JPH05205794A - バッテリーコネクタカバー - Google Patents
バッテリーコネクタカバーInfo
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- JPH05205794A JPH05205794A JP4257710A JP25771092A JPH05205794A JP H05205794 A JPH05205794 A JP H05205794A JP 4257710 A JP4257710 A JP 4257710A JP 25771092 A JP25771092 A JP 25771092A JP H05205794 A JPH05205794 A JP H05205794A
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- JP
- Japan
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- connector
- battery
- wall member
- bottom wall
- cover
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/04—Arrangement of batteries
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バッテリーケーブルへの自動取り付け作業に
適するバッテリーコネクタカバーを提供する。 【構成】 コネクタを挟むように構成された上壁部材２
８とプラスチックからなる底壁部材２６とを有し、底壁
部材は、バッテリーポストを受ける柱状の穴部３２と、
穴部に一直線に並ぶ底壁部材にコネクタを固定する取付
け部材３３とを有し、この取付け部材により、コネクタ
の底壁部材への接続力が保持され、底壁部材は、半円状
に分割された保持溝３８を有し、保持溝は、バッテリー
ターミナルの環状のフランジ部と接続される構成であ
る。
適するバッテリーコネクタカバーを提供する。 【構成】 コネクタを挟むように構成された上壁部材２
８とプラスチックからなる底壁部材２６とを有し、底壁
部材は、バッテリーポストを受ける柱状の穴部３２と、
穴部に一直線に並ぶ底壁部材にコネクタを固定する取付
け部材３３とを有し、この取付け部材により、コネクタ
の底壁部材への接続力が保持され、底壁部材は、半円状
に分割された保持溝３８を有し、保持溝は、バッテリー
ターミナルの環状のフランジ部と接続される構成であ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄電池のターミナルコ
ネクタに関し、特にコネクタカバー及び自動車組み立て
作業における特別な組付け方法に関する。
ネクタに関し、特にコネクタカバー及び自動車組み立て
作業における特別な組付け方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、自動車、貨物車、トラクター、
及びその他の自動車等に用いられる蓄電池は、一般に鉛
合金物質で作られた一対のターミナル・ポストを有す
る。蓄電池は、バッテリーポストに接続するコネクタを
有するバッテリーケーブルによって電気的及び機械的
に、自動車の電気系統に接続されている。
及びその他の自動車等に用いられる蓄電池は、一般に鉛
合金物質で作られた一対のターミナル・ポストを有す
る。蓄電池は、バッテリーポストに接続するコネクタを
有するバッテリーケーブルによって電気的及び機械的
に、自動車の電気系統に接続されている。
【０００３】コネクタカバーは、コネクタのバッテリー
ポストへの接続部を、腐食や汚れ等から遮断し、かつ、
バッテリーターミナルの接続部を絶縁するために用いら
れるものである。
ポストへの接続部を、腐食や汚れ等から遮断し、かつ、
バッテリーターミナルの接続部を絶縁するために用いら
れるものである。
【０００４】このため、その製造の低廉化、取付けの容
易化、並びに、ケーブルやバッテリーの使用が便利であ
ることが望まれていた。
易化、並びに、ケーブルやバッテリーの使用が便利であ
ることが望まれていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のバッテ
リーコネクタカバーでは、バッテリーケーブルへの自動
取り付けには適しておらず、製造及び取り付け作業にお
いて経済的ではなかった。
リーコネクタカバーでは、バッテリーケーブルへの自動
取り付けには適しておらず、製造及び取り付け作業にお
いて経済的ではなかった。
【０００６】また、その組み立てが、過度に複雑であ
り、バッテリーのターミナルコネクションの保護におい
ても、その効果が低く、使用が不便であるという問題が
あった。
り、バッテリーのターミナルコネクションの保護におい
ても、その効果が低く、使用が不便であるという問題が
あった。
【０００７】そこで、本発明の第１の技術的課題は、上
記欠点に鑑み、バッテリーケーブルへの自動取り付け作
業に適するよう、新たに改善されたバッテリーコネクタ
カバーを供給することである。
記欠点に鑑み、バッテリーケーブルへの自動取り付け作
業に適するよう、新たに改善されたバッテリーコネクタ
カバーを供給することである。
【０００８】また、本発明の第２の技術的課題は、本発
明に係わるコネクタカバーをコネクタに直接取付けるこ
とにより、バッテリーケーブル群をユニット化して、自
動車への取付け前の出荷及び在庫管理を有効化すること
である。
明に係わるコネクタカバーをコネクタに直接取付けるこ
とにより、バッテリーケーブル群をユニット化して、自
動車への取付け前の出荷及び在庫管理を有効化すること
である。
【０００９】さらに、本発明の第３の技術的課題は、そ
の使用が便利であり、バッテリーターミナルへの接続が
速く、かつ、簡単であること、また、製造コストが低廉
で、使用耐久性に優れ、その美観をも優れたバッテリー
