JPH05205354A - テープ走行装置 - Google Patents
テープ走行装置Info
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- JPH05205354A JPH05205354A JP4032615A JP3261592A JPH05205354A JP H05205354 A JPH05205354 A JP H05205354A JP 4032615 A JP4032615 A JP 4032615A JP 3261592 A JP3261592 A JP 3261592A JP H05205354 A JPH05205354 A JP H05205354A
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- tension
- supply reel
- arm
- brake
- tape
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 逆転再生モードにおいても供給リールへのテ
ープの巻付径の大小に関わらずテープの張力を適正に調
節できるテープ走行装置。 【構成】 供給用リール台12上の供給リールと巻取用
リール台上の巻取りリールとの間に掛装されたテープを
引き出してヘッドが設けられたドラムに巻き回し、この
テープにテンションポール14をスプリング26により
付勢して接触させ、テンションアーム24の揺動でバン
ドブレーキ29によりリール台12の回転を制動するテ
ープ走行装置を基礎として、リール台12に摩擦接触可
能な摩擦要素34を逆転再生モードでテンションアーム
24に連結する連結要素28,32とを設け、逆転再生
モードでテープの張力の増大によりアーム24が揺動し
た時に摩擦要素34でリール台12の回転を制動する。
ープの巻付径の大小に関わらずテープの張力を適正に調
節できるテープ走行装置。 【構成】 供給用リール台12上の供給リールと巻取用
リール台上の巻取りリールとの間に掛装されたテープを
引き出してヘッドが設けられたドラムに巻き回し、この
テープにテンションポール14をスプリング26により
付勢して接触させ、テンションアーム24の揺動でバン
ドブレーキ29によりリール台12の回転を制動するテ
ープ走行装置を基礎として、リール台12に摩擦接触可
能な摩擦要素34を逆転再生モードでテンションアーム
24に連結する連結要素28,32とを設け、逆転再生
モードでテープの張力の増大によりアーム24が揺動し
た時に摩擦要素34でリール台12の回転を制動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はビデオテープレコーダ
(VTR)等の磁気テープ記録再生装置に用いられるテ
ープ走行装置に係り、詳しくは、逆転再生モード等にお
いてリールへの磁気テープ巻付量(巻付径)の多少に関
わりなく適正な張力を付与できるようにしたテープ走行
装置に関する。
(VTR)等の磁気テープ記録再生装置に用いられるテ
ープ走行装置に係り、詳しくは、逆転再生モード等にお
いてリールへの磁気テープ巻付量(巻付径)の多少に関
わりなく適正な張力を付与できるようにしたテープ走行
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRにあっては、テープ走行の安定化
にはテープ張力の調節が不可欠であり、サーボブレーキ
機構を有する磁気テープ走行装置を採用して磁気テープ
の張力を調節するものが知られる。この種のテープ走行
装置は、一般に、シャーシに供給用リール台側のテープ
パスの近傍でテンションアームを揺動自在に支持し、こ
のテンションアームにテープと接触するテンションポー
ルを設け、また、テンションアームにバンドブレーキを
連結して供給用リール台に巻き掛ける。そして、テンシ
ョンアームをスプリングにより付勢してテンションポー
ルをテープに接触させ、テンションアームの揺動でバン
ドブレーキにより供給リール台の回転を制動してテープ
張力を調節する。
にはテープ張力の調節が不可欠であり、サーボブレーキ
機構を有する磁気テープ走行装置を採用して磁気テープ
の張力を調節するものが知られる。この種のテープ走行
装置は、一般に、シャーシに供給用リール台側のテープ
パスの近傍でテンションアームを揺動自在に支持し、こ
のテンションアームにテープと接触するテンションポー
ルを設け、また、テンションアームにバンドブレーキを
連結して供給用リール台に巻き掛ける。そして、テンシ
ョンアームをスプリングにより付勢してテンションポー
ルをテープに接触させ、テンションアームの揺動でバン
ドブレーキにより供給リール台の回転を制動してテープ
張力を調節する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たテープ走行装置にあっては、ブレーキバンドは磁気テ
ープの張力が小さい場合に供給用リール台の回転を制動
するように構成されるため、供給リールに磁気テープを
巻き取る逆転再生モード(以下、REVモードと略記す
る)において、磁気テープの張力を適正に調節できない
という問題があった。すなわち、REVモード等の逆転
走行時には磁気テープの張力は供給用リール台の回転ト
ルクにほぼ比例し、テープ張力が大きい場合に供給用リ
ール台の回転を制動することが求められるが、上述のブ
レーキバンドでは張力が増大すると供給用リール台の制
動を解除するためテープ張力の調節が不可能であった。
たテープ走行装置にあっては、ブレーキバンドは磁気テ
ープの張力が小さい場合に供給用リール台の回転を制動
するように構成されるため、供給リールに磁気テープを
巻き取る逆転再生モード(以下、REVモードと略記す
る)において、磁気テープの張力を適正に調節できない
という問題があった。すなわち、REVモード等の逆転
走行時には磁気テープの張力は供給用リール台の回転ト
ルクにほぼ比例し、テープ張力が大きい場合に供給用リ
ール台の回転を制動することが求められるが、上述のブ
レーキバンドでは張力が増大すると供給用リール台の制
動を解除するためテープ張力の調節が不可能であった。
【0004】特に、供給リール台の回転トルクで張力が
変動するREVモードでは、供給リールへのテープ巻付
径の変化に伴うテープ張力の変動が避けられず、テープ
張力の安定化という要求も大きなものであった。この発
明は、上記問題に鑑みてなされたもので、REVモード
等においても供給用リールへのテープ巻付径の大小によ
らずテープ張力を適正に調節できる磁気テープ走行装置
を提供することを目的とする。
変動するREVモードでは、供給リールへのテープ巻付
径の変化に伴うテープ張力の変動が避けられず、テープ
張力の安定化という要求も大きなものであった。この発
明は、上記問題に鑑みてなされたもので、REVモード
等においても供給用リールへのテープ巻付径の大小によ
らずテープ張力を適正に調節できる磁気テープ走行装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、供給用リール台と巻取り
用リール台とをシャーシ上に設けるとともに、このシャ
ーシ上に供給用リール台の近傍でテンションポールが固
設されたテンションアームを揺動自在に支持し、このテ
ンションアームに供給用リール台に係合するバンドブレ
