JPH05207177A - 総合デジタル通信網用端末装置 - Google Patents

総合デジタル通信網用端末装置

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JPH05207177A
JPH05207177A JP4011204A JP1120492A JPH05207177A JP H05207177 A JPH05207177 A JP H05207177A JP 4011204 A JP4011204 A JP 4011204A JP 1120492 A JP1120492 A JP 1120492A JP H05207177 A JPH05207177 A JP H05207177A
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JP
Japan
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facsimile
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isdn
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sub
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Application number
JP4011204A
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English (en)
Inventor
Yutaka Inagi
裕 稲木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 総合デジタル通信網(ISDN)を介してフ
ァクシミリ等の端末機器間でデータの受授を行なう際に
一方の端末機器に複数の子機となる端末機器を更に接続
し、発信元の端末機器と子機となる端末機器間のデータ
受授を独自のプロトコルを用いることなく行う様にす
る。 【構成】 発信元の端末器1とISDN等のデジタル回
線網2を介して親機となる端末機器3を接続し、この端
末機器3と複数の子機となる端末機器5,6‥‥7間で
データの受授を行う様に成した構成でデジタル回線網2
を介して発信元からサブアドレスが指定されたとき、親
機となる端末機器3は指定されたサブアドレスに対応し
た子機となる端末機器5,6‥‥7の機器番号を自己が
有する不揮発性記憶装置9より検索して、該当する子機
に自動的にデータを中継する様に成す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はISDN(Integr
ated Service DigitalNetwo
rk:総合デジタル通信網)のファクシミリ回線等に用
いて好適な端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリにより信号を伝送す
るための媒体としては電話網、ISDN、専用回線、放
送網等が用いられ、これらに利用されるファクシミリの
端末も接続制御方式が国際規格では電話網信号方式のア
ナログ用のG1 ,G2 型及びデジタル用のG3 型並にデ
ータ網信号方式のG4 型が規定されている。
【0003】上述のG4 型ファクシミリの画像等のデー
タはデジタル伝送され、解像度も200pel/25.
4mm、伝送速度も64kbit/sと高画質、高速度
と非常に優れている。
【0004】然し、G4 型のファクシミリではG3 型の
ファクシミリに比べて、非常に高価であり、導入時の大
きな障害となっている。
【0005】そこで導入時のイニシャルコストを低く抑
える意味で、図7に示すようにISDN2に接続された
4 ファクシミリ3に発信元のG4 ファクシミリ1から
画像等のデータの伝送が成される場合に、一般のアナロ
グの公衆回線用の電話網4を介してG4 ファクシミリ3
を親機器とし複数の例えば、G3 ファクシミリ5,6‥
‥7と接続することで、発信元のG4 ファクシミリ1か
らの送信データを親機器3のG4 ファクシミリ3が各子
機器のG3 ファクシミリ5,6‥‥7等に分配する様に
構成させた中継方法が運用されている。尚、図中FAX
はファクシミリをTELは電話機を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成で説明
した中継方法によると、導入時のイニシャルコストは低
く抑えることは出来るが、発信元のファクシミリ1が親
機器3へ中継すべき子機器のファクシミリを通知する
が、この通知方法はファクシミリを製造しているメーカ
によってまちまちであり、異なるメーカの例えばG4
ァクシミリ3とG4 ファクシミリ1とでは中継が行なえ
ない問題があった。即ち、親機器3と発信元のファクシ
ミリ1とが異るメーカ製であると中継不可能となってい
た。
【0007】本発明は叙上の如き問題点を解消せんとす
るもので、その目的とするところは異種メーカのファク
シミリ同志であっても各メーカの機種に依存せず、極め
て容易に設定可能で幅広い中継選択が行なえるISDN
用端末装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のISDN用端末
装置はその例が図1に示されている様に、総合デジタル
通信網2に接続された親機器3と、この親機器3を介し
てデータの受授がなされる複数の子機器5,6,7と、
総合デジタル通信網2を介して発信元1からサブアドレ
スが指定されたとき、指定されたサブアドレスに対応す
る子機番号を親機器3の中央情報処理手段8が記憶手段
9を検索し、該当する子機器5,6,7に自動転送する
ようにしてなるものである。
【0009】
【作用】本発明のISDN用端末装置によれば、発信元
の操作者が、ISDNで伝送される親機器のG4 ファク
シミリ3のファクシミリ番号を指定すると共に親機器の
4 ファクシミリ3に複数接続されている子機器のG3
ファクシミリ5、6〜7のサブアドレス、例えば00