コネクタカバーを供給することである。
の使用が便利であり、バッテリーターミナルへの接続が
速く、かつ、簡単であること、また、製造コストが低廉
で、使用耐久性に優れ、その美観をも優れたバッテリー
コネクタカバーを供給することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、バッテ
リーポストを締結するターミナルコネクタに設けるバッ
テリーコネクタカバーであって、バッテリーポストを受
ける開口部を形成する割れリングと、バッテリーポスト
の周りに前記割れリングを圧接して、バッテリーポスト
にコネクタを締結するボルト手段とを伴って、コネクタ
を包むように構成される上壁部材及び底壁部材を有し、
前記底壁部材は、バッテリーポストを受け、通過させる
穴部を有するものであり、前記底壁部材にコネクタを固
定して、開口部を前記穴部と直線上に並ばす固定手段を
有することを特徴とするバッテリーコネクタカバーが得
られる。
リーポストを締結するターミナルコネクタに設けるバッ
テリーコネクタカバーであって、バッテリーポストを受
ける開口部を形成する割れリングと、バッテリーポスト
の周りに前記割れリングを圧接して、バッテリーポスト
にコネクタを締結するボルト手段とを伴って、コネクタ
を包むように構成される上壁部材及び底壁部材を有し、
前記底壁部材は、バッテリーポストを受け、通過させる
穴部を有するものであり、前記底壁部材にコネクタを固
定して、開口部を前記穴部と直線上に並ばす固定手段を
有することを特徴とするバッテリーコネクタカバーが得
られる。
【００１１】また、本発明によれば、前記のバッテリー
コネクタカバーにおいて、前記固定手段は、前記底壁部
材にコネクタを固定する締付け不要なコネクタ手段を有
することを特徴とするバッテリーコネクタカバーが得ら
れる。
コネクタカバーにおいて、前記固定手段は、前記底壁部
材にコネクタを固定する締付け不要なコネクタ手段を有
することを特徴とするバッテリーコネクタカバーが得ら
れる。
【００１２】また、本発明によれば、前記バッテリーコ
ネクタカバーにおいて、前記固定手段は、コネクタの接
続を保持する手段を有することを特徴とするバッテリー
コネクタカバーが得られる。
ネクタカバーにおいて、前記固定手段は、コネクタの接
続を保持する手段を有することを特徴とするバッテリー
コネクタカバーが得られる。
【００１３】また、本発明によれば、前記バッテリーコ
ネクタカバーにおいて、前記固定手段は、実質的に直線
的なコネクタの挿入により、保持力を有する力学的な接
続を許容する手段を有することを特徴とするバッテリー
コネクタカバーが得られる。
ネクタカバーにおいて、前記固定手段は、実質的に直線
的なコネクタの挿入により、保持力を有する力学的な接
続を許容する手段を有することを特徴とするバッテリー
コネクタカバーが得られる。
【００１４】また、本発明によれば、前記バッテリーコ
ネクタカバーにおいて、前記底壁部材は、プラスチック
鋳造され、前記固定手段は、前記底壁部材と一体に形成
された半円形保持溝を有し、該半円形保持溝は、コネク
タの環状フランジを接続保持する形状を呈していること
を特徴とするバッテリーコネクタカバーが得られる。
ネクタカバーにおいて、前記底壁部材は、プラスチック
鋳造され、前記固定手段は、前記底壁部材と一体に形成
された半円形保持溝を有し、該半円形保持溝は、コネク
タの環状フランジを接続保持する形状を呈していること
を特徴とするバッテリーコネクタカバーが得られる。
【００１５】また、本発明によれば、前記バッテリーコ
ネクタカバーにおいて、前記底壁部材は、コネクタの環
状フランジの挿入を容易にするために、前記保持溝を瞬
間的に拡張する手段を有することを特徴とするバッテリ
ーコネクタカバーが得られる。
ネクタカバーにおいて、前記底壁部材は、コネクタの環
状フランジの挿入を容易にするために、前記保持溝を瞬
間的に拡張する手段を有することを特徴とするバッテリ
ーコネクタカバーが得られる。
【００１６】また、本発明によれば、前記バッテリーコ
ネクタカバーにおいて、前記底壁部材は、コネクタの環
状フランジの挿入を容易にするために、前記保持溝の瞬
間的な拡張を許容するように構成されたスロットを有す
ることを特徴とするバッテリーコネクタカバーが得られ
る。
ネクタカバーにおいて、前記底壁部材は、コネクタの環
状フランジの挿入を容易にするために、前記保持溝の瞬
間的な拡張を許容するように構成されたスロットを有す
ることを特徴とするバッテリーコネクタカバーが得られ
る。
【００１７】また、本発明によれば、前記バッテリーコ
ネクタカバーにおいて、前記半円形保持溝は、前記穴部
の近傍の前記底壁部材に配され、前記底壁部材は、前記
穴から放射状に延在するスロットを有し、前記保持溝へ
のコネクタの環状フランジの挿入を容易にすることを特
徴とするバッテリーコネクタカバーが得られる。
ネクタカバーにおいて、前記半円形保持溝は、前記穴部
の近傍の前記底壁部材に配され、前記底壁部材は、前記
穴から放射状に延在するスロットを有し、前記保持溝へ
のコネクタの環状フランジの挿入を容易にすることを特
徴とするバッテリーコネクタカバーが得られる。
【００１８】また、本発明によれば、前記バッテリーコ
ネクタカバーにおいて、前記上壁部材は、前記上壁部材
と底壁部材との間でコネクタを包む閉成位置と、コネク
タの取付を許容する開口位置との間で、前記上壁部材の
枢軸運動を許容する蝶番接続により、前記底壁部材と接
続してなることを特徴とするバッテリーコネクタカバー
が得られる。
ネクタカバーにおいて、前記上壁部材は、前記上壁部材
と底壁部材との間でコネクタを包む閉成位置と、コネク
タの取付を許容する開口位置との間で、前記上壁部材の
枢軸運動を許容する蝶番接続により、前記底壁部材と接
続してなることを特徴とするバッテリーコネクタカバー
が得られる。
【００１９】また、本発明によれば、前記バッテリーコ
ネクタカバーにおいて、前記上壁部材は、前記上壁部材