ーキを取り付け、供給用リール台上の供給リールと巻取
り用リール台上の巻取りりリールとの間に掛装されたテ
ープを引き出してヘッドが設けられたドラムに巻き回
し、このテープにテンションポールをスプリングにより
付勢して接触させ、テンションアームを揺動させてバン
ドブレーキにより供給用リール台の回転を制動するテー
プ走行装置において、前記供給用リール台に摩擦接触可
能な摩擦要素と、この摩擦要素を逆転再生モードで前記
テンションアームと連結する連結要素とを設け、逆転再
生モードでテープの張力が増大した時に前記摩擦要素で
前記供給用リール台の回転を制動するようにした。
め、請求項1に記載の発明は、供給用リール台と巻取り
用リール台とをシャーシ上に設けるとともに、このシャ
ーシ上に供給用リール台の近傍でテンションポールが固
設されたテンションアームを揺動自在に支持し、このテ
ンションアームに供給用リール台に係合するバンドブレ
ーキを取り付け、供給用リール台上の供給リールと巻取
り用リール台上の巻取りりリールとの間に掛装されたテ
ープを引き出してヘッドが設けられたドラムに巻き回
し、このテープにテンションポールをスプリングにより
付勢して接触させ、テンションアームを揺動させてバン
ドブレーキにより供給用リール台の回転を制動するテー
プ走行装置において、前記供給用リール台に摩擦接触可
能な摩擦要素と、この摩擦要素を逆転再生モードで前記
テンションアームと連結する連結要素とを設け、逆転再
生モードでテープの張力が増大した時に前記摩擦要素で
前記供給用リール台の回転を制動するようにした。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、供給用リ
ール台の近傍でテンションポールが設けられたテンショ
ンアームを揺動自在に支持して前記供給用リール台に巻
き掛けられたブレーキバンドに連結し、このブレーキバ
ンドをテープが前記供給用リール台上の供給リールから
巻取り用リール台上の巻取りリールに向かって走行する
場合に前記テンションアームの揺動に応動させて前記供
給用リール台の回転を制動するとともに、前記ブレーキ
バンドを介して前記供給用リール台を押圧可能なブレー
キアームを支持し、このブレーキアームをテープが前記
巻取りリールから前記供給リールに向かって走行する場
合に前記テンションアームと連結し、このテンションア
ームの揺動に前記ブレーキアームを応動させて前記供給
用リール台の回転を制動するようにしたテープ走行装置
であって、前記ブレーキバンドの前記供給用リール台と
の摺接部に摩擦係数が大きい高摩擦部分と摩擦係数が小
さい低摩擦部分とを区画して設け、前記高摩擦部分を前
記ブレーキアームに対応した位置に配置し、このブレー
キアームが前記高摩擦部分を介して前記供給用リール台
を押圧するように構成した。
ール台の近傍でテンションポールが設けられたテンショ
ンアームを揺動自在に支持して前記供給用リール台に巻
き掛けられたブレーキバンドに連結し、このブレーキバ
ンドをテープが前記供給用リール台上の供給リールから
巻取り用リール台上の巻取りリールに向かって走行する
場合に前記テンションアームの揺動に応動させて前記供
給用リール台の回転を制動するとともに、前記ブレーキ
バンドを介して前記供給用リール台を押圧可能なブレー
キアームを支持し、このブレーキアームをテープが前記
巻取りリールから前記供給リールに向かって走行する場
合に前記テンションアームと連結し、このテンションア
ームの揺動に前記ブレーキアームを応動させて前記供給
用リール台の回転を制動するようにしたテープ走行装置
であって、前記ブレーキバンドの前記供給用リール台と
の摺接部に摩擦係数が大きい高摩擦部分と摩擦係数が小
さい低摩擦部分とを区画して設け、前記高摩擦部分を前
記ブレーキアームに対応した位置に配置し、このブレー
キアームが前記高摩擦部分を介して前記供給用リール台
を押圧するように構成した。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明に係るテープ走行装置
は、REVモードにおいてテンションアームと摩擦要素
とが連結要素で連結し、テープ張力が増大するとテンシ
ョンアームの揺動により摩擦要素が供給用リール台と摩
擦接触して回転を制動する。このため、テープ張力を適
正に調節でき、供給リールへのテープ巻付径が変化して
も適正な張力を維持できる。
は、REVモードにおいてテンションアームと摩擦要素
とが連結要素で連結し、テープ張力が増大するとテンシ
ョンアームの揺動により摩擦要素が供給用リール台と摩
擦接触して回転を制動する。このため、テープ張力を適
正に調節でき、供給リールへのテープ巻付径が変化して
も適正な張力を維持できる。
【0008】また、請求項2に記載の発明に係るテープ
走行装置は、REVモード等においてテンションアーム
とブレーキアームとが連結し、テープ張力が増大すると
テンションアームの揺動によりブレーキアームが供給用
リール台にブレーキバンドを介し押圧して供給用リール
台の回転を制動する。このため、テープ張力を適正に調
節でき、供給リールへのテープ巻付径が変化しても適正
な張力を維持できる。そして、ブレーキアームはブレー
キバンドの高摩擦係数部分を介して供給用リール台を押
圧して大きな制動力が得られるため、供給用リール台の
駆動トルクに十分に対抗でき、供給用リール台を有効に
制動できる。
走行装置は、REVモード等においてテンションアーム
とブレーキアームとが連結し、テープ張力が増大すると
テンションアームの揺動によりブレーキアームが供給用
リール台にブレーキバンドを介し押圧して供給用リール
台の回転を制動する。このため、テープ張力を適正に調
節でき、供給リールへのテープ巻付径が変化しても適正
な張力を維持できる。そして、ブレーキアームはブレー
キバンドの高摩擦係数部分を介して供給用リール台を押
圧して大きな制動力が得られるため、供給用リール台の
駆動トルクに十分に対抗でき、供給用リール台を有効に
制動できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1から図10はこの発明の一実施例に係る磁
気テープ走行装置を示し、図1がテープ走行系の模式
図、図2から図4がそれぞれ異なるモードにおける要部
の平面図、図5から図8がそれぞれ異なるモードにおけ
る他の要部の平面図、図9が主要部品の部品図、図10
が他の主要部品の部品図である。なお、この実施例はV
TRに適用したものであるが、VTRの周知の構成につ
いての詳細な説明および図示は割愛している。
明する。図1から図10はこの発明の一実施例に係る磁
気テープ走行装置を示し、図1がテープ走行系の模式
図、図2から図4がそれぞれ異なるモードにおける要部
の平面図、図5から図8がそれぞれ異なるモードにおけ
る他の要部の平面図、図9が主要部品の部品図、図10
が他の主要部品の部品図である。なお、この実施例はV
TRに適用したものであるが、VTRの周知の構成につ
いての詳細な説明および図示は割愛している。
【0010】図中、11は記録および再生用等のヘッド
を有するドラム、12は供給用リール台、13は巻取り
用リール台であり、これらドラム11およびリール台1
2,13はシャーシ10上にに回転自在に支持される。
周知のように、ドラム11は記録モードあるいは再生モ