0,001‥‥等を指定すれば自動的に子機器5,6‥
‥7に中継が成される。依って、機器間でメーカや機種
の違いがあっても高速、高画質のデータを享受可能なも
のが得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のISDN用端末装置としてG
4 ファクシミリ間をISDNで、G4 ファクシミリと複
数のG3 ファクシミリ間をアナログの公衆回線で接続し
た中継方式について説明する。
【0011】図1は本発明の全体的なISDN用端末装
置の中継方式を示す系統図であり、図7との対応部分に
は同一符号を付して重複説明を省略する。
【0012】発信元のG4 ファクシミリ1と同じく親機
器となるG4 ファクシミリ3との間はISDN等のデジ
タル回線網2で接続され、親機器3と子機器となるG3
ファクシミリ5,6‥‥7は公衆電話回線のアナログ回
線網4で接続されている。
【0013】親機器3は少なくとも中央情報処理装置
(以下CPUと記す)8及びEEPROM等の不揮発性
記憶手段9を有している。
【0014】図2は親機器3内の更に詳細な構成を示す
ものであり、G4 ファクシミリ3を構成するプリンタ1
7及びスキャナ18はプリンタインターフェース14及
びスキャナインターフェース15に接続され、発信ユー
ザ側のG4 ファクシミリ1からの発信データはISDN
2を介してデジタルインターフェース12に供給され、
親機器を構成する着信ユーザ側のG4 ファクシミリ3の
出力側はアナログインターフェース13を介してアナロ
グの公衆回線用電話網4に接続されて複数のG 3 ファク
シミリ5,6‥‥7と接続されている。
【0015】CPU8は上述のすべてのインターフェー
ス12,13,14,15の制御と、ファクシミリのフ
ァームウェア、着信文書の配信ソフトウェアの実行の他
に、本願発明の要部たるサブアドレスの検索等を実行す
る。
【0016】ROM10はファクシミリ3のオペレーシ
ョンシステム及びファクシミリファームウェア、プリン
タ17及びスキャナ18の制御ソフトウェア、着信文書
の配信ソフトウェアを格納する。
【0017】RAM11はCPU及び各インターフェー
ス12,13,14,15のワークエリア及び着信文書
の一時記憶エリアとなる。
【0018】ハードディスク又はEEPROM等の不揮
発性記憶装置9には親機器3を介してアナログの大衆回
線用の電話網4につながる複数のG3 ファクシミリ5,
6‥‥7の子機器に対するあらゆる情報が格納される。
尚16はシステムバスである。
【0019】図3は、これら不揮発性記憶装置9に格納
される最低限入力を要する情報の1例を示すもので、こ
れらの情報は複数の子機器5,6‥‥7に対するサブア
ドレス20と、子機器である各G3 ファクシミリのファ
クシミリ番号21であり、この様なテーブルが作製さ
れ、ハードディスク又はEEPROM9等に格納される
とCPU8は、この様なデータが入力された時にはハー
ドディスク又はEEPROM9のデータを検索して、発
信元からサブアドレスが設定される子機器のG3 ファク
シミリ5,6‥‥7の1つに転送する。
【0020】上述のサブアドレスの大要を以下説明す
る。この為にISDNのフォーマットについて簡単に説
明しておく。
【0021】呼設定メッセージは発信ユーザからISD
N等の網へ或はISDNの網から着信ユーザに呼設定を
開始するために転送されるもので、プロトコル識別子、
呼番号、メッセージ種別、表示、発番号、着番号、発サ
ブアドレス、着サブアドレス、低位レイヤ整合性、高位
レイヤ整合性、ユーザ・ユーザ等の多くのメッセージを
含んでいる。
【0022】これらのメッセージのうち必ず必要なもの
は上述のプロトコル識別子、呼番号、メッセージ種別な
どで、他はオプションで必要に応じて挿入される。
【0023】これらの情報長は最小の長さは2オクテッ
トであり最大長は121オクテット内に定められてい
る。
【0024】上述の各種情報要素の内のユーザ・ユーザ
要素を本例のサブアドレスとして用いる。
【0025】この、ユーザ・ユーザ情報要素を図4に示
す。即ち、このユーザ・ユーザ情報要素はISDN間の
情報伝達に用いる場合に網内で解釈されることなく、ト
ランスペアレントに伝送され相手ユーザに運ばれる。
【0026】図4に示すようにユーザ・ユーザ情報要素
は8ビットからなるオクテット1、オクテット2、オク
テット3並にオクテット4から構成され、オクテット1
はユーザ・ユーザ情報要素識別子であり、オクテット2
はユーザ・ユーザ内容長であり、オクテット3はプロト
コル識別子であり、オクテット4がユーザ情報でメッセ
ージ中の情報要素長は最大35又は131オクテットの
制限があり、一時的又は固定的なユーザ・ユーザ信号接
続によって転送されるユーザ情報のメッセージ最大長は
260オクテットまでとされているのでこのユーザ情報
中にサブアドレスを定めて伝送する様に成される。
【0027】上述の如きサブアドレスを選択する機能を
以下説明する。
【0028】本例の動作概念の全体を図1で説明する
と、発信元のG4 ファクシミリ(FAX)は親機器3の
4 ファクシミリ(FAX0 )のFAX0 番号をTEL
で1SDN2を介して指定すると共に画像データ等を送
信したい子機器5,6‥‥7のサブアドレス“000”
を指定する。
【0029】この時、親機器3は1SDN2から通知さ
れる呼設定メッセージ中に高位レイヤ性合性(HCL)
があるかをみて、子機器5,6‥‥7に対するサブアド
レス指定があれば着信して、その子機器に対しデータを
転送する様な中継が行なわれる。
【0030】この様な親機器のG4 ファクシミリ3内の
CPU8による選択機能を図5で説明する。
【0031】図5で、CPU8が第1ステップST1
示す様に着信処理に入った場合を考える。通常の親機器
3はISDN端末としてのサブアドレスは一台に一つし
か持たないが、本例では複数の子機器5,6‥‥7のサ
ブアドレスを持つことになるので、親機器3のG4 ファ
クシミリはサブアドレスを持つことが出来ない。
【0032】この為にISDN2からの呼設定メッセー
