JPH0520518U - 田植機の苗取り量調節構造 - Google Patents

田植機の苗取り量調節構造

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JPH0520518U
JPH0520518U JP6756991U JP6756991U JPH0520518U JP H0520518 U JPH0520518 U JP H0520518U JP 6756991 U JP6756991 U JP 6756991U JP 6756991 U JP6756991 U JP 6756991U JP H0520518 U JPH0520518 U JP H0520518U
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JP
Japan
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seedling
mat
vertical
amount
lateral
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Application number
JP6756991U
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English (en)
Inventor
憲一郎 山下
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 苗マットの縦送り量と横送り量とにより決定
される苗取り量の設定を楽に行なうことができるように
すること。 【構成】 苗載台43に、苗載台本体43a を左右幅方向に
往復摺動させる苗横送り機構45を設けて、同苗横送り機
構45により苗載台本体43a 上に載置した苗マットを横送
り可能とすると共に、苗載台43に、苗載台本体43a 上に
載置した苗マットを下方向へ縦送りする苗縦送り機構46
を設けて、苗横送り機構45による苗マットの横送り量
と、苗縦送り機構46による苗マットの縦送り量とを調節
することにより、植付爪41による苗取り量を調節可能と
した田植機の苗取り量調節構造において、苗縦送り機構
46の苗マット縦送り量調節動作と、苗横送り機構45の苗
マット横送り量調節動作とを連動手段53により連動させ
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、田植機の苗取り量調節構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、田植機は、植付部に苗載台を傾斜状態に配置して、同苗載台の苗載台本 体上に苗マットを載置し、同苗マットの下端部を植付爪により苗ブロック毎に切 削して植付けるようにしている。
【0003】 そして、苗載台には、苗載台本体を左右幅方向に往復摺動させる苗横送り機構 を設けて、同苗送り機構により苗載台本体上に載置した苗マットを横送り可能と すると共に、苗載台に、苗載台本体上に載置した苗マットを下方向へ縦送りする 苗縦送り機構を設けて、苗横送り機構による苗マットの横送り量と、苗縦送り機 構による苗マットの縦送り量とを調節することにより、植付爪による苗取り量を 調節可能としている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記した田植機の場合、苗縦送り機構による苗マットの縦送り量調 節操作と、苗横送り機構による苗マットの横送り量調節操作とを、それぞれ別個 に行なわなければならず、しかも、かかる苗マットの縦送り量と横送り量の組合 せ作業が不慣れな作業者にとって煩雑であった。
【0005】 すなわち、苗マットの縦送り量と横送り量とにより決定される苗ブロックの形 は、平面視で細長い形のものよりも正方形に近い形に形成した方が、植付後に苗 ブロックがくずれにくいことが経験上知られていることより、苗ブロックの形が 正方形に近い形に形成されるように苗マットの縦送り量と横送り量とを選択して 組合せる必要があり、かかる組合せ作業が煩雑であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案では、苗載台に、苗載台本体を左右幅方向に往復摺動させる苗 横送り機構を設けて、同苗横送り機構により苗載台本体上に載置した苗マットを 横送り可能とすると共に、苗載台に、苗載台本体上に載置した苗マットを下方向 へ縦送りする苗縦送り機構を設けて、苗横送り機構による苗マットの横送り量と 、苗縦送り機構による苗マットの縦送り量とを調節することにより、植付爪によ る苗取り量を調節可能とした田植機の苗取り量調節構造において、苗縦送り機構 の苗マット縦送り量調節動作と、苗横送り機構の苗マット横送り量調節動作とを 連動手段により連動させたことを特徴とする田植機の苗取り量調節構造を提供せ んとするものである。
