JP3016049B2 - 半導体装置 - Google Patents
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- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
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- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子等を立体的
に実装した半導体装置に関するものである。
に実装した半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の電子機器の性能向上に伴い、半導
体素子等の高密度実装が要請されている。従来、半導体
素子は、通常1個ずつセラミック、合成樹脂等によって
パッケージされ、プリント基板に搭載されていた。しか
しながら、このような実装方式ではプリント基板の単位
面積当りに搭載できる半導体素子の数に限度があり、高
密度実装や装置の小形化に対応できなかった。そこで、
半導体素子をパッケージしないで直接プリント基板に実
装するベヤチップ実装と呼ばれる方式が採用されてお
り、さらに、最近では半導体素子を立体的に実装する方
式が検討されはじめている。
体素子等の高密度実装が要請されている。従来、半導体
素子は、通常1個ずつセラミック、合成樹脂等によって
パッケージされ、プリント基板に搭載されていた。しか
しながら、このような実装方式ではプリント基板の単位
面積当りに搭載できる半導体素子の数に限度があり、高
密度実装や装置の小形化に対応できなかった。そこで、
半導体素子をパッケージしないで直接プリント基板に実
装するベヤチップ実装と呼ばれる方式が採用されてお
り、さらに、最近では半導体素子を立体的に実装する方
式が検討されはじめている。
【0003】図14〜図17は、PROCEEDING
S OF THE 6TH IN−TERNATION
AL MICROELECTRONICS CONFE
R−ENCE、1990の予稿の第29頁〜第37頁に
記載された半導体素子の立体実装方法の説明図である。
TABテープ51のデバイスホール52には半導体素子
55aが配設され、その各電極56とTABテープ51
のフィンガー53とはそれぞれワイヤ54により電気的
に接続されている。なお、半導体素子55aにバンプを
形成してTABテープ51のフィンガー53と直接接続
しなかったのは、バンプ作成工程を省略するためであ
る。
S OF THE 6TH IN−TERNATION
AL MICROELECTRONICS CONFE
R−ENCE、1990の予稿の第29頁〜第37頁に
記載された半導体素子の立体実装方法の説明図である。
TABテープ51のデバイスホール52には半導体素子
55aが配設され、その各電極56とTABテープ51
のフィンガー53とはそれぞれワイヤ54により電気的
に接続されている。なお、半導体素子55aにバンプを
形成してTABテープ51のフィンガー53と直接接続
しなかったのは、バンプ作成工程を省略するためであ
る。
【0004】次に、半導体素子55aが搭載された複数
のTABテープ51a〜51eを、図15に示すように
エポキシ樹脂の如き接着剤57を介して上下に重ね合
せ、一体に結合する。ついで、ワイヤ54を含むトリム
領域58で切断し、半導体素子群をTABテープ51a
〜51eから抜き取る。このとき、切断面には図16に
示すようにフィンガー53と電極56を接続したワイヤ
54の断面が露出する。
のTABテープ51a〜51eを、図15に示すように
エポキシ樹脂の如き接着剤57を介して上下に重ね合
せ、一体に結合する。ついで、ワイヤ54を含むトリム
領域58で切断し、半導体素子群をTABテープ51a
〜51eから抜き取る。このとき、切断面には図16に
示すようにフィンガー53と電極56を接続したワイヤ
54の断面が露出する。
【0005】このような半導体装置は、メモリー用とし
て使用されることが多いため、図17に示すように露出
しているワイヤ4の断面を膜印刷等59により直列に接
続し、共通端子として使用している。この半導体装置は
上記のような構造であるため、実質的な配線長が短かく
なって浮遊容量が小さくなる、単位面積(体積)当りに
搭載される半導体素子等が増加する等、有利な点が多い
としている。
て使用されることが多いため、図17に示すように露出
しているワイヤ4の断面を膜印刷等59により直列に接
続し、共通端子として使用している。この半導体装置は
