JPH05206374A - 樹脂封止型半導体装置 - Google Patents
樹脂封止型半導体装置Info
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- JPH05206374A JPH05206374A JP4013695A JP1369592A JPH05206374A JP H05206374 A JPH05206374 A JP H05206374A JP 4013695 A JP4013695 A JP 4013695A JP 1369592 A JP1369592 A JP 1369592A JP H05206374 A JPH05206374 A JP H05206374A
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- H01L2224/32151—Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
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- H01L2224/48221—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
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- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
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- H01L2224/732—Location after the connecting process
- H01L2224/73201—Location after the connecting process on the same surface
- H01L2224/73215—Layer and wire connectors
Landscapes
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高集積かつ小型で電気特性の優れた樹脂封止型
半導体装置を提供する。 【構成】半導体素子の回路形成面1a−u上には、絶縁
部材2−uを介して共用及び信号用リード3−uを接着
し、共用リード3a−uより内側の半導体素子1−uの
中央部で、共用及び信号用リード3−uと半導体素子1
とを金属細線4−uにより電気的に接続し、半導体素子
1−lの回路形成面上1a−lには、絶縁部材2−lを
介して共用リード3a−lのみを接着し、信号用リード
3b−lは、半導体素子1よりも外側に配置し、共用リ
ード3a−lよりも外側の半導体素子1−l端部で、共
用及び信号用リード3−lと半導体素子1−lとを金属
細線4−lにより電気的に接続し、半導体素子1−u及
び1−lの回路形成面1a−u及び1a−lが対向し、
必要に応じてリード3−uと3−lとを接合し、樹脂5
で封止する。
半導体装置を提供する。 【構成】半導体素子の回路形成面1a−u上には、絶縁
部材2−uを介して共用及び信号用リード3−uを接着
し、共用リード3a−uより内側の半導体素子1−uの
中央部で、共用及び信号用リード3−uと半導体素子1
とを金属細線4−uにより電気的に接続し、半導体素子
1−lの回路形成面上1a−lには、絶縁部材2−lを
介して共用リード3a−lのみを接着し、信号用リード
3b−lは、半導体素子1よりも外側に配置し、共用リ
ード3a−lよりも外側の半導体素子1−l端部で、共
用及び信号用リード3−lと半導体素子1−lとを金属
細線4−lにより電気的に接続し、半導体素子1−u及
び1−lの回路形成面1a−u及び1a−lが対向し、
必要に応じてリード3−uと3−lとを接合し、樹脂5
で封止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂封止型半導体装置
に係り、特に、高集積かつ小型のパッケージに適用して
有効な技術に関する。
に係り、特に、高集積かつ小型のパッケージに適用して
有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化及び小型化等を図
るため、複数の半導体素子を積層する構造の半導体装置
がある。その中でも、電気特性の優れたLOC(Lead on
Chip)構造を採用し、かつ、回路形成面同士が向い合う
状態で積層する構造の半導体装置が提案されている(特
開平2−246125号公報)。
るため、複数の半導体素子を積層する構造の半導体装置
がある。その中でも、電気特性の優れたLOC(Lead on
Chip)構造を採用し、かつ、回路形成面同士が向い合う
状態で積層する構造の半導体装置が提案されている(特