ード等においてシリンダモータにより駆動されて回転
し、リール台12,13は磁気テープTの走行時におい
てキャプスタンモータにより駆動されてキャプスタン2
1と一体的に回転する。なお、述べるまでもないが、リ
ール台12,13にはテープカセットCの装填時におい
て磁気テープTを巻取り保持した供給リールと巻取りリ
ールとが載置される。
を有するドラム、12は供給用リール台、13は巻取り
用リール台であり、これらドラム11およびリール台1
2,13はシャーシ10上にに回転自在に支持される。
周知のように、ドラム11は記録モードあるいは再生モ
ード等においてシリンダモータにより駆動されて回転
し、リール台12,13は磁気テープTの走行時におい
てキャプスタンモータにより駆動されてキャプスタン2
1と一体的に回転する。なお、述べるまでもないが、リ
ール台12,13にはテープカセットCの装填時におい
て磁気テープTを巻取り保持した供給リールと巻取りリ
ールとが載置される。
【0011】また、シャーシ10上には、テープパスに
沿ってテンションポール14、消去ヘッド15、ガイド
ローラ16、傾斜ポール17がドラム11の図1中左側
に、傾斜ポール18、ガイドローラ19、オーディオヘ
ッド20、キャプスタン21、ピンチローラ22および
ガイドポール23がドラム11の右側に、それぞれ磁気
テープTと摺接可能に配置される。なお、消去ヘッド1
5等については周知であるため説明を割愛し、以下、テ
ンションポール14、ガイドポール23の廻りを説明す
る。
沿ってテンションポール14、消去ヘッド15、ガイド
ローラ16、傾斜ポール17がドラム11の図1中左側
に、傾斜ポール18、ガイドローラ19、オーディオヘ
ッド20、キャプスタン21、ピンチローラ22および
ガイドポール23がドラム11の右側に、それぞれ磁気
テープTと摺接可能に配置される。なお、消去ヘッド1
5等については周知であるため説明を割愛し、以下、テ
ンションポール14、ガイドポール23の廻りを説明す
る。
【0012】図2、図3および図4に示すように、テン
ションポール14はテンションアーム24の一端に立設
され、テンションアーム24はシャーシ10に供給用の
リール台12の図中左側で中間部を回動支点として揺動
自在に支持される。テンションアーム24には、他端に
係合ピン24bが後述するスライダ28と係合可能に植
設され、中間部分に図中左方へ延出するスプリング係止
片24cが一体に形成され、回動支点とテンションポー
ル14との間にブレーキバンド29の一端が連結部材5
0を介して止着される。このテンションアーム24は、
スプリング係止片24cとスプリングベース25との間
にスプリング26が張設され、このスプリング26によ
り図中反時計方向に付勢されテンションポール14が磁
気テープTを図中左方に押圧する。
ションポール14はテンションアーム24の一端に立設
され、テンションアーム24はシャーシ10に供給用の
リール台12の図中左側で中間部を回動支点として揺動
自在に支持される。テンションアーム24には、他端に
係合ピン24bが後述するスライダ28と係合可能に植
設され、中間部分に図中左方へ延出するスプリング係止
片24cが一体に形成され、回動支点とテンションポー
ル14との間にブレーキバンド29の一端が連結部材5
0を介して止着される。このテンションアーム24は、
スプリング係止片24cとスプリングベース25との間
にスプリング26が張設され、このスプリング26によ
り図中反時計方向に付勢されテンションポール14が磁
気テープTを図中左方に押圧する。
【0013】スプリングベース25は、図中明示しない
が、シャーシ10上に直線移動可能に支持され、コント
ロールプレート27と係合してコントロールプレート2
7によりモードに応じた位置に移動する。このスプリン
グベース25は、再生(PLAY)モードあるいは記録
(REC)モード等ではスプリング26を伸張する位置
に移動してテンションアーム24に作用するスプリング
26の弾性力を増大させ(図2参照)、REVモード、
早送り(FF)モードおよび巻き戻し(REW)モード
等ではスプリング25を弛緩させる位置に移動してテン
ションアーム24に作用するスプリング26の弾性力を
小さくする(図3参照)。
が、シャーシ10上に直線移動可能に支持され、コント
ロールプレート27と係合してコントロールプレート2
7によりモードに応じた位置に移動する。このスプリン
グベース25は、再生(PLAY)モードあるいは記録
(REC)モード等ではスプリング26を伸張する位置
に移動してテンションアーム24に作用するスプリング
26の弾性力を増大させ(図2参照)、REVモード、
早送り(FF)モードおよび巻き戻し(REW)モード
等ではスプリング25を弛緩させる位置に移動してテン
ションアーム24に作用するスプリング26の弾性力を
小さくする(図3参照)。
【0014】ブレーキバンド29は、供給用リール台1
2の周面に巻き掛けられ、他端がバンドホルダ30に止
着される。このブレーキバンド29には供給用リール台
12の周面と対向する面にフェルト31が貼着され、こ
のフェルト31を介して供給用リール台12の周面に摺
接する。図10に示すように、フェルト31は、ブレー
キバンド29側の一部が後述するブレーキアーム34と
対応する位置に摩擦係数が大きな高摩擦係数部分31
a、他の部分に摩擦係数が小さな低摩擦係数部分30b
を有する。ブレーキバンド29は、バンドホルダ30が
ストッパ33と当接した制動可能状態において、テンシ
ョンアーム24の図中反時計回転方向の揺動で供給用リ
ール台12に圧着して供給用リール台12を制動する。
2の周面に巻き掛けられ、他端がバンドホルダ30に止
着される。このブレーキバンド29には供給用リール台
12の周面と対向する面にフェルト31が貼着され、こ
のフェルト31を介して供給用リール台12の周面に摺
接する。図10に示すように、フェルト31は、ブレー
キバンド29側の一部が後述するブレーキアーム34と
対応する位置に摩擦係数が大きな高摩擦係数部分31
a、他の部分に摩擦係数が小さな低摩擦係数部分30b
を有する。ブレーキバンド29は、バンドホルダ30が
ストッパ33と当接した制動可能状態において、テンシ
ョンアーム24の図中反時計回転方向の揺動で供給用リ
ール台12に圧着して供給用リール台12を制動する。
【0015】バンドホルダ30は、一端に上述のブレー
キバンドが止着し、中間部を回動支点として他端がリバ
ーステンションレバー32およびストッパ33と係合可
能にシャーシ10に支持される。このバンドホルダ30
は、リバーステンションレバー32により押圧されてス
トッパ33に当接した状態でブレーキバンド29を供給
用リール台12の周面と摺接可能、すなわち制動可能な
状態に保持し、リバーステンションレバー32が離隔す
るとブレーキバンド29を弛緩させて制動不能な状態に
保持する。
キバンドが止着し、中間部を回動支点として他端がリバ
ーステンションレバー32およびストッパ33と係合可
能にシャーシ10に支持される。このバンドホルダ30
は、リバーステンションレバー32により押圧されてス
トッパ33に当接した状態でブレーキバンド29を供給
用リール台12の周面と摺接可能、すなわち制動可能な
状態に保持し、リバーステンションレバー32が離隔す