上記のような構造であるため、実質的な配線長が短かく
なって浮遊容量が小さくなる、単位面積(体積)当りに
搭載される半導体素子等が増加する等、有利な点が多い
としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構造の半
導体装置は、微小体積内に多数の半導体素子等が搭載さ
れているため、メモリーであっても発熱による温度上昇
は避けられない。この点については、前記刊行物の著者
も検討を行なっており、LSIの容量が256KのSR
AMを搭載した場合、特別に放熱対策を講じなくても使
用可能であるとしているが、マージンはほとんどない。
しかしながら、今後は4M、16M、32Mビットの時
代になることは必至であり、放熱対策を講じなければ使
用に耐えないことは明らかである。
導体装置は、微小体積内に多数の半導体素子等が搭載さ
れているため、メモリーであっても発熱による温度上昇
は避けられない。この点については、前記刊行物の著者
も検討を行なっており、LSIの容量が256KのSR
AMを搭載した場合、特別に放熱対策を講じなくても使
用可能であるとしているが、マージンはほとんどない。
しかしながら、今後は4M、16M、32Mビットの時
代になることは必至であり、放熱対策を講じなければ使
用に耐えないことは明らかである。
【0007】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、発熱による温度上昇を抑制して常に適温に保
持することのできる半導体装置を得ることを目的したも
のである。
たもので、発熱による温度上昇を抑制して常に適温に保
持することのできる半導体装置を得ることを目的したも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
はそれぞれ半導体素子が接続された複数のリードフレー
ムまたはTABテープと、前記半導体素子の間に介在す
る放熱手段と、前記半導体素子、前記複数のリードフレ
ームまたはTABテープおよび前記放熱手段を一体に封
止する封止樹脂とを含み、前記放熱手段の端部は前記封
止樹脂から露出しているようにしたものである。
はそれぞれ半導体素子が接続された複数のリードフレー
ムまたはTABテープと、前記半導体素子の間に介在す
る放熱手段と、前記半導体素子、前記複数のリードフレ
ームまたはTABテープおよび前記放熱手段を一体に封
止する封止樹脂とを含み、前記放熱手段の端部は前記封
止樹脂から露出しているようにしたものである。
【0009】また、上記の半導体素子において、放熱手
段は、リードフレームのダイパットの面積を、半導体素
子の面積より部分的または全体的に大きくして放熱手段
を構成し、放熱手段を熱伝導の良好な放熱板によって構
成し、また、この放熱板をリードフレームのリードの厚
さより厚く構成したものである。さらに、上記各放熱手
段の幅を半導体素子より狭く、長さを半導体素子より長
く構成したものである。
段は、リードフレームのダイパットの面積を、半導体素
子の面積より部分的または全体的に大きくして放熱手段
を構成し、放熱手段を熱伝導の良好な放熱板によって構
成し、また、この放熱板をリードフレームのリードの厚
さより厚く構成したものである。さらに、上記各放熱手
段の幅を半導体素子より狭く、長さを半導体素子より長
く構成したものである。
【0010】また、前記リードフレームまたはTABテ
ープに接続された前記半導体素子のリードは、他のリー
ドフレームまたはTABテープに接続された前記半導体
素子の対応するリードと共通接続されたものである。
ープに接続された前記半導体素子のリードは、他のリー
ドフレームまたはTABテープに接続された前記半導体
素子の対応するリードと共通接続されたものである。
【0011】
【作用】半導体素子が搭載された複数のリードフレーム
又はTABテープを放熱手段を介して上下に積み重ねて
接着剤により一体的に結合する。ついで、半導体素子、
リード、半導体素子とリードを接続するワイヤ及び放熱
手段の一部又は全部を樹脂等でパッケージして半導体装
置を構成する。この半導体装置はプリント基板等に搭載
され、パッケージの側面に露出したリードがプリント基
板等の配線パターンに接続され、実装される。
又はTABテープを放熱手段を介して上下に積み重ねて
接着剤により一体的に結合する。ついで、半導体素子、
リード、半導体素子とリードを接続するワイヤ及び放熱
手段の一部又は全部を樹脂等でパッケージして半導体装
置を構成する。この半導体装置はプリント基板等に搭載
され、パッケージの側面に露出したリードがプリント基
板等の配線パターンに接続され、実装される。