が前記閉成位置にある場合に、前記上壁部材と底壁部材
との間に、対向する一対の側壁部と前面壁部とを形成す
ることを特徴とするバッテリーコネクタカバーが得られ
る。
ネクタカバーにおいて、前記上壁部材は、前記上壁部材
が前記閉成位置にある場合に、前記上壁部材と底壁部材
との間に、対向する一対の側壁部と前面壁部とを形成す
ることを特徴とするバッテリーコネクタカバーが得られ
る。
【００２０】また、本発明によれば、前記バッテリーコ
ネクタカバーにおいて、前記上壁部材と底壁部材とは、
一体にプラスチック鋳造され、蝶番により接続されて成
ることを特徴とするバッテリーコネクタカバーが得られ
る。
ネクタカバーにおいて、前記上壁部材と底壁部材とは、
一体にプラスチック鋳造され、蝶番により接続されて成
ることを特徴とするバッテリーコネクタカバーが得られ
る。
【００２１】また、本発明によれば、前記バッテリーコ
ネクタカバーにおいて、前記上壁部材は、前記上壁部材
が閉成位置にある場合に、前記固定手段からコネクタの
離脱を防止するために、コネクタを接続する保持手段を
有することを特徴とするバッテリーコネクタカバーが得
られる。
ネクタカバーにおいて、前記上壁部材は、前記上壁部材
が閉成位置にある場合に、前記固定手段からコネクタの
離脱を防止するために、コネクタを接続する保持手段を
有することを特徴とするバッテリーコネクタカバーが得
られる。
【００２２】また、本発明によれば、前記バッテリーコ
ネクタカバーにおいて、前記保持手段は、前記上壁部材
が閉成位置にある場合に、前記固定手段からコネクタの
離脱を防止するように、コネクタを接続する形状と位置
とを有する一対の保持ストッパを有することを特徴とす
るバッテリーコネクタカバーが得られる。
ネクタカバーにおいて、前記保持手段は、前記上壁部材
が閉成位置にある場合に、前記固定手段からコネクタの
離脱を防止するように、コネクタを接続する形状と位置
とを有する一対の保持ストッパを有することを特徴とす
るバッテリーコネクタカバーが得られる。
【００２３】また、本発明によれば、前記バッテリーコ
ネクタカバーにおいて、前記保持ストッパは、前記上壁
部材と一体に形成されて成ることを特徴とするバッテリ
ーコネクタカバーが得られる。
ネクタカバーにおいて、前記保持ストッパは、前記上壁
部材と一体に形成されて成ることを特徴とするバッテリ
ーコネクタカバーが得られる。
【００２４】また、本発明によれば、上壁部材と下壁部
材とを有するコネクタカバーと、互いの中心に延在する
中心軸を有する第１及び第２の端部と、コネクタに接続
保持する搭載部材とを有するバッテリーケーブル部材の
組立て方法において、バッテリーターミナルコネクタを
装着するバッテリーケーブルを準備する工程と、前記カ
バーの搭載部材に関してコネクタを一直線上に配する工
程と、前記カバーにコネクタを固定するために、前記搭
載部材にコネクタを接続保持するように移動する工程と
をを有することを特徴とするバッテリーケーブル部材の
組立て方法が得られる。
材とを有するコネクタカバーと、互いの中心に延在する
中心軸を有する第１及び第２の端部と、コネクタに接続
保持する搭載部材とを有するバッテリーケーブル部材の
組立て方法において、バッテリーターミナルコネクタを
装着するバッテリーケーブルを準備する工程と、前記カ
バーの搭載部材に関してコネクタを一直線上に配する工
程と、前記カバーにコネクタを固定するために、前記搭
載部材にコネクタを接続保持するように移動する工程と
をを有することを特徴とするバッテリーケーブル部材の
組立て方法が得られる。
【００２５】また、本発明によれば、前記バッテリーケ
ーブル部材の組立て方法において、前記コネクタを移動
する工程は、前記搭載部材にコネネクターを接続保持す
るように、実質的に直線状に移動する工程を含むことを
特徴とするバッテリーケーブル部材の組立て方法が得ら
れる。
ーブル部材の組立て方法において、前記コネクタを移動
する工程は、前記搭載部材にコネネクターを接続保持す
るように、実質的に直線状に移動する工程を含むことを
特徴とするバッテリーケーブル部材の組立て方法が得ら
れる。
【００２６】また、本発明によれば、前記バッテリーケ
ーブル部材の組立て方法において、前記コネクタを移動
する工程は、前記カバーの第１の端部から第２の端部に
向けて、実質的に前記中心軸に沿って、コネクタを移動
させる工程を含むことを特徴とするバッテリーケーブル
部材の組立て方法が得られる。
ーブル部材の組立て方法において、前記コネクタを移動
する工程は、前記カバーの第１の端部から第２の端部に
向けて、実質的に前記中心軸に沿って、コネクタを移動
させる工程を含むことを特徴とするバッテリーケーブル
部材の組立て方法が得られる。
【００２７】また、本発明によれば、前記バッテリーケ
ーブル部材の組立て方法において、前記底壁部材は、バ
ッテリーポストを受容する穴を有し、前記コネクタを移
動する工程は、前記穴に直線的にカバーにコネクタを固
定するために、前記搭載部材に、コネクタを接続保持す
るように移動する工程を含むことを特徴とするバッテリ
ーケーブル部材の組立て方法が得られる。
ーブル部材の組立て方法において、前記底壁部材は、バ
ッテリーポストを受容する穴を有し、前記コネクタを移
動する工程は、前記穴に直線的にカバーにコネクタを固
定するために、前記搭載部材に、コネクタを接続保持す
るように移動する工程を含むことを特徴とするバッテリ
ーケーブル部材の組立て方法が得られる。
【００２８】すなわち、本発明に係わるバッテリーコネ
クタカバーは、コネクタを挟むように構成された上壁部
材と底壁部材とを有している。底壁部材は、バッテリー
ポストを受け、通り抜けさせるための穴部と、この柱状
の穴部に一直線に並ぶ底壁部材にコネクタを固定する取
付け部材とを有している。この取付け部材は、コネクタ
の底壁部材への接続力が保持される様に構成されてい
る。
クタカバーは、コネクタを挟むように構成された上壁部