開平2−246125号公報)。
【0003】従来の半導体装置は、二枚の半導体素子そ
れぞれの中心線に沿ってボンディングパッドを設け、こ
のボンディングパッドの外側に、それと平行に電源電圧
及び基準電圧供給用の共用(バスバー)リードを、さらに
外側に複数の信号用リードを、絶縁部材を介して半導体
素子の回路形成面上に接着し、共用及び信号用リードと
ボンディングパッドとを金属細線によって電気的に接続
し、二枚の半導体素子の回路形成面同士が向い合う状態
で積層する構造であった。このように、共用リードを用
いると回路上の微細なアルミ配線等によって半導体素子
各部に電源電圧や基準電圧を供給する場合に比べ、配線
のインピーダンスを低くすることができ、応答速度の向
上が図れる。
れぞれの中心線に沿ってボンディングパッドを設け、こ
のボンディングパッドの外側に、それと平行に電源電圧
及び基準電圧供給用の共用(バスバー)リードを、さらに
外側に複数の信号用リードを、絶縁部材を介して半導体
素子の回路形成面上に接着し、共用及び信号用リードと
ボンディングパッドとを金属細線によって電気的に接続
し、二枚の半導体素子の回路形成面同士が向い合う状態
で積層する構造であった。このように、共用リードを用
いると回路上の微細なアルミ配線等によって半導体素子
各部に電源電圧や基準電圧を供給する場合に比べ、配線
のインピーダンスを低くすることができ、応答速度の向
上が図れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の半導体
装置では、信号用リードと半導体素子(ボンディングパ
ッド)とを電気的に接続する金属細線は、共用リードを
越えなければならない。そのため、共用リードと金属細
線とのショートを防止するために、金属細線の張り高さ
を確保する必要がある。また、上下の金属細線の半導体
素子平面内での位置が同一であるため、金属細線同士が
ショートするという問題がある。従って、半導体装置の
薄型化がしにくかった。
装置では、信号用リードと半導体素子(ボンディングパ
ッド)とを電気的に接続する金属細線は、共用リードを
越えなければならない。そのため、共用リードと金属細
線とのショートを防止するために、金属細線の張り高さ
を確保する必要がある。また、上下の金属細線の半導体
素子平面内での位置が同一であるため、金属細線同士が
ショートするという問題がある。従って、半導体装置の
薄型化がしにくかった。
【0005】本発明の目的は、高集積かつ小型で電気特
性の優れた樹脂封止型半導体装置を提供することにあ
る。
性の優れた樹脂封止型半導体装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、回路形成面が対向する一対の半導体素
子のそれぞれの回路形成面上に絶縁部材を介して共用及
び信号用リードの一方または両方を接着し共用及び信号
用リードと半導体素子とを金属細線により電気的に接続
し、必要に応じてそれぞれのリードを接合する。
め、本発明では、回路形成面が対向する一対の半導体素
子のそれぞれの回路形成面上に絶縁部材を介して共用及
び信号用リードの一方または両方を接着し共用及び信号
用リードと半導体素子とを金属細線により電気的に接続
し、必要に応じてそれぞれのリードを接合する。
【0007】また、上記目的を達成するため、回路形成
面同士が対向する一対の半導体素子の第一の半導体素子
の回路形成面上には、絶縁部材を介して第一の共用及び
信号用リードを接着し、共用リードより内側の半導体素
子の中央部で、共用及び信号用リードと半導体素子とを
電気的に接続し、第二の半導体素子の回路形成面上に
は、絶縁部材を介して第二の共用リードのみを接着し、
第二の信号用リードは、半導体素子よりも外側に配置
し、共用リードよりも外側の半導体素子端部近傍で、共
用及び信号用リードと半導体素子とを金属細線により電
気的に接続し、必要に応じて、第一のリードと第二のリ
ードとを接合する。
面同士が対向する一対の半導体素子の第一の半導体素子
の回路形成面上には、絶縁部材を介して第一の共用及び
信号用リードを接着し、共用リードより内側の半導体素
子の中央部で、共用及び信号用リードと半導体素子とを
電気的に接続し、第二の半導体素子の回路形成面上に
は、絶縁部材を介して第二の共用リードのみを接着し、
第二の信号用リードは、半導体素子よりも外側に配置
し、共用リードよりも外側の半導体素子端部近傍で、共
用及び信号用リードと半導体素子とを金属細線により電
気的に接続し、必要に応じて、第一のリードと第二のリ
ードとを接合する。
【0008】また、上記目的を達成するため、回路形成
面同士が対向する一対の半導体素子の回路形成面上に、
それぞれ絶縁部材を介して、共用リードのみを接着し、
信号用リードは、半導体素子よりも外側に配置し、共用