るとブレーキバンド29を弛緩させて制動不能な状態に
保持する。
【0016】リバーステンションレバー32は、中間部
を回動支点として揺動自在に支持され、図中右端にカム
ピン32aが植設され、図中左側上面にスライダ28が
長手方向摺動自在に載設される。このリバーステンショ
ンレバー32は、カムピン32aがコントロールプレー
ト27のカム27aに係合し、モードに応じてコントロ
ールプレート27により駆動されて揺動する。このリバ
ーステンションレバー32は、PLAYモード、REC
モード、FFモードあるいはREWモードにおいて反時
計回転方向に揺動してバンドホルダ30をストッパ33
に当接させるように位置し(図2および図3参照)、R
EVモードにおいて時計回転方向に揺動してスライダ2
8をテンションアーム24と当接させように位置する
(図4参照)。なお、51はリバーステンションレバー
32を反時計回転方向に付勢するスプリングである。
を回動支点として揺動自在に支持され、図中右端にカム
ピン32aが植設され、図中左側上面にスライダ28が
長手方向摺動自在に載設される。このリバーステンショ
ンレバー32は、カムピン32aがコントロールプレー
ト27のカム27aに係合し、モードに応じてコントロ
ールプレート27により駆動されて揺動する。このリバ
ーステンションレバー32は、PLAYモード、REC
モード、FFモードあるいはREWモードにおいて反時
計回転方向に揺動してバンドホルダ30をストッパ33
に当接させるように位置し(図2および図3参照)、R
EVモードにおいて時計回転方向に揺動してスライダ2
8をテンションアーム24と当接させように位置する
(図4参照)。なお、51はリバーステンションレバー
32を反時計回転方向に付勢するスプリングである。
【0017】スライダ28は、図中右端部にブレーキア
ーム34との間でスプリング35が張設され、また、リ
バーステンションレバー32が時計回転方向に揺動した
位置で図中右端面にテンションアーム24の下端部が当
接する。このスライダ28は、REVモードにおいてテ
ンションアーム24の揺動で摺動してスプリング35を
介しブレーキアーム34を駆動し、後述するように、テ
ンションアーム24の時計回転方向の揺動で図中左動し
てブレーキアーム34をフェルト31を介し押圧させる
(図4参照)。このスライダ28およびリバーステンシ
ョンレバー32が連結要素に相当する。
ーム34との間でスプリング35が張設され、また、リ
バーステンションレバー32が時計回転方向に揺動した
位置で図中右端面にテンションアーム24の下端部が当
接する。このスライダ28は、REVモードにおいてテ
ンションアーム24の揺動で摺動してスプリング35を
介しブレーキアーム34を駆動し、後述するように、テ
ンションアーム24の時計回転方向の揺動で図中左動し
てブレーキアーム34をフェルト31を介し押圧させる
(図4参照)。このスライダ28およびリバーステンシ
ョンレバー32が連結要素に相当する。
【0018】ブレーキアーム34は、中間部を回動支点
としてシャーシ10に揺動自在に支持され、一端に押圧
部34aがブレーキバンド29を介して供給用リール台
12を押圧可能に形成され、他端に上述のスプリング3
5の端部が止着し、また、他端下面に拘束ピン34bが
オフレバー36と係合可能に植設される。ブレーキアー
ム34は、後述するように、拘束ピン34bにオフレバ
ー36が係合して揺動を規制され、拘束ピン34bがオ
フレバー36から開放された状態でスプリング35を介
してスライダ28により駆動される。このブレーキアー
ム34は、REVモードにおいて拘束ピン34bが開放
され、スライダ28の左動で反時計回転方向に揺動して
押圧部34aがブレーキバンド29の高摩擦係数部分を
介して供給用リール台12を押圧し、この供給用リール
台12を制動する(図4参照)。このブレーキアーム3
4および上述のブレーキバンド29が摩擦要素に相当す
る。
としてシャーシ10に揺動自在に支持され、一端に押圧
部34aがブレーキバンド29を介して供給用リール台
12を押圧可能に形成され、他端に上述のスプリング3
5の端部が止着し、また、他端下面に拘束ピン34bが
オフレバー36と係合可能に植設される。ブレーキアー
ム34は、後述するように、拘束ピン34bにオフレバ
ー36が係合して揺動を規制され、拘束ピン34bがオ
フレバー36から開放された状態でスプリング35を介
してスライダ28により駆動される。このブレーキアー
ム34は、REVモードにおいて拘束ピン34bが開放
され、スライダ28の左動で反時計回転方向に揺動して
押圧部34aがブレーキバンド29の高摩擦係数部分を
介して供給用リール台12を押圧し、この供給用リール
台12を制動する(図4参照)。このブレーキアーム3
4および上述のブレーキバンド29が摩擦要素に相当す
る。
【0019】オフレバー36は、一端を回動支点として
シャーシ10に揺動自在に支持され、他端側に拘束溝3
6aが形成される。このオフレバー36は、拘束溝36
aにブレーキアーム34の拘束ピン34bが遊合し、図
示しない係合ピンがコントロールプレート27と係合し
てコントロールプレート27によりモードに応じ駆動さ
れる。このオフレバー36は、テープローディング時に
おいて図中時計回転方向に揺動してブレーキアーム34
を反時計方向に揺動させ、ブレーキアーム34の押圧部
34aを供給用リール台12に圧接させる。なお、52
はオフレバー36を時計回転方向に付勢するスプリング
である。
シャーシ10に揺動自在に支持され、他端側に拘束溝3
6aが形成される。このオフレバー36は、拘束溝36
aにブレーキアーム34の拘束ピン34bが遊合し、図
示しない係合ピンがコントロールプレート27と係合し
てコントロールプレート27によりモードに応じ駆動さ
れる。このオフレバー36は、テープローディング時に
おいて図中時計回転方向に揺動してブレーキアーム34
を反時計方向に揺動させ、ブレーキアーム34の押圧部
34aを供給用リール台12に圧接させる。なお、52
はオフレバー36を時計回転方向に付勢するスプリング
である。
【0020】また、図5から図8に示すように、ガイド
ポール23はシャーシ10に揺動自在に支持されたガイ
ドアーム37の先端部に立設される。ガイドアーム37
は、一端に上述のガイドポール23が設けられ、他端が
シャーシ10に立設された支持ピン38に回動自在に支
持される。図9aに詳示するように、このガイドアーム
37には、表面中間部にリレーカム41と係合する拘束
ピン37cが植設され、また、裏面にアームレバー39
のカム穴39aに係合するガイドピン37aとブレーキ
レバー40のカム部40aに係合するロックピン37b
とが植設される。このガイドアーム37は、後述するア
ームレバー39の揺動でガイドピン37aをアームレバ
ー39のカム穴39aの周縁を摺動させつつモードに応
じて揺動し、PLAYモード等においてロックピン37
bがブレーキレバー40のカム部40aの係止溝40f
に嵌合してブレーキレバー40と一体に揺動する。
ポール23はシャーシ10に揺動自在に支持されたガイ
ドアーム37の先端部に立設される。ガイドアーム37
は、一端に上述のガイドポール23が設けられ、他端が
シャーシ10に立設された支持ピン38に回動自在に支
持される。図9aに詳示するように、このガイドアーム