材と底壁部材とを有している。底壁部材は、バッテリー
ポストを受け、通り抜けさせるための穴部と、この柱状
の穴部に一直線に並ぶ底壁部材にコネクタを固定する取
付け部材とを有している。この取付け部材は、コネクタ
の底壁部材への接続力が保持される様に構成されてい
る。
【００２９】更に、好ましくは、鋳造されたプラスチッ
クであるカバーの底壁部材は、取付け部材と共に一体に
形成され、底壁部材と一体に形成され、半円状に分割さ
れた保持溝を有し、この保持溝は、代表的なバッテリー
ターミナルの環状のフランジ部と接続する。コネクタの
フランジ部は、実質的に直線的に部品を移動させること
によって、保持溝に挿入可能となり、このため、自動車
部品に適する。底壁部材は、柱状穴部から外部に向けて
広がるスロットを有し、これにより、底壁部材が瞬間的
に屈曲し、僅かに保持溝が拡大して、コネクタが保持溝
へ挿入され易くなる。
クであるカバーの底壁部材は、取付け部材と共に一体に
形成され、底壁部材と一体に形成され、半円状に分割さ
れた保持溝を有し、この保持溝は、代表的なバッテリー
ターミナルの環状のフランジ部と接続する。コネクタの
フランジ部は、実質的に直線的に部品を移動させること
によって、保持溝に挿入可能となり、このため、自動車
部品に適する。底壁部材は、柱状穴部から外部に向けて
広がるスロットを有し、これにより、底壁部材が瞬間的
に屈曲し、僅かに保持溝が拡大して、コネクタが保持溝
へ挿入され易くなる。
【００３０】カバーの上壁部材は、蝶番により、底壁部
材に接続されており、コネクタを囲む閉成置と、コネク
タへのアクセスを可能にする開口位置との間で、上壁部
材のピボット運動を可能にしている。上壁部材は、上壁
部材が上述した閉成位置にある場合に、対向する側壁
と、前面壁とを形成するように、構成されている。
材に接続されており、コネクタを囲む閉成置と、コネク
タへのアクセスを可能にする開口位置との間で、上壁部
材のピボット運動を可能にしている。上壁部材は、上壁
部材が上述した閉成位置にある場合に、対向する側壁
と、前面壁とを形成するように、構成されている。
【００３１】なお、上壁部材と底壁部材とは、有効な蝶
番により接続された、一体に鋳造されたものであること
が望ましい。
番により接続された、一体に鋳造されたものであること
が望ましい。
【００３２】
【作用】バッテリーポストを受ける開口部を形成する割
れリングと、バッテリーポストの周りに割れリングを圧
接して、バッテリーポストにコネクタを締結するボルト
手段とを伴って、コネクタを包むように上壁部材及び底
壁部材とを有し、かつ、底壁部材の穴部は、バッテリー
ポストを受け、通過させて、底壁部材にコネクタを固定
して、開口部を前記穴部と直線上に並ばす固定手段を有
するから、構実質的に直線的に部品が移動して、コネク
タの底壁部材への接続力が保持される。
れリングと、バッテリーポストの周りに割れリングを圧
接して、バッテリーポストにコネクタを締結するボルト
手段とを伴って、コネクタを包むように上壁部材及び底
壁部材とを有し、かつ、底壁部材の穴部は、バッテリー
ポストを受け、通過させて、底壁部材にコネクタを固定
して、開口部を前記穴部と直線上に並ばす固定手段を有
するから、構実質的に直線的に部品が移動して、コネク
タの底壁部材への接続力が保持される。
【００３３】
【実施例】次に、本発明の１実施例を図面を参照して説
明する。なお、本発明の特別な形態について、幾つかの
図面において示し、また以下の記載は、これらの形態を
詳述する目的で記載されているが、その記載は、特許請
求の範囲で定義された発明の範囲を何等限定するもので
はない。
明する。なお、本発明の特別な形態について、幾つかの
図面において示し、また以下の記載は、これらの形態を
詳述する目的で記載されているが、その記載は、特許請
求の範囲で定義された発明の範囲を何等限定するもので
はない。
【００３４】図１に示すように、１０は本発明の実施例
のバッテリーカバーであり、バッテリーカバー１０は、
代表的なバッテリー１４のターミナルポスト（図示せ
ず）に接続されたバッテリーケーブル１２に固定されて
いる。
のバッテリーカバーであり、バッテリーカバー１０は、
代表的なバッテリー１４のターミナルポスト（図示せ
ず）に接続されたバッテリーケーブル１２に固定されて
いる。
【００３５】図２に示すように、バッテリーケーブル部
材１２は、バッテリーケーブル１８に固定されたターミ
ナルコネクタ１６をも含むものである。
材１２は、バッテリーケーブル１８に固定されたターミ
ナルコネクタ１６をも含むものである。
【００３６】なお、本発明のコネクタカバーを説明する
ことが目的であるから、コネクタ１６は一般的なデザイ
ンのものを用いている。
ことが目的であるから、コネクタ１６は一般的なデザイ
ンのものを用いている。
【００３７】コネクタ１６は切削された金属（真鍮）で
あって、バッテリーポストを受ける円柱形又はフラスタ
−コニカル状の縦割りリング部２０を有する。リング部
２０は、コネクタ１６をバッテリーポストに締め付けて
固定し、機械的及び電気的に接続するために、ボルト２
２により、バッテリーポストの周りに圧接される。
あって、バッテリーポストを受ける円柱形又はフラスタ
−コニカル状の縦割りリング部２０を有する。リング部
２０は、コネクタ１６をバッテリーポストに締め付けて
固定し、機械的及び電気的に接続するために、ボルト２
２により、バッテリーポストの周りに圧接される。
【００３８】縦割りリング部２０の下端は、環状のフラ
ンジ部２４を有し、これにより、リング部２０の締め付
け前において、バッテリーポスト上に縦割りリング部２
０を配置することが容易となる。
ンジ部２４を有し、これにより、リング部２０の締め付
け前において、バッテリーポスト上に縦割りリング部２
０を配置することが容易となる。
【００３９】図３及び図４に示すように、コネクタカバ
ーは、一般に、蝶番部３０より上壁部材２８に接続され