リードよりも外側の半導体素子端部近傍で、共用及び信
号用リードと半導体素子とを金属細線により電気的に接
続し、必要に応じてそれぞれのリードを接合する。
面同士が対向する一対の半導体素子の回路形成面上に、
それぞれ絶縁部材を介して、共用リードのみを接着し、
信号用リードは、半導体素子よりも外側に配置し、共用
リードよりも外側の半導体素子端部近傍で、共用及び信
号用リードと半導体素子とを金属細線により電気的に接
続し、必要に応じてそれぞれのリードを接合する。
【0009】また、上記目的を達成するため、回路形成
面同士が対向する一対の半導体素子の回路形成面上に、
それぞれ、絶縁部材を介して、共用及び信号用リードの
先端部を接着し、共用リードより外側の半導体素子端部
近傍で、共用及び信号用リードと半導体素子とを金属細
線により電気的に接続し、必要に応じてそれぞれのリー
ドを接合する。
面同士が対向する一対の半導体素子の回路形成面上に、
それぞれ、絶縁部材を介して、共用及び信号用リードの
先端部を接着し、共用リードより外側の半導体素子端部
近傍で、共用及び信号用リードと半導体素子とを金属細
線により電気的に接続し、必要に応じてそれぞれのリー
ドを接合する。
【0010】
【作用】上記のように、回路形成面を向い合わせて積層
した半導体素子の金属細線の位置が、それぞれ異なるの
で、装置を薄型化しても、金属細線同士がショートする
ことがない。
した半導体素子の金属細線の位置が、それぞれ異なるの
で、装置を薄型化しても、金属細線同士がショートする
ことがない。
【0011】また、上記のように、回路形成面を向い合
わせて積層した半導体素子のそれぞれで、共用リードを
越えて、信号用リードと半導体素子とを電気的に接続す
ることがないので、金属細線の張り高さを低くすること
ができ、装置の薄型化を図れる。
わせて積層した半導体素子のそれぞれで、共用リードを
越えて、信号用リードと半導体素子とを電気的に接続す
ることがないので、金属細線の張り高さを低くすること
ができ、装置の薄型化を図れる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1は、本発明の一実施例による樹脂封止型半導体
装置の断面図である。まず、同図における上側の半導体
素子1−u及びリード3−u等について説明する。その
ためさらに、図1の半導体素子1−u上にリード3−u
を接着し、両者をワイヤボンディングした状態の平面図
を図2に示す。同図において、一点鎖線Aは、半導体装
置(樹脂の部分)の外形を示している。これらの図におい
て、電源電圧及び基準電圧を供給するための共用リード
3a−uは、半導体素子1−uの端部近傍をその長辺と
平行に引き伸ばされており、半導体素子1−uの回路形
成面1a−u上で、両者を電気的に絶縁するための絶縁
部材2−uを介して接着されている。また、信号用リー
ド3b−uは、半導体素子1−uの外側に配置される。
半導体素子1−uの回路形成面1a−u上の共用リード
3−uよりも外側の端部の辺に沿って、ボンディングパ
ッド1Bp−uが設けられ、この領域に回路形成面1a
−uが露出している。その他の回路形成面1a−uは大
部分ポリイミドなどのパッシベーション膜で覆われてい
る。ボンディングパッド1Bp−uと共用リード3a−
u及び信号用リード3b−uは、金属細線4−uによっ
て、電気接続が行われている。
る。図1は、本発明の一実施例による樹脂封止型半導体
装置の断面図である。まず、同図における上側の半導体
素子1−u及びリード3−u等について説明する。その
ためさらに、図1の半導体素子1−u上にリード3−u
を接着し、両者をワイヤボンディングした状態の平面図
を図2に示す。同図において、一点鎖線Aは、半導体装
置(樹脂の部分)の外形を示している。これらの図におい
て、電源電圧及び基準電圧を供給するための共用リード
3a−uは、半導体素子1−uの端部近傍をその長辺と
平行に引き伸ばされており、半導体素子1−uの回路形
成面1a−u上で、両者を電気的に絶縁するための絶縁
部材2−uを介して接着されている。また、信号用リー
ド3b−uは、半導体素子1−uの外側に配置される。
半導体素子1−uの回路形成面1a−u上の共用リード
3−uよりも外側の端部の辺に沿って、ボンディングパ
ッド1Bp−uが設けられ、この領域に回路形成面1a
−uが露出している。その他の回路形成面1a−uは大
部分ポリイミドなどのパッシベーション膜で覆われてい
る。ボンディングパッド1Bp−uと共用リード3a−
u及び信号用リード3b−uは、金属細線4−uによっ
て、電気接続が行われている。
【0013】一方、図1における下側の半導体素子1−
l及びリード3−l等に関しては、半導体素子1−l上
にリード3−lを接着し、両者をワイヤボンディングし
た状態の平面図(図3)に示したように、共用リード3a
−l,信号用リード3b−lの両方が、絶縁部材2−l