37には、表面中間部にリレーカム41と係合する拘束
ピン37cが植設され、また、裏面にアームレバー39
のカム穴39aに係合するガイドピン37aとブレーキ
レバー40のカム部40aに係合するロックピン37b
とが植設される。このガイドアーム37は、後述するア
ームレバー39の揺動でガイドピン37aをアームレバ
ー39のカム穴39aの周縁を摺動させつつモードに応
じて揺動し、PLAYモード等においてロックピン37
bがブレーキレバー40のカム部40aの係止溝40f
に嵌合してブレーキレバー40と一体に揺動する。
【0021】リレーカム41は、シャーシ10上に回転
自在に支持され、上面に部分円弧状のカム突起41aが
上述の拘束ピン37cと係合可能に形成される。このリ
レーカム41は、モードに応じ回転し、回転時において
カム突起41aにガイドアーム37の拘束ピン37cが
摺接してガイドアーム37の揺動姿勢を規制し、また、
PLAYモード等においてカム突起41a間に拘束ピン
37cを拘束してガイドアーム37の揺動を規制する
(図5参照)。
自在に支持され、上面に部分円弧状のカム突起41aが
上述の拘束ピン37cと係合可能に形成される。このリ
レーカム41は、モードに応じ回転し、回転時において
カム突起41aにガイドアーム37の拘束ピン37cが
摺接してガイドアーム37の揺動姿勢を規制し、また、
PLAYモード等においてカム突起41a間に拘束ピン
37cを拘束してガイドアーム37の揺動を規制する
(図5参照)。
【0022】アームレバー39は、図9cに詳示するよ
うに、略鈎型状をなし、一端に上述のカム穴39aが形
成され、他端を回動支点としてシャーシ10に支持され
る。また、このアームレバー39には他端裏面に回動支
点から離隔してピン39bが形成され、このピン39b
がコントロールカム42のカム溝(図示せず)に嵌合す
る。このアームレバー39はコントロールカム42の回
転でピン39bをカム溝を摺動させつつ揺動し、上述の
ように、このアームレバー39の揺動でガイドアーム3
7が揺動する。詳細な説明は割愛するが、コントロール
カム42は図示しないローディングモータ等によりモー
ドに応じた回転角に駆動される。
うに、略鈎型状をなし、一端に上述のカム穴39aが形
成され、他端を回動支点としてシャーシ10に支持され
る。また、このアームレバー39には他端裏面に回動支
点から離隔してピン39bが形成され、このピン39b
がコントロールカム42のカム溝(図示せず)に嵌合す
る。このアームレバー39はコントロールカム42の回
転でピン39bをカム溝を摺動させつつ揺動し、上述の
ように、このアームレバー39の揺動でガイドアーム3
7が揺動する。詳細な説明は割愛するが、コントロール
カム42は図示しないローディングモータ等によりモー
ドに応じた回転角に駆動される。
【0023】ブレーキレバー40は、図9bに詳示する
ように、略L字状をなし、屈曲部に長穴40bが、この
長穴40bの廻りに上述のカム部40aと係止溝40f
とが形成され、また、一端にシュー40cが巻取り用リ
ール台13に摺接可能に固設され、さらに、他端にスプ
リング係止部40dが、シュー40cと長穴40bとの
間で裏面にピン40eが形成される。このブレーキレバ
ー40は、長穴40bに前述の支持ピン38が遊挿して
シャーシ10に揺動自在に支持され、スプリング係止部
40dにスプリングベース43との間でスプリング44
が張設され、ピン40eがシャーシ10に形成されたカ
ム穴45に係合する。このブレーキレバー40は、スプ
リング44によりシュー40cが巻取り用リール台13
と当接する時計回転方向に付勢され、また、ピン40e
とカム穴45との係合およびカム部40aとロックピン
37bとの係合で全体が移動し、PLAYモード等にお
いて係止溝40fにロックピン37bが嵌合してガイド
アーム37と一体化する(図5等参照)。
ように、略L字状をなし、屈曲部に長穴40bが、この
長穴40bの廻りに上述のカム部40aと係止溝40f
とが形成され、また、一端にシュー40cが巻取り用リ
ール台13に摺接可能に固設され、さらに、他端にスプ
リング係止部40dが、シュー40cと長穴40bとの
間で裏面にピン40eが形成される。このブレーキレバ
ー40は、長穴40bに前述の支持ピン38が遊挿して
シャーシ10に揺動自在に支持され、スプリング係止部
40dにスプリングベース43との間でスプリング44
が張設され、ピン40eがシャーシ10に形成されたカ
ム穴45に係合する。このブレーキレバー40は、スプ
リング44によりシュー40cが巻取り用リール台13
と当接する時計回転方向に付勢され、また、ピン40e
とカム穴45との係合およびカム部40aとロックピン
37bとの係合で全体が移動し、PLAYモード等にお
いて係止溝40fにロックピン37bが嵌合してガイド
アーム37と一体化する(図5等参照)。
【0024】スプリングベース43は、シャーシ10上
にブレーキレバー40に対し接近離隔可能に支持され、
モードに応じ駆動される。このスプリングベース43
は、FFモード、REWモードあるいはローディングモ
ードにおいてブレーキレバー40に接近する位置に移動
してブレーキレバー40に作用するスプリング44の弾
性力を弱め、また、PLAYモードおよびREVモード
等においてブレーキレバー40から離隔してスプリング
44の弾性力を強める。
にブレーキレバー40に対し接近離隔可能に支持され、
モードに応じ駆動される。このスプリングベース43
は、FFモード、REWモードあるいはローディングモ
ードにおいてブレーキレバー40に接近する位置に移動
してブレーキレバー40に作用するスプリング44の弾
性力を弱め、また、PLAYモードおよびREVモード
等においてブレーキレバー40から離隔してスプリング
44の弾性力を強める。
【0025】次に、この実施例の作用を説明する。この
VTRは、テープローディング前においては、テンショ
ンポール14およびガイドポール23がテープカセット
の切欠内に位置する。この時、オフレバー36が図中時
計回転方向に最も揺動した位置にあるため、ブレーキア
ーム36は押圧部34aが供給用リール台12にフェル
ト31の高摩擦係数部分31bを介して圧接し、供給用
リール台12の回転を禁止する。また、図8に示すよう
に、ガイドアーム37とブレーキレバー40とは略直角
に位置し、ブレーキレバー40がスプリング44により
付勢されてシュー40cを巻取り用リール台13に圧接
させ、巻取り用リール台13の回転を禁止する。
VTRは、テープローディング前においては、テンショ
ンポール14およびガイドポール23がテープカセット
の切欠内に位置する。この時、オフレバー36が図中時
計回転方向に最も揺動した位置にあるため、ブレーキア
ーム36は押圧部34aが供給用リール台12にフェル
ト31の高摩擦係数部分31bを介して圧接し、供給用
リール台12の回転を禁止する。また、図8に示すよう
に、ガイドアーム37とブレーキレバー40とは略直角
に位置し、ブレーキレバー40がスプリング44により
付勢されてシュー40cを巻取り用リール台13に圧接
させ、巻取り用リール台13の回転を禁止する。
【0026】ここで、テープローディングが開始される
と、ポールベースの移動とほぼ同時にコントロールプレ
ート27の移動でテンションアーム24が反時計回転方