【0012】また、放熱手段の面積を半導体素子の面積
より大きく構成し、あるいは熱伝導の良好な放熱板によ
って放熱手段を構成することにより、放熱効果を高め
る。さらに、放熱板をリードフレームのリードの厚さよ
り厚く構成することにより、下段の半導体素子の電極と
リードを接続するリードが、上段の半導体素子又はリー
ドに接触するのを防止する。
より大きく構成し、あるいは熱伝導の良好な放熱板によ
って放熱手段を構成することにより、放熱効果を高め
る。さらに、放熱板をリードフレームのリードの厚さよ
り厚く構成することにより、下段の半導体素子の電極と
リードを接続するリードが、上段の半導体素子又はリー
ドに接触するのを防止する。
【0013】
【実施例】実施例1. 図1は本発明の第1の実施例の平面図、図2は図1のA
−A断面図、図3は図1の側面図である。図において、
1はリードフレームで、搭載される半導体素子5aより
幅が狭く細長い形状で、半導体素子5aの面積より大き
い面積のダイパット2aと、複数のリード3とからなっ
ている。なお、図にはダイパット2aを支持する吊りリ
ードは省略してある。上記のようなリードフレーム1の
厚さtは通常0.2〜1mm程度であり、半導体素子5
aの電極6のピッチPは200〜800μm程度であっ
て、半導体素子5aはダイパット2a上に搭載され、そ
の電極6とこれに対応するリード3とは、それぞれワイ
ヤ4により接続される。
−A断面図、図3は図1の側面図である。図において、
1はリードフレームで、搭載される半導体素子5aより
幅が狭く細長い形状で、半導体素子5aの面積より大き
い面積のダイパット2aと、複数のリード3とからなっ
ている。なお、図にはダイパット2aを支持する吊りリ
ードは省略してある。上記のようなリードフレーム1の
厚さtは通常0.2〜1mm程度であり、半導体素子5
aの電極6のピッチPは200〜800μm程度であっ
て、半導体素子5aはダイパット2a上に搭載され、そ
の電極6とこれに対応するリード3とは、それぞれワイ
ヤ4により接続される。
【0014】このようにして半導体素子5aが搭載さ
れ、その電極6とリード3とがワイヤ4で接続された複
数個のリードフレーム1a,1b,1c,1dは、図
2、図3に示すように上下方向に積み重ねられ、ダイパ
ット2a〜2cと半導体素子5b〜5dとは、ポリイミ
ド系、エポキシ系等の接着剤7によって一体的に接着結
合される。
れ、その電極6とリード3とがワイヤ4で接続された複
数個のリードフレーム1a,1b,1c,1dは、図
2、図3に示すように上下方向に積み重ねられ、ダイパ
ット2a〜2cと半導体素子5b〜5dとは、ポリイミ
ド系、エポキシ系等の接着剤7によって一体的に接着結
合される。
【0015】この場合、上下の半導体素子5a〜5d
は、電極6のピッチPの1/2ずつ互いにずらせて接着
されている。これは、下段の半導体素子(例えば5b)
のワイヤ4が、上段の半導体素子(例えば5a)やリー
ド3に接触するのを防止するためである。また、ダイパ
ット2a〜2dの厚さtは、図3から明らかなように、
下段の半導体素子(例えば5b)のワイヤ4が、上段の
半導体素子(例えば5a)やリード3に接触しないよう
に、ワイヤ張りの高さhより厚いことが必要である。な
お、ワイヤ4に被覆線を用いれば、上下の半導体素子5
a〜5dの位置をずらせたり、ダイパット2の厚さtを
ワイヤ張りの高さhより厚くする必要はない。
は、電極6のピッチPの1/2ずつ互いにずらせて接着
されている。これは、下段の半導体素子(例えば5b)
のワイヤ4が、上段の半導体素子(例えば5a)やリー
ド3に接触するのを防止するためである。また、ダイパ
ット2a〜2dの厚さtは、図3から明らかなように、
下段の半導体素子(例えば5b)のワイヤ4が、上段の
半導体素子(例えば5a)やリード3に接触しないよう
に、ワイヤ張りの高さhより厚いことが必要である。な
お、ワイヤ4に被覆線を用いれば、上下の半導体素子5
a〜5dの位置をずらせたり、ダイパット2の厚さtを
ワイヤ張りの高さhより厚くする必要はない。
【0016】上記のような半導体装置は、半導体素子5
a〜5dを中心にセラミック、樹脂等でパッケージさ
れ、プリント基板等に実装されて使用される。この場
合、半導体素子5a〜5dが搭載されたダイパット2a
〜2dは放熱手段として機能し、面積が大きいので放熱
が促進され、半導体装置の温度上昇が抑制されて性能に
悪影響を及ぼすことはない。
a〜5dを中心にセラミック、樹脂等でパッケージさ
れ、プリント基板等に実装されて使用される。この場
合、半導体素子5a〜5dが搭載されたダイパット2a
〜2dは放熱手段として機能し、面積が大きいので放熱