を介して、半導体素子1−lに接着される。ボンディン
グパッド1Bp−lは、半導体素子1−lの中心線に沿
って設けられており、この領域は回路形成面1a−lが
露出している。その他の回路形成面1a−lの大部分
は、ポリイミドなどのパッシベーション膜で覆われてい
る。ボンディングパッド1Bp−lと共用リード3a−
l及び信号用リード3b−lは、金属細線4−lによっ
て、電気接続が行われている。
l及びリード3−l等に関しては、半導体素子1−l上
にリード3−lを接着し、両者をワイヤボンディングし
た状態の平面図(図3)に示したように、共用リード3a
−l,信号用リード3b−lの両方が、絶縁部材2−l
を介して、半導体素子1−lに接着される。ボンディン
グパッド1Bp−lは、半導体素子1−lの中心線に沿
って設けられており、この領域は回路形成面1a−lが
露出している。その他の回路形成面1a−lの大部分
は、ポリイミドなどのパッシベーション膜で覆われてい
る。ボンディングパッド1Bp−lと共用リード3a−
l及び信号用リード3b−lは、金属細線4−lによっ
て、電気接続が行われている。
【0014】このような上下二つの半導体素子1−u及
び1−lは、回路形成面1a−u及び1a−lが向い合
う状態で積層され、リード3−u及び3−lが例えばレ
−ザ溶接等によって接合され、その後、樹脂5によって
モールドされ、樹脂5より外側のアウターリード部分が
切断,成形される。
び1−lは、回路形成面1a−u及び1a−lが向い合
う状態で積層され、リード3−u及び3−lが例えばレ
−ザ溶接等によって接合され、その後、樹脂5によって
モールドされ、樹脂5より外側のアウターリード部分が
切断,成形される。
【0015】図1では、下側のリード3−lを樹脂5の
外まで伸ばしているが、上側のリード3−uであっても
良い。また、どちらか一方のリードの不要な部分の切断
は、リード同士を接合する際に同時に切断することも可
能であるし、接合後に切断しても良い。また、図2ある
いは図3では、半導体素子1−u及び1−lを支持する
ための電気的には用いないリード3c−u及び3c−l
を備えているが、共用リード3a−u及び3a−lで、
半導体素子1−u及び1−lを支持するとも可能であ
る。
外まで伸ばしているが、上側のリード3−uであっても
良い。また、どちらか一方のリードの不要な部分の切断
は、リード同士を接合する際に同時に切断することも可
能であるし、接合後に切断しても良い。また、図2ある
いは図3では、半導体素子1−u及び1−lを支持する
ための電気的には用いないリード3c−u及び3c−l
を備えているが、共用リード3a−u及び3a−lで、
半導体素子1−u及び1−lを支持するとも可能であ
る。
【0016】本実施例によれば、上下の半導体素子1−
u及び1−lで金属細線4−u及び4−lの位置が異な
るので、金属細線4−uと金属細線4−lがショートす
ることはない。また、これによって半導体素子1−u,
1−l間の間隔を狭くすることができるので、装置の薄
型化にも有効である。
u及び1−lで金属細線4−u及び4−lの位置が異な
るので、金属細線4−uと金属細線4−lがショートす
ることはない。また、これによって半導体素子1−u,
1−l間の間隔を狭くすることができるので、装置の薄
型化にも有効である。
【0017】図5は、本発明の他の実施例による樹脂封
止型半導体装置を示す断面図である。本実施例は、図2
に示した半導体素子を二枚、回路形成面が向い合う状態
で積層した構造である。共用リード3aは、半導体素子
1の端部近傍をその長辺と平行に引き伸ばされており、
半導体素子1の回路形成面1a上で、絶縁部材2を介し
て接着され、信号用リード3bは半導体素子1の外側に
配置される。半導体素子1の回路形成面1a上の共用リ
ード3よりも外側の端部の辺に沿って、ボンディングパ
ッド1Bpが設けられ、ボンディングパッド1Bpと共
用リード3a及び信号用リード3bは、金属細線4によ
って、電気接続が行われている。このような二枚の半導
体素子1の回路形成面1a同士が向い合う状態で積層さ
れ、リード3同士が、例えば、レーザ溶接などによって
接合され、その後、樹脂5によってモールドされ、樹脂
5より外側のアウターリード部分が切断,成形される。
本実施例によれば、共用リード3aを越えて信号用リー
ド3bと半導体素子1とをワイヤボンディングする必要
がないので、従来構造に比べ金属細線4の張り高さを小
さくすることができる。従って、上下の金属細線4同士
がショートすることなく、装置の薄型化を図ることがで
きる。また、メモリなどの用途で同一機能の半導体素子
を二枚積層する場合ならば、同一の配線パターンの素子
及びリードを用いるので生産性も良い。
止型半導体装置を示す断面図である。本実施例は、図2
に示した半導体素子を二枚、回路形成面が向い合う状態