る底壁部材２６を有する。底壁部材２６と上壁部材２８
とは一体に鋳造されたプラスチックからなり、取り付け
ようとするカバーが一個の部品であるように、蝶番部３
０により連結されている。カバーは、耐高温性を重視す
るため、自動車のエンジン室で実験済みの比較的剛性な
熱可塑性物質であることが望ましい。
ーは、一般に、蝶番部３０より上壁部材２８に接続され
る底壁部材２６を有する。底壁部材２６と上壁部材２８
とは一体に鋳造されたプラスチックからなり、取り付け
ようとするカバーが一個の部品であるように、蝶番部３
０により連結されている。カバーは、耐高温性を重視す
るため、自動車のエンジン室で実験済みの比較的剛性な
熱可塑性物質であることが望ましい。
【００４０】底壁部材２６は、バッテリーポストを受け
る寸法を有する穴部３２と、この穴部３２に一直線上
に、コネクタ１６を底壁部材２６に解放可能に接続する
取り付け部材３３とを有する。取り付け部材３３は、穴
部３２に対して同心円的に配列される半円形状のボス部
３４と一対のストップタブ４０とを有している。ボス部
３４は、中心に向けて放射状に延びるように離れて置か
れた複数のタブ３６を有する。これら複数のタブ３６
は、一般に、底壁部材２６の平坦な表面部２７に平行で
ある。タブ３６と平坦な表面部２７とは、分割された保
持溝３８を形成し、コネクタ１６の環状のフランジ部２
４を受ける。保持溝３８は、環状のフランジ部２４の接
続を保持する寸法を有し、底壁部材２６にコネクタ１６
を確実に当接させている。保持溝３８を形成する半円形
状のボス部３４は、後方（例えば、図３における左方
向）に開いており、１８０度以上穴部３２を取り囲んで
いる。
る寸法を有する穴部３２と、この穴部３２に一直線上
に、コネクタ１６を底壁部材２６に解放可能に接続する
取り付け部材３３とを有する。取り付け部材３３は、穴
部３２に対して同心円的に配列される半円形状のボス部
３４と一対のストップタブ４０とを有している。ボス部
３４は、中心に向けて放射状に延びるように離れて置か
れた複数のタブ３６を有する。これら複数のタブ３６
は、一般に、底壁部材２６の平坦な表面部２７に平行で
ある。タブ３６と平坦な表面部２７とは、分割された保
持溝３８を形成し、コネクタ１６の環状のフランジ部２
４を受ける。保持溝３８は、環状のフランジ部２４の接
続を保持する寸法を有し、底壁部材２６にコネクタ１６
を確実に当接させている。保持溝３８を形成する半円形
状のボス部３４は、後方（例えば、図３における左方
向）に開いており、１８０度以上穴部３２を取り囲んで
いる。
【００４１】図３に示すように、コネクタ１６は、底壁
部材３６に対して、環状フランジ部２４が保持溝３８に
固定されるまで、前方に押さえられるように接続されて
いる。フランジ部２４は、それが平坦な表面部２７に隣
接するように、維持され、かつ、コネクタ１６を前方に
押すことにより、保持溝３８に挿入される。この様に、
フランジ部２４の挿入に必要な動きは、特に自動車の自
動組み立てに適合する本質的に直線的な動きである。
部材３６に対して、環状フランジ部２４が保持溝３８に
固定されるまで、前方に押さえられるように接続されて
いる。フランジ部２４は、それが平坦な表面部２７に隣
接するように、維持され、かつ、コネクタ１６を前方に
押すことにより、保持溝３８に挿入される。この様に、
フランジ部２４の挿入に必要な動きは、特に自動車の自
動組み立てに適合する本質的に直線的な動きである。
【００４２】同時に、本図では、力学的な力による接続
のみを示しているが、特に締め付けを伴わない止め金に
よる接続等の他の種類の接続法を用いる場合もある。
のみを示しているが、特に締め付けを伴わない止め金に
よる接続等の他の種類の接続法を用いる場合もある。
【００４３】フランジ部による接続の保持溝への挿入簡
易化のためには、底壁部材２６のスロット３９は、突起
穴部３２から底壁部材２６の中軸に沿って後方４１に延
在している。スロット３９の配置は、底壁部材２６が挿
入の際に僅かに曲がるように、又、フランジ部２４が、
保持溝３８に固定され、接触力を保持している際に、ボ
ス部３４の半円形状を瞬間的に大きくさせることによっ
て、挿入の際の力を低減するように考慮されている。
易化のためには、底壁部材２６のスロット３９は、突起
穴部３２から底壁部材２６の中軸に沿って後方４１に延
在している。スロット３９の配置は、底壁部材２６が挿
入の際に僅かに曲がるように、又、フランジ部２４が、
保持溝３８に固定され、接触力を保持している際に、ボ
ス部３４の半円形状を瞬間的に大きくさせることによっ
て、挿入の際の力を低減するように考慮されている。
【００４４】ストップタブ４０は、底壁部材２６中に設
けられており、ボス部３４の僅かに後方に位置してい
る。ストップタブ４０は、表面２７から上方と前方に延
在しており、図５に示すように、環状のフランジ部２４
が保持タブ３６によって接触している際に、フランジ部
２４が後方で噛み合うように配列されている。この様
に、ストップタブ４０は、保持溝３８へのコネクタ１６
の前方への動きを妨げるものではない。しかしながら、
一度、コネクタが、底壁部材２６に接続されると、スト
ップタブ４０は、コネクタ１６が底から離れることを抑
制するように機能する。
けられており、ボス部３４の僅かに後方に位置してい
る。ストップタブ４０は、表面２７から上方と前方に延
在しており、図５に示すように、環状のフランジ部２４
が保持タブ３６によって接触している際に、フランジ部
２４が後方で噛み合うように配列されている。この様
に、ストップタブ４０は、保持溝３８へのコネクタ１６
の前方への動きを妨げるものではない。しかしながら、
一度、コネクタが、底壁部材２６に接続されると、スト
ップタブ４０は、コネクタ１６が底から離れることを抑
制するように機能する。
【００４５】図５に示すように、ボス部３４は、コネク
タ１６が底壁部材２６に接続した際に、コネクタ１６の
リング部２０の隙間が穴部３２と共に直線状に並ぶよう