向に揺動し、また、コントロールカム42の回転でアー
ムレバー39が揺動してガイドアーム37が時計回転方
向に揺動し、磁気テープTはテンションポール14およ
びガイドポール23等によりテープカセットから引き出
される。この時、ガイドアーム37のロックピン37b
がブレーキレバー40のカム部40aを摺動してブレー
キレバー40は全体的に上動し、ロックピン37bが係
止溝40fに嵌合するとブレーキレバー40とアームレ
バー39とが一体化する。そして、このテープローディ
ング時おいては、アームレバー39およびガイドアーム
37がブレーキレバー40と別個に揺動、すなわちブレ
ーキレバー40を揺動させることなく揺動するため、そ
の旋回半径を小さくできる。
と、ポールベースの移動とほぼ同時にコントロールプレ
ート27の移動でテンションアーム24が反時計回転方
向に揺動し、また、コントロールカム42の回転でアー
ムレバー39が揺動してガイドアーム37が時計回転方
向に揺動し、磁気テープTはテンションポール14およ
びガイドポール23等によりテープカセットから引き出
される。この時、ガイドアーム37のロックピン37b
がブレーキレバー40のカム部40aを摺動してブレー
キレバー40は全体的に上動し、ロックピン37bが係
止溝40fに嵌合するとブレーキレバー40とアームレ
バー39とが一体化する。そして、このテープローディ
ング時おいては、アームレバー39およびガイドアーム
37がブレーキレバー40と別個に揺動、すなわちブレ
ーキレバー40を揺動させることなく揺動するため、そ
の旋回半径を小さくできる。
【0027】また、PLAYモードにおいては、図2に
示すように、リバーステンションレバー32が反時計方
向に揺動した位置にあってバンドホルダ30をストッパ
33に押し付けるとともにスライダ28とテンションア
ーム24から離隔させ、また、スプリングベース25が
テンションアーム24から離隔してテンションアーム2
4に作用するスプリングの弾性力を大きくする。このた
め、テンションアーム24は、磁気テープTの張力に応
じて揺動し、磁気テープTの張力が小さい場合は反時計
方向に揺動してブレーキバンド29が供給用リール台1
2の回転を制動し、また、磁気テープTの張力が大きい
場合は時計回転方向に揺動して供給用リール台12の制
動を解除する。
示すように、リバーステンションレバー32が反時計方
向に揺動した位置にあってバンドホルダ30をストッパ
33に押し付けるとともにスライダ28とテンションア
ーム24から離隔させ、また、スプリングベース25が
テンションアーム24から離隔してテンションアーム2
4に作用するスプリングの弾性力を大きくする。このた
め、テンションアーム24は、磁気テープTの張力に応
じて揺動し、磁気テープTの張力が小さい場合は反時計
方向に揺動してブレーキバンド29が供給用リール台1
2の回転を制動し、また、磁気テープTの張力が大きい
場合は時計回転方向に揺動して供給用リール台12の制
動を解除する。
【0028】さらに、このPLAYモードにおいては、
図5に示すように、ガイドアーム37はロックピン37
bがブレーキレバー40の係止溝40fに嵌合してガイ
ドアーム37とブレーキレバー40とが一体化するが、
ガイドアーム37の拘束ピン37cがリレーカム41の
カム突起41aに係合して揺動を禁止される。このた
め、このPLAYモードでは上述のテンションアーム2
4の揺動で磁気テープTの張力が張設される。
図5に示すように、ガイドアーム37はロックピン37
bがブレーキレバー40の係止溝40fに嵌合してガイ
ドアーム37とブレーキレバー40とが一体化するが、
ガイドアーム37の拘束ピン37cがリレーカム41の
カム突起41aに係合して揺動を禁止される。このた
め、このPLAYモードでは上述のテンションアーム2
4の揺動で磁気テープTの張力が張設される。
【0029】次に、FFモードあるいはREWモードに
おいては、図3に示すように、スプリングベース25が
テンションアーム24側に移動してスプリング26の長
さが短くなり、テンションアーム24に作用するスプリ
ング26の弾性力が弱くなる。このため、磁気テープT
の張力も小さくでき、磁気テープTの疲労を軽減でき
る。
おいては、図3に示すように、スプリングベース25が
テンションアーム24側に移動してスプリング26の長
さが短くなり、テンションアーム24に作用するスプリ
ング26の弾性力が弱くなる。このため、磁気テープT
の張力も小さくでき、磁気テープTの疲労を軽減でき
る。
【0030】また、このFFモードあるいはREWモー
ドでは、図6に示すように、ガイドアーム37は拘束ピ
ン37cがリレーカム41のカム突起41aの内側に位
置して揺動を許容され、また、スプリングベース43も
ガイドアーム37側に移動し、ブレーキレバー40、す
なわちガイドアーム37に作用するスプリング44の弾
性力が小さくなる。このため、磁気テープTの張力が減
少するとガイドアーム37とブレーキレバー40とは一
体に時計回転方向に揺動し、ブレーキレバー40がシュ
ー40cを巻取り用リール台13に摺接させてリール台
13の回転を制動する。
ドでは、図6に示すように、ガイドアーム37は拘束ピ
ン37cがリレーカム41のカム突起41aの内側に位
置して揺動を許容され、また、スプリングベース43も
ガイドアーム37側に移動し、ブレーキレバー40、す
なわちガイドアーム37に作用するスプリング44の弾
性力が小さくなる。このため、磁気テープTの張力が減
少するとガイドアーム37とブレーキレバー40とは一
体に時計回転方向に揺動し、ブレーキレバー40がシュ
ー40cを巻取り用リール台13に摺接させてリール台
13の回転を制動する。
【0031】一方、REVモードにおいては、図4に示
すように、スプリングベース25がテンションアーム2
4に接近する方向に移動してスプリング26が縮み、ま
た、コントロールプレート27の移動によりリバーステ
ンションレバー32が時計回転方向に揺動し、さらに、
オフレバー36が反時計回転方向に揺動してブレーキア
ーム34の揺動が許容される。このため、テンションア
ーム24に作用するスプリング26の弾性力が減少し、
また、バンドホルダ30がストッパ33から離隔してブ
レーキバンド29が弛緩するとともに、テンションアー
ム24の端部にスライダ28が係合する。
すように、スプリングベース25がテンションアーム2
4に接近する方向に移動してスプリング26が縮み、ま
た、コントロールプレート27の移動によりリバーステ
ンションレバー32が時計回転方向に揺動し、さらに、
オフレバー36が反時計回転方向に揺動してブレーキア
ーム34の揺動が許容される。このため、テンションア
ーム24に作用するスプリング26の弾性力が減少し、
また、バンドホルダ30がストッパ33から離隔してブ
レーキバンド29が弛緩するとともに、テンションアー
ム24の端部にスライダ28が係合する。
【0032】したがって、磁気テープTの張力が変動す
ると、テンションアーム24が揺動してテンションアー
ム24と係合するスライダ28が移動し、このスライダ
28の移動でスプリング35を介しブレーキアーム34
が揺動し、このブレーキアーム34の押圧部34aがフ
ェルト31の高摩擦係数部を介し供給用リール台12を
押圧して回転を制動する。すなわち、磁気テープTの張
