JPH0520736B2 - - Google Patents

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JPH0520736B2
JPH0520736B2 JP30171687A JP30171687A JPH0520736B2 JP H0520736 B2 JPH0520736 B2 JP H0520736B2 JP 30171687 A JP30171687 A JP 30171687A JP 30171687 A JP30171687 A JP 30171687A JP H0520736 B2 JPH0520736 B2 JP H0520736B2
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JP
Japan
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compound
rhodanine
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synthesis example
polymer
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JP30171687A
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JPH01142650A (ja
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Toshihiko Nishiguchi
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B23/00Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes
    • C09B23/10The polymethine chain containing an even number of >CH- groups
    • C09B23/105The polymethine chain containing an even number of >CH- groups two >CH- groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B23/00Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes
    • C09B23/0091Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes having only one heterocyclic ring at one end of the methine chain, e.g. hemicyamines, hemioxonol
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0664Dyes
    • G03G5/0666Dyes containing a methine or polymethine group
    • G03G5/0668Dyes containing a methine or polymethine group containing only one methine or polymethine group
    • G03G5/067Dyes containing a methine or polymethine group containing only one methine or polymethine group containing hetero rings

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真における光導電性材料に関
する。 〔従来の技術〕 有機光導電性化合物を用いた実用的なデバイス
としては電子写真感光体がある。この電子写真感
光体の作成に当たつては従来、ポリビニルカルバ
ゾール(PVCz)等の光導電性高分子の研究が広
く行われている。これらの高分子は、いずれも主
鎖または側鎖に大きな芳香環、複素環を有し、π
電子系の連なりを利用して紫外光で励起された励
起子の解離によつて生じたキヤリアが移動して光
導電性が得られるものである。一般には、上記
PVCz等の高分子光導電性化合物またはヒドラゾ
ン誘導体等の低分子光導電性化合物を、キヤリア
発生顔料と組合せることで可視光域まで増感する
方法が用いられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来のPVCz等の光導電性高分子は可視光に対
して導電性を示さず、またヒドラゾン誘導体等の
低分子光導電性化合物も可視光でキヤリアを発生
しないため電子写真用感光体として用いる場合は
単独で使用することができず、可視光に感光性や
増感性を有する染料、顔料の添加が必要である。
従つて、これらの方法はいずれも顔料のバインダ
ーポリマー中への分散が必要である。バインダー
ポリマー中に溶剤に不溶な顔料を均一に分散する
ことは難しく、また、分散液の安定性に問題があ
るため塗布液の寿命が短くなる等の問題点があつ
た。 さらに、顔料は凝集体であるために顔料製造工
程の条件の差が作成する感光体の電子写真特性に
大きく影響する。それを解決するための顔料の物
性制御に技術的課題が多くあつた。 従つて、本発明の目的は、電荷発生用顔料を添
加する必要なく可視光で光導電性を示す電子写真
用光導電性材料を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段および作用〕 上記問題点を解決するために本発明の電子写真
用光導電性材料は、下記一般式〔〕 (R1は、置換または未置換のアルキル、アラル
キル、アリール、アミノ基を示し、R2は、炭素
数1〜6の低級アルキル基、水酸基を示す。) で表されるローダニン誘導体と、ハロゲン含有ポ
リマーから成ることを特徴とするものである。 本発明に使用する一般式〔〕で表される化合
物は、ローダニン環と、ローダニン環の5位に導
入されたベンジリデン基とを有することが顕著な
特徴である。可視光の吸収は、ローダニン環部が
電子受容体、およびベンジリデン部が電子供与体
となる分子内電荷移動型鎖体の形成による。つま
り、基底状態の電子供与体に非局在下していたπ
電子が基「=C=CH−」を通じて電子受容体の
空軌道に遷移する際に光エネルギーを吸収して発
色する。本発明は、特にベンジリデン基のパラ位
に低級アルキル基、または水酸基を導入すること
により、ちようど光の吸収が可視光域のの短波長
域に現れることになる。光導電性は上記の大きな
共役系による。上記のような一般式〔〕で表さ
れる化合物の光導電性は、バインダーポリマーと
してハロゲン含有ポリマーを使用することにより
顕著に発揮される。すなわち、ハロゲンのような
電子吸引性の強い置換基を有するポリマーは置換
基付近で分極が起こり、これにより生じる電界
が、一般式〔〕表される化合物の上記の分子内
電荷移動を促進するものと考えられる。 上記一般式〔〕で表されるローダニン化合物
においてR1のうち置換基を有することがあるア
ルキル基としてはメチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチルイソブチル、tert−ブチル、
ペンチル、ヘキシル基等の低級アルキル基が例示