で積層した構造である。共用リード3aは、半導体素子
1の端部近傍をその長辺と平行に引き伸ばされており、
半導体素子1の回路形成面1a上で、絶縁部材2を介し
て接着され、信号用リード3bは半導体素子1の外側に
配置される。半導体素子1の回路形成面1a上の共用リ
ード3よりも外側の端部の辺に沿って、ボンディングパ
ッド1Bpが設けられ、ボンディングパッド1Bpと共
用リード3a及び信号用リード3bは、金属細線4によ
って、電気接続が行われている。このような二枚の半導
体素子1の回路形成面1a同士が向い合う状態で積層さ
れ、リード3同士が、例えば、レーザ溶接などによって
接合され、その後、樹脂5によってモールドされ、樹脂
5より外側のアウターリード部分が切断,成形される。
本実施例によれば、共用リード3aを越えて信号用リー
ド3bと半導体素子1とをワイヤボンディングする必要
がないので、従来構造に比べ金属細線4の張り高さを小
さくすることができる。従って、上下の金属細線4同士
がショートすることなく、装置の薄型化を図ることがで
きる。また、メモリなどの用途で同一機能の半導体素子
を二枚積層する場合ならば、同一の配線パターンの素子
及びリードを用いるので生産性も良い。
【0018】図6ないし図9を用いて、本発明のさらに
他の実施例の樹脂封止型半導体装置を説明する。図6
は、本実施例の半導体装置の素子の回路形成面側の樹脂
を取り除いた状態の平面図である。図7ないし図9は、
いずれも本実施例の樹脂封止型半導体装置の断面図であ
り、それぞれ図6に示したイ−イ線,ロ−ロ線,ハ−ハ
線の位置で切断したものである。図示したように、半導
体素子1の回路形成面1a上に、絶縁部材2を介して、
共用リード3a及び信号用リード3bの先端部が接着さ
れ、共用リード3aより外側の端辺に沿ってボンディン
グパッド1Bpが設けられる。ボンディングパッド1B
pと共用リード3a及び信号用リード3bは、金属細線
4によって電気的に接続される。このような2枚の半導
体素子1の回路形成面1a同士が向い合う状態で積層さ
れ、リード3同士が、例えば、レーザ溶接などによって
接合され、その後、樹脂5によってモールドされ、樹脂
より外側のアウターリード部分が切断,成形される。本
実施例によれば、共用リード3aを越えて信号用リード
3bと半導体素子1とをワイヤボンディングする必要が
ないので、従来構造に比べ金属細線4の張り高さを小さ
くすることができる。従って、上下の金属細線4同士が
ショートすることなく、装置の薄型化を図ることができ
る。また、メモリなどの用途で同一機能の半導体素子を
二枚積層する場合ならば、同一の配線パターンの素子及
びリードを用いるので生産性も良い。
他の実施例の樹脂封止型半導体装置を説明する。図6
は、本実施例の半導体装置の素子の回路形成面側の樹脂
を取り除いた状態の平面図である。図7ないし図9は、
いずれも本実施例の樹脂封止型半導体装置の断面図であ
り、それぞれ図6に示したイ−イ線,ロ−ロ線,ハ−ハ
線の位置で切断したものである。図示したように、半導
体素子1の回路形成面1a上に、絶縁部材2を介して、
共用リード3a及び信号用リード3bの先端部が接着さ
れ、共用リード3aより外側の端辺に沿ってボンディン
グパッド1Bpが設けられる。ボンディングパッド1B
pと共用リード3a及び信号用リード3bは、金属細線
4によって電気的に接続される。このような2枚の半導
体素子1の回路形成面1a同士が向い合う状態で積層さ
れ、リード3同士が、例えば、レーザ溶接などによって
接合され、その後、樹脂5によってモールドされ、樹脂
より外側のアウターリード部分が切断,成形される。本
実施例によれば、共用リード3aを越えて信号用リード
3bと半導体素子1とをワイヤボンディングする必要が
ないので、従来構造に比べ金属細線4の張り高さを小さ
くすることができる。従って、上下の金属細線4同士が
ショートすることなく、装置の薄型化を図ることができ
る。また、メモリなどの用途で同一機能の半導体素子を
二枚積層する場合ならば、同一の配線パターンの素子及
びリードを用いるので生産性も良い。
【0019】さらに、以上の実施例で示した半導体素子
の組み合わせをかえても良い。また、図4に示したよう
に、半導体素子1−u及び1−lの回路形成面1a−u
及び1a−l同士が向い合う状態で積層するので、半導
体素子1−u及び1−lの回路形成面1a−u及び1a
−lの裏面側には樹脂5がなくても良い。このような構
造にすれば、さらに薄型化に有効である。
の組み合わせをかえても良い。また、図4に示したよう
に、半導体素子1−u及び1−lの回路形成面1a−u
及び1a−l同士が向い合う状態で積層するので、半導
体素子1−u及び1−lの回路形成面1a−u及び1a
−lの裏面側には樹脂5がなくても良い。このような構
造にすれば、さらに薄型化に有効である。