ジ中にHCLがあるか否かを第2ステップST2 で判断
し、HCL=FAXであるYESである時はISDN2
からの着信データ(Set upデータ)を全て受信
し、HCLでなければ第10ステップST10に進んで着
信を無視する。
【0033】CPU8は第2ステップST2 がYESで
あれば第3ステップST3 に進んでサブアドレスが伝送
データ中にあるか否かを判断する。ここでサブアドレス
がなければ、第4ステップST4 に進めて、親機器3、
即ち自分自身の着信とし、YESであれば、第5ステッ
プST5 でカウントnの値を1進めて、第6ステップS
6 でサブアドレスがEEPROM又はハードディスク
等の不揮発性記憶装置9に格納された所定のサブアドレ
スと同一か否かをテーブルで検索し、NOであれば第7
ステップST7 でカウンタnの値をn+1とし、第8ス
テップST8 で次のテーブル番号を検索し、NOであれ
ば第6ステップST6 乃至第8ステップST8 を繰り返
す。例えば全てのテーブル検索で最後のテーブルのサブ
アドレスと着信サブアドレスが第6ステップST6 で同
一と成ったら、第9ステップST 9 に進み、対応の最後
の子機器に着信データを転送して着信させる。
【0034】第8ステップST8 で全テーブル検索終了
後は第10ステップST10で着信を無視することにな
る。
【0035】上述の例ではISDN等のデジタル網を介
して高速伝送されて来た着信データを電話網4を介して
有線で複数のG3 ファクシミリの子機器5,6‥‥7の
3 FAX1 ,G3 FAX2 ‥‥G3 FAXN に転送し
たが電話機TEL1 ,TEL 2 ,TEL3 等へ伝送した
り、これをISDNコードレス電話方式に適用すること
も可能である。
【0036】図6は、この場合の概念図を示すもので、
ISDN等の網からISDNコードレス電話機の親機器
22に着信したデータは送信アンテナ23を介して空中
に伝送される。25a,25b‥‥25Nは複数のコー
ドレス子機器で、受信アンテナ24a,24b‥‥24
Nで着信データを受信する様にしたもので親機器22は
着信したサブコードを検索して自動的に所定の例えば、
サブコード001のコードレス子機器25bに着信デー
タを転送する中継を行なう様にしてもよい。勿論、複数
の携帯用のファクシミリに対する外出先への連絡等に用
いることも出来る。
【0037】本発明の総合データ通信網用端末装置によ
ればISDN等の高速、高品質なデジタル回線を用い
て、G3 ファクシミリ等の複数の子機器への中継ファク
シミリシステムや、外出先のファクシミリ転送に利用す
ることの出来るシステムが構築可能となる。
【0038】
【発明の効果】本発明はISDN通信に用いられている
サブアドレス通信機器を応用することで独自な手順を用
いることなく複数の子機器の一つを選択することが出来
るISDN用端末装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のISDN用端末装置に用いる中継方式
の全体的な説明図である。
【図2】本発明のISDN用端末装置に用いる親機器
(G4 ファクシミリ)の系統図である。
【図3】本発明のISDN用端末装置に用いる不揮発性
記憶装置の格納データ説明図である。
【図4】本発明のISDN用端末装置に用いられるユー
ザ・ユーザ情報要素の説明図である。
【図5】本発明のISDN用端末装置に用いられる親機
器の着信処理時の流れ図である。
【図6】本発明のISDN用端末装置の他の実施例を示
す略線図である。
【図7】従来のISDN用端末装置の中継方式の全体的
系統図である。
【符号の説明】
1 発信元のファクシミリ 2 ISDN 3 親機器のファクシミリ 4 電話網 5,6,7 子機器のファクシミリ 8 CPU 9 不揮発性記憶装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 総合デジタル通信網に接続された親機器
    と、 上記親機器を介してデータの受授が成される複数の子機
    器と、 上記総合デジタル通信網を介して発信元からサブアドレ
    スが指定されたとき、指定されたサブアドレスに対応す
    る子機番号を上記親機器の中央情報処理手段が記憶手段
    を検索し、該当する子機器に自動転送するようにしてな
    ることを特徴とする総合デジタル通信網用端末装置。
JP4011204A 1992-01-24 1992-01-24 総合デジタル通信網用端末装置 Pending JPH05207177A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4011204A JPH05207177A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 総合デジタル通信網用端末装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4011204A JPH05207177A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 総合デジタル通信網用端末装置

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Publication Number Publication Date
JPH05207177A true JPH05207177A (ja) 1993-08-13

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ID=11771494

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JP4011204A Pending JPH05207177A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 総合デジタル通信網用端末装置

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