に位置づけ、形づけられている。このコネクタ１６と穴
部３２との並び方により、バッテリーケーブル１２への
カバー１０への取り付け及び、コネクタ１６のバッテリ
ーポストへの設置が簡易化される。
タ１６が底壁部材２６に接続した際に、コネクタ１６の
リング部２０の隙間が穴部３２と共に直線状に並ぶよう
に位置づけ、形づけられている。このコネクタ１６と穴
部３２との並び方により、バッテリーケーブル１２への
カバー１０への取り付け及び、コネクタ１６のバッテリ
ーポストへの設置が簡易化される。
【００４６】上壁部材２８は、前面壁４６により相互に
連結された対向する側壁４２，４４を有する。上壁部材
２８は、図１〜図３に示される穴位置と図１に示す閉成
位置との間で、蝶番３０の回りを枢軸運動をする。図１
に示すように、閉成位置において、上壁部材２８は、留
金４８により底壁部材２６に固定される。また、閉成位
置において、側壁４２，４４及び前面壁４６を含む上壁
部材２８は、バッテリーケーブル１８（一つのみが示さ
れている）に対して後方端側４１に開口部５０を形成す
る連続的に丸みを帯びた囲いを呈する。
連結された対向する側壁４２，４４を有する。上壁部材
２８は、図１〜図３に示される穴位置と図１に示す閉成
位置との間で、蝶番３０の回りを枢軸運動をする。図１
に示すように、閉成位置において、上壁部材２８は、留
金４８により底壁部材２６に固定される。また、閉成位
置において、側壁４２，４４及び前面壁４６を含む上壁
部材２８は、バッテリーケーブル１８（一つのみが示さ
れている）に対して後方端側４１に開口部５０を形成す
る連続的に丸みを帯びた囲いを呈する。
【００４７】上壁部材２８は、また、上壁部材２８の内
面２９から外方向に延在する一対の対向するストップ又
はリブ５２，５４を有する。リブ５２，５４は、コネク
タ１６のリング部２０に実質的に対応するように僅かに
屈曲し、また、上壁部材２８が閉成位置にある場合にお
いて、リング部２０の後方部分に隣接するように、穴３
２とボス部３４とに係わるように配置されている。
面２９から外方向に延在する一対の対向するストップ又
はリブ５２，５４を有する。リブ５２，５４は、コネク
タ１６のリング部２０に実質的に対応するように僅かに
屈曲し、また、上壁部材２８が閉成位置にある場合にお
いて、リング部２０の後方部分に隣接するように、穴３
２とボス部３４とに係わるように配置されている。
【００４８】図４に示すように、リブ５２，５４の高さ
は、リング２０の高さの半分以上もあり、閉成位置にあ
る場合のコネクタ１６が、カバー１０から引き抜かれる
ことを阻止する実質的なアバットメント止めをとしての
役割を果たす。一方、保持溝３８に対するフランジ部２
４よる接続保持力が、自動車の輸送中や保管中のバッテ
リーケーブル１２からのカバー１０の予期せぬ脱落を防
ぐのに十分であるならば、ストップリブ５２，５４は、
これらの脱落防止をより確実に防止するために使用され
るものとして利用しても良い。
は、リング２０の高さの半分以上もあり、閉成位置にあ
る場合のコネクタ１６が、カバー１０から引き抜かれる
ことを阻止する実質的なアバットメント止めをとしての
役割を果たす。一方、保持溝３８に対するフランジ部２
４よる接続保持力が、自動車の輸送中や保管中のバッテ
リーケーブル１２からのカバー１０の予期せぬ脱落を防
ぐのに十分であるならば、ストップリブ５２，５４は、
これらの脱落防止をより確実に防止するために使用され
るものとして利用しても良い。
【００４９】留金４８は、上壁部材２８の対向する側壁
４２，４４に設けられた一対の対向する留金タブ５６を
有する。タブ５６は、底壁部材２６の後部側壁部４９の
切り起し突条部５１により形成される穴６２と対応し
て、パチンと噛み合うように構成されている。閉成状態
に上壁部材２８を折り畳む状態で、タブ５６は、穴６２
を介して、閉成状態にカバーを固定するように、パチン
と噛み合った状態に付勢される。留金４８の解放は、対
向する側壁４２，４４を内側に向けて押込み、タブ５６
を穴６２から解放することにより行われる。
４２，４４に設けられた一対の対向する留金タブ５６を
有する。タブ５６は、底壁部材２６の後部側壁部４９の
切り起し突条部５１により形成される穴６２と対応し
て、パチンと噛み合うように構成されている。閉成状態
に上壁部材２８を折り畳む状態で、タブ５６は、穴６２
を介して、閉成状態にカバーを固定するように、パチン
と噛み合った状態に付勢される。留金４８の解放は、対
向する側壁４２，４４を内側に向けて押込み、タブ５６
を穴６２から解放することにより行われる。
【００５０】バッテリーケーブルを組み立てる場合、最
初に、従来の方法で、コネクタ１６をケーブル１８に取
り付け、その後、カバーは、開口位置にある上壁部材２
８を伴う取付け部材へのコネクタフランジの自動的な押
込みにより、コネクタに固定される。取付け済みのケー
ブルが自動車生産者に渡され、カバーを開いた状態のま
ま在庫管理することが望ましい。カバーを開いておくこ
とにより、コネクタをバッテリーポストに接続するため
にカバーを開く処理が省略され、自動車組み立ての作業
を最小限に押さえることになるからである。取付け部材
の保持力は、バッテリーケーブルをコネクタからのカバ
ー離脱という重大な問題を伴うことなく、自動車製造業
者に対し、開いた状態で輸送するのに十分である。も
し、離脱の問題が生じた場合、ケーブル部材は、閉成し
た状態のカバーにより輸送しても良く、また、ストップ
リブ５２，５４が離脱を防止することになる。
初に、従来の方法で、コネクタ１６をケーブル１８に取
り付け、その後、カバーは、開口位置にある上壁部材２
８を伴う取付け部材へのコネクタフランジの自動的な押
込みにより、コネクタに固定される。取付け済みのケー
ブルが自動車生産者に渡され、カバーを開いた状態のま
ま在庫管理することが望ましい。カバーを開いておくこ
とにより、コネクタをバッテリーポストに接続するため
にカバーを開く処理が省略され、自動車組み立ての作業