が促進され、半導体装置の温度上昇が抑制されて性能に
悪影響を及ぼすことはない。
【0017】実施例2. 図4は本発明の第2の実施例の平面図、図5は図4のB
−B断面図で、図4、図5には本発明を構成する半導体
素子を搭載した1個のリードフレームのみが示してあ
る。21a,21bはリードフレーム1に設けたダイパ
ット(吊りリードは省略してある)で、本実施例におい
ては、ダイパット21a,21bはその対向部が半導体
素子5の側縁部に当接する長さに構成され、両ダイパッ
ト21a,21bの間には空間部22が形成されてい
る。また、本実施例においてはリード31は上記の空間
部22まで延長され、半導体素子5はダイパット21
a,21bの内側端部と、リード31の延長部の上に搭
載され、その電極6とリード3とがそれぞれワイヤ4で
接続される。
−B断面図で、図4、図5には本発明を構成する半導体
素子を搭載した1個のリードフレームのみが示してあ
る。21a,21bはリードフレーム1に設けたダイパ
ット(吊りリードは省略してある)で、本実施例におい
ては、ダイパット21a,21bはその対向部が半導体
素子5の側縁部に当接する長さに構成され、両ダイパッ
ト21a,21bの間には空間部22が形成されてい
る。また、本実施例においてはリード31は上記の空間
部22まで延長され、半導体素子5はダイパット21
a,21bの内側端部と、リード31の延長部の上に搭
載され、その電極6とリード3とがそれぞれワイヤ4で
接続される。
【0018】上記のように構成した本実施例において
も、第1の実施例で説明したように、半導体素子5aが
搭載された複数個のリードフレーム1が上下方向に積重
ねられ、樹脂等でパッケージされて半導体装置が構成さ
れる。
も、第1の実施例で説明したように、半導体素子5aが
搭載された複数個のリードフレーム1が上下方向に積重
ねられ、樹脂等でパッケージされて半導体装置が構成さ
れる。
【0019】実施例3. 図6は本発明の第3の実施例の平面図、図7はその側面
図である。本実施例においては、リードフレーム1にリ
ード31のみを設けてダイパットを省略し、リードフレ
ーム31上に半導体素子5aを搭載してその電極6とリ
ード31とをそれぞれワイヤ4で接続する。このように
して半導体素子5aが搭載された複数のリードフレーム
1a〜1dを、銅板、アルミニウム板の如き熱伝導の良
好な材料からる長方形の放熱板8a〜8dを介して上下
方向に積み重ね、半導体素子5a〜5dと放熱板8a〜
8dを接着剤7により接着して一体的に結合し、樹脂等
によってパッケージしたものである。なお、図6、図7
にはリード31の外端部を切り揃えた例が示してある。
図である。本実施例においては、リードフレーム1にリ
ード31のみを設けてダイパットを省略し、リードフレ
ーム31上に半導体素子5aを搭載してその電極6とリ
ード31とをそれぞれワイヤ4で接続する。このように
して半導体素子5aが搭載された複数のリードフレーム
1a〜1dを、銅板、アルミニウム板の如き熱伝導の良
好な材料からる長方形の放熱板8a〜8dを介して上下
方向に積み重ね、半導体素子5a〜5dと放熱板8a〜
8dを接着剤7により接着して一体的に結合し、樹脂等
によってパッケージしたものである。なお、図6、図7
にはリード31の外端部を切り揃えた例が示してある。
【0020】上記のような本実施例において、放熱板8
a〜8dの厚さt1 は、リード31の厚さtとリード張
りの高さhとを加えた値より厚く、t1 >t+hに選ば
れている。このように構成することにより、半導体素子
5a〜5dの位置をP/2だけずらせたり、被覆線のワ
イヤ4を使用したりしなくても、下方のワイヤ4が上方
の半導体素子やリードに接触することはない。
a〜8dの厚さt1 は、リード31の厚さtとリード張
りの高さhとを加えた値より厚く、t1 >t+hに選ば
れている。このように構成することにより、半導体素子
5a〜5dの位置をP/2だけずらせたり、被覆線のワ
イヤ4を使用したりしなくても、下方のワイヤ4が上方
の半導体素子やリードに接触することはない。
【0021】実施例4. 図8は本発明の第4の実施例の平面図である。第1〜第
3の実施例では半導体素子5の対向する2辺に電極6が
設けられている場合を示したが、本実施例は半導体素子
5aの4辺に電極6が設けられている場合の例である。
23は中央部に半導体素子5と同じか僅かに大きい搭載
部24を有し、その両側に切欠部25を介して放熱部2
6が設けられた放熱板を兼ねたダイパットである。
3の実施例では半導体素子5の対向する2辺に電極6が
設けられている場合を示したが、本実施例は半導体素子