【0007】
【作用】
苗の植付作業を行なう際には、あらかじめ苗マットの縦送り量と横送り量を調 節して、植付爪により切削・形成される苗ブロックの形状・大きさを決定してお くものであり、この際、苗縦送り機構を操作して苗マットの縦送り量を調節する と、連動手段により苗横送り機構による苗マットの横送り量が連動して自動的に 調節されるために、不慣れな作業者にとっても苗マットの縦・横送り量調節を楽 に行なうことができて、かかる調節作業の能率を向上させることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0009】 図1及び図2に示すAは、乗用田植機であり、同乗用田植機Aは、自走可能な 走行部1の後方に植付部2を昇降リンク機構3を介して連結し、同植付部2を昇 降油圧シリンダ4により昇降可能としている。
【0010】 走行部1は、図1及び図2に示すように、機体フレーム10上の前部にエンジン 11を設け、後部に運転部12を設けている。
【0011】 そして、機体フレーム10の中央部下側に、ミッションケース13をエンジン11に 連動連結して取付けている。
【0012】 また、機体フレーム10の前部下側には左右横外側方に向けてそれぞれ左右フロ ントアクスルケース15,15 を突設し、同ケース15,15 の先端に前車輪16,16 を取 付けている。
【0013】 また、機体フレーム10の後部には、リヤアクスルケース17をミッションケース 13に連動連結して取付け、同ケース17の左右側面にそれぞれ後車輪18,18 を取付 けている。19は、ミッションケース13とリヤアクスルケース17とを連動連結して いる伝動軸である。
【0014】 また、20は、床面、変速ガイド、フェンダー、座席取付板20a 等を兼用するフ ロアであり、FRP等の高剛性を有する合成樹脂により一体成形して、機体フレ ーム10上に張設している。
【0015】 また、21はボンネットであり、エンジン11と、後述する運転部12のステアリン グシャフト23をカバーしている。
【0016】 また、上記した運転部12は、エンジン11の直後にステアリングシャフト23を立 設し、同シャフト23の上端にハンドル24を取付ける一方、同ハンドル24の直後方 に位置する座席取付板20a 上に座席25を載置している。
【0017】 また、30は、座席25の左側方に配設した変速レバー、31は、ボンネット21の左 側面より上方に突出させた副変速レバー、32は、座席25の右側方に配設した植付 部昇降レバー、33はボンネット21の左側方に配設したクラッチペダル、34はボン ネット21の右側方に配設したブレーキペダルである。
【0018】 植付部2は、図1及び図2に示すように、昇降リンク機構3の後端に植付ミッ ションケース40を連結し、同ケース40の後部に植付爪41を取付け、同ケース40の 下方にフロート42を配設すると共に、同ケース40の上方に苗載台43を配設してい る。44は、エンジン11より植付ミッションケース40に動力を伝達する伝動軸であ る。
【0019】 苗載台43は、前高後低の傾斜状に配置して、苗載台本体43a と植付ミッション ケース40との間に苗横送り機構45を介設して、同苗横送り機構45により苗載台本 体43a を左右幅方向に往復摺動可能とすると共に、苗載台本体43a に、苗縦送り 機構46を設けて、同苗縦送り機構46により同苗載台本体43a 上に載置した苗マッ トを下方向へ縦送り可能としている。
【0020】 苗横送り機構45は、苗載台本体43a の裏面上部と下端部とを上下側摺動ガイド レール47,48 により左右幅方向に往復摺動自在に支持し、植付ミッションケース 40内に設けた苗横送り駆動部(図示せず)により苗載台本体43a を間欠的に一定 の横送り量で横送り可能としている。
【0021】 しかも、かかる横送り量は、図1〜図3に示す横送り量調節レバー49により苗 横送り駆動部を操作して調節することができるようにしており、本実施例では、 苗横送り量の調節位置として多量調節位置a′中量調節位置b′、及び、少量調 節位置c′、すなわち、一枚の苗マットを、例えば18個の苗ブロックに分割可 能な量だけ横送りする場合の切換え位置と同様に20個、及び26個の苗ブロッ クに分割可能な量だけ横送りする場合の三種類の切換え位置を選択可能としてい る。49a はレバー支軸である。