を最小限に押さえることになるからである。取付け部材
の保持力は、バッテリーケーブルをコネクタからのカバ
ー離脱という重大な問題を伴うことなく、自動車製造業
者に対し、開いた状態で輸送するのに十分である。も
し、離脱の問題が生じた場合、ケーブル部材は、閉成し
た状態のカバーにより輸送しても良く、また、ストップ
リブ５２，５４が離脱を防止することになる。
【００５１】ケーブル部材をバッテリーポストに接続す
る場合、カバーを取付けられたコネクタがポストの上に
配置されてることにより、ポストは、カバー穴３２とコ
ネクタ１６のリング部２０とを介して、上方に延在す
る。そして、ボルト２２が、ポストにコネクタを締結し
て、確実に接続し、上壁部材２８は閉成位置に折り曲げ
られる。
る場合、カバーを取付けられたコネクタがポストの上に
配置されてることにより、ポストは、カバー穴３２とコ
ネクタ１６のリング部２０とを介して、上方に延在す
る。そして、ボルト２２が、ポストにコネクタを締結し
て、確実に接続し、上壁部材２８は閉成位置に折り曲げ
られる。
【００５２】図１に示す組立て位置においては、カバー
は、バッテリーポストの接続部を封鎖して、有害な周囲
の環境との接触及び消費者やサービスマン等の接触を遮
断している。カバーの底壁も、バッテリー本体からコネ
クタを絶縁する。
は、バッテリーポストの接続部を封鎖して、有害な周囲
の環境との接触及び消費者やサービスマン等の接触を遮
断している。カバーの底壁も、バッテリー本体からコネ
クタを絶縁する。
【００５３】バッテリー及びケーブル部材のターミナル
コネクションへの接続は便利かつ容易である。留金４８
を外すには、対向する側壁４２，４４を僅かに締付け、
上壁部材２８を開口位置に曲げれば良い。開口した位置
においては、ボルト２２を完全に処理することにより、
リング部２０を緩めて、ケーブルその他を取外すことに
なる。
コネクションへの接続は便利かつ容易である。留金４８
を外すには、対向する側壁４２，４４を僅かに締付け、
上壁部材２８を開口位置に曲げれば良い。開口した位置
においては、ボルト２２を完全に処理することにより、
リング部２０を緩めて、ケーブルその他を取外すことに
なる。
【００５４】
【発明の効果】以上、この新しく開発されたバッテリー
ケーブルの自動組み立てに特に有効な本発明のコネクタ
カバーに付いて記述してきたとおり、コネクタに直接押
し付けて接続するすることで、結合するコネクタカバー
は、単体としてのバッテリーケーブルを実現し、出荷や
在庫の管理、自動車の設備を更に効率良くするものであ
る。
ケーブルの自動組み立てに特に有効な本発明のコネクタ
カバーに付いて記述してきたとおり、コネクタに直接押
し付けて接続するすることで、結合するコネクタカバー
は、単体としてのバッテリーケーブルを実現し、出荷や
在庫の管理、自動車の設備を更に効率良くするものであ
る。
【図１】本発明に係わる実施例におけるコネクタカバー
のバッテリーケーブルへの接続部とバッテリーターミナ
ルポストへの設置部とを、部分的に外部を省略して示し
た斜視図である。
のバッテリーケーブルへの接続部とバッテリーターミナ
ルポストへの設置部とを、部分的に外部を省略して示し
た斜視図である。
【図２】バッテリーターミナルコネクタを部分的に外部
を省略して示した斜視図である。
を省略して示した斜視図である。
【図３】本発明に係わる実施例におけて、カバーがコネ
クタに対して離れた位置にあり、接触直前の状態を示し
た概念図である。
クタに対して離れた位置にあり、接触直前の状態を示し
た概念図である。
【図４】図３に示したライン４−４における断面図であ
る。
る。
【図５】コネクタがカバーに接続した状態を示す概念図
である。
である。
【図６】図５に示した状態を側面から示し、上壁部材が
部分的に閉成位置に向けて折り曲がっていることを示す
側面図である。
部分的に閉成位置に向けて折り曲がっていることを示す
側面図である。
【図７】閉成位置におけるカバーを下から見た状態を示
す底面図である。
す底面図である。
１０…バッテリーカバー １２…バッテリーケーブル部材 １４…バッテリー １６…ターミナルコネクタ １８…バッテリーケーブル ２０…円柱形又はフラスタ−コニカル状の縦割りリング
部 ２２…ボルト ２４…環状のフランジ部 ２６…底壁部材 ２８…上壁部材 ３０…蝶番部 ３２…穴部 ３３…取り付け部材 ３４…ボス部 ３６…タブ ３８…保持溝 ３９…スロット ４０…ストップタブ
部 ２２…ボルト ２４…環状のフランジ部 ２６…底壁部材 ２８…上壁部材 ３０…蝶番部 ３２…穴部 ３３…取り付け部材 ３４…ボス部 ３６…タブ ３８…保持溝 ３９…スロット ４０…ストップタブ
Claims (18)
- 【請求項１】 バッテリーポストを締結するターミナル
コネクタに設けるバッテリーコネクタカバーであって、 バッテリーポストを受ける開口部を形成する割れリング
と、バッテリーポストの周りに前記割れリングを圧接し
て、バッテリーポストにコネクタを締結するボルト手段
とを伴って、コネクタを包むように構成される上壁部材
及び底壁部材を有し、 前記底壁部材は、バッテリーポストを受け、通過させる
穴部を有するものであり、 前記底壁部材にコネクタを固定して、開口部を前記穴部
と直線上に並ばす固定手段を有することを特徴とするバ
ッテリーコネクタカバー。 - 【請求項２】 請求項１記載のバッテリーコネクタカバ
ーにおいて、 前記固定手段は、前記底壁部材にコネクタを固定する締
付け不要なコネクタ手段を有することを特徴とするバッ
テリーコネクタカバー。 - 【請求項３】 請求項１記載のバッテリーコネクタカバ
ーにおいて、 前記固定手段は、コネクタの接続を保持する手段を有す
ることを特徴とするバッテリーコネクタカバー。 - 【請求項４】 請求項１記載のバッテリーコネクタカバ
ーにおいて、 前記固定手段は、実質的に直線的なコネクタの挿入によ
り、保持力を有する力学的な接続を許容する手段を有す