5aの4辺に電極6が設けられている場合の例である。
23は中央部に半導体素子5と同じか僅かに大きい搭載
部24を有し、その両側に切欠部25を介して放熱部2
6が設けられた放熱板を兼ねたダイパットである。
【0022】上記のようなリードフレーム1において
は、搭載部24に半導体素子5aが搭載されて4辺に設
けた電極6とリード32とがそれぞれワイヤ4で接続さ
れる。そして、第1〜第3の実施例と同様に、半導体素
子5aが搭載された複数のリードフレーム1を上下方向
に積み重ねて接着剤により一体的に結合し、樹脂等でパ
ッケージして半導体装置を構成する。
は、搭載部24に半導体素子5aが搭載されて4辺に設
けた電極6とリード32とがそれぞれワイヤ4で接続さ
れる。そして、第1〜第3の実施例と同様に、半導体素
子5aが搭載された複数のリードフレーム1を上下方向
に積み重ねて接着剤により一体的に結合し、樹脂等でパ
ッケージして半導体装置を構成する。
【0023】実施例5. 図9は本発明の第5の実施例の平面図、図10は図9の
側面図である。本実施例は、通常のダイパット27を有
するリードフレーム1を使用し、そのダイパット27に
半導体素子5aを搭載して電極6とリード31とをそれ
ぞれワイヤ4で接続する。次に、ダイパット27に半導
体素子5aが搭載された複数のリードフレーム1a〜1
dを、銅板、アルミニウム板の如く熱伝導の良好な放熱
板8a〜8dを介して上下方向に積重ね、接着剤7で接
着して一体に結合し、樹脂等でパッケージしたものであ
る。
側面図である。本実施例は、通常のダイパット27を有
するリードフレーム1を使用し、そのダイパット27に
半導体素子5aを搭載して電極6とリード31とをそれ
ぞれワイヤ4で接続する。次に、ダイパット27に半導
体素子5aが搭載された複数のリードフレーム1a〜1
dを、銅板、アルミニウム板の如く熱伝導の良好な放熱
板8a〜8dを介して上下方向に積重ね、接着剤7で接
着して一体に結合し、樹脂等でパッケージしたものであ
る。
【0024】実施例6. 図11は本発明の第6の実施例の平面図、図12はパッ
ケージを施した状態を示す正面図、図13はその側面図
である。本実施例は第3の実施例(図6、図7)と同じ
構造のリードフレーム1のリード3をトリム領域10で
切断し、放熱板8a〜8dを介して上下方向に積み重ね
たのち、半導体素子5a〜5d、リード3、ワイヤ4及
び放熱板8a〜8dの一部を樹脂等11によりパッケー
ジしたものである。なお、放熱板8a〜8dを含む全体
を樹脂等11でパッケージしてもよい。このとき、リー
ド3の切断面をパッケージの側面から僅かに突出させ、
あるいはパッケージの側面と同一平面とする。
ケージを施した状態を示す正面図、図13はその側面図
である。本実施例は第3の実施例(図6、図7)と同じ
構造のリードフレーム1のリード3をトリム領域10で
切断し、放熱板8a〜8dを介して上下方向に積み重ね
たのち、半導体素子5a〜5d、リード3、ワイヤ4及
び放熱板8a〜8dの一部を樹脂等11によりパッケー
ジしたものである。なお、放熱板8a〜8dを含む全体
を樹脂等11でパッケージしてもよい。このとき、リー
ド3の切断面をパッケージの側面から僅かに突出させ、
あるいはパッケージの側面と同一平面とする。
【0025】リード3をパッケージから突出させた場合
は、上下方向のリード3を電気導体12(破線で示す)
により接続する。この場合、リード3と電気導体12と
は、例えばワイヤボンディングなどに使用するワイヤ、
微小幅の金属板などが適しているが、膜導体も使用する
ことができる。また、リード3の断面がパッケージの側
面と同一平面上にある場合は、各リード3を接続する電
気導体12として膜導体を使用することができる。な
お、プリント基板等との接続は、電気導体12の先端部
13で行なう。
は、上下方向のリード3を電気導体12(破線で示す)
により接続する。この場合、リード3と電気導体12と
は、例えばワイヤボンディングなどに使用するワイヤ、
微小幅の金属板などが適しているが、膜導体も使用する
ことができる。また、リード3の断面がパッケージの側
面と同一平面上にある場合は、各リード3を接続する電
気導体12として膜導体を使用することができる。な
お、プリント基板等との接続は、電気導体12の先端部
13で行なう。
【0026】一般に、リード3の断面は100×100
μm又はそれ以上の面積の場合が多く、また、そのピッ
チも比較的自由に設定できるので、上述のリード3を結
ぶ配線は容易に行なうことかできる。なお、リード3の
端部を接続する方法及びプリント基板等との接続方法は