【0020】また、二枚の半導体素子を積層する場合に
ついて述べたが、それ以上の半導体素子を積層しても良
い。
ついて述べたが、それ以上の半導体素子を積層しても良
い。
【0021】また、装置の2方向からアウターリードが
出ている場合について述べたが、3方向以上であっても
良い。例えば、図10には4方向からアウターリードが
出ている場合の一実施例の一部を示す平面図を示す。図
中、一点鎖線Aは装置の外形を示している。図示したよ
うに、半導体素子1上に絶縁部材2を介して、共用リー
ド3aが接着され、信号用リード3bは半導体素子1の
外側に配置され、半導体素子1のそれぞれの端辺に沿っ
て、設けられたボンディングパッド1Bpと共用及び信
号用リード3とが金属細線4によって電気的に接続され
る。このような半導体素子1をボンディングパッド同士
が向い合う状態で積層すれば、アウターリードが2方向
から出ている場合と同様の効果が得られる。
出ている場合について述べたが、3方向以上であっても
良い。例えば、図10には4方向からアウターリードが
出ている場合の一実施例の一部を示す平面図を示す。図
中、一点鎖線Aは装置の外形を示している。図示したよ
うに、半導体素子1上に絶縁部材2を介して、共用リー
ド3aが接着され、信号用リード3bは半導体素子1の
外側に配置され、半導体素子1のそれぞれの端辺に沿っ
て、設けられたボンディングパッド1Bpと共用及び信
号用リード3とが金属細線4によって電気的に接続され
る。このような半導体素子1をボンディングパッド同士
が向い合う状態で積層すれば、アウターリードが2方向
から出ている場合と同様の効果が得られる。
【0022】また、アウターリードの形状も図示したガ
ルウィングリードに限るものではなく、バットリード、
Jベンドリードあるいは、ピン挿入タイプのリード等で
あっても良い。
ルウィングリードに限るものではなく、バットリード、
Jベンドリードあるいは、ピン挿入タイプのリード等で
あっても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、半導体素子の回路形成
面同士を向い合わせて積層しても、金属細線同士がショ
ートすることなく、装置を薄型化できる。
面同士を向い合わせて積層しても、金属細線同士がショ
ートすることなく、装置を薄型化できる。
【図1】本発明の一実施例による樹脂封止型半導体装置
の断面図。
の断面図。
【図2】図1の上側の半導体素子上にリードを接着し、
両者をワイヤボンディングした状態の平面図。
両者をワイヤボンディングした状態の平面図。
【図3】図1の下側の半導体素子上にリードを接着し、
両者をワイヤボンディングした状態の平面図。
両者をワイヤボンディングした状態の平面図。
【図4】本発明の他の実施例による樹脂封止型半導体装
置の断面図。
置の断面図。
【図5】本発明の他の実施例による樹脂封止型半導体装
置の断面図。
置の断面図。
【図6】本発明の他の実施例による樹脂封止型半導体装
置の一部を示す平面図。
置の一部を示す平面図。
【図7】図6におけるイ−イ線の位置で切断した本発明
の一実施例の断面図。
の一実施例の断面図。
【図8】図6におけるロ−ロ線の位置で切断した本発明
の一実施例の断面図。
の一実施例の断面図。
【図9】図6におけるハ−ハ線の位置で切断した本発明
の一実施例の断面図。
の一実施例の断面図。
【図10】本発明の他の実施例による樹脂封止型半導体
装置の一部を示す平面図。
装置の一部を示す平面図。
1…半導体素子、2…絶縁部材、3…リード、4…金属
細線、5…樹脂、3a…共用リード、3b…信号用リー
ド、1a…回路形成面、1Bp…ボンディングパッド。
細線、5…樹脂、3a…共用リード、3b…信号用リー
ド、1a…回路形成面、1Bp…ボンディングパッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 竜治 茨城県土浦市神立町502番地株式会社日立 製作所機械研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】複数の半導体素子と共用及び信号用リード
と、前記半導体素子及びリードとを電気的に接続する金
属細線とをそれぞれ少なくとも一対備え、それらの全部
または一部を樹脂で封止した樹脂封止型半導体装置にお
いて、少なくとも一対の前記半導体素子は回路形成面同
士が対向し、前記半導体素子の平面上のそれぞれの金属
細線の位置を異にし、必要に応じてそれぞれのリードを
接合したことを特徴とする樹脂封止型半導体装置。 - 【請求項2】複数の半導体素子と共用及び信号用リード
と、前記半導体素子及びリードとを電気的に接続する手
段とをそれぞれ少なくとも一対備え、それらの全部また
は一部を樹脂で封止した樹脂封止型半導体装置におい
て、回路形成面同士が対向する一対の前記半導体素子の
うちの第一の半導体素子の回路形成面上には、絶縁部材
を介して第一の共用及び信号用リードを接着し、前記共
用リードより内側の前記半導体素子の中央部で、前記共
用及び信号用リードと前記半導体素子とを電気的に接続
し、第二の半導体素子の回路形成面上には、絶縁部材を
介して第二の共用リードのみを接着し、前記第二の信号
用リードを前記半導体素子よりも外側に配置し、前記第
二の共用リードよりも外側の半導体素子の端部近傍で、
前記第二の共用及び信号用リードと半導体素子とを金属
細線によって電気的に接続し、それぞれの前記半導体素
子の平面上の金属細線の位置が異なり、さらに必要に応
じて第一のリードと第二のリードとを接合したことを特
徴とする樹脂封止型半導体装置。 - 【請求項3】複数の半導体素子と共用及び信号用リード
と、前記半導体素子及びリードとを電気的に接続する手
段とをそれぞれ少なくとも一対備え、それらの全部また
は一部を樹脂で封止した樹脂封止型半導体装置におい
て、回路形成面同士が対向する一対の前記半導体素子の
回路形成面上に、それぞれ絶縁部材を介して、共用リー
ドのみを接着し、信号用リードは、前記半導体素子より
も外側に配置し、前記共用リードよりも外側の半導体素
子端部近傍で、前記共用及び信号用リードと前記半導体
素子とを金属細線によって電気的に接続し、それぞれの
リードを必要に応じて接合したことを特徴とする樹脂封
止型半導体装置。 - 【請求項4】複数の半導体素子と共用及び信号用リード
と、前記半導体素子及びリードとを電気的に接続する手
段とをそれぞれ少なくとも一対備え、それらの全部また
は一部を樹脂で封止した樹脂封止型半導体装置におい
て、回路形成面同士が対向する一対の前記半導体素子の
回路形成面上に、それぞれ、絶縁部材を介して、前記共
用及び信号用リードの先端部を接着し、共用リードより
外側の半導体素子端部近傍で、前記共用及び信号用リー
ドと前記半導体素子とを電気的に接続し、それぞれのリ
ードを必要に応じて接合したことを特徴とする樹脂封止
型半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4013695A JPH05206374A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 樹脂封止型半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4013695A JPH05206374A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 樹脂封止型半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05206374A true JPH05206374A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11840334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4013695A Pending JPH05206374A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 樹脂封止型半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05206374A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000033379A1 (en) * | 1998-12-02 | 2000-06-08 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor device, method of manufacture thereof, and electronic device |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4013695A patent/JPH05206374A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000033379A1 (en) * | 1998-12-02 | 2000-06-08 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor device, method of manufacture thereof, and electronic device |
CN100370612C (zh) * | 1998-12-02 | 2008-02-20 | 株式会社日立制作所 | 半导体装置 |
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