ることを特徴とするバッテリーコネクタカバー。 - 【請求項５】 請求項１記載のバッテリーコネクタカバ
ーにおいて、 前記底壁部材は、プラスチック鋳造され、前記固定手段
は、前記底壁部材と一体に形成された半円形保持溝を有
し、該半円形保持溝は、コネクタの環状フランジを接続
保持する形状を呈していることを特徴とするバッテリー
コネクタカバー。 - 【請求項６】 請求項５記載のバッテリーコネクタカバ
ーにおいて、 前記底壁部材は、コネクタの環状フランジの挿入を容易
にするために、前記保持溝を瞬間的に拡張する手段を有
することを特徴とするバッテリーコネクタカバー。 - 【請求項７】 請求項５記載のバッテリーコネクタカバ
ーにおいて、 前記底壁部材は、コネクタの環状フランジの挿入を容易
にするために、前記保持溝の瞬間的な拡張を許容するよ
うに構成されたスロットを有することを特徴とするバッ
テリーコネクタカバー。 - 【請求項８】 請求項５記載のバッテリーコネクタカバ
ーにおいて、 前記半円形保持溝は、前記穴部の近傍の前記底壁部材に
配され、前記底壁部材は、前記穴から放射状に延在する
スロットを有し、前記保持溝へのコネクタの環状フラン
ジの挿入を容易にすることを特徴とするバッテリーコネ
クタカバー。 - 【請求項９】 請求項１記載のバッテリーコネクタカバ
ーにおいて、 前記上壁部材は、前記上壁部材と底壁部材との間でコネ
クタを包む閉成位置と、コネクタの取付を許容する開口
位置との間で、前記上壁部材の枢軸運動を許容する蝶番
接続により、前記底壁部材と接続してなることを特徴と
するバッテリーコネクタカバー。 - 【請求項１０】 請求項９記載のバッテリーコネクタカ
バーにおいて、 前記上壁部材は、前記上壁部材が前記閉成位置にある場
合に、前記上壁部材と底壁部材との間に、対向する一対
の側壁部と前面壁部とを形成することを特徴とするバッ
テリーコネクタカバー。 - 【請求項１１】 請求項９記載のバッテリーコネクタカ
バーにおいて、 前記上壁部材と底壁部材とは、一体にプラスチック鋳造
され、蝶番により接続されて成ることを特徴とするバッ
テリーコネクタカバー。 - 【請求項１２】 請求項９記載のバッテリーコネクタカ
バーにおいて、 前記上壁部材は、前記上壁部材が閉成位置にある場合
に、前記固定手段からコネクタの離脱を防止するため
に、コネクタを接続する保持手段を有することを特徴と
するバッテリーコネクタカバー。 - 【請求項１３】 請求項１２記載のバッテリーコネクタ
カバーにおいて、 前記保持手段は、前記上壁部材が閉成位置にある場合
に、前記固定手段からコネクタの離脱を防止するよう
に、コネクタを接続する形状と位置とを有する一対の保
持ストッパを有することを特徴とするバッテリーコネク
タカバー。 - 【請求項１４】 請求項１３記載のバッテリーコネクタ
カバーにおいて、 前記保持ストッパは、前記上壁部材と一体に形成されて
成ることを特徴とするバッテリーコネクタカバー。 - 【請求項１５】 上壁部材と下壁部材とを有するコネク
タカバーと、互いの中心に延在する中心軸を有する第１
及び第２の端部と、コネクタに接続保持する搭載部材と
を有するバッテリーケーブル部材の組立て方法におい
て、 バッテリーターミナルコネクタを装着するバッテリーケ
ーブルを準備する工程と、 前記カバーの搭載部材に関してコネクタを一直線上に配
する工程と、 前記カバーにコネクタを固定するために、前記搭載部材
にコネクタを接続保持するように移動する工程とを有す
ることを特徴とするバッテリーケーブル部材の組立て方
法。 - 【請求項１６】 請求項１５記載のバッテリーケーブル
部材の組立て方法において、 前記コネクタを移動する工程は、前記搭載部材にコネネ
クターを接続保持するように、実質的に直線状に移動す
る工程を含むことを特徴とするバッテリーケーブル部材
の組立て方法。 - 【請求項１７】 請求項１６記載のバッテリーケーブル
部材の組立て方法において、 前記コネクタを移動する工程は、前記カバーの第１の端
部から第２の端部に向けて、実質的に前記中心軸に沿っ
て、コネクタを移動させる工程を含むことを特徴とする
バッテリーケーブル部材の組立て方法。 - 【請求項１８】 請求項１５記載のバッテリーケーブル
部材の組立て方法において、 前記底壁部材は、バッテリーポストを受容する穴を有
し、前記コネクタを移動する工程は、前記穴に直線的に
カバーにコネクタを固定するために、前記搭載部材に、
コネクタを接続保持するように移動する工程を含むこと
を特徴とするバッテリーケーブル部材の組立て方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US76730991A | 1991-09-27 | 1991-09-27 | |
| US767,309 | 1991-09-27 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05205794A true JPH05205794A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=25079098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4257710A Pending JPH05205794A (ja) | 1991-09-27 | 1992-09-28 | バッテリーコネクタカバー |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5346407A (ja) |
| EP (1) | EP0534646A3 (ja) |
| JP (1) | JPH05205794A (ja) |
| CA (1) | CA2079252C (ja) |
| MX (1) | MX9205415A (ja) |
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