【0022】 苗縦送り機構46は、植付ミッションケース40と連動連結した苗載台本体43a に 苗縦送り駆動部(図示せず)により苗マットを間欠的に一定の縦送り量で縦送り 可能としている。
【0023】 しかも、かかる縦送り量は、図1〜図3に示すように、縦送り量調節レバー50 によりレバーガイド体51を介して苗縦送り駆動部を操作して調節することができ るようにしており、本実施例では、レバーガイド体51に形成した多数個の調節溝 52に縦送り量調節レバー50に突設した係止片50a を係止させることにより、多種 類の縦送り量を選択可能としている。
【0024】 かかる構成において、本考案の要旨は、苗縦送り機構46の苗マットの縦送り量 調節動作と、苗横送り機構45の苗マット横送り量調節動作とを連動手段53により 連動させたことにあり、以下、図3を参照しながら説明する。
【0025】 すなわち、連動手段53は、図3に示すように、レバーガイド体51に多量調節検 出スイッチ54と中量調節検出スイッチ55と少量調節検出スイッチ56とを取付け、 各スイッチ54,55,56を制御部57の入力側に接続し、同制御部57の出力側にレバー 切換シリンダ58を接続し、同シリンダ58に横送り量調節レバー49を連動連結して 構成している。
【0026】 そして、レバーガイド体51に形成した多数個の調節溝52によって形成される苗 縦送り量調節域は、多量調節域aと中量調節域bと少量調節域cとに大別してお り、縦送り量調節レバー50が各調節域a,b,cに切換えられたことを、それぞ れ上記各検出スイッチ54,55,56が検出して、検出結果を制御部57に入力するよう にしている。
【0027】 さらに、制御部57は、各検出スイッチ54,55,56からの検出結果にもとづいてレ バー切換シリンダ58に信号を出力して、同シリンダ58を動作させて、横送り量調 節レバー49を前記した多量調節位置a′、中量調節位置b′、及び少量調節位置 c′の各対応位置に切換動作させることができるようにしている。
【0028】 すなわち、縦送り量調節レバー50を多量調節域aにセットした場合には、横送 り量調節レバー49は多量調節位置a′に切換動作され、また、同レバー50を中量 調節域aにセットした場合には、上記レバー49は中量調節位置b′に切換動作さ れ、また、同レバー50を少量調節域cにセットした場合には、上記レバー49は少 量調節位置c′に切換動作されるようにしている。
【0029】 従って、縦送り量調節レバー50を操作して、苗マットの縦送り量を設定するだ けで、かかる縦送り量に適応した苗マットの横送り量を自動的に設定することが できて、植付時にくずれ難い平面視略正方形状の苗ブロックを植付爪41により切 削・形成することができて、苗マットの縦・横送り量、すなわち苗取り量調節作 業の能率を向上させることができる。
【0030】
【効果】
本考案によれば、以下のような効果が得られる。
【0031】 すなわち、苗縦送り機構の苗マット縦送り量調節動作と、苗横送り機構の苗マ ット横送り量調節動作とを連動手段により連動させているため、苗ブロックの形 状・大きさの選定操作が楽に行なえて、植付時の苗ブロックのくずれの発生を確 実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る苗取り量調節構造を具備する乗用
田植機の側面図。
【図2】同乗用田植機の一部切欠平面図。
【図3】同要部の説明図。
【符号の説明】
A 乗用田植機 1 走行部 2 植付部 3 昇降リンク機構 4 昇降油圧シリンダ 45 苗横送り機構 46 苗縦送り機構 53 連動手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗載台43に、苗載台本体43a を左右幅方
    向に往復摺動させる苗横送り機構45を設けて、同苗横送
    り機構45により苗載台本体43a 上に載置した苗マットを
    横送り可能とすると共に、苗載台43に、苗載台本体43a
    上に載置した苗マットを下方向へ縦送りする苗縦送り機
    構46を設けて、苗横送り機構45による苗マットの横送り
    量と、苗縦送り機構46による苗マットの縦送り量とを調
    節することにより、植付爪41による苗取り量を調節可能
    とした田植機の苗取り量調節構造において、 苗縦送り機構46の苗マット縦送り量調節動作と、苗横送
    り機構45の苗マット横送り量調節動作とを連動手段53に
    より連動させたことを特徴とする田植機の苗取り量調節
    構造。
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