進歩によって耐チッピング塗料が市販されるようになっ ており、普通塗装に比して耐チッピング性が優れている。しかし、この耐チッピ ング塗料もメッキ面上に塗装した場合は耐チッピング性を発揮し得ない。そこで 本考案はラジエータグリルのリムとグリル部とを別体に構成し、上記のグリル部 には耐チッピング塗装を施すとともにリムにはメッキを施した後に双方の部材を 結合する。
【0006】
【作用】
上記の構成によれば、リムと別体に構成されたグリル部にはメッキが付着する 虞れが無く、メッキされていないグリル部に耐チッピング塗装が施されているの で耐チッピング性を発揮し得る。さらに、リムはリム単独でメッキ処理できるの で、該リムの表面の所望の区域に完全なメッキを施すことが容易である。
【0007】
【実施例】
図1は本考案に係るラジエータグリルの1実施例を示す分解斜視図である。
【0008】 本例のラジエータグリル3は、グリル部3aとリム3bとを別体に構成し、取 付ネジ3dで相互に固着してある。3cは取付用のブラケットである。 上記のリム3bは、グリル部3aを組み付ける前にリム3b単品で、その前側 面(円弧矢印Crで示す)にクロームメッキを施してある。そしてグリル部3a 単独で耐チッピング塗装を施す。本例の耐チッピング塗装は3層構造とし、耐チ ッピング塗膜の上を高弾性塗膜で覆い、さらにその上を表面硬化処理膜で覆った 。前記耐チッピング塗膜は関西ペイント株式会社製ユニバーサルプライマ(商標 名)を用いて厚さ寸法5μmに構成し、前記高弾性塗膜(通称ソフトコート)は ポリオール樹脂塗料によって厚さ寸法30μmに構成し、表面硬化処理膜(通称 ハードコート)はシリコン樹脂系の塗料により厚さ寸法10μmに構成した。本 発明を実施する際、グリル部に施す耐チッピング塗装は必ずしも上記のような3 層構造でなくても良く、任意の公知の耐チッピング塗装を適用することもできる 。 上記のように構成した本実施例のラジエータグリル(図1)について、グリル 部3aをリム3bに組み付けた状態を前側から見た外観は前掲の図4と同様であ る。図4に示したa−a面による断面を図2(A)に示し、b−b面による断面 を図2(B)に示す。3aはグリル部、3bはリム、3c,3eは取付ブラケッ ト、3dは取付ネジである。3fは、取付ネジ3dを支持するように厚肉にした ボスである。3gは、位置決めと支持とのためにリム3bの縁に嵌合するU字溝 である。上記のリム3bは、組立前に予めその前側面にクロームメッキを施して あるので、メッキ加工が容易である。このメッキ加工はリム3b単独で行なわれ るので、その前側面全部が完全にメッキ成膜されて高級感を生じ、耐久性にも優 れていて補修塗装などを必要としない。 そして、上記のようにリム3bを単独でメッキ処理するので、グリル部3aに メッキが付着する虞れが無く、グリル部単独で容易にかつ完全に耐チッピング塗 装を施すことができ、その耐チッピング性能を充分に発揮させることができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案に係るラジエータグリルは、そのリムとグリル部とをそれぞれ単独で表 面処理するので、グリル部の表面にリム用メッキが付着する虞れが無い。そして メッキの付着していないグリル部の表面に、グリル部単独で耐チッピング塗装を 施されるので塗装欠陥を生じる虞れが無く、耐チッピング塗装の耐チッピング性 能が充分に発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るラジエータグリルの1実施例を示
す分解斜視図
【図2】上記実施例の組立状態における断面図
【図3】ラジエータグリルを装着した自動車の斜視図
【図4】ラジエータグリルの斜視図(従来例,実施例に
共通)
【図5】従来例のラジエータグリルの断面図
【符号の説明】
2…ラジエータグリル、2a…グリル部、2b…リム、
3…ラジエータグリル、3a…グリル部、3b…リム、
3c…取付ブラケット、3d…取付ネジ、3e…取付ブ
ラケット、3f…ボス、3g…U字溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格子状のグリル部と、その周囲に固定さ
    れたリムとよりなる自動車用のラジエータグリルにおい
    て、 グリル部と別体に構成されてメッキされたリムに対し
    て、耐チッピング塗装されたグリル部が取り付けられて
    いることを特徴とするラジエータグリル。
JP6931491U 1991-08-30 1991-08-30 ラジエータグリル Pending JPH0520914U (ja)

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JP6931491U JPH0520914U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 ラジエータグリル

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JP6931491U JPH0520914U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 ラジエータグリル

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JPH0520914U true JPH0520914U (ja) 1993-03-19

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JP6931491U Pending JPH0520914U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 ラジエータグリル

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009001074A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Toyoda Gosei Co Ltd めっき樹脂品の取付構造
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JPH01106875A (ja) * 1987-10-19 1989-04-24 Sumitomo Chem Co Ltd 放射性ベンゾジアゼピン誘導体およびその製造法

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