される。上記アルキル基の置換基としてはカルボ
キシル基、アルデヒド基、水酸基、ハロゲン原子
が例示される。 置換基を有することがあるアラルキル基として
は、ベンジル、フエニルエチル、ナフチルメチル
基等が例示される。上記アラルキル基の置換基と
しては上記R1におけるアルキル基の他、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ基等のアルコキシ基、
アミノ基、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジ
プロピルアミノ基等のアルキルアミノ基、ハロゲ
ン原子等が例示される。 置換基を有することがあるアリール基として
は、フエニル、ナフチル、アントリル、フエナン
トリル、フルオレニル、1−ピレニル等が例示さ
れ、アリール基の置換基としては上記アラルキル
基における置換基が例示される。 アミノ基の置換基としては上記R1におけるア
ルキル基が例示される。 また、R2のうちアルキル基としてはメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルイソブ
チル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル基等の
低級アルキル基が例示される。 上記一般式〔〕で表されるローダニン化合物
の具体例としては、下記の構造式を有するものが
例示される。 本発明の上記一般式〔〕で表されるローダニ
ン化合物は種々の方法、例えば下記反応式により
合成することができる。 (式中R1、R2は前記に同じ。)すなわち、本発明
の化合物〔〕は、上記一般式が(2)で表される3
−置換ローダニンと、p−置換ベンズアルデヒト
を等モル反応させることにより得ることができ
る。 上記ハロゲン含有ポリマーとしては、ポリ塩化
ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリフル
オロエチレン樹脂、ポリクロロメチルスチレン
等、あるいは塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、
クロロメチル化ポリスチレン−スチレン共重合体
等の共重合体等が例示される。 〔実施例〕 以下、実施例に基づき、本発明をより詳細に説
明する。 ローダニン誘導体 下記合成例1の化合物(以下、化合物1と称す
る)、合成例2の化合物(以下、化合物2と称す
る)、合成例3の化合物(以下、化合物3と称す
る)、を用いると共に、比較例として、合成例4
の化合物(以下比較物1と称する)を用いた。 合成例 1 3−カルボキシメチル−5−(p−メチルベン
ジリデン)ローダニンの合成 3−カルボキシメチルローダニン19.1gと、p
−メチルベンズアルデヒド12.0gをDMF中、100
℃で反応させた。3時間後、反応溶液を水に加
え、得られる沈澱を水洗後、アセトンで再結晶す
ることにより標記化合物(化合物1)を得た。
(収率68%)。 合成例 2 3−アミノ−5−(p−メチルベンジリデン)
ローダニンの合成 上記合成例1の3−カルボキシメチルローダニ
ンに変えて、3−アミノローダニンを用いて、上
記合成例1と同様にして標記化合物(化合物2)
を得た(収率73%)。 合成例 3 3−フエニル−5−(p−ヒドロキシベンジリ
デン)ローダニンの合成 上記合成例1の3−カルボキシメチルローダニ
ンに変えて3−フエニルローダニンを用い、p−
メチルベンズアルデヒドに変えてp−ヒドロキシ
ベンズアルデヒドを用いて、上記合成例1と同様
にして標記化合物(化合物3)を得た(収率70
%)。 合成例 4 3−カルボキシメチル−5−ベンジリデンロー
ダニンの合成 上記合成例1のp−ジエチルアミノベンズアル
デヒドに変えて、ベンズアルデヒドを用いて、上
記合成例1と同様にして、標記化合物(比較例化
合物1)を得た(収率67%)。 バインダーポリマー バインダーポリマーとして、ポリ塩化ビニリデ
ン(商品名「サラン」、旭化成社製)、比較として
ポリカーボネート樹脂(「パンライトL−1250」、
帝人化成社製)を使用した。 電子写真感光体の作成と評価 上記各ローダニン誘導体50重量部、上記したポ
リ塩化ビニリデン100重量部をテトラヒドロフラ
ンに溶解し、アルミニウム箔上にドクターブレー
ドを用いて塗布し、100℃で30分間乾燥し、10μ
mの電子写真感光体を作成した。 比較として、ポリ塩化ビニリデンの変わりにポ
リカーボネート樹脂を用いて、上記電子写真感光
体と同様にして電子写真感光体を作成した。 従来の電荷発生顔料をバインダーポリマー中に
分散させた感光体が不透明であるのに対し、作成
した感光体は透明であり、照射光を効率良く吸収
することができる。これは、顔料が凝集体でポリ
マー中に分散しているのに対して、本発明では、
ローダニン誘導体はポリマー中に分子分散してい
るためである。 上記電子写真感光体の帯電特性、感光特性を調
べるため、静電複写紙試験装置(川口電機社製、
SP−428型)を用いて、+6.0kV、の条件で5秒間
コロナ放電を行うことにより、前記各感光体を負
に帯電させ、この時の表面電位(V0)を測定し
た。次いで、タングステンランプを用いて、感光
体表面の照度が20luxになるように調整すると共
に、タングステンランプにより露光し、上記表面
電位V0が1/2となるまでの時間を求め、半減露光
量E1/2を算出した。 各感光体の帯電特性および感光特性の測定結果
を表1に示す。
〔発明の効果〕
上記したように本発明によれば、電荷発生用顔
料を添加する必要なく可視光で光導電性を示す電
子写真用光導電性材料を提供することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式 (R1は、置換または未置換のアルキル、アラル
    キル、アリール、アミノ基を示し、R2は、炭素
    数1〜6の低級アルキル基、水酸基を示す。)で
    表されるローダニン誘導体と、 ハロゲン含有ポリマーから成る電子写真用光導
    電性材料。
JP62301716A 1987-11-30 1987-11-30 電子写真用光導電性材料 Granted JPH01142650A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62301716A JPH01142650A (ja) 1987-11-30 1987-11-30 電子写真用光導電性材料
US07/278,237 US4885369A (en) 1987-11-30 1988-11-30 Photoconductive material for electrophotography comprising rhodanine derivative charge complex

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62301716A JPH01142650A (ja) 1987-11-30 1987-11-30 電子写真用光導電性材料

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JPH01142650A JPH01142650A (ja) 1989-06-05
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JPH01142650A (ja) 1989-06-05

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