力が増大した場合はテンションアーム24が時計回転方
向に揺動してスライダ28が左動するためブレーキアー
ム34が反時計方向に揺動してリール台12の回転を制
動し、また逆に、磁気テープTの張力が減少した場合は
ブレーキアーム34が時計方向に揺動して押圧部34a
がリール台12から離隔する。
ると、テンションアーム24が揺動してテンションアー
ム24と係合するスライダ28が移動し、このスライダ
28の移動でスプリング35を介しブレーキアーム34
が揺動し、このブレーキアーム34の押圧部34aがフ
ェルト31の高摩擦係数部を介し供給用リール台12を
押圧して回転を制動する。すなわち、磁気テープTの張
力が増大した場合はテンションアーム24が時計回転方
向に揺動してスライダ28が左動するためブレーキアー
ム34が反時計方向に揺動してリール台12の回転を制
動し、また逆に、磁気テープTの張力が減少した場合は
ブレーキアーム34が時計方向に揺動して押圧部34a
がリール台12から離隔する。
【0033】上述のように、REVモードにおいて供給
用リール台12の回転を制動して磁気テープTの張力を
張設するため、供給リールへのテープ巻付径が変動して
も適正な張力に維持できる。そして、このREVモード
では、供給用リール台12を駆動して磁気テープTを走
行させるため供給リール台12の制動に大きな制動力が
求められるが、ブレーキアーム34はフェルト31の高
摩擦係数部分を介してリール台12を押圧するため大き
な制動力が得られる。
用リール台12の回転を制動して磁気テープTの張力を
張設するため、供給リールへのテープ巻付径が変動して
も適正な張力に維持できる。そして、このREVモード
では、供給用リール台12を駆動して磁気テープTを走
行させるため供給リール台12の制動に大きな制動力が
求められるが、ブレーキアーム34はフェルト31の高
摩擦係数部分を介してリール台12を押圧するため大き
な制動力が得られる。
【0034】また、このREVモードにおいては、図7
に示すように、スプリングベース43がブレーキレバー
40から離隔する方向に移動してスプリング44が伸張
され、ブレーキレバー40に作用するスプリング44の
弾性力が増大する。そして、上述のように、ガイドアー
ム37とブレーキレバー40とが一体に揺動し、磁気テ
ープ張力が小さい場合はブレーキレバー40のシュー4
0cが巻取り用リール台13に摺接してリール台13の
回転を制動する。
に示すように、スプリングベース43がブレーキレバー
40から離隔する方向に移動してスプリング44が伸張
され、ブレーキレバー40に作用するスプリング44の
弾性力が増大する。そして、上述のように、ガイドアー
ム37とブレーキレバー40とが一体に揺動し、磁気テ
ープ張力が小さい場合はブレーキレバー40のシュー4
0cが巻取り用リール台13に摺接してリール台13の
回転を制動する。
【0035】さらに、テープアンローディング時におい
ては、コントロールプレート27の移動でテンションア
ーム24が時計回転方向に揺動してテンションポール1
4がローディング前の位置に戻り、また同様に、コント
ロールカム42の回転でガイドアーム37とブレーキレ
バー40とが一体に反時計回転方向に揺動してローディ
ング前の位置に復帰する。この時、ブレーキレバー40
は、ピン40eがカム穴45の周縁を摺動して全体が図
中下動し、係止溝40fからロックピン37bが離脱し
てガイドアーム37から分離する。
ては、コントロールプレート27の移動でテンションア
ーム24が時計回転方向に揺動してテンションポール1
4がローディング前の位置に戻り、また同様に、コント
ロールカム42の回転でガイドアーム37とブレーキレ
バー40とが一体に反時計回転方向に揺動してローディ
ング前の位置に復帰する。この時、ブレーキレバー40
は、ピン40eがカム穴45の周縁を摺動して全体が図
中下動し、係止溝40fからロックピン37bが離脱し
てガイドアーム37から分離する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明に係るテープ走行装置によれば、供給用リール台に
ブレーキバンドとともにリール台を制動可能な摩擦要素
を併設し、この摩擦要素をREVモードにおいてテンシ
ョンアームと連結してテープの張力が大きい場合に供給
用リール台の回転を制動するように構成したため、RE
Vモードにおいて供給リールへのテープの巻付半径の多
少に関わらずテープの張力を適正値に維持でき、また、
PLAYモード、FFモードおよびREWモードでのバ
ックテンションも適正値に維持できるという効果が得ら
れる。
発明に係るテープ走行装置によれば、供給用リール台に
ブレーキバンドとともにリール台を制動可能な摩擦要素
を併設し、この摩擦要素をREVモードにおいてテンシ
ョンアームと連結してテープの張力が大きい場合に供給
用リール台の回転を制動するように構成したため、RE
Vモードにおいて供給リールへのテープの巻付半径の多
少に関わらずテープの張力を適正値に維持でき、また、
PLAYモード、FFモードおよびREWモードでのバ
ックテンションも適正値に維持できるという効果が得ら
れる。
【0037】さらに、請求項2に記載の発明に係るテー
プ走行装置によれば、テンションアームに連結してテン
ションアームの揺動に応動するブレーキバンドに高摩擦
係数部分を設けるとともに、REVモード等の供給用リ
ール台に向かってテープが走行する場合にテンションア
ームと連結してテンションアームの揺動に応動するブレ
ーキアームを設け、REVモード等においてブレーキア
ームが高摩擦係数部分を介し供給用リール台を押圧して
供給用リール台の回転を制動するようにしたため、RE
Vモードにおいて供給用リール台を駆動トルクに抗して
有効に制動でき供給リールへのテープの巻付半径の多少
に関わらずテープの張力を適正値に維持できるという効
果が得られる。
プ走行装置によれば、テンションアームに連結してテン
ションアームの揺動に応動するブレーキバンドに高摩擦
係数部分を設けるとともに、REVモード等の供給用リ
ール台に向かってテープが走行する場合にテンションア
ームと連結してテンションアームの揺動に応動するブレ
ーキアームを設け、REVモード等においてブレーキア
ームが高摩擦係数部分を介し供給用リール台を押圧して
供給用リール台の回転を制動するようにしたため、RE
Vモードにおいて供給用リール台を駆動トルクに抗して
有効に制動でき供給リールへのテープの巻付半径の多少
に関わらずテープの張力を適正値に維持できるという効
果が得られる。
【図1】この発明に係るテープ走行装置の一実施例のテ
ープ走行系を表す模式図
ープ走行系を表す模式図
【図2】同実施例の供給用リール台廻りの構成のPLA
Yモードにおける拡大図
Yモードにおける拡大図
【図3】同実施例の供給用リール台廻りの構成のFFモ
ードにおける拡大図
ードにおける拡大図
【図4】同実施例の供給用リール台廻りの構成のREV
モードにおける拡大図
モードにおける拡大図
【図5】同実施例の巻取り用リール台廻りの構成のPL
AYモードにおける拡大図
AYモードにおける拡大図
【図6】同実施例の巻取り用リール台廻りの構成のFF
モードにおける拡大図
モードにおける拡大図
【図7】同実施例の巻取り用リール台廻りの構成のRE
Vモードにおける拡大図
Vモードにおける拡大図