上記以外にも種々あるが、本発明の目的とは直接関係な
いので、省略する。
μm又はそれ以上の面積の場合が多く、また、そのピッ
チも比較的自由に設定できるので、上述のリード3を結
ぶ配線は容易に行なうことかできる。なお、リード3の
端部を接続する方法及びプリント基板等との接続方法は
上記以外にも種々あるが、本発明の目的とは直接関係な
いので、省略する。
【0027】上記のように構成することにより実質的な
配線長が短かくなって浮遊容量が小さくなり、また単位
面積(体積)当りに搭載される半導体素子を増加できる
ばかりでなく、放熱手段により放熱効果に優れた半導体
装置を得ることができる。なお、上記の第6の実施例で
説明したリード3の端部の接続方法は第1〜第5の実施
例にも実施することができる。
配線長が短かくなって浮遊容量が小さくなり、また単位
面積(体積)当りに搭載される半導体素子を増加できる
ばかりでなく、放熱手段により放熱効果に優れた半導体
装置を得ることができる。なお、上記の第6の実施例で
説明したリード3の端部の接続方法は第1〜第5の実施
例にも実施することができる。
【0028】上記の各実施例は、半導体素子5を搭載し
たリードフレーム1を積み重ねて半導体装置を構成した
場合を示したが、半導体素子を搭載したTABテープを
積み重ねて半導体装置を構成する場合にも本発明を実施
することができる。また、上記の各実施例においては、
半導体素子の一方の側に放熱手段を介在させた場合を示
したが、半導体素子の両側に放熱手段を介在させてもよ
い。
たリードフレーム1を積み重ねて半導体装置を構成した
場合を示したが、半導体素子を搭載したTABテープを
積み重ねて半導体装置を構成する場合にも本発明を実施
することができる。また、上記の各実施例においては、
半導体素子の一方の側に放熱手段を介在させた場合を示
したが、半導体素子の両側に放熱手段を介在させてもよ
い。
【0029】さらに、上記の各実施例では、各半導体素
子の間又は各半導体素子の搭載部の間に放熱手段を介在
させた場合を示したが、複数個の半導体素子を積み重ね
た半導体素子群の間又は半導体素子の搭載部群の間に放
熱手段を介在させてもよい。また、各実施例では4個の
半導体素子を上下に積重ねた例を示したが、本発明は半
導体素子の数を限定するものではなく、2個以上であれ
ばよい。
子の間又は各半導体素子の搭載部の間に放熱手段を介在
させた場合を示したが、複数個の半導体素子を積み重ね
た半導体素子群の間又は半導体素子の搭載部群の間に放
熱手段を介在させてもよい。また、各実施例では4個の
半導体素子を上下に積重ねた例を示したが、本発明は半
導体素子の数を限定するものではなく、2個以上であれ
ばよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明は、それぞ
れ半導体素子が接続された複数のリードフレームまたは
TABテープと、前記半導体素子の間に介在する放熱手
段と、前記半導体素子、前記複数のリードフレームまた
はTABテープおよび前記放熱手段を一体に封止する封
止樹脂とを含み、前記放熱手段の端部は前記封止樹脂か
ら露出しているようにしたので、放熱手段により効率よ
く放熱して温度上昇を抑制でき、小型でかつ低コストの
半導体装置を提供することができるという効果がある。
れ半導体素子が接続された複数のリードフレームまたは
TABテープと、前記半導体素子の間に介在する放熱手
段と、前記半導体素子、前記複数のリードフレームまた
はTABテープおよび前記放熱手段を一体に封止する封
止樹脂とを含み、前記放熱手段の端部は前記封止樹脂か
ら露出しているようにしたので、放熱手段により効率よ
く放熱して温度上昇を抑制でき、小型でかつ低コストの
半導体装置を提供することができるという効果がある。
【0031】また、放熱手段である放熱板をリードフレ
ームのリードより厚く構成することにより、半導体素子
の電極とリードを接続するワイヤが上段の半導体素子や
リードと接触するのを防止することができる。
ームのリードより厚く構成することにより、半導体素子
の電極とリードを接続するワイヤが上段の半導体素子や
リードと接触するのを防止することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の平面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】本発明の第3の実施例の平面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】本発明の第4の実施例の平面図である。