【図8】同実施例の巻取り用リール台廻りの構成のロー
ディング時における拡大図
ディング時における拡大図
【図9】同実施例の主要部品の部品図であり、(a)が
ガイドアームの平面図、(b)がブレーキアームの平面
図、(c)がアームレバーの平面図
ガイドアームの平面図、(b)がブレーキアームの平面
図、(c)がアームレバーの平面図
【図10】同実施例に用いられるブレーキバンドの拡大
図
図
10 ・・・ シャーシ、 11 ・・・ ドラム、 供給用リー
ル台、12 ・・・ 巻取り用リール台、 14 ・・・ テンシ
ョンポール、23 ・・・ ガイドポール、 24 ・・・ テン
ションアーム、25,43 ・・・ スプリングベース、
26,35,44 ・・・ スプリング、28 ・・・ スライダ
(連結要素)、 29 ・・・ ブレーキバンド、32 ・・・
リバーステンションレバー(連結要素)、34 ・・・ ブ
レーキアーム、 36 ・・・ オフレバー、37,39 ・・
・ ガイドアーム、40 ・・・ ブレーキレバー、T ・・・ 磁
気テープ。
ル台、12 ・・・ 巻取り用リール台、 14 ・・・ テンシ
ョンポール、23 ・・・ ガイドポール、 24 ・・・ テン
ションアーム、25,43 ・・・ スプリングベース、
26,35,44 ・・・ スプリング、28 ・・・ スライダ
(連結要素)、 29 ・・・ ブレーキバンド、32 ・・・
リバーステンションレバー(連結要素)、34 ・・・ ブ
レーキアーム、 36 ・・・ オフレバー、37,39 ・・
・ ガイドアーム、40 ・・・ ブレーキレバー、T ・・・ 磁
気テープ。
Claims (2)
- 【請求項1】供給用リール台と巻取り用リール台とをシ
ャーシ上に設けるとともに、このシャーシ上に供給用リ
ール台の近傍でテンションポールが固設されたテンショ
ンアームを揺動自在に支持し、このテンションアームに
供給用リール台に係合するバンドブレーキを取り付け、
供給用リール台上の供給リールと巻取り用リール台上の
巻取りりリールとの間に掛装されたテープを引き出して
ヘッドが設けられたドラムに巻き回し、このテープにテ
ンションポールをスプリングにより付勢して接触させ、
テンションアームを揺動させてバンドブレーキにより供
給用リール台の回転を制動するテープ走行装置におい
て、 前記供給用リール台に摩擦接触可能な摩擦要素と、この
摩擦要素を逆転再生モードで前記テンションアームと連
結する連結要素とを設け、逆転再生モードでテープの張
力が増大した時に前記摩擦要素で前記供給用リール台の
回転を制動するようにしたことを特徴とするテープ走行
装置。 - 【請求項2】供給用リール台の近傍でテンションポール
が設けられたテンションアームを揺動自在に支持して前
記供給用リール台に巻き掛けられたブレーキバンドに連
結し、このブレーキバンドをテープが前記供給用リール
台上の供給リールから巻取り用リール台上の巻取りリー
ルに向かって走行する場合に前記テンションアームの揺
動に応動させて前記供給用リール台の回転を制動すると
ともに、前記ブレーキバンドを介して前記供給用リール
台を押圧可能なブレーキアームを支持し、このブレーキ
アームをテープが前記巻取りリールから前記供給リール
に向かって走行する場合に前記テンションアームと連結
し、このテンションアームの揺動に前記ブレーキアーム
を応動させて前記供給用リール台の回転を制動するよう
にしたテープ走行装置であって、 前記ブレーキバンドの前記供給用リール台との摺接部に
摩擦係数が大きい高摩擦部分と摩擦係数が小さい低摩擦
部分とを区画して設け、前記高摩擦部分を前記ブレーキ
アームに対応した位置に配置し、このブレーキアームが
前記高摩擦部分を介して前記供給用リール台を押圧する
ように構成したことを特徴とするテープ走行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4032615A JP2828123B2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | テープ走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4032615A JP2828123B2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | テープ走行装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05205354A true JPH05205354A (ja) | 1993-08-13 |
JP2828123B2 JP2828123B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=12363763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4032615A Expired - Lifetime JP2828123B2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | テープ走行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2828123B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020045911A (ko) * | 2000-12-11 | 2002-06-20 | 구자홍 | 자기기록재생기의 텐션조절장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5574945A (en) * | 1978-11-30 | 1980-06-05 | Nec Home Electronics Ltd | Tension regulator |
JPS62107449A (ja) * | 1985-11-02 | 1987-05-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生装置のテンシヨン制御装置 |
JPH01307951A (ja) * | 1988-06-07 | 1989-12-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テンションサーボ装置 |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP4032615A patent/JP2828123B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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---|---|---|---|---|
KR20020045911A (ko) * | 2000-12-11 | 2002-06-20 | 구자홍 | 자기기록재생기의 텐션조절장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2828123B2 (ja) | 1998-11-25 |
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