【図9】本発明の第5の実施例の平面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】本発明の第6の実施例の平面図である。
【図12】パッケージを施した状態を示す図11の正面
図である。
図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】従来の半導体装置の一例の平面図である。
【図15】図14のC−C断面図である。
【図16】図15をトリム領域で切断した状態を示す側
面図である。
面図である。
【図17】図16の配線状態を示す側面図である。
1 リードフレーム 2a〜2d、21a,21b,23,27 ダイパット 3,31,32 リード 4 ワイヤ 5a〜5d 半導体素子 6 電極 7 接着剤 8a〜8d 放熱板 11 樹脂等 12 電気導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 25/04
Claims (6)
- 【請求項1】 それぞれ半導体素子が接続された複数の
リードフレームまたはTABテープと、 前記半導体素子の間に介在する放熱手段と、前記半導体素子、前記複数のリードフレームまたはTA
Bテープおよび前記放熱手段を一体に封止する封止樹脂
とを含み、 前記放熱手段の端部は前記封止樹脂から露出しているこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記放熱手段は、前記リードフレームに
設けられたダイパッドの面積を前記半導体素子の面積よ
り部分的または全体的に大きくして構成されたことを特
徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記放熱手段は、熱伝導の良好な放熱板
であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記放熱手段は、前記リードフレームの
リードの厚さよりも厚く構成したことを特徴とする請求
項1記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記放熱手段の幅を半導体装置より狭
く、長さを前記半導体素子より長く構成したことを特徴
とするる請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記リードフレームまたはTABテープ
に接続された前記半導体素子のリードは、他のリードフ
レームまたはTABテープに接続された前記半導体素子
の対応するリードと共通接続されていることを特徴とす
るる請求項1記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4010938A JP3016049B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4010938A JP3016049B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05206375A JPH05206375A (ja) | 1993-08-13 |
| JP3016049B2 true JP3016049B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=11764163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4010938A Expired - Fee Related JP3016049B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3016049B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08279591A (ja) * | 1995-04-07 | 1996-10-22 | Nec Corp | 半導体装置とその製造方法 |
| US8324725B2 (en) | 2004-09-27 | 2012-12-04 | Formfactor, Inc. | Stacked die module |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP4010938A patent/JP3016049B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05206375A (ja) | 1993-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |